GM:自動
目次
プリプレイ
GM:それではセッションを始めていきたいと思います~
サヤ:宜しくおねがいします!
石神井寅彦:よろしくお願いします~
神領此折:よろしくお願いします!
GM:自己紹介から。PC1の神領くんからお願いします!
神領此折:はーい
神領此折:キャラシート
神領此折:「神領此折です、本日はよろしくお願いします」
神領此折:"穢霊破り(シンコペーション・ステップ)"神領此折です、情緒の薄いUGNチルドレンです
神領此折:悪いFHセルに純粋培養で育てられ、そのまま妖刀を埋め込む実験にかけられ死にそうになりましたが
神領此折:同じ実験にかけられていた別の実験体と融合することかろうじて死は回避しました、以来ずっと彼の中には神領此執というもう一人の意識があります
GM:ほうほう
神領此折:(これがDロイス戦闘用人格です)
神領此折:その後ある日とある些細な要因で研究所の壁を破壊して脱走し
神領此折:雨宿町を歩いていたところを警察に職質され
神領此折:なんやかんやでUGNにいつくことになりました
GM:職質した警官の人、えらい。
神領此折:恩人…
神領此折:身体は一つですが挙動は淡泊な真面目っ子と好奇心旺盛な自由人のコンビみたいな感じです
GM:たすかるな…
神領此折:ちなみに犬と猫であれば犬派でしたが最近猫もいいなと思うようになりました
神領此折:性能
神領此折:エンジェルハイロゥ/エグザイルのクロスブリードです
神領此折:死招きの爪で素手変化させて光の舞踏で殴りかかります
GM:すばやい白兵
神領此折:あと異世界の因子を持ってきているので何かエフェクトがあったらコピーもできます
GM:おお~
神領此折:そんな感じです、今回はよろしくお願いします!
GM:はい、よろしくお願いします!
GM:ではハンドアウトを配ります
PC1:神領此折/此執
シナリオロイス:夜光(やこう)
推奨感情:興味/警戒
あなたはUGN雨宿町支部に所属するオーヴァードだ。あなたはある氷雨の夜、とある廃墟にて少女と出会う。
夜光と名乗ったその少女は、羽根をいくつも生やしていた。
そしてしばらくののち。あなたはチルドレンとしての調査任務で、同じ廃墟……神野島科学館跡を訪れることとなり。
過去の幻を投影するというそのプラネタリウムで、あなたは再び、彼女と出会うのだった。
GM:なんか明らかに只人ではない少女とミーツしてもらう感じです
神領此折:羽根……通常の服が着にくそう……
神領此折:ミーツします
GM:なに着てるんだろうな…
GM:はい、ありがとうございます!
GM:ではPC2サヤさん(キャラシもはってねって言い忘れていました)
サヤ:は^い
サヤ:キャラシート
サヤ:雨宿町生まれ雨宿町育ち、悪そうなやつは大体怖い。
GM:怖かった
サヤ:そんな感じの生まれたてレネゲイドビーイング、サヤです。
サヤ:レネビ仲間には"桶屋"って呼ばれたりしてます。
GM:儲かっていこうね
サヤ:儲ける!
サヤ:自分にとって都合のいい未来を呼び寄せる術を心得ており、それを乱数調整と自分では思っています。
サヤ:どこか浮世離れした雰囲気を持ってますが、意外と人懐っこくてテンションの高い子です
サヤ:アヤカシ様をオヤジーって呼んだり、町のおばあちゃんとだいたい友達だったり、涼さんに舞と称してアルプス一万尺を披露したりする
GM:あれは舞ではなかったよ
サヤ:シンドロームはピュアノイマン。
サヤ:性能的にはプレディクション+即席武器で地味に痛い攻撃をしたり
サヤ:クライマックスではそれにピュアノイフェイタルヒットを乗せたり
サヤ:常勝の天才レベル7でシーン1回の全体支援をしたり
サヤ:ミドルでは精神6の生き字引で地味に情報判定を頑張るような、そんな子です。
サヤ:宜しくおねがいします
GM:つよいことかいてある
GM:はい!ではサヤさんのハンドアウトはこれ
PC2:サヤ
シナリオロイス:樋高秀介(ひだか・しゅうすけ)
推奨感情:誠意/隔意
あなたは雨宿町に生まれたレネゲイドビーイングであり、《あやし》と呼ばれる存在だ。
ある日、町の図書館に足を運んだあなたは、とある本に落丁があることに気づく。よく読み聞かせなどを行っている図書館職員・樋高秀介にそれを教えると、彼はどこか不自然な様子を見せる。
「その本は、わざとそのままにしているんだ。二年前にも、別の人に教えてもらったんだけどね」
そして、彼が語り始める二年前の物語は、後にあなたが関わる事件へと結びついていく。
GM:図書館にいって 本みつけて オッサンと話す感じです
サヤ:わいわい!楽しみな導入!
