シェアハウスBBT:チャットログ:メイン

DodontoF-MUSERU:どどんとふむせるへようこそ!

DodontoF-MUSERU:操作方法が分からなくなったら、メニューの「ヘルプ」=>「マニュアル」を参照してみてください。

DodontoF-MUSERU:このどどんとふはほぼ普通のどどんとふですが微妙に他と異なるどどんとふつまりややどどんとふであり要するに細かい事は http://ddntf.museru.com/diff.html をご覧ください。特に「見学可」にされる場合はご注意を。

DodontoF-MUSERU:一人で3部屋を越えて(4部屋以上)部屋を作成すると、「作成日が古い方」から削除されることがあります。この数には短期利用枠も含まれます。

DodontoF-MUSERU:※本サーバーのチャットログは比較的大きな一時容量(最大約10000行)を持ちますが、最終更新日時から時間がたつと1000行超えた分は自動的に削除されます。チャットログはセッション終了後2時間以内に取得しましょう。

DodontoF-MUSERU:※本サーバーでは「他者に迷惑をかける行為、TRPGプレイ以外の用途での利用、18禁画像・文章の掲載」が禁止事項となっております。詳細は http://ddntf.museru.com/diff.html をご参照ください。

DodontoF-MUSERU:2015/03/05 本サーバーの運営にご支援を検討されている方向けに「むせる」支援窓口を設置しました。 http://donate.museru.com/ 是非ご一読いただければと思います。

DodontoF-MUSERUこのプレイルーム(短期利用枠)は「最終更新日時」から 72時間 経過で削除される「短期利用」のための部屋となります。

どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 529 】 へようこそ! =======

どどんとふ:「名もなき装甲騎兵」がログインしました。

どどんとふ:「名もなき装甲騎兵」がログインしました。

どどんとふ:「名もなき装甲騎兵」がログインしました。

どどんとふ:「名もなき機甲猟兵」がログインしました。

どどんとふ:「名もなき機甲猟兵」がログインしました。

GM:【今回予告】

GM:そう昔でもない時代のこと、あるところにひとりの少女がいました。
少女は天才でしたが、同時に天災でもありました。

GM:少女はいつも退屈でしたが、ある時その天才的頭脳を買われて日本に招かれました。
招かれた先は池袋。奇しくも魔物たちが新時代の覇権を求めてしのぎを削る激戦区です。
少女は自分の退屈を紛らわすものを求めて、一路日本へ爆進するのでした。

GM:これは、そんなひとりの少女の傍迷惑な暴走に巻き込まれた少年たちの、騒がしい一日のお話。
Beast Bind Trinity「11月の騒々しい夜の出来事」

GM:【ハンドアウト】

GM:PC1 霧尾九郎
絆 メアリー・フランケンシュタイン 関係:帰ってください

GM:ある11月の寂しい昼の出来事。あなたが学校にもいかずフラフラ外を歩いていると突然、凍てつく冷気と共に
巨大な飛行船がやってきました。

GM:飛行船のハッチが開くと、中から現れたのはメイドを連れた騒がしい少女。
少女はあなたを一目見るなり指差して、こう叫びました。

GM:「よぉおおおおおおおおっっし!決めた!お前を私の生涯の伴侶とする!!!!!!!」

GM:……というわけで、九郎くんは開幕とんでもないことになります。頑張って欲しい!

霧尾九郎:俺にも選択の権利を!!

GM:台風からは逃れられないからね……

GM:だが半魔なら戦うこともできる!

霧尾九郎:た、たたかう!

GM:PC2 堂島丈二
絆 ウォルター・スミス 関係:ビジネス

GM:ある11月の寂しい朝の出来事。ルーナンに呼ばれたあなたは、古い半魔のウォルター・スミスからある仕事を紹介されます。

GM:それはある事情から来日したひとりの少女を監視して、必要であれば捕まえて説教したのち強制送還するというものでした。
およそ半魔の仕事らしくない内容に眉を潜めるあなたでしたが、少女の名前を聞いて考えを改めます。

GM:なんと少女は、あなたのオリジナルを作った家系の、その正当な末裔だというのです

しんごろ:もう強制送還でいいじゃないかなこれ…。

GM:というわけで丈二さんはお仕事人ポジションですね

GM:既に強制送還クラスだけどまあそこはそれで #そこはそれで

堂島丈二:まあ九郎くんに苦労してもらいつつ見守ろう。 #仕事しよう

霧尾九郎:(たすけて~)

GM:始まる前から溜まる苦労人ゲージ!

GM:PC3 幡ヶ谷美潮
絆 謎のメイド部隊 関係:帰ってください!!!!

幡ヶ谷美潮:!の数が多い!

GM:ある11月の寂しい正午のひごろも荘。あなた達がいつも通りの非日常的日常を謳歌していると、
突如家の中に無数のメイド部隊が突入してきました。

GM:メイド達はてきぱきと荘内を清掃していき、西洋風の内装に改築すると、
困惑する住人を無視して荘内で使用人として働き始めてしまいました。
このままでは居心地のよかったひごろも荘が、絶妙に居心地の悪い高級邸宅に変貌してしまいます。

GM:メイドを追い返そうと一部の住人が抗議に出ようとしたところで、ひとりの少女が見知った少年を縛り上げて上がり込んできました。

GM:というわけで、美潮さんは平穏な日常を取り戻すためメイドたちをどうにか追い返すのだ……!

幡ヶ谷美潮:これはどうにかしないと……

幡ヶ谷美潮:てきとうに放っておいてもらえる静かな暮らしが脅かされている!

GM:ひとりに1体お付の自動人形が追従してしまう

幡ヶ谷美潮:じゃま!

GM:ではそんな美潮さんと共同戦線を張るヤマモトさんのハンドアウトが……これだ!

