リプレイ・ドロップ
雨宿町忘年日~月時雨の終わりに~


メイン 見学



PC1:"ダルメシアン"戌淵 賢人(いぬぶち・けんと)キャラシート)PL:ぽぽ
PC2:"桶屋"サヤ()キャラシート)PL:中村
PC3:”ワイズマン”栗生 賢人(くりふ・けんと)キャラシート)PL:しんごろ
PC4:”火昇”神戸 辰巳(こうべ・たつみ)キャラシート)PL:鈴元
GM:さささ

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.

目次




プリプレイ


GM:では、年忘れセッションを開始していきます。
GM:今回PC番号が特にないので、行動値順でPC紹介!
GM:最速の戌淵さんどうぞ
キャラシート
戌淵 賢人:雨宿署所属
戌淵 賢人:戌淵賢人
GM:刑事さんです
戌淵 賢人:R対策課です
戌淵 賢人:元々は捜査一課に居ましたが
戌淵 賢人:妹が関わる事件などを経てオーヴァードになり現在に至ります
GM:妹さんには残念なことを……
戌淵 賢人:悲しい過去
戌淵 賢人:事件は解決し少し穏やかになりました
GM:よかった
戌淵 賢人:犬神使いなのでいつも犬をつれています
ライラプス1号:わふ
GM:きゃー
ライラプス2号:ぷや
ライラプス3号:わおん
GM:わー
戌淵 賢人:今はレネゲイド関連が疑われる案件で市民の相談に乗ったり調査したりして事件性がないか犯罪性がないかなど
戌淵 賢人:メインの業務としています
GM:町を守ってくれています
GM:UGNとも深く縁がありますし、忘年会に呼ばれることもきっとあるはず
戌淵 賢人:必要があればUGNとも連携しますし 警察だけでいいな と思えば警察として事件に当たります
戌淵 賢人:ですね
GM:癒着ではないよ
戌淵 賢人:会費も払うので大丈夫
戌淵 賢人:性能は武器を作って攻撃する射撃型
戌淵 賢人:犬が攻撃してくれます
GM:やったー
戌淵 賢人:忘年会は楽しみです
戌淵 賢人:よろしくお願いします
GM:よろしくお願いします! なんと三回目の登場のはず。
GM:ハンドアウトは全員共通なので後で出しますね。

GM:では二番目に速いサヤさんどうぞ!
キャラシート
サヤ:はーい
サヤ:"桶屋"のサヤです。
サヤ:雨宿町生まれ雨宿町育ち、悪そうなやつは大体怖い。
GM:こわい!
サヤ:そんな感じのレネゲイドビーイングです。
サヤ:コードネームの由来は風桶で
サヤ:乱数調整っぽいことをして自分に都合のいい事象を引き寄せることが出来ます。
GM:いいなー
サヤ:基本的にアテナシ様のところでお世話になっていますが
GM:山のレネビの主さん(自称)です
サヤ:人懐っこくてテンションが高く勝手に街に降りてはおばあちゃんたちに可愛がられたりしています。
GM:アイドル!
サヤ:おかしとかみかんとかよくもらっている。
GM:みんなの孫だ
サヤ:全力で孫ムーブをしています。
サヤ:そんな子です。よろしくおねがいします。
GM:よろしくお願いします! サヤさんは稼働4回目とかかな
GM:すっかりおなじみ

GM:では5がふたりいるので、イニシアチブ表上から!
GM:栗生さんどうぞ
キャラシート
栗生賢人:はーい!
栗生賢人:「年の瀬なんだから、少しくらいはのんびりしても……あ、だめ?やっぱり?」
GM:まあ、忘年会くらいはね(波乱の予感)
栗生賢人:フラグでしかない。ともあれ。
栗生賢人:"ワイズマン"栗生賢人。市役所務めをカバーとする、雨宿町支部所属のUGNエージェントです。
GM:公務員さん!
栗生賢人:少し前に日本支部から左遷されて異動、なんやかんやで町にも馴染み、今日も喫茶店やらで元気に仕事をサボっています。
GM:おしごとして
栗生賢人:不真面目に過ごしつつ、やることはしっかりやる人と思われていたりいなかったり……?
栗生賢人:今回は忘年会ということで、堂々と羽根を伸ばそうと思います。伸ばし過ぎて幽体離脱するのかもしれない。
GM:ハハハまさかそんな
栗生賢人:能力的にはモルフェウス/サラマンダーの、混沌の槍を使った白兵屋。火力的には標準+αといったところですが、ミドルsでDロイス(組織の助力)が火を噴きます。
栗生賢人:スーペリアルネットワークは、ひとまずオルクスを指定。なんか妙なことがおこったらだいたいオルクス!(雑)
GM:あるある
栗生賢人:自己紹介としては以上にて!よろしくお願いします!
GM:組織の助力、強いんですよね……
GM:栗生さんも……4回目かな? いつも本当にお世話になります
GM:よろしくお願いします!

GM:というところで期待のニューカマー、神戸くんにお願いします。
キャラシート
神戸辰巳:「うぇ……神戸辰巳、よろしくお願いします」
神戸辰巳:中華料理屋の一人息子の高校生イリーガルです
GM:わあい中華
神戸辰巳:中華料理は火力が命ということでね、ジュラシックレコードを持っています
神戸辰巳:親は店を継がせたいようですが本人は火に近づきたくないので腕があんまり上達してません
GM:遺産……
神戸辰巳:料理する時はフライパンで火を隠しながら料理してるらしいです
GM:がんばって
神戸辰巳:得意料理は炒飯と手作りの餃子
GM:がんばってる!
神戸辰巳:戦闘では中華包丁めいたナマクラを振り回します
GM:あわわ
神戸辰巳:砂で作った砥石と氷を炎で溶かして作った水で武器を研いで斬りかかります
GM:モルサラだー!
神戸辰巳:ただ剣の心得がある訳では無いので使う度に研ぎ直してます。元々の武器がナマクラですしね
GM:モンハンだ……
神戸辰巳:今日はなんか忘年会に呼ばれたので出席。うちの店で忘年会でなくてよかった
神戸辰巳:よろしくお願いします
GM:はあい、初稼働ということで、なんとなくこんな感じかなーみたいな思い出を捏造しちゃっても大丈夫です
GM:よろしくお願いします!

GM:では、全員共通のハンドアウトはこちら。

共通ハンドアウト
シナリオロイス:忘年会(感情任意。任意のNPCでも可)
今日は年に一度の雨宿支部調査部・処理部の忘年会だ。
招待されたあなたたちは、今年の憂さを忘れ、のんびりとくつろぐはずが……。
どういうことか、あなたたちは幽体離脱?をした状態でふと気付く。
目の前では支部員たちが倒れ伏している。気付かぬうちに、一体何があったのだろうか?


GM:なんかあったっぽいですね
サヤ:なにがあったんだ…
GM:何があったのかなーというところから始めていただければと思います。
神戸辰巳:うす
GM:あとNPC何人か出す予定ですが、それはOPでやりましょう
栗生賢人:イッタイナニガオコルトイウンダ(棒)
GM:そしてあと前提情報! ててーん
GM:今回は独自ステージのため、PCたちは事前に以下の情報を共有しています。
戌淵 賢人:ててん

★雨宿町のあやし=RBについて 自動開示
この町には古くからレネゲイドビーイングが発生し、時には怪異、時には隣人として共存をしてきた。
一般的なRBとやや異なる点としては『オリジンの形質に近い存在』になりがちなところ。
レネゲイドそのものとしての自覚が無ではないがやや薄く、憑依した先に同調しやすい。
そういったまとまりや行き先のない彼らを屋敷で後見しているのが、山の主を自称するアテナシという古代種RBである。


GM:さっきのアテナシさん! 今日は御本人は出てこないと思いますが

★雨宿町の土地と共振について 自動開示
この土地には、強力なレネゲイドの気配(ワーディングなど)に反応し、精神感応が起こることがある。
具体的には記憶や思念がその場の任意の人間に伝わりやすくなる。これを共振と言う。
※演出的には、主にオリジナルエフェクト使用後、シーン途中に半マスターシーンが挿入されます。
※また特殊な例として、『明確な意志をもって共振を起こした場合、上記とは別の現象が起こる』ケースがあります。


GM:まあ、なんか勝手に心情を見せられたりする場面があるかもよという感じです。

★『月輝物(つきもの)』について 自動開示
由来・出所不明の様々な物品。どこかしらに月の絵が記されていることが共通点。
UGN側の呼称は『オブジェクト:ムーンシャイン』。
多くはジャーム化したEXレネゲイドで、《Eロイス:虚実崩壊》と呼ばれる特殊能力を備えている。
意志を持たず、効果範囲は狭いものの、持ち主の衝動・願望に影響され、周辺の法則・認識の書き換えを行う。
力の出所であるジャームは既に討伐済み。ただし、妄想衝動の暴走など、その残滓が残っている可能性はある。


GM:これがちょっと今回関わってくるかもね?という話なんですが
GM:もう元のジャームはUGNが倒して凍結処理してます
GM:なので、身内でそういう話があったらしいなあというくらいの認識で大丈夫です
サヤ:じゃあなにも怖くないぜ!
栗生賢人:ごあんしんだ!
GM:そういう感じで、始めていきます
GM:トレーラー流していきましょうー

某県雫原市・雨宿町。
昔ながらの町並みと、新興の住宅地とが入り交じる町。
この町には古くから、『あやし』と呼ばれるレネゲイドビーイングが多く住まっていた。
山際に聳える『化生岩』の活性によるあやしたちの増加。
町役場や業者を隠れ蓑とするUGN雨宿支部は、今日も何かと忙しい。

年を忘れるとは言うけれど、忘れてならぬものもあり、
時を忘れるとは言うけれど、見逃しがたいものもある。
今年の最後、あなたたちの眼前に広がる、謎の光景。
さあ、解いていこう。『一体何が起こるのか?』


『社員 各位
(株)ピカピカ
幹事 調査部 "來火=ジェイ・トーカー"鈴掛喜一

忘年会のご案内

今年も残すところわずかとなりました。
そこで恒例の忘年会を下記の通り開催いたします。
つきましては社内外の親睦をはかり、来年に向けたさらなる飛躍への機会にしたいと存じます。
年の瀬を迎える中、ご多用とは存じますが楽しい企画も予定していますので、是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。



日時 12月■日 午後18時00分より
場所 酒処『はじろ』(地図)
駅からは旧市街に向かって直進、入口を右に曲がって3ブロック目の店です。
わかりにくい場合は30分前に社屋に集合するか、幹事宛に連絡をください。
会費 ■■■■円(当日、なるべくお釣りが出ないようご持参いただけると助かります)

○日までに出欠をいただけると助かりますが、ある程度の飛び入りは大歓迎です。
年を忘れて楽しく歓談できればと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。』

ダブルクロスThe 3rd Edition 『雨宿町忘年日~月時雨の終わりに~』

……年の瀬にまで裏切る裏切らないとかやりたくねんですけど!
ちょっと!



オープニング


GM:全員登場です。登場侵蝕をお願いします。
神戸辰巳:神戸辰巳の侵蝕値を1D10(→ 8)増加 (30 → 38)
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を1D10(→ 9)増加 (32 → 41)
サヤ:サヤの侵蝕値を1D10(→ 10)増加 (38 → 48)
栗生賢人:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

GM:栗生さんだけリラックスしてる
栗生賢人:堂々とサボれるので!
GM:やったー


【雨宿町・旧市街 酒処『はじろ』】

GM:年末のある夜。
GM:あなたたちは小さな料理屋の二階座敷で忘年会を開催していた。
GM:主催はUGN雨宿支部の一画、調査部・処理部を務める便利屋『(株)ピカピカ』。
GM:店の者はUGNと繋がりがあり、《彼方からの声》で音声も遮断されている。
GM:ここでは会話は完全に自由だ。
鈴掛 喜一:「つうわけで幹事として音頭を取らせていただきます」

【鈴掛喜一・『(株)ピカピカ』営業担当】あるいは【"來火=ジェイトーカー"・UGN雨宿支部調査部員】

GM:ビールのグラスを掲げた眼帯の青年が、楽しそうに立って話している。
鈴掛 喜一:「えー、毎年挨拶が長えって社長に怒られるんで」
鈴掛 喜一:「今回は去年と大体おんなじ感じで。では」
鈴掛 喜一:「かんぱ」
時田 久則:「短えにもほどがあるだろうがよ!」

【時田久則・『(株)ピカピカ』代表取締役社長】あるいは【"トート"UGN雨宿支部・調査部および処理部主任】

GM:下戸らしく、烏龍茶のグラスを持った柄の悪い男。一応この集団のトップに当たる。
鈴掛 喜一:「短くても怒られるんだもんなあ……」
サヤ:「社員の発言の自由が奪われている。」
鈴掛 喜一:「あっあと未成年に飲ませたら減俸だそうです! 乾杯!」
戸神 富久郎:「うわ、強行した……」

【戸神富久郎・『(株)ピカピカ』業務担当】あるいは【"ヒルカクロフ"・UGN雨宿支部処理部員】

GM:こちらも烏龍茶の、大柄で前髪の長い青年。全く酔わない体質らしい。
GM:周囲の支部員たちは、慣れた様子で乾杯をしている。
花鶏 純:「あはは、相変わらず賑やかでいいなー」