GM:やさしくしてあげてね!
サヤ:お話のレネビなのでお話はすごく興味があります。優しく聞き出す!
GM:やったー
GM:よろしくね~。では最後!
GM:PC3の石神井さんどうぞ!
石神井寅彦:はーい
石神井寅彦:キャラシート
石神井寅彦:石神井寅彦(しゃくじい・とらひこ)です。コードネームは《影追い》。
石神井寅彦:25歳・男、小洒落た風貌のUGNエージェント。
石神井寅彦:エージェントをしてない時は口八丁のイカサマ占い師をしています。
GM:ピアスとかつけてる!ワルなのでは!?
石神井寅彦:ワルだぜ
石神井寅彦:香りと影を通じて相手の心に入り込むことができ、特に非オーヴァードに強い効果を放ちます。
石神井寅彦:こいつに近付くと無条件に「なんだか懐かしい香りがするなあ」ってなって、そのままなんとなく心を許しちゃう…みたいな。
石神井寅彦:その人がどんな香りを感じるか、石神井自身は基本的に分からない(意識的に能力を使えば分かるけど、基本は踏み込まない)ので、
石神井寅彦:せっかくなので、ぜひ「○○の香りがする…」みたいな演出に活かしたりしてね。
石神井寅彦:本人からは香水の香りがします。ある程度慣れればそれにも気づくんじゃないかな?
GM:あ、助かる
GM:へ~ セクシー
石神井寅彦:えへん オーヴァードPCに関しては、自分のRC能力に照らし合わせてなんかやってみると楽しいかもです。
石神井寅彦:シンドロームはウロボロス/ソラリスのRC単体攻撃型。
石神井寅彦:《止まらずの舌》やイージー《シャドウダイバー》といった心踏み込み系エフェクトのほか、
石神井寅彦:《奇跡の雫》《記憶探索者》といったロイス防御手段もあるので、パーティの生存に貢献できれば幸いです。
石神井寅彦:とにかく人の話を聞くのが大好きというキャラなので、どうぞ遠慮せず話してくれたら嬉しいです!
石神井寅彦:以上です。どうぞよろしくお願いします!
GM:めちゃ復活させよるーっ!
GM:はあい、ありがとうございます!
GM:ではハンドアウト~
PC3:石神井寅彦
シナリオロイス:樋高梢(ひだか・こずえ)
推奨感情:庇護/不安
あなたはUGN雨宿町支部に所属するオーヴァードであり、占い師だ。あなたは近頃とある中学生の相談に乗っている。
樋高梢というその少女は、親しい人には話せない悩みを抱えているのだというが、まだ具体的な内容は聞けていない。
そんなある日、彼女はあなたにひとつの噂話を教える。
神野島科学館跡のプラネタリウムに行けば、天使が悩みを消し去ってくれるのだと。
GM:悩める中二女子です
石神井寅彦:まあ…………
石神井寅彦:占いとか好きなのかな 好きそう
GM:いいね
石神井寅彦:仲良くなって悩みを聞き出せるように頑張りたいと思います~
GM:ぜひお兄さんしてあげてくださいね
石神井寅彦:はーい
GM:ではトレーラー…の前に
GM:雨宿町の簡単な情報項目を開示しておきますね
★雨宿町のあやし=RBについて 自動開示
この町には古くからレネゲイドビーイングが発生し、時には怪異、時には隣人として共存をしてきた。
一般的なRBとやや異なる点としては『オリジンの形質に近い存在』になりがちなところ。
レネゲイドそのものとしての自覚が無ではないがやや薄く、憑依した先に同調しやすい。
そういったまとまりや行き先のない彼らを屋敷で後見しているのが、山の主を自称するアテナシという古代種RBである。
★雨宿町の土地と共振について 自動開示
この土地には、強力なレネゲイドの気配(ワーディングなど)に反応し、精神感応が起こることがある。
具体的には記憶や思念がその場の任意の人間に伝わりやすくなる。これを共振と言う。
※演出的には、主にオリジナルエフェクト使用後、シーン途中に半マスターシーンが挿入されます。
※また特殊な例として、『明確な意志をもって共振を起こした場合、上記とは別の現象が起こる』ケースがあります。
石神井寅彦:オヤジ~
石神井寅彦:共振~
神領此折:助かります…!
GM:皆さんご存じかと思われますが、こういう感じのことが起きるようよ!
