リプレイ・ドロップ
雨宿町後追~稲妻をつかまえて~
その1・渡書店にて


メイン 見学



PC1:"星喰"天野 晴乃/月乃(あまの・はるの/つきの)キャラシート)PL:切子圭
PC2:"ヒガンバナ"緋乃 凍花(ひの・とうか)キャラシート)PL:かあねりあん
GM:さささ

目次




プリプレイ


GM:では、セッションを開始します。
GM:今回は雨宿町を舞台にしたショートセッション!
GM:まずPC紹介から、行動値順にしましょうか。
GM:天野さんたち先にお願いします。
キャラシート
天野晴乃:はーい!
天野晴乃:天野晴乃、16歳高校生!
天野月乃:天野月乃16歳、市立篠月高校の生徒です
GM:ふたりおるで
天野月乃:一人の中に二人いる、二重人格者です。
GM:おった……
天野月乃:どっちが主かは本人たちも知りません
天野月乃:古い家の生まれだからとか、街の性質がとか色々仄めかされていますが、実際は不明です
天野晴乃:シンドロームはウロボロス/モルフェウスのアタッカー
天野晴乃:晴乃が物質破壊能力
天野月乃:月乃が物質創造能力
天野晴乃:それぞれを生かして、アタッカーとサポーターをやります
GM:つよい……
天野晴乃:性能的には原初の赤:腐食の指先で装甲を割れて砂塵霊を2回打てる感じ!
GM:こわいのだ
天野晴乃:今回で三回目だけど、街の事もっとしれたらいいなー!って感じで
GM:知ってー
天野月乃:よろしくお願いいたします
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトは共通ですので後に貼りますね。
天野晴乃:はーい!

GM:では次は緋乃くんどうぞー
キャラシート
緋乃凍花:ああ。
緋乃凍花:「おれが守る。もう二度と、あんなことは繰り返させない」
緋乃凍花:緋乃凍花(ひの・とうか)。礼儀正しく生真面目な15歳の高校1年生。
緋乃凍花:小柄で童顔の男の子です。その辺がちょっとコンプレックス。
GM:かわいい
緋乃凍花:かわ……
緋乃凍花:そうか。ありがとう…………そうか……
緋乃凍花:雨宿町の旧家に生まれましたが、6年前、『焔の怪人』に家族もろとも帰る家を焼かれ、
緋乃凍花:その最中に覚醒して生き延びた過去を持ちます。
緋乃凍花:そんな男の子ですが、焔の怪人への怒りを心の奥にしまいこみ、
緋乃凍花:自分のような境遇の人が二度と出ないよう、家に代々伝わる霊剣『火輪』を手に
緋乃凍花:UGNの一員として戦う道を選びました。
GM:えらい……
緋乃凍花:誰にもおれのような思いはしてほしくないからな
GM:尊いことです
緋乃凍花:いや……おれは長男だから……
緋乃凍花:性能は白兵。鬼切りの古太刀に《炎神の怒り》《煉獄魔神》を乗せ、
緋乃凍花:100%からは《ライトスピード》も合わせて殴るオーソドックスな剣士です。
緋乃凍花:チルドレンらしく《バディムーヴ》も持ってきました。
GM:隙がない!
緋乃凍花:いや……おれはまだまだだ。もっと精進しないとな
緋乃凍花:(160点になるとカバーリングが生えますが、今回はナシ)
GM:ますます隙がない
緋乃凍花:今回も(今回から)町の守護者として人々の暮らしを守って行こうと思います。
緋乃凍花:よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:天野さんたちは以前も参加していただいており、
GM:緋乃くんは今回が初ということで、楽しみです。
天野晴乃:たのしみー
緋乃凍花:わくわく!
GM:なかよくしてねー
GM:では、共通ハンドアウト貼ってきます。

【共通ハンドアウト】
シナリオロイス:雷獣or導入NPC
あなたたちは、UGN雨宿支部に関わるオーヴァードだ。
今日の仕事は、処理部の手伝い。
先日大発生した雷のRB、『雷獣』が町のあちこちで未だ騒動を起こしているようだ。
あなたたちに与えられた任務は、雷獣を探し出し、無事捕獲すること。
張り切ってやってみよう。


GM:はい、ちっちゃいレネビが騒ぎを起こしているため、みんなで探して捕まえよう作戦です。
天野晴乃:張り切ってやってみよう!
緋乃凍花:天野。ゴム手袋とか、長靴とか、用意した方がいいのか?
GM:悪ではないが、ちょっと迷惑なので……
GM:触るとビリビリする可能性は高いですね。
天野月乃:一応用意しましょう
GM:じゃあフレーバーアクセサリ「ゴム長」を差し上げます。
GM:「ゴム手袋」だった
GM:触ってもフレーバービリビリしないです。
天野晴乃:言っ得!
緋乃凍花:デレレレー(ゴム手袋を掲げる音)
GM:そういう感じで、さっくりトレーラーを流して始めていきますね。
GM:はじまりはじまりー
天野晴乃:はーい

某県雫原市・雨宿町。
昔ながらの町並みと、新興の住宅地とが入り交じる町。
この町には古くから、『あやし』と呼ばれるレネゲイドビーイングが多く住まっていた。
山際に聳える『化生岩』の活性によるあやしたちの増加。
町役場や業者を隠れ蓑とするUGN雨宿支部は、今日も何かと忙しい。



今回は、後始末の物語。
大事件の後も、全てが綺麗に片付くことなどなかなかない。
そんな中で動いている、小さな、しかし大事な仕事の物語だ。


事件の後の始末、というのが俺ら処理部の仕事です。
全部済んだ後だから何もないはず、なんてことは全然なくて……。
大抵は、別の小規模な事件に巻き込まれるばっかりで。はあ。
え、嫌な仕事かって言うと……そんなこともないですね。
面倒の種を先に摘める、えーと、やりがいのある職場です。
ほら、例えばこんな風に、ちっちゃな雷を見つけたりして。


ダブルクロス The 3rd Edition『リプレイ・ドロップ 雨宿町後追〜稲妻をつかまえて〜』

あの、べ、別に言わされて言ってるわけではないですからね!
ほんとですよ!



