GM:何かが怯えて走り去った後に、その人影は呟く。
GM:ホテル『往来館』。
GM:瀟洒な洋館は、曇り空の下、静かに佇んでいた。
オープニング 往来館へようこそ
GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
若菜美奈人:若菜美奈人のイニシアチブを1d10(→ 4)増加 (6 → 10)
丙 亜依:高河早人のイニシアチブを0増加 (0 → 0)
GM:速度
若菜美奈人:あっしまった 侵蝕率じゃない
滝道 晶:滝道 晶の侵蝕を1D10(→ 1)増加 (30 → 31)
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を1d10(→ 2)増加 (31 → 33)
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を1d10(→ 2)増加 (43 → 45)
GM:ちょー落ち着いてますね
滝道 晶:嵐の前の静けさ
【雨宿町・ホテル『往来館』応接室】
GM:そのホテルは、建てられた昔は資産家の別荘であったのだという。
GM:改装された今も、往事の雰囲気を残して落ち着いた欧風の調度が飾られている。
GM:古い建物だが、よく手入れされており居心地は良さそうだった。
GM:そんなホテルの一室、渋い焦茶の応接机を挟んで、あなたたちとひとりの従業員は向かい合っていた。
GM:先日、ジャームが一体退治され、同時に大量発生した『雷獣』というRBへの対処で支部は多忙を極めている。
GM:あなたたちはそんな中駆り出された派遣人員だった。
高河 ありさ:「来ていただけて助かりました。私、不得意分野も多いもので」
高河 ありさ:シックな制服に身を包んだ、小柄な黒髪ボブヘアーの女性。

レトロ風メイドメーカー
【高河ありさ・ホテル『往来館』従業員】あるいは【"クー・クー"・UGNイリーガル】
若菜美奈人:「……」2人に話すことを目で促す。
丙 亜依:「どぅへへ……かわ……かわよ……」
丙 亜依:涎を垂らしそうな緩み切った顔をしている。
高河 ありさ:「?」
滝道 晶:「いいっていいって、今は支部のみんな大忙しだもんな」
滝道 晶:二へラと緊張感のない緩んだ顔。
高河 ありさ:「そうみたいですね。町内各地で作戦が行われているとか」
高河 ありさ:「えっと、ある程度はお伝えしてあるかと思いますが……」
若菜美奈人:「そちらの援護にも割かなきゃいけない。こっちはすぐに解決する」不機嫌そうな顔(いつも)で。
高河 ありさ:「頼りになります!」
高河 ありさ:「そう、ここのところ当館は騒音が酷くて」
GM:言った瞬間、天井の上、上階からカタカタカタ、と何かが揺れるような音がして、やがて収まった。
高河 ありさ:「……この通りです。いえ、すぐに害があるわけではないのですが」
若菜美奈人:「ポルターガイスト」
滝道 晶:「美奈人さんはいっつもカッチリしてんよな~…ってうわわ」
丙 亜依:「許せませんなぁ! 美少女を怯えさせる騒霊とはよ!」
高河 ありさ:「そう、そうなんです」
高河 ありさ:「おかげでちょっと噂も流れてしまっていて……幽霊ホテルとかなんとか」
高河 ありさ:「困っているんです……」眉を八の字にする。
滝道 晶:「幽霊…マジ!?本物!?」
若菜美奈人:「調査すればいいだろう」
若菜美奈人:「建築物の不備により湿気を含んだ建材が割れる音が一般的原因だ」
高河 ありさ:「ええ、それでわざわざお呼び立てをいたしました」
高河 ありさ:「表側の、役所の方の調査で済めばそれで、と」
高河 ありさ:「そうでなければ、やはり裏の側の調査が必要ですものね」
若菜美奈人:「表の調査……」嫌そうな顔。
丙 亜依:「いくらでも頼ってくれていいんですよぉ~!」
若菜美奈人:「レネゲイドであったほうが好都合だな」
丙 亜依:「なんで?」
滝道 晶:「ぶっちゃけ俺は調べもの得意じゃないんですけど」
若菜美奈人:「解決しやすいだろう」
滝道 晶:「頼られたからには頑張るから!」ガッツポーズ。
高河 ありさ:「ありがとうございます」にっこりと笑う。
丙 亜依:「はいはい!こちらも頑張ります!粉骨砕身!不惜身命!」負けじとガッツポーズ。
高河 ありさ:「あ、あの、無理はなさらないでくださいね」
高河 ありさ:「まずは、音が出た場所について調べていただくのがいいと思うのですが」
高河 ありさ:「大体はすぐに調べに行っても何もないことばかりですし……あ、そう」
高河 ありさ:「何か『物が勝手に動いたところを見た』とおっしゃっている方もいらっしゃいました」
若菜美奈人:「……」
若菜美奈人:「レネゲイドだな」
滝道 晶:「やっぱポルターガイストっすよ!ねえ!」
若菜美奈人:「排除するか」
丙 亜依:「霊見るの初めて~!3D眼鏡とか要らないよね?」
滝道 晶:「その前に動画撮んなきゃダメじゃね!」
高河 ありさ:「排除……!」言葉の選び方にごくりと唾を呑む。
若菜美奈人:「隠匿する気を見せろ」
若菜美奈人:「我々の使命は秘密裏のレネゲイド影響排除だ」
滝道 晶:「いやネットにアップとかはしないからさ…!」
丙 亜依:「個人で楽しむ分には合法だよねぇ」
滝道 晶:「ちょっとだけ!」
高河 ありさ:「アップされると、すごく困ります……!」
若菜美奈人:「合法ならいい」ネットに強くない。
高河 ありさ:「営業妨害での訴訟も辞さないつもりです」
高河 ありさ:「よろしくお願いいたします」
丙 亜依:「そうだよ。駄目だよ滝道くん」最速の掌返しである。
若菜美奈人:「……絶対にやめておけ」
若菜美奈人:「法務部さんの手を煩わせるな。絶対に」
滝道 晶:「…へーい」流石にそこまで言われたら止める、しょんぼり。
高河 ありさ:ぐっと手を握り締めていたが、下ろす。
丙 亜依:「では、我々の手でたった一つの真実を突き止めるとしましょうか!」
若菜美奈人:「一つに限るのか……?」
若菜美奈人:「複数要因の可能性もあるだろうが」
滝道 晶:「うわなんか探偵っぽく言ってる、かっけえ」
丙 亜依:「若菜さん細かいよぉ! 滝道君を見習って!」
丙 亜依:「say かっけえ!」
若菜美奈人:「お前らが俺に倣え」
滝道 晶:「yeah!かっけえ!」
若菜美奈人:「戦闘も事務もできるやつこそが一流のエージェントだ。俺に……」
若菜美奈人:「……」
若菜美奈人:「……ついてこい」スタスタと歩いていく。
滝道 晶:「あっ逃げた!」
若菜美奈人:「逃げてない向かっている」
丙 亜依:「ぴーっ ぴっぴっぴー」
丙 亜依:口で笛の真似をしながら若菜さんの後ろに着いていく。
高河 ありさ:「あ、ご案内は任せてくださいね……!」スカートを揺らしてついていく。
滝道 晶:「ちぇっ、残念!」駆け足で若菜さんを追いかけていく。
GM:ロイス取得のみできます。
若菜美奈人:アホその1/丙亜依/有為/厭気:○/ロイス
アホその2/滝道晶/有為/厭気:○/ロイス
若菜美奈人:これでおねがいします
丙 亜依:その1!
滝道 晶:その2!
若菜美奈人:声を揃えるな
滝道 晶:丙 亜依 〇楽しい/不安 若菜美奈人 〇興味/硬い
丙 亜依:同僚/滝道晶/○仲間意識/不安
丙 亜依:先輩/若菜美奈人/○信頼/マジレスやめてください
GM:ww
丙 亜依:以上で!
GM:大丈夫かこのパーティー
ミドル1 『幽霊ホテル』探訪
GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を1d10(→ 6)増加 (45 → 51)
GM:おおよそ情報収集シーンです。
滝道 晶:滝道 晶の侵蝕を1D10(→ 8)増加 (31 → 39)
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を1d10(→ 6)増加 (33 → 39)
若菜美奈人:情報収集か 逃げとけばよかったな
丙 亜依:向き合って!
GM:ちょっと遅かったね
若菜美奈人:アホ2人の侵蝕が揃った
滝道 晶:事務やろうぜ!
GM:このシーンは、情報収集をすると共に
GM:ホテルのあちこちを見ようね、という感じのシーンです。
GM:具体的にはチャートを振って行く部屋を決めて、ロールに活かしてもいいよくらいのやつです。
滝道 晶:ほうほう
若菜美奈人:なるほど
ホテル『往来館』チャート
1 玄関
2 客室
3 ホール
4 サロンルーム
5 食堂
6 キッチン
7 リネンルーム
8 ボイラー室
9 屋根裏部屋
10 ワインセラー
GM:共有会話をする場所に使ってねーくらいのやつ
GM:また騒音が起こったりもします
GM:では最速の丙さんに1d10してもらおっかな
丙 亜依:いいだろう 我が賽の目に震えよ
若菜美奈人:はっや
丙 亜依:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8
GM:ボイラー室!
GM:せまそう
滝道 晶:暗そう
GM:では情報項目は以下です。
★ホテル『往来館について』〈情報:噂話〉6
★高河ありさについて〈情報:UGN〉〈交渉〉7
★騒霊現象について〈知覚〉〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉7
若菜美奈人:壊すとまずそう
丙 亜依:どこもそうだと思う
GM:項目を選んで判定をしてね
若菜美奈人:談話室とかは別にいいでしょ
GM:よくないよ!
丙 亜依:よくないよ!?
滝道 晶:謎の自信!
若菜美奈人:UGN以外はカスです
GM:あ、そうだった
GM:失敗した場合は、登場侵蝕1d10を振り直して再度挑戦ができます。
GM:ただし、新しく出てきた項目については次シーンからの判定になります。
滝道 晶:了解です
丙 亜依:騒霊現象について〈知識:レネゲイド〉で振りますね
GM:どぞ!
丙 亜依:11dx7>=7
DoubleCross : (11DX7>=7) → 10[1,1,3,3,3,4,5,7,8,9,10]+6[3,3,5,6] → 16 → 成功
GM:まわった
丙 亜依:ちがった
若菜美奈人:C値10じゃない?
GM:そうだ
丙 亜依:そうだよ!コンセ使ってないよ!
若菜美奈人:まあ成功してるけど 7出てるし
GM:一応振り直しですかね
丙 亜依:あいあい!
丙 亜依:11dx>=7
DoubleCross : (11DX10>=7) → 10[1,5,6,6,6,6,7,8,8,9,10]+10[10]+1[1] → 21 → 成功
GM:よくあるやつ
若菜美奈人:増えてるじゃん
滝道 晶:上がった…!?
丙 亜依:うむ
GM:なんで上がるんだよ
GM:開示は全部まとめてやりますね
若菜美奈人:もしかしていらないのか コンセって
GM:お次もどうぞー
若菜美奈人:ではこちらは高河ありさについて。 UGN幹部のコネを使って振ります
GM:どぞ!
