ヴンダーカンマーの純白


PC1:"ルーナ・ロッサ"赤澤 マリカ(あかざわ・まりか)キャラシート)PL:いーさにうむ
PC2:"ハナビ"()空清 昴(からきよ・すばる)キャラシート)PL:鈴元
PC3:"リングイネ"扶桑 みこと(ふそう・みこと)キャラシート)PL:ひなた



メイン 見学



目次




プリプレイ


GM:セッションを開始します。
GM:まずはPC紹介。
GM:行動値順に番号を振りましょうか。
GM:一番速い赤澤さんからどうぞ。
赤澤 マリカ:一番!
キャラシート
赤澤 マリカ:"ルーナ・ロッサ" 赤澤マリカ(あかざわ・-) 16歳、高校生をカバーとして活動するUGNエージェント。
赤澤 マリカ:長い銀髪、透き通った青い瞳、抜けるような白肌をもつ、小柄な美少女です。
GM:美人…………
赤澤 マリカ:えへへ
赤澤 マリカ:礼儀正しく、明朗快活な性格。相手が誰であっても丁寧な態度で接しますが、斃すべき相手と相対した時には冷徹な一面を覗かせることも。
赤澤 マリカ:母子感染で物心付く前に覚醒。状態が安定してからは実家を離れてUGNの元で鍛錬を積み、チルドレンを経て半年前にエージェント登録されました。
赤澤 マリカ:能力は『血液操作』。ブラム=ストーカーの基本的な能力ながら、その効率や応用力が高いことが特徴。
赤澤 マリカ:血液のコントロールにより背丈程のある大鎌を悠々と扱う身体能力を得たり、血液を自らの肉体の如く放出・操作することができます。
GM:つよそう
赤澤 マリカ:データ的にはピュアブラムスの純白兵アタッカー。
赤澤 マリカ:《紅の王》によりネックとなるHP消費を踏み倒し、自己バフから範囲や2回攻撃を卒なくこなす優等生な感じの構成です。
GM:ひえー
赤澤 マリカ:という感じ! なんだか真っ白な空間でどうなることやら~
赤澤 マリカ:がんばっていきます!
GM:どうなるんだろう。敵もいるやらいないやら
GM:よろしくお願いします! ハンドアウトはまとめて!

GM:ではPC2暫定の空清さんどうぞ!
キャラシート
空清・昴:空清昴19歳
空清・昴:京都大地主の家の分家筋の生まれ。いいとこ生まれのボンボンです
GM:おぼっちゃんだ
空清・昴:レネゲイドに感染した赤般若という刀を使い
空清・昴:この刀のせいでレネゲイドと体温を吸われています
GM:吸われちゃった……
空清・昴:でも戦闘時には影出できた鬼が力を貸してくれます
GM:よかった(?)
空清・昴:現在大学を休学して放浪中の身ですよろしくお願いします
GM:放浪中だ!
GM:よろしくお願いします。余談ですが顔が好みです。
空清・昴:そうなんだ……
GM:そうですが…………

GM:ではPC3っぽい扶桑さんどうぞ!
扶桑みこと:はぁい
キャラシート
扶桑みこと:扶桑みこと(ふそう-)、中学生のUGNチルドレンです。
扶桑みこと:ぶっきらぼうで歯に衣着せぬ物言いが目立つものの、根は優しく義理堅い性格。
扶桑みこと:元は野良オーヴァードで、過去とあるFHセルが研究していたレネビの餌になるべく弟共々誘拐されてましたが
GM:きゃー
扶桑みこと:"断罪者"を名乗る傭兵に依頼してセルを壊滅、その後UGNに保護されました。
扶桑みこと:なので現在は、自身の使命?ゆえに孤独な恩人と並び立つために日夜頑張ってます。
GM:気になるご関係だ
扶桑みこと:前線では鋼鉄糸を駆使した斬撃と血液から生成した神経毒を組み合わせたミドルレンジの白兵戦術を取ります。
扶桑みこと:データはソラリス特有の鈍足白兵とあとバディム。
扶桑みこと:よろしくおねがいしまーす
GM:バディムつよい……
GM:よろしくお願いします!
GM:では共通ハンドアウトはこちら。

【共通ハンドアウト】
ワークス:UGNに協力できる立場
シナリオロイス:『出口』(渇望/執着)
あなたたちは今、壁しかない真っ白な部屋に居る。
共に居る相手とは任務でここを訪れたはずなのだが、詳細な記憶は不明だ。
ただ、言い聞かせられたことはひとつ覚えている。
『出口を探せ』。そこから脱出が可能なのだと。
※シナリオ開始時は「ここには任務でいるが、詳細な記憶が曖昧」な状態です。
PC間はある程度知った同士でいた方が望ましいでしょう。


GM:いきなり密室!
赤澤 マリカ:きゃー
GM:オープニングの内容はもうほぼこのハンドアウト通りです。
扶桑みこと:出た過ぎてたまらない
GM:なんだってー!ってなってほしい
赤澤 マリカ:なります
GM:その後ミドルで状況を確かめていくという寸法です。
GM:サクサクセッションを試みるためその辺はオープンにしていく
赤澤 マリカ:ふむふむ 頑張ります
GM:よって、まずは記憶が変だぞーとかのロールを楽しんでください!
扶桑みこと:大体ルールは分かったぜ
空清・昴:うすうす
GM:では、トレーラーを貼って開始していきますね。

さあ、ご覧あれ。
私が驚異と脅威を詰め込んだこの小さな部屋を。
ここに入る者には……そうだな。ひとつ、不安を差し上げよう。
漂白された部屋の美しさ。目印のない自由という名の不安を。
目を凝らしてはいけないよ。そこには何もありはしないのだから。

ダブルクロス The 3rd Edition『ヴンダーカンマーの純白』

私? 私は"ヴンダーカンマー"。
安心なさい。あなたの向き合うこの物語には、登場することのない者だ。



オープニング


GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
赤澤 マリカ:赤澤 マリカの侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (37 → 41)
扶桑みこと:28+1d10
DoubleCross : (28+1D10) → 28+3[3] → 31