【花鶏純・ブティック『アトリエ・アトリ』店長】あるいは【"ブルームルーム"UGN雨宿支部装備部主任】

GM:眼鏡の華やかな女性が楽しそうにしている。彼女は部外だが、あなたたちと同じく招待枠だ。
GM:さて、そんな一画にあなたたちの席はあった。
栗生賢人:「なんともまあ、いつも通りというか、ここらしさ全開というか」
戌淵 賢人:乾杯の音頭にあわせて近場にいる人のグラスやジョッキを軽く当てる
栗生賢人:賑やかと呼ぶべきか、騒がしいと呼ぶべきか。判断に困る光景を、やっぱり困ったように苦笑いを浮かべて眺めながら。ビールで満ちたグラスを傾けている。
戌淵 賢人:とりあえずという形で生ビールを選択した様子
神戸辰巳:(……大人しかおらんが……?)
戌淵 賢人:「まあ、そういう緩い雰囲気がここの良さだろう」
神戸辰巳:カルピスをちびちび飲んでいる
戌淵 賢人:傍らには特別に用意してもらった皿に注がれたミルクを犬がペロペロ舐めている。
サヤ:「ねーねー」
サヤ:「あやしってさー?大人扱いでいいと思う?」
栗生賢人:「確かにね。戌淵さんのしかめっ面も、今日ばかりは店じまいと見え……む」
サヤ:子供のような姿をしたあやしが周囲の大人に尋ねる
栗生賢人:「……判断に迷うところだなあ、それは。見た目はだいたい中学か高校くらいに見えるけども」
栗生賢人:丁度近く、カルピスを口にする神戸くんとサヤさんを見比べながら。
サヤ:「松谷のばあちゃんにあるちょっと昔の漫画なら」
サヤ:「中学生とか高校生は結構お酒飲んでるよ?」
戌淵 賢人:「実年齢にもよるだろうが、未成年にしか見えない相手に酒を飲ませたと言われると」
神戸辰巳:(時代だなぁ……)
戌淵 賢人:「警察や公務員としてはお叱りを受けることになるだろうな」
戌淵 賢人:「年齢を証明できれば別だが」
栗生賢人:「確か今は、未成年にお酒を出したら店もアウトなんだっけ?」
栗生賢人:中華料理屋の一人息子だという少年──神戸くんに、確認するように尋ねる。
神戸辰巳:「……警察くるんで」
神戸辰巳:「いや、店からしても……年齢詐称された場合でも指導受けるのは理不尽なんですけど……」
サヤ:「でも、あれだよ?」
サヤ:「なんだかんだで俺も春夏秋冬を一回ずつ経験したから」
サヤ:「カブトムシとかの基準ならかなり大人だよ?」
サヤ:お酒に興味津々そうにしながら言う
戌淵 賢人:「詐称と言っても身分証を提示させなかったのか、見た目が明らかに未成年でなかったか。などは問われるからな」
神戸辰巳:「うぇ……」
神戸辰巳:(マジの人じゃん……)
戌淵 賢人:「カブトムシ基準ならジュースがいいんじゃないか?」
神戸辰巳:(変なこと言わんとこ……)
栗生賢人:「サヤみたいな"あやし"はどちらも厳しいからね……ま、お楽しみは正月にとっておくといい。御殿でも御屠蘇のふるまいくらいはあるだろう?」
サヤ:「オヤジは俺にはまだ早いって言うんだもんー」
サヤ:頬を含まらせながら身体をペターっと机に預ける
神戸辰巳:「……そんなに飲みたいです? お酒」
戌淵 賢人:「カブトムシの飼育にはリンゴやバナナを喰わせるだろう。リンゴジュースかバナナジュースにすればいいんじゃないか?」
サヤ:「飲みたい!みんな美味しそうに飲んでるし!」
サヤ:「それに俺カブトムシじゃないし!」
栗生賢人:「……ははあ。ここは神戸くんのお手並み拝見といったところかな」
戌淵 賢人:「…ここはカクテルも出せる店だったか?」
栗生賢人:幸い、今日この場に限っては、余人の目はない。つまり、"腕を振るう"のに咎め立てする理由はない。
神戸辰巳:「うぇ」
戌淵 賢人:「シャーリーテンプルとかどうだ」
サヤ:「おー、なにそれ大人な響き」
サヤ:目を輝かす
神戸辰巳:「シャーリーのこめかみ……?」
栗生賢人:「甘酸っぱいシロップとジンジャーエールの、ノンアルコールカクテルだよ。……材料が分かれば、味の想像はつくかい?」
神戸辰巳:「あぁ。なんとなくは……」
戌淵 賢人:「正直、度数の低いカクテルはアルコールを感じないし味でいえばノンアルカクテルは雰囲気を味わうには十分だ」
サヤ:「よくわかんないけど俺でも飲めるお酒ってこと?」
戌淵 賢人:「もう少し甘いのがよければフロリダやシンデレラとかもある。材料的にはこちらの方が普通の居酒屋でも出せそうだな」
栗生賢人:「そういうこと。……うん、じゃあここは戌淵さんと僕の奢りということで、サヤに一杯頼むよ」
栗生賢人:卓上に伏せられていた未使用のグラスと、冷水で満たされた水差し。それらを神戸くんの前に。
サヤ:「じゃあ、それで!」
神戸辰巳:「お父さ……親父に七味唐辛子の調合やらされたことあるんで……まぁそのくらいなら……」
神戸辰巳:未使用のグラスを揺するとその中にヒタヒタとシロップが満たされていく
神戸辰巳:「飲んだことないンであれですけど……サヤさん、味は甘いのか辛いのか、どっちがお好みで」
神戸辰巳:「多分、ジンジャエールの辛味をシロップで角を取るもんだと思うんで」
サヤ:「大人はどっちが好き?」
サヤ:大人の二人に聞いてみる
戌淵 賢人:「酒の感覚を味わいたいという目的なら、辛口だろうな」
サヤ:「じゃあ辛口で!」
神戸辰巳:「はい」
神戸辰巳:水差しに辛口のジンジャーエール
栗生賢人:「組み合わせだけじゃなくて、配分で感じ方も変わる。それがカクテルの面白さだ、というしね」
神戸辰巳:シロップのグラスに注ぐ
神戸辰巳:「炭酸は上に自分から上がるもんで、混ぜない方がいいですが」
栗生賢人:個人的には甘めの方が好きなのだけれど、それはそれ。神戸君の見事な手際に、感心したように小さく頷く。
神戸辰巳:「一応シロップが重いと仕方ないんで軽くステアしときます」
サヤ:「オーケー、すべて任せるよ」
神戸辰巳:軽く、グラスの縁を一周する程度に未使用の割り箸でグラスの中を撫でるように混ぜて
サヤ:何もわかっていないので任せる他無い
神戸辰巳:「こんなもんでどうでしょう」
サヤ:「ほほー」
サヤ:椅子の上に正座し、カクテルの入ったグラスを左手に置く
サヤ:そして器と注がれたカクテルをじっくりと眺めるように右手で器をゆっくりと回し
サヤ:「結構なお点前で」
サヤ:と言って締める
神戸辰巳:「おそまつさんでした」
サヤ:「え…あれ違う…!飲めてない…!なんでだ!?」
サヤ:「屋代のばあちゃんはこんな感じでお茶飲んでたと思ったのに」
栗生賢人:「……御殿で茶道の稽古でもしてたのかと思ったら、そっち由来か……」
栗生賢人:「まあ、忘年会は始まったばかりだ。見た目も綺麗なんだし、ゆっくり楽しめばいいさ」
GM:そうして、あなたたちは飲んだり飲まなかったりしながら歓談を続けた。
GM:その一方では。
戸神 富久郎:「にしても社長、今日は一段と飲まないですね」
時田 久則:「うるせえな、下戸の砦を守んだよ。……それに」
時田 久則:「今日は用事もあるんだ。酒が入ってちゃ危ねえ」
戸神 富久郎:「……用事?」
GM:……そうして、食べて飲んで、話して、席替えをして、また話して。
GM:早めに河岸を変える組が移動した後も、あなたたちはゆっくりと店に残っていた。
GM:そんな中、引き続きあなたたちが和やかに歓談していた時。
GM:ふつり、と急に意識が途切れた。電気が消えるように。
GM:やがて気がつくとあなたたちは、同じ店で倒れた支部員たちと、自分自身を立って見下ろしていた。
GM:まるで、幽体離脱でもしたかのように。

GM:ロイス取得のみが可能です。
GM:今回シーン数少ないと思うので、いい感じにロイス取っていってください。
栗生賢人:ほうほう。では同席者に取っていこう。
GM:一応シナリオロイスは忘年会ですが、まあこれはどっちでも
サヤ:お酒/飲みたい!○/ホントはちょっと怖い
栗生賢人:戌淵さんに「■信頼/隔意」、サヤさんに「■連帯感/不安」、神戸くんに「■誠意/憐憫」にて。
サヤ:戌淵 賢人/お酒に詳しい○/おヒゲ剃ってない
サヤ:とりあえず以上で
戌淵 賢人:サヤ/子供だな〇/少し不安だな/ロイス
戌淵 賢人:栗生賢人/落ち着いている〇/苦労してそうだな/ロイス
神戸辰巳:忘年会 賑やか/〇歳上しかおらん
戌淵 賢人:神戸辰巳/器用だな〇/将来的に苦労しそうだな/ロイス


ミドル1


GM:全員登場推奨。登場侵蝕をお願いします。
サヤ:サヤの侵蝕値を1D10(→ 10)増加 (48 → 58)
サヤ:2連続10
GM:上がるなーー
栗生賢人:栗生賢人の侵蝕値を1D10(→ 9)増加 (36 → 45)
栗生賢人:こっちもガッツリ来た
GM:栗生さんも緊張しちゃった
神戸辰巳:神戸辰巳の侵蝕値を1D10(→ 5)増加 (38 → 43)
GM:緊張に強い
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を1D10(→ 4)増加 (41 → 45)
GM:こっちも強い


【雨宿町・旧市街 酒処『はじろ』】

GM:……周囲は静かだ。
GM:支部員たちは、多くが二次会か帰宅のために退室してしまっている。
GM:残りは潰れてしまっているのか他の理由か、倒れている者たちばかりだ。
GM:ただし、あなたたちにその経緯の記憶はない。
GM:はっきり切り取られたように、途中からふつりと何も覚えていないのだ。
GM:それだけではない。あなたたちはどうやら幽体離脱のように自分を自分で見下ろしている。
GM:見下ろした先の自分はなんだか存在感が薄く、詳細を把握することはできない。
GM:なお、周囲を調べることはできるものの、干渉はできないようでもある。
GM:そんな矢先に、遠く、微かな声がする。
????:「申し訳ないです」
????:「ここは予知夢の中です。あなたたちは僅かな間『これから起こることを思い出す』ことができます」
????:「お願いします。どうか思い出して、止めて」
GM:声が誰のものかはわからない。だが、切実な響きがあった。

GM:ここまでが状況です。
GM:ではここで先に、一人一項目ずつ状況を調べてもらいます。
GM:失敗した場合は侵蝕1d10を振り足して判定をし直すことができますが、
GM:一度選んだら他の項目の判定を行い直すことはできません。
GM:今回の判定は全て、イージーエフェクトや技能のアピールが適切であればボーナスを差し上げます。
GM:まず項目!

★鈴掛喜一について調べる〈知覚〉〈情報:UGN〉6
★戸神富久郎について調べる〈知覚〉〈情報:UGN〉6
★時田久則について調べる〈知覚〉〈情報:UGN〉6
★花鶏純について調べる〈知覚〉〈情報:UGN〉6


GM:全部目標値は同じですね。どれかひとつ選んで判定をお願いします。
サヤ:任せろー
栗生賢人:うおおー。
栗生賢人:では、自分は花鶏さんでいこうかと。
GM:OK!
栗生賢人:あ、ここに組織の助力OKですか!なんかみんな意識不明だけど!
GM:状況的にはあれなんだけど、アリとします!
GM:知り合いだからいろいろわかったのかも
サヤ:w
栗生賢人:これも組織の力!ではさくっと判定に。
栗生賢人:10dx+5
DoubleCross : (10DX10+5) → 8[2,2,4,4,6,6,6,7,8,8]+5 → 13

GM:ばっちり
栗生賢人:イエー。というわけでこちらは以上で!
サヤ:★時田久則について調べる〈知覚〉〈情報:UGN〉6
サヤ:生き字引
GM:みんな全力だ
サヤ:7dx+1>=6
DoubleCross : (7DX10+1>=6) → 9[2,4,4,5,7,8,9]+1 → 10 → 成功

サヤ:いえす
GM:バッチリ成功
GM:あ、じゃあですね
GM:ちょっと先にここで開示させてもらおうかな
GM:こんな感じの情報です

★花鶏純について調べる〈知覚〉〈情報:UGN〉7
なんだか苦しそうな顔で寝ている。うなされてでもいるのだろうか。
伸ばした手にはペンが握られている。
よく見ると、その先にはくしゃくしゃになったメモ用紙があるようだ。
あなたは、花鶏にペンを「これから貸す」ことを思い出す。
→★花鶏のメモについて〈知覚〉〈情報:UGN〉8 が調査可能になりました。
 また、この情報を開いたPCはキーワード【伝える】を手に入れます。



★時田久則について調べる〈知覚〉〈情報:UGN〉7
妙に前のめりに倒れて寝ている。下戸らしいし、そういうこともあるだろう。
ただ、手には酒瓶を握り締めている。下戸なのに?
中には僅かに酒のような液体が残っている。甘い匂いがする。
あなたは、瓶と匂いに『覚えがある』と感じる。
→甘い匂いの酒について〈意志〉〈情報:UGN〉8 が調査可能になりました。
 また、この情報を開いたPCはキーワード【取り戻す】を手に入れます。


GM:キーワードってのが出てきました。これの説明は後でやります。
GM:他二項目も続けてどうぞ。
戌淵 賢人:続けて判定していこう
戌淵 賢人:鈴掛喜一でいいかな
GM:どうぞー
戌淵 賢人:知覚で
戌淵 賢人:4dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 10[3,4,7,10]+10[10]+10[10]+8[8]+1 → 39 → 成功

GM:??
戌淵 賢人:www
GM:びっくりした
戌淵 賢人:何これw
GM:では先に開示しましょうか

★鈴掛喜一について調べる〈知覚〉〈情報:UGN〉6
机に突っ伏して寝ている。一見異常はなさそうだ。
ただし、机には盛大にビールを溢した跡があり、床に続いている。
あなたは、寝ている自分の服もビールで濡れていることに気付く。
恐らく、たまたま隣にいる時に溢されたのだろう。迷惑。
→★床のビールの跡について〈知覚〉〈意志〉8 が調査可能になりました。
 また、この情報を開いたPCはキーワード【追う】を手に入れます。


神戸辰巳:戸神さんを<知覚>で調査
GM:どうぞ!
神戸辰巳:2dx+1>=6
DoubleCross : (2DX10+1>=6) → 10[10,10]+9[8,9]+1 → 20 → 成功

GM:きみたち
GM:組織の助力を軽々越えていく
GM:成功です。すごいな……
神戸辰巳:大人の様子を伺う子供ですまない……
GM:では最後開示!