GM:PC4 ヤマモトさん
絆 ジョセフ・山河・スミス 関係:帰ってください

GM:ある11月の寂しい正午のひごろも荘。あなた達がいつもの非日常的日常をダラダラ過ごしていると、
突如家に死霊課の刑事であるジョセフ・山河が相棒と共に押しかけてきました。

GM:やましいことはなくはないけど今は特に何もないあなた達は押しかけてきた公僕を追い返そうとしますが、ジョセフ達は事情を聞くまで帰らないの一点張りです。

GM:そこに、追い打ちをかけるように無数の機械化メイド小隊が乱入してきました。

ヤマモトさん:招かれざる客が多いな……

GM:こんな感じで平和な11月の1日が大変なことになってしまうので、皆様には阻止していただきたい!

堂島丈二:阻止しなければ(うた:ひごろも荘住人一同)

ヤマモトさん:今こそ闘争の時

幡ヶ谷美潮:がんばるぞー

GM:では早速OP入っていきましょう!

霧尾九郎:がんばろう…!

GM:まずは九郎くんから!

GM:OP1 11月の寂しい昼の出来事

GM:シーンプレイヤー 霧尾九郎

GM:まずは人間性の低下をどうぞ

霧尾九郎:1d6-52
BeastBindTrinity : (1D6-52) → 1[1]-52 → -51

霧尾九郎:まだ平気なようだ

GM:では何もない平凡な日のこと。九郎くんは高校生ということになってるけど学校には通ってないとのことで、

GM:街をフラフラしていますね。バイトが一息ついたのかもしれないし、休みの日で遊んでいたのかもしれない

霧尾九郎:実質フリーターですな。フラフラ。

GM:ではあなたが散歩していると、11月にしては冷たすぎる寒気が吹き付けてきます。

GM:続いて、周囲から人気がサッと消える。何者かが<アレナ展開>を行ったようです。

霧尾九郎:「……さむっ」買い物の袋を提げた手で、身体を抱くようにして。

霧尾九郎:「なんだ?」どこかにいるであろう、アレナの主を探す。きょろきょろ。

GM:気配は頭上から、どんどん近づいてきます。

霧尾九郎:「上……?」怪訝に空を見上げた。

GM:九郎くんの目前で、突如バリバリとプラズマが迸り、空間に裂け目が発生します。

GM:そして、裂け目から姿を現したのは----------

霧尾九郎:「!?」

GM:300mを超える巨大な飛行戦艦!

霧尾九郎:で、でかあああい!

霧尾九郎:「なんだ、あれ……」あんなの、里でも見たことないぞ。ぽかーんと口を開けて。

GM:古びた鋼鉄艦はギシギシと音を建てながら、それでも空間の裂け目を乗り越えて池袋の上空に姿を現します。

GM:そして、そんな鋼鉄艦の上に佇む人影が二つ。

霧尾九郎:ええーどうしよう。そうだ、こういう時、街では「つうほう」とかするんだっけ……

霧尾九郎:若干混乱しつつ、人影を目視だ

GM:ひとりは、制服の上から白衣に身を包んだ少女。目が正気ではない。

霧尾九郎:正気ではない。

メアリー:「ドゥアーハッハッハッハ!!!!やったぞ!成功である!!!!」

メアリー:「いや、流石に北極圏から日本までとなるとさすがの私も次元の藻屑を危惧したが、なんのことはなかったな!」

メアリー:「流石は天才!さすがは“孤独の要塞”号だ!」

GM:もうひとりは、高笑いを続ける少女から2.5歩距離を取って傅く女性。その姿はメイドである。

シェリー:「流石です、メアリーお嬢様」

メアリー:「ウム、もっと褒めるがいい!自尊心が満たされるほど心地いいものはない!」

霧尾九郎:「なに、あれ……」さっきとはやや違うニュアンスで呟いた。

メアリー:「うん……?」チラリと地上に目をやって。

メアリー:「おお、見ろシェリー!第一村人発見である!なんとも幸先がいいぞ!」

GM:呆然とする九郎くんをズビシと指差して。

霧尾九郎:「お、おれなんか食べても美味しくないぞ!」関わったら危ないやつだこれ-!

霧尾九郎:じわじわ後ずさっていくぞ!

メアリー:「怖がることはない!我々は所在地を知りたいだけで……うん?」

メアリー:「第一村人よ!きみさては、人間ではないな?」

霧尾九郎:ぎく。…いや、今ここで普通に会話してる時点でそうなんだけども。

霧尾九郎:「お、おれはぜんりょうないっぱんしみんだよ」

メアリー:「善良!なんと素晴らしいことか!」

シェリー:「ええお嬢様。私の各種センサーを通しても、邪なものは感じません」

霧尾九郎:やべえ逆効果だ!

メアリー:「素晴らしい!それに見れば見るほどチャーミングでグルーミングな顔立ち!」

メアリー:「ちなみに年齢はお幾つかな!?」

GM:距離を感じさせない迫力があります。マイク越しなのに是非を問わないパワーがある。狂気が。

霧尾九郎:「え、えーと、17……」思わず答えてしまうおれ!

メアリー:「3つ歳上!それでいて親しみやすさを感じさせるこの空気!ますます気に入ったぞ!」

シェリー:「お嬢様。では……?」

メアリー:「ウム!決めた!」

メアリー:「この者を私の生涯の伴侶とする!!!!!!!!!!」

霧尾九郎:「……は?」

霧尾九郎:しょうがいの、はんりょ?間抜け面で数秒考えた。

霧尾九郎:それってあの、なんだっけ。けっこん?

メアリー:「言葉もないほど喜んでいると見える!無理もない、名誉なことだからな!!!!」

GM:ひとりで納得している!

霧尾九郎:「え、ちょ、ええええええええ!?」

霧尾九郎:「や、やだよ! おれ、結婚なんて!」

メアリー:「恥ずかしがることはない。大丈夫、私も初恋だ!」よくわからないロジックだ!

霧尾九郎:「おれは君に恋してない!!」駄目だ逃げよう!

