機動飛竜兵器メカワイバーン


PC1:"ダブルフェイス"上本 晶(うえもと・あきら)キャラシート)PL:銀河忍風
PC2:"リトル・ミストレス"春日 雪(かすが・ゆき)キャラシート)PL:しんごろ
PC2:"ウイングド・レイディ"春日魅乗(かすが・みのる)キャラシート)PL:DT



メイン 見学


目次



プリプレイ


GM:それでは、セッションを開始していきたいと思います。
GM:よろしくお願いします!
春日 雪:よろしくお願いしまーす!
春日魅乗:おねがいします!
上本 晶:宜しくお願いします!
GM:げんきなおへんじ
GM:では、まずはPC紹介から始めていきましょう。

GM:PC1の上本くん(キャラシート)から順番にお願いします。
上本 晶:はい。
上本 晶:PC1の上本晶です。17歳の高校二年生で、UGNイリーガルです。
上本 晶:天涯孤独かと思われていましたが、先日ひょんなことから生き別れの妹と再会しました。
上本 晶:性格は一言でいえば真面目で、学生しつつUGNに協力しつつ日々を過ごしています。
上本 晶:シンドロームはエンジェル=ハイロゥとハヌマーンのクロスブリード。
上本 晶:性能的には単体射撃アタッカー。光の弓矢に見えるレーザー?ビーム?攻撃を行います。
GM:シンプルに頼れる……
上本 晶:他に、機を見て《援護の風》でサポートを行うことも。
上本 晶:登場履歴から第九地区所属と思われるので、関係者の皆さんのお役に立つべく頑張ります。
上本 晶:なんかメカ………?とか出てくるらしいですけど。
上本 晶:頑張ります!
上本 晶:以上です。
GM:メカ?とか……そういうものがでるかもしれない……
GM:何せタイトルについているので……
GM:がんばってください! ハンドアウトはこちら。

PC1 上本晶
シナリオロイス:謎の少女
あなたはN市に住むオーヴァードだ。
ある日あなたは《ワーディング》の気配と共に高速で飛行する竜のような機械兵器を目撃する。
廃ビルを破壊したその兵器の傍らには一人の少女がおり、「テスト成功」と呟いていた。


GM:明らかに事件です。できればUGNに連絡をしてほしいなと思います。
上本 晶:警察には届け出られない…
GM:少女と兵器との関係とは……。
上本 晶:謎……
GM:メカ?とは何か関係があるのか……調べていきましょう
上本 晶:了解です。

GM:ではPC2の春日雪ちゃん(キャラシート)、お願いします。
春日 雪:はーい!
春日 雪:「姓は春日、名は雪と申します。……はい、かの“ディアボロス”とは遠縁にあたります」
春日 雪:「……それとも、この街ではこう名乗るべきでしょうか。わたしは、“マゲイロス”の血縁者である、と」
春日 雪:「ですが、今のわたしは第9支部の副支部長を預かる身。なので……ええ、そうですね」
春日 雪:「どうか、気軽に「雪ちゃん」と呼んでもらえると嬉しいです。……ね、いいでしょう?」
春日 雪:N市第9支部副支部長。小学生。春日一族の出身であり、“マゲイロス”の姪にあたる。
春日 雪:オーヴァードとしては、体内で精製した薬物の投与と領域操作を用いた支援能力に長ける。
春日 雪:愛用の外套は、かつて治めていた支部を統べる証として先代から受け継いだ遺産。少しずつ心が冷たくなる、という曰く付きだが…。
春日 雪:副支部長としての責務を離れれば、年相応の可愛らしい少女である。今は、まだ。
春日 雪:シンドロームはソラリス/オルクス。低い行動値を活かして、行動済みの味方を再行動させます。
GM:こわい……
春日 雪:だいじょうぶだいじょうぶ、こわくないよ。(ナウ〇カっ面で)
GM:ほんとに……?
春日 雪:(にっこり)
GM:ヒッ
GM:は、ハンドアウトはこちらになります。

PC2 春日雪
シナリオロイス:メカワイバーン
あなたは第9支部から指令または依頼を受け、メカワイバーンと呼ばれる兵器を第10支部へ受け渡しを行った。そのはずだった。
それから半日も経たぬうちに、あなたは市街地でメカワイバーンの目撃情報を得る。
廃ビルを破壊していたりと明らかに様子がおかしい。第10支部に確認を取る必要がある。


GM:あ、これ確定前のやつなのでふわっとしていますが、
GM:受け渡しをした責任者が雪ちゃんだった、という感じですね。
春日 雪:はーい。自分でやれる仕事はばんばんやっていきますよ。
GM:あと第10からは向こうから連絡が来るかと思いますので、行ってあげてください。
春日 雪:お邪魔しましょう。ぜひ。
GM:とはいえ受け渡しは済んでいるので責任は第10に移っているよ、という感じ。
GM:よろしくお願いします。

GM:では最後に、PC3の春日魅乗さん(キャラシート)。
GM:なんと今回はW春日だぞ。
春日魅乗:はい!
春日魅乗:“翼ある貴婦人(ウイングド・レイディ)”春日魅乗(かすが・みのる)。
春日魅乗:春日一族の出身ですが、プランナーのFH離反、ゼノス立ち上げに同道したため
春日魅乗:現在はゼノスエージェントとして活動しています。
春日魅乗:目的はFHでも居場所のない、敬愛する叔父の評価を覆してその身を安堵するため。
春日魅乗:高い社会性を持ち、得た財を用いてUGNのスポンサーの身分に収まり、
春日魅乗:自分の発言力を高めることに腐心しています。点数稼ぎも欠かさない。
春日魅乗:シンドロームは雪と同じなのですが、形質は違えていて
春日魅乗:社会が16あります。
GM:こわい!!
春日魅乗:この社会でディストーション射撃するのと、宵闇の魔花で達成値を社会分後乗せする。
春日魅乗:それだけのシンプルな構成です。よろしくおねがいします!
GM:こっわ よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトはこちら!

PC3 春日魅乗
シナリオロイス:阿久津数馬
第10支部所属の兵器、メカワイバーンが何者かに奪われた。
あなたは事態の収拾に際し、支部長である阿久津数馬から指令または依頼を受ける。
可能であれば再度の奪回、それがかなわず、市の日常を脅かすようであるのなら、破壊を、と。


GM:こちらは第10側の話になりますね。
GM:どうやらメカワイバーン、奪われていました。
春日魅乗:せっかく開発費をスポンサーしたのに……
GM:そのスポンサーの関係で支部長から状況報告があり、
GM:ついでに調査をお願いする……というような形になるかと思います。
春日魅乗:こっちは高い金を出しているのですよ!
GM:なんも言えねえ
GM:そういう感じでよろしくお願いします!
GM:では、まずは主題歌を流して始めていこうと思います。

【主題歌】
『たたかえ! メカワイバーン』一番
空に黒雲湧き上がり
手強い悪が巣食う街
翼はばたき宙を舞う
鋼の竜が見参だ

こころは持たないその瞳(ヤー)
映すは秩序か混沌か
凛々しく戦え
ぼくらのメカワイバーン

【トレーラー】
第10支部が開発した、半生体兵器『メカワイバーン』。
ロールアウトはしたものの、命令を行う者次第でどのようにも動く、
取り扱いに厳重な注意が必要なこの機体は、現在第9支部の支援に使用されていた。
その返却にあたり、事件は起きる。

ダブルクロスThe 3rd Edition『機動飛竜兵器メカワイバーン』

奪われた制御権、飛び去るメカワイバーン……その行方は、果たして。



オープニング1 上本晶


GM:上本くんは登場侵蝕をお願いします。
上本 晶:34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+2[2] → 36


GM:N市第9地区 廃ビル街

GM:第9地区の外れにある、開発に置いて行かれて遺棄されたビルが連なる通り。
GM:あなたはイリーガルの仕事の関係で、たまたまこの辺りを歩いていた。
GM:昼間だが、周囲には人の気配はほぼない。
上本 晶:あたりの様子を警戒しながら、ゆっくりと足を進めている。
上本 晶:「(このあたりは……大丈夫かな)」
上本 晶:危険物の確認か、あるいは人探しか。
上本 晶:何かしらの任務のため、見落としが無いように注意している。
GM:元より怪しい場所ではあるが、特に大きな何事かが起こっている様子はない。
GM:その瞬間までは。
GM:《ワーディング》
GM:周囲に一般人を拒絶する気配が突然広がる!
上本 晶:「うっ………!?」
上本 晶:そろそろ連絡を入れようかと思っていた矢先。
GM:そもそもほぼ無人の場所ではあったので効果のほどは不明だが、
上本 晶:自分を襲う感覚の発生源を探り、周囲を見渡す。
GM:近くにオーヴァードがいて、何かしていることは確かだ。そして。
GM:バサッ、バサッ。
GM:上空から、どこか金属質な羽ばたきの音がした。
上本 晶:「な、なんだ………?」
上本 晶:《ウサギの耳》《真昼の星》
上本 晶:上空、音のする方へ視線を向ける。
GM:銀色の竜が、空を飛んでいる。
GM:あなたの鋭敏な感覚では、その表面が金属でできていることがわかるだろう。
上本 晶:「………」
上本 晶:「本当に、なんだ………?」
GM:機械的な何か、ということだけはわかる。
上本 晶:噂に聞いた、翼竜めいたジャームかと思ったが、少なくとも生物であるとの話だ。
GM:サイズ感はよく聞くワイバーンと同じくらい、ヘリ程度の大きさだともわかる。
GM:その何かは、ぱかりと口に当たる場所を開けた。
上本 晶:「………って、いけない」
上本 晶:ともかく連絡を、というところでその挙動が目に入る。
GM:『GRRRRRRRR……』
メカワイバーン:『GRRRRRRRR……』
メカワイバーン:『SYAAAAAAAAAAAA!!!!!』
メカワイバーン:強烈な音波がその口から放たれ、廃ビルを直撃する!
GM:朽ちた廃ビルの上部は半ば破壊され、ガラガラとコンクリートの瓦礫が落ちてくる。
上本 晶:「うっ、く!?」
GM:あなたの場所にも、欠片が少し飛んできたかもしれない。
上本 晶:聴覚を操作し、音波の影響を軽減しようと試みる。
上本 晶:そのまま、よろよろと瓦礫を避けながら走る。
メカワイバーン:そのまま宙にとどまっている。
GM:では、そんなあなたの耳に、微かに別の人間の声が。
謎の少女:「……よし」
上本 晶:「う、ん?」
謎の少女:「テスト成功。聞いた以上の威力ね、これ」
上本 晶:この場において、妙に落ち着き払った声。そちらに意識と視線を向ける。
謎の少年:「すげー! めちゃくちゃ強いなー、あいつ!」
GM:この場所には場違いな様子の、少女と幼い少年。
GM:少女は手に何かリモコンのような物を持っており、少年はただはしゃいでいる。
上本 晶:「………君たち!」
上本 晶:意を決して声をかける。もとより隠密行動には向いていない。
謎の少女:「……!」
謎の少女:「オーヴァード!」
謎の少年:「うわっ」
GM:二人は明らかにあなたに警戒を向ける。
上本 晶:「あの……あれの………あの、あれは君たちのか?」
上本 晶:上空のメカめいたワイバーンめいたものを指差す。
謎の少年:「そう、今日から俺たちの……むぐ」
謎の少女:「黙って」
謎の少女:「だったら何」
謎の少女:厳しい顔であなたを見つめている。
上本 晶:「なんであんなことを?」
上本 晶:「中に人はいないだろうけど、この辺りは無人ってわけじゃないんだ」
謎の少女:「……ちゃんと確認してから撃った」
謎の少女:「テストで妙な騒ぎになったら困るから」
上本 晶:「テスト……?」
上本 晶:上空にちらと視線を向け、二人に戻す。
上本 晶:「君たちは一体何者なんだ!?」
謎の少女:「……余計なところで余計なことが……!」
謎の少年:「むぐむぐ」
謎の少女:「あんたは黙ってなさい」
謎の少女:「わざわざ名乗る必要はない。わかってる」
謎の少女:「どうせUGNでしょ、その変な正義感」
上本 晶:「変………」
上本 晶:なんとも言えぬ感じに表情が歪む。
謎の少女:「あたしたちは、生きるために必要だからやってるの。邪魔しないで」
上本 晶:「生きる、ため?」
謎の少女:「……しゃべりすぎた」
上本 晶:生きることと、あの機械竜が頭の中で結びつかず、言葉が続かない。
謎の少年:「姉ちゃんだっていろいろ喋るじゃん……」
謎の少女:「うっさい!」
上本 晶:「(二人は姉弟か?)」
上本 晶:ふと、最近出会った家族の姿が重なる。
謎の少女:一言怒鳴ると、《瞬間退場》を使用。
GM:二人は駆け出し、そこに上空の竜が飛来。
上本 晶:「あっ、待て!」
GM:脚に掴まるようにしてどこかへ去っていく。
上本 晶:少し遅れて駆けだす。
謎の少年:「うわー、高っ、怖っ、すげー!」
謎の少年:少年の声だけが響いて消える。
上本 晶:距離は縮まることなく、やがて視界から完全に消えてしまった。
上本 晶:「はぁ……はぁ……」
GM:追いつくのは難しい、とあなたは悟るだろう。
上本 晶:荒い息のまま振り返る。崩れた廃ビルは確かにそこにあり、現実であることを物語っている。
上本 晶:「………とにかく連絡と、怪我人の確認だ」
上本 晶:携帯端末を取り出し、第九支部をコールする。
上本 晶:気は進まなかったが、呼び出し音を聞きながら廃ビルの方へと駆け出した。

GM:ロイスの取得のみ可能です。
上本 晶:操縦者?/謎の少女/P:親近感/N:隔意○/ロイス
上本 晶:以上です。

オープニング2 春日雪】


春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:40->48)
GM:おっと、ありがとうございます。

GM:N市 UGN第9支部 副支部長室

GM:あなたはいつも通り、自分の執務室で仕事に取り組んでいる。
GM:部屋には今、あなたと馴染みのエージェントが一人。
GM:最近、以前より少し仕事熱心になった彼は、急ぎの連絡事項について伝えに来たところだ。
春日 雪:書類の確認。押印。任務レポートの内容に、眉を顰めたり、時にはくすりと笑みを漏らしたり。
緒環伸:「……で、こっちがその怪しい『銀色の竜』の目撃情報」
春日 雪:こちらも、以前より聊か分量の増えた仕事の、その合間。持ち込まれた話に、こうして耳を傾け、そして。
緒環 伸:「飛んでるところを見たってのはいくつか来てるけど、一番大きいのがこれ」
GM:上本晶というイリーガルの報告を見せる。
春日 雪:「……なるほど。これは、どう考えても」
GM:廃ビルを破壊して去ったというものだ。
春日 雪:書類仕事の時よりも一際、険しい、あるいは困ったような表情を浮かべて。
緒環 伸:「メカワイバーン、だね。返却したはずの」
春日 雪:「はい。第10支部への返却は、わたしがしましたから。間違いありません」
緒環 伸:「上本くんは信用がおける子だから、この話にも間違いがないと思う」
緒環 伸:「それで、今ちょうど第10の方からも連絡が来てるんだ」
緒環 伸:「あっちも混乱してるらしくて、とにかく事態を把握したいって」
春日 雪:「緒環さんがそう仰られるなら、もちろん信じますよ。……もし後押しがなかったとしても、信用できる方、という話は聞いていますし」
春日 雪:くすり、と小さく笑って。
緒環 伸:「嬉しいなあ。派閥作っちゃおうかな」冗談めかして。
緒環 伸:「まあ、それはともかく、責任者を呼んでほしい、とのことです」
春日 雪:「派閥のリーダーがお仕事をさぼっていては、示しがつきませんよ?……ええ、では、そういうことでしたら」
春日 雪:「緒環さん。すみませんが、こちらの書類をお願いします。ええ、決裁は済んでいますから、取りに来てくれた方にお渡しいただければと」
緒環 伸:「忙しいところ大変だけど、僕はあくまでメッセンジャーなんで……と」
春日 雪:卓上、「決裁済」とラベルが貼られた籠に山積みの書類を示してから。
緒環 伸:「了解……多いな……」
春日 雪:「やどりちゃんは、毎日この倍はこなしていますから。……ええ、少しでも、わたしが頑張らないと」
春日 雪:「ですから、今回も、出向くのはわたしということで。……それでは」
緒環 伸:「そういうこと言われると、こっちも頑張らざるを得ないな」
緒環 伸:「いってらっしゃい。後顧の憂いはなしってことで」
緒環 伸:手を振る。
春日 雪:体に対して大きすぎる椅子から、半分飛び降りるように立ち上がって。
春日 雪:「はい。行ってきます」
春日 雪:椅子の背にかけていた外套を手に取り、ふわりと纏って。
春日 雪:小さく手を振り。一見すればお使いに出かける子供と、それを見送る者のような雰囲気のまま。
春日 雪:歩き去る足音は、軽く。

GM:ロイス取得のみ可能です。
春日 雪:ロイスはメカワイバーンに「■好奇心/脅威」で!
GM:了解です。

オープニング3 春日魅乗


春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:41->46)