若菜美奈人:3DX+3>=7
DoubleCross : (3DX10+3>=7) → 10[8,10,10]+6[4,6]+3 → 19 → 成功
GM:すごいね?
若菜美奈人:すごいわかった
GM:わかられた……
若菜美奈人:目覚めたかもしれん 事務に
GM:事務かなあ
滝道 晶:すごい
若菜美奈人:あと1あったら秘密情報わかるのかな
丙 亜依:興味津々じゃん
GM:秘密情報なんだろ
GM:趣味とかかな
滝道 晶:最後!『往来館について』を情報:噂話で!コネ噂好きの友人と紬の魔眼を使用!
GM:どうぞー
滝道 晶:6dx10>=6
DoubleCross : (6DX10>=6) → 10[3,4,5,8,8,10]+4[4] → 14 → 成功
GM:みんな回すね……成功ですね
GM:ばっちりわかりました
滝道 晶:やったぜ
GM:では開示!
★ホテル『往来館について』〈情報:噂話〉6
百年ほど前に建てられた、古い洋館を改装したホテル。
内部はしっかりとインフラ・冷暖房など完備。最近Wi-Fiも入った。
主に表で働いているのは支配人の高河早人と従業員・高河ありさの二名。
現在は騒霊現象により客足が途切れており、困っているようだ。
→★高河早人について〈情報:UGN〉8 が調査可能になりました。
★高河ありさについて〈情報:UGN〉〈交渉〉7
ホテル『往来館』従業員。20歳女性。小柄な見た目のわりにタフ。
ブラックドッグ/ハヌマーンで、かつて事故に遭い両親を失った際に覚醒した。。
UGNイリーガルとして登録しているが、普段は従業員としての業務を優先している。
高河早人とは養父・養女の関係。
★騒霊現象について〈知覚〉〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉7
調査したところ、ホテル内には従業員・宿泊客以外のレネゲイド痕跡が見られる。
また、騒音が起こったのは全て機械や電気を通す道具が置いてある場所。
防犯カメラの映像には、微かに小さな動物の姿が映っていた。
ホテル内部を探せば、居場所が見つかるかもしれない。
→★騒霊の正体について〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉8
GM:以上、項目が2個増えました。
★高河早人について〈情報:UGN〉〈交渉〉8
★騒霊の正体について〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉9
GM:こちらは次のシーンで調査可能です。
GM:では共有などどうぞ。
【雨宿町・ホテル『往来館』ボイラー室】
GM:部屋、というよりは設備の一部と言った方が良いスペースだ。
GM:ごうごうと音を立てて、機械が動いている。
GM:先ほどはこちらから騒音が発生しているように思えたが、今は止んでしまった。
GM:狭い、暗い、娯楽がない、あまり居心地の良い空間ではない。
若菜美奈人:「最も音が発生するところはここと踏んだが」
若菜美奈人:「異音はないな」
滝道 晶:「それに思ってたより暗いし…狭いね此処」
高河 ありさ:「音自体はしていますが、普段通り、ですね」
GM:中の機械設備はあくまで現代のものだ。
GM:問題なく稼働しているようだった。
滝道 晶:「こういう時は…っと」《万能器具》でコンパクトな懐中電灯を人数分作る。
高河 ありさ:「あら便利」
若菜美奈人:「これなら“ネレイド”と“光芒双閃”のほうがよほどやかましい……ふん」
滝道 晶:「へへ、数少ない俺の便利なトコロ…なんつって」ぽいぽいと手渡していく。
丙 亜依:「滝道くん、あーりがとぉ!さすが!」
若菜美奈人:受け取ると光がいっとう強くなる。《人間発電機》による電力過供給。
高河 ありさ:「……良く見えますね」辺りを見回す。
丙 亜依:「んー、ここもピリピリ来るねえ。レネゲイドくさいというか」
丙 亜依:機器に片手をかざして、レネゲイドの痕跡を感じ取る。
高河 ありさ:「この辺りは、支配人の持ち場なので。私はあまり詳しくはないんです」
高河 ありさ:「わかります? さすがです。私、そういう探知はあんまりで」
若菜美奈人:「“クー・クー”の養父だな」
滝道 晶:「名前は確か、高河早人サンだっけ」
若菜美奈人:「お前が事故で親を亡くした際に引き取ったという」
高河 ありさ:「……あ、そうです。ご存知ですよね、それは。正規の方ですから」
丙 亜依:「デ、デリカシ~!?」
丙 亜依:「若菜さん!こら!」
若菜美奈人:「報連相を知らないのか」
高河 ありさ:「いいんですよ。隠してるわけではありませんし。養父に当たります」
若菜美奈人:「調べればわかるような情報はすぐに展開することが重要だろう」
滝道 晶:「そういうのはもうちょっとオブラートにねえ?」と丙さんと顔を見合わせる。
丙 亜依:「ねえ~」
高河 ありさ:ふふ、と笑う。
高河 ありさ:「話をお聞きになりたければ、今日もフロントにおりますので」
高河 ありさ:「……いつも通りぼんやりしながら。まったく」
若菜美奈人:「……」納得のいってない顔で黙る。
滝道 晶:「いやでも、設備はしっかり最新ので整備もしてあるし」
高河 ありさ:「そうなんです」少し嬉しそうにする。
滝道 晶:「ほら、wi-fiも飛んでる。しっかりしてるじゃんか」スマホのアンテナマークを見せる。
若菜美奈人:「……さっきレネゲイドくさいと言ったな、“ネレイド”」
丙 亜依:「お? はいはい。確かに感じましたとも」
若菜美奈人:「そのにおいとはなんだ。何かの活動残滓か、潜伏か?」
若菜美奈人:「それか同様のパターンを持つ対象に心当たりは?」
丙 亜依:「あくまで痕跡だね。正確な調査じゃないから断定はできないけど、ここに居るメンバーとは一致しないと思う」
丙 亜依:「ここに来るまでも何か所か感じたな。機械とか、電気を通すような道具の場所で」
若菜美奈人:「さしずめグレムリンか」
滝道 晶:「機械と電気、かー。幽霊はプラズマだって説もあるけど」
滝道 晶:「グレムリン…ってなに?」
若菜美奈人:「機械の動作を狂わせる害獣の名前だ。姿を確認できればいいがな」
若菜美奈人:「カメラはないのか?」
滝道 晶:「はぁ~、そんな生き物もいんのね。美奈人さん物知りだ」
丙 亜依:「それだぁ。防犯カメラ、それこそこのボイラー室あたりとか。機械がある場所で!」
高河 ありさ:「はい、いくつか用意があります」
高河 ありさ:「……それこそ、支配人が詳しいのではないかと」
若菜美奈人:「神話伝承は学習しておけ。遺産由来や敵コードの理解に必要になる」
若菜美奈人:「フロントと言ったな。協力を”要請”するか」
高河 ありさ:「ええ、もちろん協力いたします」
高河 ありさ:「……騒霊を目玉にできないか、なんて寝ぼけたこと言ってましたけど……」
高河 ありさ:「解決すれば万事問題なし、ですものね」
若菜美奈人:「は?」
滝道 晶:「幽霊ホテル…みたいな?」
丙 亜依:「それはそれでありかもー。グッズとか売り出してね」
高河 ありさ:「そう、イギリスにはそういうのあるだろ、とか」
高河 ありさ:「それ、UGNさんには聞かれない方がいいですよって……」
高河 ありさ:「言っちゃったけど……」
滝道 晶:「イギリスは幽霊が出る部屋のほうが家賃高いらしいよね」わかる、という顔。
若菜美奈人:「……レネゲイドの関与が確定したからな」
丙 亜依:「そ、そうですね。UGNとしては看過できかねますね」
若菜美奈人:「そうでなければどう騒いで潰れようが構わなかったが……」
滝道 晶:「……まあ知っちゃったら手は引けねえっすね」
若菜美奈人:「出た以上は解決以外の道はない」
高河 ありさ:「も、もちろんそうです。今の、できれば上の方にはご内密に願います」
高河 ありさ:指を立ててしーっとしている。
若菜美奈人:「その話題が出るとすれば解決に苦慮したときだからな」
若菜美奈人:「そんな事態にはならない」
丙 亜依:「私は何があっても墓場まで持っていきますよぉ!」
滝道 晶:「そうそう、大丈夫大丈夫!」真似して笑いながらしーっとする。
高河 ありさ:「一生の秘密にされてしまいました……」
GM:ロイス取得と購入判定ができます。
丙 亜依:ロイス 高河ありさ/○庇護/過保護
若菜美奈人:ロイスは保留します~
若菜美奈人:ボディアーマー狙うか
若菜美奈人:1DX+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 6[6]+1 → 7 → 失敗
丙 亜依:アルティメイド服!
丙 亜依:2dx+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 9[1,9]+2 → 11
滝道 晶:ロイス保留で、ボディアーマー狙おう
滝道 晶:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 9[8,9] → 9 → 失敗
滝道 晶:残念
ミドル2 ご用命はフロントで
GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を1d10(→ 10)増加 (51 → 61)
若菜美奈人:調査任務に頭湯だってきた
滝道 晶:滝道 晶の侵蝕を1D10(→ 2)増加 (40 → 42)
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を1d10(→ 3)増加 (39 → 42)
GM:なかよし
GM:今回も情報収集しつつホテル内を捜索します。
GM:場所はフロントにしましょうね。
GM:項目は以下の通り。
★高河早人について〈情報:UGN〉〈交渉〉8
★騒霊の正体について〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉9
GM:調べたい項目を選んで判定をお願いします。
丙 亜依:★騒霊の正体について〈知識:レネゲイド〉で判定しますわ
GM:どぞー
丙 亜依:11dx>=9
DoubleCross : (11DX10>=9) → 9[1,1,2,2,2,3,5,7,7,8,9] → 9 → 成功
丙 亜依:あっぶな
GM:おおっと、セーフ
GM:成功です。次もどうぞー
滝道 晶:高河早人について〈情報:UGN〉で判定します。紬の魔眼を使用
滝道 晶:滝道 晶の侵蝕を1(→ 1)増加 (42 → 43)
滝道 晶:4dx+2>=9
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 10[1,2,3,10]+10[10]+8[8]+2 → 30 → 成功
GM:す、すごいわかったね
滝道 晶:な、何!?