★戸神富久郎について調べる〈知覚〉〈情報:UGN〉6
壁にもたれて、ぐんにゃりと寝ている。少しおかしい。
彼は《超人的代謝》を所持しており、酒には全く酔わない体質だと言っていた。
寝ているのは、別の理由がありそうだ。転びでもしたのだろうか。
あなたは、見下ろした先の自分自身も隣に倒れていることに気付く。
→★戸神の状況について〈知覚〉〈情報:UGN〉8 が調査可能になりました。
 また、この情報を聞いたPCはキーワード【防ぐ】を手に入れます。


GM:ここで、キーワードについて説明をさせてもらいます。
GM:これは、ロールに役立ててボーナスをもらうためのものです。
GM:各々が消えた記憶に関して、【】内のキーワードを持っており、ロール中に「なんとなくここは重要らしい」というロールをすることができます。
GM:一度でもキーワードに対して反応をしてもらえれば、次のシーンでの判定ダイスが+1個されます。
GM:二度以上ではダイスボーナスはありませんが、何かいいことはあるかもしれません。この辺は自由です。
GM:反応といってもわからん……ということもあるでしょうし、今回はチャートを用意しました。
GM:『未来回想チャート』です。ただこれは補助なので、やりたいロールがあれば任意で大丈夫。

★未来回想チャート(1d10, RoC)
キーワードに触れた時あなたは
1 頭が痛くなる
2 懐かしい気持ちになる
3 思い出せず落ち込む
4 意識が飛びそうになる
5 別の思い出を思い出す
6 掴めそうで掴めない
7 使命感を覚える
8 なんとなくぞっとする
9 もどかしい気分になる
10 任意


GM:ロール後に「キーワードに反応しました」等の宣言をするとわかりやすいです。雑談タブでもOK。
GM:なお、次のシーンの情報収集については、どの情報項目を誰が調べても大丈夫です。
サヤ:せっかくだから振ってみよ
サヤ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

GM:1 頭が痛くなる
サヤ:頭痛が痛い!
栗生賢人:お、では自分も!「伝える」ことに触れるとどうなるか……
栗生賢人:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

栗生賢人:もどかしい。
GM:9 もどかしい気分になる
GM:いいですね
GM:やってみてチャートがいいなーってなったら途中で振ってもいいし
GM:違うロールがやりやすいなってなったら変えてもOK!
GM:あくまでできたらちょっといいことあるよって要素ですね
戌淵 賢人:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

GM:任意だ
GM:振り直してもOK
サヤ:任意だ
戌淵 賢人:じゃあ6か7あたりでやってみようかな
GM:わあい
神戸辰巳:防ぐで父親の教えを思い出したいので思い出します
GM:OK!
GM:それぞれのキーワードはメモにも貼っておきました。お役立てください。
GM:では共有ロールへ。

GM:声は、その後も微かに聞こえるような気がするが、言葉としては捉えられない。
GM:あなたたちは、状況を把握することにした。
サヤ:「なにこれー?」
サヤ:「ふわふわ浮いてる!たのしー!」
サヤ:よくわからないふわふわ状態を楽しんでいます。
戌淵 賢人:「酩酊するほど飲んでないんだが」
サヤ:「あ、そうだよ。俺なんて結局一回も飲めてないよ、お酒!」
栗生賢人:「いや、何をどう飲んでもこんなことには……頭痛や怠さの類もないしね……」
戌淵 賢人:「酔って寝ぼけている方がまだマシだな」
戌淵 賢人:「君たちが俺の見てる夢じゃないならな」
戌淵 賢人:「何か俺の知ってなさそうな事を言ってくれないか?」
サヤ:「10年前からずっと喧嘩してた吉田のおばあちゃんと松村のおばあちゃんが仲直りした話知ってる?」
栗生賢人:「例の支部長お手製のポスター、最初の案だと文字は虹色の3Dだったそうだよ」
サヤ:「あの二人、昔は同じ学校に通ってた仲良しさんだったんだけどね。10年前にちょっとしたすれ違いで仲違いしちゃって」
戌淵 賢人:「そもそも吉田も松村のおばあちゃんも知らないし学校の事なんか知らない、いきなり俺の頭から想像で出てくる話題じゃないな」
サヤ:「そして、その二人を仲直りさせたのがなんと池田のおばあちゃんだったんだよ…!意外でしょ!」
神戸辰巳:(全部わからん……)
栗生賢人:「今のところ登場人物全員おばあちゃんだな?」
戌淵 賢人:「登場人物をさらに増やすのも俺らしさがない」
戌淵 賢人:「つまり君はサヤで間違いなさそうだ」
サヤ:「えへん」
戌淵 賢人:「つまり、寝ぼけてるわけじゃないんだな」
栗生賢人:「残念ながらね。……ちなみに、こうなるに至った経緯を覚えている人は?」
神戸辰巳:「覚えてないです……」
戌淵 賢人:「さあな」
サヤ:「全然ない」
神戸辰巳:「覚えてると……忘れてるは……紙一重ですけど……」
戌淵 賢人:「だが、わからないなら」
戌淵 賢人:「状況を推察するしかないだろう」
戌淵 賢人:周囲を見てみる。
栗生賢人:自分は全く、と首をゆっくり横に振って。視界の中、倒れ伏す知人の手元が目に入る。
サヤ:「とりあえず俺たち以外にもこうなってる人いるか探す?」
栗生賢人:「……あれは、僕のペンか。つまり僕は、こうなる前に花鶏さんにあれを渡して……?」
戌淵 賢人:「酒を溢したか」
戌淵 賢人:「スーツをクリーニングに出さなけりゃな」
栗生賢人:「……すまない、前言撤回だ。少しだけ思い出したよ、これから僕がやることを。花鶏さんに頼まれてペンを貸して、それから──」
栗生賢人:それから、さて何だろう。ペンを貸した。彼女の手元には何かしらのメモ。ということは、彼女は誰かに何かを伝えたかったのか──
栗生賢人:──わからない。思い出せない、というのとは少し違う。
栗生賢人:「……だめだな、そこから先が分からない。覚えているような気もするけれど、上手く記憶が引き出せない、言葉にできない。そんな感じだ」
サヤ:「け、警部!大変です!!」
栗生賢人:異常な事態を言葉にして伝える。普段できているはずのそれが出来ないことに、もどかしさを覚えながら顔を顰める。
戌淵 賢人:「警部ってのは…俺の事か?」
サヤ:「探偵の方が良かった?」
神戸辰巳:(そこ重要か……?)
戌淵 賢人:「階級が警部じゃないんでな」
戌淵 賢人:「刑事さんくらいの方が反応しやすいかもしれないな」
戌淵 賢人:「で、何が大変だ?」
サヤ:「見て見て、この怖い人」
サヤ:時田さんを指差す。
栗生賢人:指摘するのがそこな辺り、案外付き合いはいいんだよなこの人……と思いつつ口には出さず、サヤさんが示した人物──時田さんに視線をやる。
栗生賢人:「確か……時田さんが飲んでたのは、ウーロン茶だったかな」
サヤ:一見の何の変哲もない死体(死体ではない)だが…
サヤ:「お酒飲まないって言ってたのに、お酒飲んでるよ!」
サヤ:「こういうのさ。いけないんでしょ?」
神戸辰巳:「人に指ささない方がいいですよ……」
サヤ:「なんか、車乗るからお酒飲まないって言ってたのに、こっそり飲んだりするやつ」
サヤ:指摘されて伸ばしてた人差し指を丸めてグーにする
神戸辰巳:(なんで具体的なん……?)
戌淵 賢人:「タクシーとか運転代行って手段があるからな、飲むこと自体は」
戌淵 賢人:「別に不思議なことはないさ。気分が変わったのかもしれないしな」
栗生賢人:「けれど仮にも部署ひとつ、会社ひとつを預かる人だ。飲まない、と決めたのに思わず飲んでしまう、なんてことはまずない」
栗生賢人:「──それでもこうなってしまってる以上。僕ら同様、みんなにも何かあったんだろうな」
サヤ:「ふむふむ」
戌淵 賢人:「思わず、なのか場の雰囲気で飲まざるを得なくなったのか。可能性は色々だろう」
神戸辰巳:「アルハラ?」
戌淵 賢人:「そもそも忘年会という空気はきっちりしたものではないしな」
戌淵 賢人:「皆が楽しんで飲んでいるなら付き合いで意見を変えることもないとは言えない」
戌淵 賢人:「ただ、まあ。違和感という点で目星をつけたのはいい着眼点だと思う」
戌淵 賢人:「そういう違和感は他にないか?」
サヤ:「えへん」
栗生賢人:「……確かに。普段のイメージ通りで見てしまうのは危ないか、こういう時には」
サヤ:「うーんよくわかんないけどー」
サヤ:無意味にくるくるしたりする。
戌淵 賢人:「しかし…鈴掛喜一…派手にビールを溢したな」
サヤ:「お酒飲みすぎるとこうなるものなの?」
神戸辰巳:「こぼすってことは、そこに意識行ってなかったってことですよね」
戌淵 賢人:「泥酔していればな」
神戸辰巳:「してなかったら……?」
サヤ:「こわー。」
戌淵 賢人:「そこまで前後不覚になるような飲み方をするとは思えないからな」
栗生賢人:「零れてるのも……うん、普通のビールだなこれは」
戌淵 賢人:「普通のビールでも困ったな、警察は年末年始でも休みってわけじゃない」
戌淵 賢人:「酒の匂いをさせて出勤するわけにいかないし」
サヤ:「警察はいつでも泥棒さん追っかけてるもんね。」
戌淵 賢人:「仕事に追われてるってのに」
戌淵 賢人:「…」
サヤ:「こち亀っでも毎回出てくるもん」
栗生賢人:「……ん、どうした戌淵さん」
戌淵 賢人:「いや、そうじゃないなと思ってね」
戌淵 賢人:「何がって話ではないんだ」
戌淵 賢人:(やるべき事はそうじゃない)
戌淵 賢人:「気にしないでくれ」
戌淵 賢人:「そっちはどうだ?何かあるか?」
神戸辰巳:「……戸神さんって酔わないんでしたっけ」
神戸辰巳:「なんか、代謝がどうとか、なんかの時に聞いた気がするんですけど……」
栗生賢人:「ああ、そう聞いてる。オーヴァードとしての身体能力の強化が、そういう風に作用しているらしいけれど」
神戸辰巳:「その人が潰れてる……ってのがどうも……」
神戸辰巳:「外から何かあったなら、それなりに対応できるとは思うんですけど……」
神戸辰巳:「……いやまぁ、酔ってるとしても皆いい大人なんで、酔いを【防ぐ】方法とか……」
神戸辰巳:「……お父さ、親父が言うには。グレープフルーツジュースかパイナップルジュースとかのビタミンCと、食事ならきのこ類の炒め物にゴマをあえれば……」
サヤ:「そんな方法が…?」
神戸辰巳:「あぁ、高級なのだとあわび茸っていうのが……あれ」
神戸辰巳:「違うな……なんか、混線してる……? こんなん思い出しでも今は……」
栗生賢人:「……言われてみれば、だな。時田さんにしても、何かの理由で飲むにしたって、全員が全員こんな度を超した状態になるはずがない」
サヤ:「難しい話が……」
神戸辰巳:「……? あぁ、でもやっぱり普通じゃない、ですよね。状況はやっぱり」
サヤ:真剣な顔で何かを考え込んでいる。
サヤ:自分は絶対に知っているはず。それなのに、その部分だけモヤがかかったように記憶から取り出せずにいる。
サヤ:微かなに空気を震わせる程度に何かを呟いている。
サヤ:「………」
サヤ:「……の愛を……お前は……ち~、アシ……を……た~」
サヤ:「微……忘れた……ふふんないさ~」
サヤ:よく聞くとハードな歌のサビの部分を繰り返している。サビの最後の部分が思い出せずにいるようだ。
サヤ:「ねえ」
サヤ:「この続き、なんだっけ?」
戌淵 賢人:「いや、誰か知ってるか?」
栗生賢人:突然何を、と言いかけたけれど。この子はこれこそが普段通りなのだな、と思い直して苦笑い。
栗生賢人:「その曲のタイトルでもあるけどね。愛をとりもどせ!、って」
神戸辰巳:「見たくないのさ的なやつじゃ……」
神戸辰巳:「いや、世代ちゃうし……」
サヤ:「……それだ!」
サヤ:「上村のおばあちゃんちでみたアニメの歌の最後の部分がどうしても思い出せなくて」
サヤ:「は~。これでスッキリ…してない…むしろ頭痛い。なんで…?」
栗生賢人:「……これも戌淵さんが言うところの違和感、かな。何か少しでも引っかかることがあるなら、覚えておいた方がいいかもしれない」
栗生賢人:「そういうのをひとつひとつ調べて、潰していく。今できることはこれだと思うんだけど、どうだろう」
サヤ:「んー、わかった。覚えとく。」
栗生賢人:ひとまずは無事(?)な、自分を含めた4人。それぞれに確認するように、頷きながら。

????:「……よかった。まずは、ひとつ」
????:「お願いします、お願いします」
????:「あの子を止めてあげて」

GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
GM:購入はまあ、先になんか買ってた体で
サヤ:ボデマー
サヤ:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 6[6] → 6