GM:N市 UGN第10支部 支部長室

GM:オフィス街の中に位置する、大きなビルの上部。
GM:大きな机と大きな椅子にそぐわない、小柄な少年が渋面であなたの前にいる。
阿久津数馬:「……今回来てもらったのは……」
阿久津数馬:普段よりも歯切れの悪い口調。
阿久津数馬:「非常事態が起こったからだ。あのメカワイバーンに関して」
GM:あなたは第10支部が開発した兵器・メカワイバーンに資金提供を行っていた。
春日魅乗:「非常事態、ですか」銀髪赤眼の、半ば人外めいた、年若い少女。
GM:よって、状況を知らせる必要があると支部長は判断した、ということだ。
春日魅乗:「設計に不具合が?あれは確か、第9支部の方に貸与していたと聞きましたけど」
阿久津数馬:「その返却は今日つつがなく済んだ、が」
春日魅乗:「対策費の追加投入依頼ですか。構いませんよ」
春日魅乗:「お幾らですか?」
阿久津数馬:「いや、その……」
阿久津数馬:「……輸送中に強奪された」
春日魅乗:「……」
春日魅乗:「……はい?」
阿久津数馬:非常に心苦しいというか、胃が痛そうな顔。
阿久津数馬:「輸送中に、護衛のエージェントが襲撃に遭い、強奪された!」
阿久津数馬:「エージェントは現在意識不明で犯人の目処も立っていない」
春日魅乗:「……」顎に手を当てて。
春日魅乗:「……ふむ」
阿久津数馬:「現在、人員を集めて対策をしている最中だ」
春日魅乗:「管理者からの強制介入権限を付けるべきでしたかね」
阿久津数馬:「全くだ……」
春日魅乗:「つつがなく奪還が済めばそれでよし、といったところですか」
阿久津数馬:「ああ、本体と制御装置、両方を奪取できればいいが……」
春日魅乗:「本体さえ奪い返してしまえば、最悪、破壊してしまえばいいですね」
阿久津数馬:「破壊……か」少しだけ目線を落として。
春日魅乗:「これまでのデータの蓄積はありますし。何より」
春日魅乗:「あれが人を襲った、という記録が付くよりはずっとマシでしょう?」
阿久津数馬:「そうだな。せっかくの研究成果が、とは思うが……」
春日魅乗:「一度そうなれば、開発は永劫凍結されますよ」
阿久津数馬:目を上げると、迷いは消えている。
阿久津数馬:「言う通りだ」
阿久津数馬:「奪還、もしくは破壊。それを……」
阿久津数馬:「春日魅乗、おま……あなたにも協力を要請したいのだが」
阿久津数馬:「スポンサーとして、状況判断を頼む」
春日魅乗:「そうですね……私としても、自分が”支援”させていただいたものが」
春日魅乗:「手を離れてしまうのは、好ましい自体ではないですからね」
春日魅乗:「私、役に立つと思って、“支援”させて貰っているんですから」
春日魅乗:「そうでないと、UGNへのポイントとして大きくならないじゃないですか」
阿久津数馬:「お前、正直に言うよな……」
春日魅乗:「腹芸のほうがお好きですか?」
阿久津数馬:「あまり好き嫌いを握られたくはない」
春日魅乗:「いいお答えです」くすりと笑って。
阿久津数馬:「ともあれ、了承してくれてありがたい」
阿久津数馬:「今、ある程度あれの現状に詳しい人員を集め、支部内では調査を進めている」
春日魅乗:「はい。これで、貸しも増えますから。それに、です」
阿久津数馬:「そちらに加わってほしい。頼むぞ」
阿久津数馬:「それに?」
春日魅乗:「今のお話から察するに、第9支部の人員と捜査するんですよね」
春日魅乗:「私、あそこ、行きづらいんです。余計な勘ぐりをされるので」
春日魅乗:「それこそ、任務って形じゃないと、です」
GM:「……ああ」
阿久津数馬:「……ああ」
阿久津数馬:「ん? そうすると……そうなると」
阿久津数馬:ばさばさと資料を漁る。
阿久津数馬:「うわ」
阿久津数馬:思わず声を上げてから。
阿久津数馬:「……非常事態だ。僕が問題ないと判断した……」
阿久津数馬:何か呟いている。
春日魅乗:「どうされましたー?」
阿久津数馬:「……いや、集まればわかることだ」
阿久津数馬:「そろそろ来ているだろうし、会議室に向かってくれ」
阿久津数馬:(……腹芸は、苦手だな)などと思いながら。
春日魅乗:「”幼鼬の君”が、そう仰るのでしたら」
春日魅乗:ドレスの裾を摘んで一礼。「“翼ある貴婦人(ウイングド・レイディ)”は、それに遵いましょう」
阿久津数馬:「幼鼬ってなあ……」
阿久津数馬:「僕の鼬にも、プロペラがあるんだぞ」対抗するような顔で。
春日魅乗:「ええ。近づけばその鎌に裂かれてしまいます」
春日魅乗:「そうならぬように、私はお金で解決したいんです。飛ぶにも燃料要りますからね」
春日魅乗:「お互い、空の安寧を保ちたいものですしね。“龍”が飛び回っては動けぬでしょう」
阿久津数馬:「全くだ。そもそもあれは、僕のものなんだからな」
阿久津数馬:別に個人資産ではない。
春日魅乗:「はい。可能な限り、無事に連れ帰りたいんですよね?」
春日魅乗:「その様に努力させていただきますね」
阿久津数馬:「ぐっ」
阿久津数馬:「…………」
阿久津数馬:「頼む」
春日魅乗:「承りました」ウインクなどして見せて。
春日魅乗:幼き貴婦人は、会議室へと足を運んだ。

GM:ロイスのみ取得可能です。
春日魅乗:-依頼主/阿久津数馬/好奇心:○/脅威/ロイス
GM:ありがとうございます。

ミドル1


GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
上本 晶:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+5[5] → 41

春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:48->56)
GM:雪ちゃん高い
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:46->54)
GM:春日一族高い

GM:N市 UGN第10支部 会議室

GM:目撃者である上本くん、直前の責任者である雪ちゃん、スポンサーである魅乗さん。
GM:あなたたちは、現状の解決のためにここに集められている。
春日 雪:「……はい。と、いうわけで」
春日 雪:目を細めて、笑顔を浮かべながら。胸の前で両手の指を絡めて。
春日 雪:「まず、第9(R:わたしたち)にご連絡いただいた後すぐに、こちらへご同行いただいた晶さん。ありがとうございます」
春日 雪:上本くんに、紅い瞳を向けて、柔らかい声。
上本 晶:「いえ、そんな。当然のことですよ、春日さん」
春日 雪:「雪ちゃん、で結構ですよ。……いえ、むしろ、そう呼んでいただかないと困ります」
上本 晶:年上ではあるが、目上相手としてあくまでも礼儀正しく。
春日魅乗:「ふふ……そうです。そうですね」くすりと。
春日 雪:「……ですよね、魅乗お姉さま?」
上本 晶:「いえ、やっぱり上下関係とか礼儀はしっかりしておかないと」
上本 晶:「──って、いつもならそれでいいんですけど」
春日魅乗:「はい。お初にお目にかかります。春日、魅乗です」
上本 晶:春日───魅乗さんの方を見て。
上本 晶:「初めまして。UGNイリーガルの上本晶です」
上本 晶:「主に春日……雪さんの第九支部でお世話になってます」
春日魅乗:「はじめまして。この度は、私の支援した開発機がご迷惑をお掛けしました」
上本 晶:すいません、これで……という視線を雪ちゃんさんに。
春日魅乗:「それから。雪がお世話になっております」
春日魅乗:「ご迷惑などかけていませんか?」
上本 晶:「いえそんな、迷惑だなんて」
春日 雪:くすり、と小さく息を漏らすような笑みを上本くんに送る。
春日 雪:「もう、お姉さま。わたし、再来年にはもう中学生ですよ?いつまでも子供じゃありません」
春日魅乗:「中学生では、まだレディと言うに早いでしょう?」
春日 雪:「ふふ……三日会わざれば刮目して見よ、というのは。何も、殿方に限った話ではありませんから」
春日 雪:「……とはいえ。はい、晶さんをはじめ、第9支部にご協力いただいているみなさんには、とても助けられています」
春日 雪:「わたしも、やどりちゃんも。支部のみんなも」
春日魅乗:「ええ。でしたら」目を閉じて。「でしたら、いいんですよ」
春日 雪:「……はい」
春日魅乗:「雪が、そのように元気なら、何よりですから」
春日 雪:穏やかに微笑みを浮かべて、小さく頷く。
春日魅乗:「ああ、すみません。家族の話なんて、つまらないですよね」
上本 晶:「いえ、そんな」
上本 晶:少し慌てて手を振る。
上本 晶:「その……家族、ってやっぱり大事だと思いますし」
上本 晶:「どんな時でも」
春日魅乗:「どんな時でも」鸚鵡返しして、少し目を伏せて。
春日 雪:「…………」
春日魅乗:「……いえ。任務の話と参りましょうか?」
春日 雪:胸の真ん中、服の下に隠れた「それ」を、指先でそうっと撫でて。
上本 晶:「あ……」
上本 晶:「すいません。無神経でした」
春日 雪:「……ええ。今回も、力を貸していただきます。頼りにしていますからね、晶さん」
春日 雪:いいんです、と言葉にする代わりに、柔らかさを深めた笑みを向ける。
上本 晶:「はい。僕に出来ることなら、何でも」
春日 雪:「では、まず簡単に。晶さんが目撃したのは、第10支部が開発し、先日まで第9支部がお借りしていた、対オーヴァード用自立型飛行兵器……」
春日 雪:壁にかけられたモニターに、画像と諸元データが表示される。"スポンサー"にとっては見慣れたものが。
春日 雪:「通称、メカワイバーンに相違ありません」
上本 晶:「メカワイバーン」
上本 晶:モニターを見る。
春日魅乗:「直截的な言い回しではありますけどね」苦笑して。
上本 晶:「メカ」
上本 晶:「ワイバーン」
上本 晶:その後も小声で何度か反芻する。
春日 雪:「あら、わたしは好きですよ。強そうで……とても、良い子でしたし」
上本 晶:「人工知能とかですか?」
春日 雪:「……………………」
春日 雪:若干の沈黙があって。
春日 雪:「……わたしや緒環さんの影響を受けたところからすると、完全に機械というわけではないと……思うんですが……」
上本 晶:「はぁ……」
上本 晶:「あの、どうぞ続けてください」
春日 雪:「はい。……開発経緯を抑えておきましょうか。元々、ワイバーンを参考に、戦力として運用できるものを……という計画はあったそうです」
春日 雪:「ところが、ええ。……UGNは、結局のところ、いち省庁が管轄する法人にすぎません。市レベルになると、尚更、問題になるのが」
春日 雪:画面が切り替わる。設計開発、資材、生産、メンテナンス。それらにかかるであろう、予算の見積もりが。
春日 雪:「お金、です」
上本 晶:「ああ」
春日魅乗:「通常装備の軍事費でさえ緊縮が迫られている中で」
春日魅乗:「これだけの額を秘密裏に拠出などできませんよね」
春日魅乗:「しかも、これ、最大の問題があって」
上本 晶:「なんですか?」
春日魅乗:「……目立つんです」
上本 晶:「ああ」
上本 晶:「………目立って、ましたね」
上本 晶:「とても」
春日 雪:「隠匿にも……限界がありますからね……」
上本 晶:「ここの阿久津支部長とか、ヘリに乗るって話ですけど」
上本 晶:「あの見た目では……」
春日魅乗:「人知れず日常の維持を志向する組織には、全く相容れない設計思想なんですけど」
春日魅乗:「一部の開発継続を望む声が大きかったため」
春日魅乗:「私の方で資金援助をさせて頂き、完成にこぎつけました」
上本 晶:「なるほど」
春日魅乗:「将来への投資、です。技術的難易度も高い案件ですから」
上本 晶:「確かに。あれだけの機械がちゃんと動いているのは凄いですね」
春日魅乗:「ここで技術実証機を完成させて、その運用データを蓄積することは、本体以上に意味があります」
春日魅乗:「ようやくなんですよ?1号機なんて飛べもしなかったんですから」
春日 雪:「……もし記録映像が残っているなら、ちょっと見てみたいですね。メカワイバーン開発史。第9の男の子たちが喜びそう」
春日 雪:「ともあれ。……こうして無事……無事?実証実験まで辿り着き、本来の所属である第10支部に返却されたメカワイバーンが……」
春日魅乗:「機密性の高い案件なんですけどね……それ自体がお金になるくらいには……」
春日魅乗:「無事です」断言する。
春日 雪:「……ええ、無事。十全に能力を発揮してくれたのは、わたしもよく知っています」
春日 雪:真剣に頷きながら、端末を操作。画面が更に切り替わる。
春日 雪:「……先日、第9支部から第10支部へ返却されました。第10支部にお願いしていた日々の整備とは別に、一度本格的なメンテナンスが必要ということで」
春日 雪:「ところが、です」
春日 雪:画面には、返却完了を示す、押印済みの書類(pdf)。眠るような姿勢で梱包されたメカワイバーンの画像。そして。
春日 雪:その上から、大きく「LOST」の4文字のスタンプ。
春日魅乗:「……ハンコまだ使ってるんですか……?」違う場所でショックを受けている。
春日 雪:「残念ながら……いえそうではなくお姉さま」
春日魅乗:「失礼。紛失……いえ、強奪された。ですよね」
春日 雪:「はい。そして、そのメカワイバーンを「運用」している者がいた」
春日 雪:「そうですね、晶さん?」
上本 晶:「はい」
上本 晶:「女の子と男の子の二人組でした」
上本 晶:「男の子の方が、もう一人を姉と呼んでいたので、おそらく姉弟だと思います」
春日魅乗:「姉弟、ですか」
上本 晶:「女の子の方が、見慣れない装置を手にしてました。今回のことはテストだ、とも」
上本 晶:「突然のことで、写真までは気が回らなかったんですけど……一つ」
春日 雪:「……気になることが?」
上本 晶:「左目……こっちの目の下に、帯状の模様が」
上本 晶:自分の左目の下を指差しながら。
上本 晶:「ちょうど、バーコードみたいな」
春日魅乗:「バーコード……それは、ただのタトゥーという線でなければ」
春日魅乗:「何がしかの被検対象……実験体である、と見ることが出来るかもしれませんね」
春日魅乗:「当該の管理方法を使っているセルがないかも調査したほうがいいかもしれません」
春日 雪:「……特徴的な人物、ということは確実ですから。まずは、「強奪」と「運用」の繋がり。誰がそれを行ったのか。何のために」
春日魅乗:「とにかく、です。そう言った部分まで気づいて、報告して頂けるのは、とてもありがたいことなんですよ」
春日魅乗:「見た者にしか拾えぬ情報ですから」
春日 雪:「ええ。事実に繋がる手は、多ければ多いほど助かります。……わたしたちには、決して出来ないことです」
上本 晶:「そう言ってもらえると、ほっとします」
春日 雪:「……ふふ。ほっとするのは、少し早いですよ?晶さんには、これから、もっと頑張ってもらわないと」
春日魅乗:「ええ。先程も雪が申し上げたように」
春日魅乗:「あれはもう、十全に能力を発揮出来てしまうんです」
上本 晶:二人の言葉に、表情を引き締める。
春日魅乗:「その牙が無辜の市民に向かえば、永久に闇へと葬り去られるでしょう……いえ、何よりも」
春日魅乗:「日常の盾としては、あってはならないことでしょう?そう愚考しますとも」
春日 雪:「……ええ、ええ。それはもう」
春日 雪:日常の盾。それは、"おともだち"が普段よく、おまじないのように口にする言葉で。
春日 雪:「流石、魅乗お姉さまです。……わたしたちのことを、よくご存じですね」
春日 雪:同じ言葉が、このひとの口から出たことが。少しだけ、嬉しくて。ついつい、表情が緩む。
春日魅乗:「ええ。あなたたちの有り様は、よく、存じていますとも」
春日魅乗:「かつて円卓の王は、白き龍を打ち倒しました」
春日魅乗:「こたびも、白き鋼の龍を打ち倒す、騎士たらんことを期待しています」
春日魅乗:「さすれば、騎士の乗騎は、そこに至る翼を授けましょう」

GM:ロイスと購入が可能です。
春日魅乗:-親族/春日雪/親愛:○/隔意/ロイス
春日 雪:ロイス!上本くんに「■信頼/不安」、魅乗お姉さまに「■憧憬/隔意」で。
上本 晶:協力者/春日雪/P:尽力○/苦手/ロイス
上本 晶:協力者/春日魅乗/P:信頼○/疎外感/ロイス
春日魅乗:-協力者/上本晶/期待:○/隔意/ロイス
春日 雪:購入は……あ、今回ローラーブーツ要らないな。
春日魅乗:購入はヘヴィマシンガンを。手配師と能力訓練も使用。
春日魅乗:19dx+4>=24
DoubleCross : (19R10+4[10]>=24) → 10[1,1,2,3,3,3,6,7,7,7,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+9[3,9,9]+4 → 23 → 失敗

春日魅乗:財産1点で購入します。ウェポンケースに入れます
上本 晶:いつものUGNボディーアーマーを狙ってみましょう。
GM:すごいな……
春日魅乗:財産はあと20点になりました
上本 晶:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 9[9] → 9 → 失敗

上本 晶:出目は大きい方!失敗!
上本 晶:以上です。
春日 雪:上本くん、シューターズジャケットとか要ります?
春日 雪:(行動2下がりますが)
上本 晶:そうですねー、あれば嬉しい感じです。
上本 晶:お願いしても?
春日 雪:は、では挑戦!
春日 雪:手配師も使おう。
春日 雪:9dx+4>=20
DoubleCross : (9R10+4[10]>=20) → 10[1,2,2,2,6,7,8,10,10]+9[1,9]+4 → 23 → 成功

春日 雪:成功。どうぞ。
GM:たっか
上本 晶:頂きます。ありがとうございます。
春日 雪:(ドッジ−1、行動値−2、装甲値3、射撃判定のダイス+1個。ルールブック2、189P記載)
春日 雪:以上です!