空清・昴:空清 昴の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (29 → 35)
GM:まあまあ

GM:何も、ない。
GM:いや、天井があり、壁がある。ただ、全て真っ白だ。
GM:その他には、あなたたちの周囲には何もない。
GM:純白の部屋、その真ん中にあなたたちは立っていた。
GM:あなたたちは普段通りの記憶の他、『任務でこの部屋にいること』『脱出をする必要があること』について覚えている。
GM:だが、任務やこの部屋それ自体についての知識は曖昧でぼやけており、再確認が必要のようだった。
GM:お互い顔見知りであること、UGN関係者であること、同行が自然であることは把握しているが、それ以上はわからない。
扶桑みこと:「…………」部屋をゆっくりと歩いて一周しながら、白い壁をノック。
GM:軽い音を立てるが、何も起きない。
赤澤 マリカ:「……ん、ぅ……」 目覚めたかのような小さな呻き声とともに、少女の意識が鮮明になる。
扶桑みこと:「あ、起きた?」何もないことを確かめて、二人の元へ戻る。
赤澤 マリカ:ノックの音に反応したらしい。ぼんやりとした瞳が、少年の姿を追う。
空清・昴:「……」
赤澤 マリカ:「……あれ、わたし……すみません、ぼーっとしてしまっていたようで」
空清・昴:不機嫌そうに目を覚ます
扶桑みこと:「気にしないで。えー……あ、赤澤さん。俺もそうだったから」
扶桑みこと:「そっちの……ええと、空清さんもか」
扶桑みこと:「俺らが何でここに居るか、覚えてる人っている?」
空清・昴:「仕事ちゃうのん……」
空清・昴:「ようわから……くぁ」
空清・昴:アクビ
赤澤 マリカ:真っ白過ぎる、何もない部屋。刺激がなさ過ぎるせいか、意識に霞みがかったような感覚がある。
赤澤 マリカ:「どうしてでしょう。任務だということだけは……分かるのですが」
扶桑みこと:「うん。仕事っていうか、任務で自分達がここに来たのは覚えてるんだけど」
赤澤 マリカ:「『部屋から抜け出すこと』が目的、でしたよね?」 自信なさげに。
扶桑みこと:「肝心の、任務目標が……曖昧、というか」
扶桑みこと:「出ろって言われた記憶があるから、壁を一通り回ってみたけどそれっぽい出口ないし」
赤澤 マリカ:「任務なら、きっとある程度の説明も受けたのだと思うのですけど」
扶桑みこと:「そこら辺の詳細が、さっぱりなんだよねぇ」何もない天井を見上げる。
赤澤 マリカ:困ったように、パンプスの先端で床をコツコツと突く。
空清・昴:「いやまぁ、部屋から抜け出すっちゅうのんはあれやろ」
空清・昴:「中途目標っちゅうか、途中で生まれるもんやろ……」
空清・昴:「部屋の中に入らんと、部屋からは出られへんねんから」
扶桑みこと:「でも、入ったことすら覚えてないし」
赤澤 マリカ:「確かに……!」 ぽん、と手を叩いて、「……うう。そうなんですよねえ」すぐに沈んでいく。
扶桑みこと:「真面目に考えるなら、認識への侵害……ソラリス系統の敵?の仕業で」
扶桑みこと:「この白い部屋に閉じ込めて、何かの目的のために脱出をさせようとしている」
空清・昴:「なんやろ」
空清・昴:「自分も一緒に脱出させるとか?」
扶桑みこと:「あー。可能性あるかも」
赤澤 マリカ:「或いは、出口のない場所に閉じ込めて……『脱出させなきゃ』という焦燥感から、疲弊させる?」
空清・昴:「自分が脱出するために誰かを閉じ込めるとかは漫画で読んだけどやな」
赤澤 マリカ:「自分で出られないからわたし達を使って、というのは有り得るかもしれませんね」
扶桑みこと:「この3人のうち誰か一人が、実は隠れたソイツで」
空清・昴:「ややこいなぁ……」
扶桑みこと:「残りの二人に出して貰おうみたいに考えてるのかもなぁ」
赤澤 マリカ:「えっ」
空清・昴:「お」
扶桑みこと:「…………」
赤澤 マリカ:「それじゃ、まるで……わたし達の誰かが敵、みたいじゃないですか」
空清・昴:「……そういう時、そない言う奴が一番怪しいで」
扶桑みこと:「いや、適当言ってるだけだから。信じないで欲しいんだけど」
空清・昴:「……やめややめや。俺もそないなんで神経使いたない」
赤澤 マリカ:「そうですね。一旦、その話はないことにしましょう」
空清・昴:「仲良うしようや」
扶桑みこと:「ああ。疲弊が目的なら、考えること自体が敵の思うつぼだしね」
扶桑みこと:「じゃあ、出口を探すの手伝ってよ。壁と床は何もなさそう、あと天井くらいか?」
空清・昴:「手ぇ届かんやん」
GM:では、そこで。
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 1

GM:赤澤さんはふと思い出します。
GM:外で任務を受けた時に言い聞かされた言葉。
GM:『出口を探せ』
GM:それは、もちろん脱出のためには必要なことだ。
GM:ただ、それ以上に何らかの意味を持っているような感覚がある。
GM:そして、扶桑くんが言う通り、ここにはそれらしきものはない。
赤澤 マリカ:「『出口を探せ』……」 口をついて、言葉が溢れる。
空清・昴:「?」
扶桑みこと:「うん?」
赤澤 マリカ:「……いえ、さっき扶桑さんが言った言葉が、なんだか引っかかって」
赤澤 マリカ:「外で、聞いたような気がするんです。任務を受けた時に……」
空清・昴:「ほう」
赤澤 マリカ:「妙に、気になるというか。何か意味があるような気がして」
扶桑みこと:「……脱出するのではなく、"出口"を探すことが重要って話?」
赤澤 マリカ:目を僅かに見開いて。「そういうことかもしれません」
空清・昴:「じゃあ、どないだかして探さんとねぇ」
扶桑みこと:「なるほどなぁ……」
赤澤 マリカ:「探す過程で何か見つかることもあるかもしれませんし」
空清・昴:「せやね」
赤澤 マリカ:「もう少し、くまなく調べてみましょうか」
扶桑みこと:「探すという行為自体が大切かもしれないのか」
空清・昴:「……はやいとこ出んとな」
扶桑みこと:「レネゲイド絡みだと、構造上なんでもありだからアタリ付けるのが難しくて困る」
扶桑みこと:「やっぱ天井押してみようよ。白兵でなんか肉体が高い人いないの?」
空清・昴:「……俺が一番都合よさそうやな」
赤澤 マリカ:「うーん、わたしだとちょっと……届かないですね」 得物は長いが、限界がありそうだ
扶桑みこと:「よし、ジャンプだジャンプ」
空清・昴:武器の刀を手にする
空清・昴:「和服でジャンプしたら乱れるやろ」
空清・昴:「服とか、風紀とか」
空清・昴:「赤般若」
扶桑みこと:「(武器の携帯は許されてるんだよなぁ。だから、破壊的な行為はあまり意味無さそう)」
空清・昴:刀を抜くと、影がマグマのように沸き立ち、足元のそれが腕になって体を押し上げる
空清・昴:「わんたっち」
空清・昴:天井に触れる
扶桑みこと:「なんか思ってたのとだいぶ違うけど……どう?」
GM:触れても、特に反応はない。
空清・昴:「なんもないやん」
GM:動いたりする様子もない。
空清・昴:「……」
扶桑みこと:「マジか」男性にしては珍しい、目が隠れるほどの前髪をかき上げる。
赤澤 マリカ:「うーん、刀で突いたりしてみてもだめですか?」
空清・昴:「たまらんな……」
扶桑みこと:「脱出ゲームさせたいなら、何か取っ掛かりとかそういうの用意してさ」
空清・昴:「赤般若……あかん、拗ねとる」
扶桑みこと:「芋づる式に出口までの……拗ねるのソレ」
空清・昴:刀を抜いて跳んでいる
空清・昴:「ほぼ猫や」
扶桑みこと:「猫かぁ~……」飼ったことはないが、飼い主には制御しきれない程の気まぐれを発揮すると聞いたことがある。
空清・昴:「赤般若はほぼ猫。鬼の癖に」
赤澤 マリカ:「拗ねるんですか……」
GM:そうしてあなたたちが話していると。ふと、視界の端に『何か』がぶれるような感覚があった。
GM:白ではない、何か。詳細はわからないものの。
GM:この部屋も、どうやら完全な虚無ではないらしい。
GM:それを追うか否かは、あなたたちの選択次第だ。