GM:始める前に、まずミドルシーンでの行き先と同行NPCを1d10のチャートで決めたいと思います。
GM:RoCなので、もし希望があれば選んでもいいですし、別に足してもOK。
GM:場所はダイスでいいかな?
緋乃凍花:そうですね。場所はダイスでよろしいかと。
緋乃凍花:天野、いい?
天野晴乃:いいわよー

1 駅前・カラオケボックス『キャロル』
2 新市街・マンション『ピニオン雨宿』
3 駅前・焼鳥屋『やきとり かもめ』
4 旧市街・旅館『雁ヶ音』
5 町役場近辺・公共施設『雨宿わくわくホール』
6 商店街・電気店『ヒライデンキ』
7 町役場近辺・喫茶店『オペラ』 
8 駅前・ファミリーレストラン『サエズリヤ』
9 旧市街・古書店『渡書店』
10 新市街・スーパー『サンワトリー』


GM:じゃあ天野さんが代表して1d10をどうぞ!
天野月乃:じゃあ私が
天野月乃:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

天野晴乃:らしい所引いたわね
GM:9 旧市街・古書店『渡書店』
GM:ではここで何か騒ぎがあったということで、OPの後向かってもらいます。
天野晴乃:はーい!
緋乃凍花:りょ!
GM:NPCはざっくり指定があったので、じゃあ緋乃くんに1d4をお願いします
GM:リストだけは貼っとこ

1 "トート"時田久則・調査部・処理部主任
2 "來火=ジェイトーカー"鈴掛喜一・調査部員
3 "ヒルカクロフ"戸神富久郎・処理部員】
4 "玄斬坊"早川彦山・研究部主任
5 "ブルームルーム"花鶏純・装備部主任
6 "タイニーヘラルド"柘植小遥・資料室担当


緋乃凍花:1d4?
GM:あ、天野さんがある程度絞ってたので
GM:その中で上から順かなって
緋乃凍花:あいよっ
緋乃凍花:そーれ ころりんちょ!
緋乃凍花:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1

GM:一番上は
GM:2 "來火=ジェイトーカー"鈴掛喜一・調査部員
GM:お前張本人じゃねーか!
緋乃凍花:ハハッ
GM:天野さんとも知り合いです。よろしくしてあげてね
天野晴乃:よろしくねー
GM:調査部のちょっと軽めで眼帯で、最近中身がRBだと判明しましたが元気です
GM:そういう男子
緋乃凍花:落ち込んだりもしたけれど、彼は元気です
GM:では、オープニングは彼からざっくりと依頼をしてもらい、向かうぞ!という流れになります
天野晴乃:はーい!
緋乃凍花:うおー!
GM:30分以内という感じかな。さっくりといきます


オープニング


GM:お二人とも登場侵蝕をお願いします。
天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を1d10(→ 2)増加 (39 → 41)
緋乃凍花:緋乃凍花の侵蝕を1d10(→ 2)増加 (43 → 45)
GM:おそろい


【雨宿町・『(株)ピカピカ』・社内】

GM:UGN雨宿支部では先日、"破多々"という名の強力なジャームとの交戦が行われていた。
GM:当該ジャームは無事対処され、封印という形を取ったが、呼び出され使役されていた『雷獣』と呼ばれるRBは町に残っている。
GM:有害という程ではないが騒ぎを起こしがちな彼らを、支部は今回まとめて捕獲し、どうにか保護や指導をしていく決定を下した。
GM:そのための人員として呼ばれたのが、あなたたちだ。
GM:ここは町の便利屋。支部の一部機能を担っている。
GM:その小さなオフィス内に、眼帯の青年がひとり。
鈴掛 喜一:「そういうわけで、ざっくりとはこんな感じ」

【鈴掛喜一・『(株)ピカピカ』営業担当】あるいは【"來火=ジェイトーカー"・UGN雨宿支部調査部員】

GM:先日の事件にも深く関わった支部員だ。
天野月乃:「なるほど、雷獣の捕獲ですか……」
鈴掛 喜一:「そ。まあなんというか……機械が好きなんだよね」
緋乃凍花:「まだそこらにいるんですね。おれの部屋にも一匹来ましたが」
鈴掛 喜一:「ほっとくと潜り込んじゃう。悪気は全然なし」
鈴掛 喜一:「お、良くしてやってね。電池とか好きよ」
天野月乃:「緋乃くんの部屋にも? 随分とすばしっこいんですね」
緋乃凍花:「懐中電灯とじゃれてます」(レンジがやられたことは黙っておこう)
天野晴乃:「で、平和的に捕獲作戦ってわけ?」
鈴掛 喜一:「そうそう」
鈴掛 喜一:「そのままじゃ機械を壊しちゃったり、動かしちゃったり」
鈴掛 喜一:「どうしても騒ぎになっちゃうからねえ」
天野月乃:「不慮の事故の元ですものね」
鈴掛 喜一:「病院なんかはさすがに重点警戒してっけどね」
緋乃凍花:「古い木造家屋なんかは、火事になったら目も当てられない」
天野月乃:「ああ、それは悪戯では済みませんね……早くなんとかしてあげないと」
天野月乃:「お互いにとって良くないです」
鈴掛 喜一:「そういうことー」
緋乃凍花:「ああ。おれたちも及ばずながらお手伝いさせていただきます」
鈴掛 喜一:「……できるだけ、痛めつけないであげてくれるかな」
天野晴乃:「頼りにしてるわよ、凍花!」
鈴掛 喜一:「それこそ、お互いのためっつうかね」
天野月乃:「え? それはもちろん……そうしますが」
緋乃凍花:「お前もな。晴乃」
鈴掛 喜一:「ん。そうしてくれるとありがたいや」
緋乃凍花:「刺激しすぎて余計に被害を出させてもいけない。……大丈夫」
天野晴乃:「何? 喜一の個人的な頼みも入ってる感じ?」
緋乃凍花:「鍛錬は重ねていますから。やりようはありますよ」
緋乃凍花:肩に下げた刀袋を背負い直す。
鈴掛 喜一:「まあ、そう。うちにもいるんだよ、四匹」
鈴掛 喜一:「大家族になっちゃって、もう大変」
天野晴乃:「なるほどねー……ふーん」
天野晴乃:「喜一、なんか雰囲気変わった?」
鈴掛 喜一:「……え?」
天野晴乃:臭いをかぐような動作の後、首を傾げて
鈴掛 喜一:少し左目を瞬かせる。
天野月乃:(そう? いつも通り……に見えるけど)
鈴掛 喜一:「変わったかもね? いろいろありましたから」
緋乃凍花:「肩の力が抜けましたか? そんな空気がある」
緋乃凍花:「おれの思い違いでなければ、ですが」
天野晴乃:「そっか、色々ね…! 良い事だったらよし!」
鈴掛 喜一:「すげーな、高校生……」
天野月乃:「訓練を積んでる子は違いますね……」
鈴掛 喜一:「あ、ちなみにね。機械に取り憑いた雷獣の件」
鈴掛 喜一:「大体脅かしたり、壊れない程度に衝撃を与えれば逃げちゃうから」
鈴掛 喜一:「まずはどこかに隠れてないか探して追い出すとこからよろしく」
天野月乃:(私には、いつも通りの優しそうな鈴掛さんに見えるけどな……)
緋乃凍花:「わかりました」
天野晴乃:「なるほどね……つまりテレビを叩くときね!」
緋乃凍花:「加減しないと、苦情が来るぞ。ピカピカに」
鈴掛 喜一:「昭和のテレビすね、それ」
天野月乃:「いつの時代の話を……」
天野月乃:「ともかく、対応法了解です。」
緋乃凍花:「素手で触るとビリッと来るからな。ゴム手袋を借りて行こう」
緋乃凍花:「ありますよね?」
天野月乃:「えっと……緋乃くん、よろしくお願いします……」
鈴掛 喜一:「あるよー、便利屋舐めんなよ」
緋乃凍花:「ああ、よろしく。月乃」
鈴掛 喜一:その辺からさっと取り出してくる。
天野月乃:「あ、そうでした、借りて行きましょう……」
鈴掛 喜一:「向かう場所は、まず旧市街の『渡書店』てとこ」
天野月乃:(相変わらず、突然話しかけても間違えないなぁ……)
天野月乃:「あ、本屋さん……ですか」
鈴掛 喜一:「あんまり機械もなさそうなところだけど、目撃はされてるみたいだしーという感じ」
緋乃凍花:「古本屋だな。配線がショートしたら危ない」
天野晴乃:「うげぇ、文字の山? 紙の中には隠れらんないでしょうし、絞りやすいのかしらね」
鈴掛 喜一:「気が付くー」
天野月乃:「ええ、火事にでもなったら大変です……」晴乃の台詞は無視
鈴掛 喜一:「その通り。悪気ないんだよ、ほんと」
緋乃凍花:「わかってます。……よし」
鈴掛 喜一:困ったように笑う。
緋乃凍花:「じゃあ、準備が出来たら行こう。二人とも、忘れ物はないか?」
天野月乃:「いい子たちでは・・・あるんですね」鈴掛の言葉に
天野晴乃:「おーけい! 早速……ピカピカ捕獲組出動! って感じで行きましょうか!」
鈴掛 喜一:「こっちは問題なく? バックアップは任せて」
天野晴乃:凍花の手を引いてよっしゃいくぞー! と拳を突き上げる。
緋乃凍花:「お願いします」と頷きながら曳航されていく。