サヤ:買えない
サヤ:ロイスは保留で
栗生賢人:こちらもUGNボディアーマー狙いで!
栗生賢人:2dx+2>=12
DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 8[8,8]+2 → 10 → 失敗

戌淵 賢人:ぼでま
栗生賢人:財産ポイントを2入れて購入、装備!
GM:おおー
神戸辰巳:ぼでま買う
栗生賢人:ロイスは1枠残しで保留、以上で!
神戸辰巳:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 6[2,6]+1 → 7 → 失敗

戌淵 賢人:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 10[10]+5[5]+1 → 16 → 成功

戌淵 賢人:買えたよ
GM:すごい
GM:全員終わったかな
GM:では締め

ミドル2



GM:情報収集シーンです。登場する人は登場侵蝕をお願いします。
栗生賢人:栗生賢人の侵蝕値を1D10(→ 4)増加 (45 → 49)
サヤ:サヤの侵蝕値を1D10(→ 8)増加 (58 → 66)
GM:サヤさん高いなあ
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を1D10(→ 9)増加 (45 → 54)
神戸辰巳:神戸辰巳の侵蝕値を1D10(→ 2)増加 (43 → 45)
GM:ばらついてきた

GM:引き続き情報収集です。項目はどれを選んでも自由。
GM:自分が開けたところの情報でも、技能で選んでもOKです。

★床のビールの跡について〈知覚〉〈意志〉8
★戸神の状況について〈知覚〉〈情報:UGN〉8
★甘い匂いの酒について〈意志〉〈情報:UGN〉8
★花鶏のメモについて〈知覚〉〈情報:UGN〉8


GM:やっぱり登場侵蝕1d10振り足しで再度チャレンジもできます。
サヤ:生き字引
サヤ:を使うまでもない!!
サヤ:★甘い匂いの酒について〈意志〉〈情報:UGN〉8いっていいですか?
GM:どうぞー
サヤ:いくぜー
サヤ:6dx+1>=8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[2,4,5,7,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

サヤ:天才じゃったか
GM:マジで使うまでもない
栗生賢人:回した!
GM:じゃあこれも都度開示しましょうか

★甘い匂いの酒について〈意志〉〈情報:UGN〉8
あなたは『思い出した』。この酒については時田が言及をしていたはずだ。
「レネゲイド由来の生成物である酒の瓶を、女将から受け取り確保する手はずになっている」と。
酒瓶の中身はおそらく開けられてしまっている。時田や女将のミスにしてはおかしい。
誰かが間違えて、あるいは故意に持ち込んだのだろう。それを時田が瓶だけ取り戻したらしい。


GM:では他もどうぞ
栗生賢人:では花鶏さんのメモについて!今回も組織の助力でいきます。これで残り1回!
栗生賢人:10dx+5>=8
DoubleCross : (10DX10+5>=8) → 10[1,1,4,4,5,6,7,8,9,10]+6[6]+5 → 21 → 成功

栗生賢人:OKOK
GM:たっか
GM:開示します。

★花鶏のメモについて〈知覚〉〈情報:UGN〉8
『酒。空気中の匂い。意識が(数文字不明)効果時間不明 危険な』
よく覗き込むと、へろへろの文字で記されている。弱った状態で書いたせいだろう。
薄れ行く意識を見越して文字で状況を後に伝えようとしたと推測される。
どうやら空気中の成分が原因であなたや支部員たちは弱り、意識障害を起こしたらしい。


GM:他もどうぞー
戌淵 賢人:じゃあビールあとを
戌淵 賢人:床のビールの跡について〈知覚〉〈意志〉8
GM:どうぞー
戌淵 賢人:〈知覚〉で
戌淵 賢人:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[1,2,9,9]+1 → 10 → 成功

GM:ばっちり
GM:開示します

★床のビールの跡について〈知覚〉〈意志〉8
あなたは『思い出した』。床のビールは見た通りに鈴掛が溢したものだ。
『侵入してきた何者か』がこの場から去ろうとした時に、弱っていた鈴掛が相手にかけたのだ。
おそらくは水滴や匂いを追えればというつもりだったのだろうが、目論見は失敗のようだ。
机 に溢れていた分まで上手くかかっていればよかったのだが。


GM:あとひとつ!
神戸辰巳:ジェネシフトします
GM:どぞ
神戸辰巳:45+4d10
DoubleCross : (45+4D10) → 45+20[4,7,1,8] → 65

GM:一気に!
GM:いい感じになってる
GM:あっ
神戸辰巳:戸神さんの状況を知覚で調べます
GM:そうだ、すっかり言い忘れてた。ダイスボーナスみんな+1個です
GM:ごめんね
神戸辰巳:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 8[1,4,7,8]+1 → 9

GM:成功!
GM:ではこちらも開示します。

★戸神の状況について〈知覚〉〈情報:UGN〉8
あなたは『思い出した』。戸神富久郎と神戸くんは、一緒に壁に衝突したのだ。
『侵入してきた何者か』がこの場から去ろうとした時に防ごうとして押しのけられた。
ふたりは寝ていると言うより失神をしている。
相手はオーヴァードであるようだ。あなたたちが何かで弱っていたことも考えられる。


GM:ということがわかり、追加で以下の項目が出ました。
GM:4項目全てが開示されましたので、以下の項目をこのシーン内で調べることができます。

★一体何が起こるのか?〈意志〉〈情報:UGN〉累計25


GM:ダイスボーナスはそのまま継続です。
GM:また、こちらで計測した余剰のキーワードへの反応1回につき達成値が+1されますが、今回は1回ずつだけですね。
GM:達成値ボーナスは0で、再度判定どうぞ。
サヤ:じゃあ、とりあえず生き字引だけ使ってー
サヤ:9dx+1>=25
DoubleCross : (9DX10+1>=25) → 7[1,1,2,2,2,2,3,3,7]+1 → 8 → 失敗

サヤ:ダメだー
GM:累計だから大丈夫
GM:8貯まりました!
GM:他もどうぞ
栗生賢人:あ、じゃあ足りなかった時に備えて最後に回ります!(足りなさそうなら組織の助力を使う構え)
GM:頼れる
戌淵 賢人:じゃあ振ります
戌淵 賢人:どちらでもダイスも技能も一緒
戌淵 賢人:意思で振ってみよう 思い出の一品で+1
戌淵 賢人:1dx+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 7[7]+1 → 8

GM:累計16、あと9!
神戸辰巳:意思で振ります
神戸辰巳:思い出の一品、ブランケット
神戸辰巳:後キーワードで+1ですね?
GM:ダイスボーナス+1個ですね
神戸辰巳:ダイスボーナス!
神戸辰巳:3dx+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 9[5,7,9]+4 → 13

GM:うお
サヤ:ぐっど
栗生賢人:ナイス…!
GM:累計29、クリア!
GM:栗生さんも振ってみると気持ちいいよ
栗生賢人:お、では素振り!
栗生賢人:コネは使って……
栗生賢人:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 7[1,2,7,7]+1 → 8

栗生賢人:特に面白味のない数字!
GM:累計37でフィニッシュ!
GM:バッチリ成功です! お疲れ様でした。
GM:では開示します。

★一体何が起こるのか?〈意志〉〈情報:UGN〉累計25
異変が起こるのは、二次会に参加する組が移動した後。
侵入者が厨房の、意識に作用するレネゲイド酒をあなたたちに振る舞おうとした。
異変に気付いたあなたたちや支部員たちは対処しようとするが、制止を振り切って何者かは逃亡。
酒の香りで弱ったあなたたちはターゲットを取り逃がし、意識を失ってしまったらしい。
だがこれはあくまで予知夢。現実のあなたたちは、実際は酒が注がれる直前にいる。
謎の声の言う通りなら、状況を阻止することが可能のはずだ。




【雨宿町・旧市街 酒処『はじろ』】

GM:あなたたちは再度、周囲について調査と推測を行う。
GM:そうして判明した『これから起こるだろう出来事』とは……。
????:「……そう、その感じで……お願いしますっ」
????:「もうちょっと、もうちょっとでなんとかなりそうなの」
????:声が、以前よりは近くで聞こえる。
サヤ:「今なんか言った?」
神戸辰巳:「業者か?」
栗生賢人:「いいや、現実にある声じゃあない。でもきっとこれは……僕らを導こうとしてくれているんじゃないかな」
サヤ:「そうなのー?」
????:「あーっ、そう、そういう感じで……!」
サヤ:「そうだって!」
戌淵 賢人:「名乗れないのか?」
????:「あっ、やりとり……できそうですね」
????:「私、右乃子うのこと申します」
栗生賢人:「……ああうん、普通に会話成立してるね、これは」
サヤ:「うのこちゃん」
????:「よかった。ええと、あやしの身です。あなたたちの言うレネゲイドビーイング」
神戸辰巳:「神戸辰巳です」
サヤ:「よかったね。ここに小学生の男の子が居なくて」
右乃子:「?」
右乃子:「えとえと、それよりも私がこの予知夢を見せたのは」
サヤ:「なんでもないよー」手をひらひらさせる
右乃子:「これから起こるだろうことを止めて欲しいから」
右乃子:「私は演算して見せるだけなので」
右乃子:「あなたたちに気付いてもらわないとならないんです。面倒ー」
サヤ:「大変だねえ」
右乃子:(※ノイマン/オルクスです)
戌淵 賢人:「予知夢…だと?」
栗生賢人:「予知……いや、予測や観測ができる、ということかな。……ああ、こちらも名乗っておかないと。UGN、君たちが言うところの"火消し"のひとりで、栗生という」
右乃子:「ご丁寧にありがとうございますっ」
栗生賢人:「こちらは警察にいる戌淵さん。そして、天弓山の御殿に住むあやしのサヤ」
栗生賢人:自分と神戸君以外のふたりを、簡単にではあるけれど紹介して。
サヤ:「サヤだよー」ゆるゆると手を振る
右乃子:「わあー、あやしの仲間の方」
右乃子:「えと、あなたたちは動きに不確定要素が多そうだったので、選ばせていただきました」
右乃子:「どうか、その……上手くやっていただけますように」
栗生賢人:「……状況を見るに、僕らはこれから起こることへの対応をしくじってこうなった、と」
右乃子:なんとなく頭を下げているような声。
右乃子:「というよりは、状況がハードモードなんですよう」
右乃子:「いきなり起こると思うので、心構えがあれば全然違うかなって」
サヤ:「オヤジがやってたエルデンリングぐらい難しい?」
神戸辰巳:「まぁ、急にボールが来てミスする、みたいなことはなくなりますよね……」
右乃子:「そう、それです」
サヤ:「大変だ。
右乃子:「なので、上手いこと対処していただけますよう……なにとぞ……」
戌淵 賢人:「上手い事…か」
右乃子:「上手いこと、です。できれば誰も倒れずに」
右乃子:「皆さんも、もちろんです」
神戸辰巳:「……やれないと、厄介なことになりそうだし」
栗生賢人:「なるほど。……さっき、花鶏さんのメモを覗き込んできたんだけどね。どうやら、この部屋に満ちる何かしらの気体が、この惨状の原因らしい」
右乃子:「あっそういうやつです、それ!」
栗生賢人:「こういう場にありそうで、気化して空気中に満ちるものというと──」
栗生賢人:右乃子さんの声に頷きながら、もう一度、部屋中を見回す。
サヤ:「はいはい!」
戌淵 賢人:「酒だな」
サヤ:「俺が言おうとしたのに!」
右乃子:「そう、お酒! やっぱり使ってる!」心当たりがあったらしい。
栗生賢人:「答えが早かったのは戌淵さんだけど、気付いたのはサヤの方が先かな?確かさっき、甘い匂いがどうとか」
サヤ:「そうそう。これがねー。すっごく重要なやつだったんだよ」
神戸辰巳:「お酒が充満してみんな昏倒してる……」
サヤ:「あれなんだって」
サヤ:「レネゲイド酒なんだって、これ」
サヤ:時田さんが持ってる瓶を指差す
神戸辰巳:「うぇ……」
サヤ:「レアだよレア。神様のお酒だもん」
右乃子:「なんだか大変そうなものっていうのは知ってました……誰でも酔っ払っちゃうって……」
右乃子:「あの子、そんなもの使うことないのに……」
神戸辰巳:「……知り合い?」
サヤ:「あの子?」
右乃子:「えと」
サヤ:「もしかして左乃子ちゃん?」
右乃子:「今からここに来る子、です」
右乃子:「えーっ!」
サヤ:安易な発想!
右乃子:「なんで知ってるの!」
右乃子:当たりだったらしい。
右乃子:「私の予知夢を超えてきましたね……むむむ」
サヤ:「ふふ、予知が使えるのは右乃子ちゃんだけじゃないのだよ」
右乃子:「私の妹なんです。ちょっと今おかしな様子になってて、怒ってるの」
右乃子:「それで、ここに来るって言ってて……」
サヤ:「むう、なんで怒ってるんだろう。怒るのってつかれるのに」
右乃子:「ここの……UGNの皆さんのせいで」
右乃子:「宝物がなくなっちゃった!って。月の形の耳飾りなんですけど」
右乃子:「私、あれ怖かったの。なんだか嫌な感じがして」
GM:あなたたちは『月輝物』と呼ばれるアイテムについて思い出すことができる。
サヤ:「月の…」
GM:ジャームの力で願いを一時的に叶えることができるものだ。
GM:もちろん、反動や影響は大きい。妄想衝動の暴走状態にもなりやすい。
栗生賢人:「ああ……それは確かに、僕らの仕業だ。月の模様を削るだけでもいいという話だけど、そのものが月の形なら、回収するしかない」
GM:それが、先日ジャームの討伐で力を失ったことも知っていていいです。
右乃子:「やっぱりおかしいものですよね……!」
右乃子:「逆恨みしてるんです、あの子」
栗生賢人:「おかしなことが起こる可能性は限りなくゼロに近くなったけど、用心はしなきゃいけないからね。消火だけじゃなく、防火もUGN僕らの役目だから」
サヤ:「でも人のものを勝手に持ってちゃうのはダメだよ。」
サヤ:「危ないものだから、これはおじさんたちが預かるねーって言ってくれないと。」
右乃子:「聞いてくれるといいなあ……」
サヤ:「宝物がいきなり盗まれちゃったら俺でも怒ったり悲しくなったりすると思うな。」
右乃子:「……ありがとうございます」
右乃子:「あ、で、左乃子は素早いから、わっと飛び込んでくると思うんですよ」
右乃子:「それで、お酒を使うんですっけ。それから……」
右乃子:「また逃げようとするかも」
右乃子:「私、全然弱いから無理なんですけど、戦える人なら止めたり、追いかけたりできますよね……?」
サヤ:「ふむふむ」
サヤ:「じゃあ、逃げ道を作っておいてそこに逃げ込んだところをキャッチだね!」
右乃子:「おおっ」
右乃子:「あと、あの子強いから気をつけてくださいね」
栗生賢人:「なるほど。どうも、この部屋で捕まえようとして、しっちゃかめっちゃかにかき回されてこうなった……という感じだから」
栗生賢人:「最初から行先を作ってやる、というのは良いかもしれない」
サヤ:「了解、頑張る」
サヤ:「あえて逃げ道を作ることで行動を限定する的な…そういうことをよく漫画の軍師とかがやってるんだ。」
右乃子:「おおー」
右乃子:「すごいすごい、やっぱりお願いしてよかったかも」
サヤ:「『のいまん』だからね。そういうのわかっちゃうんだ」
サヤ:えへん
右乃子:「多分おそろいですー!」
神戸辰巳:(優しい世界……)
サヤ:「いえーい、仲良しー」
右乃子:「いえーい」嬉しそうだ。
戌淵 賢人:「大まかな案としてはそれで行くか」
サヤ:「わーい」
栗生賢人:「ああ。……すまないな、戌淵さん、神戸くん。それにサヤも、右乃子も」
栗生賢人:「サヤの言うとおり、急を要するにしても、もう少し気を遣うべきだった。こっちの不始末に巻き込んだ形になるけど──」
サヤ:「ふふーん。大丈夫。俺もよく失敗しちゃうから。」
サヤ:「でも、そういう時はオヤジや兄さんたちが助けてくれるんだ。だから今日は俺の番ってだけ!」
栗生賢人:「そう言ってもらえるとありがたい。僕だけじゃなく、ここにいない支部長や、支部のみんなもね」
サヤ:「へへ。ところでさ。こういうフォローができちゃう俺、かなり大人じゃない?」
サヤ:「だから、ちょっとぐらい大人のお酒飲んでも大丈夫な気がしないー?」
神戸辰巳:「ダメ」
戌淵 賢人:「良くはないな」
栗生賢人:「それはそれ、これはこれ」
サヤ:「ちぇー、みんな厳しいな」
神戸辰巳:「だって」
神戸辰巳:「サヤさんが飲んだら飲めないの俺だけになりますから」
神戸辰巳:「寂しいのは、ナシで」
神戸辰巳:「やることやりましょう」
サヤ:嬉しそうな顔をして
サヤ:「ならしょうがいなー!」
サヤ:「辰巳ちゃんのために我慢してあげよ。俺って大人だし!」
サヤ:軽く肩をたたいて
サヤ:「じゃ、あとは時間だけ再確認して」
サヤ:「本番に備える感じかな?」大人二人を見上げる
戌淵 賢人:「そうだな、こういうのは連携が重要だ」
栗生賢人:「ああ。やられたら……いや」
栗生賢人:「やられる前に、やり返してやろうじゃないか」

GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
GM:購入判定はここが最後かな
戌淵 賢人:照準器
サヤ:神戸辰巳/お酒飲めない仲間○/寂しがりやだなー!もー!
GM:かわいい
サヤ:栗生賢人/ちゃんと謝れて偉い○/おヒゲ剃ってない
サヤ:ボデマ
GM:おひげ
サヤ:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 8[7,8] → 8 → 失敗

サヤ:ダメ
栗生賢人:ファッションだよファッション。
戌淵 賢人:そういえば警察手帳は購入にも有効だった
栗生賢人:ロイスは1枠残しで保留、購入はボディアーマー狙い!
栗生賢人:2dx+2>=12
DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 5[1,5]+2 → 7 → 失敗

栗生賢人:グワーッ失敗!
戌淵 賢人:1dx+2>=15
DoubleCross : (1DX10+2>=15) → 3[3]+2 → 5 → 失敗

戌淵 賢人:ムリ
神戸辰巳:ホデマ
神戸辰巳:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 8[6,8]+1 → 9 → 失敗

神戸辰巳:だめ
GM:ざんねん


ミドル3


GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
GM:全員登場推奨ではあります。
神戸辰巳:神戸辰巳の侵蝕値を1D10(→ 9)増加 (65 → 74)
栗生賢人:栗生賢人の侵蝕値を1D10(→ 10)増加 (49 → 59)
栗生賢人:あたたまってきた。
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を1D10(→ 1)増加 (54 → 55)
サヤ:サヤの侵蝕値を1D10(→ 8)増加 (66 → 74)
GM:ミドル最後で、特に侵蝕上昇措置とかはないので、ジェネシフト申請は判定前などに受け付けます。
GM:ただEロイスもないので気をつけてね

GM:このシーンでは、実際に現実に戻り、前シーンで判明した『これから起こること』を阻止してもらいます。
GM:まず判定を行いますが、これは結果に関わらずクライマックス戦闘への突入は可能です。その代わり、判定は一人一回のみ。
サヤ:ループもののトロの部分だ!
GM:ただし、達成値次第でいくつかのデメリットを回避することができます。
GM:まず、達成値累計20でボスの持つ《加速する刻》が使用不可に。
GM:また、そのままではあなたたちは、こぼれた酒の影響でクライマックスフェイズの意志判定に-1修正がかかります。
GM:しかし、達成値累計30でその意志判定-1修正を無効化できます。
GM:要は「どれくらいいい感じに阻止したか」が達成値で決まります。
GM:前のシーンで自分が得たキーワードについて判定を行う場合はダイス+1個となりますが、どの項目を選んでも自由です。
栗生賢人:ほうほう……
GM:項目は以下の通り。

危険を【伝える】→〈知覚〉〈交渉〉
攻撃を【防ぐ】→【肉体】もしくは所持するガードエフェクトひとつ分の侵蝕を上げて達成値を8固定にする
酒を【取り戻す】→〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉もしくは所持する起点エフェクトひとつ分の侵蝕を上げて達成値を8固定にする
犯人を【追う】→【肉体】〈知識:犬〉


GM:こんな感じの順番で、それぞれのキーワードに対応したPCが介入して行動したり、NPCを助けてあげたりするとわかりやすいかと思います。
GM:要は酒を守り、外に逃げて行く犯人を追いかけることができればOK!
GM:ではお好きな順番で項目を選んで判定をどうぞ。
サヤ:攻撃判定苦手ーーー!!
GM:ダイス+1個も忘れずに
サヤ:即席武器で達成値8固定して行くかー
GM:いきますか
栗生賢人:では自分は、危険を伝えていきましょう。
GM:あ、じゃあ項目が決まったら行動値順にしましょうか
GM:戌淵さんから順にやってきましょう
戌淵 賢人:では
戌淵 賢人:犯人を【追う】で
戌淵 賢人:知識:犬で判定します
GM:どうぞ。ダイスボーナスもどうぞ
戌淵 賢人:+1で
戌淵 賢人:2dx+4
DoubleCross : (2DX10+4) → 10[4,10]+4[4]+4 → 18

GM:!?
GM:た、たかい
GM:累計18となりました
GM:いきなりだいぶ稼いだな……次、サヤさんどうぞ
サヤ:はーい
サヤ:《即席武器》侵蝕が78に
GM:おおっエフェクト
サヤ:2dx+8
DoubleCross : (2DX10+8) → 5[1,5]+8 → 13

サヤ:くう…!
GM:あ、これはですね、出目が8になるやつ
サヤ:あそっか。
GM:なので確実に8固定ですね
サヤ:じゃあ8!
GM:よって累計26、《加速する刻》が潰れました。
GM:おのれー
GM:あと4で意志のペナルティがなくなります……
GM:じゃあ上から順でいいか、栗生さんで
GM:ちなみに、40を越した場合ボーナスをつけちゃおうかな
栗生賢人:はーい!では危険を【伝える】、交渉の方で組織の助力を使用!
GM:どうぞ!
栗生賢人:ここにも+1のボーナスは乗せて大丈夫です?
GM:大丈夫です!
栗生賢人:ヤー!
栗生賢人:11dx+5
DoubleCross : (11DX10+5) → 8[1,2,2,4,5,6,7,7,7,7,8]+5 → 13

GM:固定値がえぐい
栗生賢人:残念、回らず!13で!
GM:39!
GM:じゃああと1でボーナスがつきます
GM:神戸くんどうぞ
神戸辰巳:これはエフェクト使わんでもええな
神戸辰巳:防ぐを【肉体】で
GM:ダイスボーナスもどうぞ!
神戸辰巳:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 10[5,5,7,7,8,9,9,10]+1[1] → 11

GM:回った!!
GM:50になっちゃったよ
サヤ:グッド
GM:えーでは、ボーナスをつけます。
栗生賢人:ヤッター!
GM:クライマックス戦闘の命中判定すべてに+2あげます!
神戸辰巳:やったー!
サヤ:ナイスバディ!
GM:予知で動きがなんとなくわかったおかげで、命中しやすくなる!
GM:50突入したので+2ですね
栗生賢人:我々は!未来を知っているッ!
GM:なので神戸くんがナイスだった
GM:ということで、あなたたちは事態の阻止に成功します!
GM:あとはロールでやっていきましょう


【雨宿町・旧市街 酒処『はじろ』】

GM:あなたたちは、一瞬の目眩の後に現実へと戻ってくる。
戌淵 賢人:「む…」
GM:だが、周囲の人間は皆元気に会話をし、異変は感じない。


少年少女好き?2

右乃子:「……もうすぐ、来ます」
右乃子:ただ、見慣れぬ少女が聞き慣れた声でそれだけ言った。
鈴掛 喜一:「……そういや、お酒の話ってそろそろ行かなくて大丈夫です?」
戌淵 賢人:(服は濡れていないな)
時田 久則:「ああ、そうだな。全く、よくよく厄いもんが見つかるもんだよ……」
花鶏 純:「あははは、栗生くん、飲んでるー?」嬉しそうだ。
GM:その時。
戌淵 賢人:「何だ?また妙な事件の…」


少年少女好き?2

左乃子:《ワールウィンド》シーン内、座敷の中央に登場。
戌淵 賢人:と言いつつ犬に触れる。
左乃子:赤いリボンの少女。手には酒瓶。
左乃子:「……UGNとかいう人たちっ」
左乃子:「食らえーっ!」
栗生賢人:「──残念だけど、気楽な忘年会はここまでだ。花鶏さん、窓!」
戌淵 賢人:(これか!)
花鶏 純:「えっ、窓?」
花鶏 純:言われて、それでもぱっと立ち上がる。
栗生賢人:少女が"何か"をぶちまける前に。まずは自分が、手近な窓ガラスを乱暴に開く。
花鶏 純:「ていうか、何? 襲撃?」それに倣う。
戌淵 賢人:犬たちが出入口と窓の方へ移動する
左乃子:「うそっ」
ライラプス3号:「ワフ」
ライラプス2号:「ぷや」
栗生賢人:開いたふたつの窓。ビュゥ、と冷たい風が吹き込み、そして逃げてゆく。
ライラプス3号:「わおん」
左乃子:「な、なんでばれてるの……? くそーっ!」
左乃子:酒瓶を持ったまま、手近な相手に向けて蹴りを放つ!
栗生賢人:「──みんな、窓の方へ!それと──3人とも、頼んだよ!」
戸神 富久郎:「うわっ、何!?」
栗生賢人:自分と同じ未来を見た3人と──そして、一人の男の、可愛らしいお供たちへと声を投げる。
神戸辰巳:「戸神さん、こっちです」
戸神 富久郎:「う、うん……!」誘導された方へぱっと飛び退く。
神戸辰巳:(壁からの距離は取れた……戸神さんの体でルートは潰れた)
神戸辰巳:(あとはこっちで動いて誘導……!)
神戸辰巳:「動くな!」
左乃子:「……えええ」
神戸辰巳:パキパキと氷を組み合わせた物を構える
左乃子:「なんでこんな固められてんの……!」
左乃子:舌打ちをして次の手を探しているようだ。
時田 久則:「……おい、その瓶はヤバい……!」
左乃子:「返さないからねっ!」
サヤ:「じゃあ、交換しよ?」
左乃子:「……へ?」
サヤ:左乃子の進む先をあらかじめ知っていたように。
サヤ:子供の姿をしたあやしがぴょんと左乃子の胴に飛びついた
左乃子:「きゃーっ!」
サヤ:それがちょうどうまい具合に空き箱などと絡まりいい感じに動きを封じる
左乃子:「何すんの何すんの何すんのー!」
サヤ:「火消しが持ってた左乃子の宝物は危ないから返してあげられないけど。」
サヤ:「それ以外のものとなら交換出来ると思うからー」
サヤ:「ちょっとお話しない?」
左乃子:「うるせー! あれがいいのっ!」
サヤ:「うーん、気持ちはわかるけど。」困った顔をしている
サヤ:「うーん、緊急事態!ごめんね!」
サヤ:左乃子に跳ね除けられる。けどどさくさに紛れて何故か酒瓶はサヤの右手に移っている
左乃子:「うわーっ泥棒」棚上げ!
左乃子:「……わかった、ていうかしれっといるんじゃないのよ、右乃子!」
右乃子:「だってだって、見てらんないもの!」
右乃子:「それに、あの宝物!」
右乃子:「左乃子、あれに夢中で全然遊んでくれないしー!」
左乃子:「むぎー!」
時田 久則:「……よし、酒は無事だな!」確保!
左乃子:「ううううう、せっかくの宝物も武器も全部全部全部なくなっちゃった」
左乃子:「覚えてなさいよっ!」
左乃子:脱兎のごとく座敷から出ようとする。
鈴掛 喜一:「あっ、逃げる!」
ライラプス2号:「ぷやん!」
サヤ:「やったー!流石ワンちゃん、作戦通り!」
戌淵 賢人:「2号の方か!」
左乃子:「どけどけそこのまるくてかわいいの!」
戌淵 賢人:懐から血符を取り出し投げる
ライラプス2号:「ぷにゃー!」なすすべもなく転がる
右乃子:「あーっかわいそう!」
戌淵 賢人:血符に攻撃力はないが その血の匂いなら
戌淵 賢人:ライラプスは辿ることができる
ライラプス1号:「ワフ」
左乃子:「見てなさいよっ、次は目にもの見せてやるんだから……!」
左乃子:《ワールウィンド》シーンから退場します。
左乃子:来た時と同じように、疾風のような速度で逃げ出していく。
戌淵 賢人:その服に少し血のシミがついたのは確認できる
戌淵 賢人:「よし、追えるな?」
ライラプス1号:「ワフー!」
鈴掛 喜一:「おおー……すっげ」片手に持っていたビール瓶を机に置く。
戌淵 賢人:「溢さなかったな」
戌淵 賢人:とそれを見て呟く
鈴掛 喜一:「? まあ、戌淵さんが素早かったおかげで」
戌淵 賢人:「服をクリーニングに出さなくて済んだよ」
鈴掛 喜一:「何の話です?」不思議そうだ。
戌淵 賢人:「ちょっとした夢の話だよ」
戌淵 賢人:「あとで酒のつまみくらいにはなる」
サヤ:「えっとね。時田さん。」
サヤ:「そのお酒、ちゃんと仕舞っておいてね?」
時田 久則:「当たり前だろ、なんで持ち出されたか知らねえが」
時田 久則:「……ああ、坊主。お手柄だったな」
サヤ:「俺たち今から左乃子ちゃん…さっきの子と仲直りしに行ってくるから!」
時田 久則:「仲直り……ねえ。まあ、ケンカよりゃマシか」
栗生賢人:「ま、諸々の説明はまた後程。今年最後のひと仕事、ちゃちゃっとこなしてくるよ」
花鶏 純:「はー、何がなんだか全然わかんないけど」
花鶏 純:「いってらっしゃい、気をつけて」
栗生賢人:こんな場にも、あるいはこんな場だからこそ持ち込んでいた、"道具"を詰め込んだ鞄をひょいと背負って。
栗生賢人:いってきます、と。いつもの仕事と同じように、小さく笑って。
サヤ:「うん、仲直り。仲直りしたら、さっきまでのことは全部何もなかったことになるから」
サヤ:「俺のお手柄もなくなる代わりに、左乃子ちゃんをあんまり怒らないであげてね?」
戸神 富久郎:「後処理は、こっちでやりますから。どうか、あの、頑張ってください……!」