GM:秘密情報なんかあったかな……
若菜美奈人:ヤバ
丙 亜依:SNSのアカウントまで特定してそう
滝道 晶:実は事務作業得意だったかもしれん…
GM:まずは開示しますね
★高河早人について〈情報:UGN〉8
ホテル『往来館』支配人。42歳男性。血色が悪く陰気な雰囲気。
モルフェウス/ノイマン。戦闘能力は低く、元はエンジニアとして働いていた。
10年ほど前、事故で亡くなった友人の忘れ形見である娘のありさと、この洋館を引き取った。
ホテル内の設備を始め、機械式の義肢であるありさの脚は彼が完璧に調整・整備している。
※おまけ情報:趣味は実は料理で調理師免許も持っている。
GM:高かったのでおまけもわかりました。
★騒霊の正体について〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉8
騒霊の正体は、現在町内のあちこちで発生している『雷獣』というRB。
イタチのような姿で、基本的に害意はないが、機械に取り憑き勝手に動かす習性がある。
暴走した場合には万が一の影響が出かねないため、UGNとしては捕獲・保護を推奨している。
ホテル内の、恐らく複数の個体は怯えており、不自然な様子で暴走をしているようだ。
各部屋から終われた彼らの行き先は、恐らく一番機械の多い、管制室ではないかと推測される。
※暴走の元凶については本シナリオ内では明らかになりません。ご了承下さい。
【雨宿町・ホテル『往来館』フロント】
GM:ホテルの顔であるフロントには、少々愛想に問題のある、痩せた男性が立っている。
GM:几帳面に整えられた机はあくまでクラシックだが、やはり防犯設備はしっかりしている、というのがありさの説明だ。
GM:それら、機械関係を一手に担っているのが支配人である高河早人だった。
高河 早人:「……ああ、お疲れ様です。何かおわかりになりましたか」

我流男青年
【高河早人・ホテル『往来館』支配人】あるいは【"スキュアーズ"・UGN登録オーヴァード】
高河 早人:あなたたちの方を見て、うっそりと口を開く。
若菜美奈人:「カメラを見せろ」
高河 早人:「カメラ?」
若菜美奈人:「防犯カメラ。機材が写っているもの。もしくはその周辺」
滝道 晶:「なんか写ってないかなーって、幽霊とか」
高河 早人:「ああ……こんな場合ですし、わかりました」
丙 亜依:「若菜さん、言い方ぁ!」
高河 早人:「幽霊、写っていれば興味深いですがね」少しだけ笑う。
丙 亜依:「ご協力お願いしますぅー」
若菜美奈人:「誤りがあったか?」
若菜美奈人:「幽霊ではないだろうな」
丙 亜依:「もっとこう、協力を依頼する時の態度があるでしょうがぁ。それで役所仕事大丈夫なん!?」
滝道 晶:「美奈人さんだって言ってたじゃん、複数要因の可能性もあるって」
滝道 晶:「レネゲイドとは別に…幽霊の可能性も…ワンチャン!」
若菜美奈人:「大丈夫かは……」
若菜美奈人:「……俺が判断するところではない」
若菜美奈人:「霊はないだろうが」
高河 早人:「まあ、映像の記録はこちらで見られます」
高河 早人:手元のモニタをあなたたちの方に。
高河 早人:「そうですね、機材というと……」いくらか操作をし、場所を切り替える。
高河 早人:「この辺りでしょうか?」
丙 亜依:「あ、いたいた。今のとこ!」
丙 亜依:モニタの一画を指で指し示す。
高河 早人:「おっと」映像を巻き戻し、スロー再生に。
若菜美奈人:「どれだ?」伊達眼鏡を外して画面を睨んでいる。
滝道 晶:「どこどこ?」ジーっと目を細める。
丙 亜依:「ここ、ここー。ちょっと見えづらいけど」
丙 亜依:鮮明ではないが、微かに小さな動物の姿が映っている。
高河 ありさ:「……ネズミ!?」身構える。
高河 早人:「よりは、大きいんじゃないのか」
若菜美奈人:「いや、これは……」
滝道 晶:「アレじゃん…?」
丙 亜依:「アレだねえ。報告書で読んだやつ。『雷獣』!」
高河 ありさ:「ああ、お話は伺ってましたけど……こういう感じなんですか」
高河 ありさ:「え、じゃあ騒音は全部……?」
若菜美奈人:「そいつの仕業だろうな」
丙 亜依:「この子達、基本的に害意はないんですけど、機械に取り憑いて勝手に動かす習性があるらしくて……」
丙 亜依:「暴走した場合には万が一の影響が出かねないため、当支部として捕獲・保護を推奨しております!」
滝道 晶:「それがポルターガイストに間違えられた…って感じか~」
高河 早人:「……エンジニアの天敵みたいな奴らだな……」
高河 早人:「害意はない、ということはジャームではない?」
若菜美奈人:「そのはずだが……それにしては」
若菜美奈人:「これまでの報告とは様子が違う気もするが」
滝道 晶:「意思疎通は出来る…って話だったよなあ確か」
丙 亜依:「そうだね。この暴走の感じはちょっと不自然……何かに怯えてる?」
丙 亜依:勝手にモニタを操作して、映像を早送りして分析を始めている。
高河 早人:「あっ」いつの間にか操作されている。
丙 亜依:「このルートだと、集まっている先はたぶん管制室」
高河 早人:「……あそこを荒らされたら拙いな……」
滝道 晶:「管制室…ってなにがあるところです?」
高河 早人:「まあ、ホテル全体の空調やら設備やらをまとめて管理しているところです」
高河 早人:「動くようなものは少ないが、機能がやられてしまえば損害が大きい上」
高河 早人:「何よりお客様にご迷惑がかかります」
高河 早人:「一番、潜り込まれては困る部屋ですね……」
高河 ありさ:「とにかく行ってみてみないと……」
滝道 晶:「そりゃ大変だ…早めになんとかしたいところっすね」
若菜美奈人:「壊せない部屋か……」
若菜美奈人:「戦うにも難儀しそうだ」
丙 亜依:「若菜さん? 壊していい部屋、ないよ?」
高河 ありさ:「壊されるのは困ります……!」
若菜美奈人:「バイタルエリアでなければできるだろう、許容は」
滝道 晶:「弁償は総務課が頭を悩ませちゃいますよ」
若菜美奈人:「致命傷になる部屋以外はどうにでもなる」
丙 亜依:「大丈夫かこいつ」
若菜美奈人:「……」
高河 早人:「あの、一応ここは思い出の館なので……」やや冷や汗。
若菜美奈人:「総務部さんにはなるべく世話を受けない方向で……」
高河 ありさ:「最悪の場合は覚悟していた方がいいのでは……?」
若菜美奈人:「努力するぞ。全員でな」
丙 亜依:「お、おう……?」
滝道 晶:「そ、そうっすね!」
丙 亜依:「滝道くん、がんばろうね」
滝道 晶:「そうだな、頑張ろう!」何を、とはお互い言わないが。
GM:ロイス取得と購入判定ができます。
GM:どっちも次が最後かな
丙 亜依:ロイスはこのままで
滝道 晶:高河 ありさ 〇尽力/壊れたら許して…
若菜美奈人:ホテル/『往来館』/努力する:○/その時は覚悟しておいてほしい/ロイス
GM:ww
丙 亜依:往来館ーっ!
滝道 晶:にげてーっ!
若菜美奈人:Pだから……
滝道 晶:購入は、再度ボデマ狙い…!
滝道 晶:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 8[7,8] → 8 → 失敗
若菜美奈人:こちらもボデマしてみよう
若菜美奈人:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗
若菜美奈人:おわりです
滝道 晶:物資がとどかない…
丙 亜依:はっはっは、私がボデマ買う
丙 亜依:2dx+2>=12
DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 9[3,9]+2 → 11 → 失敗
滝道 晶:バディムーヴを入れます、+3
丙 亜依:サンキューッ!
若菜美奈人:さすが
GM:あ、ボデマは丙さんが持つ感じかな
丙 亜依:自分で装備しゃす!
丙 亜依:以上!
GM:あいよっ
ミドル3 騒霊の正体は
GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を1d10(→ 7)増加 (61 → 68)
滝道 晶:滝道 晶の侵蝕を1D10(→ 7)増加 (43 → 50)
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を1d10(→ 6)増加 (42 → 48)
GM:格差
GM:このシーンではまず、雷獣を発見するための判定を行います。
GM:全員〈知覚〉任意の〈知識〉〈交渉〉任意の〈情報〉のうちいずれかを使用して判定してください。
若菜美奈人:なんだと
GM:累計達成値30で雷獣の隠れているところを発見することができます。
GM:協力が大事ですよ!
若菜美奈人:白兵じゃないなんて……
GM:壊すな
GM:侵蝕1d10を振り足すことで再度判定もできます。
GM:コネ・財産点の使用も可能。
若菜美奈人:コネは使えます?
若菜美奈人:やった
GM:なお捜索には神経を使うので、判定成功後に侵蝕が20上昇します。
若菜美奈人:エグい
丙 亜依:ドギャン
滝道 晶:ヤバイ
若菜美奈人:壊さないように苦労するもんね
GM:そうだぞ
GM:ではまず判定をやってもらいましょうか
丙 亜依:かんぺきなりくつだ
若菜美奈人:情報:UGNでいきます~ コネ使います
GM:どぞ!
若菜美奈人:4DX+3
DoubleCross : (4DX10+3) → 9[2,3,8,9]+3 → 12
若菜美奈人:まずます
GM:いきなり12
GM:どんどんいきましょう
滝道 晶:知覚でいきます~紬の魔眼を使用
滝道 晶:6dx
DoubleCross : (6DX10) → 9[2,4,6,7,8,9] → 9
GM:21!あと9で達成です。
丙 亜依:じゃあ<知識:雷獣>で振ってみよう(技能ないけど)
GM:ないんかい
GM:どうぞー
丙 亜依:11dx
DoubleCross : (11DX10) → 9[1,2,2,3,3,4,5,6,6,9,9] → 9
GM:ギリ
丙 亜依:あっぶな!
滝道 晶:ピッタリ!
GM:無事30達成しました! おめでとうございます
若菜美奈人:ワイワイ
GM:ということで、無事管制室の機械の中から雷獣が潜む場所を見つけ出し、追い出すところまで成功しました。
GM:基本的に、大声を上げたり破壊しない程度に衝撃を与えると雷獣は逃げて行くようです。
GM:こわいからね
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を20(→ 20)増加 (48 → 68)
GM:侵蝕も上げてください。どうもー
滝道 晶:滝道 晶の侵蝕を20増加 (50 → 70)
GM:あ、若菜さんも侵蝕上昇をお願いします。
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を20(→ 20)増加 (68 → 88)
GM:おけ!
GM:あとは道中どこ通るかをチャートで決めたりしましょうか
GM:じゃあ滝道くんに1d10を託します
滝道 晶:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
GM:9 屋根裏部屋
GM:通る……のか……?
GM:多分あれですね
若菜美奈人:通っちゃった
GM:階段の位置の関係だ
滝道 晶:冗談で言ったヤツが…!
GM:上に一度行かないとならない
丙 亜依:あれじゃない?