メアリー:「む。……いかん、アプローチを間違えたか」

メアリー:「シェリー、捕獲ネットの用意を!」

霧尾九郎:飛行戦艦に背を向けて走りだすぞ。

シェリー:「は。……捕獲ネット、投射」

GM:ガゴォン、と鈍い音が背後で響く。続いて、バシュッという音の後に九郎の身体に金属ワイヤー網が絡みつく!

霧尾九郎:「ぐわーっ!」じたばた

シェリー:「放電・回収開始」

GM:抵抗を封じるかのようにネットに電流が流れる!さらにそのまま上空の母艦に引き上げられていく!

メアリー:「大丈夫だハニー、痛いのは一瞬だけだぞ!」

霧尾九郎:「ばばばばば」ちょっと魔獣化してでも食い破ろうとしたところで、電撃を食らって落ちる。

霧尾九郎:何も大丈夫じゃない!!

シェリー:「回収、完了致しました」

メアリー:「よし、それでは早速我が花嫁の顔を見に行かねばな!いい加減ここで仁王立ちも寒くなってきたところだ!!!!」

メアリー:「やはり日本に来て正解だったな!ウム、楽しくなってきた!」

GM:プロペラの旋回音に負けじと高笑いを響かせて、二人も飛行戦艦の中へと消えていく。

GM:果たして、九郎くんの運命や如何に……!

GM:(つづく)

霧尾九郎:(たすけてー)

GM:OP2 11月の寂しい昼の出来事(裏)