GM:では、ミドル判定のお時間です。
GM:今回はプライズポイント制となっております。
春日 雪:わーい!
GM:ででん

使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>
目標値 :9
プライズ:0/8
シーン数:0/6


GM:あ、上限が書いてない。達成値上限が30ですね。
GM:1シーンPP4まで獲得可能。
春日魅乗:チッ……
GM:書かないとどこまでもいくじゃん……
GM:あとDPも獲得が可能です。
春日 雪:一発爆破は許されなかった…。
GM:超圧縮でよければ……
GM:PP-1点分のDPが獲得でき、クライマックスかバックトラックで侵蝕の調節が可能です。
上本 晶:あればうれしい。
GM:質問などなければ進めていきます。
春日 雪:了解です、ガンバルゾー!
春日魅乗:押忍

ミドル2


GM:シーンプレイヤーは上本くん。他登場自由。
GM:登場侵蝕をお願いします。
上本 晶:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+3[3] → 44

春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:56->64)
春日 雪:8しか出てなくない?
GM:たかいね……
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:54->57)

GM:では、上記判定をお願いします。
春日魅乗:技能はないので素振りします
春日魅乗:16dx+2>=9
DoubleCross : (16R10+2[10]>=9) → 10[1,1,1,1,2,4,6,6,7,8,8,8,8,9,9,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

春日魅乗:微妙だなー
春日 雪:コネ込みで情報:UGNを。
上本 晶:<噂話>で。噂好きの友人でダイス+2個。
上本 晶:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 8[5,6,8]+1 → 9 → 成功

春日 雪:9dx+2>=9
DoubleCross : (9R10+2[10]>=9) → 9[3,4,4,5,6,7,7,7,9]+2 → 11 → 成功

上本 晶:ギリギリ
春日 雪:こちらも…微妙…!
GM:財産点の使用があればどうぞ。
春日魅乗:6点突っ込みましょう。財産が14になり達成値20へ。
GM:余裕……
春日魅乗:あ、待った
GM:おっと
春日魅乗:財産やめます
GM:はい
春日魅乗:《宵闇の魔花》を自分に。
GM:そっちかーー
春日魅乗:HP-5して、達成値+16。
春日魅乗:達成値30になりました
GM:ヒイ上限
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:57->61)
上本 晶:命を懸けた財テク。
GM:ではPP4点、DP3点の獲得となりました。はやいよ!
春日 雪:わあい!!つよい。
GM:それでは情報を開示していきます。


PP1
【メカワイバーンと制御装置】
メカワイバーン:正式開発名は『機動飛竜兵器DX4』、コードは『四型機竜』。
メカワイバーンは基本的に己の意思を持たず、制御装置によって動く。
過去には自律駆動し敵味方を判断する回路も研究されていたが、現在は凍結されている。
よって、基本的には指示を受けた相手か、己に積極的に攻撃を加える相手のみを攻撃する。



PP2
【謎の少女について】
少女はセル『ヘイズ』に所属するFHチルドレンで、コードネームは"カウコ"。少年は弟の"ポホヨラ"。
弱小セルである『ヘイズ』は以前も協力者"ネイムレス"から情報を得て第10支部に敵対行為を行っている。
今回も同様のケースであることが推測可能だが、現時点では"ネイムレス"の手掛かりはない。
まずは"カウコ"およびメカワイバーンについて調査することが先決だろう。


GM:こちらに関しては少し補足を。
GM:『ヘイズ』は以前やはりチルドレンが敵対し、現在も第10で拘留を受けている、小さなセルです。
GM:また、"ネイムレス"については今回は登場はないです。
GM:裏でなんかやってる奴がいるな、程度で!

PP3
【メカワイバーンの現状】
現在メカワイバーンと制御装置を持つ"カウコ"は別行動を行っている様子だ。
つまり"カウコ"は追っ手の詳細を把握していない。すぐに攻撃が加えられることはなさそうだ。
メカワイバーンについては、目撃情報を辿ればすぐに追いつくことができるだろう。
ただし前述の通り、攻撃を加えた場合、同機はあなたたちを敵とみなす。



PP4
【メカワイバーンの居場所】
メカワイバーンは第9地区廃ビル街に隠されているようだ。
ここからはすぐに向かうことが可能だろう。
次シーンでイベントが発生。


GM:以上のことがわかりました。
GM:PP4のイベントは次のシーンで発生するため、まずは共有などをどうぞ。

GM:あなたたちはメカワイバーンの目撃情報から、現在の居場所を割り出した。
GM:車を出してもらえばさほど遠くもない廃ビル街。
GM:上本くんが目撃した地点からさらに奥に行った辺りだ。
GM:車内は少し揺れるが、快適に進んでいく。
春日魅乗:「……ふう」息をついて。「しかし、やはりというか」
春日魅乗:「目立つみたいですね」
上本 晶:「です、ね」
春日魅乗:「奪還してからも、今後の運用は考えないといけないかもしれません」
上本 晶:「飛ぶだけでも、結構音がしてましたから……」
春日魅乗:「対ワイバーン専用に運用するとか、攻撃者不在時のあくまで代役として運用するような」
春日 雪:「能力としては……ええ、一般的なワイバーンを模したもの、のようですから」
春日 雪:車体の揺れに合わせて、ゆらり、と体を揺らしながら。
春日魅乗:「スポットでの運用が、今は限界かもしれません」
上本 晶:「(それだと多勢に無勢ということもあるのでは……)」
春日魅乗:「これを量産して、オーヴァード不在の戦場になるような日は、ずっと遠そうです」
上本 晶:などと考えるも、口には出さない。
上本 晶:「戦う以外の出番もあるといいですね」
上本 晶:技術革新という側面も踏まえて。
春日 雪:「それこそ、背中に人を乗せて飛ぶような、ですか。……ああ、それは楽しそう」
春日 雪:喉を転がすように、小さく笑う。
春日魅乗:「確かに、そうですね」
春日魅乗:「戦いのことしか、考えていませんでした、今」
春日魅乗:「色気のない女かもしれません」くすりと笑う。
春日 雪:「ですけど、もし本当に」
春日 雪:「オーヴァードだから。あるいは、そうでないから。そんな理由で、人が区別される世界から、一歩進むことができたら」
春日 雪:「……とても、大きな一歩だと思います。わたしは」
春日魅乗:「……」
春日魅乗:「ええ。本当に……」絞り出すような声。
上本 晶:「……そうなったら、いいですね」
春日 雪:「……そこからもう一歩。いえ、それとも、そこに至るまでのもう一歩、でしょうか」
上本 晶:「そういう日のためにも、頑張ります」
春日 雪:「大きな一歩よりも、ひょっとしたら更に……いえ」
春日 雪:何かを言いかけて、口を噤む。
春日 雪:「今は、メカワイバーンと……そして、晶さんが会った子たちのこと、ですね」
春日魅乗:「……雪」軽く咎めだてするように。だが、あくまで軽く、だ。
春日魅乗:「メカワイバーンの方は……失礼」
春日 雪:はい、と。素直に応じて、頷く。
春日魅乗:「四型機竜:機動飛竜兵器DX4、のほうがいいんですかね、これ」
春日 雪:「メカワイバーン、でいいと思います。……そっちの方が、可愛くないですか?」
春日魅乗:「ふふ。じゃあ、メカワイバーンでいきましょうか」
春日魅乗:「あれは2つの入力系統を持っています」
上本 晶:「二つ……というと」先程見た資料を思い出している。
春日魅乗:「一つは、制御装置による遠隔操縦ですね」
春日魅乗:「その字義のとおりです。制御の入力通りに稼働する……とはいえ」
春日魅乗:「細かい操作は自動なんですけどね。あくまで、方針決定のための制御です」
春日 雪:「緒環さんとわたしの時は、音声入力に切り替えてもらっていたようです。……恥ずかしながら、こう。機械を操作できる状態ではなかったので……」
上本 晶:「はぁ……」
春日魅乗:「……それが今、向こうの手中にある」
春日魅乗:「二つ目の話を先にしましょうか」
上本 晶:「お願いします」
春日魅乗:「自動反撃です」
春日魅乗:「操作系が断絶した場合の暫定防犯措置でもあるんですが。己を攻撃するものを、攻撃する」
上本 晶:「一つ目の、自動操縦のみって感じですね」
春日 雪:「ワイバーンを模したのも、その都合かもしれませんね。防衛本能、と言えばいいのか……」
春日魅乗:「重要なのは、つまりですね、これから、私達が遭遇したとして」
春日魅乗:「攻撃すれば、制御入力の有無に関わらず」
春日魅乗:「こちらに襲いかかってくるということです」
春日魅乗:「身の危険もそうなんですけどね」
上本 晶:「あれと戦うわけですか」
上本 晶:「ぞっとしないですね」
上本 晶:廃ビルを破壊した力を思い出し、身震いする。
春日魅乗:「もしかしたら、酷な話かもしれませんけど」
春日魅乗:「これ、こちらに襲いかかってきてくれるっていう意味でもあるので」
春日魅乗:「人を守るために、あえて向こうに攻撃するというのも」
春日魅乗:「手段の一つとしてある、というのは覚えていてください」
上本 晶:「ああ。そう考えるなら好都合ですね」
上本 晶:「逆にこちらで矛先を制御できるわけですから」
春日 雪:「その辺りは、もう数馬さん……阿久津支部長と、お話が済んでいるのでしょう?」
春日 雪:「……助けてくれたあの子を、傷つけるのは。確かに、悲しいことですけれど」
春日魅乗:「雪。あれは、手動操縦の兵器ですよ」
春日 雪:「……お姉さま。わたしのお友達には、世界がこんな風に変わってしまわなければ」
春日 雪:「ただの"もの"のまま、生まれ、砕けて、砂になっていたであろう子がいます」
春日 雪:すぅ、と。目を細めて、ゆっくりと語るように。
春日 雪:「……ええ、もちろん。情を持つべき相手を見極めるのも、レディの素質のひとつであると、分かっています」
春日 雪:「けど……情の無い女には、なりたくありません。なっては、いけないんです。わたしは」
春日魅乗:「……いえ。そうですね。雪は、事が起きる前に、色々と、考えている」
春日 雪:纏う外套に嵌められた、尾を食らう蛇を象った金具を、そうっと撫でる。
春日魅乗:「事が起きてからしか考えられない、私とは、違う」
春日魅乗:「……」少しの間があって。
春日魅乗:ぽん、と手を打つ。
春日魅乗:「すみません。そういう話じゃないですよね」
春日魅乗:「問題は、かの“翼”を奪った、彼らの話です」
春日 雪:「……ふふ、そうですね。ごめんなさい、晶さん。折角、その子たちのこと、詳しく思い出してもらったのに」
上本 晶:「いえ、あの、その」
上本 晶:「お気になさらず」
春日魅乗:「……『ヘイズ』セル」
春日魅乗:「ご存知ですか?」
上本 晶:「いえ。僕は」
春日 雪:「第10支部の面々が交戦した、年少者が多く所属するセルである、と。……わたしも、報告書を読ませていただいただけですが」
春日 雪:「ふたりが、その『ヘイズ』所属である、と?」
春日魅乗:「あの頬の刻印を鑑みるに、あの姉弟も、そうである疑いが強いと」
上本 晶:二人のことを思い出しながら、自分の左頬に触れる。
春日魅乗:「どうして、こうも」
春日魅乗:「痕を遺したがるのか。理解には苦しみますが」
春日魅乗:「とにかく、です。かのメンバーの活動の裏には、糸引くものの影があります」
春日魅乗:「何がしかの目的を与えられて、今回の犯行に及んだと見るべきでしょう」
春日 雪:「かつての件では、"ネイムレス"と呼ばれる者に唆された。そう、報告にはありましたが……」
春日 雪:頬に手を添えて、少しだけ考え込んで。
上本 晶:「二人は……姉の方は『生きるため』に必要だと言っていました」
春日 雪:「……先入観は危険、ですね。背後の繋がりは重要ですが、まずは」
春日魅乗:「解釈が難しい言葉ですね、それ」
春日魅乗:「文字通り、生命活動を維持するためか」
春日 雪:「目の前に待ち受けるふたりと一機、です。……その言葉の真意も、含めて」
春日魅乗:「自分たちの欲望を通した先にあるものか……ええ、そうです」
春日魅乗:「“カウコ”に、“ポホヨラ”。足跡を追うことくらいしか、全てを知るすべはありませんから」
春日 雪:はい、と相槌をひとつ。
上本 晶:「そう、ですね」
春日 雪:「そしていま、わたしたちが向かっているのは……」
春日魅乗:「メカワイバーンの、想定襲撃地点、です」
春日魅乗:「荒事になるかも知れません。準備の方は、抜かり無くお願いしますね」
春日魅乗:「もし足りないものがあれば、仰ってください」
春日魅乗:「私の方で、すぐに用立てますから」
上本 晶:「ありがとうございます」
上本 晶:「僕の方は、自分の身体があれば戦えますから」
上本 晶:左手で、右の手首をぎゅっと握る。
上本 晶:「もし何か思いついたら、その時は」
春日 雪:「もちろん、覚悟は出来ていますとも。……わたしは、少し"お手伝い"することしかできませんけれど」
GM:車は、そのまま廃ビル街奥へと向かっていく。

GM:ロイス取得と購入が可能です。
上本 晶:ロイスは保留します。
どどんとふ:「粘土」がログインしました。
春日魅乗:ロイスは保留してPDWを狙いましょう
春日魅乗:能力訓練も使います
春日魅乗:16dx+4>=30
DoubleCross : (16R10+4[10]>=30) → 10[1,2,3,4,5,6,6,6,6,8,8,9,9,9,10,10]+3[1,3]+4 → 17 → 失敗

春日 雪:ロイス保留、購入はブルーゲイル狙い。
春日魅乗:財産13点使っちゃおう
春日 雪:7dx+4>=20
DoubleCross : (7R10+4[10]>=20) → 9[1,4,6,7,8,8,9]+4 → 13 → 失敗

春日魅乗:残り7になって購入完了。こちらを装備しておきます。
春日 雪:財産点、7点入れておきましょう。残り11点。
GM:君たちなんなの?
春日 雪:PDWを持った魅乗お姉さまに渡しておくのがいいかな。
上本 晶:お、応急手当……
上本 晶:1dx>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 9[9] → 9 → 成功

上本 晶:kaeta!
上本 晶:以上です。
春日 雪:ヒューッ!

ミドル3


GM:引き続き、シーンプレイヤーは上本くん。登場自由。
GM:登場侵蝕をお願いします。
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:61->70)
上本 晶:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+1[1] → 45

春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:64->72)
GM:格差
春日 雪:やっぱ8しか出てなくない!?
上本 晶:なにこれ。
GM:雪ちゃんすごいな……

GM:では、あなたたちは廃ビル街の奥にたどり着いた。
GM:手入れをされていない建物が並び、人影はない。
GM:その中の、元は駐車場であっただろうスペースに、それはいた。
メカワイバーン:「…………」
GM:身じろぎもせずに丸まった背に、せめてものごまかしのようにブルーシートが掛けられている。
GM:そして。
"ポホヨラ":「……大丈夫かな。痛い?」
"ポホヨラ":「いや、痛いとかないのはわかってるけど……」
"ポホヨラ":「返事とかしないのもわかってるけど……」
"ポホヨラ":上本くんが見た少年が、メカワイバーンの前に座り込んでいる。
メカワイバーン:その声に反応する様子はないが、装甲がいくらか剥がれているのがわかる。
メカワイバーン:ある程度ダメージが蓄積されているようだ。
上本 晶:「ありました。メカ………ワイバーンに」
上本 晶:「間違いない。彼です」
"ポホヨラ":「!」その声に振り返る。
上本 晶:姿を見せる前に、後ろの二人に声をかける。
上本 晶:「(メンテナンス前って聞いてたけど、成程)」
上本 晶:驚愕する少年の後ろ、メカワイバーンの様子を改めて目にして。
上本 晶:「君、一人かい?」
上本 晶:努めて穏やかに。戦わずに済むなら、それでいい。
"ポホヨラ":「……う、あ……」視線を泳がす。
"ポホヨラ":「ゆ、UGN……?」
"ポホヨラ":「こいつの、元の持ち主、の?」
"ポホヨラ":警戒しながらも、すぐに襲撃する様子はない。
"ポホヨラ":むしろ、どこか迷っている。
上本 晶:「その、持ち主に頼まれて来た」
春日 雪:「はい。……返していただけると、とても助かるのですけれど」
"ポホヨラ":「…………」
春日 雪:上本くんに続き、ひょっこりと。物陰から顔を出すように、姿を見せる。
"ポホヨラ":「……子供」雪ちゃんを見て。
春日魅乗:「人のものですからね。盗ってはいけませんよ」
春日魅乗:物陰の反対側から顔を出す。
"ポホヨラ":「……三人も……」頭をぐしゃぐしゃと掻く。
GM:さて、ここで判定です。
春日 雪:うおーッ!
GM:選択肢はふたつ。
GM:ひとつはメカワイバーンに白兵・射撃・RC・交渉で攻撃を加えること。
GM:ただし、この場合反撃が予想されますし、"ポホヨラ"の反応も非常に悪印象になるでしょう。
GM:もうひとつは、どこか様子のおかしい"ポホヨラ"に交渉を行うこと。
GM:こちらは達成値により状況が変化します。
GM:判定は全員それぞれチャレンジ可能です。
春日 雪:交渉の場合、達成値は「誰かひとり、最も高い達成値のみ採用」でよいでしょうか。
GM:そうですね!
GM:あ、
GM:いや、すいません。訂正します。
GM:交渉は全員の達成値累計とします。
春日 雪:おっと。
GM:ただ、目安として
GM:このシーンで大きなイベントを回避するために必要な達成値合計は15です。
GM:ただし、その後に関係してくる場面がある、とお伝えしておきます。
春日 雪:なるほど……。
春日 雪:では、相談も完了しましたので。
春日 雪:交渉の判定をします!
GM:どうぞ!
春日 雪:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,1,2,3,9,9,9]+1 → 10

春日 雪:まずは10!
春日魅乗:能力訓練:社会を使用して。
春日魅乗:17dx+2
DoubleCross : (17R10+2[10]) → 10[1,1,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[3,9,10]+5[5]+2 → 27

GM:たっか
春日魅乗:37になりましたね。
春日 雪:さすがお姉さま。
GM:ひとりでぶっ飛ばしてる
上本 晶:では私も……
上本 晶:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 10[10]+10[10]+2[2] → 22