丙 亜依:管制室に行かないでまごまごしてる子がいるんじゃない
若菜美奈人:かわいい
GM:ああー
滝道 晶:迷子だ
GM:あ、じゃあそうしよう
GM:あ、ちょっとまって
丙 亜依:おk
GM:おけ、いけます
GM:その子を拾ってかつ管制室に行きましょう
GM:そういう感じで
【雨宿町・ホテル『往来館』屋根裏部屋】
GM:管制室の前にあなたたちが立ち寄ったのは、半ば物置として使われている屋根裏部屋だった。
GM:カメラの映像では、ここにも雷獣が映っていたからだ。
若菜美奈人:「一匹くらい捨て置いてもいいだろうに」
若菜美奈人:「重要な機材があるわけでもない」
GM:はたして、目の前には一匹の小さなイタチのような生物がいた。
雷獣:「キュー……」
丙 亜依:「だーめーでーすっ」
雷獣:怯えて、ぷるぷると震えている。
丙 亜依:「それ、支部長の前で同じセリフ言えますー?」
若菜美奈人:「……」
若菜美奈人:「関係ないだろう」
滝道 晶:「それに独りぼっちなんてかわいそーだし、ね?」
雷獣:「キュ」
雷獣:あまりすばしっこい型ではないらしく、機械に取り憑く様子も見せない。
丙 亜依:「よーしよしよし! いい子だねぇ! 怖くないよー!」
若菜美奈人:「お前たちは八千代さんではないし……」
雷獣:「キュッ」大きな声に毛を逆立たせる。
若菜美奈人:「怯えられてるだろ」
滝道 晶:「こういう時は…これでしょ!」《万能器具》で猫じゃらしを作る。
雷獣:「キュー!」警戒をしているようだ。
滝道 晶:「たぶん…猫科…!」
滝道 晶:「あれ?ダメ?」
丙 亜依:「こいつぁ手強いですぜダンナ!」
雷獣:「キュイキュイ」鳴きながらぐるぐると歩き回るが、徐々にあなたたちの方には寄っていく。
雷獣:「キュー……!」若菜さんの足下に。
若菜美奈人:「……」それを見る。
丙 亜依:「あれっ」
滝道 晶:「おっ」
高河 ありさ:「……そちらに、ですか」
若菜美奈人:突っ立って見ている。
雷獣:竦んだ様子だが、とりあえず足のところで落ち着いている。
若菜美奈人:「……おい」
若菜美奈人:「どうするんだこれは」
若菜美奈人:そのまま突っ立っている。
滝道 晶:「美奈人さん!懐かれてますよ!」
GM:本格的に落ち着かせるためには、やはり事態の解決が必要そうではある。
GM:だが、とりあえずあなたに少しだけ懐いたのは確かなようだ。
丙 亜依:「保護してあげて! 役目でしょ!」
若菜美奈人:「保護……」
若菜美奈人:ぎこちなくしゃがんで手を出す。
滝道 晶:「確保、収容、保護!」
雷獣:「キュ」
雷獣:静電気のような微かな電流が走るが、害を与えるほどではない。
丙 亜依:「やったー!えらい!」
雷獣:「キュウー」手に頭をちょこんと当てている。
若菜美奈人:「連れて行くのか?これを……」
雷獣:「キュイ」
滝道 晶:「そのまま抱っこして運びましょう!」
丙 亜依:「しっかり守ってね」
雷獣:「キュウ」
高河 ありさ:「あらあら、かわいらしい」
若菜美奈人:「いや……」
若菜美奈人:「邪魔では……」
雷獣:「キュー」
若菜美奈人:「いや邪魔……」抱えたままにしている。
雷獣:丸まって気持ちよさそうにしている。
【雨宿町・ホテル『往来館』管制室】
GM:さて、そうしてあなたたちは管制室へとたどり着いた。
GM:ここは特に機械類が多く、外のクラシックな雰囲気とは一線を画している。
GM:その中で。
GM:モニターの画面が不自然にちらついたり、計器の数値が妙に変化したり。
GM:そういう現象があちこちで起きている。
GM:今正確に雷獣がどこにいるかをしっかり発見しなければならない。
若菜美奈人:「明らかに異常だな」雷獣はコートのポケットに突っ込んで。
雷獣:「キュワ」逆さに突っ込まれてうごうごしている。
丙 亜依:「やばいやばい。ここの機械からは出てってもらわないと」
滝道 晶:「壊さないように慎重に…っすね!」
高河 ありさ:「お願いしますね……!」
若菜美奈人:「正面裏。その左右にカヴァー」
若菜美奈人:「電磁気で相互の位置を確認してるならその距離だ。隠れる位置はそこくらいしかない」
若菜美奈人:「お前たちで捕らえろ。俺がやると壊す」
滝道 晶:「ま、任されました!」
丙 亜依:「おっけー! 追い出すよぉ、滝道くん」機械の裏側に回り込む。
高河 ありさ:じっと様子を見守っている。
滝道 晶:「んじゃ、タイミング合わせて叩きましょ!」正面から左右を叩けるよう棒を作る。
丙 亜依:掌を下に向け、床へ近づける。その影から小さな魚型の影が這い出る。
丙 亜依:時々ぴちりと跳ねながら、魚は機械の内部へと泳いでいく。
丙 亜依:攻撃力はほぼ皆無、ただの目くらましだ。
滝道 晶:「うお、亜依さんの能力か…んじゃ行きますよ」魚に驚きつつも構え。
滝道 晶:「せーの!」
GM:あなたたちの干渉が行われた瞬間。
GM:明滅していたモニタの光がぴたりと止まり……。
雷獣:「グギッ!」
雷獣:「ギャー!」
雷獣:二匹の雷獣が飛び出してくる。
雷獣:目はやはり怯えており、毛が逆立っている。
雷獣:「ギイ!」
雷獣:二匹はキョロキョロと辺りを見回し……。
雷獣:突然、駆け出した。
雷獣:向かう先は。
高河 ありさ:「……え?」
高河 ありさ:「えっ、な、なんで……」
雷獣:ありさの方へとまっしぐらに駆けていく。
若菜美奈人:その前に立ちはだかるように出る。
若菜美奈人:「危害を加えるようなら……」
雷獣:その足下をくぐり抜けるように、素早く駆け抜けようとする。
滝道 晶:「うわっ何処へ…てそっち!?」
若菜美奈人:「容赦は……」しゃがんで手を出して止めようとする。
丙 亜依:「ごめん、ミスった……人に向かわないように誘導すべきだった!」
雷獣:「ギッ!」先ほどよりは少々強い電流。
雷獣:ねぐらを追われた雷獣は、さらなる逃げ場を探す。
雷獣:管制室の機械が駄目ならば……。
高河 ありさ:「ご、ごめんなさい。多分」
高河 ありさ:「私の脚が狙われてます……」
高河 ありさ:こつん、と機械式の義肢を鳴らして避けようとする。
若菜美奈人:「義肢か」受けた電流は意に介さず。
雷獣:若菜さんに一匹は遮られるが、もう一匹がそのまま走り去る。
滝道 晶:「あっ…義足!そんなの物にまで入れるのか!」棒を虫取り網にして捕まえようとする。
雷獣:網をなんとか避け、恐怖のままにありさの元へ。
高河 ありさ:「待っ……」
雷獣:バチ!と音がして、脚に吸い込まれていく。
丙 亜依:「……!」
高河 ありさ:「え、え、え」
滝道 晶:「しまった…!」
若菜美奈人:「チッ……」
高河 ありさ:操り人形かバレリーナのような動きで、くるん、と回る。
高河 ありさ:「脚が勝手にー!」
高河 ありさ:かつん、と踊るようにステップを踏んで、妙な動きで外へと駆け出す。
高河 ありさ:「待って、待って! 話せばわかるから、待ってー!」
高河 ありさ:声が少しずつ遠ざかる。
若菜美奈人:「……追うぞ」
丙 亜依:「了解!」
滝道 晶:「もちろん!」
若菜美奈人:「徒にイリーガルに被害を出せば、今後の協力体制は難しくなる」
若菜美奈人:「八千代さんの顔に泥を塗る真似はさせるか」
GM:最後のロイス取得と購入判定です。
丙 亜依:ロイス 雷獣/○庇護/脅威 これで7枠目
若菜美奈人:任務目標/雷獣/向こう入ったのは潰す:○/こっち来たのはなんだこいつ/ロイス
雷獣:キュー
滝道 晶:雷獣 〇確保/コワくないよ~
GM:やさしい
滝道 晶:最後の購入判定は、ワンチャンでボデマを狙う
滝道 晶:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 9[1,2,9] → 9 → 失敗
若菜美奈人:ぼで!
若菜美奈人:3dx+1>=12
DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 4[1,4,4]+1 → 5 → 失敗
若菜美奈人:今までで一番ダメになった
丙 亜依:連絡がどんどん苦手に…?
滝道 晶:財産点ぜんぶ突っ込んで買おうかな
丙 亜依:若菜さんの分は私が買ってあげようかね
丙 亜依:3dx+2>=12
DoubleCross : (3DX10+2>=12) → 10[5,9,10]+4[4]+2 → 16 → 成功
GM:おお
丙 亜依:買えた!パス!
滝道 晶:すごい!
GM:あっしまった言うの忘れてた
GM:ジェネシフトチャンスするなら今です
GM:判定後だけどいいや
丙 亜依:おっとそうか
若菜美奈人:ありがたく!
若菜美奈人:あっなるほどね
滝道 晶:おっと
若菜美奈人:私は十分高いしへいき
滝道 晶:2d10ぐらい振ってもいい気がするな…
丙 亜依:こちらもジェネシフトしときます。クライマックスに80は欲しい
滝道 晶:ジェネシフト 70+2d10
滝道 晶:70+2d10
DoubleCross : (70+2D10) → 70+12[8,4] → 82
滝道 晶:滝道 晶の侵蝕を12増加 (76 → 88)
滝道 晶:丁度いい感じ
丙 亜依:まあ2dでいいかな…次の登場と衝動判定で80行くだろう
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を2d10(→ 6)増加 (68 → 74)
丙 亜依:OKOK
クライマックス 対・高河ありさ?
GM:全員登場です。登場侵蝕をお願いします。
滝道 晶:滝道 晶の侵蝕を1D10(→ 6)増加 (70 → 76)
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を1d10(→ 2)増加 (88 → 90)
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を1d10(→ 5)増加 (74 → 79)
【雨宿町・ホテル『往来館』玄関ホール】
GM:雷獣に取り憑かれた高河ありさは、脚の動くままにホールの辺りへと差し掛かっていた。
GM:このままでは建物から脱出されてしまうだろう。
GM:あなたたちの目の前で、天井の高いホールの下、舞姫のようにくるくると動いている。
高河 早人:「……ありさ?」
高河 ありさ:「ご、ごめんなさい! 止まらなくて……! でも」
高河 ありさ:「お客様が
高河 ありさ:「お客様に見られないようにはしないと……!」
高河 ありさ:《ワーディング》
GM:その時。
GM:高河ありさのワーディングを塗り消すように、雷獣そのものが強いレネゲイドの波動を放つ。
GM:それはこの土地の力と共振を起こし、あなたたちに幻を見せるだろう。
GM:まずは衝動判定です。意志で目標値9。
丙 亜依:12dx+1>=9
DoubleCross : (12DX10+1>=9) → 10[1,2,3,4,4,5,5,7,8,9,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
GM:さすがの高さ
滝道 晶:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[8,9,9,10]+1[1] → 11 → 成功
滝道 晶:セーフ!