石神井寅彦:なんてことだぜ!
GM:ではトレーラー。音が鳴ります。
某県雫原市・雨宿町。
昔ながらの町並みと、新興の住宅地とが入り交じる町。
この町には古くから、『あやし』と呼ばれるレネゲイドビーイングが多く住まっていた。
山際に聳える『化生岩』の活性によるあやしたちの増加。
町役場や業者を隠れ蓑とするUGN雨宿支部は、今日も何かと忙しい。
神野島科学館跡。
そこの壊れたプラネタリウムには、この世のどこにもない星空が映るらしい。
そしてその下では、人はときおり、見えないものを見るのだとか。
映しだされるのは、悪い思い出。悲しい物語。恐れる心。
どうして人は、それを忘れられないんだろう。
どうして、形にして残したりなんてするんだろう。
だから、だったら、ぼく/わたしは。
ダブルクロス The 3rd Edition『雨宿町残光~小夜時雨が降りやむ前に~』
人には思い出を裏切ることはできない。
だけど、それができたなら。
GM:では、皆さんよろしくお願いします!
石神井寅彦:よろしくお願いします~!
神領此折:よろしくお願いします!
サヤ:おねがいしまーす!!
オープニング1 神領 此折/此執
GM:このOPでは 氷雨のなか外出していて雨をしのぐかーと廃墟に来たら
GM:変な奴がおり、少し話して 雨がやんで帰るか…としていただいて軽くヒキ、というかんじのOPです
GM:シナリオロイスと話してもらうというだけですね。
神領此折:おしゃべりですね
GM:侵蝕をあげて登場してねって言い忘れてた
神領此折:上げます
神領此折:神領 此折/此執 の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (34 → 36)
GM:それは冬の冷たい雨が降る日のこと。
GM:氷のかけらのような雨粒は勢いを増し、雨を凌ぐための屋根を探すのも一苦労だ。
神領此折:傘も持たずにやってきたのは失敗だった。
神領此折:支部の同僚がが火急で必要だと言っていた諸々の品をコンビニで買いそろえ、帰ろうとした矢先のこの雨
神領此折:フード越しでもお構い無しに降ってきており、髪も氷雨を含み重く、感じる冷たさはより深い
GM:そのさなか、人の気配のない、古びた建物が現れる。
【雨宿町・神野島科学館跡】
神領此折:「………」
神領此執:『あ、いい感じの建物』
GM:こどもが立ち入るには不安が残る建築だが、OVであるあなたが雨を凌ぐには不足はない。
:その奥に、淡い光が瞬いて見えた。
神領此折:「光…」
神領此執:『此折、ここの軒下借りね?髪絞らないとさすがに堪えるだろ』
神領此執:『というか俺が限界、普通に』
神領此折:端末を開き天気を確認すれば、この時間も3時間後も雲表記、通り雨だろうか
神領此折:「…お邪魔します」
神領此折:小声でそう建物に向け、小走りで入っていく
神領此折:土道が石に代わり、頭を刺す雨の気配がなくなり
GM:暗く埃っぽい室内。さまざまな展示物が撤去された痕跡。それらがあなたを迎える。
神領此折:室内に入る前に、一応髪は絞った
神領此折:濡れたポニーテールを乾かすためにフードから出しておく、人の気配が無いなら気にすることも無い
GM:そしてその中を、小さな光と、羽根の擦れる音。
夜光:「……」
夜光:少女。それも、数多の黒い羽を生やし、燐光を纏った。
神領此執:『……人がいたんだが?』
夜光:「?」首を傾げる。
神領此折:薄く青く光る髪から、ポタリと雫が一滴落ちる
夜光:「光ってる」その髪を見て。「おそろい」燐光が揺れる。
神領此折:「…あの、すみません」
夜光:「うん?」
神領此折:「あなたがいるの、知らなくて、勝手に入ってしまったので」
神領此折:「だから、すみません」
夜光:「…ああ。大丈夫だよ。人と会うの、うれしい」
神領此折:「…そうですか」
夜光:「きみ、おそろいだし」髪の毛を見る。「はじめてみた」
神領此折:「ああ、これですか」
神領此折:ぺたり、と触る、まだ乾ききってないのか湿った感触がある
神領此折:「人間誰でも、こうなるというわけではないですからね」
夜光:「そうなの。じゃあ…きみ」
夜光:「きみ…えっと、なんて、呼ぶ?」
夜光:「なんていうんだっけ。そう。名前、かな」
神領此折:放免堂、実験、このような髪は残ったが死体になってないだけ幸運だと思うくらいの思い出であったことは確かだ
神領此折:「…神領此折」