上本 晶:?
春日 雪:!?
春日魅乗:ええーっ
GM:!?
春日魅乗:すご……
GM:たか……
春日魅乗:59……
GM:計59ですね。
春日 雪:すごいことになっちゃった。
上本 晶:食玩のガムかラムネぐらいだろうと思ってたのに…
GM:主戦力
GM:では、この達成値だともう全然交渉成功ですね。
春日 雪:では…!
GM:では、あなたたちは気づくかもしれない。
GM:"ポホヨラ"は緊張しつつも、敵意はそれほどなく、何か言いたそうな顔をしている、と。
春日 雪:「……はい。わたしたちは子供で、UGNで……いえ、お姉さまだけは、そうではありませんけれど」
春日 雪:小さく、表情を緩める程度の笑みを浮かべながら。
春日 雪:「……そして、戦う者でもあります。でもそれは、守るための戦いです。……少なくとも、わたしは、そう思っています」
春日 雪:微笑みと共に、ふわりと。あまいかおり。
"ポホヨラ":「…………」歳が近い子供相手に自分を重ねたか、少し表情を緩め。
"ポホヨラ":ほんの少し、頬を染める。
春日魅乗:その時に、ぽん、と。
春日魅乗:隣に座り込んでいる。
"ポホヨラ":「わっ」
春日魅乗:「私達は、お話がしたいんです」少し目を伏せて。
春日魅乗:「今まで、きっと。話を聞いて貰える機会って、なかったんじゃないですか?」
"ポホヨラ":「お、俺は、俺だって……」
"ポホヨラ":「それは……」唇を噛む。
春日魅乗:見上げて。「はい。私達は、聞きます」
春日魅乗:「まずは、リラックスしてください」自分の胸に手を当てて。
春日魅乗:「すう」「はあ」
春日魅乗:「落ち着いてください。ゆっくりでいいですよ?」
"ポホヨラ":「リラックス……」
"ポホヨラ":「……姉ちゃんも、そうすりゃいいのにな」ぽつりと呟く。
上本 晶:「……君の話も、お姉さんの話も、聞かせてほしい」
上本 晶:「一度手を上げたら、その後はどっちも引っ込みがつかなくなっちゃうんだ」
上本 晶:「だから、できるならまずは話し合いたい」
上本 晶:「そこで解決できる場合も、きっとあるはずだから」
上本 晶:「わかるかな?」
"ポホヨラ":「……知ってる。いっつもみんなケンカしてる」
"ポホヨラ":「ケンカは嫌いじゃねえよ。でも」
"ポホヨラ":「……今は、今だけは……」
"ポホヨラ":胸に手を当てる。
"ポホヨラ":「すう」
"ポホヨラ":「はあ」
"ポホヨラ":「……聞いてくれるってんなら、話す。だから……」
"ポホヨラ":視線を、背後のメカワイバーンにやる。
"ポホヨラ":「こいつを、助けてやって」
"ポホヨラ":顔をくしゃりと歪めた。
上本 晶:「助ける……って、いうのは」
春日魅乗:「……はい?」
春日 雪:「……助け、る……?」
上本 晶:「修理するとか、そういうこと」
上本 晶:「で、いい?」
"ポホヨラ":「修理も、そう」
"ポホヨラ":「こいつあちこちガタが来てるみたいだから、多分元の場所じゃないとちゃんと直してもらえない」
"ポホヨラ":「だけど、その前に……」
春日魅乗:「それは、こちらとしても願ったりですが……その前に?」
上本 晶:「なんだろう。言ってみて」
"ポホヨラ":「姉ちゃん、こいつを他のセルに売り飛ばそうとしてるんだ」
"ポホヨラ":「自分たちで使うんじゃなくて」
春日魅乗:「……成程。確かに、ランニングにもかなりのコストが掛かります」
"ポホヨラ":「そしたら、良くて変な改造されちゃうか、使い捨てられて終わりだろ」
春日魅乗:「体力のあるところでなければ、運用もままならない……」
春日 雪:「……ああ。生きるため、というのは。本当に」
春日 雪:「そういう意味、だったんですね」
"ポホヨラ":「……うち、貧乏だから」
春日魅乗:「生計を立てる、ですか」
上本 晶:「確かに」
上本 晶:メカワイバーンを見ながら、その威力を思い出す。
"ポホヨラ":「あちこちでいろんなものかっさらって、売り飛ばして、そういうのずっとやってて」
上本 晶:「こいつなら、オーヴァード相手だけじゃない」
上本 晶:「並の兵器より強力だし、買い手は数多いるんだろう」
上本 晶:「(それに、UGNの技術が使われてるとなれば、価値は計り知れない)」
"ポホヨラ":「こいつが売れればみんなしばらく元気でいられるって、嬉しそうにしてた」
上本 晶:「(悪用されれば、UGNは二重にガタガタだ)」
"ポホヨラ":「でも俺、こいつ好きだから」
春日魅乗:「それが、嫌だと?」
"ポホヨラ":裏の事情など何も知らぬような目をする。
春日 雪:「……男の子、ですね」
春日 雪:くすっ、と。決して悪意ではない、むしろ好意的な笑いを漏らす。
"ポホヨラ":「……姉ちゃんには悪いけど」
"ポホヨラ":「それに……」
"ポホヨラ":「やり口が、嫌だったから」
"ポホヨラ":「テスト、って言ってただろ。次はデモンストレーションなんだって」
上本 晶:「……人目につく場所でかい?」
"ポホヨラ":「実際に、えーと、街をぶっ壊してみせて、威力をどうだーって見せて」
"ポホヨラ":「そうそう」
春日魅乗:「買い手をつけるには、有効な手段でしょうね」
"ポホヨラ":「そりゃかっこいいし強いと思うけど、余計壊れちゃうよ」
春日 雪:「ええ。……この子も、街も」
春日 雪:「そして、あなたも。きっと、傷付きます」
上本 晶:「そうだね。それだけじゃ済まない」
"ポホヨラ":「……UGNの人はさ、そうやっていろいろ気が回んの、意味わかんないよな」
上本 晶:「そんなことをしたら、こいつを手放した後も、君たちはきっと恨まれる」
"ポホヨラ":それほど不快そうでもなく、あなたたちの言葉に目を細める。
上本 晶:「仲直りのできる"喧嘩"とは、ほど遠くね」
春日魅乗:「それはきっと、余裕からくるものですよ」
春日魅乗:「金銭的な余裕の話ではなく。心の余裕です」
"ポホヨラ":「余裕……」難しい顔をしながら。
春日魅乗:「あ、勿論、あるに越したことはないですよ。強力な武器の一つですからね」
"ポホヨラ":「あいつも余裕あったのかな」ぽつりと。
"ポホヨラ":「姉ちゃんにいろいろ吹き込んだやつ」
春日魅乗:「だけど、心の余裕は、自分ひとりでは……む」
春日 雪:「……それ、は」
"ポホヨラ":「姉ちゃん、別に悪い奴じゃ……っと、そっち的には悪いのかもしんないけど」
"ポホヨラ":「んでも、すげー必死なだけなんだよ」
春日魅乗:「ええ。余裕がなかったんですよね」
"ポホヨラ":「余計なこと教えた奴がいて……」
春日魅乗:「だから、つけこまれてしまった」
上本 晶:「ああ……うん」
上本 晶:「似た様な子、知ってるよ」
"ポホヨラ":「"ネイムレス"」
春日魅乗:「余裕がないときには、何にでも、すがりたくなってしまうから……」
"ポホヨラ":「そっか、そこも余裕か……」
"ポホヨラ":「やっぱり、どこも大変なんだろうなー、子供はさ」上本くんに。
春日 雪:「……お話、もっと聞かせてもらえますか?わたしたちは、この子のことは知っていますけれど……」
上本 晶:「うん。でもきっと、大人になってからも大変なんだ」
春日 雪:メカワイバーンを包むビニールシートに、そっと触れながら。
上本 晶:「だから、助け合っていかないとね」
"ポホヨラ":「助け合いは知ってる! うちも頑張ってる!」
春日 雪:「あなたのことを。あなたのお姉さんのことを。……あなたたちの『ヘイズ』セルのことを」
春日 雪:「もっと、知りたいんです。……伸ばせるところへ、手を伸ばすために」
"ポホヨラ":「……っても、俺、下っ端だから全然大したこと知らないよ」
"ポホヨラ":「俺と姉ちゃんが放置されたとこを助けて貰って、それからずっといるってくらいで」
春日魅乗:「……そうですね。わざわざ、自分のことをしゃべるようには聞こえません」
"ポホヨラ":頬のバーコード状の模様を軽く掻く。
上本 晶:「大丈夫だよ。そこはしょうがないから」
"ポホヨラ":「さっきの"ネイムレス"の奴も、姉ちゃんがずっとやりとりしてたから、全然」
春日 雪:「いいんです。……ええ、実際のところ、情報が欲しいのは確かですけれど」
春日 雪:「言ったでしょう?あなたのことを、知りたいって」
"ポホヨラ":「…………」
"ポホヨラ":少し照れたように口を閉ざした。その時。
メカワイバーン:目が赤く光り、突然駆動音を立て始める。
"ポホヨラ":「……! お前……」
上本 晶:「! そうだ、リモコンは!?」
春日魅乗:「! 誰かが、制御を……?」
メカワイバーン:金属の翼がばさりと広がる。
"ポホヨラ":「せ、制御は姉ちゃんが……」
春日魅乗:「彼女は今、どこに?」
春日 雪:「別行動だった"カウコ"が、近くに……?」
"ポホヨラ":「えっと、さっきのデモンストレーションの話を……わわっ!」
メカワイバーン:そのまま、脚で"ポホヨラ"を掴むと中空に舞い上がる!
"ポホヨラ":「姉ちゃん! 違うって!」空中から。
"ポホヨラ":「この人たち、ちゃんと話を聞いてくれて――!」
"カウコ":「……攻撃」
上本 晶:「しまった!」
春日 雪:「しまっ─」
"カウコ":姿はない。声だけが響く。
春日 雪:伸ばす手が、届くはずもなく。
メカワイバーン:「…………」
メカワイバーン:「…………」
上本 晶:跳躍するが、伸ばした手は"ポホヨラ"に届くことなく。
メカワイバーン:口を開ける、が。音波は発されることはなかった。
メカワイバーン:そのまま、大きく羽ばたいて去っていく。
春日魅乗:「……?」2人を守るように広げた、領域の円を閉じて。
メカワイバーン:《瞬間退場》
春日魅乗:「指示に、背いた……?」
"カウコ":「……不調かなんか……?」物陰から声がするが。
"カウコ":そのまま、気配は竜を追うように去って行く。
上本 晶:《ウサギの耳》で声の出所を探ろうとするも、一歩遅く。
上本 晶:「デモンストレーションの時間、早めてくるでしょうか」
春日 雪:「……あるいは、その可能性もあります。……今のは、結果だけ見れば。不具合、不調の類かもしれませんが……」
春日魅乗:「余裕がないですから」
春日 雪:「……もう少し、調査を続けましょう。次の行き先について。そして、あの子"たち"についても」
春日魅乗:「スケジュールも同じことです。とにかく早く成果を、となるのが普通です」
春日 雪:2人と1機、どこかへ飛び去った者たちを追うように、視線は天井に。
春日魅乗:「……よく知ってます」それは聞き咎められないほど小さく。
春日魅乗:「ええ。翼があるのは向こうだけではありません」
春日魅乗:「追って、追いつかねばいけませんね」

GM:ロイス取得と購入が可能です。
春日 雪:ロイス保留、購入は自分用にクリスタルシールドを…!
春日 雪:7dx+4>=25
DoubleCross : (7R10+4[10]>=25) → 9[1,2,2,3,7,8,9]+4 → 13 → 失敗

上本 晶:少年/"ポホヨラ"/P:誠意○/N:悔悟/ロイス
春日 雪:魔花は今後に残しておいてもらった方がいいと思うので、失敗のままで!(財産点も1足りない)
春日魅乗:じゃあこっちでシールド狙ってみましょう
春日魅乗:17dx+3>=25
DoubleCross : (17R10+3[10]>=25) → 10[1,2,2,2,3,3,4,4,5,5,5,5,7,7,8,8,10]+7[7]+3 → 20 → 失敗

春日魅乗:財産5点で購入。残り2点になりました。
春日魅乗:雪、これを使って身を守るんですよ
GM:たかいたかい
春日 雪:ありがとうございます、お姉さま!(身を守る(物理))
上本 晶:二ラウンド目あたり用にブルーゲイルを……ダイス運が残っているかも。
上本 晶:1dx>=20
DoubleCross : (1R10[10]>=20) → 1[1] → 1 → ファンブル

春日魅乗:ロイス保留で以上!
GM:あー
春日魅乗:運、全部使ってる
上本 晶:小銭を落とした。
上本 晶:以上です。
春日 雪:運が尽きていた。

ミドル4


GM:シーンプレイヤーはやはり上本くん。登場自由。
上本 晶:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+4[4] → 49

GM:登場侵蝕をお願いします。
GM:上本くん本当に落ち着いてる
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:70->72)
春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:72->76)
春日 雪:よし落ち着いた。
GM:あっやっと落ち着いた

GM:では、引き続き判定を行っていきましょう。

使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>
目標値 :9(最大値30)
プライズ:4/8
シーン数:3/6


春日 雪:では、コネ込みで情報:UGNにて判定を!
春日 雪:9dx+1>=9
DoubleCross : (9R10+1[10]>=9) → 10[3,4,5,5,6,7,8,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

春日 雪:ぬぅっ、財産点全部突っ込んでも23…!
春日魅乗:とりあえず振ってみよう
上本 晶:魅乗さんの判定直前にオートで《援護の風》。ダイス+5個してください。
上本 晶:侵蝕:49+2=51
春日魅乗:いただきます!
春日魅乗:ダイスがいっぱいになったぞ
春日魅乗:能力訓練使って素振り。
春日魅乗:22dx+3>=9
DoubleCross : (22R10+3[10]>=9) → 10[1,1,2,2,2,3,3,3,5,6,6,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9,10]+10[10]+3[3]+3 → 26 → 成功

GM:ひええ
春日魅乗:財産残り2しか無いんだよな……
春日魅乗:もしかしたら上本くんが30出すかも?
GM:がんばれ!
春日 雪:宵闇温存して、もう1シーンリサーチする、というのもありですね。
上本 晶:と、とりえあず振ってみますか
上本 晶:とりあえず
春日魅乗:GOGO!
春日 雪:ヤー!
上本 晶:では噂話で、友人のコネも使ってダイス+2個。
上本 晶:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[3,4,6]+1 → 7

上本 晶:失敗。お金も足りない……
春日魅乗:《宵闇の魔花》を、自分へ。達成値を+16して42にします。
GM:たっかい
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:72->76)
春日魅乗:HPは14になりました
春日 雪:ヒャァ
GM:最大値が30ということで、PPは4、DPは3獲得!
GM:ミドル判定突破!
GM:DPは累計で6ですね。
上本 晶:大爆発
GM:ということで、開示してイベントを起こしていきます。

PP5・6・7・8
【メカワイバーンの目撃情報】
第12地区寄りの山岳方面でメカワイバーンの目撃情報があった。
すぐに向かえば間に合う距離だ。
【肉体】で判定して全員の達成値合計が18を超えれば山道を踏破できるだろう。
この達成値はシーンを超えて累積する。
また、1人でも〈運転:航空機〉で目標値9の判定に成功すれば、全員が即座に移動できる。
あるいは、1人でも〈交渉〉で目標値11の判定に成功すれば、阿久津支部長が直々に送り届けてくれる。


GM:というイベントの発生です。
GM:こちらはシーン変わらず、このまま挑戦が可能です。
春日 雪:では、交渉で振ってみましょうか。
GM:どうぞ!
春日 雪:9dx+1>=11
DoubleCross : (9R10+1[10]>=11) → 8[1,2,3,4,4,6,6,6,8]+1 → 9 → 失敗

春日 雪:にゃーッ
GM:ざんねん
春日魅乗:あらあら
春日魅乗:仕方ない子ね、雪は
春日 雪:お姉さま……後はお願いします……(ガクッ)
春日魅乗:雪……!
春日魅乗:許さない……阿久津数馬……!
阿久津数馬:えっ
春日魅乗:絶対に、交渉に成功してみせます!
春日魅乗:17dx+3>=11
DoubleCross : (17R10+3[10]>=11) → 10[1,1,1,3,4,5,5,6,6,8,8,8,8,9,9,10,10]+10[9,10]+3[3]+3 → 26 → 成功

春日魅乗:どうだっ
GM:すごい成功した
GM:マーベラス!
春日 雪:お姉さま……!
GM:これで無事ヘリは確保だ!
上本 晶:せっかくだから何か振っておこうかな…交渉以外で。
上本 晶:おまけ程度に〈運転:航空機〉で振ってみます。
上本 晶:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 4[2,4] → 4 → 失敗

GM:ざんねん
GM:免許とか……必要だからね……
GM:いや、乗り回してる支部長がいるけど……
上本 晶:無免許だからね。
上本 晶:権力。
春日 雪:不正はありません。