GM:さすが
若菜美奈人:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 8[1,5,7,8] → 8 → 失敗
GM:さ
若菜美奈人:なにか問題が……?
滝道 晶:ば、バディムーヴいります?
若菜美奈人:あるなら貰おうかな これラウンド進行制限に入ります?
GM:あ、戦闘時とは別に使用して大丈夫です
若菜美奈人:じゃあください!
滝道 晶:はーい、遠慮なく!達成値+3!
若菜美奈人:ありがたく!暴走回避です
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を2d10(→ 13)増加 (90 → 103)
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を2d10(→ 5)増加 (79 → 84)
若菜美奈人:温まってきた
滝道 晶:88+2d10
DoubleCross : (88+2D10) → 88+18[10,8] → 106
滝道 晶:わお
GM:たっか
GM:がんばれー
滝道 晶:滝道 晶の侵蝕を18増加 (88 → 106)
GM:さて、流れ込んできたのは、このような光景だった。
GM:それは、小さな雷獣の視界。
【雨宿町・ホテル『往来館』前】
GM:雨上がりの道に、行き先を失った迷子の雷獣が数匹。
GM:互いにいたわり合うように身をすり合わせ、とぼとぼと歩いている。
????:「……やあ、どこにでもいるな。君らは」
GM:上から声がした。一人の人間が、じっと彼らを見下ろしている。
GM:警戒し、逃げようとした。だが、遅かった。
????:「ちょうどいい。試してみたかったんだ」
????:人間の顔はよくわからない。だが、笑っているのはよくわかった。
????:「受け取ってくれるかい?」
????:「……僕の、友情と恐れを」
GM:その途端、怒濤のように流れ込んできた感情。
GM:目の前の人間に対する切ないほどの友愛と、何より身が凍えるほどの恐怖。
GM:たった一滴の毒。しかし、それは全てを塗り潰すのに十分だった。
GM:毛を逆立て、彼らは何に怯えているのかもわからぬまま逃走する。
GM:人影は、じっとそれを見つめ、何事か呟いていたようだった。
GM:ホテル『往来館』。
GM:瀟洒な洋館は、曇り空の下、静かに佇んでいた。
雷獣:(たすけて)
雷獣:(たすけて)
GM:小さな声が、恐怖に駆られ、叫びを上げる。
GM:その怯えた行動は周囲を巻き込み、騒ぎを起こし、人に危害すら与えようとしていた。
GM:だがそれでも、まだ『どうにかなる』範囲の話であると、あなたたちにはわかるだろう。
GM:取り返しがつかなくなっているのは、彼らを駆り立てている力のみ。
GM:雷獣そのものはまだ、あなたたちが正気に返してやれば間に合うはずだ。
GM:今もポケットのなかでじっと大人しくしている、最初の一匹のように。
GM:……そうして、裏に居た『誰か』が、周囲の現状を乱そうとしている。そのこともよくわかるに違いない。
GM:現実が戻ってくる。
高河 ありさ:「……!」
高河 ありさ:かつん、とステップを踏む。
高河 ありさ:「あのっ、皆さん!」
高河 ありさ:「思いついたんです。あの、私に全力で攻撃をしてくれませんか!」
若菜美奈人:「あ?」
高河 早人:「お前、何を……」
滝道 晶:「ちょっと何言ってるの!?」ビックリして目をパチパチさせる。
高河 ありさ:「衝撃を与えれば出ていく、ですよね」
高河 ありさ:「ついでに、この脚には活動限界があって」
高河 ありさ:「力を使い果たせば、多分雷獣でも動かせなくなる、と思います」
高河 ありさ:「このままではどこに連れて行かれるかわかりません。ホテル内でどうにかしないと」
丙 亜依:「それはそうだろうけど……危険だよ?」
若菜美奈人:「そいつを檻にするってことか」
高河 ありさ:「危険ですけど……他の方にご迷惑をかけるよりは」
高河 ありさ:「ええ、私が動かなくなって飛び出したところを捕らえるなら、どうにかなると思うんです」
高河 ありさ:「あ、あの、ただ私……そこそこ戦うのは得意なので……」
高河 ありさ:「活動限界を早めるためには、やっぱり全力しないと、かもしれません」
滝道 晶:「それは…そうだけど!危ないんだって…!」かと言って代わりの案もないのも事実。
若菜美奈人:「ふん」鼻を鳴らして。「俺ほどじゃあるまい」
高河 ありさ:「だって」
高河 ありさ:「この子、こんなに怯えているのに」
高河 ありさ:「私が逃げたら、それこそずっと追われっぱなしです」
高河 早人:「…………」眉間を押さえる。
高河 早人:「すみません。この子は、言い出したら聞かないんですよ……」
丙 亜依:「それは何となくわかります」
丙 亜依:「こっちも覚悟決めるしかないってことか」
滝道 晶:「そんな気はしてました!」ヤケクソ気味に。
若菜美奈人:「問題ないだろうが」
若菜美奈人:「俺たちはUGNだぞ」
高河 ありさ:「…………!」
高河 ありさ:「ありがとうございます」
高河 ありさ:「それから、申し訳ありません! お付き合いください!」ぺこりと一礼。
高河 ありさ:「終わりましたら、個人的にもご優待クーポンを差し上げますね」
高河 早人:「……しっかり帰ってきなさい」
高河 ありさ:「はい、支配……」
高河 ありさ:「お父さん」
滝道 晶:「あーもう、わかりました!やってやりますよ!」
滝道 晶:「でもね!ありさちゃん!出来るだけ脚だけ狙うから!怖かったら避けていいからね!」
高河 ありさ:「ふふ、ありがとうございます」
高河 ありさ:「怖くはありません。だって」
高河 ありさ:「私の脚は、お父さんの特別製だから」
高河 ありさ:かつん、と一歩引いて、深々と礼を。
GM:では、戦闘を開始します。
GM:まずエンゲージ。
[ありさ(6)]
|
(10m)
|
[丙(13)滝道(10)若菜(6)]
GM:現在10m離れています。
GM:それからもうひとつ。
GM:NPCカードとして高河早人が参加します。
NPCカード
"スキュアーズ"高河早人
《百舌の子想い》
タイミング:セットアップ 範囲:シーン(選択)
メジャーアクションの判定ダイスを+2個。シナリオ1回
GM:セットアップ時に使用したい場合は誰かしら宣言ください。
若菜美奈人:たすかる
滝道 晶:ありがたい
丙 亜依:頼りにしてます
GM:勝利条件は、エネミー全ての戦闘不能。
GM:ただし、高河ありさを戦闘不能にすると雷獣が参戦してきます。
若菜美奈人:あっなるほどね
GM:この子も上手く戦闘不能にして捕獲してあげてほしい。
滝道 晶:なるほど…
若菜美奈人:疑似変身ボスみたいなことになるんだ
GM:ということですね。他質問あれば!
若菜美奈人:大丈夫!
丙 亜依:おっけー
滝道 晶:OKです
GM:では1ラウンド目!
■セットアップ■
GM:宣言があればどうぞ。
若菜美奈人:なし
丙 亜依:《螺旋の悪魔》暴走して攻撃力アップ
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を3(→ 3)増加 (84 → 87)
高河 ありさ:《スタートダッシュ》PCたちのエンゲージへ戦闘移動。
若菜美奈人:こっちきた!
滝道 晶:NPCカード、"スキュアーズ"高河早人を使用したいです!
高河 早人:了解しました。
高河 早人:範囲はいかがしましょうか。
滝道 晶:こちらのPC3人で!
高河 早人:やろうと思えば娘のダイスも増やせますが……
滝道 晶:それはちょっと…
高河 早人:了解です。お三方のメジャーアクション判定ダイスを+2個。
高河 早人:シナリオ1回ですので、私はここまで。
若菜美奈人:ワイワイ
滝道 晶:やったぜ
丙 亜依:たすかる
丙 亜依:ぎらついた目で標的を睨みつける。
丙 亜依:加虐の衝動を引き出して戦う自分のスタイルと今の状況は、あまりにも相性が悪い。
丙 亜依:せめて深い呼吸で興奮を逃がす。
丙 亜依:「……大丈夫。私はやれる」
高河 ありさ:そこにとん、軽く踏み切るようなステップ音。しかし。
高河 ありさ:音とは裏腹に、高く跳躍して、宙返り。
高河 ありさ:長いスカートが靡き、あなたたちのすぐ目の前に着地した。
高河 早人:「……リミッターなしだとあそこまで動けるのか……」
高河 早人:「いや、ではなくて」
高河 早人:「先ほどの通り、脚を狙ってください。硬いが、そこが一番消耗を引き出せる」
高河 早人:「よろしくお願いします。ありさを、どうか」
■イニシアチブ■
GM:行動値順では13の丙さんからですが、割り込みのお知らせです。
若菜美奈人:なんだって
丙 亜依:ワーオ
高河 ありさ:《加速する刻》メインプロセスを行います。
高河 ありさ:まず、オートアクションでアームブレードを装備。
高河 ありさ:マイナー、《ライトスピード》2回メジャーアクションを行います。
若菜美奈人:めちゃ動く!
高河 ありさ:働き者です
高河 ありさ:メジャー、《アームズリンク》《コンセントレイト:ブラックドッグ》《MAXボルテージ》
高河 ありさ:アームブレードを使用した白兵攻撃。対象は……行動値の高い丙さん。
丙 亜依:来るか!
高河 ありさ:判定を。
高河 ありさ:10dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,1,3,4,4,4,5,6,7,7]+10[7,10]+10[1,10]+10[7]+5[5]+3 → 48
高河 ありさ:まわったなあ
高河 ありさ:リアクションどうぞ
丙 亜依:暴走中!食らいます
高河 ありさ:ではダメージ。
高河 ありさ:5d10+19
DoubleCross : (5D10+19) → 32[4,7,4,9,8]+19 → 51
高河 ありさ:殺意に自分でもびっくりだよ
丙 亜依:装甲を差し引いても死ぬ!リザレクトします
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を1d10(→ 3)増加 (87 → 90)
GM:省エネ
GM:では軽く演出。
高河 ありさ:「ごめんなさい、避けていただけると嬉しいけど……」
高河 ありさ:くるくると回りながら、右足を持ち上げる。
高河 ありさ:人形のような動きで、かくん、と揺れて、そのまま全力の蹴りを丙さん目がけ放つ!