GM:ロイス取得のみできます。
神戸辰巳:三人に 〇連帯感/大人ばっかり! で取得
神戸辰巳:これでロイス満
栗生賢人:どちらか迷ったけれど、自分は右乃子ちゃんに「■好奇心/悔悟」で!これで満杯!
戌淵 賢人:左乃子/厄介な相手だな〇/面倒な相手だな/
サヤ:ロイスは既に満杯
サヤ:以上です


クライマックス


GM:全員登場です。登場侵蝕をお願いします。
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を1D10(→ 8)増加 (55 → 63)
サヤ:サヤの侵蝕値を1D10(→ 1)増加 (78 → 79)
栗生賢人:栗生賢人の侵蝕値を1D10(→ 10)増加 (59 → 69)
神戸辰巳:神戸辰巳の侵蝕値を1D10(→ 3)増加 (74 → 77)


【雨宿町・空き地】

GM:あなたたちが左乃子を追って辿り着いたのは、吹きさらしの空き地だった。
GM:物陰に隠れようとした左乃子が、あなたたちを発見してぎょっとした顔をする。
左乃子:「なっ」
左乃子:「なんでいんの!!」
戌淵 賢人:「悪いな」
ライラプス1号:「ワフ」
戌淵 賢人:「こいつも多少は犬らしい所があってね」
戌淵 賢人:「俺の血の匂いはしっかりと辿れるんだ」
左乃子:「!!」
右乃子:「ねえ、左乃子、もうやめようよー」泣きそうになっている。
栗生賢人:「方法という意味の「なんで」への答えは、いま戌淵さんが言ったとおり。理由という意味の「なんで」への答えは──」
栗生賢人:「──君を止めに来た、ということになるかな」
左乃子:「やだやだやだやだもん、宝物の敵討ちだもん」
左乃子:「止められたりしないったらー!」
左乃子:「絶対に絶対に敵討ちするんだもん。やり返しちゃうんだもん」
左乃子:今回は未遂に終わったものの、放置できる様子ではない。
神戸辰巳:「それなら」
神戸辰巳:「おしおきだね」
左乃子:「うっ」
左乃子:「やってみればいいじゃないのさー!」
左乃子:今すぐにでも蹴りを放てるような構えで、あなたたちを見つめている。
サヤ:「じゃあ、えっと」
サヤ:「左乃子ちゃんが『まいったー』ってしたくなったら。」
サヤ:「右乃子ちゃんと話してもらえるかな?」
サヤ:「右乃子ちゃん、左乃子ちゃんのこといっぱい心配してるから。」
左乃子:「……うー……」
サヤ:「左乃子ちゃんだって心配かけっぱなしはいやでしょ?」
サヤ:「その後、俺達とも話してくれたら嬉しいな。」
左乃子:「右乃子なんてだって裏切り者じゃんっ」頬をぷくーっと膨らませている。
左乃子:「大体まいったーなんて言わないしっ」
左乃子:言いながら、少しだけ泣きそうな顔になっている。
左乃子:そんな迷いを振り切るように首をぶんぶんと振って。
左乃子:「あんたたちをボコボコにしちゃえば、ちょっとは気が晴れるよね」
左乃子:「いくよっ」
左乃子:ふわりと、風に乗ってレネゲイドの奔流が巻き上がる。
GM:衝動判定です。意志で目標値9。達成値ペナルティはなし。
サヤ:7dx+1>=9
DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 10[2,2,4,7,7,9,10]+10[10]+10[10]+10[10]+4[4]+1 → 45 → 成功

サヤ:は?
GM:??
GM:C値確認しちゃった
サヤ:大悟したわ
栗生賢人:悟りを開いてらっしゃる
栗生賢人:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 8[1,8] → 8

栗生賢人:グワーッ暴走!
戌淵 賢人:思い出の一品
GM:あーっ
戌淵 賢人:2dx+1>=9
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 5[4,5]+1 → 6 → 失敗

GM:あわわ
戌淵 賢人:侵蝕がねw
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を2d10(→ 12)増加 (63 → 75)
サヤ:サヤの侵蝕値を2d10(→ 11)増加 (79 → 90)
神戸辰巳:2dx+4>=9
DoubleCross : (2DX10+4>=9) → 5[3,5]+4 → 9 → 成功

GM:おお成功
GM:これ-1ペナルティあったらまずかったですね、えらい
栗生賢人:2d10
DoubleCross : (2D10) → 9[5,4] → 9

栗生賢人:栗生賢人の侵蝕値を9(→ 9)増加 (69 → 78)
栗生賢人:侵蝕の上昇もOK!
神戸辰巳:神戸辰巳の侵蝕値を1D10(→ 4)増加 (77 → 81)
神戸辰巳:神戸辰巳の侵蝕値を1D10(→ 5)増加 (81 → 86)

GM:湧き上がったレネゲイドの奔流は、土地の力と混じり合い、ひとつの現象を起こす。
GM:共振、と呼ばれるそれは、主の心を、記憶をあなたたちに投影する。
GM:それは、こんな物語だった。

GM:……小さなうさぎのあやしが、こっそりと勝手に自分のものにしてしまったのは、月の絵がついた耳飾り。
GM:とても大事にしていた。なぜって、願いを叶えてくれたから。
GM:耳の良い自分だけど、もっともっと、町中のいろんな音を聞きたい。
GM:たくさんのことを知りたい。物知りになりたいって。
GM:大事にしていたのに、それはある日輝きを失ってしまった。
GM:もう戻らない。知っている。なぜって、その前に『聞いた』から。
GM:火消しの人たちが、危険だからって、大元の力を消してしまった。
GM:わかってる。わかってるの。全部逆恨み。あの人達が悪いんじゃない。
GM:でも、気がついたら自分はいつもと違う風で、おかしくなってしまっていて。
GM:怒りでいっぱいになってしまっていた。
GM:ただ、聞こえてきたたくさんの素敵な秘密を、右乃子に教えてあげたかった。
GM:ずっと一緒に寄り添ってきた大事な姉と、同じものを分かち合いたかった。
GM:それだけだったのに。
GM:これも『聞こえた』秘密。不思議なお酒の力を借りようと思った。でも、失敗。
GM:なら、最後に一回だけ悪い子になって、ケンカするしかないよね?

GM:あなたたちには、彼女の怒りと、やり場のない苦しみが伝わってくる。
GM:耳飾りに染みついたジャームの妄想衝動は今も残り、彼女を操っている。
GM:正当な怒りとは言えない。そんなことは彼女自身が一番わかっている。
GM:この感情に穴を開けて空気を抜いてやることができるのは、あなたたちだけだ。
GM:まだ間に合う。子供のわがままでいられるうちに。

右乃子:「……っ」その風景を、彼女も幻視したのだろう。
右乃子:「左乃子……」
右乃子:「お、お願いです。お願いします。あの子のケンカ、付き合ってあげて」
右乃子:「それでおしまいにしますから。私からもめって言いますから」
右乃子:「どうか……」ぐしぐしと泣いている。
サヤ:「ねー。右乃子ちゃん」
右乃子:「はいっ」
サヤ:「どうしてさ。人間は一年なんて区切り作ったかわかる?」
右乃子:「えっ、えっ」きょとんとした顔をする。
サヤ:「俺はさ。きっと、なんかモヤモヤしたり嫌な気持ちになったりするものを置いていって。」
サヤ:「新しい、スッキリした気持ちを持った自分を作るために、そういう区切りがあると思うんだ。」
サヤ:「でね、そうやって嫌なことを置いてったり忘れたり…解決したり儀式を」
サヤ:「忘年会って言うんだって。」
右乃子:「ぼうねんかい」
右乃子:「さっきの……?」
サヤ:泣きじゃくる少女の対象的にニカっと微笑む
サヤ:「そ!」
サヤ:「だからこれも、忘年会!」
右乃子:「!」
サヤ:「だから大丈夫」「右乃子ちゃんの悲しい気持ちも、左乃子ちゃんの怒った気持ちも」
サヤ:「全部スッキリさせて、新しい年を迎えるよ!
右乃子:ぐしぐしと袖で目を拭う。赤い目であなたを見て。
右乃子:「はいっ!」

GM:戦闘開始です。
GM:まずエンゲージは以下の通り。

    [左乃子(9)]
      |
      5m
      |
[戌淵(9)サヤ(8)栗生(5)神戸(5)


GM:なお、判定の結果左乃子は《加速する刻》は使用不能となりました。
GM:また、PC側の命中判定には+2の修正がつきます。
神戸辰巳:やったね
栗生賢人:ありがたい……
GM:それでは1ラウンド目!


■セットアップ■

GM:宣言あればどうぞ
栗生賢人:なし!
左乃子:なし
神戸辰巳:無し
サヤ:《常勝の天才》
サヤ:自分以外のPC全員の攻撃力+28
サヤ:侵蝕が96に
GM:どういう数字だ
GM:こわっ
栗生賢人:つっよ……
戌淵 賢人:つよいぜ
GM:戌淵さんは宣言なしかな
戌淵 賢人:あ、なしです!
GM:はーい


■イニシアチブ■

GM:行動値9の戌淵さんから。
GM:エネミーの割り込みは……なくなりました……
サヤ:やったー
左乃子:しょんぼり
戌淵 賢人:イエイイエイ
栗生賢人:ゴーゴー!
GM:支援を忘れず宣言どうぞ
戌淵 賢人:マイナーでコンボ『呪符狗神血陣』【赤き猟銃】+【破壊の血】 造血剤も使用します
戌淵 賢人:メジャーでコンボ『101』【オールレンジ】+【コンセントレイト】
GM:命中判定どうぞ
戌淵 賢人:左乃子を狙って攻撃します
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を5(→ 5)増加 (75 → 80)
戌淵 賢人:マイナーで80になってダイスボーナス
GM:ちょうどだ!
戌淵 賢人:7dx7+5
DoubleCross : (7DX7+5) → 10[1,6,6,7,9,10,10]+10[3,3,3,10]+3[3]+5 → 28

戌淵 賢人:+2
戌淵 賢人:ちょうど30
GM:またちょうどだ!
左乃子:ドッジ!
左乃子:7dx>=30
DoubleCross : (7DX10>=30) → 8[2,3,5,6,7,8,8] → 8 → 失敗

左乃子:だめー! ダメージどうぞ
戌淵 賢人:4d10+26
DoubleCross : (4D10+26) → 16[6,4,2,4]+26 → 42

左乃子:ヒエッ
サヤ:常勝乗ってる?
戌淵 賢人:あ+28で
戌淵 賢人:70?
GM:ひえーー
GM:こわっ
戌淵 賢人:ウソでしょw
左乃子:いたーっ! まだ元気だけど!
GM:侵蝕上げて演出どうぞ!
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を4(→ 4)増加 (80 → 84)