神領此折:「です」
夜光:「じんりょうこおり」
夜光:「うん。うん」頷いて。「きれいだね」
神領此折:「ありがとうございます」
神領此折:「あなたは?」
夜光:「ぼく。……ぼくか」
夜光:なぜか驚き、しばらく考え込み。
夜光:「じゃあ、夜光…にしよう」
神領此折:「夜光さん」
夜光:「夜の光。きみもだね」くるりと回る。光が零れる。
夜光:「此折は、ぼくに何をお願いしに来たの?」
神領此折:「お願い?」
夜光:確信しているように言う。「それで、来たんじゃないの?」
神領此執:『あ、ここ貸してほしいってことちゃんと言ったか?』
神領此執:それじゃないのと思いついたかのように
神領此折:「……雨が止むまで、ここを貸してほしい、とかそういう話ですかね?」
夜光:一瞬、不思議そうにしてから。「いいよ」
夜光:「そんなお願いされたのは…はじめてだな。それでいいんだ…」頷いて。
夜光:ふわり、と身を翻す。
神領此折:ほっと息を吐く、白い塊となって出てくる
神領此折:そういう話だったようだ
神領此折:「ありがとうございます」
神領此折:と身をひるがえしてもなお、きらきらと輝く少女に頭を下げて
夜光:「ごゆっくりどうぞ」
夜光:それだけ言って、去って行ってしまう。
神領此折:去っていったのを確認して、パーカーをエントランスの程よい高さの台に掛ける
神領此折:軽く絞ったとは言え、まだ乾いていない、着ていたら体温を奪っていくだけだ
神領此折:最も、少女の前でそんなことをするわけにもいかなかったので、今こうしているわけだが
神領此執:『変わった奴だったな』
神領此執:『また会えるかな』
神領此折:「…会いたいんですか?」
神領此執:『そうだけど』
神領此折:「理由は」
神領此執:『ない』
神領此折:「知ってました」
神領此折:乾かすのに邪魔だと結んでいたゴムを解いて、館内の硝子の窓から外を見る
神領此折:…もう少しかかりそうだ
GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能です。
神領此折:夜光 〇興味/心配
神領此折:これで取得します
GM:心配、優しい。
GM:ありがとうございます―
オープニング2 サヤ
サヤ:サヤの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (38 → 47)
サヤ:ぎゃん!
GM:あら
GM:ではサヤさんのOPは図書館で。手に取った童話の本に落丁を発見し、職員にあるよーと教えてもらえれば
GM:おじさんと会話をしていただくかんじです
サヤ:果たして対おばあちゃんスキルを活かせるのか…!
GM:どういう本かは…いちおう想定としては童話の短編集かな。
GM:おばあちゃんみたいなオッサンならワンチャン
GM:がんばっていこう
サヤ:はーい
【雫原市立図書館 雨宿分館】
GM:ここは雨宿町に建つ図書館。
GM:ものがたりを起源にもつあなたは、今日、そこを訪れていた。
サヤ:ゆるゆると子供用のスペースに居座って本を見ています
サヤ:ジャンルは童話、児童小説など子供向けの物が多い。興味のあるものを片っ端…から集めたら前に怒られたので今は五冊ぐらい一緒に持ってきている
サヤ:ふーんふーん、と誰にも聞こえない程度に鼻歌を歌いながら童話を読んでいます
GM:あなたが手に取った本はひとりの童話作家の短編集。
GM:そこにおさめられた、「光の鳥と影の鳥」という短編。
GM:光を食べる黒い鳥と、光でできた金色の鳥の物語だ。
GM:二羽の鳥は出会い、仲良くなって、そして…
サヤ:頭の中の黒い鳥と金の鳥が仲良く飛んでいる情景を浮かべる
サヤ:大人のように細やかなイメージは浮かべられないけれど、その景色はサヤの心を動かすには十分だった。
サヤ:じっと噛みしめるようにその本を読み勧めます
GM:黒い鳥はある日、気づいてしまう。自分が光を食べるたび、金の鳥が元気をなくしていくことに。
サヤ:「そんな…!」
サヤ:「そんな残酷なことって…あるかよ……!!」
サヤ:思わず声を出してしまう。慌てて両手で口をふさぎ辺りを見る
:職員の男が不思議そうに見て、すぐ気にしない様子で作業を続けている。
GM:…そして。
GM:その物語は、そこで途切れていた。
サヤ:「……!」
GM:正確には、そこから先のページが抜け落ち、物語の最後。
サヤ:(そんな…!!)