丙 亜依:避けもせず、ただその身に蹴りを受ける。
丙 亜依:後方に吹き飛ばされながらも、倒れはせず。
丙 亜依:「平気。これで消耗してくれるなら、むしろ望むところ」
高河 ありさ:一瞬遅れてスカートが翻る。まだ消耗は先のようだ。
高河 ありさ:二回目のメジャーを忘れていたよね
高河 ありさ:ということで、また《アームズリンク》《コンセントレイト:ブラックドッグ》《MAXボルテージ》
高河 ありさ:今度はインプラントミサイルを使用した射撃攻撃。対象はPC全員。
高河 ありさ:判定します。
高河 ありさ:10dx8+3
DoubleCross : (10DX8+3) → 10[3,4,5,5,6,6,7,8,9,9]+6[1,2,6]+3 → 19
若菜美奈人:何ィ
高河 ありさ:あっ
高河 ありさ:り、リアクションをどうぞ?
滝道 晶:わ、ワンチャンドッジ!
丙 亜依:こちらはリア不
若菜美奈人:一応ドッジ
若菜美奈人:7dx>=19
DoubleCross : (7DX10>=19) → 10[2,2,5,5,5,9,10]+6[6] → 16 → 失敗
滝道 晶:4dx10>=19
DoubleCross : (4DX10>=19) → 9[3,3,4,9] → 9 → 失敗
高河 ありさ:何もなければダメージ出します
滝道 晶:これバデムで避けます?
若菜美奈人:いや、HP減らしときたいし
若菜美奈人:こちらが《マグネットフォース》します。
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を2増加 (103 → 105)
高河 ありさ:きた……
滝道 晶:了解です
若菜美奈人:滝道くんをカバー。
高河 ありさ:カバー了解です。ではダメージ。
高河 ありさ:2d10+22
DoubleCross : (2D10+22) → 8[1,7]+22 → 30
若菜美奈人:23点の倍で46。死にます
丙 亜依:再死!
高河 ありさ:死……
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を1d10(→ 7)増加 (90 → 97)
若菜美奈人:ホテルへのロイスを切って復活を。
GM:ホテルー!
GM:では再度演出!
高河 ありさ:翻ったスカートを手で掴み。
高河 ありさ:「あの、すみません。ちょっと……はしたない真似を……」
高河 ありさ:瞬間、スカートの中から幾つもの光の筋が飛び出してくる。
高河 ありさ:遠距離攻撃用のエネルギー弾が、あなたたちに襲いかかる!
若菜美奈人:滝道晶の首根を引きずり、脚の可動範囲の外へ引きずり出す。
若菜美奈人:翻したスカートの角度より外には、攻撃は及ばないだろうと。
若菜美奈人:そのまま自分は被弾。
丙 亜依:再度棒立ちのまま攻撃を受ける。
若菜美奈人:意にも介せず悠々と立っている。眼鏡は外した。
滝道 晶:「ぐえっ…!」「って美奈人さん!すいません、ありがとうございます!」
若菜美奈人:「今のは消耗が激しいか?」
若菜美奈人:若菜美奈人のHPを14(→ 14)に変更 (30 → 14)
高河 ありさ:「そこそこ、ですね……!」
高河 ありさ:「もうちょっとお付き合い願います!」
GM:ではやっと行動値通りに丙さんどうぞ。
丙 亜依:ではマイナー《極光螺旋》
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を5(→ 5)増加 (97 → 102)
丙 亜依:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《餓えし影》でありささんを攻撃します
高河 ありさ:おいでませ
丙 亜依:16dx7+4
DoubleCross : (16DX7+4) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,5,6,6,8,8,8,9,10]+10[1,4,4,6,8]+10[10]+10[8]+10[8]+2[2]+4 → 56
高河 ありさ:ヒッ
高河 ありさ:ガード。《電磁障壁》使用
丙 亜依:ではダメージを出します
高河 ありさ:どうぞ……
丙 亜依:6d10+42
DoubleCross : (6D10+42) → 35[6,3,5,7,8,6]+42 → 77
高河 ありさ:こ、こわ
若菜美奈人:殺そうとしてない???
高河 ありさ:まず電磁障壁の分
丙 亜依:衝動と戦いながらの手加減です
高河 ありさ:77-4d10
DoubleCross : (77-4D10) → 77-29[5,10,7,7] → 48
高河 ありさ:わ、いい出目
丙 亜依:結構減らしてくる
滝道 晶:ガードが上手い
高河 ありさ:他、装甲ガード引いて、まだ立ってますね
GM:演出をどうぞ
丙 亜依:ホールのライトが作る陰影。
丙 亜依:その最も暗い場所から生み出されるのは沖細魚。
丙 亜依:細長い円筒形の、速度に優れた魚の形状を取る。
丙 亜依:「狙いは……一点」
丙 亜依:あくまで雷獣の宿る義足のみ。
丙 亜依:「食らいやがれァ!」
丙 亜依:咆哮と共に、黒い一閃が走る。
高河 ありさ:「……!」
高河 ありさ:ガキン!
高河 ありさ:硬い音。持ち上げた脚に、確かにダメージは入っているようだ。
高河 ありさ:「……もう、勝手に防御機構まで使って……!」
高河 ありさ:「やんちゃにもほどがあります! 早くどうにかしないと……!」
GM:次、行動値10の滝道くんどうぞ。
滝道 晶:はーい
滝道 晶:マイナーで《インフィニティウェポン》《ダブルクリエイト》。攻撃力17の白兵武器を2本生成。
滝道 晶:メジャー《コンセントレイト:バロール》《魔弾の射手》でありささんを攻撃。
高河 ありさ:命中判定どうぞ……
滝道 晶:判定直前に紬の魔眼を使用。ダイス+3。
滝道 晶:12dx7+3
DoubleCross : (12DX7+3) → 10[1,1,2,2,3,4,6,6,7,8,9,9]+10[3,3,5,7]+2[2]+3 → 25
滝道 晶:あんま回らない!
高河 ありさ:うーーん
高河 ありさ:ガードエフェクト使っちゃったし、ドッジワンチャン
高河 ありさ:7dx>=25
DoubleCross : (7DX10>=25) → 10[2,2,2,3,9,10,10]+2[2,2] → 12 → 失敗
高河 ありさ:だめ
高河 ありさ:ダメージをどうぞ
滝道 晶:3d10+34
DoubleCross : (3D10+34) → 21[7,6,8]+34 → 55
高河 ありさ:殺意
滝道 晶:上振れ!
高河 ありさ:そのダメージは、正直ほぼ倒れそうだったので無理ですね。一度落ちます。
高河 ありさ:で、《自動体内式除細動器》HP1で復活
高河 ありさ:まだ復活します。
滝道 晶:なんてものを
GM:では、演出どうぞ
滝道 晶:特別製の義肢だけあり動きが速い。
滝道 晶:普通に狙ったんじゃ掠りもしないだろう。
滝道 晶:それならば。
滝道 晶:(1,2,3。1,2,3…)
滝道 晶:ステップの隙間、着地の瞬間を。
滝道 晶:「1,2……そこだっ…!」
滝道 晶:2本のナイフを瞬時に作成。
滝道 晶:投擲のスピードに斥力操作で加速を付与し。
滝道 晶:弾丸のような速さで、膝関節と足首を打ち抜く。
高河 ありさ:「……お見事、です!」
若菜美奈人:「これで……いや」
高河 ありさ:右脚の膝と足首に鋭い射撃を受け、だらりと脚が重たくなる。
滝道 晶:「やった…!?」
若菜美奈人:「……まだか?」
高河 ありさ:インジケーターのランプが消える。
高河 ありさ:だが、まだ片脚だ。
高河 ありさ:とんとん、と片脚で飛びながら、どうにかバランスを取って立っている。
丙 亜依:「もう一息……」
高河 ありさ:「あともう少しです! お願いします」
GM:では行動値6の若菜さんどうぞ
若菜美奈人:はい!マイナーなし
若菜美奈人:メジャーでコンボ「交叉交叉(つばめ)」:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《原初の赤:アームズリンク》《ライトニングリンク》。
若菜美奈人:高河ありさを攻撃。
高河 ありさ:命中判定どうぞ
若菜美奈人:16dx7
DoubleCross : (16DX7) → 10[1,1,3,3,3,4,6,7,8,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,3,3,3,4,6,8,9,10]+10[5,8,8]+10[7,10]+4[1,4] → 44
高河 ありさ:たっかい
高河 ありさ:ドッジします
高河 ありさ:7dx>=44
DoubleCross : (7DX10>=44) → 9[1,3,4,6,6,9,9] → 9 → 失敗
高河 ありさ:ダメージどうぞ!
若菜美奈人:5d10+36 装甲有効
DoubleCross : (5D10+36) → 21[1,7,3,4,6]+36 → 57
高河 ありさ:全員殺意すごいね
若菜美奈人:ダメージダイスは低いから……
高河 ありさ:HP1。復活エフェクトなし
若菜美奈人:よしよし
高河 ありさ:高河ありさは戦闘不能となります
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を9(→ 9)増加 (105 → 114)
高河 ありさ:そして、代わりに雷獣が未行動の状態で出現。
若菜美奈人:若菜美奈人のHPを5(→ 5)減少 (14 → 9)
GM:この雷獣1体を戦闘不能とすれば戦闘終了、かつEロイスの効果は全て解除されます。
GM:演出をどうぞ。
若菜美奈人:杭のような形状の楔を取り出す。
若菜美奈人:それを投げつける。狙いは過たず彼女に――ではなく。
若菜美奈人:その横を通り過ぎて、彼女の真後ろの床に突き刺さる。
高河 ありさ:「……っ」
若菜美奈人:「投入(アクティベート)」
若菜美奈人:周囲の色が白飛びするかのような、強烈な露光。
若菜美奈人:典型的な雷鳴の軌道であるリヒテンベルク図形ではなく。
若菜美奈人:杭と義足を結ぶ架空の架空線に沿った、一筋の直線。
若菜美奈人:遺産との共鳴による、強烈無比な雷閃。
若菜美奈人:バンッ!
若菜美奈人:銃声のような音が、遅れて響く。雷撃のほうが早いためだ。
高河 ありさ:「――――!」
若菜美奈人:露光が去り、酸味のようなイオン臭が漂う。
高河 ありさ:雷閃に撃たれ、残った脚がショート。
高河 ありさ:やがて、焦げたような臭いが遅れてやってくる。床にしゃがみ込む。
高河 ありさ:だが。
高河 ありさ:「……大丈夫、です!」
高河 ありさ:本体である脚以外は気丈に微笑んでいる。
若菜美奈人:「当然だ。そうやってる」にべもなく言い放ち。
若菜美奈人:「手強い装備だった」
高河 ありさ:「特別製ですから」
高河 ありさ:「でも、皆様も相当でした」
高河 ありさ:カタン、と微かに一度だけ脚が動いて。
高河 ありさ:再度の小さな雷光。
雷獣:「ギギギ……!」
雷獣:脚から雷獣が飛び出す。
高河 ありさ:「……あとは、その子をお任せします」
GM:では、雷獣が未行動のため、メインプロセスを行います。
雷獣:ギー
雷獣:マイナー、《雷の加護》《イオノクラフト》判定のダイス増とエンゲージ離脱・5m後退。
雷獣:メジャー、《雷の槍》《光の手》《コンセントレイト:ブラックドッグ》
雷獣:対象は……どうしようかな
雷獣:行動値的には丙さんになっちゃうんだよな
雷獣:よろしく!