GM:N市第9地区 廃ビル街

GM:あなたたちは飛び去ったメカワイバーンの行方を追うため、取り急ぎ移動をしようとしていた。
GM:相手はあまりに高速だ。追いつくにも時間が足りず、行き先も不明。
GM:そこに、魅乗さんの携帯端末へと通信が届いた。
春日魅乗:「場所が分かれば、つなげちゃおうと思うんですけどね」
春日魅乗:指を宙空にさまよわせて。「特定できないことには……あら?」
GM:発信者は阿久津数馬支部長だ。
春日 雪:「あまり濫用が出来る類の力では……あら」
春日 雪:着信音を聞いて、挟みかけていた口を閉じる。
阿久津数馬:『もしもし。現状は?』
阿久津数馬:『こちらはメカワイバーンの移動を把握している』
春日魅乗:「はい。こちらは……おや」
春日魅乗:「そうですね。私達も、その移動に追いつきたいところなんです」
阿久津数馬:『やはりか……。方向は一直線。山岳方面に向かっている』
阿久津数馬:『隠れ家か何かがあるのか、そこで作戦行動をするのかどうかはわからんが』
阿久津数馬:『こちらもそれは予想をしていた。今向かっている』
春日魅乗:「そうなんですよね。でも、私たちは、足には自信がないんですよね」
春日魅乗:「顔と口くらいなんです」
阿久津数馬:『さすがに足では難しいだろう、と……』
阿久津数馬:『本当に口はな……顔……顔も……』ぶつぶつ言っている。
春日魅乗:「はい。ですから、是非」
GM:さて、その辺りで、あなたたちの耳は遠くの音を捉えるだろう。
上本 晶:「ん」
春日魅乗:「迎えに来て頂き……おや」
上本 晶:音の聞こえた方向に目を向け、拡大する。
GM:あまり日常的ではない……ヘリのローター音。
GM:上本くんの目には、一台の戦闘ヘリが近づいてくるのが見えるだろう。
春日魅乗:「使うまでもなく、そちらにご慧眼がおありと。失礼致しました」
春日 雪:「あら。以心伝心、というものでしょうか」
阿久津数馬:『使われるくらいなら自分で動くぞ、僕は』
GM:風を巻き起こし、ヘリはゆっくりと空き地へと着陸。
GM:中からひょこりと少年が顔を出す。
阿久津数馬:「軽量化で武装を置いてきたから、あまり戦力としては期待するな」
阿久津数馬:「あと、スペースもな。それで良ければ、乗れ」
上本 晶:「あなたが、第十支部長……阿久津、さん」
上本 晶:「ありがとうございます。お願いします」
春日 雪:「いえ。こうして迎えに来ていただけただけでも、十分すぎる程です。……ええ、では、遠慮なく」
春日魅乗:「あ、びっくりしました?そうですよね」
春日魅乗:「驚きますよね?」
上本 晶:「直にだと、やっぱり」
上本 晶:ちょっと小声で。
阿久津数馬:「驚いていられるのもあと二、三年だ」
阿久津数馬:少しだけ悔しそうに。
上本 晶:「す、すみません」
春日 雪:「……ふふ。将来を楽しみにしておきましょうね。お互いに」
春日 雪:ころころと、鈴を転がすように笑う。
上本 晶:ペコペコとしながらヘリに乗り込む。
春日魅乗:それを見やると、最後に乗り込んで……
春日魅乗:「これ」
春日魅乗:「狭いですね……?」
春日 雪:「ええ。……狭いですね。ですから」
春日 雪:「仕方ありませんよね?」
上本 晶:「見た感じ、定員は……え?」
阿久津数馬:「言ったろ、期待するなと……」自分も詰めながら。
春日 雪:精一杯、扉側に身を寄せて。隣に座る、上本くんの腕に。
春日 雪:するりと自分の腕を絡めて、引き寄せるように。
上本 晶:「な、なにを」
春日 雪:「さ、もう少しこっちへ。でないと、お姉さまが座れませんから」
上本 晶:「あ、はい」
上本 晶:言われるまま、詰めていく。
春日魅乗:「すみません」背を向けるように、体を差し入れる。
春日 雪:「……ふふ。なんとかギリギリ、ですね」
春日 雪:"姉"とは逆に、体の前面を、少年に押し付けるように。
春日魅乗:袖のない服。肩から背が、密着するような体勢。
春日魅乗:「雪。あまりはしたない真似はよしなさい」
春日 雪:「はい。……ですけど、今の場合は、ええ。緊急事態、ですから」
春日 雪:「少しだけ……"我慢"してくださいね、晶さん」
上本 晶:「あ、うん……僕の方こそ、すみません」
春日魅乗:「あの。あまり揺らさないで飛ばしてくださいね」
春日 雪:何も混ざりもののない、けれどどこか甘い香りがするような吐息を、言葉と共に投げかけて微笑む。
春日魅乗:「これ、結構……」
上本 晶:「痛かったら、すぐ言ってくださいね」
春日魅乗:「いえ、お気遣いありがとうございます……痛いとかはないんですけど、その」
春日魅乗:「少し、恥ずかしいですね、これ」
阿久津数馬:「……努力はする」
阿久津数馬:「けど、速度は保つからな!」
上本 晶:「はぁ……すいません。本当に」
春日 雪:「大丈夫ですよ、お姉さま。……数馬さんも晶さんも、小さくても立派な紳士ですもの」
上本 晶:「会ったばかりの相手と、こんな風に」
春日 雪:「きっと、良くしてくださいます」
阿久津数馬:「お前らも僕のヘリの中で……なんか……なんだ……」
阿久津数馬:「急ぐからな!!!」
春日魅乗:「雪」
上本 晶:「あ、はい」
上本 晶:舌を噛まぬよう、歯を食いしばっておく。
春日 雪:「ふふ。……はい、ここからは、喋ると舌を噛んじゃいますから」
春日 雪:口にチャック、のジェスチャー。
阿久津数馬:「行くぞ」
GM:再び、ヘリは大きくローター音を発し始めると、ふわりと浮き上がる。
GM:向かう先は、メカワイバーンの飛び去った、山岳方面。

GM:ロイスと最後の購入が可能です。
上本 晶:阿久津支部長に割く枠がのうなってしまったな……ロイスはいっぱいなので無し。
春日 雪:ロイスはクライマックス用に1枠残しで保留!購入は……そうか、上本くんはセットアップが埋まる。
上本 晶:1ラウンド目だけですがね。
上本 晶:ブルーゲイルは使いづラメ。
春日 雪:お姉さま、ホローポイント弾(マイナーで攻撃力+3)とか使います?
春日魅乗:PDWとかみ合わせ悪いんだよな……
春日魅乗:まあでも、ヘヴィマシンガンだったら使うかも?って感じです
春日 雪:では、他に買うべきものもなさそうですし、ホローポイント弾を狙いましょう。
春日魅乗:リアクティブアーマーでも狙おうかな
春日魅乗:17dx+3>=24
DoubleCross : (17R10+3[10]>=24) → 10[2,2,2,2,3,3,4,4,5,5,5,5,6,6,8,9,10]+7[7]+3 → 20 → 失敗

春日魅乗:うーん、2足りないか
春日魅乗:失敗!以上で!
春日 雪:あ、そうか。それもアリか…。行動値も落とせるし。
春日 雪:というわけで、自分用にリアクティブアーマーを。重ね着できる!
春日 雪:7dx+4>=24
DoubleCross : (7R10+4[10]>=24) → 10[1,4,8,9,9,10,10]+8[6,8]+4 → 22 → 失敗

春日 雪:財産点2を投入して購入、装備。行動値2へ。
春日魅乗:おおすごい
上本 晶:特にこれと言って必需品もないし
上本 晶:レネゲイドチェッカーでもチャレンジしてみよう。
上本 晶:1dx>=16
DoubleCross : (1R10[10]>=16) → 2[2] → 2 → 失敗

上本 晶:今度は財布を落とさなかったぞ。
上本 晶:以上です。
春日魅乗:えらい
GM:よかった!(?)

クライマックス


GM:全員登場!
GM:登場侵蝕をお願いします。
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:76->81)
春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:76->85)
春日 雪:ここで!!
GM:わあ
上本 晶:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+8[8] → 59

上本 晶:ボーナスどこ。

GM:あなたたちはヘリ(ちょっと揺れる)に乗り、空路を急いだ。
GM:やがて眼下の景色は山に。
GM:そんな中、阿久津支部長が口を開いた。
阿久津数馬:「確認をしたいんだが」
春日魅乗:「んっ」揺れるたびに声を漏らす。
春日魅乗:「……はい?」
上本 晶:「あ、なんですか?」
上本 晶:出来る限り触れないように無駄な努力を続けている。
阿久津数馬:「先ほどの話だ。メカワイバーンは、確かに攻撃をしなかったんだな」
上本 晶:「はい。向こうは故障を疑ってるようでしたが」
春日 雪:「……ええ。確かに、指示はあったはずです。こちらに牙を向けはしました。でも……」
春日 雪:それだけでした、と。その光景を思い出すように、言葉を零す。
阿久津数馬:「まあ、故障でもいいと言えばいいんだが……」
阿久津数馬:「あいつには、最初は自律回路が仕込まれる予定だった、というのは聞いているよな」
春日魅乗:「故障であれば、その後の飛行指示にも支障をきたすはずですからね」
上本 晶:「ええ。今は補助的なものとして搭載していると」
阿久津数馬:「精度と判断基準に難があるとしてお蔵入りにはなったんだが」
春日 雪:「……難がある、ということは」
春日 雪:「その難に目を瞑れば、動作はする」
阿久津数馬:「回路自体は、まだ停止状態であいつの中にある」
春日魅乗:「それが、熾きてしまったと?」
阿久津数馬:「ああ、ある意味故障とも言えるかもしれないが……」
上本 晶:「それは」
上本 晶:「場合によっては、相手のコントロールからも外れる可能性が?」
阿久津数馬:「可能性はな」
阿久津数馬:「外から見て、都合良く推量をしているだけだ」
阿久津数馬:「……僕は、やはり」
春日魅乗:「そうあってほしい?」
阿久津数馬:「……ああ。できればあいつを破壊はしたくない」小声で。
春日魅乗:「実はですね。私もですよ」
阿久津数馬:「とはいえ、僕の希望的推測にお前らを巻き込むわけには……」
春日魅乗:「せっかく資金を投入したのですから、当然の判断ですよね」
阿久津数馬:「……そう、そうだ。それ! そっち!」
春日魅乗:「……まあ、それだけじゃないんですけど」
阿久津数馬:「せっかくの支部の財産だ。そうやすやすとは」
上本 晶:「僕もです」
春日魅乗:「……自我を失ったと見做されたものが、起きるはずのない自我に目覚めた」
上本 晶:「彼………彼?を好きなのは」
春日魅乗:「それは……考えようによっては、”救い”ですから」
上本 晶:「僕たちの他にもいますからね」
春日 雪:「…………」
阿久津数馬:「…………」
春日 雪:ええ、ええ、と。3人の言葉に、頷きながら。
春日 雪:「……それは、きっと。奇跡のようなお話なのでしょうけれど」
春日 雪:「わたしは、わたしたちは。この街で、信じられないようなことを、たくさん見てきました。ですから」
春日 雪:「……信じていますよ。誰にだって、救われる権利はあると。それを求めるのは、ええ」
春日 雪:「恥ずかしいことでは、ないんです」
阿久津数馬:「……お前らが、そう言うのなら」
春日魅乗:「……ええ」
阿久津数馬:「託すぞ、阿久津数馬としての願いを」
阿久津数馬:「そして、第10支部長として言う」
上本 晶:「出来る限りのことはやり遂げます」
阿久津数馬:「目的は奴の奪還、あるいは破壊だ」
阿久津数馬:祈るような響きを押し殺して。
阿久津数馬:「街を守れ」
上本 晶:「……一つ」
上本 晶:「いいですか。不躾ですが」
阿久津数馬:「僕にか? なんだ」
上本 晶:「彼……メカワイバーンを奪還できた場合は」
上本 晶:「修理点検、そして引き続きの人道的な運用を」
上本 晶:「どうか、お願いします」
阿久津数馬:「ああ、約束する」
阿久津数馬:「それは……」
阿久津数馬:「阿久津数馬と第10支部長、両方の願いだ。叶える」
上本 晶:「ありがとうございます」
上本 晶:「その願い、確かに託されました」
GM:やがて眼下の景色の中、異質な銀色の反射がちかりと目に入る。
阿久津数馬:「……居た。追いついたぞ」
阿久津数馬:「高度を落とす。すぐに降りられるようにしておけ」
GM:降下するごとに、それは静かに佇む銀色の機械竜であることがわかる。
GM:ヘリはある程度の高さまで降りると、降下用のロープをするすると下ろす。
春日 雪:「……はい。では、行ってきますね」
春日 雪:ロープを掴み、開け放たれた扉から。あっさりと、身を投げるように。
上本 晶:「あっ、危ないから先に」
上本 晶:と、言うも時既に遅く。
春日魅乗:「あの勇敢さ、ちょっと怖いくらいなんですけどね」
春日 雪:きゃあ、などと。少女らしい悲鳴が、ドップラー効果込みで聞こえてきたりもしたけれど。
春日 雪:軽いものが、とさりと着地する音がする。
春日魅乗:「……私たちも行きましょうか」
上本 晶:「はい」
上本 晶:「このヘリが襲われるかもしれないので、離れるか降りられそうなところに」
上本 晶:「では、行きます」
上本 晶:隣に空いたスペースに詰め、身を躍らせる。
上本 晶:ロープを伝い、雪さんの近くへと着地し周囲を警戒。
春日魅乗:それに続いて、ロープで降りるが。
春日魅乗:なかなか降りてこない。
春日魅乗:のろのろと恐る恐る降りている。
春日魅乗:「あのっ! これっ!」
春日魅乗:「怖くないですか……!?」
上本 晶:「えっ、いや、その」上は見ず、辺りを見渡しながら。
上本 晶:「慣れれば……?」
上本 晶:※《軽功》で高いところをよく駆け上がったりしてる。
春日魅乗:「慣れたくありません!」
春日 雪:「大丈夫ですよ、お姉さま。さあ。3、2、1で」
春日魅乗:「雪!やめて!」
春日魅乗:のろのろとだが、徐々に降りていき、なんとか地面に近づいて。
春日魅乗:「すう」「はあ」
春日魅乗:意を決して飛び降りる。
春日魅乗:「わわっ」バランスを崩しかけるが、なんとか着地。
上本 晶:「大丈夫ですか?」
春日 雪:「ふふ、珍しいものが見れました。あんなに可愛らしいお姉さま、何年ぶりでしょう」
春日 雪:楽しそうに、ころころと笑って。
春日魅乗:「大丈夫です……もうっ」
春日魅乗:「私、人を動かす方なんですけどね、本当は」
春日魅乗:「雪と一緒だと、動かされてしまう」
春日 雪:「はい。それが、わたしの─わたしたちの、在り方ですから」
GM:さて、そうして着地したあなたたちの前には、銀色のメカワイバーン。
GM:そして――。
"ポホヨラ":「だからっ! こいつあちこち壊れてるんだから、無理させんなって!」
"カウコ":「無理させないでなんのために手に入れたのよ!」
"ポホヨラ":「大体、壊れてから売って、バレたらどうするんだよ」
"カウコ":「そんなのその後で考えるしかないでしょ」
"カウコ":「あたしたちには生きていくために、お金が必要なの」
"カウコ":「……正義とかなんだとか、そんなの、食べたってお腹いっぱいにならない」
"カウコ":「あんたが何にかぶれたか知らないけど、やれることをやるしかないじゃない!」
"ポホヨラ":「…………」
GM:言い争う姉弟の姿。
GM:二人はすぐにあなたたちに気づく。
"カウコ":「……ほら」
"カウコ":「あんたが呼んだ敵よ」
"ポホヨラ":「……でも、話聞いてくれた!」
"カウコ":「……話なんて」
"カウコ":「あたしだって、ちゃんと全部済んだら、全部聞いてあげたわよ!」
"カウコ":「バカ!」
"カウコ":あなたたちに向き直る。目には敵意。
春日魅乗:「全部済んでからだと、少し、遅いので」
春日 雪:「……お話をしましょう、という雰囲気では、ないですね」
春日魅乗:「今から、お話させていただきたいのが、正直なところなのですけど」
上本 晶:「どうか、落ち着いて……くれないだろうか」
"カウコ":「……テストの時の人ね」
上本 晶:「そうだ」
"カウコ":「悪いけど、それは聞けない」
"カウコ":「話をする気はない。あたしはあたしの守んなきゃならないものを守る」
春日魅乗:「それはなんですか?」
"カウコ":「家族! それだけ!」
"カウコ":「みんなで一緒に暮らして、病気しないで、ごはん食べて、ゆっくり寝て」
春日魅乗:「——ああ。では」
"カウコ":「敵が来たら倒せるくらいには強くなって、それだけ!」
春日魅乗:「私、これ以上。何も言えなくなってしまう。困りましたね」
上本 晶:「……うん。僕もです」
春日 雪:「……そうですね。先ほど、こう言っていたのが聞こえました」
春日 雪:「やれることをやるしかない、と。……それは、ええ」
"ポホヨラ":「…………でも」おそるおそる。
"ポホヨラ":「俺は、やなんだ」
"ポホヨラ":「俺が初めて、生きてくこと以外で初めていいなって思ったこいつを」
"ポホヨラ":「踏みつけていくのは……」
春日魅乗:「……そうか。そうですね」目を閉じて、微笑んで。
メカワイバーン:眼下のやり取りに、身じろぎもせずにいる。
春日魅乗:「私は、あなたの方だ」
春日魅乗:「嫌だから、家族を。どうにかしてあげたい」
春日魅乗:「……ええ。その欲望に、私は共感を覚えています」
春日魅乗:「……私の翼は、そちらに」
春日 雪:「……同じなんですよ。オーヴァードであろうと、そうでなかろうと。……所属している組織が、何であろうと」
春日 雪:「大切なものを、大切だと思うのは。そのために何をしたっていい、と思うのは。心あるものであれば、当たり前です」
春日 雪:「ええ、ですが。だからこそ、わたしは」
春日 雪:「あなたたちを、繋ぎ止めねばなりません」
春日 雪:向ける言葉は、姉弟たちに対してであり。機械の龍に対してであり。そして─。
春日 雪:─視線は、いまだ翼持たざる貴婦人の背に。
上本 晶:「………僕には」
上本 晶:「妹が、いる。だから君の思うところも、わからないでもない」
上本 晶:首にかけた、欠けた月のペンダントを握りしめる。
上本 晶:「だから。そう、だからこそ」
上本 晶:「大事な妹のいる、この街を壊すことは止めるし」
上本 晶:「そして、君の大事な弟が好きなものも守るし」
上本 晶:視線は"ポホヨラ"からメカワイバーン、そして"カウコ"へ。
上本 晶:「君に、これ以上の敵が増えるのも防ぐ」
"カウコ":「……その前に、あんたたちがあたしの敵」
"カウコ":「行くよ、メカワイバーン」手には制御装置。
メカワイバーン:指示に対し、目が赤く輝く。
上本 晶:「………仲直りできる内は」
メカワイバーン:『GRRRRRR……』低く唸るような駆動音。
上本 晶:「敵じゃないんだ。きっと」
"カウコ":「し」首を横に振る。
上本 晶:"ポホヨラ"を見て、彼の言葉を思い出す。
春日魅乗:「ええ。敵と断じてしまうには、私たちは、早すぎます」
上本 晶:「ケンカなら、相手になるよ」
"ポホヨラ":「姉ちゃん……!」
春日 雪:「……そうですね。命がけの、喧嘩(R:おはなし)です。晶さん、お姉さま」
春日 雪:「どうか、存分に」
春日 雪:祈るように、衝動に耐えるように。胸の前で手を組み、目を伏せた。
"カウコ":「知らない!!」
GM:拒絶の言葉と共に、敵意に満ちた《ワーディング》の気配があなたたちを包む。
GM:衝動判定。意志で目標値9の判定を行ってください。
上本 晶:DBなしの素振りで勝負をかけるしかない…!
上本 晶:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 10[2,10]+6[6] → 16 → 成功

GM:たかいね?
春日 雪:素振りで…!
上本 晶:意志力!
春日 雪:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 9[4,7,9,9]+1 → 10 → 成功

上本 晶:59+2d10
DoubleCross : (59+2D10) → 59+19[9,10] → 78

春日 雪:OK!
上本 晶:ワハハ
春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+13(2d10->10,3)した(侵蝕率:85->98)
春日魅乗:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[1,5,9,10]+1[1] → 11 → 成功

春日 雪:そしていい数字に。
春日魅乗:OK!
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+4(2d10->2,2)した(侵蝕率:81->85)
春日魅乗:落ち着き始めた

GM:戦闘開始です。
GM:まずはエンゲージ状況。

["カウコ"、メカワイバーン]--(10m)--[上本、雪、魅乗]


GM:"ポホヨラ"は戦闘には加わりません。
GM:そして、セットアップ前に少し説明を。
GM:まず、現在「阿久津数馬支部長と同行している」ため、NPC効果がひとつあります。

NPC効果:阿久津数馬
オートアクションで使用。ラウンド1回判定ダイス+3個。


GM:また、このシナリオにはメカワイバーンポイント(MWP)が設定されており、主にさっきの交渉の達成値です。
GM:要はメカワイバーンの自律回路からの信頼度ですね。
GM:数値によってメカワイバーンの行動に変化があります。
GM:現在値は……59で、あの
GM:本来の予定上限の倍くらいに……なってて……
春日魅乗:www
春日 雪:ばいくらい。
上本 晶:どうしてこんなことに。
春日魅乗:私たちの社会性が高すぎたせいで……
GM:まず、この場面ではNPC効果がひとつ増えます。

NPC効果:"ポホヨラ"
オートアクションで判定直後に使用。判定の達成値を-5。


GM:姉なので直接攻撃は出来ませんが、妨害をしてくれるそうです。
GM:さらなる効果はまた後ほど。
GM:質問はありますか?
上本 晶:私の方は、現状とりあえず大丈夫です。
春日魅乗:OK!
春日 雪:は、大丈夫です!
GM:了解!