GM:ロイス取得のみできます。
GM:シナリオロイスは『出口』
GM:取っても取らなくてもですが、人数少なめのシナリオなのでそこはご注意ください。
扶桑みこと:出口/○執着/懐疑 以上
空清・昴:では出口に 〇渇望/食糧問題とかなる前にはよう
赤澤 マリカ:出口 ◯執着/焦燥 で取得です
GM:たいへん


ミドル


GM:全員登場推奨。登場侵蝕をお願いします。
扶桑みこと:31+1d10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+2[2] → 33

空清・昴:空清 昴の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (35 → 45)
赤澤 マリカ:赤澤 マリカの侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (41 → 46)
GM:扶桑くん落ち着いてる

GM:ミドルシーンは情報収集を行い、この部屋について探っていきます。
GM:情報項目は1~3の3つ。項目名はなし。全て任意の〈情報〉目標値6で得ることができます。
GM:失敗した場合は侵蝕1d10を振り直して再度判定が可能です。
GM:振りたい人から順番にどうぞ!
赤澤 マリカ:では、情報:UGNで。コネも併用して……
赤澤 マリカ:3dx+4>=6
DoubleCross : (3DX10+4>=6) → 8[3,7,8]+4 → 12 → 成功

空清・昴:字引網あるからどのタイミングでもOKや
GM:ばっちり
扶桑みこと:6dx+2>=6 コネ付き<情報:UGN>
DoubleCross : (6DX10+2>=6) → 7[1,2,3,5,6,7]+2 → 9 → 成功

GM:オッケー!
空清・昴:じゃあ原初の赤:生き字引
空清・昴:空清 昴の侵蝕率を1(→ 1)増加 (45 → 46)
GM:本気だ
空清・昴:空清 昴の侵蝕率を1(→ 1)増加 (46 → 47)
空清・昴:4dx+3
DoubleCross : (4DX10+3) → 9[2,2,4,9]+3 → 12

GM:成功!
GM:では順番に開示していきます。
GM:まずは1から

★情報1
あなたたちの任務は、FHエージェント・"ヴンダーカンマー"の『作品』であるこの空間を封印することだ。
作品は基本的に手のひらに乗る程度の立方体で、『任意の対象を閉鎖空間に閉じ込める』『その際に精神や認識に変化を与える』特徴を持つ。
多くは空間自体がジャーム化しており、指令に沿って機械的に働いている。封印のためには中から部屋の『核』を処理する必要がある。
また、閉鎖空間は様々な理由で侵蝕上昇が外よりも顕著に起こりやすい。警戒しても良いし、逆に利用することもできるだろう。
※衝動判定時に通常の侵蝕上昇の代わりに、任意で侵蝕を+40することができます。


任務についてですね。

★情報2
白い壁を見つめていると、だんだんと陰翳がつき、周りに物が見えてくるのがわかる。
白一色ではあるものの、椅子や寝台や箪笥、時計もあるようだ。
あなたたちの阻害されていた認識は、少しずつ現実感を取り戻していることがわかる。
そして、壁には扉が浮かび上がる……ふたつ、並んで。恐らくは、どちらかが罠だ。
どちらが本物の『出口』なのだろうか?


これは現状について。

★情報3
閉鎖空間外部から、監督役のエージェントのコンタクトがあった。
『どちらか片方の扉は罠、もう片方は部屋の『核』だろう』
見分けるには内部のあなたたちが目を凝らすしかないらしい。
〈知覚〉〈意志〉目標値8の判定に成功で判別が可能、失敗した者は2d10のダメージ。
そしてどちらにせよ、『核』とは戦闘を行う必要がある。
※判定を行うことでクライマックスに突入します。振り直しは不可。
失敗にせよ成功にせよ、判別自体は行えたという扱いになります。