GM:「二羽は星になって、寄り添って夜空で今も輝いています。」
サヤ:二度目の衝撃なので今度は心の声に抑え込んだ。《完全演技》の力だ
GM:この一文だけで、次のお話に移っている。
サヤ:「え、えー……」
サヤ:最後のページを開いたまま本を床に置き
サヤ:腕を組んでじっくりと考えてみます。
サヤ:(えっと、どういうこと?これ?)
サヤ:(えっと…黒ちゃんが自分のせいで金ちゃんの元気がなくなってることに気がついて…)
サヤ:(次の瞬間に二人は仲良く夜空の星になって………)
サヤ:(え????)
サヤ:生まれたてなので落丁・乱丁などの印刷ミスを知らないサヤは
サヤ:唐突な展開で物語を締めくくった作者の気持ちを真剣に考えています。
サヤ:しかし
サヤ:(??????)
サヤ:全然わからない。なんにもわわからない。
樋高秀介:さきほどの職員が、いよいよ不思議そうにあなたを見ている。
樋高秀介:「きみ、なにか困ったことでも…?」
サヤ:なんとなくその方向を振り向き視線が合う
樋高秀介:眼鏡をかけた中年の男が、困ったように笑う。
サヤ:「うん、すごく困ってるの」
樋高秀介:胸のプレートに樋高(ひだか)と書かれている。「どうしたの」
サヤ:「だってさー、これ見てよお兄さん」
樋高秀介:しゃがみ、本を見ます。
サヤ:光の鳥と影の鳥のページを樋高さんに見せる
サヤ:「黒ちゃんと金ちゃんがさ」
サヤ:「ページを捲ったらいきなりお星さまになっちゃったんだよ」
樋高秀介:瞠目し、表紙を確認します。
樋高秀介:「……ああ」
サヤ:真剣な顔で本に視線を落としている。
サヤ:「どういうことなのかな。これ。」
樋高秀介:「……ごめんね。これは、落丁って言って」
サヤ:「二人?二匹?二羽…?の間に何があったのか、すごく気になっちゃって……」
サヤ:「落丁?」
サヤ:初めた聞いた言葉、不思議そうに樋高さんを見つめる
樋高秀介:「本を作った人が、そこのページを挟むことをうっかり忘れたまま出しちゃったんだね」
樋高秀介:下のノンブルを示す。「数字が飛んでいるだろう?ここを忘れているんだ」
サヤ:「………へー」大声で驚きそうになるところを《完全演技》で我慢しクールな子供を演じる
サヤ:「そんなことってあるんだー」
サヤ:「じゃあさじゃあさ、他の図書館には黒ちゃんと金ちゃんがどうなったのかわかる本もあるってこと?」
樋高秀介:「ああ。気になるなら、市のべつの図書館から借りてこれる」
サヤ:「やったっ」
樋高秀介:「……ほんとうは、取り換えないといけないんだけどね」
樋高秀介:「謝ったのは、これ、私は前にも言われたことがあるからなんだ」
サヤ:子犬のように嬉しそうに跳ねる。艶やかな髪を揺らす。
サヤ:「そうなの?」
樋高秀介:それを微笑ましそうに眺めて。
樋高秀介:「うん。……それを教えてくれた子が、それきり亡くなってしまってね」
樋高秀介:「なんとなく、それで残していて‥‥いや、何を話しているんだろうな」
サヤ:「……」
サヤ:その言葉を聞いて、なんとなく本の持ち方を変える。さっきよりも大事に、落とさないように。
サヤ:「じゃあ、これは」
サヤ:「お兄さんの『お話』が混じってる本でもあるんだ。」
樋高秀介:不思議そうに、きょとんとして。
樋高秀介:「……」
樋高秀介:「……なるほど。そうかもしれない」
サヤ:「お兄さんがよかったら」
サヤ:「聞かせてほしいな。俺、本のお話も好きだけど。人から教えてもらえるお話も好きなんだ。」
樋高秀介:驚く。「…あまり楽しいお話ではないけどね」
樋高秀介:「あと、私はお兄さんって歳でもない」笑う。
サヤ:「そうなの?全然若く見えるけどなー」
サヤ:普段はあやしに囲まれ町に降りたらおばあちゃんたちにお世話になってるので年齢感覚がバグっている。
樋高秀介:「…じゃあ、また今度」
サヤ:「わかった。」
樋高秀介:「乱丁のないほうも、取り寄せておくから。そのときにお話ししよう」
樋高秀介:「…おっと。名前を訊いていなかったな」
サヤ:「サヤだよ。桶屋サヤ」
サヤ:無邪気な子供の笑顔
樋高秀介:私は樋高秀介だよ、と名札を見せ。「サヤさんだね。覚えたよ」
樋高秀介:桶屋なんて苗字がいただろうか、と思いながら。
サヤ:その裏に何かあやしげなものを潜ませて。名前を口にして
サヤ:「ん、俺も覚えた!」
サヤ:「秀兄ちゃんだね!よろしく!」
樋高秀介:「…そ、それは恥ずかしいな…!」
サヤ:そのあやしさは幻だったかのように消えた
サヤ:「えー、じゃあ秀介さん?」
サヤ:「この町同じ名字の人が多いから名前で呼ぶの癖になっちゃって」
樋高秀介:「はは…まあお兄さんじゃないならいいか」
樋高秀介:「じゃあ、サヤさん。またいつでもおいで」
サヤ:「はーい、お兄さんも約束忘れちゃダメだからねー」
サヤ:ピョンと持ってきた本を抱えながら跳ねるように立ち上がり
サヤ:それぞれ元あった場所に戻しにいきます。
サヤ:楽しそうな軽い足取り図書館を歩き回る姿は図書館には不釣り合いでありながらどこか馴染んでいて
サヤ:まるでお話の中に紛れるようにしてその姿はいつの間にか見えなくなっていた
GM:シーン終了。ロイスのみ取得可能です。
サヤ:図書館のお兄さん/樋高秀介/好意○/不安
サヤ:以上です
GM:お兄さん…
GM:はあい、ありがとうございます!