GM:ロイス取得のみできます。
GM:シナリオロイスは鈴掛に取っても雷獣に取ってもオッケーです。
天野 晴乃/月乃:雷獣 ☑好奇心・庇護/不安・恐怖
天野 晴乃/月乃:前半晴乃、後半月乃です
緋乃凍花:雷獣に ●捕獲/ささやかな脅威 にて。


ミドル


GM:お二人とも登場侵蝕をお願いします。
天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を1d10(→ 1)増加 (41 → 42)
GM:省エネだな……
GM:お二人? お三人?
緋乃凍花:緋乃凍花の侵蝕を1d10(→ 9)増加 (45 → 54)
緋乃凍花:ウオーッ
GM:あっ上がった

GM:このシーンではまず判定を行います。
GM:チャートで決定した場所に到着したあなたたちは、雷獣がどこに隠れているかを探さなければなりません。
GM:全員〈知覚〉、任意の〈知識〉、〈交渉〉、任意の〈情報〉のうちいずれかを使用して判定を行ってください。
GM:目標値は7です。
GM:失敗しても話は進みますが、その分クライマックスの際に雷獣が《加速する刻》を使用して先制攻撃を行ってきます。
GM:また、判定を行うとがんばったので侵蝕が30上昇します。
GM:なお、同行NPCによってボーナスが少しだけあります。

GM:鈴掛喜一:〈情報:噂話〉判定達成値に+1

天野晴乃:頼りになる!
GM:以上、それぞれ判定をどうぞ
GM:あと質問があればどうぞ
緋乃凍花:あっ、お金は使えますか?
GM:はいはい! 使えます
緋乃凍花:(がまぐちを開く)
天野晴乃:やったー!
GM:君らお金持ちね……
GM:(12と8)
GM:10か
天野晴乃:ちょっとこっちも色々あって……
緋乃凍花:そう、パトロンをいっこ増やしたので
緋乃凍花:バイトでもしてるのかな
GM:旧家はよーーー
GM:判定どうぞー
天野晴乃:じゃあたしから振るか
緋乃凍花:GOGO!
天野晴乃:コネ:噂好きの友人を起動、次回から喜一かクラスの知り合いにしておこう
鈴掛 喜一:ボーナスもどうぞ
天野晴乃:3dx+2>=7
DoubleCross : (3DX10+2>=7) → 10[7,10,10]+8[7,8]+2 → 20 → 成功

GM:たっか
天野晴乃:ええ……
緋乃凍花:通常の3倍
GM:はい、非常にわかりました。詳細はロールででいいかな
GM:では緋乃くんもどうぞ!
緋乃凍花:じゃあこっちは情報:UGNで振ってみましょう。多角的な調査だ
緋乃凍花:(2+2)dx+2>=7
DoubleCross : (4DX10+2>=7) → 10[5,6,8,10]+5[5]+2 → 17 → 成功

GM:君ら……!
緋乃凍花:通常の2.5倍
GM:成功です。大変わかりました。
GM:えー、ではあなたたちは古本屋の中の、じゃあ時計とレジに雷獣が取り憑いているのを無事発見しました。
GM:あとはロールで追い出せば、クライマックスに突入できます。