戌淵 賢人:「さて、ちょっと痛い目を見て反省してもらおうか」
戌淵 賢人:懐から血符を取り出す
戌淵 賢人:「ライラプス!」
左乃子:「あっ、さっきのやつ! もう引っかからないもん……」
ライラプス1号:「ワフ!」
ライラプス2号:「ぷやん!」
ライラプス3号:「わおん!」
戌淵 賢人:三匹の犬が血の霧のように溶けて一つになる
ライラプス:霧の中から異形の猟犬が姿を現す
ライラプス:「ぐるるるるッ」
左乃子:「…………」
左乃子:「えっ」
戌淵 賢人:「ま、ちょっとくらい怖い方が」
戌淵 賢人:「子供には丁度いいかな」
戌淵 賢人:わざと怖い顔をしてみせる
左乃子:「ぴゃー!!」
戌淵 賢人:「いけッ!ライラプス!」
戌淵 賢人:(ほどほどにな)
ライラプス:「がるるっる!」
戌淵 賢人:猟犬がとびかかり噛みつく
左乃子:「こここここここわくないも……」
左乃子:「ぎゃー!!」
ライラプス:「がぶがぶ!」
左乃子:噛みつかれてじたばたとしている。
左乃子:「えーいっ、ど、どけー!」なんとか這い出す。
左乃子:「うー! 全然怖くなんかなかったんだから! そんな顔したって!」
ライラプス:ほどほどに噛んだよ、みたいな顔で戌淵の方を見る
戌淵 賢人:「よし、戻れッ!」
戌淵 賢人:「これは序の口ってやつだ」
戌淵 賢人:普通の顔に戻る
戌淵 賢人:「早く謝った方が身のためだと思うぞ」
左乃子:「まだまだまだーっ!」やる気はまだあるようだ。
左乃子:「次はこっちの番だからね!」

GM:では、次は行動値9で左乃子の手番。
左乃子:マイナー、《破壊の爪》素手データを変更。
左乃子:メジャー、《一閃》《電光石火》《獅子奮迅》《コンセントレイト:ハヌマーン》《マシラのごとく》
左乃子:全力移動してPCたちのエンゲージに。ダイス増の代わりにHPを1d10失う。
左乃子:命中判定!
左乃子:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[2,2,2,5,5,6,8,8,9,10,10]+10[2,3,5,6,10]+4[4]+3 → 27

左乃子:ぬう
左乃子:リアクションをどうぞ
栗生賢人:暴走中に付き……リア不!
戌淵 賢人:暴走中
左乃子:あっ書き忘れてる
左乃子:範囲(選択)で対象はPC4名です
神戸辰巳:ガード
神戸辰巳:《氷盾》
サヤ:ドッジ
サヤ:3dx>=27
DoubleCross : (3DX10>=27) → 10[2,6,10]+10[10]+8[8] → 28 → 成功

GM:!?
サヤ:天才じゃったか…
GM:えっ!??
GM:せ、成功ですね……
左乃子:なにーっ
左乃子:ダメージいくもん!
左乃子:3d10+25 装甲有効
DoubleCross : (3D10+25) → 19[8,3,8]+25 → 44

左乃子:いい出目!
左乃子:あと《電光石火》の反動をもらいます
左乃子:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

左乃子:ぎゃーっ
サヤ:左乃子ー!
戌淵 賢人:結構いたい
GM:装甲有効44ダメージどうぞ
GM:サヤさん以外か
戌淵 賢人:たえられない
戌淵 賢人:リザレクト
神戸辰巳:装甲10、ガード4+15
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を1D10(→ 10)増加 (84 → 94)
栗生賢人:装甲で8点引いて36点、HP29なので戦闘不能、リザレクト!
神戸辰巳:33-29=4
栗生賢人:栗生賢人の侵蝕値を1D10(→ 3)増加 (78 → 81)
神戸辰巳:生きてる
GM:こっちは硬いな!?
戌淵 賢人:おっとマックス
栗生賢人:硬ッ
GM:や、やべー……
GM:演出に入ります

左乃子:スッと脚を持ち上げ、とん、と踏み下ろす。
左乃子:その一跳躍で、彼女は既にあなたたちの眼前にいる。
左乃子:「……ここなら届くでしょ。食らいなさい!」
左乃子:着地の沈み込みから、大きく脚を回転。
左乃子:薙ぎ払うような鋭い足払いが、あなたたちを襲う!
サヤ:「わっ!」
サヤ:通常なら避けるという判断を下す前にくらっているはずの攻撃
サヤ:それが何故かサヤの足元を通り過ぎていった。
サヤ:《偶然》、ただなんとなく足元に居た蟻さんに気づいてピョンと跳ねたのだ。
栗生賢人:「うわッ!?……ああ、そういえばゲームには首狩りなんちゃらというのもいたか……!」
栗生賢人:転倒するより先に、両足首が砕ける。その不詳をレネゲイドの励起で癒し、踏みとどまる。
神戸辰巳:蹴りを受け、体が傾き、静止する
神戸辰巳:「そこそこ痛いけど……」
神戸辰巳:「鱗を落とさんと身は切れんわな……」
神戸辰巳:パキパキと音がして、皮膚にひびが入る
神戸辰巳:変化し硬質化した肌と氷による耐久性である
戌淵 賢人:「…ッと」
戌淵 賢人:もろに食らって吹き飛ばされる
ライラプス:「がる?」
戌淵 賢人:「ああ…まだ大丈夫さ」
戌淵 賢人:服についたほこりをはらい傷を再生する
戌淵 賢人:まだリザレクトの範囲だ
左乃子:「ぬっ、意外と落とせてない……!」
左乃子:「なんで避けたり硬かったりするのっ、当たりなさいよー!」

GM:では8のサヤさんどうぞ!
サヤ:マイナーでジェネシフト
サヤ:サヤの侵蝕値を1D10(→ 5)増加 (96 → 101)
サヤ:よっしゃー!
GM:か、かしこい
サヤ:メジャーで《即席武器》+《プレディクション》
サヤ:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[1,8,9,9]+1 → 10

サヤ:達成値+2で12だ!
サヤ:ドッジ不可!
左乃子:ドッジ不可……それならば
左乃子:リアクションを放棄して《復讐の刃》。反撃をします。
サヤ:ぴ、ぴえー!
左乃子:先にこちらの命中判定。リアクションは不可。
左乃子:7dx7+3
DoubleCross : (7DX7+3) → 10[3,4,4,8,8,9,9]+4[2,3,4,4]+3 → 17

左乃子:ちいちゃいな……
左乃子:ではダメージどうぞ
サヤ:《フェイタルヒット》
左乃子:びえーーーー
サヤ:2d10+5+6d10
DoubleCross : (2D10+5+6D10) → 15[5,10]+5+50[10,4,10,10,8,8] → 70

サヤ:うんしょ!!
左乃子:ひえ
サヤ:ホントにダイスが絶好調だ!?
左乃子:こ、こっちもダメージ出すもん
左乃子:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 19[9,10]+5 → 24

左乃子:こっちも絶好調だよーっ!
サヤ:でも…!ギリ生存!!
サヤ:HP4!
左乃子:こっちは……ええと
左乃子:まだ……まだ大丈夫!
GM:では、侵蝕上げて演出どうぞ

サヤ:「あ、左乃子ちゃん」
左乃子:「む」
サヤ:「そこ、危ないからちょっと左に避けたほうがいいよ。
左乃子:「なに!」
左乃子:「あっ、わかった。ほんとはそこに……落とし穴とかあるんでしょ!」
サヤ:「な、ないよ!ホントに危ないから心配してるだけ!」
左乃子:「わかってるもんね! だまされないよーっ」
左乃子:ふん、と腰に手を当ててその場に立ったままでいる。
サヤ:「ホントに!ホントに危ないよ!」
左乃子:「また右乃子に何か聞いたりしたんだ。そうでしょ!」
右乃子:「い、言ってないよ……!」
サヤ:両手をふりふりして慌てる素振りを見せている
左乃子:「あっ、隙あり!」大きく蹴りを放とうとする。
サヤ:「あー!ほら、後ろー!」
左乃子:「その手は桑名のなんとかかんとかだよーっ!」
右乃子:「なんで桑名だけ覚えてるの……?」
サヤ:ガンッッ!!!何故が凄い勢いで飛んできた空き缶が左乃子ちゃんの後頭部にヒットする!!
左乃子:「…………ぐ」
左乃子:「いっ」
左乃子:「たーーーーーーーーーい!!!!!」
左乃子:涙目になったまま、蹴りだけはなんとか放つ!
左乃子:「何すんの! 今お星様見えたよ!」
サヤ:「だから危ない言ったのにー!」
サヤ:蹴りに悶ながら言葉を返す
右乃子:「今のは左乃子が悪いと思うの……!」
左乃子:「知らないー!!! いたーい!!!」
サヤ:さっきの左乃子のケリで飛んだ土塊がその辺を飛んでいた鴉にあたり鴉がびっくりして加えていた餌を落としなんやかんやあってさらになんやかんやあって雨宿町に観光に来ていた女子高生にぶつかり
雨宿町に観光に来ていた女子高生:「いったいなバカーーーー!!!!」
雨宿町に観光に来ていた女子高生:その女子高生がたまたま持っていたやたらでかい槍みたいななんかで打ち返した空き缶が左乃子ちゃんにぶつかったのだ!
サヤ:「なんか…ごめんね…!」
左乃子:「謝るなーっ!」
左乃子:「うう、みんな全然優しくなんかないもん、そうなんだもん」
左乃子:自分に言い聞かせるようにする。
サヤ:もろもろで侵蝕が111に!

GM:では行動値5組、どちらから動きますか
栗生賢人:じゃあ先に動きましょうか。
神戸辰巳:お願いします
栗生賢人:はーい。ではまずマイナーで暴走を回復!
栗生賢人:オートアクションで武器(混沌なる者の槍)を装備、メジャーで左乃子ちゃんに白兵攻撃!
栗生賢人:組み合わせは《コンセントレイト/ペネトレイト/炎神の怒り/煉獄魔神》です。
GM:命中判定どうぞ!
栗生賢人:14dx7+4
DoubleCross : (14DX7+4) → 10[2,4,4,6,6,7,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[1,4,6,7,7,8,8,8,9]+10[1,1,5,8,10,10]+6[1,2,6]+4 → 40

GM:ヒッ
栗生賢人:おっ、回った。達成値40で!
GM:+2しました?
栗生賢人:あい、してます。技能4に武器で-2,そこに補正の+2で!
GM:おお、失礼!
左乃子:ではリアクションを放棄して《復讐の刃》。反撃をします。
左乃子:命中判定。リアクションは不可。
左乃子:7dx7+3
DoubleCross : (7DX7+3) → 10[2,3,4,5,6,7,8]+10[2,7]+3[3]+3 → 26

左乃子:いったっ
左乃子:ダメージをどうぞ
栗生賢人:ではダメージ!
栗生賢人:5d10+21+28
DoubleCross : (5D10+21+28) → 34[1,9,9,10,5]+21+28 → 83

GM:???
栗生賢人:あ、サヤさんが100%超えてるから更に+4かな。
GM:みんなダメージダイスの出目やばない?
サヤ:あ、ですね!
GM:87ダメージですね……
左乃子:それは……その……
栗生賢人:押忍、では装甲有効87!
左乃子:倒れます
左乃子:が
左乃子:《魔獣の証》で復活します。
左乃子:あとこっちのダメージ!
左乃子:3d10+5
DoubleCross : (3D10+5) → 19[9,3,7]+5 → 24

左乃子:装甲有効!
栗生賢人:それは耐えられないので……まずは攻撃分の侵蝕をあげてからの
栗生賢人:栗生賢人の侵蝕値を11(→ 11)増加 (81 → 92)
栗生賢人:リザレクト!
栗生賢人:栗生賢人の侵蝕値を1D10(→ 10)増加 (92 → 102)
栗生賢人:グワーッ!
GM:一気!
GM:では演出へ

栗生賢人:「それじゃあお望み通り、というわけじゃあないけれど。もう少しだけ、厳しくする時間だ」
栗生賢人:手にしていた鞄を落とす。それが地に落ちる最中、取り出したるは30cmほどの金属筒。
栗生賢人:そこに繋がるのは細いワイヤー、先には更に金属筒。それが数回繰り返され、とさり、と中身の無い鞄が落ちる音がしたと同時。
栗生賢人:男の両手に握られた斧槍が、少女の脚を掬い上げるように、風車の如く回転する。
左乃子:「っ、わっ!」
左乃子:とん、と跳躍してなんとかかわす。
左乃子:くるりと、月面にでもいるかのように宙返り。
左乃子:そのまま、空き地の地面にとすんと着地。危なげない動きだが。
栗生賢人:──そして着地と同時、蹴りが放たれる。なるほど、これは次の年との節目に現れるに相応しい、などと。
栗生賢人:妙にのんびりした感想を抱きながら、その蹴りをマトモに受け、しかし。
栗生賢人:「ッ……すまないな、僕らの仕事を分かってくれとは言わないが──」
栗生賢人:「ケンカはともかく。殺し合いは業務の範疇外ってことだけは、言っておく」
栗生賢人:ごつん、と。拳骨を落とすかのように、斧槍の柄が少女の頭──ふたつ結びのリボンの間へと落ちる。
左乃子:「~~~~~~~~!!!?」
左乃子:「は」ぐらり、と身体が傾ぐ。
左乃子:「わ、わわわわわ、うわわっ!」数歩たたらを踏んで、なんとか踏み止まる。
栗生賢人:「……いやしかし、重いな!この町に来て以来一番の打撃だぞこりゃ……!」
左乃子:「うううう、いたい、いたいし……」
栗生賢人:少女と同じようにたたらを踏み、そして少女と同じように傷を堪えて立ちながら。どこか楽しそうに笑う。
左乃子:「だめ! もっと怒ってなきゃだめ! 私!」
左乃子:「敵討ちなんだから、戦わなきゃだめなんだってば!」
左乃子:必死で自分に言い聞かせている。
左乃子:……どうやら、少しずつ正気に戻ってきているらしい。

GM:では、神戸くんお待たせしました!
神戸辰巳:マイナーで戦闘移動
GM:あ、今同エンですね
神戸辰巳:あ、じゃあマイナーで踊ります
GM:やったー
神戸辰巳:コンボ:『竜よ、地を流れる誇りよ』 《コンセントレイト:サラ》《カスタマイズ》《炎の刃》《ペネトレイト》
GM:命中判定どうぞ!
神戸辰巳:対象は左乃子さん
神戸辰巳:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,2,5,5,6,6,8,8]+10[6,10]+10[7]+5[5]+4 → 39

左乃子:リアクションを放棄して《復讐の刃》!
左乃子:命中判定。リアクションは不可。
左乃子:7dx7+3
DoubleCross : (7DX7+3) → 10[2,3,4,4,5,6,8]+6[6]+3 → 19

左乃子:1たりない
左乃子:ダメージをどうぞ
神戸辰巳:4d10+18+28 装甲無視
DoubleCross : (4D10+18+28) → 14[3,5,2,4]+18+28 → 60

左乃子:わ、わあ……
左乃子:まずこちらのダメージ
左乃子:2d10+5 装甲有効
DoubleCross : (2D10+5) → 11[2,9]+5 → 16

神戸辰巳:神戸辰巳の侵蝕値を9(→ 9)増加 (86 → 95)
左乃子:えー、で、60ダメージ装甲無視
神戸辰巳:死んでリザレクト
神戸辰巳:神戸辰巳の侵蝕値を1D10(→ 3)増加 (95 → 98)
左乃子:…………
左乃子:だめだ、倒れます
左乃子:復活エフェクトはなし
左乃子:HP30でした
GM:戦闘不能!
GM:よって、あなたたちの勝利です。
栗生賢人:ヤッター!
サヤ:やったー!
GM:では、最後の演出どうぞ!