GM:この判定は、ロールを進めた後に行っていきましょう。
GM:ロールについては『調べてわかった』『記憶を思い出した』どっちでも大丈夫です。


GM:何もない、白い部屋。
GM:しかし、時折視界には『何か』が映る。
GM:それを頼りに、あるいは記憶を辿って。
GM:あなたたちは調査を続けていた。
赤澤 マリカ:(……仮に認識阻害を受けていたとしても。完全ではないはず)
赤澤 マリカ:(『出口を見つける』こと自体が任務……とすれば)
扶桑みこと:「……やっぱり、物理的な出口はなさげかなぁ」雲を掴む様な心地で、白い部屋を探索し続ける中で。
赤澤 マリカ:「……この空間そのものが、ジャームで。出口を見つけること自体が、それを対処することに繋がる?」
扶桑みこと:「お」
赤澤 マリカ:まとまりのない思考から、辛うじて導き出された──或いは、既に聞いていたような、既視感の在る答えを。
空清・昴:「ほう」
扶桑みこと:「空間をジャームが作ったんじゃなくて、空間そのものがジャーム?」
赤澤 マリカ:言葉に引き摺り出されるように、"誰か"の声が記憶の奥底から蓋を開けて這い出る。
赤澤 マリカ:「これは、一つの作品……『任意の対象を閉鎖空間に閉じ込める』『その際に精神や認識に変化を与える』そういう、存在で」
赤澤 マリカ:「それ自体がジャーム化している。わたし達の任務は、それに対処すること」
空清・昴:「えらいはっきりしてはるね」
扶桑みこと:「こうして俺らが閉じ込められているのは、こちらの、UGN側の意図ってことだね」
空清・昴:「お手柄やん。羊羹あげよか」
扶桑みこと:「ほんとだよ。めっちゃ記憶力良い」
赤澤 マリカ:「何でしょう。忘れちゃいけないよ、って……温かい声が教えてくれた気がして」
扶桑みこと:「……あ、あー。そっか。思い出そうとすることが大切なのかも」
赤澤 マリカ:「そうかもしれません。記憶の封印は、完全でないのかも」
扶桑みこと:「閉じ込めた者への干渉は、精神や認識への変化なんだよね。ってことは」
赤澤 マリカ:「恐らくは」 頷く。
扶桑みこと:「この部屋に存在する出口。それを物理的に探すことはあまり意味がない」
扶桑みこと:「まずは書き換えられた認識を剥がすことから始めないといけないんだ」
空清・昴:「なるほど」
赤澤 マリカ:「出口を探す過程で、正しい記憶を思い出すこと。……だから、『出口を探せ』なんですね」
空清・昴:「でも、どないしてそれをするかやな」
扶桑みこと:「今、赤澤さんがやった様に。俺とか、そういう事前の通達とかテキトーに聞いてるからできなかった」
赤澤 マリカ:「思い出せたのは、僥倖でしたね」 ふふ、と嬉しそうに微笑む。
赤澤 マリカ:「この空間を形成している"核"は、内側にあるはずです。それをどうにか見つけられれば……」
扶桑みこと:「……やり方があってるかどうかは知らないけど」
扶桑みこと:「例えば、さっきから視界の端に現れては消える、白とは別の色」さっき髪かき上げたら見えた。
空清・昴:「ほーん……」
赤澤 マリカ:ぱちぱちと目をまたたかせ。「……あっ。言われてみれば……確かに、何か、あるような」
空清・昴:(そういえば、ほんまに白って200色あるんか……?)
空清・昴:「ホンマに言うてんの」
扶桑みこと:「鉛筆の線を消しゴムで消す様に、一面の白で隠された"何か"を……暴きだそうと、頑張ってみる」
扶桑みこと:やること自体はあまり変わりないが、意識だけは変革しようと努める。
GM:では、あなたたちがそうした時。
GM:やはり視界の端に、色が浮かぶ。陰のような色。
GM:だんだんそれはひとつの形を成す。
GM:まずは、時計。
GM:それから、箪笥。
GM:椅子。
GM:寝台。
GM:何もなかった部屋に、家具の影が立ち上り。
GM:最後に、扉がふたつ。
扶桑みこと:「……いや、マジで出てくるとびっくりするじゃん」
赤澤 マリカ:「これも、今まで見えてなかっただけ……?」
扶桑みこと:丁度傍らにあったベッドの縁を叩く。さっきまで、そこかしこを歩いてた筈だったんだけど。
空清・昴:「……」
空清・昴:「……うおっ」
空清・昴:「帰ったら誰かおった時くらいの衝撃やわ」
赤澤 マリカ:「ぶつかったような感じも……なかったですよね。驚きです」
扶桑みこと:「認識阻害って怖いなぁ」
扶桑みこと:「だけど、段階は次に進んだみたいだ」時計、箪笥、そして二つの扉を順に見やって。
扶桑みこと:「お誂え向きの出口っぽい扉が二つ。二択か、或いは第三の出口があるのか」
扶桑みこと:「箪笥とかに鍵入ってたりとか?あと、4桁の入力がある金庫とか」脱出ゲームの定番。
赤澤 マリカ:「取り敢えず、扉がそれぞれ開くか試してみますか?」
????:『……あー、あー』
????:ざりざりと、ノイズ混じりのラジオのような声がした。
扶桑みこと:「ん?」
赤澤 マリカ:「そんな簡単に、とはいかないでしょうが…………声?」
????:『聞こえる? これ聞こえてるのかな』
空清・昴:「ん?」
????:『いきなり開けるのはちょっとまずいかな』
扶桑みこと:「ええっと……聞こえてるけど。誰っすか」
????:『今回の任務の監督役だよ。外では会ったんだけど』
扶桑みこと:「(……誰だっけ)」素面でも覚えてなかったかもしれない。
????:『今、支部から話しかけてる』
赤澤 マリカ:頭の中に浮かんだ、暖かな声の主であることは分かる。……だが、霞がかかったように名前も顔も思い出せない。
緒環 伸:『"パペッティアー"緒環伸。毎回、自己紹介何回もする羽目になるんだよなあ……』
緒環 伸:『ともあれ、出口を探すとこまではいけたかな』
空清・昴:「空清昴です」
緒環 伸:『ども、改めてよろしくね』軽い声。
赤澤 マリカ:「赤澤マリカです。きっと、外で……会いましたよね。声だけ、分かります」
扶桑みこと:「お陰様で。今、ようやく家具が幾つかと、二つ扉が見えてる状況っす」
扶桑みこと:「……あ、扶桑みこと」ぶっきらぼうに付け加える。
緒環 伸:『ありがたい。経験上、このドアはどっちかがダミーだね』
扶桑みこと:「ダミー」
空清・昴:「クイズ番組みたいやな」
緒環 伸:『開けたらまあ、あんまりいいことにはならないかな。『核』は核で戦闘は予測されるけども』
緒環 伸:『とはいえ、どっちか確かめることは必要だ』
扶桑みこと:「泥の池に嵌りたくはないなぁ」
赤澤 マリカ:「最悪の場合、もう一度認識阻害が発動して振り出しに戻るなんてことも……」
扶桑みこと:肩に掛けたファー付きのコートを羽織り直しながら。
緒環 伸:『可能性はなくはないね……』
空清・昴:「あんたらは泥で綺麗なお顔が台無しになるわな」
緒環 伸:『ただ、ここからじゃもうほぼわからない。そっちで確かめてもらわないとならないな』
扶桑みこと:「……ダミーを見分ける方法とかはないの?」
緒環 伸:『何かあったらこっちでフォローはするからさ』
緒環 伸:『見分け方か。よーく注意して見る』
扶桑みこと:「マジかよ」
緒環 伸:『あるいは感じ取る。さっきみたいにね』
扶桑みこと:「……でも、一回成功してるからな。やってみる価値はありそうか」
緒環 伸:『悪意を見逃すなってくらいかな……いやほんとこっからじゃ全然わからんが……』
緒環 伸:『健闘を祈る』
赤澤 マリカ:「もし、万が一があっても。ここまで一度辿り着けたんですから大丈夫ですよ」
赤澤 マリカ:「わたし達は、きっと外に出てみせます」
扶桑みこと:「OK。ありがと……えーっと……尾形さん」
緒環 伸:『緒環!』
緒環 伸:さほど気にしていなさそうな声。
扶桑みこと:「ごめん、緒環さん」こちらも特に申し訳なさそうな素振りなし。
緒環 伸:『いえいえ。身体張ってもらってるのはそっちだからね。頼むよ』
GM:というところで、〈知覚〉〈意志〉目標値8の判定をしてもらいます。
GM:失敗で2d10のダメージ。
扶桑みこと:知覚も意志もダイス1個のみだが、バディムがある
赤澤 マリカ:感覚は4、知覚補正値が1あるわね。なんとかなるんじゃないかしら
GM:順番自由でどうぞー
扶桑みこと:まぁとりあえずやってみるか
扶桑みこと:1dx>=8 知覚
DoubleCross : (1DX10>=8) → 10[10]+5[5] → 15 → 成功

GM:たっか
赤澤 マリカ:すごい!
扶桑みこと:完璧
赤澤 マリカ:4dx+1>=8 知覚
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 7[2,3,5,7]+1 → 8 → 成功

赤澤 マリカ:ふう、なんとか。
GM:おっ成功
空清・昴:意志でいきます
空清・昴:3dx+3>=8
DoubleCross : (3DX10+3>=8) → 8[6,7,8]+3 → 11 → 成功

赤澤 マリカ:すごい、全員!
GM:全員成功!
扶桑みこと:やったぜ
GM:ということでひとつボーナスがあります。
GM:NPCカードがひとつ使用可能になりました。
扶桑みこと:やったぁ~~