【雨宿町旧市街・古書店『渡書店』】

GM:独特の埃っぽい匂いのする店内。
GM:どこか褪せたような色彩の店の中、店主は避難をしているようだ。
GM:今のところ、雷獣が姿を見せる様子はない。
天野晴乃:「んー…出てこない!!」
天野晴乃:「おーい、でてこーい!」
鈴掛 喜一:「警戒してんのかな……?」
天野月乃:「ちょっと月乃、そんなに叫んだら逆効果だって……」
緋乃凍花:「思ったより手こずりそうだな、これは」コンセントの周りをごそごそしている。
天野月乃:「だと思います、隠れられる場所が少ないって事は潜ってるって可能性を考えるべきでした……」
天野晴乃:「まあでも、手当たり次第当たれば時間の問題でしょ」
天野月乃:「またそんな気楽な……」
緋乃凍花:「売り物の本、結構あるぞ。これ全部どかすのか?」
鈴掛 喜一:「そこまでやると大事かなあ。やっぱし電気関連を探して……」
天野月乃:「できれば、あまり動かしたくはないですね……」
緋乃凍花:「となると、そうだな……」
緋乃凍花:辺りを見回し。
緋乃凍花:「あ。電灯はどうだろう」天井を指す。
鈴掛 喜一:「ああ、電灯はわりと好き」
天野晴乃:「あ、たしかにありそうね」
緋乃凍花:「じゃあ、早速……」
鈴掛 喜一:「あと小さいから、大型の機械にはあんまり憑かないすかね。車で逃げたりとかはあんまない」
緋乃凍花:「………」天井を見上げたまま。
緋乃凍花:「~~~っ」手を伸ばして。
緋乃凍花:「……くっ……」
天野晴乃:「……とっ!」
天野晴乃:凍花を腰から抱きしめ、持ち上げる
緋乃凍花:「うおお!?」
天野月乃:(ちょっとー!?)
緋乃凍花:「晴乃だな!? やるなら言え!」
天野晴乃:「どう、とどきそう?」
天野晴乃:「いや思いついたら身体が動いちゃって、持ち上げるに丁度良い感じだし」
緋乃凍花:「ちょうど良いってなんだ……! 同じくらいだろ!」
緋乃凍花:「同じ……くらい……」
天野晴乃:「だったら1.5倍すれば丁度良く届くじゃない!」
緋乃凍花:「同じくらい、なんだよな……」
天野晴乃:「ふんぬ……いや、でもアンタ意外と筋肉ついてて……おも……」
鈴掛 喜一:「はは、仲良し」ニヤニヤしている。
天野晴乃:「くっそー、同じくらいなのに……うらやましー!」
緋乃凍花:「女子が重くなったって嬉しくないんじゃないのか?」
緋乃凍花:「くそ。あと、ちょっと……」
天野晴乃:「もうちょっとだ、頑張れ頑張れ凍花!!」
天野月乃:「(無言で泡を吹いている)」
緋乃凍花:「くおお……!」ようやく、と言った体で震える指が電灯のカバーに掛かり。
天野晴乃:ギュッと強く抱きしめ、凍花の身体を持ち上げ。
緋乃凍花:「お……外れ、んんっ!?」
天野月乃:(はや、はやはや……はやくー!!!)
緋乃凍花:「バカ、そこ、脇腹……!」
緋乃凍花:思わず身をよじって。
緋乃凍花:バランスが崩れて。
天野晴乃:「え?」手を動かして
緋乃凍花:「あっ」カバーに掛けていた指が外れて。
天野晴乃:そのまま身体が傾ぎ
緋乃凍花:支えていた晴乃に体重が全て圧し掛かって。
天野月乃:(……!)晴乃の意識を弾き飛ばし
天野 晴乃/月乃:二人で地面に倒れ込む
緋乃凍花:その上に覆いかぶさるように倒れ込んだ。
天野月乃:「つっ……」
緋乃凍花:「痛たた……は……」
天野月乃:地面を直前でクッション化させたことで、二人に怪我はない。
天野月乃:「大丈夫ですか、緋乃く……ん!?」
緋乃凍花:「じゃないな。月乃か、助かっ……」ふに。
天野月乃:体勢に気が付き、顔がみるみるうちに真っ赤になっていく
天野晴乃:(あっはっはは、凍花大胆ー!)
緋乃凍花:何やら。
緋乃凍花:柔らかい感触に。
緋乃凍花:埋もれているような。
天野月乃:「笑ってる場合じゃないでしょう! 誰のせい……ひゃっ!?」
天野月乃:「ひひひ、緋乃くん、はやはや……」
天野晴乃:「もう少し楽しんでたいなら大歓迎だけど?」
緋乃凍花:(あったかい……あと)
緋乃凍花:(いいにお)不埒な思考を切り替えて。
天野月乃:「晴乃は黙ってて! あわわわっ、わわわわ……」
緋乃凍花:ガバッ!と擬音を伴って起き上がる。
緋乃凍花:「つ、月乃。その」
緋乃凍花:「大丈夫か」いろいろな意味で。
天野晴乃:「おはよっ」ハートマークが後ろについてそうな語調で
天野晴乃:「月乃なら今フリーズして」片手が勝手に動いて
天野晴乃:「恥ずかしがっ・・・!?」ぺしーん
天野月乃:「だ、大丈夫です……」
緋乃凍花:(そうだろうか……)
緋乃凍花:とりあえず手を差し出す。
天野月乃:自分で張った自分の頬を撫でて
天野月乃:「あ、ありがとう……ございます」
天野月乃:手を取って、起き上がる。
天野月乃:(ど、どうしよう、ちょっと晴乃!! 出て来て!!)
緋乃凍花:(そう言えば、晴乃はよく手を掴んで引っ張って行くけど)
緋乃凍花:(月乃はそうでもないんだよな。だよな……)などと、握手の温かみを噛み締めて。
天野月乃:「ひ、久しぶりに、誰かに手を握ってもらった気がします……ね」同じことを考えていたのか、手を見て
緋乃凍花:「ああ……やっぱり、月乃はそう…………」
緋乃凍花:気付く。
緋乃凍花:さっき、抱えられていた時。
緋乃凍花:背中に当たっていた感触は。
緋乃凍花:(……な)
緋乃凍花:(なんで)
緋乃凍花:(こんなことになってる?)
緋乃凍花:(幼馴染だぞ?)心の中の凍花が絶叫した。
天野月乃:(感想を言っている場合じゃなーい!?)
天野月乃:「と、とりあえずは! 探しましょう……か!」
天野晴乃:(いやー、初々しいって良いわね)
緋乃凍花:「あ、ああ、うん。そうだな」
天野月乃:(あなたも!! 経験は!! 同じでしょう!!)
緋乃凍花:(今、晴乃が何か茶々入れたな……)
天野月乃:「じ、実はこうすれば……」使われてない小さい本棚に触れて
天野月乃:脚立に組み替える
天野月乃:「……ど、どうぞ」
鈴掛 喜一:(なんか面白いことになってんな、という顔で見守っている)
緋乃凍花:「た、助かる」
緋乃凍花:さすがに脚立に乗れば届く。余裕で届く。
緋乃凍花:届くって素晴らしい。
天野月乃:「え、えーっと……」
緋乃凍花:……が。
緋乃凍花:「……いないな。ここはハズレだ」
天野月乃:「……」ほっ、と息を吐いて
天野月乃:(私は今何に安心したの……?)
天野晴乃:(いやあたしに聞かれても)
緋乃凍花:ふーっと大きく息を吐きながら降りて来る。
鈴掛 喜一:「あー、いなかった? おれだったらそこ好きなんだけどな」少し奥を見ている。
天野晴乃:「あとは何処かしらねー」
天野月乃:(俺だったら・・・?)
緋乃凍花:「好みの違いがあるのか……」うちに来たやつはレンジから懐中電灯に落ち着いていた。
天野月乃:「RBといえど動物ですし、個体差……のようなものがあるのかもしれませんね」
GM:ではその時。天野さんたちがふと見た振り子時計の様子がおかしい。
天野晴乃:「こた……よくわかんないけど、なんか怪しげなの片っ端から探してけば……」
GM:針がぐるぐると反対に、高速で回っている。
GM:また、妙な音もする。
GM:机の上のレジが、勝手に開いたり閉じたり。
緋乃凍花:「なんだ。急に賑やかになったぞ」
鈴掛 喜一:「……あ、あいつらもしかして……逃げようとしてる、のか?」
天野晴乃:「こいつは、ビンゴってやつじゃないかしら」
天野月乃:「えっ、それは……早く捕まえないと!」
鈴掛 喜一:「ん、今なら上手いこと追い出して捕獲できるかも」
緋乃凍花:「……時計はおれがやる。月乃、脚立借りるぞ」
天野晴乃:「任せなさーい!」ホールドの構え
天野晴乃:で、身体がピタリと固まり
天野月乃:「……はい、どうぞ」表情が月乃に切り替わり、脚立を引っ張ってくる
緋乃凍花:乗れは届くから。視線が訴えかける。
天野月乃:「お任せします、レジの方は……私が」
緋乃凍花:「気をつけてな」刀袋から鞘に納まった太刀を抜く。
天野晴乃:(えー、攻撃なら私じゃない?)
天野月乃:(万が一でもレジの中身に被害出したら……)
天野晴乃:(……大人しくしとく)
天野月乃:不慣れな動きでトントンとステップを踏み
天野月乃:厚底ブーツで、軽くレジに回り蹴りを入れる。
緋乃凍花:刀を鞘に納めたままで時計を殴りつける。
鈴掛 喜一:店の裏の方の道を塞いでいる。
GM:では、そこで。
雷獣:「キーーーッ!」
雷獣:「キュイッ!」
天野晴乃:「出た!」
GM:衝撃を受けた機械から、小さな鼬のような生き物が飛び出す。
GM:あなたたちに対して毛を逆立て、周囲にバチバチと稲妻を走らせている。
緋乃凍花:「よし。捕まえるぞ!」
天野晴乃:「ええ、やっと分かりやすい展開になったわね! とっ捕まえましょう!」