オープニング3 石神井寅彦
GM:では次、石神井さんのOP
石神井寅彦:石神井寅彦の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (31 → 32)
石神井寅彦:省エネ
GM:格差
GM:では石神井さんのOPでは、悩み相談に来てはいるがなかなか話せていない中学生とお話をしてもらい
GM:不穏な噂らしきものを聞いて、もしやR案件かなあ?としてもらう感じです。
石神井寅彦:はーい
GM:場所は…
GM:ご自宅を公開してもいいと聞いています よろしおすでしょうか
石神井寅彦:占い師の仕事してるなら自宅ですね いいですよ~
GM:照れる(?)
GM:ではやっていきましょう
石神井寅彦:どんどん照れて
石神井寅彦:はーい
石神井寅彦:雨宿町、駅近くの変哲ないマンション。の一室。
石神井寅彦:この町で副業…つまり占い師の仕事を行うにあたり、どこか別の場所を借りるのも手間だったので、
石神井寅彦:そのまま自宅に客を呼んでいる。
石神井寅彦:占いと言っても、予知能力だとか、特に役立てられる異能力があるわけでない。こちらの口八丁を相手に信じさせるため、
石神井寅彦:それっぽいレイアウトだの照明だの、客に会わせてそれらしいものをこしらえるのだけど、
石神井寅彦:今回の客については、もうすっかり、そういうものはしなくなっていた。
樋高梢:小柄な少女。髪をみつあみにし、町の中学のセーラーを着ている。
石神井寅彦:テレビの前のソファに座らせている。
樋高梢:「……」
樋高梢:「なんか」
石神井寅彦:「……」副業中なのでこっちも私服姿。雑にパーカーと太めのパンツ。
石神井寅彦:「なに?」ソファから離れたところにあるテーブルの椅子に座っている。
樋高梢:「ごめんなさい。あんま…パッと言えなくて」
石神井寅彦:「いいよ。別に」
樋高梢:「いや…ううん…」
石神井寅彦:「今日、お客さんほかにいないから。時間潰してって大丈夫だし」
石神井寅彦:「なんすか」笑う。
樋高梢:「なんでも」
樋高梢:「…いや。話したいとは思ってる、んですけど」
石神井寅彦:「うん」
樋高梢:「そんな、なんか、たいしたことじゃないし」
石神井寅彦:「わかってくれなかったらイヤだし?」
樋高梢:「そう」
石神井寅彦:「はは」笑う。「そうだねえ」
石神井寅彦:あなたの名刺を友達に教えてもらったからと、そう言って訪れた彼女は、
石神井寅彦:結局こんな感じで、抱えているというそれを話してくれない。
樋高梢:ムスッとしたような顔で髪を触る。古びた紙のような、懐かしい香りがする。
石神井寅彦:「誰かには言いたいんでしょ?」
樋高梢:「うん」
石神井寅彦:「でも言いたくないんでしょ」
樋高梢:「そう」
樋高梢:「あのね…えっと、これも変だけど…なんですけど」
石神井寅彦:「タメ語でいいですよ」笑って。「ん?」
樋高梢:「絶対言いたくない人がいて、だからよく知らない人にしようと思ったのに」
樋高梢:「なんか…」
石神井寅彦:「うん」
樋高梢:「石神井さん、その人に似てて。似てる…?思い出して」
樋高梢:「あーー…あの。嫌いな人とかじゃないの」
石神井寅彦:「雰囲気?」
樋高梢:「そう。なんだろう。顔、全然似てないんだけど」
樋高梢:はじめて少し笑う。
石神井寅彦:「ふうん」それを見て目を細める。
石神井寅彦:「どっちがかっこいい?」
樋高梢:「それは石神井さん」即答。
石神井寅彦:「マジで? やった」笑う。
石神井寅彦:「でもそりゃ、言いづらいね」
樋高梢:「なんでかなあ」
石神井寅彦:「なんでだろうねえ」頬杖をつく。
石神井寅彦:《虹の香り》。意図的に、香りを手繰る。
石神井寅彦:いま彼女がどんな香りを感じているか、なんとなく察することって可能ですか?