GM:シーンプレイヤー 堂島丈二

堂島丈二:51-1d6
BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-4[4] → 47

GM:場所はお昼どきのルーナン。

GM:店の中は世界律により奇妙な静寂に包まれていますが、昼食を取りに来た魔物や半魔で繁盛しており、賑やかな雰囲気もあります。

GM:丈二さんが入店すると、あなたの方を見てテーブル席から手を挙げる初老の男性がひとり。

GM:依頼人であるウォルター・スミスです。

堂島丈二:「やあ、ミスター。今回も俺の方が後か。すまないな、毎回」

堂島丈二:軽く侘びを入れて席に着く。

ウォルター:「構わんよ。急に連絡を入れたのはこちらだ」

ウォルター:「単刀直入に行こう。お前に頼みたいことと言うのはまあ、その。」と、ここで珍しく一度口を噤んで。

ウォルター:「子守だ、早い話が」

堂島丈二:注文していた飲み物が届く。一口啜る。その間に少しだけ考えて。

堂島丈二:「自分で言うのも何だが、どちらかと言えば暴力沙汰向きだぞ、俺は」

ウォルター:「わかってる。そう怪訝な顔をするな」

GM:懐から二枚の写真を取り出して、テーブル上に並べる。

ウォルター:「むしろお前以外に適任はいない、と俺は思ってる。これを見れば」

GM:1枚は、巨大な洋館を背に自動人形に囲まれた少女が淑やかに微笑んでいる。写真の外縁に貼られたレッテルには英語で「ヨソ行き」とある。

堂島丈二:「…あの男に、子はなかったはずだ。となると、この娘は」

堂島丈二:建物に、自動人形の様式に、そして少女の面影に、見覚えがある。

GM:2枚めは、グルグル目で白衣を着た少女が嫌がって逃げる猫に電極を突き刺そうと追いかけている写真。

堂島丈二:そして何より、このマッドとしか言い様のない一枚に。

GM:研究室だろうか。あたりには奇妙な色の薬液が散乱し、悲惨な有様だ。写真には「本性」とある。

ウォルター:「“オリジナル”が復讐を遂げ北極に消えた後、博士の遺品は全て彼の実家に送られた」

どどんとふ:「ヤマモトさん」がログインしました。

ウォルター:「研究ノートもな。内容が内容だ、当時の一族は遺品ということでそれを葬ったが……」

ウォルター:「まあ、いつの時代にもバカはいてな。掘り起こして研究を再開したやつがいた」

堂島丈二:「なるほど。で、一族の娘がやって来る、と。なら確かに、守役が必要だ」

堂島丈二:苦笑い、と呼ぶには少々茶目っ気のありすぎる笑みを浮かべる。

ウォルター:「話が早くて助かる」

堂島丈二:「一応、正式に聞いておこうか。今回の仕事の内容と、条件があればそれも」

ウォルター:「そうだな、改めて。」

堂島丈二:グラスを干してから、姿勢を正す。

ウォルター:「お前には、このジャジャ馬娘の……メアリー・フランケンシュタインの護衛を頼みたい」

ウォルター:「……というよりも、こいつからの護衛だな」

ウォルター:「俺の経験から言えば、メアリーはまず間違いなく何かやらかす。とんでもないことをな」

ウォルター:「度が過ぎなければカバーに回り、度がすぎればその時は……一発カマしてこっちに連絡してくれ」

GM:そういうと、分厚いファイルの束を取り出す。書類には「強制帰国送還手続き」の文字。

堂島丈二:「こいつを参照せずに済むことを祈るよ」

堂島丈二:ひょいと持ち上げて、ぱらっと流し読み。それで内容は覚えて理解した、とばかりにファイルを閉じる。

ウォルター:「全くだ。……教立大学での特別講演、という名目で呼ばれているんだ、大人しくしていて欲しいもんだがな」

堂島丈二:「ともあれ、引き受けよう。これも縁…いや、絆のひとつだろうしな」

堂島丈二:テーブルに、自分の分の代金を置いて立ち上がる。

ウォルター:「すまん。本来ならこっちで片付けることなんだが、俺が出張ると逃げるからな。任せたぞ」

GM:と、堂島さんが立ち去ろうとしたところで携帯に連絡が入る。

堂島丈二:「その点なら俺も…ああ、だがもう世代が違えば流石に…ん?」

堂島丈二:発信者を確認してから、出よう。

GM:ひごろも荘の住人からですね。

GM:「堂島さん!?……よかった、やっと繋がった!」

GM:「大変なんです。ひごろも荘が!ひごろも荘が!」

堂島丈二:「どうした、まるで家に特殊部隊が攻めてきたみたいな慌て方をして」

GM:「それどころか家が……」ここでブツリ、という音がして、通話が遮断される。

GM:向かいのテーブルでは、同じく携帯を手にしたウォルターが渋面を作っている。

GM:受話器に手を当て覆い隠すと、丈二にだけ見えるように口だけを動かし、こう伝えてきた。

ウォルター:「やられた」

堂島丈二:「…家に戻る。こういうことに巻き込まれそうな連中に、何人か心当たりがあるからな」

堂島丈二:そう応えて、帰路につこう。

GM:OP3 11月の寂しい正午のできごと
シーンプレイヤー 幡ヶ谷美潮・ヤマモトさん

ヤマモトさん:56-1d6
BeastBindTrinity : (56-1D6) → 56-2[2] → 54

幡ヶ谷美潮:58-1d6
BeastBindTrinity : (58-1D6) → 58-5[5] → 53

GM:時間的にはお昼ご飯を終えるか終えないかの昼下がり。

GM:ひごろも荘では今日も住人たちが悠々自適の半魔生活を送っています。

ヤマモトさん:リビングのテーブルで仕事をしていよう。

幡ヶ谷美潮:「……ただいま」ちょうど学校から帰宅したところ。今日は午前のコマしか入っていなかったのだ。

ヤマモトさん:「おや、美潮くん。今日は半ドンなのだな」

幡ヶ谷美潮:「半ドンって何」今どきの若者には通じない!

ときえ:「おかえりなさい。お昼どうする? まだなら一緒に焼きそばにする?」

幡ヶ谷美潮:「あー、えーっと。焼きそば、食べます」少し迷ってから頷く。

ヤマモトさん:「私も昼餉にしたいところだった。食卓を片付けておこう」

ヤマモトさん:なんかそんな感じでお昼とか食べたい

幡ヶ谷美潮:もぐもぐ!

竹久洋征:「あっお昼なら呼んでー

ヤマモト:もぐもぐしながら、「美潮くん学校ではどうなのだ。そろそろ考査などの時期では?」

幡ヶ谷美潮:「……そうだよ。レポートとかあるし、しばらく部屋に籠るから」もぐもぐ

幡ヶ谷美潮:「邪魔しないでもらえると助かる」もぐ

幡ヶ谷美潮:「……ときえさん、おかわりある?」よく食べる。

ときえ:「はいはい、ちょっと待ってね」

ヤマモト:「美潮くん、それは私よりもジャスミンくんや九郎くんに言った方がよろしい」

GM:そんなこんなでのほほんとした時間を過ごしていると、玄関口の扉から声が。

ジョセフ:「すいませーん」

ヤマモト:「む……これは私が行こう」

ヤマモト:玄関に向かうぞ

GM:玄関では前髪に赤いメッシュが入った不良然とした青年と、威圧的なフォルムを持つ黒塗りの戦闘ロボットが待ち構えていた。

GM:戦闘ロボットは玄関入口に頭をぶつけては「ネガティブ」の電子システム音声を発している。

ヤマモト:「誰かと思えば不良公僕か。御尊父はお元気かね?」

ヤマモト:「幾らここが半魔の住処だからといって、そんな物まで持ち込んで、何の騒ぎだ」

GM:青年の方が不機嫌そうな表情になり、背後のロボに肩を掴まれて

ジョセフ:「……チッ。ああ、元気だよ。」

ジョセフ:「ちょうどよかった。こっちはあんたを探してたんだ」

ヤマモト:「公僕から聴取されるような事をした覚えはないが」

幡ヶ谷美潮:不穏な様子に、玄関の方をこっそり見に行く。

ジョセフ:「アア?とぼけたって無駄だぞ、最近お前らがこの辺で妙な真似してるのは……」父親の話を持ち出されたからか、最初から喧嘩腰だ、

バッシュ:「先輩。ここは自分がお話します」

バッシュ:「初めまして、市民。自分は警察庁死霊課所属、型式番号AX-X2、“殲滅刑事”バッシュであります」

ヤマモト:「――名乗りは丁寧だが愛称が不穏だな。私はヤマモトという。ここの間借り人だ」

バッシュ:「階級は巡査。こちらはジョセフ・山河・スミス巡査長であります」

ジョセフ:「スミスは余計だ!」

バッシュ:「すいません、先輩。自分の名称登録機能は簡略か正式名称の二択のみで……」

ジョセフ:「わかったわかった、もういい!……ったく」すっかり毒気を抜かれて、気まずそうな態度で。

ヤマモト:「私は君達の漫談を聞きに居るわけでは無い。用件を言い給えよ」

ヤマモト:公僕ぎらいなのでこちらも喧嘩腰だぞ

ジョセフ:「聞きたいのはこれだ、これ」チラシを目前に差し出す。

ヤマモト:「何だ其れは」

GM:[駅から徒歩5分 都心の一等地に咲いた25階建てのオアシス 3LDK家賃1万5000円から!]