GM:ではまず、ミドルの侵蝕上昇30をお願いします。
天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を30増加 (42 → 72)
緋乃凍花:緋乃凍花の侵蝕を30増加 (54 → 84)
GM:それから、ロイス取得と購入判定が可能です。
天野 晴乃/月乃:緋乃凍花 ☑信頼・有為/驚異・恥辱
緋乃凍花:晴乃に ●信頼/脅威、 月乃に ●庇護/恥辱、
緋乃凍花:喜一さんに ●助けてくれても/いいんじゃないですか にて。
鈴掛 喜一:いや、なんか仲良さげだったし……
GM:あとは購入判定どうぞ
緋乃凍花:ワンチャンアームドスーツ。
天野 晴乃/月乃:鈴掛 喜一 ☑信頼/不安・恨
緋乃凍花:4dx+2>=15
DoubleCross : (4DX10+2>=15) → 9[4,4,7,9]+2 → 11 → 失敗

緋乃凍花:お小遣いを出して買います。で、空いてるウェポンケースに投入。
GM:おかねもちー
緋乃凍花:旧家の長男だからな
天野月乃:両手剣を調達します
天野月乃:コネ:早川彦山を使用
天野月乃:手配師です、データ上は
GM:はーい
天野月乃:5dx+4>=13
DoubleCross : (5DX10+4>=13) → 7[1,4,5,7,7]+4 → 11 → 失敗

天野月乃:財産点2点使って成功に!
GM:お金持ちー!
天野月乃:そしてウェポンケースへ


クライマックス


GM:まずはお二人とも登場侵蝕をお願いします。
天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を1d10(→ 10)増加 (72 → 82)
緋乃凍花:緋乃凍花の侵蝕を1d10(→ 4)増加 (84 → 88)
緋乃凍花:あったまってきた

GM:では、あなたたちの目の前に飛び出した雷獣は二匹。
GM:身体は小さいが、警戒と反抗心を持っているようだ。
GM:そのものの危険度は低いが野放しにもできない。
GM:そうこうしているうちに、小さな叫びとともにあなたたちの中のレネゲイドが揺さぶられる!
GM:衝動判定です。意志で目標値9。
緋乃凍花:4dx+2>=9
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 9[6,8,9,9]+2 → 11 → 成功

天野晴乃:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 8[2,4,5,8] → 8 → 失敗

天野晴乃:ビリビリするー
緋乃凍花:バディムーヴ。晴乃、しっかり
GM:あっこんなところで
天野晴乃:たすかるー!
GM:侵蝕上昇は普段通り2d10です。
緋乃凍花:緋乃凍花の侵蝕を2d10(→ 13)増加 (88 → 101)
緋乃凍花:ぐおお
天野 晴乃/月乃:2d10
DoubleCross : (2D10) → 11[8,3] → 11

天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を11増加 (82 → 93)
GM:では、戦闘を開始します。

GM:エンゲージは以下の通り。

[雷獣1(10)雷獣2(10)]
     |
     5m
     |
[天野(8)緋乃(4)]


GM:二匹の雷獣が同エンゲージ内にいます。
GM:距離は5m。

GM:それでは、1ラウンド目を開始します。


■セットアップ■

GM:宣言があればお願いします。
緋乃凍花:おれはない。
天野 晴乃/月乃:【降り頻る空】《原初の白:限界突破》《原初の白:限界突破》 砂の加護を指定してラウンド2回使用可能に
天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を5増加 (93 → 98)
雷獣:なし×2
GM:では進行します。