NPCカード
"パペッティアー"緒環 伸
《妖精の手》を1シナリオ1回使用可能。


緒環 伸:有用に使ってね
赤澤 マリカ:有能エージェント~

GM:あなたたちの前には、扉がふたつある。
GM:ひとつはダミー、ひとつは求めるべき『核』。
GM:そのどちらがどちらか、確かめる必要がある。
扶桑みこと:「其々で判別して、多数決でも取ってみる?」
赤澤 マリカ:「ん……そうですね。誰か一人に任せるというのもナンセンスですし」
空清・昴:「ふむ……」
扶桑みこと:などと言った傍から、認識がクリアになっていく。どちらの扉も見かけは全く一緒だというのに
空清・昴:どっか、と胡坐をかき、頬杖を突く
扶桑みこと:開けるべき扉が、自ら主張するような。そんなイメージが脳裏に浮かび上がっていく。
空清・昴:見える、というよりも感じる。目は口程に物を言うをいうが、それ以上に感じることで暴けるもの
扶桑みこと:コツがあるのかもしれない。認識を覆うカーテンを暴く工程に、いつの間にか脳が慣れたか。
空清・昴:自分の中にある世界が、自分の外の世界を侵蝕していく
赤澤 マリカ:目を凝らす。巡る血液を半ば本能的に調整──網膜に流れる血流量を増やし、視神経へ精一杯の情報を送り込む。
空清・昴:悪意ではない。そこにある、いたずらな心を汲み取る
空清・昴:かつて自分の前に立った女性はよくそれを持て余していた。自分の兄もまた、それを持て余していた
空清・昴:だから、分かる
空清・昴:「……よし、俺はええよ」
赤澤 マリカ:視界がクリアに。輪郭は鮮明に。その奥まで見通すように、瞳に赤が混じるまで見据えて──閉じた。
赤澤 マリカ:「はい。わたしも」
扶桑みこと:「俺も大丈夫。いっせーので指でも差そうか」
赤澤 マリカ:頷く。「では……いっせーの、で」
赤澤 マリカ:細い白魚のような指が、確信めいて一方を指差す。
扶桑みこと:人に言わせて自分は言わずに、自分のイメージが指し示す通りに指差す。
空清・昴:刀の柄尻で扉を指す
GM:あなたたちの目の前にあったふたつの扉。
GM:そのうち、指されなかった左の扉の輪郭が、ゆるく解けていく。
赤澤 マリカ:「ふふっ。全会一致、ですね」
GM:奥にあった闇のような『何か』を一瞬だけ映して、扉が消える。
扶桑みこと:「よく出来てるなぁ、ホント」
GM:こちらを選んでいては、『何か』に侵蝕されていたかもしれない。
緒環 伸:『お見事。良かったよ。こっちの力も少しは通じるようになったかな』
緒環 伸:『多少は助けてあげられる。頼り甲斐があるかは知らないけどね』
扶桑みこと:「ありがたい。この後、"核"と戦わなきゃいけないんだろ」
扶桑みこと:「こんなとこで躓いてるわけにもいかないし、何とか頑張ってみるさ」
赤澤 マリカ:「ええ。ここまで来たんですから、あとは全力で」
空清・昴:「やることやるで」
GM:『出口』はあとひとつ。
GM:あなたたちの前に静かに立ちはだかっている。

GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
GM:密室ですが可能です。
扶桑みこと:赤澤さんと空清さんにそれぞれ○連帯感/不安で取って
赤澤 マリカ:空清さんと扶桑さんに ◯連帯感/隔意 で。 緒環さんに ◯安心感/不安 で取得です。
扶桑みこと:緒環伸/○連帯感/尾形 ロイスはこれでマックス
空清・昴:扶桑さんに 〇いい人/お兄ちゃんを思い出す顔の雰囲気
空清・昴:赤澤さんに 〇いい人/ほんまに年下か?
空清・昴:緖環さんに 〇いい人/いつからおったん? で取得
空清・昴:購入はボデマ
空清・昴:1dx>=12
DoubleCross : (1DX10>=12) → 3[3] → 3 → 失敗

空清・昴:カスや
赤澤 マリカ:アームドスーツを狙いましょう。
赤澤 マリカ:1dx+3>=15
DoubleCross : (1DX10+3>=15) → 1[1]+3 → 0 (ファンブル) → 失敗

赤澤 マリカ:ふふっ……
GM:oh
赤澤 マリカ:残念。これで以上です。
扶桑みこと:どうしよっかな アームドスーツで
扶桑みこと:4dx+2>=15
DoubleCross : (4DX10+2>=15) → 10[1,6,9,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

扶桑みこと:よし!!
GM:つよい!
赤澤 マリカ:すごすご
扶桑みこと:自分で着てもいいんだけど赤澤さんにパスするか
空清・昴:服をプレゼント
赤澤 マリカ:えっ、どっちでも大丈夫ですよ~
扶桑みこと:恩を売っておこう パスします
赤澤 マリカ:でももらえるならありがたく? 空っぽのウェポンケースにないないします
赤澤 マリカ:えへへ、ありがとうございます
扶桑みこと:ウェポンケースもってないんですよね 財産点かつかつ
GM:かわいいな……
GM:以上かな カット!


クライマックス


GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
赤澤 マリカ:赤澤 マリカの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (46 → 54)
扶桑みこと:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+4[4] → 37

空清・昴:空清 昴の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (47 → 50)

GM:『出口』はあとひとつ。
GM:あなたたちの前に静かに立ちはだかっている。
GM:そして、やがてカタカタと扉は揺れ始める。
GM:そこから部屋中に、ワーディングの気配。あなたたちの衝動を掻き立てようとする!
GM:衝動判定です。意志で目標値は9。
GM:通常の侵蝕上昇の代わりに任意で侵蝕を+40することができます。
赤澤 マリカ:2dx>=9 衝動判定
DoubleCross : (2DX10>=9) → 5[5,5] → 5 → 失敗

扶桑みこと:1dx>=9
DoubleCross : (1DX10>=9) → 1[1] → 0 (ファンブル) → 失敗

扶桑みこと:わぁ暴走
GM:わお
扶桑みこと:侵蝕+40、77にして以上
赤澤 マリカ:意志弱々~ 暴走して、侵蝕+40いただきます!
空清・昴:3dx+3>=9
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 8[4,8,8]+3 → 11 → 成功

空清・昴:侵蝕+40
赤澤 マリカ:赤澤 マリカの侵蝕率を40(→ 40)増加 (54 → 94)
空清・昴:空清 昴の侵蝕率を40(→ 40)増加 (50 → 90)
GM:どうぞ!
GM:では、戦闘開始です。

GM:エンゲージは以下の通り。

     [扉(8)]
      |
      5m
      |
[赤澤(10)  空清(5)扶桑(3)]


GM:距離は5m、扉の行動値は8。
GM:1ラウンド目開始します。


■セットアップ■

GM:宣言があればどうぞ。
扶桑みこと:《活性の霧》対象自分
赤澤 マリカ:"プリモ・クアルト" 《鮮血の奏者》+「サングイン」 ラウンド間、対象の攻撃力[+18] →対象は自身。 侵蝕[+4]
赤澤 マリカ:赤澤 マリカの侵蝕率を4(→ 4)増加 (94 → 98)
空清・昴:なし
:なし
扶桑みこと:攻撃力+15、ドッジダイス-2個、侵蝕80で以上