神戸辰巳:キンッ キンッ キンッ
神戸辰巳:氷を炎で溶かして水を生み、砂で作った砥石を使う。
神戸辰巳:研ぎ澄ます、精神と刃
神戸辰巳:「申し訳ないけど、僕は半分大人のガキだから」
神戸辰巳:「自乗をして大人になれるか、事情のために子供の連帯を見せるか」
神戸辰巳:「……まだ、降参しない?」
左乃子:「……ま、まだ」声は弱ってはいる。
左乃子:「やれる、やってやる!」
神戸辰巳:「何事も、辞める方がよっぽど難しいよね」
神戸辰巳:「……」
神戸辰巳:研がれた刃が、左乃子に向けられる
神戸辰巳:理由が欲しければくれてやろう
神戸辰巳:納得と理解は違うところでするから、彼女が納得する負けを与える
神戸辰巳:一歩、二歩、三歩
神戸辰巳:刃が振り下ろされる
左乃子:「…………」刃を真っ向から見つめ。
左乃子:逃げなかった。
左乃子:自分のこの未練を、誰かに断って欲しかったから。
左乃子:その身で刃を受けながら、それでも最後に一撃。
左乃子:「……ありがと」
左乃子:蹴り上げながら、呟いた。
左乃子:「ごめんね、我慢できなくて」
左乃子:そうしてそのまま、くるんと地面に倒れていく。
神戸辰巳:倒れそうになって、踏ん張って
神戸辰巳:最後の力で、足を彼女の下に差し込んで、仰向けに倒れた
神戸辰巳:「あー……」
神戸辰巳:「受け身取れんでしょ、それ」
神戸辰巳:クッションという優しさだけが最後に残った
左乃子:「…………」
左乃子:「最後まで」
左乃子:「バーカバーカバーカ! もう!」
左乃子:「……もう……」掠れた声は、それでも微かに笑っていたように聞こえた。


バックトラック


GM:今回のEロイスはなし!
GM:ロイス数に応じてダイス振ってください。
栗生賢人:ロイス6つ、素振りでバクトラ!
栗生賢人:102-6d10
DoubleCross : (102-6D10) → 102-34[7,3,3,3,9,9] → 68

戌淵 賢人:100%いってないんだよな
GM:あっ惜しい
栗生賢人:減りすぎた!4点で帰還です。
サヤ:111-6d10
DoubleCross : (111-6D10) → 111-25[1,1,10,5,4,4] → 86

GM:ばっちり
神戸辰巳:98-6d10
DoubleCross : (98-6D10) → 98-33[1,10,8,2,10,2] → 65

戌淵 賢人:でも2倍は逃げ
サヤ:5点!
神戸辰巳:4点
GM:戌淵さんは復讐の刃がなかったからね……
戌淵 賢人:戌淵賢人の侵蝕値を6d10(→ 45)減少 (94 → 49)
GM:ごっそりいった
戌淵 賢人:出目がいいなw
GM:では全員帰還かな!
栗生賢人:無事!
GM:おかえりなさい!
GM:経験点さっくり配布します
戌淵 賢人:3点
GM:いつもの5点、シナリオ5点、他はなしかな。10点どうぞ
GM:これに侵蝕分を足してください。
戌淵 賢人:13点
栗生賢人:14点!いただきます。
サヤ:15点!
神戸辰巳:14
GM:えーと、GMは19点かな
GM:いただきます! めしあがれ!
栗生賢人:もぐもぐ


マスターシーン


GM:……戦いが終わり、風が吹き抜ける空き地。
左乃子:「…………」大の字になって横たわる少女がひとり。
右乃子:「……左乃子ー!」そこに駆け寄る少女がもうひとり。
右乃子:「無事だよね、け、怪我はしてるけど……!」
右乃子:「もう、こんなことしちゃだめ!」
左乃子:「……だって私」
左乃子:「羨ましかったんだもん、右乃子の予知夢」
右乃子:「え?」
左乃子:「あの月があれば、私も頭が良くなれたんだもん」
右乃子:「そんなのがなくても、左乃子はいっぱい強いの、知ってるよう」
左乃子:「……でしょ」少し得意げに。
左乃子:「私、強かったでしょ!」
左乃子:「あはは!」
左乃子:「……ちょっと、満足しちゃった」
左乃子:「悔しいなあ」
右乃子:「……ちゃんと反省しなよ」
右乃子:「それで、また遊ぼうね」
左乃子:「うん!」
GM:力強く頷いて、それから笑顔でころんと転がって。
GM:もうひとりの少女が、その横に転がって。
GM:一緒に、年の瀬の夜空を見ている。
GM:その様を、あなたたちは見守っていた。


エンディング


【雨宿町・旧市街 空き地】

GM:あなたたちの活躍で、忘年会への乱入はなんとか終わりを告げた。
GM:連絡を受けて、すぐに(主に二次会中だった)処理部員が駆け付ける。
GM:とはいえ、今回は被害は「未然に防がれている」。
GM:当事者の連行と危険な酒の隔離で済むだろう。
戸神 富久郎:「お疲れ様でした」
戸神 富久郎:「あとは任せてください」
戸神 富久郎:「……なんか、すごかったですね、皆さん」
戸神 富久郎:「全部読めてた、みたいな……冗談ですけど」
栗生賢人:「ま、夢の中でちょっとね。その辺りは、ちゃんと支部長に報告するよ。追々、各部署にも供覧が回ると思う」
戸神 富久郎:「えっ、マジでなんかあったんですか」驚いている。
戌淵 賢人:「何もなければそれはそれで良いだろう。雨宿署としては」
戌淵 賢人:「今回の件は関与しないでおこう」
戸神 富久郎:「あ、助かります……っていうのはアレですけど。了解です」
サヤ:「何もなければそれはそれで良いだろう。御殿としては」
サヤ:「今回の件は関与しないでおこう」
サヤ:よくわかっていないけど大人の真似をする
ライラプス:「わふ?」
戸神 富久郎:「助かります……」御殿は普段から放任だよなあとか思っているが口には出さない。
ライラプス:なんか同じこと言った?みたいな顔
サヤ:『助けてしまったぜ。」嬉しそうに笑う
栗生賢人:「……次に訪ねる時の土産話くらいにしとこうかな、御殿には」
栗生賢人:"あやし"の全てが御殿に住まうわけではなく、主もまたそれを強制することはないのだから、と。苦笑いしつつ頷く。
戸神 富久郎:「戌淵さんも、サヤさんも、神戸くんも」
戸神 富久郎:「うちの支部が恨まれてたのに、巻き込んじゃってすいませんした」
戸神 富久郎:「正規の栗生さんはある程度しょうがないですけど。それじゃ」
戸神 富久郎:倒れたままの少女をひょいと担いで持っていく。
サヤ:「戸上さんも言ったけど」
戌淵 賢人:(担いでいくんだな)
サヤ:「あんまり怒らないであげてね?」
サヤ:「自分以外のためにあんな風に怒ってあげられるなんて、きっといい子だと思うし。
サヤ:「それに、何にもなかったんだから。ね?」
戌淵 賢人:「後の話し合いはそちらでやるんだろう?畑違いの事まで口出しはしないよ」
戌淵 賢人:宴会の残りの肉をライラプスたちに食べさせている
栗生賢人:「……恨みには怒りで応えるのが、本当は自然なことかもしれないけどね。けれど、僕らには話し合うための言葉がある」
ライラプス2号:「ぷやぷや」
ライラプス3号:「がぶがぶ」
ライラプス1号:「わふわふ」
栗生賢人:「それにほら、忘年会での出来事だろう?なら、恨み辛みやあれこれは、旧い年に綺麗さっぱり忘れて置いていくのも悪くない」
戌淵 賢人:「今年の事を忘れてこその忘年会か?」
栗生賢人:「そ。来年に向けてのリスタート、ってことさ。……まあ実際のところ、表の仕事は年度区切りだからまだ続きがあって、UGNの方はエンドレスだけど──」
栗生賢人:「年と年のスキマに、ちょっと不思議な夢を見るくらいなら構わないんじゃないか」
栗生賢人:お互い硬い仕事だけど、と。冗談めいて小さく笑う。
サヤ:「そういうこと!」
神戸辰巳:「そうかな……そうかも……」
サヤ:「だから、俺がお酒を飲むもの不思議な夢かまおしれない。」
サヤ:「そうやって大目に見るものありなのではないでしょうか」
神戸辰巳:「まだ言ってる……」
栗生賢人:「はいはい、僕らの目が黒いうちはお酒は無しだからね。……あれ、そういえば……」
栗生賢人:「……サヤ。きみ、結局あの神戸くんの作ってくれたカクテルは……?」
サヤ:「美味しかったよー!」「…おばあちゃんに教えてもらったお茶の作法で飲んだら」
サヤ:「何故か全然飲めなくて…」
サヤ:「あ…!飲めない…!なんで!?って思ってたらいつのまにか身体がふわふわしてて…」
サヤ:「だから、結局…」
サヤ:「あれ!?飲めてない!?」
神戸辰巳:せっかく作ったのにという顔
サヤ:「ご、ごめんね…!」
サヤ:「でもすごくきれいだったし、俺も飲みたいなって本気で思ってたし…!ホントだよ!?」
サヤ:「ごめんね!!」
サヤ:先程の戦いでも見れなかった慌てぶりで取り繕う
栗生賢人:ああやっぱりか、と。くしゃりと表情を崩すように笑って。
栗生賢人:「神戸くん。戌淵さん。これから少し時間は大丈夫かな。一応、まだ忘年会の予定時間内ではあるんだけど」
戌淵 賢人:「俺はかまわないが」
神戸辰巳:「大丈夫ですよ」
ライラプス2号:「ぷい!」
ライラプス3号:「わおん」
ライラプス:「ワフ」
栗生賢人:「助かる。それじゃあ、飲み直し……というのとはちょっと違うか」
栗生賢人:「『はじろ』で忘年会兼お疲れ様会、というのはどうかな?」
神戸辰巳:「分かりました、そうしましょう」
サヤ:「そうしよう!そうしよう!」
戌淵 賢人:「そうだな、飲みなおしも悪くない」
サヤ:「はしろかー」
神戸辰巳:「転ばないようにね」
サヤ:「右乃子ちゃんもこれるかな」
サヤ:自分の言ったことに気付く
サヤ:「あ、走るのもいいね!競争する?」
栗生賢人:「元気だね……僕はゆっくり歩いて行くよ」
ライラプス:「ワフワフ!(競争する気)」
サヤ:「じゃあ、ビリの人が…!えっと…!」
サヤ:「なんか面白いことすること!!」
サヤ:「もう、場内全員大爆笑みたいなやつ!」
サヤ:「いくよー!ワンちゃん!よーいどん!!」
サヤ:勝手に駆け出す!
戌淵 賢人:「…やるのか?」
栗生賢人:「……断れる流れじゃないなあこれ」
神戸辰巳:「付き合うのも大人では?」
ライラプス1号:1号は走り始めている
栗生賢人:「仕方ないか。それじゃあ……お先に!」
栗生賢人:言うが早いが、駆け出した犬たちを追うように。意外なほど軽やかな足取りで走り出す。
戌淵 賢人:「チッ…警官の体力を侮るなよ」
神戸辰巳:「お疲れ様……の前に疲れるな……」
戌淵 賢人:2号を抱えて走る
ライラプス3号:3号も走る
神戸辰巳:転ばないように火がついたように走り出した
GM:走り出したあなたたちを、師走の星空が見つめている。
GM:次に何があるか読めない明日、読めない来年に向けて。
GM:あなたたちは駆け出していく。

GM:某県雫原市・雨宿町。
GM:昔ながらの町並みと、新興の住宅地とが入り交じる町。
GM:この町には古くから、『あやし』と呼ばれるレネゲイドビーイングが多く住まっていた。
GM:山際に聳える『化生岩』の活性によるあやしたちの増加。
GM:町役場や業者を隠れ蓑とするUGN雨宿支部は、今日も何かと忙しい。

GM:年を忘れるこの晦日、見つけたものと、掴んだものと。
GM:時を忘れるこの時に、気付いたことと、叶えたことと。
GM:次の年が来て、あなたたちの眼前に広がる光景は、何色だろう。
GM:さあ、まずは挨拶を。『来年もよろしくお願いします』と。

リプレイ・ドロップ『雨宿町忘年日~月時雨の終わりに~』了