GM:ではまず、セットアップ前にDPを使用して侵蝕を上げることも選択できます。
GM:DPは全部で6点。計12点まで上昇可能。
GM:使用しなかったDPはバックトラックで侵蝕低下に使用することもできます。
春日 雪:は!現在、侵蝕は98です。DP使用「無し」で!
上本 晶:2点使用します。78→82。
上本 晶:DP残り4。
春日魅乗:4点使用して、8点上昇させます。
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+8した(侵蝕率:85->93)
GM:では上本くんは残り4点、雪ちゃんは残り12点、魅乗さんは残り2点かな。
GM:雪ちゃんは6点か
春日 雪:ですです。<残り6
GM:了解です。ではセットアップに。


■セットアップ■

GM:宣言がある方はどうぞ!
春日 雪:なっしん!
上本 晶:《光の銃》
メカワイバーン:なし
上本 晶:シーン間、射撃武器を装備します。侵蝕:82+2=84
"カウコ":《加速装置》《ミラーコート》。行動値とドッジダイス上昇。
上本 晶:左手首を起点に、光の弓が生成される。
春日魅乗:1ラウンド目はいいか。なし!


■イニシアチブ■

GM:行動値順では"カウコ"が動きます。
GM:割り込みなどありましたら!
上本 晶:こちらはありません。
春日魅乗:ないです!
春日 雪:こちらも割り込みなしで!基本的にこれからもなし!
GM:オッケー!
GM:ではマイナーで《主の恩恵》《シャインブレード》
GM:攻撃力とダイスを増加させます。
"カウコ":ではマイナーで《主の恩恵》《シャインブレード》
"カウコ":攻撃力とダイスを増加させます。
"カウコ":メジャー、《ハイマニューバー》《天からの眼》《小さな塵》《コンセントレイト》
"カウコ":インプラントミサイルを使用した射撃攻撃を行います。対象はPCのエンゲージ。
"カウコ":判定いきます。
"カウコ":14dx7+25
DoubleCross : (14R10+25[7]) → 10[2,3,4,4,4,5,5,7,8,8,8,9,10,10]+10[2,2,8,9,9,10,10]+10[1,2,6,6,8]+10[9]+10[10]+10[9]+3[3]+25 → 88

GM:!?
春日魅乗:ヤッバ
上本 晶:ぎゃあ
GM:今日のダイスは元気だなあ
春日魅乗:3dx ドッジ
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[2,8,10]+10[10]+5[5] → 25

GM:リアクションをどうぞ
春日 雪:ひえっ…!
春日魅乗:回ったが無意味!
上本 晶:ドッジあるのみ。
春日 雪:お姉さま!?
春日 雪:こちらはクリスタルシールドでガード!
上本 晶:4dx+1>=88
DoubleCross : (4R10+1[10]>=88) → 8[3,6,6,8]+1 → 9 → 失敗

上本 晶:ライフで受ける!
"カウコ":ではダメージいきます。
上本 晶:あ、シューターズジャケットでもういっちょ低いですね。
"カウコ":9d10+32
DoubleCross : (9D10+32) → 60[4,7,10,6,6,3,8,10,6]+32 → 92

GM:たかいなきみ
春日 雪:殺意がすごい。
春日魅乗:やばいて!
上本 晶:はしゃぐダイスくん。
上本 晶:装甲値とか無意味!《リザレクト》します。
春日 雪:12点ガードと装甲で8、20点止めても死!リザレクト…!
GM:おっと、装甲は有効でした
春日魅乗:リザレクトを。
上本 晶:84+1d10
DoubleCross : (84+1D10) → 84+7[7] → 91

春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:93->94)
春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:98->101)
"カウコ":では演出を。

"カウコ":「……邪魔をするんなら」じゃこん、と左腕が砲撃体勢に。
"カウコ":「全員、ここでぶっ潰す!」
"カウコ":小型ミサイルの砲撃が、あなたたち目がけて降り注ぐ!
春日魅乗:「っ!」
春日 雪:「く、ぁッ……!」
上本 晶:「ぐ………っ!」
春日 雪:外套と、肩から下がる追加装甲で爆炎を抑えるも。肌と髪が焼け焦げ、シュウシュウと音を立てて再生する。
上本 晶:衝撃に吹き飛び、受け身をとるも地面を転がっていく。
春日魅乗:寸前で領域を展開、放水によってその爆轟を軽減するも、止めきれるものではなく。
春日魅乗:「……けほっ。ご無事ですか?」
上本 晶:「大丈夫、です」
上本 晶:上半身を起こしながら、相手を見据える。
"カウコ":「あんたもだからね、"ポホヨラ"。後でお仕置き!」
"カウコ":じゃきん、と再度腕を戻し、弟に。
春日 雪:「……ふふ。随分と厳しい"お姉さま"ですね」
"ポホヨラ":「……!」
春日 雪:肉の焦げる嫌なにおいを、精製した薬物で打ち消しながら微笑む。

GM:次は行動値8で同値ですが、PC優先で上本くん。
GM:こちらの割り込みはありません。どうぞ。
上本 晶:マイナーでジェネシフトします。
GM:どうぞ!
上本 晶:最大値が感覚の4なので………3!
上本 晶:91+3d10
DoubleCross : (91+3D10) → 91+14[9,4,1] → 105

上本 晶:うむ。
上本 晶:メジャー。《コンセントレイト:エンハイ》《小さな塵》《光使い》《マスヴィジョン》
上本 晶:"カウコ"を対象とした射撃攻撃を行います。
"カウコ":来なさい!
上本 晶:ダイス。感覚能力値4、ボーナス3、エフェクト4、シューターズジャケット1
上本 晶:合計12個。コンセ3。
GM:判定をどうぞ。
上本 晶:あ、コンセはレベルですね。7です。
上本 晶:12dx7+2
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[1,3,3,5,6,6,7,8,9,9,9,9]+10[2,2,2,9,10,10]+10[2,8,9]+10[5,9]+4[4]+2 → 46

"カウコ":ドッジします。
上本 晶:そこそこ
"カウコ":11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,4,6,10]+4[4]+4 → 18

"カウコ":だめ! ダメージをどうぞ。
上本 晶:攻撃力。エフェクト25、武器4
上本 晶:5d10+25+4
DoubleCross : (5D10+25+4) → 37[8,9,7,7,6]+25+4 → 66

上本 晶:もろもろ有効です。
"カウコ":たっか
"カウコ":《電磁反応装甲》3回使用します。
上本 晶:バチバチ!
"カウコ":ダメージ60軽減。6だけ通ります。
春日魅乗:かたいなー
上本 晶:むむーっ! では演出を!
GM:どぞ!

上本 晶:目の前の姉弟に自分と妹の姿が重なり、歯を食いしばる。
上本 晶:「(結局、いつもこうなるんだ)」
上本 晶:そう思いながら、視線を外したりはしない。
上本 晶:守るために傷付ける。奪いながら救う。
上本 晶:そうしていくと、決めているから。
上本 晶:「………ッ!」
上本 晶:俯せの姿勢から、勢いよく跳躍。
上本 晶:伸ばした左腕に、右腕を番える。
上本 晶:「(右上腕………)」
上本 晶:追い求める正義と、内に潜む破壊の衝動、どちらも忘れぬように。
上本 晶:敢えて背負った"ダブルフェイス"の名を胸に。
上本 晶:「(頼むから、ケンカで終わらせてくれ!)」
上本 晶:右手より、光が一閃。
上本 晶:少女の腕を焼く力が放たれる。
"カウコ":「……っ!」
"カウコ":とっさに装甲を展開、威力を最小限に抑えるが、無傷ではない。
"カウコ":取り落としかけた制御装置をしっかりと握り、あなたをきっと睨みつける。

上本 晶:侵蝕:105+10=115
GM:では次はメカワイバーンの手番ですが、
"カウコ":《加速する刻》
春日 雪:!?
上本 晶:スピーディおねえちゃん
"カウコ":メインプロセスを行います。怪我して怒っちゃった。
"カウコ":マイナー、再度《主の恩恵》《シャインブレード》
春日魅乗:むう……
"カウコ":メジャー、《ワンショットツーキル》《天からの眼》《小さな塵》《コンセントレイト》
"カウコ":リニアキャノンを使用した射撃攻撃を行います。
"カウコ":対象は2体なので、春日二人!
春日 雪:かもん!
"カウコ":判定をします。
"カウコ":14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[2,3,4,5,5,6,7,7,7,8,9,10,10,10]+10[2,2,2,3,5,7,8,10]+10[4,7,8]+3[2,3]+6 → 39

GM:さっきの勢いはどうした
GM:リアクションどうぞ
春日魅乗:いや十分ですけど……
春日魅乗:3dx ドッジ
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[2,8,10]+8[8] → 18

春日魅乗:何か無駄に安定して回るな……
春日 雪:ガード…しましょう…!
"カウコ":ではダメージ。
"カウコ":4d10+28
DoubleCross : (4D10+28) → 12[1,5,5,1]+28 → 40

春日魅乗:無理!リザレクトします。
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:94->95)
春日魅乗:安定した女
GM:おちついてる……
春日 雪:ガードと装甲で20点、HPは3…出目が走ればワンチャン…!
春日 雪:リアクティブアーマーを使います。
春日 雪:2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[7,6] → 13

春日 雪:合計33、届かず!"カウコ"に「■有為/侮蔑」でロイスを取得、タイタス化して昇華!復活!
"カウコ":では演出!

"カウコ":「……!」微かについた傷をちらりと見、今度は右腕を砲撃体勢に。
"カウコ":「……なんなの、あんたたち。"ポホヨラ"も。わかんない」
"カウコ":「放っておいてよ。だって……」
"カウコ":自分の両腕を見つめながら。
"カウコ":「機械なんて、ただの道具でしょう!」
"カウコ":激しい射撃が二人を襲う!
"カウコ":「あたしが使ったって、売ったっていいじゃない!」
春日 雪:「……違いますよ。機械"だから"道具なのでは、ありません」
春日 雪:追加装甲が砕け、外套の隙間を潜り抜けた銃弾に身を貫かれながら。
春日魅乗:自らへの被害は最小限に押さえ切るも。「雪……っ!」
春日 雪:「"道具だと思う"から。……人も、生き物も、機械も。簡単なんですよ。使い捨てることは。でも」
上本 晶:「二人とも!」
春日 雪:「わたしは、それを、拒みます。……そうでしょう」
春日 雪:口から血をたらりと流しながら、それでも。微笑みは絶やさず。
"カウコ":「…………」未だ控えたままの兵器を見上げる。
"カウコ":「いいわ」
"カウコ":「こうなったら……!」

GM:では、再度メカワイバーンの手番。
GM:今度は割り込みはありません。
メカワイバーン:マイナー、《オリジン:レジェンド》《オリジン:サイバー》
メカワイバーン:メジャー、《コンセントレイト:ハヌマーン》《振動球》《レネゲイドスマイト》
メカワイバーン:対象は、"カウコ"。
春日魅乗:メカワイバーン……!
GM:説明をすると、先に言及したMWP(メカワイバーンポイント)が規定の30を突破したため、
GM:行動に変化が起こりました。
上本 晶:心だぜ。
メカワイバーン:判定を行います。
春日魅乗:59点稼いでおいてよかった!
GM:ほんとにな
春日 雪:うおおー!
メカワイバーン:7dx7+12
DoubleCross : (7R10+12[7]) → 10[1,2,3,5,7,8,8]+10[4,4,7]+6[6]+12 → 38

"カウコ":ドッジします。
"カウコ":11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 10[1,3,3,4,4,4,6,9,9,10,10]+7[4,7]+4 → 21

GM:回すなあ
春日 雪:頑張るなあ…!
メカワイバーン:ダメージ!
メカワイバーン:4d10+24 装甲無視
DoubleCross : (4D10+24) → 32[7,6,10,9]+24 → 56

"カウコ":うわ
"カウコ":《光の守護》切ります。ダメージを0に。
メカワイバーン:演出いきます。

"カウコ":「あんたがやっちゃいなさい、メカワイバーン!」
"カウコ":制御装置を乱暴にいじくる。
メカワイバーン:赤い目に光が増す。大きくのけぞり、空に向けて咆哮。
メカワイバーン:「GRRR……SYAAAAAAAAAAAAAA!!!」
春日魅乗:「……来ますか」
上本 晶:「く……」
"カウコ":「あいつらをやっちゃって、それから……街をぶっ壊して」
"カウコ":「みんなみんな不幸になればいい!」
メカワイバーン:その言葉に一瞬だけ動きを止めた……ように見えた。
春日 雪:「……いえ、あれは……!」
メカワイバーン:そうして、その目は――"カウコ"にひたりと向けられる。
"カウコ":「……え?」
上本 晶:「なっ」
メカワイバーン:口が大きく開く。そうして。
メカワイバーン:強烈な音波が少女を襲う!

【主題歌】
『たたかえ! メカワイバーン』二番
闇に街中閉ざされて
はびこる悪が栄えても
翼ゆるがせ空を飛ぶ
鋼の竜はここにあり

冷たい鱗のその奥に(ヤー)
果たして正義はあるものか
雄々しく戦え
ぼくらのメカワイバーン


"カウコ":「…………!!」
"ポホヨラ":「姉ちゃん……!」
"カウコ":瞬時に強力な装甲を展開、どうにか無傷に抑えたものの、がくりと膝をつく。
メカワイバーン:「GRRRR……」
"カウコ":「なんで……なんで……?」
GM:一度目撃した上本くんにはわかるかもしれない。
GM:ビルを破壊した威力と比べると、明らかにその力は弱まっている。
GM:もはや損壊が激しく、強力な攻撃が不可能なのか。
GM:あるいは……。
春日魅乗:「制御装置の故障が……?」
上本 晶:「いや、それにしては」
上本 晶:「威力自体も弱すぎる。本体の不調か」
上本 晶:「あるいは……」
GM:ともあれ、"カウコ"の損傷も大きくなってきている。
春日 雪:「……いまは」
春日 雪:「"止める"ことが最優先、です」
春日 雪:思う所は、大いにある。自分も、彼、あるいは彼女に助けられた身だから。けれど。
春日 雪:血と煤に塗れた顔で、相対する少女を見つめる。

GM:では次は行動値4の魅乗さん。
春日魅乗:マイナーなし、メジャー『テキサスの狙撃兵』:《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》。
上本 晶:《援護の風》いりますか?
春日魅乗:“カウコ”を攻撃します。武器はヘヴィマシンガン。
春日魅乗:せっかくなのでもらいます!
春日 雪:ゴーゴー!
上本 晶:では魅乗さんの命中判定前に《援護の風》。ダイス+6個です。
上本 晶:侵蝕は2上がって117に。
春日魅乗:ありがたく!
春日魅乗:阿久津支部長も載せちゃおう
GM:どうぞ!+3個です
GM:こわい……
春日魅乗:これだけダイスがあるなら……
GM:判定どうぞー
春日魅乗:支部長のロイスを使いましょう。C値を-1。
GM:!?
春日 雪:ヒュゥ!
GM:ど、どうぞ!
春日魅乗:27dx6-1
DoubleCross : (27R10-1[6]) → 10[1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,6,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,4,4,5,8,8,10,10]+10[2,3,6,6]+10[4,6]+10[6]+4[4]-1 → 53

GM:ひい
"カウコ":ドッジ!!
"カウコ":11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 10[2,4,5,5,7,8,9,9,10,10,10]+8[1,6,8]+4 → 22

"カウコ":回るのにー
"カウコ":ダメージをどうぞ
春日魅乗:6d10+12 装甲有効
DoubleCross : (6D10+12) → 29[9,6,4,5,2,3]+12 → 41