丙 亜依:へっ、来なよ!暴走中だぜ?
雷獣:10dx7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[3,3,4,4,4,4,5,6,8,9]+10[1,10]+2[2]+1 → 23
雷獣:じみ
丙 亜依:HPは3もあるぞ!
雷獣:すごーい
丙 亜依:ダメージを…よこしな!
雷獣:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 16[5,2,9]+10 → 26
雷獣:あ、装甲有効
丙 亜依:しにます
雷獣:さっきのも書き忘れてたな。全部有効です。
丙 亜依:雷獣へのロイスをタイタスにして復活
雷獣:ギー……
雷獣:では演出をします。
雷獣:飛び出してきた小さな獣は、恐れるようにあなたたちから飛び跳ねて離れる。
雷獣:そうして、そのまま小さな雷撃を放つ。
雷獣:先ほどの光よりはよほど弱く、速度も遅い。
雷獣:だが、それでも、雷は……人の認識できる範囲よりはよほど速い!
丙 亜依:雷撃を受ける。
丙 亜依:痛みが無いわけではない。
丙 亜依:だがそれは、つい先ほど共振によって伝わった感情に比べればよほど小さなもの。
丙 亜依:「大丈夫。終わらせてあげる」
GM:クリンナップは特にないかな。
GM:省略!
GM:2ラウンド目
■セットアップ■
GM:宣言があればどうぞ。
滝道 晶:ないです!
雷獣:ないです
丙 亜依:《螺旋の悪魔》
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を3(→ 3)増加 (102 → 105)
若菜美奈人:なし!
■イニシアチブ■
GM:では行動値13の丙さんから。
GM:割り込みはありません。
丙 亜依:極光螺旋はシーン一回ゆえ今回は無し…!
丙 亜依:メジャーは先ほどと同じ《コンセントレイト:ウロボロス》《餓えし影》
雷獣:命中判定どうぞ
丙 亜依:14DX7+4
DoubleCross : (14DX7+4) → 10[2,2,3,3,4,5,6,8,8,8,8,8,9,10]+10[2,2,3,5,7,7,8]+10[5,6,7]+10[10]+4[4]+4 → 48
雷獣:たかい
雷獣:冒頭のマスターシーンを思い出していただきたいのですが
雷獣:私は現在暴走しています。
雷獣:ダメージをどうぞ……
丙 亜依:すまんな…
丙 亜依:5D10+22
DoubleCross : (5D10+22) → 28[6,7,2,6,7]+22 → 50
丙 亜依:装甲等は有効です
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を3(→ 3)増加 (105 → 108)
雷獣:ヒイ それは無理です
雷獣:雷獣に装甲とかないよ
雷獣:落ちます。復活エフェクトはなし。
GM:戦闘終了。あなたたちの勝利です。
GM:また、Eロイスの効果は解除されます。
GM:雷獣の暴走は終了。とりあえずは危害を加えることはないでしょう。
GM:演出をどうぞ。
丙 亜依:「怖いのは終わり。悪いのはあなた達じゃないから」
雷獣:「ギ……」
丙 亜依:雷獣に人差し指を向ける。その影から生まれた小さな魚が床を走る。
丙 亜依:影は雷獣の放つ雷光から生まれる影を拾って、徐々に肥大化していく。
丙 亜依:巨大な勇魚となって飛び掛かる。
雷獣:「ギ」
雷獣:「ギュウー!」
雷獣:勇魚に襲われた小さな獣は、悲鳴じみた声を上げる。
雷獣:植え付けられた恐怖を、全て吐ききるような、そんな声だった。
雷獣:やがて、こてん、と床に転がり、弱々しく鳴き声を上げる。
雷獣:「キュ」
雷獣:「キュウ…………」
雷獣:抵抗する気力も体力もないようだ。
雷獣:今ならすぐに捕獲ができるだろう。
GM:その時、若菜さんのポケット内でばたばたと動きが。
若菜美奈人:「うん?」
雷獣:「キュイキュイキュイキュイ!」
雷獣:中で騒いでいるものが居る。
雷獣:「キュイ!」
雷獣:逆さまになって中で寝ていたらしい雷獣は、なんとか脱出を図り、成功する。
雷獣:仲間のところに駆け寄り、ぐいぐいと頭で押している。
高河 ありさ:「……大丈夫ですよ。無事みたいだから」
高河 ありさ:「皆さんのおかげです。ありがとうございました」
滝道 晶:「なんとかなってよかったよホント…」
高河 早人:立てずにいる娘に、ゆっくり肩を貸してやる。
高河 早人:「本当に、良かった。感謝をいたします」
丙 亜依:「はー……無事で良かった……」
若菜美奈人:「……ふん」
若菜美奈人:「こいつらはこんなもんか」
若菜美奈人:(親玉とやらだったらまともに俺とやりあえたのか?)
滝道 晶:「亜依さんと美奈人さんは大丈夫っすか?」
滝道 晶:「俺ばっか無傷で…すいません」
若菜美奈人:「まったく問題ない」
丙 亜依:「そこは立ち回りというか、戦法の違いだかんね」
若菜美奈人:「俺たちの無傷はどうでもいい。問題は」
若菜美奈人:「こっちの無傷だ」高河ありさを見て。
若菜美奈人:「問題なし」
高河 ありさ:「はいっ、問題はございません」
高河 ありさ:支えられてフラフラしてはいるが、元気そうだ。
滝道 晶:「みんな無事でほんと良かった、良かった」
丙 亜依:「よかったよかった! 美少女の怪我はイコール世界の損失だからネ!」
雷獣:「キュー」「キュッ」
若菜美奈人:「ついでにこいつらもな」
雷獣:「キュッ!」
若菜美奈人:「ついでだが」
雷獣:若菜さんの足下に集まってくる。
丙 亜依:「あ!若菜さんやさしーい」
若菜美奈人:「……おい」
滝道 晶:「なんだかんだ気にかけてたんじゃないっすか」笑いながら。
若菜美奈人:「無いのか?入れ物は」
若菜美奈人:「早く用意しろ」
丙 亜依:「ふっへっへ、雷獣たちもよう懐いとる」
高河 ありさ:「はいっ。ラジオとか懐中電灯でいいのかしら……?」
滝道 晶:「みんな懐いてる、羨ましいな~」
高河 早人:「ありさを休ませて、ついでに何か持ってきます。あとはよろしくお願いします」
高河 早人:「改めまして……。当ホテルの危機を救っていただき、ありがとうございました」
高河 早人:「それから、父親として。娘を、ありがとうございました」
高河 早人:深く礼儀正しく一礼。
バックトラック
GM:今回のEロイスは、なぜかふたつ。
GM:《Eロイス:孤独の叫び》《Eロイス:怯えのまなざし》
若菜美奈人:なんでだろ~
GM:振っても振らなくてもいいです
若菜美奈人:一応振ります
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を2d10(→ 10)減少 (114 → 104)
滝道 晶:一応振ります
若菜美奈人:1倍振りします
GM:あとはロイス分をどうぞー
丙 亜依:振らなくていいかな
若菜美奈人:若菜美奈人の侵蝕を5d10(→ 23)減少 (104 → 81)
滝道 晶:119-2d10
DoubleCross : (119-2D10) → 119-10[7,3] → 109
若菜美奈人:5点で帰還!
滝道 晶:残りは通常振りで。
丙 亜依:丙 亜依の侵蝕を5d10(→ 16)減少 (108 → 92)
滝道 晶:109-6d10
DoubleCross : (109-6D10) → 109-36[5,8,6,8,3,6] → 73
GM:おっ、みんないい感じ
GM:全員帰還ですね。おめでとうございます!
若菜美奈人:ワオワオ
滝道 晶:ぎりぎり5点で生還!
滝道 晶:やったー!
GM:さくさくっと経験点配布!
丙 亜依:イエッフー
GM:いつもの5点、シナリオ3点、Eロイス2点! 計10点かな
GM:あとは侵蝕分!
若菜美奈人:15!
GM:全員5点だから15かな。キリがよい
GM:そしたらGMは16点いただく感じになりますかね
滝道 晶:15です!
丙 亜依:もらうぜ!あげるぜ!
GM:ではどうぞ召し上がれー
GM:私ももらう
GM:お疲れ様でした!
若菜美奈人:おつかれさま~
滝道 晶:おつかれさまでした!