■イニシアチブ■

GM:判定が上手くいったので割り込みはなしですが、
GM:雷獣2匹のターン。まとめてやります。
雷獣:マイナー、《雷の加護》ブラックドッグエフェクトを組み合わせた判定のダイス増。
雷獣:メジャー、《雷の槍》《光の手》《コンセントレイト:ブラックドッグ》
雷獣:対象はそれぞれ天野さんたちと緋乃くんに。
雷獣:命中判定します。
雷獣:10dx7+1 天野さんたち宛
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[1,3,3,4,7,8,9,9,9,10]+10[1,1,3,5,7,8]+10[5,9]+6[6]+1 → 37

雷獣:10dx7+1 緋乃くん宛
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[2,2,3,4,4,5,5,7,8,8]+5[3,4,5]+1 → 16

雷獣:あれっ
雷獣:リアクションをどうぞ……
緋乃凍花:ありゃ。
天野晴乃:ちくしょう逆なら! 回避
天野晴乃:5dx+1>=37
DoubleCross : (5DX10+1>=37) → 10[3,4,5,10,10]+9[6,9]+1 → 20 → 失敗

雷獣:まわしてる!
緋乃凍花:本当に逆ならw
緋乃凍花:ワンチャンドッジ。
緋乃凍花:7dx+1>=16
DoubleCross : (7DX10+1>=16) → 10[1,1,1,2,5,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

雷獣:!?
緋乃凍花:避けちまった
GM:そんな……
GM:だ、ダメージ出します
天野月乃:さすが
雷獣:4d10+14 天野さんたち宛
DoubleCross : (4D10+14) → 25[7,7,1,10]+14 → 39

雷獣:いい感じ
天野月乃:倒れます、リザレクト!
GM:リザ範囲なんだよなあ
天野月乃:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+9[9] → 107

GM:上がった
天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を9増加 (98 → 107)
GM:では軽く演出します。

雷獣:「キィィィ!」
雷獣:雷獣たちが警戒を露わに叫ぶ。それとともに、バチバチと稲妻があなたたちに飛来する!
天野晴乃:「やる気満々じゃない……!」
鈴掛 喜一:「……わりと痛いすよ、それ。気をつけて!」
天野月乃:「と言うより、こちらが驚かせ……きゃっ!?」
緋乃凍花:「くっ……!」先ほどまで立っていた場所を稲妻が打つ。ギリギリだった。
天野晴乃:「っと、おっ……!?」
天野晴乃:回避しようと動き回るが、詰まれた本に躓き
天野晴乃:「いったぁ!?」雷の直撃を受ける
緋乃凍花:「晴乃!」
緋乃凍花:「……大丈夫か?」
天野晴乃:「くっそー……狭いとやり辛いったらないわね……」
雷獣:「キューン!」やったぞ!という顔で尻尾を振っている。
天野晴乃:「ん! 大丈夫!」
緋乃凍花:安堵の溜息を残し「あいつら……」
鈴掛 喜一:「……やったぞじゃねんだよ、そのままだとボロボロにされちゃうぞ……」
天野晴乃:「ぐっ、あのげ……げなんとか類、勝ち誇ってやがる」
緋乃凍花:「くつろいでいた所を叩き出したんだから、怒るのはわかる」
天野月乃:(げっ歯類ね……)
緋乃凍花:「おれでも文句の一つくらいは言うさ。だが、やりすぎだ」
緋乃凍花:すらり。手にした太刀を抜く。
緋乃凍花:「捕まえたらお説教だな」
天野月乃:「ええ、鈴掛さんからたっぷりやってもらいましょう」
鈴掛 喜一:「あ、おれからなんだ……」
天野月乃:「あとで言葉を教えていただけたら、私も参加したいですけど……今は戦闘ですね」
天野月乃:「これは放置しておけない威力ですし……」

GM:では次、行動値8の天野さんたち。
天野晴乃: 【晴天に焦れる】《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:腐食の指先》命中した相手の装甲を-10する白兵攻撃
天野晴乃:の前に、戦闘移動ね、マイナーアクションで10m移動してエンゲージ!
GM:はあい
天野晴乃:そして今度こそ上のコンボで、雷獣の……さっき攻撃してきた方に攻撃!(違い分かんないけど)
天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を5増加 (107 → 112)
天野月乃: 【月天に溺れる】《砂の加護》+《砂塵霊》ダイス+4個 攻撃力+16
天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を6増加 (112 → 118)
GM:命中判定どうぞ
天野晴乃:15dx7
DoubleCross : (15DX7) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,5,5,5,6,6,10,10]+4[3,4] → 14

GM:そういうこともある!
緋乃凍花:かなしい
天野晴乃:凄い回らなさ
緋乃凍花:一応バディムーヴ。17に。
GM:されると思った……!
雷獣:ではドッジします。
雷獣:5dx>=17
DoubleCross : (5DX10>=17) → 9[1,3,4,5,9] → 9 → 失敗

雷獣:キュー!
緋乃凍花:ホッ
雷獣:ダメージをどうぞ
天野晴乃:2d10+10+5+16
DoubleCross : (2D10+10+5+16) → 16[10,6]+10+5+16 → 47

雷獣:たっか
天野晴乃:装甲-10!
雷獣:とても無理です。落ちます。復活なし。
GM:雷獣1匹捕獲!
天野晴乃:やったー!
GM:残りは1匹!
緋乃凍花:お見事!