GM:ふたつ折りのチラシには他にも、家賃と立地条件、設備に反して豪華な仕様や優れた住宅情報と不動産業者の連絡先が書かれている。

ジョセフ:「このふざけたチラシを新聞やら街灯やらに配りまわってる幽霊が最近あちこちに出るって問題になってンだよ」

ヤマモト:「ほう……」

バッシュ:「雑司ヶ谷霊園にあるコミュニティでお話を伺ったのですが、誰もご存知無かったもので」

ヤマモト:「制作側から再三にわたる朝令暮改の内容変更でここ数日一歩も外へ出ていない私を捕まえて濡れ衣か良いだろう」

バッシュ:「当方では虱潰しに東京都全域で登録された半魔を中心にローラーを実施しているというわけであります、市民」

ヤマモト:「私の不在証明(アリバイ)なら、そこの美潮くん始め、他の住民達も保障してくれる……だろう?」

ヤマモト:最後の方でやや不安な表情になり振り返るぞ

幡ヶ谷美潮:「はっ」隠れていたのがばれてびくっとする。

幡ヶ谷美潮:「べ、別にヤマモトさんのこと信用してるとかそういうのじゃないけど……やってないって言うんだからそうなんでしょ」

幡ヶ谷美潮:「そっちこそ勝手にずかずかやって来て、ケンカ腰でなんなの? ムカつく」ジョセフを睨み付ける。

バッシュ:「すみません、市民。自分たちの態度に非礼があったことを謝罪します」

ときえ:大家さんも、なにか揉め事かと様子をうかがいに出ています

バッシュ:「ただ、こちらの案件では既に被害者と思しき行方不明者が数名出ているのです。先輩は彼らの安否を思うと……」

ジョセフ:「バッシュ、もうお前ちょっと黙ってろ!」

幡ヶ谷美潮:「なら最初からそう言えばいいじゃん。なんなの? 素直じゃないっていうか」完全に自分のことは棚に上げているぞ。

ジョセフ:「……別にお前ひとり疑ってるわけじゃねえし、心当たりがないならそれでいいんだ」

ヤマモト:「七人岬よろしく、物件に住民が飲み込まれていると。それ自体は諸君ら公僕がしっかり働き給え。分かって貰えれば此方も事を荒立てるつもりは無い」

ジョセフ:「ただ、このチラシ随分いろいろばら蒔かれてるみたいでな。ひどいもんだと家賃500円だの10円だの……」

ジョセフ:「そんなもんに引っかかるバカはいないと思うが、まあとにかく心当たりあったら止めるようにしてくれ。それと通報頼む」

ヤマモト:「公僕、お前は馬鹿を甘く見ているぞ。通報については承った」

幡ヶ谷美潮:「通報ね。はいはい」

ジョセフ:「それじゃあ、邪魔したな」要は済んだとばかりに踵を返す。

ジョセフ:「……にしてもここもハズレか。どうする?」

バッシュ:「やはりルーナンで協力者を徴募すべきでは……」

GM:と、刑事ふたりがひごろも荘を後にしようとしたその時。

GM:猛烈なエンジン音と共に、ひごろも荘の眼前に止められたパトカーを装甲車が破砕!

ジョセフ:「なんだァ!?」

ヤマモト:「?!」

幡ヶ谷美潮:「な!?」

GM:さらに装甲車はギャリギャリとパトカーを引きずりながら門を破壊し、ぴったりとひごろも荘の正面を閉鎖してしまった!

幡ヶ谷美潮:「何これ!?」

ジョセフ:「お前らやっぱ何か隠してんじゃ……」美潮とヤマモトに振り返って凄もうとする。

ヤマモト:「私は兎も角大家と住民にまで喧嘩を売るなら……」

幡ヶ谷美潮:「知らないわよ! それより何あの車っ」

ヤマモト:同じく凄み返すけどイマイチ迫力が無い

GM:一同が揉めていると、装甲車のハッチが開く。中から現れたのは……

機甲メイド部隊:「目標値を確認。作戦行動を開始します」

GM:メイド服に身を包んだ、無数の自動人形だ!

ヤマモト:「な、なんだこの……なんだ」

幡ヶ谷美潮:「うそお」

GM:自動人形たちは規則正しく一定の歩幅で、どう考えても装甲車内に収まらない人数が今週のビックリドッキリメカのように飛び出してくる。

ヤマモト:「お……大家! 大家、何か不穏だ、逃げたがいい!」

バッシュ:「照合開始……製造社・型式・ともに不明。アンノウンに登録します」

ときえ:「ヤマモトさん、どうしたの? お客さんじゃなかった?」

ときえ:「……あら」

ときえ:大家さんも困惑しているようすだ

機甲メイド部隊:「奉仕対象を発見。奉仕活動 を 開始します」大家を確認して。

GM:次々と飛び出してきた機械メイドたちはひごろも荘内部へと雪崩込んでいき、そして……

幡ヶ谷美潮:「ぎゃー」押し流される!

竹久洋征:「うわあ、ぼくのソファー持ってかないで」リビングではバクの悲鳴が!

ヤマモト:「何事だこの怒濤の小間使い共は!」

機甲メイド部隊:「観葉植物・家具の選定完了。一部不適切な居住環境を改善。仮住開拓(ホームフォーミング)70%超」

機甲メイド部隊:「お嬢様をお迎えするに相応しい環境構築、完了」

幡ヶ谷美潮:「ちょっとっ、私の部屋に何したの!」食って掛かるが相手にされない。

GM:阿鼻叫喚の後、そこはまったく別の邸宅へと変貌を遂げていた!

ヤマモト:「……鹿鳴館か赤坂離宮かといったところか……」

機甲メイド:「ご心配なく、お嬢様。当家のゲストルームは人魔問わず快適に過ごせる環境となっております」

機甲メイド:「「「それではご主人様、どうぞ」」」

GM:機甲メイドたちが正面玄関前で左右一列に並び立ち、礼を作る。

GM:すると空間に亀裂が走り、ひごろも荘上空に巨大飛行戦艦が!

GM:アンカーを降ろし、ひごろも荘上空で静止するとタラップが展開される。

幡ヶ谷美潮:「……」口をぽかんと開けている。

ヤマモト:隣で同じようにあっけに取られている

GM:タラップからレッドカーペットが展開されると、ひとりの少女がメイドを連れて現れる。

GM:少女から少し引いた位置に立つメイドは、主と並び立つように簀巻きにされた少年を連行している。

ヤマモト:((いやはや、まさに事実は小説より奇なり……これを題材に一本作ればもしや新手の空想科学小説として……))

ヤマモト:((無いな))

幡ヶ谷美潮:簀巻きが誰かはすぐ気付ける感じですか?

GM:気づけます気づけます

GM:九郎くんは気絶しててもいいしリアクションしてくれてもいいぞ!