■イニシアチブ■

GM:最速は赤澤さんですが、割り込みです。
赤澤 マリカ:あわわ
:《加速する刻》
:手番をいただく。
:マイナーなし。
:《仮初の器》《熱狂》次のメジャーアクションのダイスと攻撃力を増加。対象は自分。
:以上!
赤澤 マリカ:力をためている……
扶桑みこと:扉の舞……
GM:とりあえず演出はまとめていきましょうね。支援だし。
GM:次はちゃんと赤澤さん!
赤澤 マリカ:うおー今度こそ!そして全力で叩く!
赤澤 マリカ:マイナーで戦闘移動。5m前方に、扉にエンゲージします。
:きゃー
赤澤 マリカ:メジャー、"ファルチェ・ディ・ルーナ" 《セレリティ》 即座に2回メジャーアクションを行う 侵蝕[+5]
赤澤 マリカ:赤澤 マリカの侵蝕率を5(→ 5)増加 (98 → 103)
赤澤 マリカ:からの2回メジャー、1回目!
赤澤 マリカ:"ウルティモ・クアルト" 《C:ブラムス》《鮮血の一撃》 対象:単体への白兵攻撃 侵蝕[+4]
赤澤 マリカ:妨害ありますか!
:なし!
GM:判定どうぞ
赤澤 マリカ:攻撃前にウェポンケースから武器と防具を取り出して、装着!
赤澤 マリカ:(2+5+3)dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,2,2,2,4,4,4,5,7,8]+4[1,4]+3 → 17

赤澤 マリカ:えっ低い
扶桑みこと:バディム
赤澤 マリカ:やったー! 達成値20になります!
GM:ぬー
:ではドッジします
:5dx>=20
DoubleCross : (5DX10>=20) → 9[1,3,5,6,9] → 9 → 失敗

赤澤 マリカ:ほっ……ではダメージ!
:ダメージどうぞ!
赤澤 マリカ:3D10+27+3 装甲・ガード値有効
DoubleCross : (3D10+27+3) → 14[7,5,2]+27+3 → 44

:ぐっ強い まだ大丈夫
赤澤 マリカ:まだまだー2回目!
:ひええ
赤澤 マリカ:"ウルティモ・クアルト" 《C:ブラムス》《鮮血の一撃》 対象:単体への白兵攻撃 侵蝕[+4]
赤澤 マリカ:(2+5+3)dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,1,2,2,5,6,6,6,8,10]+3[2,3]+3 → 16

赤澤 マリカ:いやだから低い
扶桑みこと:妖精使ってもいいかもしれない
赤澤 マリカ:虎の子の妖精、もらっちゃいます! NPCカード使用!
赤澤 マリカ:緒環さん助けてー
緒環 伸:はいはい、どうぞー
緒環 伸:《妖精の手》ダイスを1個10にね。
赤澤 マリカ:では23から再回転
赤澤 マリカ:1dx7+16+7
DoubleCross : (1DX7+23) → 10[9]+10[7]+10[9]+4[4]+23 → 57

GM:?
扶桑みこと:よし!!
赤澤 マリカ:急に跳ねるやん
:ええー……ドッジ……
:5dx>=57
DoubleCross : (5DX10>=57) → 10[2,3,5,8,10]+5[5] → 15 → 失敗

赤澤 マリカ:6D10+27+3 装甲・ガード値有効
DoubleCross : (6D10+27+3) → 32[8,5,2,7,2,8]+27+3 → 62

:たっか!
赤澤 マリカ:赤澤 マリカの侵蝕率を8(→ 8)増加 (103 → 111)
赤澤 マリカ:そしてHP8点ロス!
赤澤 マリカ:赤澤 マリカのHPを8(→ 8)減少 (26 → 18)
赤澤 マリカ:手番おしまい!
:ええーと、それは……一度落ちますが
:《魂の錬成》で復活します。
赤澤 マリカ:また扉できた……
:にょきっ
GM:ということで空清さんの手番!
GM:あっうそ
GM:失礼しました。扉が8ですね
:本来の手番だぞ
:マイナーなし。メジャー《スプリットアタック》《砂の刃》《コンセントレイト:モルフェウス》
:射程視界のRC攻撃をPC全員に。ガードした場合はガード値-5。
:判定!
:12dx7+2
DoubleCross : (12DX7+2) → 10[1,2,2,5,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,3,4,5,8,10]+10[5,8]+10[9]+6[6]+2 → 48

赤澤 マリカ:ひええ~~~
:回すなあ。リアクションどうぞ
扶桑みこと:暴走リア不~~
赤澤 マリカ:暴走リア不!
空清・昴:げ
空清・昴:ドッジ
空清・昴:6dx+1>=48
DoubleCross : (6DX10+1>=48) → 8[1,3,5,5,6,8]+1 → 9 → 失敗

空清・昴:無理
:ではダメージ。
:5d10+12
DoubleCross : (5D10+12) → 38[6,9,9,7,7]+12 → 50

:出目すご
:装甲有効です。
扶桑みこと:即死!リザレクト~~
扶桑みこと:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

空清・昴:死
空清・昴:空清 昴の侵蝕率を40(→ 40)増加 (90 → 130)
赤澤 マリカ:つよつよだ……装甲で10点カットしますが、耐えられません。出口へのロイスをタイタス化、HP12点で復活!
空清・昴:違う
扶桑みこと:HP8、侵蝕88で以上!
空清・昴:空清 昴の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (90 → 100)
空清・昴:Hp10
GM:了解!
GM:では改めて空清さんの手番。
空清・昴:マイナーで移動、扉にエンゲージ
空清・昴:メジャー コンボ:炎尾は流星のように 《コンセントレイト:ウロボロス》《炎の刃》《オールレンジ(原初の赤相当)》
空清・昴:対象は扉
GM:判定どうぞ
空清・昴:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,1,2,3,3,5,5,5,7,7,7,9,10]+10[4,6,7,7,9]+6[3,4,6]+4 → 30

:ドッジします
:5dx>=30
DoubleCross : (5DX10>=30) → 9[4,4,5,8,9] → 9 → 失敗

:ダメージどうぞ!
空清・昴:4d10+7+4+12
DoubleCross : (4D10+7+4+12) → 29[4,7,9,9]+7+4+12 → 52

空清・昴:装甲有効
:高いな……HP30で復活しており装甲はなし。倒れまして
:《蘇生復活》HP1で起きます。
扶桑みこと:しぶとい。万全のセキュリティ対策
:えへん
空清・昴:では後詰お願い
扶桑みこと:はーい
GM:ということで扶桑さんどうぞ
扶桑みこと:マイナー《猛毒の雫》命中したら邪毒ランク5付与します。侵蝕90
GM:あ、空清さんも侵蝕上げておいてね
:毒こわい!
扶桑みこと:メジャー【Basiliscus"毒伝い這う槍"】《C:ソラ》《アドレナリン》
扶桑みこと:ワイヤーが届くので対象扉
GM:判定をどうぞ
扶桑みこと:外すと怖いから扉にタイタス切ってC値-1
:ぴー!
扶桑みこと:扉じゃない、出口!では判定
扶桑みこと:11dx6
DoubleCross : (11DX6) → 10[1,1,2,2,3,3,5,5,5,7,7]+4[1,4] → 14