"カウコ":そのダメージは……
上本 晶:どきどき
"カウコ":《電磁反応装甲》残り2回使用。40ダメージ軽減。
"カウコ":1だけくらってまだ立っています。
春日魅乗:全然とおんない!
上本 晶:装甲が分厚い
春日 雪:かたい!!
"カウコ":ただし、《電磁反応装甲》はもう打ち止めだ。
"カウコ":どうしよう……
GM:演出をどうぞ

春日魅乗:「貴女は、仰いましたね」
春日魅乗:「機械なんて、ただの道具でしょうと」
春日魅乗:「自分が使ったって、売ったっていいと」
"カウコ":「……言ったけど」
春日魅乗:「それは」指をくるくると回しながら。「正しいです」
"カウコ":「……?」反論が来ると思っていた様子で、怪訝そうな顔をする。
春日魅乗:「あくまで使い方をどう使うか決めるのは、貴女自身です」
春日魅乗:「ですけど」指先に円が描かれ、広がる。「手段がよくないですね」
春日魅乗:「物を盗んで売る、というのは、日銭しか稼げません」
"カウコ":「……!」
春日魅乗:「未来への投資になりえない。ただ、盗みを働いたという事実が残るのみです」
"カウコ":「だって……それは……」
"カウコ":それしか知らないんだもの、と震える小声。
春日魅乗:円の先は、彼女の胸元に。それは領域接続。
春日魅乗:「それしか知らぬのであれば、です」
春日魅乗:そこに穴が開く。その穴の先は、上空のヘリコプターの機銃座。
春日魅乗:「お教えしますとも。これが使い方ですと、肝に銘じてください」
春日魅乗:手を上げて。「てーっ!」下ろす。
阿久津数馬:機銃は正確に弾丸を発射する。
阿久津数馬:「まったく……まったく!」
阿久津数馬:「スポンサーの意向には逆らえないと思って、この……!」
阿久津数馬:「今回だけだぞっ!」
春日魅乗:「はい。ご縁を頂いたのですからね」
春日魅乗:「それに、解決にあたって第十のよりの弾無くば、外聞もよくないでしょう?」
阿久津数馬:「ぐぬぬ……」
"カウコ":左腕でその弾丸をどうにか受け止めている。
"カウコ":装甲は割れ、もはや役には立たないだろう。
春日魅乗:「……全ては使い方です。何が出来るのか、ちゃんと、最後まで」
春日魅乗:「考えて、考えてください。手遅れになる前に、です」
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:95->99)
"カウコ":初めて。
"カウコ":初めてその激昂した目に、迷いが生まれた。

GM:では、行動値4の雪ちゃんですね。
春日 雪:はい。では、マイナーなし。メジャーアクションで、魅乗お姉さまに次の「射撃攻撃」を行います。
春日 雪:■シークレット・ブレス(侵蝕+18)
春日 雪:《流血の胞子/中和剤/さらなる力/狂戦士/導きの華》
春日 雪:邪毒を与え、すべてのBSを治療し、未行動にし、次の判定のダイス+8、Cr−1、達成値+12
GM:こわ……
春日 雪:判定へ。ファンブルしなければ成立はします。
春日 雪:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[1,4,4,5,7]+1 → 8

GM:成立しました。
春日 雪:判定は成立。リアクション放棄、ないしガードで上記の効果がかかります。
春日魅乗:ガードします。
春日 雪:は、では効果を発揮!簡単に演出を!
GM:どうぞ!

春日魅乗:「——雪」振り向いて、両手を広げる。
春日魅乗:「おいで」
春日 雪:「─はい、お姉さま。あと、一手。託します」
春日 雪:迎え入れるその胸に飛び込むように。"お姉さま"の首に、するりと両腕を絡めて。
春日 雪:「……ん……」
春日魅乗:その小さな体を、抱くようにして。
春日 雪:ふたりの少女の、唇が重なる。─電気が走るような痛みと、レネゲイドを喚起する薬物が流し込まれる。……通常は、それだけだ。だが。
春日魅乗:「んっ」少し、その痛みに顔を歪めて。
春日 雪:発症したシンドロームが、一致している。決して薄からぬ部分で、同じ血が流れている。そして、何より。
春日 雪:ふたりは、決定的な違いがあって、けれどもよく似ている。だから。
春日 雪:「……ぁ、ふ……」
春日 雪:するりと、舌が。春日魅乗の口腔粘膜に接触すると同時。
春日 雪:目を閉じた少女は、ほんの僅かな間。一種の外部演算装置として機能する。
春日魅乗:「……っ」びくん、と体が跳ねる。
春日魅乗:繋がった。そもそも、彼女の能力自体が。
春日魅乗:繋げる力だ。それが、一時的に強く結びつく。

GM:ではそのまま再度魅乗さんの手番に。
春日魅乗:はい!マイナーなし、メジャーで再び《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》。
春日魅乗:"カウコ"を攻撃。
GM:判定をどうぞ!
春日魅乗:能力訓練も使用します。
春日魅乗:27dx6+12
DoubleCross : (27R10+12[6]) → 10[1,1,1,1,1,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,2,2,2,4,6,6,6,7]+10[7,8,9,10]+10[1,4,6,8]+10[4,8]+10[6]+10[9]+3[3]+12 → 85

GM:ヒッ
春日魅乗:わあい
"カウコ":ドッジするしかない!
"カウコ":11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 10[2,2,3,3,5,5,5,6,7,8,10]+4[4]+4 → 18

春日魅乗:《宵闇の魔花》
GM:わあ
春日魅乗:達成値+16して、101に。
GM:おごご
GM:ダメージをどうぞ
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:99->103)
春日 雪:わあい!
春日魅乗:11d10+12
DoubleCross : (11D10+12) → 36[7,2,3,5,4,2,2,4,2,1,4]+12 → 48

"カウコ":そのダメージは……無理! 装甲ももうない!
"カウコ":蘇生エフェクトもありません。
GM:完全撃破です。
春日魅乗:わあい
春日 雪:うおー!
上本 晶:これが春日パワーだ
GM:残りHPは22でした
GM:演出をどうぞ!

春日魅乗:春日雪をその身に抱きしめたまま。彼女に口づけたまま。
春日魅乗:空いた片手。その指先が、再び円を描く。
春日魅乗:くるくる。くるくる。
春日魅乗:彼女の力は、自らの視界内に、自らの領域をつなぐもの。
春日魅乗:だけど。今なら。
春日魅乗:自分の届かないところにだって。手を伸ばすことが出来る。
春日魅乗:描いた円が口をあけるのは、”カウコ”の背。
春日魅乗:”ポホヨラ”から——弟からも死角となる位置。
春日魅乗:顔を上げる。唇よりレネゲイドを湛えた、糸のようなものがつうと引く。
春日魅乗:「さて。では。撃ち方、始め」
春日魅乗:領域のつなぐ先は、彼女の保有する射爆場。
春日魅乗:飽和爆撃が、領域の開いた、彼女の背という狭い一点に集中して撃ち込まれる。
春日魅乗:レネゲイドの異常励起に任せた、高密度の領域圧縮伝送。
春日魅乗:的自体の位置を後から決めてしまう、反則的な必中射撃。
"カウコ":「…………!?」
"カウコ":それは、あまりに予想外の攻撃で、防ぐ間もなかった。
"カウコ":「が……」血を吐きながら、宙に手を伸ばす。
"カウコ":背中は、機械ではない。装甲を上手く『使う』こともできない。
メカワイバーン:その手にほんの少し顔を寄せるが、届きはしない。
"カウコ":手から制御装置が転がり落ちる。
"カウコ":再び拾う力は残っていない。
春日魅乗:「ふふ。ずるいでしょう」
春日魅乗:「でも、こんなずるは、序の口なんです」
春日魅乗:「まだ、私も。レイディの仲間入りを果たしたばかりなんですから」
春日魅乗:「大人は、世界は。もっとずるいですよ」
"カウコ":涙を浮かべた目のまま、何か言い返そうとして。
"カウコ":「でも」
"カウコ":「あたしたちは、それでも、生きていって、やるから」
"カウコ":ふ、と一瞬だけ力の抜けた笑みを見せ、そのまま意識を失う。
春日魅乗:「はい。ですよね」
春日魅乗:「だからって、諦めるなんて出来ない」
春日魅乗:「知ってますか?」答えぬ彼女に告げるように。
春日魅乗:「我が一族の人間って、みんな、とびきり」
春日魅乗:「しつこくて、しぶといんです」
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:103->107)
春日魅乗:それだけ言うと、その場に崩れるように倒れる。
春日 雪:「……お見事でした、お姉さま」
春日魅乗:宵闇の魔花のHP減少で倒れます。そのまま起き上がらない。
春日 雪:その体を、小さくて細い腕で、なんとか支えて。
春日魅乗:レネゲイドの過剰負荷だ。親和性の分、反動も大きい。
春日 雪:「……ああ、でも。ごめんなさい、わたしも、もう」
春日 雪:「……ですから、ええ。晶さん」
"ポホヨラ":姉に駆け寄り、必死で声をかけている。
春日 雪:ふたりぶんの唾液で僅かに濡れた唇を、赤い舌がちろりと舐めて。
春日 雪:「わたしと、お姉さまと、あの子たちを。……お願い、しますね?」
上本 晶:「……………」
春日 雪:もう一組の姉妹を、視界の端に捉えて。微笑みを浮かべながら。
春日 雪:そうっと目を閉じて、ふたり重なるように、とさりと。
上本 晶:声をかけられ、ハッとしたように場を見渡す。
上本 晶:「えっと………はい」
上本 晶:答えたはしたものの、どこから手を付けたものか。
上本 晶:視線は右往左往し、佇むメカワイバーンへ。
メカワイバーン:微かに首を巡らせ、赤い目がその視線とぶつかる。
上本 晶:「………君も、手伝ってくれると嬉しいけど」
上本 晶:ふう、と息を吐いて。
上本 晶:「その前に、手当てしなくちゃ」
上本 晶:「約束だからね」
メカワイバーン:声なき咆哮のように、大きく口を開ける。
メカワイバーン:あなたはその咆哮に、何を感じ取ってもいい。
上本 晶:「………」
上本 晶:「とりあえず」
上本 晶:場を、もう一度ぐるりと見渡して。
上本 晶:「みんな、お疲れ様」
上本 晶:そう言って、顔をほころばせた。

バックトラック


GM:では侵蝕低下を行っていきます。
GM:今回はEロイスはゼロ!
GM:ただしDP分がありますので、
GM:その分は各々使用するかどうか決めてください。
GM:上本くんは残り4点、雪ちゃんは残り6点、魅乗さんは残り2点分低下が可能です。
上本 晶:ロイス全残しだから使わなくてもいいかな……いや。
春日 雪:はあい。まずメジャーアクションで侵蝕が+18、最終値119になっております。(宣言忘れ)
上本 晶:その油断が命取りよ。117から4点下げます。113に。
春日 雪:6点使って107まで下げて、ロイス5つで素振り!
春日 雪:107-5d10
DoubleCross : (107-5D10) → 107-29[9,2,8,9,1] → 78

春日 雪:5点域で帰還!
GM:あ、まった
上本 晶:はい
GM:低下は1点につき1点ですね
春日魅乗:2点使って107→105に。
GM:上本くんは合ってる、雪ちゃんは2点分で計算をしているはず
春日魅乗:雪は84で帰還ですよ
GM:のはず!
上本 晶:素振ります。
上本 晶:113-6d10
DoubleCross : (113-6D10) → 113-25[2,8,5,4,4,2] → 88

春日 雪:おっとそうでした、すみません…!84%となりますね。
GM:はい! どっちみち無事帰還だ
春日魅乗:1倍ぶり。
春日魅乗:105-4d10
DoubleCross : (105-4D10) → 105-27[9,6,9,3] → 78

春日魅乗:帰還!5点です
GM:オッケー!
上本 晶:こちらも5点です。
GM:では、経験点はいつもの5点、シナリオ5点で計10点。
GM:プラス侵蝕分で、全員15点かな。
春日 雪:はあい、いただきます!
春日魅乗:もぐもぐ!
上本 晶:頂きます!
GM:で、GMも16点を頂ける計算……のはず
上本 晶:三人全員15点なので、GMは15点+場所手配等の1点で16点でしょうか。
上本 晶:そうそう。
春日魅乗:もらってもらって!
GM:ではいただきます!
GM:まずは皆さん帰還おめでとうございます!
上本 晶:今回も無事に帰ってこられた…

マスターシーン


GM:N市 UGN第10支部 開発部

GM:しばらく前――メカワイバーン=四型機竜が開発中の頃。
GM:天井の高い大きな部屋に、銀色の竜の形をした機械がひとつ。
GM:身動きひとつせず、目にも光はない。休眠中だ。
GM:そこにひとつ、話しかける人影がある。白衣を着た男性だ。
研究員:「……やあ。君の自律回路だが、凍結が決定されたそうだよ」
研究員:「それはそうだよな、不安定に過ぎるし、まだまだ実用的でないと言われればそれまでだ」
研究員:「寂しいが、今後は制御装置が君の主人だ。従順にね」
研究員:「……そっちはそっちで、物理的に心配だし、セキュリティの強化をもっと……うーん……」
研究員:「まあ、おいおいやっていくさ。せっかく生まれたんだものな、君も」
研究員:「……こういう言い方をすると、また周りに笑われるかな……?」
メカワイバーン:返事はない。竜は静かに眠りについたままだ。
研究員:「なあ、でも、どうか忘れないでいてくれよ」
研究員:「俺がインプットしたUGNの正義と」
研究員:「誰かの日常を守る、その目的と」
研究員:「人を想う――思いやりの心とを」
メカワイバーン:返事はない。竜は静かに眠りについたままだ。
GM:人影は、静かに部屋を出て行く。
GM:扉には厳重にロックが掛けられ、その場はそれきりで終わる。
GM:その後、彼は開発チームから外れ、別の支部に異動になった、と記録されている。
GM:ただ、不思議なことに――。
GM:事件後精査された四型機竜の記録回路には、確かにこの時間ぴったりに、数分間の空白のデータがあった、という。

エンディング1 春日魅乗


GM:あなたたちがメカワイバーンの奪回に成功したその後。
GM:機体は損傷は大きかったものの、致命的なものではなく、無事に回収された。
GM:現在は元通りに第10支部開発室に安置され、精密に検査が行われている。
GM:そして、あなたは今、その開発室、傷ついた機体を仰ぐことのできる位置に立っている。
GM:横には、少年支部長がやはりメカワイバーンを見上げている。
阿久津数馬:「……今後は主に自律回路について解析を……と言っても」
阿久津数馬:「分解してどうこうできるようなものではなし、経過観察をしながら再度の実用化を検討中、というところだ」
春日魅乗:「再度の実用化ということは、いずれ」
春日魅乗:「兄弟姉妹が増えるんですかね」
阿久津数馬:「その可能性もあるな」
阿久津数馬:その未来を想像したか、ほんの少し目が輝く。
春日魅乗:「そうなれば、いずれ」
春日魅乗:「オーヴァードの兵隊など、必要なくなるのかもしれません」
春日魅乗:「軍事とは画一化と革新の繰り返しです」
春日魅乗:「もう、20年も前の革新なんて。そろそろ廃れ始める頃合いでしょう」
阿久津数馬:「こいつらが、新たな兵隊、か」
阿久津数馬:20年、という言葉に、考えを巡らす。
春日魅乗:「かもしれない、ですけどね」
春日魅乗:「もしかしたら、全く新しい有り様をもったものが、現れるかもしれませんしね」
阿久津数馬:22年後に来たるかもしれない極秘の未来を。
阿久津数馬:「……そうだな。こいつらは過渡期の存在かもしれないし」
阿久津数馬:「もしかすると、先の何かの礎になるのかもしれない」
春日魅乗:「もちろん、礎になったほうが」
阿久津数馬:「……何もわからないから、僕は、せめて出来ることをするしかない」
春日魅乗:「スポンサーとしては嬉しいですけどね。それって、つまり」
春日魅乗:「私の影響力が、より強くなるってことですから」
阿久津数馬:「……お前は本当にそういうことをあっさり言うよな……!」
春日魅乗:「だって、理由もわからず投資してくる存在なんて」
春日魅乗:「受け入れてくれないでしょう。まして、元々」
春日魅乗:「FHに身を置いた人間からの贈り物なんて」
阿久津数馬:「…………」
阿久津数馬:「有為であれば、僕は何でも使う」
春日魅乗:「奇遇ですね。私もです」
春日魅乗:「何でも使います。何だってします」
阿久津数馬:「利害が一致する限りは、な」
春日魅乗:「はい。今はそうでしょう?」
春日魅乗:「私の最終的な目的は、UGNとも……雪とも。相容れませんから」
阿久津数馬:「ああ、お互い、利を守ったことになる……今回は」飛竜を見上げる。
春日魅乗:「今のうちに、仲良くしておきたいんですよね」こちらも飛竜を見上げて。
阿久津数馬:「今のうち、がもう少し長いといいんだがな……」
阿久津数馬:「せめて僕がもうちょっと大人になって、力をつけてからにしろ」
春日魅乗:「ずっととは言ってくれないんですね?」妖しげに微笑む。
阿久津数馬:「……人は」
阿久津数馬:「いずれ、居なくなる」
阿久津数馬:「絶対だ」
春日魅乗:「……」
阿久津数馬:思い出していたのは、周囲の人間……例えば、亡き父親のことを。
春日魅乗:「それでも」
春日魅乗:「……って、思ってしまうものなんですよ」
春日魅乗:「小さく、深い。欲望(ねがい)です」
阿久津数馬:「しまっとけ。あんまりひけらかしてると、潰してしまうぞ」
阿久津数馬:くるり、とあなたの方を振り向く。
春日魅乗:「……そうですね。お話をしすぎてしまいました」
春日魅乗:「雪に会ってから、少し、調子を崩してしまったかしら」
阿久津数馬:「聞けたのはよかった」
阿久津数馬:「……引き合わせた甲斐もあったかもな」
春日魅乗:「女の子は、恋の話に感けがちですからね」ウインクして。
春日魅乗:「……まあ。わざと?」
阿久津数馬:「春日副支部長がこいつの担当をしていたのは偶然だ」
阿久津数馬:「別に恩を着せるほどの仲でもなし、まあ……」
阿久津数馬:「半分は好奇心、かな……」
春日魅乗:「まあ。隅に置けない人」
春日魅乗:「そんなに私たちの”戦い”を見たかったんですか」
阿久津数馬:「そういう言い方はやめろよ。別に……遠いから大して何も見えてないし……」
春日魅乗:「ふふ」
阿久津数馬:「……そ、それより、だ」
阿久津数馬:「お前もあいつ! "ネイムレス"の名を聞いたろ」
春日魅乗:「名を聞いたって、どこまで言っていいんですかね、その名」
阿久津数馬:「いいんだよ、僕がつけた名前なんだから」
阿久津数馬:「あいつ、気に入ったらしくて自分でも使い出して……」
春日魅乗:「まあ。名付け親というわけですね」
阿久津数馬:「『聞いてたぞ』って言ってるわけだ。我々に対して」
阿久津数馬:ぐっと不機嫌な顔になる。
春日魅乗:「……何を企図して、これを企んだんですかね」
阿久津数馬:「わからん。あいつの手口はいつもああだ」
阿久津数馬:「無知な奴を捕まえて、その場しのぎの知恵を出して、混乱を呼ぶ」
阿久津数馬:『楽園の十三人』と呼ばれる対象であることは、重大秘匿情報だ。
阿久津数馬:いかに手口が小物の教唆犯にすぎなくとも。
阿久津数馬:「この先、何か情報があったら寄越せ。対価は払う」
春日魅乗:「ええ。何故かは知りませんが、“幼鼬の君”がそこまで脅威に思うのでしたら」
春日魅乗:「その”教唆の栗鼠”の匂いを、知る限りではお伝えしましょうとも」
阿久津数馬:「幼は余計だろ……」
春日魅乗:「それが、より此処での発言力を強めることになるのでしたら」
春日魅乗:「いくらでも頑張れますからね……あら」
春日魅乗:「それはもうちょっと大人になって、力をつけてからですよ」
阿久津数馬:「……ぐぬぬぬぬ」
春日魅乗:「冗談です。……雪をよろしくお願いしますね」
春日魅乗:「同年代で責持つ身というのは、彼女にも希少な縁でしょう」
阿久津数馬:「それはそうだが、あいつ、どうも話しづらいというか……その」
阿久津数馬:「やっぱりどっか似てるな、お前ら一族は」
春日魅乗:「思い込んだら一直線なだけですよ」
春日魅乗:「でもそれを、この組織に身を置きながらできるのであれば、きっと」
春日魅乗:「幸せなことだと思いますから」
阿久津数馬:「……そういうものか」
阿久津数馬:首を捻る。
阿久津数馬:「まあ、第9との繋がりも強まるだろうし、仲良くはするさ」
阿久津数馬:「安心するといい」
春日魅乗:「……そうですか」胸をなでおろして。
春日魅乗:(願わくば、雪は)
春日魅乗:(私より、”いい人”を見る目があればいいんですけど)