幡ヶ谷美潮:じゃあ「ね、ねえヤマモトさん。あの巻かれてるのって……」と声を掛けます。

霧尾九郎:じゃあじたばたしてるぞ!

霧尾九郎:「ほーどーけー! 拉致は犯罪だぞー!」

ヤマモト:「……九郎くんではないか……?」

メアリー:「何をいうか、ここは君の自宅だぞ!そして今日から私たちの自宅になるのだ、永遠に!」

霧尾九郎:「あっほんとだひごろも荘だ」今気づいた顔。

幡ヶ谷美潮:「ちょっとちょっと、わけわかんない。説明してよ! なんなのこれ! 九郎も縛られてるんじゃない!」

霧尾九郎:「じゃなくて!! なんか全然違う家になってるじゃん!」ぎゃー

GM:タラップを降りた少女は、礼をする機甲メイド達を前に息を吸うと朗々とした声で労いの言葉を掛ける。

GM:「ウム、ご苦労!諸君の働きには常日頃より感謝しているぞ!今後も一層の働きを見せて欲しい!」

GM:続いて、困惑する一同に向けて。

GM:2d10
BeastBindTrinity : (2D10) → 11[2,9] → 11

ヤマモト:「落ち着き給え美潮くん、なにやら演説でもぶつようだ」

メアリー:「そしてようこそ諸君、我が第11番目の邸宅へ!歓迎しよう、盛大にな!」

メアリー:「我が名はメアリー。メアリー・フランケンシュタイン!」

メアリー:「偉大なる人造生命開発の大祖、その正当なる後継者である!!!!!」

竹久洋征:「……よかった、やっと繋がった!」

竹久洋征:「大変なんです、ひごろも荘が! ひごろも荘が!」

竹久洋征:「それどころか家が……わ、やめてスマホ壊さないで!」

幡ヶ谷美潮:「……ようこそって。えええええ」

ヤマモト:「人の住処を勝手に改築してようこそとは……」

霧尾九郎:「こいつ話聞いてくんないんだよー! たすけて美潮ねーちゃん、ヤマモトさーん!」縛られたままびょんびょんして助けを求めた!

ヤマモト:「助けてやりたい気持ちは山々だが……」美潮さんと顔を見合わせます

幡ヶ谷美潮:「どうすんのこれ……」ヤマモトさんと顔を見合わせ、眉を顰める。

ヤマモト:小声で「どうにか九郎くんを奪還し、お引き取り願うしかなかろう。不本意だろうが手を貸してくれ」

幡ヶ谷美潮:「……私も自分の部屋が荒らされるのはたまったもんじゃないし……」

幡ヶ谷美潮:「仕方ないよね。めんどくさいけど、協力する」

GM:では全員のOPが終了した時点でSAまで配布したいと思います

GM:九郎くんにSA【婚約を取り消す】

GM:丈二さんにSA【メアリーの暴走を止める】

GM:美潮さんとヤマモトさんにSA【闖入者を追い返す】が与えられます。

幡ヶ谷美潮:いただきます

ヤマモト:いただきました

霧尾九郎:はーい。いただきます。

GM:では15分休憩で、17自前に再開して1時間シーン回せればという感じで。

霧尾九郎:了解です!

ヤマモト:わかりましたー

幡ヶ谷美潮:はい!

堂島丈二:うす、了解でー

GM:【ミドルシーン】

GM:シーン1
シーンプレイヤー 堂島丈二

堂島丈二:47-1d6
BeastBindTrinity : (47-1D6) → 47-3[3] → 44

GM:シーン的には堂島さんが他の3人と合流するシーンになります

GM:ので、途中からお3方も登場となります

GM:丈二さんがひごろも荘に向かうと、そこはまったくの別天地になっていました(背景画像参照)。

霧尾九郎:はーい

堂島丈二:改装ってレベルじゃねえぞ!