扶桑みこと:嘘でしょ
赤澤 マリカ:ひえっ……
GM:なんか全体的に大変ですね
:ドッジします……
:5dx>=14
DoubleCross : (5DX10>=14) → 8[1,4,4,5,8] → 8 → 失敗

:ギャー
空清・昴:空清 昴の侵蝕率を7(→ 7)増加 (100 → 107)
扶桑みこと:当たれば勝ち!!ではダメージ
:どうぞ……
扶桑みこと:2d10+21
DoubleCross : (2D10+21) → 19[10,9]+21 → 40

扶桑みこと:装甲有効、邪毒ランク5付与!
:出目! HP1だぞ!
:装甲なし、倒れて復活もなし。
:……毒の出番はなかったな……
:がくっ
赤澤 マリカ:やったー!
扶桑みこと:やったぜ 侵蝕+5の95で以上
GM:戦闘終了。あなたたちの勝利です。
空清・昴:しゃぁっ

赤澤 マリカ:扉を見据え、背負っていた柄を抜く。構える。
赤澤 マリカ:小さく、息を吐く──その柄の先に、見る間に血が充填され、黒変し。鋭い大鎌の刃が顕現する。
赤澤 マリカ:「──まずは、強度から確かめましょう。斬れたなら、核も。落とします」
赤澤 マリカ:目を凝らす。扉の一点に、きらりと光る糸が見えた。
赤澤 マリカ:……幻覚、或いは。それに導かれるよう、俊敏に地を蹴り、踏み込み、
赤澤 マリカ:「────しっ!」
赤澤 マリカ:連撃。幾重にも放たれた斬撃が、扉を四方から裁断する。
赤澤 マリカ:確かな手応え。……しかし、その形は未だ崩れておらず。
赤澤 マリカ:「一筋縄ではいかないということですか……!」
赤澤 マリカ:一度飛び退り、体勢を整える。
:未だ断たれるには至らない、その扉が、ゆっくりと。
:ゆっくりと自ら開いていく。
:その奥にあったものは、闇でも、外の空間でもなく。そのままの白い壁。
扶桑みこと:「……なんだ、ありゃ」ハズレだろうか、いや、そんな筈は。
赤澤 マリカ:「奥が、ない……?」
空清・昴:「……」
:その四角く象られた壁から、鋭い槍のような形が突き出す。
:あなたたち目がけて、真っ直ぐに伸び、また縮み戻る!
空清・昴:熱い、痛み
扶桑みこと:「っ────っ、たぁ」不意打ちに等しい刺突、受ける暇もなく身体を貫かれる。
空清・昴:精神干渉かと警戒したものの、そうではなかったらしい
赤澤 マリカ:「く、ぅ……っ!」 至近距離ゆえに避けることもままならず、抉られた腹を抑えて呻く。
空清・昴:「……」
扶桑みこと:「はは、やっぱアレが当たりだ。これだけ認識弄っといて、最後は物理ってか」口元を歪ませて。この程度で死なないことは経験が教えてくれる。
空清・昴:流れ出る血が白くないのなら、自分はまだ大丈夫だ
空清・昴:「赤般若!」
空清・昴:刀を抜き、影が鬼へと変じる
空清・昴:強力すぎる炎をくべ、その形がこの世に顕現する
空清・昴:赤般若、女の怨霊を表現する面。その名を冠する刀と鬼
空清・昴:グラグラと沸き立つ影が音を発する
赤般若:『んふへへははははは!』
空清・昴:「やかまし────わッ!」
空清・昴:横一文字
空清・昴:赤く黒い炎が煌めき、尾を引いて、破壊の跡を残していった
:がごん、と音を立てて扉が半ばで断たれる。
:ぶすぶすと焦げた跡を残し、それでもまだ気配は消えない。
扶桑みこと:「うわ、まだ耐えるのか……」正直、出番ないかもと思っていた。
扶桑みこと:だが、あと一撃でも入れれば形を保てなくなるだろう。確信に近い予測を以って、自身の両手を前方で組み。
扶桑みこと:ゆっくりと引き延ばす。指と指を伝う様に、鋼鉄線が掛かると同時に。
扶桑みこと:自身のコートが翻り、放射状に部屋全体へと糸が流れていく。
扶桑みこと:揺蕩う波の様に空間を覆い、統率的に動く糸の矛先は、全てが扉へと集約していく。
扶桑みこと:「槍で貫かれたんなら、きっちり突き返す」
扶桑みこと:「────自分流で」右手を、握り締める。
扶桑みこと:それと同時に、焦げた扉がめきめきと音を立て。スナック菓子のように、容易く圧し折れる。
扶桑みこと:「(……一応、毒も流れてるんだけど)」ソラリス特有のアレ
扶桑みこと:「(あんま意味無いかも)」
:その通り、毒が回る隙もなく崩れていく。
:扉の枠も、同様に。後には、ただの白い壁が残る。

GM:しん、と静まり返った部屋。そこに。
GM:壁に、天井に、床に、白にひび割れが入っていく。
GM:出口はひとつ。そこが壊れたらどうなるか。
GM:……部屋が、終わるのだ。
GM:あなたたちの意識は、ようやく外へと届く。


バックトラック


GM:Eロイスは1個、《Eロイス:虚実崩壊》です。
GM:振っても振らなくてもよし!
扶桑みこと:ふらない!そして等倍!
赤澤 マリカ:Eロイスはなしで、残ロイス5枚等倍!
赤澤 マリカ:111-5d10
DoubleCross : (111-5D10) → 111-34[6,7,8,6,7] → 77

扶桑みこと:95-5d10
DoubleCross : (95-5D10) → 95-31[5,6,7,3,10] → 64

赤澤 マリカ:5点です~
扶桑みこと:4点
空清・昴:ふらないでおこう
空清・昴:107ー6d10
空清・昴:6d10
DoubleCross : (6D10) → 31[2,6,5,6,7,5] → 31

空清・昴:76で5点
GM:お疲れ様でした! おかえりなさい!
GM:経験点ざっくり配布ー
GM:いつもの5点、シナリオ5点、Eロイス1点で11点
GM:ここに侵蝕分をどうぞ
GM:15点と16点かな
扶桑みこと:15点~~
赤澤 マリカ:16点ですー もぐもぐ
GM:いただいてー
空清・昴:16点もぐもぐ
扶桑みこと:頂きます~~
GM:14点かな?
GM:自分もいただきます


エンディング


GM:…………
GM:……
GM:…
GM:あなたたちがふと気づくと、そこは白っぽい部屋だった。
GM:とはいえ、先程までの無機質なところとは違う。
GM:当たり前に物があり、白にも微かな陰があり、生活感がある。
GM:会議室のような、支部の一室。
GM:あなたたちは、無事に帰ってきたのだ。