天野月乃:(晴乃!)
天野晴乃:「分かってる……って!」そう言って駆け出し、影からケースを取り出し
天野晴乃:前転しながら、大型ネット引き抜く
雷獣:「キー!」
天野晴乃:(まさか、オッサンの"いざという時の備え"がホントに役に立つなんてね!)
天野月乃:(さすが……)前転している途中、一瞬だけ入れ替わり、地面に触れ
天野月乃:力を流し込む、すると地面の材質が絶縁体へと変わる
天野晴乃:そして、動きが鈍った所に網を振りかぶり……
雷獣:「キッ……」
天野晴乃:「もらったー!」
天野晴乃:研究部謹製捕獲用ネット(武器に取りつけるタイプ)を覆い被せ、雷獣を捕獲する。
雷獣:「キーーー」もがいているが、逃げられそうもない。
天野晴乃:「よしっ、まずは一匹! 続け凍花ー!」
鈴掛 喜一:「おー、ナイスナイス」拍手。
緋乃凍花:「ああ。……遅れを取るわけにはいかないよな」
緋乃凍花:「──さあ。起きろ、『火輪』」

GM:ではそのまま緋乃くんの手番です。
緋乃凍花:了解。
緋乃凍花:コンボ『紫天灼烈』
緋乃凍花:マイナーで《氷の回廊》《ライトスピード》。戦闘移動後、メジャーアクションを2回行う。
緋乃凍花:緋乃凍花の侵蝕を6増加 (101 → 107)
GM:本気だ……
緋乃凍花:ひょいっと跳んで雷獣にエンゲージ。
緋乃凍花:メジャー1回目『焔舞』《コンセントレイト》《炎神の怒り》《煉獄魔神》
天野月乃:そこに
天野月乃:【月天に溺れる】《砂の加護》+《砂塵霊》ダイス+4個 攻撃力+16
天野 晴乃/月乃:天野 晴乃/月乃の侵蝕を6増加 (118 → 124)
GM:ひえ
緋乃凍花:助かる!
緋乃凍花:一発目で落ちそうだなぁ。命中判定!
GM:どうぞ!
緋乃凍花:(10+4)dx7+3
DoubleCross : (14DX7+3) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,4,6,7,9,9,10]+10[6,6,9,9]+5[3,5]+3 → 28

雷獣:ドッジします。
雷獣:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 8[1,1,2,6,8] → 8

雷獣:だめー
雷獣:だめだけにダメージをどうぞ
緋乃凍花:かわいいやつだな
緋乃凍花:ダメージロール。
緋乃凍花:3d10+10+12+16
DoubleCross : (3D10+10+12+16) → 19[8,7,4]+10+12+16 → 57

雷獣:無理だって!
雷獣:落ちます。復活なし。
GM:捕獲完了・戦闘終了。あなたたちの勝利です。
緋乃凍花:緋乃凍花の侵蝕を8増加 (107 → 115)
天野晴乃:やったねっ!
雷獣:きゅー……
鈴掛 喜一:おつかれー
緋乃凍花:確保だ。
GM:では、演出をどうぞ。

天野月乃:「お願いします、緋乃くん」地面を叩き
天野月乃:雷獣の周囲の床を、壁のように隆起させて動きを鈍らせ
天野月乃:「……」向き直って、少し恥ずかしそうに
天野月乃:抜き放たれた緋乃の持つ刀に優しく触れて
天野月乃:「絶縁体で覆いました、これで感電はないと……思います」
雷獣:くるくると迷うように動いている。
緋乃凍花:「助かる、月乃」
緋乃凍花:言葉少なに感謝を告げ、床を蹴る。
緋乃凍花:呼応して、励起状態となって紅蓮の炎渦に染め上げられた漆黒の刀身が閃き、
緋乃凍花:切っ先の通り道をなぞるように、雷獣を囲むように、立ち上がった炎が渦を巻いた。
雷獣:「キュッ!」
雷獣:炎を避けるように、高く跳ぶ。
雷獣:自分が降ってきた空を求めるかのように。
緋乃凍花:だが、それは叶わない。
緋乃凍花:「はい、いらっしゃい」
緋乃凍花:突如、彼の視界は網で覆われ、瞬く間に囚われてしまった。
雷獣:「……キュイッ、キュイー!」
天野月乃:「わっ……すごい」
雷獣:ばたつくが、やはり脱出は不可能!
緋乃凍花:出がけに預かった絶縁ネットだ。峰打ちでも怪我をさせかねないので用意してもらっていた。
鈴掛 喜一:「よしよし……怪我はないっすね」少しほっとしたように。
緋乃凍花:「やりようはあるって言ったでしょう?」
緋乃凍花:「これにて一件落着、かな」
緋乃凍花:「………」足元でごうごうと燃える炎の渦を見。
緋乃凍花:「……喰らえ、『火輪』」
緋乃凍花:手にした太刀でそれを薙ぐ。すると、炎はたちまち消えてなくなった。
天野晴乃:「うん、見事見事だぞっ! 凍花!」肩をパンパンと叩く
緋乃凍花:「おぅっ」変な声が出る。油断していた。
緋乃凍花:「……ああ。晴乃に月乃も鮮やかな手並みだった」
天野晴乃:「そうでしょ! 小さな生き物おっかけるのには最近慣れてきたのよ!」
緋乃凍花:「そうなのか?」何か飼ってたっけ?と首を傾げる。
天野月乃:「はい、まぁ……烏とか……」
鈴掛 喜一:「ネヴァンちゃんね。うちで元気よ」
緋乃凍花:(……ああ、ピカピカの)得心がいったように頷く。
鈴掛 喜一:「今日もどっか飛んでるはず」
緋乃凍花:「そうか。二人とも、友達が増えたんだな」
天野月乃:「よかった……」
天野月乃:「あ、友達は……えっと……」
天野晴乃:「結構増えたわよ! 変なのも面白いのも沢山!」
天野晴乃:「今度紹介したげるわ」
緋乃凍花:「楽しみにしてる」と笑い。
緋乃凍花:「こいつらもそうなるのかな?」ネットを顔の高さまで持ち上げる。
天野晴乃:「そうねー、変な同居人の一人……かしら」
天野晴乃:「見ちゃった以上、ほっとけない……でしょ?」喜一の方をちらっと見て
鈴掛 喜一:「お」
鈴掛 喜一:「……まあ、その、良くしてくれるなら嬉しいけども」
緋乃凍花:「こいつらもこの町の住人でしょう」
緋乃凍花:「なら、おれは守りますよ」
天野月乃:「……もちろん、仲良くしたいです」
鈴掛 喜一:「そ。じゃあ、よろしく頼むわ」
鈴掛 喜一:「良かったなあ、お前ら。止めてもらえて」ネットをつつく。
緋乃凍花:「そういうわけなので」
緋乃凍花:「お説教の方は頼みます」
鈴掛 喜一:「はいよ」
天野晴乃:「しっかり叱られてこいよー」
天野晴乃:「そんで、仲直りね!」


バックトラック


GM:今回のEロイスはなし!
GM:各自ロイス分のダイスを振ってください。
天野 晴乃/月乃:倍振り!
天野 晴乃/月乃:124-10d10
DoubleCross : (124-10D10) → 124-56[5,4,1,5,5,10,7,7,9,3] → 68

天野 晴乃/月乃:帰還
緋乃凍花:最終侵蝕115でロイス6本。等倍でファイアー
緋乃凍花:115-6d10
DoubleCross : (115-6D10) → 115-29[10,1,7,5,3,3] → 86

GM:帰還!
GM:おかえりなさい!
緋乃凍花:ふぃ~
GM:よかったよかった
GM:では経験点もさっくりと
GM:いつもの5点、シナリオ3点、他はなし。
GM:侵蝕分を足して最終経験点となります。
天野 晴乃/月乃:11点!
緋乃凍花:13点。喫茶店かカラオケでパーッとやるか
GM:はーい。ではGMも9点いただきます。
GM:どうぞ! お疲れ様でした!