GM:巨大な正門を超えると噴水が立ち、駐車場にはいくつかの高級車と壊れたパトカーが停められている。

GM:幸い、頭上の巨大戦艦は一般人には見えないようなのですが魔物の目にはばっちり見えてるので、

GM:BBTが真・女神転生TRPGになる前にどうにかしなくてはいけません

堂島丈二:「ドイツ風…のはずなんだが、なんだこのしっちゃかめっちゃか感は」

GM:あなたが呆れていると、一体の自動人形がやってきました。

機甲メイド:「住人照合……一致。」

機甲メイド:「堂島 丈二さまですね。お嬢様がお待ちしております。こちらへどうぞ」

機甲メイド:「堂島 丈二さまですね。お嬢様がお待ちしております。こちらへどうぞ」

堂島丈二:「案内は要らない、と言いたいとこだが、これじゃあな…中もどうなっていることやら」

堂島丈二:おう、と鷹揚に頷いて、まずはついていこう。

GM:案内に従ってついて行くと、元は位置的にたぶん【応接室】あたりの空間へと通される。

GM:暖炉を備え、広々とした空間にソファーが配されたその場所には少女とメイド、なぜか縛られた少年と見知った顔がいた。

ヤマモト:54-1d6
BeastBindTrinity : (54-1D6) → 54-2[2] → 52

霧尾九郎:51-1d6
BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-6[6] → 45

霧尾九郎:グワーッ

幡ヶ谷美潮:53-1d6
BeastBindTrinity : (53-1D6) → 53-2[2] → 51

堂島丈二:「ただいま。そこで簀巻きになってるのは…ああ、九郎か」

霧尾九郎:「丈二にーちゃーん」うえーん。

ヤマモト:「丈二くん、帰ってきてくれたと言うべきか、帰ってきてしまったと言うべきか……」

ヤマモト:「ともあれ、此の有様だ」げっそり。

幡ヶ谷美潮:「ほんとどうにかしてほしい……」こめかみを押さえながら。

メアリー:「ようこそ客人!歓迎するぞ!」

堂島丈二:「ああ、まあ、事情は概ね知ってる。そしてそっちは…」

メアリー:「まずは暖かい紅茶など如何かな?肌寒い時期にはロシアンティーが大変に美味であるぞ!」

堂島丈二:「堂々としたもんだ。あの血筋からどうしたらこうなるのか…いや、茶はいい」

堂島丈二:メアリーの我が物顔の振る舞いに、少し頬を緩ませながら適当に着席。

メアリー:「そうか……残念だ。美味しいのに」

メアリー:「さて、ともあれ諸君に集まってもらったのは他でもない。婚礼を祝ってもらうためだ!」

幡ヶ谷美潮:「婚礼」

ヤマモト:「婚礼?」

堂島丈二:「…あー」 九郎に可哀想なものを見るような目線。

霧尾九郎:「だからおれはそんなのしないってばー……」力なく抗議する。

シェリー:「ええ。この度お嬢様……メアリー・フランケンシュタイン様は教立大学の講義と暇つぶ……もとい休息を兼ねてこの国へ来たわけですが」

シェリー:「さきほどこちらの霧尾 九郎さまに一目惚れなされまして。直ちにでも式を挙げたい、と望む所存であります」

幡ヶ谷美潮:「九郎は承諾してないみたいだけど、その辺どうなの」

メアリー:「いい質問だ!正直、そこが気になって仕方がない!」

ヤマモト:((嫌がる相手を拐かして婚礼に持ち込むのは大概悪漢のする事と相場は決まっている筈なんだがなあ))

メアリー:「これは自慢であるが、私は資産ならある!」

ヤマモト:「あー……私が思うに、九郎くんは婚礼に対する分別も付かぬ年頃では?」

メアリー:「毒々色の頭脳は常人の万倍の知性を讃え、肉体的にも至って健康。むしろ将来有望なほどだ!」

メアリー:「生物学的にも社会学的にも申し分ない存在だと思うのだが、どうか」

霧尾九郎:「さっき会ったばっかなのにそんなこと言われても…」

堂島丈二:「…変な部分で理詰めなのも、家系のなせる業か」

霧尾九郎:「ていうかいい加減ほどいてよー、これ」

霧尾九郎:びょんびょん。

メアリー:「解きたいのは山々だがすまない。適当に結んだら私にも解けなくなってしまった!」うはは、と大笑して。

霧尾九郎:「マジでー!!?」

幡ヶ谷美潮:「ハサミで切ればいいじゃん……」

メアリー:「うむ。なにせ、船も備品も骨董品であるからな!実はあんまりよくわかってないぞ!」

霧尾九郎:「常人の万倍の知性はどうしたんだよ!」

堂島丈二:「まあその、なんだ。一時の感情も大事だが、お互いを知る、というのも重要でな。どこぞの博士も、相互理解を怠って悲惨な結末を迎えたんだ」

メアリー:「言うな!確かに私の頭脳は優れてはいるが、偉大なる先祖の技術の前には抗えない!」

メアリー:「具体的には尊敬している相手に勝っちゃうと、ちょっと敬意が揺るぎそうで怖い!」

霧尾九郎:「そんなのどうでもいいよ!」うわーん!

GM:拘束については【肉体】で12以上出すとその場で解除できます

霧尾九郎:おお

堂島丈二:がんばれ…!

ヤマモト:肉体値の高い九郎くんか丈二くんに任せるしかない……

GM:もちろん九郎くん自身が判定してもいいし、ほかの人がちぎってあげてもいい

霧尾九郎:じゃあ振ってみる

霧尾九郎:2d6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 10[4,6]+9 → 19

霧尾九郎:(`・ω・´)

堂島丈二:ナイスだ。

幡ヶ谷美潮:おおー

ヤマモト:おお

霧尾九郎:あまりの無体な扱いにヤケクソで踏ん張ったらちぎれた!

霧尾九郎:「あー、もー。窮屈だった……」ぐったり。見慣れないふっかふかのソファにもたれかかる。

メアリー:「な……なんという怪力……!」

メアリー:「いま私の知的好奇心が素晴らしく刺激されたぞ!もう一度縛っていいか!?もしくは婚礼後に少し解剖させてくれ!」

ヤマモト:「……ご苦労だったな……」肩ポン

メアリー:「筋繊維だけ!筋繊維だけでいいから!」

霧尾九郎:「縛るのもだめだし結婚も解剖も駄目!!!!」

霧尾九郎:ふしゃー!