緒環 伸:「や、お疲れ様」
緒環 伸:スーツ姿の、にやけた顔のエージェントが迎えてくれた。
赤澤 マリカ:「緒環さん!」 ほっと安心したように、表情をほころばせる。
扶桑みこと:「……あ、えーと」周囲の様子を確認する。見知った会議室だ。
扶桑みこと:「部屋の脱出に成功したんだな。お疲れさまっす」
赤澤 マリカ:「ちゃんと。戻ってこれたみたいで何よりです」
緒環 伸:「悪いねー、僕が中に入っても外にいても、それなりのトラブルがあるんだよなあ」
緒環 伸:「本当に、それが何よりだ」
空清・昴:「ま、タネが分かったらこんなもんや」
扶桑みこと:「これで、あの……なんだっけ、"ヴンダーカンマー"だっけ」
扶桑みこと:「その作品は封印できたってことでいいのかな」
緒環 伸:「そうそう、こんなのばっかりばら撒いてるエージェントだ」
扶桑みこと:「傍迷惑すぎる」
緒環 伸:手のひらに、白い立方体を乗せている。
緒環 伸:「封印はできたみたいだね。ほら」
扶桑みこと:「傍迷惑だからこそ、自分たちが忙しくあちこち回ってるんだが……おお」
緒環 伸:その表面には、どの面にも開いたドアが描かれていた。
赤澤 マリカ:「ただの箱みたいですね。不思議です」
扶桑みこと:「特に何も感じない、見た目が不気味だけど普通の箱っすね」
緒環 伸:「どういう原理なのかは全然わかんないな。意図もね」
空清・昴:「せやね」
緒環 伸:「ただ、見つけ次第回収して、被害者が出ないように封印する」
緒環 伸:「今回も無事解決ってことだ。やったね」
扶桑みこと:「芸術家ってそういうもんじゃないのかな。"作品"って言ってるくらいだし」
扶桑みこと:「良かった良かった」
赤澤 マリカ:「はい、本当に何よりです」
緒環 伸:「君たちのおかげだな。僕はあくまで監督でサポートだからさ」
赤澤 マリカ:「そんなことないですよ。しっかりと、助けていただきました」
赤澤 マリカ:「"忘れないで"って念押しして下さったのが、多分。とってもよく効きました」
緒環 伸:「そう? それは何より」
扶桑みこと:「確かに。赤澤さんが気付かなかったらまだ箱の中だったかもな」
空清・昴:「大活躍やったね」
赤澤 マリカ:「とんでもない」 ぱたぱたと手を振る。
赤澤 マリカ:「皆さんのご協力あってこそ、です。一緒で本当に良かった」
扶桑みこと:「…………うす」ぶっきらぼうに答えてそっぽを向く。
緒環 伸:「まあ、報告書は任せてくれよ。たっぷり君らのかっこいいとこを書いてあげるからさ」
緒環 伸:「何せずっと見てたんだからねー」面白そうに。
空清・昴:「……」
赤澤 マリカ:「あっ、ではお手伝いで良ければさせてください」
扶桑みこと:「……それも、勿論ありがたい……なんだけど」
空清・昴:「見とったんや……」
扶桑みこと:「また次の任務があったら、すぐ回してほしいっす」
緒環 伸:「一応ずっと声も掛けてたんだからね? ……っと」
緒環 伸:「勤勉だなあ。急ぎの理由でも?」
扶桑みこと:「いや、急ぎってほどではないんだけど……その、経験が欲しいっていうか」
緒環 伸:「偉い……若い……」
扶桑みこと:「もっと色々身に付けないと、いつまでも目標に辿り着けない気がして」
赤澤 マリカ:「随分と熱心ですね。憧れている方でも?」
緒環 伸:「僕がだいぶ前になくした輝きがある……」
扶桑みこと:「…………あー、えーっと」
赤澤 マリカ:(緒環さんもまだ若いのでは……?) 訝しんでいる
扶桑みこと:「まぁ、そう。昔、自分をセルから助けてくれた人が居て」
扶桑みこと:「その人。強いんだけど、寂しそうだから。追い付きたいと思ってる」
扶桑みこと:やや、気恥ずかしそうに俯きながら。とつとつと答える。
空清・昴:「素敵やん」
緒環 伸:「なるほどねえ。何かあれば回すようにしとくよ」にっと笑う。
赤澤 マリカ:「あら、あら。素敵ですねえ」
扶桑みこと:「…………うっす」
赤澤 マリカ:「ふふふ。それでしたら、書類仕事はこちらで引き受けますから」
空清・昴:「照れとんの?」
赤澤 マリカ:「是非ぜひ鍛錬などに充ててください、ね?」
扶桑みこと:「流れで話してしまったけど、なんか意識したらめっちゃはずくなってきた」
緒環 伸:「いやー、いいな……マジで若いな……」
扶桑みこと:「…………」赤澤さんの方をちらりとみて。
扶桑みこと:「…………っす」一層小声で返事する。
赤澤 マリカ:「?」 首を傾げる。銀色の髪がさらりと流れる。
扶桑みこと:「(……任務中はあんまり意識してなかったけど)」
扶桑みこと:白い肌に、透き通った銀色の髪の、美しい女性が。どことなく、恩人を想起させてしまって。
扶桑みこと:「…………」それきり、視線すらも合わせずに黙ってしまった。
赤澤 マリカ:「大丈夫ですか? 顔、ちょっと赤いような……」
扶桑みこと:「うわっ」
空清・昴:「見惚れとったんちゃうん」
扶桑みこと:「そ、そんなんじゃない!そんなんじゃないから!!」
赤澤 マリカ:「熱があるなら、医療班の方に声をかけますし……ええっ?!」
空清・昴:「それかなんか思い出しとったんか」
空清・昴:「まぁ、年頃の男なんかそんなもんや」
赤澤 マリカ:「そ、そうですよね。思い出して、ですよね?」
扶桑みこと:「任務、終わったんでしょ!解散!!かいさーん!!!!」
扶桑みこと:だん、と勢いよく机から立ち上がり、コートを翻しながらすたすたと部屋を後にする。
緒環 伸:「やれやれ、忙しないなあ、少年は」
緒環 伸:「君らもね。お疲れ様。後はやっとくから。珍しくやる気で」
赤澤 マリカ:「任務中は随分と落ち着いているように見えたのですが、こちらが素……なんでしょうか」 ひとりごちる。
空清・昴:「男なんかだいたい格好つけとるもんやで」
赤澤 マリカ:「そういうものですか」 うーんと首を捻り、
赤澤 マリカ:「あ、では。お茶でも淹れますね。それくらいのお手伝いはさせてください」
緒環 伸:「お、助かるー」
空清・昴:「しまったなぁ、これ俺も手伝わんとあかん?」
赤澤 マリカ:「構いませんよ。なんなら、空清さんもお茶いりますか?」
空清・昴:「空清さんもお茶貰おかな」
空清・昴:「……なんや、昔の自分を思い出したわ」
赤澤 マリカ:「はーい」 微笑みを残して。ととと、と給湯室の方へ姿を消していく。
空清・昴:「若いって大変やなぁ……ほんま」
緒環 伸:ふと、自分よりはよほど若い今回の人員を思い出し。
緒環 伸:少しだけ面白そうに笑った。


ヴンダーカンマーの純白 了