エンディング


GM:あなたたちの活躍で、このままでは暴れかねなかった雷獣たちの被害は最小限で防げた。
GM:まだまだ騒ぎは続きそうではあるが……今回の任務は、無事完了だ。
GM:あなたたちは捕らえた雷獣を連れ、無事に帰還を遂げた。


【雨宿町・『(株)ピカピカ』・社内】

鈴掛 喜一:「つうわけで、こいつらにはちゃんと言っておくから」
雷獣:「キー」
雷獣:網から顔を出して鳴いている。
鈴掛 喜一:「今日はお疲れ様ってところで」
緋乃凍花:「はい。お疲れ様でした」
鈴掛 喜一:「いや、助かったよ。興奮してっと話聞いてくれないしさあ」
天野月乃:「鈴掛さんの知識にも、助けられました」
緋乃凍花:「本屋を丸ごと引っくり返さなくて済んだしな」
鈴掛 喜一:「マジすか。なら良かったね」
鈴掛 喜一:「来たばっかりだとテンション上がってんだよな、大体。町中は機械が多いから」
鈴掛 喜一:なー、と雷獣に話しかけている。
天野晴乃:「テーマパーク気分なのかしらね、浮かれすぎは良くないぞー?」と、一緒になって
緋乃凍花:「テンションが上がるというやつか」
雷獣:「キュイ……」今は落ち着いているようだ。
天野月乃:(あ、えっと、う、えー、たすか、んっんっ……)
天野晴乃:「あ。 もちろん、凍花の刀も助かったわよ」
緋乃凍花:「うちにいるやつもそのうちここに連れて……ん?」
緋乃凍花:「ああ……いや」
緋乃凍花:「お前たちに余計な怪我させたからな。その分はしっかりしないと」
緋乃凍花:「もう痛みは平気か?」
天野晴乃:「このくらいの怪我、なんてこと無し!」
天野月乃:(ほんとは痛いのに強がるんだから……)
雷獣:「キュー……」
雷獣:少ししょんぼりした様子。
緋乃凍花:(この様子だとまだ痛むのか……)
緋乃凍花:「ああ。お前が悪いという話じゃない」
緋乃凍花:「これ通じてるのかな。まあいいか」
鈴掛 喜一:「ごめんねって言ってるよ」
鈴掛 喜一:「大体はわかるし、やらかしたなーってのもわかってるっぽいし」
天野月乃:「……はい」
天野月乃:謝罪の気持ちを受け取りながら、優しく笑って
緋乃凍花:「……あー。その」
緋乃凍花:「あともう一つ……」とても歯切れが悪い。凍花らしからぬ。
緋乃凍花:「ええと、月乃に……晴乃もか」
天野晴乃:「ん? どうかした?」
緋乃凍花:「……悪かった」
天野月乃:「えっ!?」
緋乃凍花:「えっ!?」
緋乃凍花:「いや、驚く所か?」
緋乃凍花:「ほら……月乃が脚立を出す前……」
天野月乃:「いえ、突然謝られたので……びっくりしまして」
天野月乃:「……」
緋乃凍花:「………」
天野月乃:「……」顔が真っ赤になっていく
緋乃凍花:同じように赤くなっている。
天野晴乃:「なーんだ、そんな事!」すっと顔色が元に戻り
緋乃凍花:「いや、お前。そんなことって」
天野晴乃:「気にしなさんな! 不慮の事故でしょ?」
緋乃凍花:(それはそうだが……)半分くらい晴乃のせいだが……
緋乃凍花:「いや、でも」
天野晴乃:「まあ、あたしもちょっと考え無しに行動しすぎたし」
天野晴乃:「そこは、ごめんね?」
緋乃凍花:「………」
緋乃凍花:「ああ。じゃあ、お互い様で……」
天野晴乃:「次からは言ってからするわ!」
緋乃凍花:「前言を撤回する」
天野月乃:(ねえ分かってる!? 分かってて言ってる!?)
緋乃凍花:「今はグローバルだ。男にも二言のある時代だ」
天野晴乃:「えー!? なんでよ!?」
緋乃凍花:「まあ、月乃には悪かったことに変わりはない」
天野晴乃:「次はちゃんと抱えられるように、筋トレしとくからね!」
緋乃凍花:「ええ……」
緋乃凍花:「………」
緋乃凍花:「まあ、ほどほどにな」
天野月乃:「わ、私の方は……はい……でもその、転ぶよりは良いと思ってやったので……」
天野月乃:顔色が一瞬で真っ赤になり、俯いて
緋乃凍花:「……帰り、どっか寄るか」
天野月乃:「あ、はい……そうですね……」
緋乃凍花:「役場の方、通るっけ? 『オペラ』とかさ」
天野晴乃:「オペラならあたしパフェがいいー!」
天野月乃:「いいですね……パフェはよくないけど……」
天野月乃:と言いながら、緋乃の隣をゆっくり歩き出す
緋乃凍花:「一杯くらいならおれが出すよ。パフェはダメだが」
天野晴乃:と、思ったら急に歩調が速くなり
緋乃凍花:喜一さんに挨拶をして席を立つ。
天野晴乃:「言ったなー! やりぃ!」凍花の手を取って
天野晴乃:「じゃあ早速行きましょ!」
鈴掛 喜一:軽く手を振って応える。
緋乃凍花:「急がなくても店は逃げないぞ」曳航されながら。
緋乃凍花:「──おれ、任務でしばらく町を空けてただろ。その間のことを聞きたいんだ」
天野月乃:「あっ……はい、ゆっくりお話します」
天野月乃:「色々、あったので」
緋乃凍花:頼む、と頷いて。
天野月乃:握った手を意識しないようにしながら、少しだけ笑う
緋乃凍花:三人は歩いていく。二人分の影を引きずって。


リプレイ・ドロップ 雨宿町後追〜稲妻をつかまえて〜 その1・渡書店にて 了