エンディング2 春日雪


GM:N市 UGN第9支部 副支部長室
GM:メカワイバーンの件を片付け、あなたは無事いつもの支部に戻ってきた。
GM:預けてきた仕事はすっかり片付けられ、代わりにデスクの上には新しい書類の山が幾つか。
春日 雪:やるべきことは変わらず、さてまずは案件の整理から……と、思っていたのだけれど。
GM:留守中に届けられた新しい仕事が、緊急度別に分けられて用意されていた。
春日 雪:「あら、これは……」
緒環 伸:「お疲れ。とりあえずこっちが急ぎで対応してほしいやつだって」
緒環 伸:相変わらずにやけ顔で、それでもやることはやっていたらしいエージェントが迎えてくれる。
春日 雪:「……ふふ。これなら、判子を預けておいても良かったかもしれませんね」
春日 雪:「ありがとうございます、緒環さん。……正直、ちょっとびっくりです」
緒環 伸:「ハンコはちょっと僕には重すぎるよ。箸より重いもの、持ったことないんだぜ?」
緒環 伸:「たまにはこういう気分のこともある、と」
緒環 伸:目の前のノートパソコンを閉じながら。
春日 雪:「たまには、ですか」
春日 雪:ぽすん、と。空気を押し出すような軽い音を立てて、大きすぎる椅子に身を沈める。
緒環 伸:「世界の危機の手前くらいには、って感じかな」
緒環 伸:「まあ、今は競馬の予想してたんだけど」
春日 雪:「このレースが当たらなかったら生活の危機、なんて言わないでくださいね?」
春日 雪:眼を細めて、小さく笑う。
緒環 伸:「賭けのコツはね、雪ちゃん。ヤバくなる前に撤退すること」
緒環 伸:「で、どうだったのかな、今回の件は」
春日 雪:「……そうですね。ええ。楽しかったですよ。そして」
春日 雪:そのまま、すぅ、と目を閉じる。何かを思い出すように、深い呼吸をひとつ、ふたつ。
春日 雪:「……今の言葉をお借りするなら。瀬戸際になる前に退くことができる、というのは」
春日 雪:唆されたにしろ、生きるために立ち上がった姉弟。苦しむ誰かの為なら、迷わず飛び込んでいくであろう少年。
春日 雪:─これと定めた星に向け、翼を広げるひと。
春日 雪:「何よりも幸せな選択肢、なのかもしれませんね」
緒環 伸:「まあ、余裕があるってことだからねえ」
春日 雪:はい、と小さく頷いて。
春日 雪:「……今後の余裕のためにも。溜まる前に、片付けてしまわないと」
春日 雪:整理された書類、その緊急度の高いものから。目を通し、訂正を入れ、押印して。決裁権限別に仕分けしていく。
春日 雪:その手際は、上司であり友人である少女には適わなくても。手慣れたものであって、そして。
春日 雪:「~~~~♪」
春日 雪:……時折、どこかホビーアニメめいた鼻歌や。小さく「やー」などといった掛け声まで混じって。
緒環 伸:「ほんとに楽しかったんだな」くすりと笑う。
春日 雪:「……ぁ」
春日 雪:ほんの少し、恥じ入るように頬を染めて。
春日 雪:「……ええ、ええ。それはもう。わたしたちを助けてくれたあの子を、今度はわたしたちが、助けることができました。それに」
春日 雪:再び思い出すのは、二対の翼。ひとつは、銀色に輝く機械の龍。
春日 雪:─そして、もうひとつは。例えその背に、翼はなくても。
春日 雪:「生まれて初めて好きになった人と、もう一度並び立つことが出来たんですから」
春日 雪:雪、雪、と。小さかった自分を可愛がってくれた頃とは、何もかもが違っていて。けれど。
春日 雪:「……だからね、緒環さん。わたしは」
緒環 伸:「うん」少しだけ驚いて目を見開きながら。
春日 雪:「幸せです」
緒環 伸:「……それは良かった」
緒環 伸:「うん。良かったよ」
春日 雪:はい、と。少女らしい素直さで、朗らかに応じて。
春日 雪:「……あ、そうだ」
春日 雪:「緒環さん。わたしたち、大事なことを忘れていると思うんです」
緒環 伸:「ん?」
春日 雪:何か、重大なことに気付いたような。神妙な顔。
緒環 伸:「何かなー。雪ちゃんからのお土産かなんか?」椅子をくるりと回転させ。
春日 雪:「……第10支部御用達、パティスリー「スリーウェイ」のチーズケーキ。わたしとやどりちゃんだけで食べてしまいましょうか」
春日 雪:じっとりとした視線、けれど声色は楽し気で。
緒環 伸:「あっ、待って待って、あそこの美味いんだよ」
緒環 伸:ヘラヘラと笑ってから。
緒環 伸:「わかってるわかってるって。せっかく帰ってきたんだもんな」
春日 雪:「はい」
緒環 伸:少女に向き直り、少し目線を下げる。
緒環 伸:「おかえり、雪ちゃん。お疲れ様でした」
春日 雪:撫でられるのを待つ子供のような、ちょこん、という表現がぴったりの上目遣い。
緒環 伸:そのまま手を頭に優しく置いてやる。
春日 雪:「ん……」
春日 雪:小さく震えるように、僅かに身じろぎして。
春日 雪:「……はい。ただいま、緒環さん」
春日 雪:ただいま、みんな。そして。
春日 雪:─また、いつか。
緒環 伸:その顔を見て、軽く頭を撫でていた手で、ぐしぐし、と少し乱暴に髪を掻き交ぜる。
春日 雪:「きゃ!?」
緒環 伸:「はは、なんか一仕事って顔してるな」
緒環 伸:「まだまだ、お仕事は続くからね。頑張らなきゃだよ、副支部長さん」
春日 雪:「……はい。まだまだ、たくさん。やるべきことが……いえ」
春日 雪:「やれることが、ある間は。わたしたちは、戦いますとも」
春日 雪:「……誰もがそうするように。そうすれば、いつか、きっと」
春日 雪:一瞬だけ、目を伏せて。
春日 雪:「……ええ。いつかきっと、手は届くんですから」
春日 雪:明日はきっと良い日だと、無邪気に信じる子供のように、笑った。

エンディング3 上本晶


GM:N市 UGN第10支部 拘置所
GM:狭い室内で、あなたは先に『ケンカをした』少女と向かい合っている。
GM:間には厚いアクリル板があるが、顔はよく見える。
GM:そして、あなたの側には幼い少年が一人。
"ポホヨラ":もぞもぞと気まずげにしながら腰掛けている。
"カウコ":「…………」こちらも気まずげな顔。
上本 晶:厭味にならない程度に微笑んでいる、つもり。
"カウコ":「…………あ」
上本 晶:「傷はどうかな。まだ痛むかい?」
"カウコ":「………………」何か言いかけてやめ。
"カウコ":「……もう治った。舐めないで」
"ポホヨラ":「ほんとに? 姉ちゃんリザレクト結構遅い方だし……」
上本 晶:「ごめんね。聞かないと、安心できなくて……」
"カウコ":「うっさい。もう平気」
"カウコ":「……………………」ぎゅっと手を握り締め。
"カウコ":「あ」
"カウコ":「わ」
"カウコ":「う……」
"カウコ":「悪かったわよ!」
上本 晶:「うん」
上本 晶:「他人のものを盗んだり」
上本 晶:「街を壊したり」
上本 晶:「そういうのは迷惑で、悪いことだ」
上本 晶:「けど」
上本 晶:そこで、一区切り。
"カウコ":「けど、何」蚊の鳴くような声で。
上本 晶:「そういうことをするしかない人がいて」
上本 晶:「そういう人と、話し合いだけじゃ解決できないのは」
上本 晶:「僕………の、力不足だ」
上本 晶:"達"、とは言わない。
上本 晶:「君に言わせれば」
上本 晶:「………」
上本 晶:「変な、正義感なんだろうけど」
"カウコ":「……気にしてたんだ」
上本 晶:「面と向かって言われると」
上本 晶:「流石にね」
"カウコ":「……あたしは、自分の周りのことしか考えられないから」
"カウコ":「みんなの日常を守るとか、そういうの、全然わかんないの」
"カウコ":「わかんないけど」
"カウコ":「…………」
"カウコ":「あんたがなんか……一生懸命だったのはわかった」
"カウコ":「言い過ぎた」
"カウコ":「ごめん」
上本 晶:「いいよ」
上本 晶:ちら、と"ポホヨラ"を見て。
上本 晶:「弟くんと話してたことだけど」
"ポホヨラ":少しびくりとする。
上本 晶:「心の、余裕の話」
"ポホヨラ":「……あ、してた。覚えてる」
"カウコ":「余裕……」
上本 晶:「いろいろと気を回せるのは、心に余裕があるからだ」
上本 晶:「ってことなんだけど」
上本 晶:「僕もね」
上本 晶:すう、はあ、と。
上本 晶:「そういうのが、あるわけじゃなくて」
"ポホヨラ":「ないの?」
上本 晶:「だから、自分の周りで出来ることを、一生懸命するしかない」
上本 晶:「うん。君たちと同じさ」
"カウコ":「……おんなじ……」
上本 晶:「君たちが生きるために必死だったのと」
上本 晶:「僕が誰かのためになるよう必死なの」
上本 晶:「………うん。きっと同じなんだ」
上本 晶:それは、自分に言い聞かせるような。
"カウコ":目の前の相手の真似をするように、胸に手を当てて。
上本 晶:「だけど、向いてる方がバラバラだから」
上本 晶:「すれ違ったり、ぶつかったり」
上本 晶:「そういうことになるんだ」
上本 晶:「と、思う」
"カウコ":すう、はあ、とやはり深呼吸を。
上本 晶:「……ただ、ぶつかっても」
上本 晶:「それで、同じ方を向けるようになったら」
上本 晶:「うん。僕は、嬉しいな」
"カウコ":「……まだ、わかんない。すぐには飲み込めない、けど」
"カウコ":「けど、でも」
"カウコ":「わかるようになれたらいいな、と思うよ」
"カウコ":先よりはよほど棘の取れた顔で言う。
"カウコ":「……"ポホヨラ"も」
"ポホヨラ":「!」
"カウコ":「ごめんね。あたし、多分羨ましかったんだ」
"カウコ":「あたしが必死でキリキリしてる時に、特別好きなものを見つけたあんたが」
"カウコ":「だから、ムキになっちゃった」
"ポホヨラ":「……ううん」小さく首を横に振る。「俺も、ごめんね」
"ポホヨラ":「俺が……余裕?持ててたのは、姉ちゃんが頑張ってたからだって、忘れてた」
上本 晶:言葉を交わす二人の様子を見ていて、ふと思いついたように。
上本 晶:「そうだ」
上本 晶:"ポホヨラ"の方を向いて。
"ポホヨラ":「ん? なになに?」
上本 晶:「メカワイバーン、今この建物でちゃんと手当てされてるって」
"ポホヨラ":「!」顔をぱっと輝かせる。
"ポホヨラ":「ほんと!」
上本 晶:「関係者以外入れないとこにあるけど、どうなってるかはちゃんと教えてくれたよ」
"ポホヨラ":「じゃあ、またあいつ空飛べる?」
GM:現在は修理および解析を行っているものの
上本 晶:「きっと。高く、速く」
GM:時が来れば再度実用兵器として運用される、とそういう予定を聞いている。
"ポホヨラ":「やったー!」
"カウコ":「……ほんと好きなんだ……。よくわかんないけど……」
上本 晶:「会わせてあげられなくて悪いけど、約束はこれでよかったかな?」
"ポホヨラ":「うん! 元気でいるならすげー嬉しい!」
"カウコ":「元気って言わないでしょ、機械には」
"カウコ":「……でもあいつ、もしかして……うーん」
"カウコ":「……あれ、あたしに手加減とか、したのかな……」
"カウコ":首を捻っている。
上本 晶:「かも、しれないよ」
上本 晶:姉の様子に微笑んで。
上本 晶:「でね」
上本 晶:「それは、君の弟から話を聞くための約束だったんだけど」
上本 晶:「……弟だけだと、不平等だと思わないかな」
"カウコ":「ん」
上本 晶:「どうだろう」
上本 晶:「君が僕のお願いを一つ聞いてくれたら」
上本 晶:「何か一つ、僕に出来ることならしてあげるよ」
上本 晶:「……今だと、差し入れとかぐらいだけど」
"カウコ":「え、は、何それ……」
上本 晶:「気になるものとか、好きになりそうなもの」
上本 晶:「あったら、持ってくるよ」
"カウコ":「何それ……」呆然としたように繰り返す。
"カウコ":「……………………」
"カウコ":「お願い、って何よ」
上本 晶:「あー、うん」
上本 晶:ちょっと気まずくなって、部屋の角を見たりして。
上本 晶:「…………」
上本 晶:「きょ」
"カウコ":「きょ?」
上本 晶:「きょうだい、仲良くする秘訣」
上本 晶:「とか、を」
"カウコ":「……は……」弟をチラリと見て。
上本 晶:照れくさくて、少し顔を伏せて。
上本 晶:「教えて、くれないかな」
"カウコ":「あの、あんたあたし達の何をどう見てそういう……?」
"ポホヨラ":「えー、いいじゃん、教えてやりなよ姉ちゃん」
"カウコ":「知らないわよそんなの! 別に仲良くないし! 秘訣とか言われても……うーん……」
"ポホヨラ":「姉ちゃん、素直じゃないからさあー」
"カウコ":「うっさいうっさい! えーと、そう、うーん」
"カウコ":「話す、こと?」
"カウコ":「あんた兄弟いるの?」
上本 晶:「あれ……いや、落ち着いて話してたわけじゃないし。そうか」
上本 晶:「うん。妹がね」
上本 晶:「わけあって、最近初めて会ったんだけど」
"カウコ":「あー、なんか聞いたかも、そう……」
"カウコ":「じゃあ、なおさら、たくさん話してあげれば」
"カウコ":「お互いのこととか。好きなもののこととか」
"カウコ":「……あたし達は、ちょっと失敗したから」
"ポホヨラ":「これからまたやってけばいいじゃん」
"カウコ":「あんたはどうしてそうのんきなのかな!!!」
上本 晶:そんな二人のやりとりに、くっくっと笑って。
上本 晶:「いや、ありがとう。とても参考になったよ」
"カウコ":「……そう。ならいいけど……代わりに」
"カウコ":「…………チーズケーキ」
"カウコ":「あれ好きなんだけど、あんまり食べらんないから」
"カウコ":「あっ、あ、あとあれ」
"カウコ":「ファッション雑誌!」
"カウコ":「読みたい!」
"カウコ":ほんの少しだけ力の抜けた、普通の少女のような顔で言う。
上本 晶:その勢いに、一瞬圧倒されて。
上本 晶:「………確かに。約束だからね」
上本 晶:「僕はどっちも詳しくないから、信頼できる人達に聞いて」
上本 晶:「いいもの、探してくるよ」
"カウコ":「うん……うん」
"カウコ":「…………あたし、そうか」
"カウコ":「好きなもの、あったんだな……」
"カウコ":「……ありがと」
上本 晶:「こちらこそ」
"カウコ":厚いアクリルの壁に手の平を当て、ほんの少しだけ笑った。


『機動飛竜兵器メカワイバーン』 完