GM:そうだな。じゃあちょっと言わせましょうか。
樋高梢:「そういう香水ってあるのかな」
石神井寅彦:「ああ」「香りで思い出すって、よく言うよね」
樋高梢:「紙の匂い。お父さんと同じ…」
樋高梢:そこまで言って。「うわっ」
石神井寅彦:「ハハ」
樋高梢:「キモい。あー…!もー…!」
石神井寅彦:「馬鹿にしませんけど」
樋高梢:「なんか…もう中二なのになんか…キモいでしょ」
石神井寅彦:「えー、かわいいじゃん」
石神井寅彦:「お父さんも嬉しいんじゃないの?」
樋高梢:「かも…」
樋高梢:はあ、と息を吐く。
石神井寅彦:「……梢ちゃんさ」
樋高梢:「はい」
石神井寅彦:「じゃあさ、手紙にするのは?」
石神井寅彦:「別におれ読まなくてもいいし」
石神井寅彦:「ここで書いて、それからどうするか決めるとかでもさ。いいし」
樋高梢:「……」
樋高梢:「そう、だね。それは、やってみてない…」
石神井寅彦:「うん」
樋高梢:こくりと頷き。
石神井寅彦:「今度でいいよ」穏やかに言う。
石神井寅彦:「かわいいレターセットがいいでしょ、どうせならさ」
石神井寅彦:「選んでからおいで」
樋高梢:むず痒そうに聞く。そして。
樋高梢:「……あのさ」言ってから、迷う。何かを言いかけ、変える。
石神井寅彦:「ん?」惜しかったなあと思う。
樋高梢:「悩みを誰にも言わないで、消してくれる天使がいるんだって」
石神井寅彦:「なにそれ」
石神井寅彦:「学校で流行ってんの?」
樋高梢:「…石神井さんの名刺もらうときに、友達が」
石神井寅彦:「消してもらえたって?」
樋高梢:「ん。…それで、迷って、なんかでも、あそこ廃墟だし…科学館跡にいるんだって」
樋高梢:「なんかキモいし行きたくないから、石神井さんにしたの」
石神井寅彦:「えっ、コワ」
石神井寅彦:「幽霊じゃん」
樋高梢:「でしょ。…それに、なんか。都合良いなって」
石神井寅彦:「うん。こっち選んでくれてありがとうございます」笑って言う。
樋高梢:「勝手にそんなんしてくるの…ご都合主義って感じ。だから。うん」
樋高梢:「書くかも…」
樋高梢:そういって立ち上がる。
石神井寅彦:「書くなら、ここで書いてね」座ったまま声をかける。
石神井寅彦:「梢ちゃんさあ」
樋高梢:「……ん」
石神井寅彦:「あなたは、自分の悩み、消したいわけじゃないんでしょ」
樋高梢:困った顔をする。「……わかんない」
樋高梢:「でも、天使にもきっと」
樋高梢:「言えないと思う」なんでか、までは言わず。
石神井寅彦:「そっか」目を細める。
石神井寅彦:「おれは天使じゃないんで」
樋高梢:「見えないし」笑う。
石神井寅彦:「でしょ」笑う。「なに言っても、怒ったり裁いたりしないからね」
石神井寅彦:「またね。帰り、気を付けて」手を振る。
樋高梢:ムスッとした顔を、作るようにして。頭を下げた。
石神井寅彦:それを見送る。紙の匂いがする職業ってなんだろうなあと思う。
石神井寅彦:(…悩みを消してくれる天使ねえ)
石神井寅彦:(一応報告した方がいいかな)
石神井寅彦:首をかしげ、じゃあ着替えなきゃな、と自分の服を見た。
GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能です。
石神井寅彦:シナリオロイスの樋高梢チャンに取得します~
GM:ワアイ
石神井寅彦:ちょっとまってね
石神井寅彦:庇護:〇/心当たり これで!