丙 亜依:お疲れさまでしたー
エンディング またのお越しを
【雨宿町・ホテル『往来館』サロンルーム】
GM:かつては広間として使われていた、来客用の部屋。
GM:現在は改装され、談話用の天井の高いサロンルームとされている。
GM:場にいるのは高河支配人と、車椅子に乗ったありさ。
GM:それから、UGNからの来客がひとり。
八千代 路夜:「はい、お疲れ様でした」
八千代 路夜:「詳細は報告書を提出してもらうけど、まずは簡単にお話をね」

【八千代路夜・地域親交課課長】あるいは【"リーチパーチ"・UGN雨宿支部支部長】
若菜美奈人:「お疲れ様です」居住まいを正して、深く礼。
GM:たまたま手の空いていたのが彼女のみで、近くに別件があったらしい。
滝道 晶:「お、お疲れ様です」微妙に緊張。
丙 亜依:「えっへっへ、支部長のご尊顔を拝見すれば疲れも吹き飛ぼうというものですよぉ」
高河 ありさ:「お疲れ様でした……!」
八千代 路夜:「まず、結局騒霊現象というのは、目新しい異変ではなかった、ということかな?」
若菜美奈人:「はい。例の雷獣事案の残滓です」
八千代 路夜:「なるほど。こちらで対応方法がわかっていたのは何よりでした」
八千代 路夜:「迅速に片付けてくれたのもね」
若菜美奈人:「ええまあ……」言いよどむようにして。
若菜美奈人:「3人も当たれば当然です」
八千代 路夜:「ふふ、あなたたちだったから良かったの、って褒めさせてくれないかしら」
滝道 晶:「最後以外は上手くいった…っすかね?」
丙 亜依:「おおふ……ありがたきお言葉……!」
丙 亜依:「しかし滝道くんの言う通り、ありささんにご協力をいただいての結果でございますです」
八千代 路夜:「それでも、ホテル内で状況を留めたのはいい判断でした」
八千代 路夜:「ありささんの脚の件は、こちらでもまた検討して支援をしますので」
高河 ありさ:「……はい」
高河 ありさ:車椅子の上で、それでもさほど気にしてはいなさそうだ。
八千代 路夜:「ホテル内の後処理も、すぐに行えるはず」
八千代 路夜:「あとは……そうね」
八千代 路夜:「何か、今回気が付いたことはあった?」
八千代 路夜:あなたたち三人を順繰りに見る。
若菜美奈人:「……」2人を見て促す。
滝道 晶:「気づいたこと…うーん、アレっすかね?」
八千代 路夜:「なんでもいいの。いつもと違うこととか、引っかかりとか」
八千代 路夜:「アレ?」
丙 亜依:「現象自体は今回も雷獣が引き起こしたもの、なんですけど」
八千代 路夜:「ええ」
丙 亜依:「問題はその暴走の原因です」
八千代 路夜:「普段のように、本能的に動いている、というだけではなかった、ということ?」
丙 亜依:こくりと頷く。
滝道 晶:「ほんの少しだけっすけど、雷獣達がこのホテルにくる前の記憶を見たんですよ」
滝道 晶:みんな見たよね?という目線を送る。
八千代 路夜:「ああ、いつもの共振ね」
八千代 路夜:わかるわ、という顔で話を促す。
若菜美奈人:「いつもの。あれが」
若菜美奈人:言外に異常なものだ、のニュアンスをにじませて。
滝道 晶:「その中で、雷獣になんかする人間…たぶん人間を見ました」
丙 亜依:「うん。少なくとも人型をしたものが、雷獣たちに影響を及ぼしたんです」
八千代 路夜:「……暴走が人為的だった、ということ?」
八千代 路夜:「人為的、という表現はそうね、早計かも」
八千代 路夜:「人か、レネゲイドビーイング、あるいは……既にジャーム化している何か」
八千代 路夜:「そういうものが関わっている可能性がある、ということね」
滝道 晶:「顔…は見え…見えた?」俺は見えなかったと表情で。
丙 亜依:ふるふると首を横に振る。
若菜美奈人:首を横に振りながら。「……ファルスハーツの可能性は?」
八千代 路夜:「もちろん、なくはない」
八千代 路夜:「この辺り、手出しをされることは少ないんだけど……」
八千代 路夜:小さい町だしね、と笑う。
若菜美奈人:確かに、と声を出す。
滝道 晶:「確かにあんま聞かないっすね、FH」実際に会ったこともない。
丙 亜依:「『受け取ってくれるかい?』『……僕の、友情と恐れを』と。そう言っていました」
八千代 路夜:「もちろん、外部から干渉があった可能性はあるし……」
八千代 路夜:「友情?」
丙 亜依:無表情ながら硬く拳を握り、記憶をたどりながら呟く。
滝道 晶:「そういえばそんなこと言ってたな。亜依さんよく覚えてんね~」
丙 亜依:「許せないからね」
若菜美奈人:「そいつがジャームであるなら、友情というのは」
若菜美奈人:「同化なりを狙っている可能性はある」
八千代 路夜:「あり得る。実際、暴走を引き起こしていたのだし」
八千代 路夜:「……この件はもう少し調査が必要ね。他にも思い出したらなんでも教えてほしい」
若菜美奈人:「遭遇時の対応は?」
八千代 路夜:「接触は危険と見ます。撤退し、まずは支部への連絡を徹底して」
若菜美奈人:「……」その顔を見て。「了解」
八千代 路夜:「その際、特に外見情報については報告が欲しいかな」
若菜美奈人:「判断を支持します。そのように」
丙 亜依:「了解です」
八千代 路夜:「誰ともわからない相手を追うのは、やっぱり難しいものね」
滝道 晶:「了解っす…外見かー」そういえば、と。
滝道 晶:「アイツ、顔は見えなかったけど笑ってた気がする」
八千代 路夜:「…………」
八千代 路夜:「これは個人的な意見ですけど」前置きをして。
八千代 路夜:「好きにはなれなさそう」
若菜美奈人:「個人的な意見ですが同意です」
高河 ありさ:「そうです、あの子たち、あんなに怯えていたのに……!」
丙 亜依:「私はもう嫌いです」
滝道 晶:「俺も俺も。あーいうのは質悪いっすよ」
八千代 路夜:「でも、その質の悪い相手を、今回」
八千代 路夜:「被害範囲が少ない時点で察知できた」
八千代 路夜:「それは本当に、あなたたちのお手柄だから」
丙 亜依:「ですよねぇーーー!!!」
丙 亜依:「まいっちゃうなあ! これは支部長から特別なご褒美が! あるのでは!」
若菜美奈人:「はっ」一礼して。
八千代 路夜:「いきなり元気になるからびっくりしちゃった」
若菜美奈人:「調子に乗るな」
滝道 晶:「うっす、ありがとうございます」へらっと笑う。
丙 亜依:「一日デート券!? ペア温泉旅行券!? はたまた……」
八千代 路夜:「ご褒美か……そうねえ……」
八千代 路夜:「手を出して?」
八千代 路夜:三人に。
丙 亜依:「はいっ!」ずずいと手を出す。
八千代 路夜:その手の上に、ころん、と飴玉の包みが転がる。
八千代 路夜:「ふふ、もうじきハロウィンだからって、一応用意してあるの」
若菜美奈人:「はあ」遅れて出した手に転がされたそれを見る。
八千代 路夜:「よかったらどうぞ。喉にもいいし」
丙 亜依:「オオオオオオオ」
滝道 晶:「飴ちゃんっすね。…ああハロウィン!」思い出したように。
丙 亜依:「神の食物……私はもう一生かけてこの飴玉をなめて生きる!」
八千代 路夜:「物理法則には従ってね」
滝道 晶:「亜依さんならなんかわりと1ヶ月ぐらい耐えてそうだ」
若菜美奈人:「飴一つで大げさな……」包みを開けてもう食べている。
若菜美奈人:「給与も飴にしたほうがいいんじゃないですか」
八千代 路夜:「虫歯になっちゃう」
若菜美奈人:ボリボリと噛み砕いている。
丙 亜依:「速いんじゃい!! もっと味わって食え!」
滝道 晶:「あ、なんか懐かしい味だ」ころころと口の中で転がしてる。
八千代 路夜:「その人物の調査と、それからこれまでの事件に関わっていたかどうかの精査、この辺りは持ち帰って行います」
若菜美奈人:「人の食事にケチをつけるな」
八千代 路夜:「あなたたちのお仕事は、あとは報告書かな」
丙 亜依:「それは確かに」
八千代 路夜:「ゆっくり飴でも舐めながら、お願いね」
滝道 晶:「げっ…」と露骨に苦い表情をする。
若菜美奈人:「……」
丙 亜依:「書きますとも……愛を込めて!」
若菜美奈人:「じゃあ任せる」
滝道 晶:「お、俺も任せ…」
丙 亜依:「は?」
八千代 路夜:「そんなに報告書が好き? 嬉しいなあ」微笑んでいる。
若菜美奈人:「適材適所だ」
滝道 晶:「すんません手伝ってください」プライドは、ない。
丙 亜依:「支部長命令」
丙 亜依:「嫌とは言わせないぞ」
滝道 晶:「……へーい」観念したように。
若菜美奈人:「……」
滝道 晶:「美奈人さん…一緒に頑張りましょ…」
八千代 路夜:「よろしくね。三人とも」笑顔を向ける。
若菜美奈人:「……了解」舐め終わった飴を飲み込む。
丙 亜依:「ではでは! 諸々お騒がせしましたが、このへんで!」高河親子の方にに向き直り、ぺこりと頭を下げる。
丙 亜依:「今度はプライベートで遊びに来たいですー」
高河 ありさ:「はい! とても助かりました。ありがとうございました」ぺこりとお辞儀。
高河 早人:「ぜひ、ご用の際は当館をご用命ください」
高河 ありさ:「クーポン、利用期限はなしにしてありますから」
若菜美奈人:「また何かあればすぐに言え」
若菜美奈人:「駆けつける。UGNはそういうところだ」
滝道 晶:「支配人の料理、美味しいって噂なんで必ずまた来ます」
高河 ありさ:「……はい」こくりと頷く。
高河 早人:「今回はご馳走できず、残念ですが」
高河 早人:薄く笑う。
高河 早人:「食堂だけでもご利用は可能ですので。よろしければ是非」
丙 亜依:「食べに来ます! いや、待て……私には支部長の飴玉が……どうすれば」葛藤する。
若菜美奈人:「本気で言ってたのか」呆れる。
八千代 路夜:「……飴はまたあげるから……」
滝道 晶:「そん時はまた3人で来るんで!たぶん!」
高河 ありさ:「はい。いつでも歓迎いたします」
若菜美奈人:「……」露骨に嫌そうな顔をする。「3人で……?」
高河 ありさ:口調は丁寧だが、笑顔は接客用というには華やかで。
高河 ありさ:心からの歓迎をあなたたちに示していた。
高河 ありさ:「では、皆様。ホテル『往来館』」
高河 ありさ:「ご来館、ありがとうございました」
高河 ありさ:「またのお越しを、お待ちしております!」
エンディング2 エピローグ
【雨宿町・ホテル『往来館』従業員私室】
GM:そう広くもない、清潔感のある整った私室。
GM:UGNの面々が処理を終え、帰った後。
GM:ベッドに腰かけた娘の左脚は膝から下が外され、横の男の手元で修繕を施されている。
高河 ありさ:「……あのね」
高河 早人:「なんだ」
高河 ありさ:「次の噂はなんとなく、想像がついているんです」
高河 ありさ:「『夜中に、ホールで一人で踊る女の幽霊が出るらしい』ですよ」
高河 ありさ:「もうー、本当に嫌ー。何やっても幽霊ホテルー」
高河 ありさ:ぼすん、とベッドに倒れ込む。
高河 ありさ:「UGNさん、その方が真相が紛れるからーって、そういう噂はほっておくんですもん」
高河 ありさ:「いいけどー! 来ていただけなかったら、騒霊のままでしたしね」
高河 早人:「いいのか」
高河 ありさ:「噂は良くないですけど!」
高河 早人:「……ほら」
GM:かたん、と音がして、義足が接地した。
高河 早人:「焼けた箇所は総交換した。セキュリティはまだ課題なんだが……」
高河 早人:「それでも、今回みたいな事態には対処してある」
高河 ありさ:「雷獣が来ても弾けます?」
高河 早人:「いや、そこまでは個人では無理だな。外部からの負荷がかかるとシャットダウンする」
高河 ありさ:「私は倒れっぱなしじゃないですか」目をじとりと向けて。
高河 ありさ:「……でも、ありがとうございます。いつも」
高河 ありさ:「何があっても、私を助けてくれて」
高河 ありさ:「どんな噂が流れても、この館を手放さないでいてくれて」
高河 ありさ:「お父さん」
高河 早人:「久しぶりに呼ばれたな。お前はずっと反抗期だから……」
高河 ありさ:義足をセットする。少々のラグがあり、それから、足は自然に動き出す。
高河 ありさ:とんとん、と爪先を床に軽く打ち付ける。
高河 ありさ:「……少し軽い?」
高河 早人:「今回のデータで最適化した部分もあるからな。いいこともあった」
高河 早人:「幾らでも踊れるぞ」
高河 ありさ:「それは別にいいですってば!」
高河 ありさ:「もう!」
GM:狭くて暖かい、騒音の消えた部屋に、少し抑えた笑い声がふたつ。
GM:ホテル『往来館』。営業は無事に続きそうだ。
『リプレイ・ドロップ 雨宿町騒霊会〜ホテル・ミスティレイン〜』了