幡ヶ谷美潮:「何この人解剖とかこわい……」

堂島丈二:「技術は後進に破られるのが常なんだよ。で、それはそれとしてだ」

メアリー:「し……仕方ない。検査は諦めよう」

霧尾九郎:危なかった。もう改造はごめんでござる

堂島丈二:「俺としては、ひごろも荘をすぐ元に戻して退散してもらえるとありがたいが、はいわかりました、という流れでもないだろう」

メアリー:「そうだな、それは困る」

メアリー:「いや、家を戻すのは吝かではないのだが。そうなると私は暫く適当なホテルにでも止まらねばなるまい」

メアリー:「すると退屈だ!退屈は困る!それに、私はこの家の住民が気に入った!」

ヤマモト:「それで宜しいのではないだろうか……」

ヤマモト:「宜しくなかった」

メアリー:「なにも宜しくはない!」

霧尾九郎:「元に戻してから普通に泊まればいいじゃん。ときえさんに頼んでさ。なんで駄目なの?」

メアリー:「知らんのか、ホテルで便座を爆発させたり小動物を持ち込んで遊ぶと、後でとても叱られるんだぞ!」

堂島丈二:「仮にここを元に戻した場合、別の建物がこうなりかねないな。もしサンシャイン60がこうなったら、目も当てられない」

堂島丈二:「ヴァンパイア対フランケンシュタイン一族、なんてのはちょっと、な」

GM:「どう説明したものか。いいか?枕が変わると寝れない人間がいたとする。というか、私がそうだ」

メアリー:「どう説明したものか。いいか?枕が変わると寝れない人間がいたとする。というか、何を隠そうこの私がそうだ」

メアリー:「旅行先に枕を持ち歩くだろう。そういうことだ!」

シェリー:「つまりお嬢様は、ご自宅でないと安心できないために移動した国に自宅の複製を建造する、ということでございます」

幡ヶ谷美潮:「私だってご自宅じゃないと安心できないし!」ぷい、と横を向く。

ヤマモト:「合点はいったが納得したかと言われると、まあ、否ではある」

ヤマモト:「せめて枕だけで勘弁して頂くことは出来なかっただろうか」

メアリー:「うぬぬ……なんたる平行線か!我が頭脳にあと1%の知性の閃きがあれば諸兄にも納得いただける弁明ができそうな気がするが!」

霧尾九郎:「人が住んでるところにこんなことしたらそりゃそうなるよ…」

シェリー:「お嬢様、いかがでしょうか。ここはひとつ、郷に行っては郷に従う、というのは」

メアリー:「それはつまり、この街の流儀に従うというわけだな?」

堂島丈二:「そうだな…お試し期間、とも言うが」

シェリー:「流石の理解力です、お嬢様」

メアリー:「よしわかった!つまり暴力ということだな!」

霧尾九郎:「つまりどういうことだってばよ」

堂島丈二:「こっちの理解力の斜め上を飛んだぞこの娘は!」

ヤマモト:「待って欲しい! その発想は如何な物だろうか!」

メアリー:「私は自分のわがままを通したい!諸君は日常を守りたい!つまり、闘争である!」

幡ヶ谷美潮:「わがままって自覚があるならやめろっての!」

メアリー:「断る!!!!!!」力強いノーだ!

ヤマモト:「丈二君、如何する」

ヤマモト:額を抑えています

堂島丈二:「あちらは十分にやる気のようだし、言って聞くような一族(やつら)じゃないからな。ヤマモトさん、悪いが執筆はしばらく中断だ」

メアリー:「うむ、そうと決まれば話は早いな!相互理解の為にも、諸君にはこの風雲フランケンシュタイン城をご堪能して欲しい!」

ヤマモト:「……」丈二さんを見よう。

堂島丈二:「…しかもやたらと準備がいいと来た」

シェリー:「城ではなく邸ですが」

幡ヶ谷美潮:「試験勉強……」

霧尾九郎:「その闘争ってのに勝ったら、おれのことも諦めてくれる?」

メアリー:「…………」

メアリー:「け、検討しよう!」

GM:一瞬ものすごく検討する表情を浮かべて。

堂島丈二:「…まあ、よくよく考えれば、この状態が続くと俺たちもときえも困ったことになる。なら、こういう手段も無いことは無いな」

メアリー:「それでは諸君、私はラスボスらしく最後のステージで待ち構えているのでまた会おう!」

霧尾九郎:「……じゃあ頑張る。ここがこのままなのも困るし、おれのこともこのままじゃ困るし」

メアリー:「できるだけ早く来てくれると嬉しいぞ!」

幡ヶ谷美潮:「もう! やるしかないんでしょ、どうせ!」

霧尾九郎:丈二の言葉を聞いて、だらけていたソファから立ち上がった。

ヤマモト:「まあ、九郎君のためにもな……それに、入居先が豪邸になって〆切りに遅れる等の言い訳をするのは辛い物があるのだ」

幡ヶ谷美潮:「それならさっさとやって、さっさと元に戻そう。こっちだって忙しいんだから」

霧尾九郎:「正直、おれも何がなんだか分かってないけど、みんなに迷惑かけてるのはおれがあそこで目あっちゃったからかもだし……みんな、ごめんけどよろしくな」

幡ヶ谷美潮:「何謝ってんの。私は私の部屋を戻したいだけだし。あんたのことは関係ないんだから」気にするなと言いたいようです。

ヤマモト:「少年が気に病む事では無い。惚れた腫れたは当人に儘ならぬ事もある。それに、私も畳の部屋が落ち着くので、元に戻るなら其れが良い」

GM:あ、さっきの発言を最後に《資産:帰還門》を発動してメアリーとシェリーは撤退します。

霧尾九郎:ラスボス部屋へ…

GM:演出的にはメアリーの座ってた椅子がジェット噴射で飛行船まで飛んでいった。シェリーは自力で飛んでいった。

堂島丈二:「俺もまあ、半分、身内の不始末みたいなものだからな。…まさか、ああいう方向に発展してるとは思ってなかったが」

霧尾九郎:フランケンシュタイン家は一体どういうセンスをしているんだ

堂島丈二:飛んでいく椅子を見上げながら、九郎の頭をぽんと撫でる。

霧尾九郎:撫でられつつ見上げ。そういえば知り合いっぽい反応だったなと思い出す。

堂島丈二:「…ここまで代が変われば覚えちゃいないだろうがな。それでも、こっちには理由があるのさ」

堂島丈二:九郎の頭から手を離して、頭の中で探索の算段をつけよう。

GM:シーン変更前に。

GM:エゴ申請とか絆申請とかあればどうぞ。あと調達判定も

霧尾九郎:PC間の絆は決めておいた方がいいかな?

ヤマモト:じゃあ此方は美潮君に〈同情〉で取ろうかな

ヤマモト:「期末考査もある大事な時期にこんな事になって……」的なニュアンス

幡ヶ谷美潮:ぐすんぐすん

霧尾九郎:僕は他には、ひとまずOKです。

霧尾九郎:まだ殺意を覚える時間じゃないぜ…

幡ヶ谷美潮:エゴ絆は今のところ大丈夫です。

堂島丈二:PC間絆は、美潮に共感で。そのスタンス、イエスだね。

ヤマモト:エゴは大丈夫です

堂島丈二:エゴロールは特になし、絆をメアリーに取っておこう。あえて初期絆のヴィクトルと同じく、悔悟で。

GM:了解です