GM:ほほ~
GM:ありがとうございます
ミドル1
GM:シーンプレイヤーは石神井さん。全員登場して合流しよう。
石神井寅彦:石神井寅彦の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (32 → 38)
石神井寅彦:みんなおいで~
GM:おいでやす
サヤ:サヤの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (47 → 55)
サヤ:ゾロ目!
神領此折:神領 此折/此執 の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (36 → 42)
GM:このシーンでは支部で気になる案件に呼ばれたみんなが顔合わせして、こういうことがあるんだよーと説明を受けます。
GM:よっしゃ調べたるで、となってシーンを〆ていこう。
石神井寅彦:は~い
GM:支部の人は後半説明のために出すので、顔合わせは好きにゆったりやっちゃってね。
GM:それではいきましょう
【雨宿町町役場・地域親交課】あるいは【UGN雨宿支部】
GM:UGN雨宿支部。あなたたちはこの一室に、とある案件の調査のために呼ばれた。
石神井寅彦:会議室の一室。石油ストーブの前にパイプ椅子を持ってきて、あったまっている。
石神井寅彦:こっちの仕事なので、スーツ姿。
神領此折:こつんこつん、と控えめにドアが叩かれて
神領此折:「…どうも」と、数泊置いてドアを開ける音と一緒に控えめに入ってくる少年
石神井寅彦:「あ、此折くんー」振り返る。
石神井寅彦:「おいでおいで」呼ぶ。
神領此折:おいでと入る許可をもらったのを確認して、とことこと体をドアから出し開いていたパイプ椅子に座る
石神井寅彦:「外、寒かったでしょ」
神領此折:「……いえ」
神領此折:この前の雨の日よりは、平気だった、防寒具が防寒具の仕事をしていたので
サヤ:「えー、寒かったよー」
サヤ:「俺、冬は初めてだけどこんな寒いなんて思わなかったもん」
石神井寅彦:「あら」そっちの声の方を見る。知らない子。
サヤ:なんか、いつの間にか見慣れない少年がいる
神領此折:「……?こんにちは……」
石神井寅彦:「こんにちは」
神領此折:はて、入室したときに彼はいたかなと思いつつも挨拶をする
サヤ:「あ、ごめん。挨拶忘れてた、こんにちわー」
石神井寅彦:「ふふ。あやしさん?」
サヤ:「お兄さん、正解。おやまの方からお手伝いに来ましたー」
神領此折:「ああ、なるほど」
サヤ:「"桶屋"のサヤだよ。よろしくね」
石神井寅彦:「あら、当てちゃった」笑う。「そっか、よろしくね」
神領此折:「"穢霊破り"神領此折です、よろしくお願いします」
神領此折:もう一回ぺこりと頭を下げる
サヤ:その名前を聞いて眼を瞠ります
サヤ:「なんか、物騒な渾名だけど。」
サヤ:「俺、悪いあやしじゃないからね…!!」
サヤ:「ダメだからね!俺のこと破ろうとしたり…!なんかしたりしたら!」
石神井寅彦:「はは」けらけら笑う。「怯えさせてんの」
神領此折:「仕事でなければ…やらないので……」
石神井寅彦:「おれは"影追い"、石神井寅彦です。寅彦くんでいいよ」
サヤ:「寅彦くん」
神領此執:『自分らで言うのもなんだけど物騒だよなこれ』
神領此折:「俺は石神井さんと呼んでます、一応」
サヤ:「ふーん、じゃあ、寅彦にいにと寅彦おじちゃんどっちがいい?」
石神井寅彦:「別に、ふたりも寅彦くんでいいのに」神領くんに笑って言う。
サヤ:「この前会った男の人にお兄さんって呼んだら嫌がられちゃって」
サヤ:「寅彦くんぐらいだとどっちのほうがいいのかなー」
石神井寅彦:「えー?」「おれまだおじちゃんはヤだな」
石神井寅彦:「にいにも恥ずかしいなー」
サヤ:「気難しい年頃!」
石神井寅彦:「すみません」笑う。
サヤ:「人間ってそういう時期があるらしいからねー、仕方ないよ」
サヤ:何故が慰めるように寅彦さんの肩を叩きます
サヤ:「じゃあ、ご要望どおり寅彦くんで」
石神井寅彦:「ハハ、おとなだなー」へらへら笑う。
石神井寅彦:「ありがと。あなたは? なんて呼ばれたいとかあるの」
サヤ:「なんでもいいよー。山本のおばあちゃんにはサヤちゃんって呼ばれたり、守屋のおばあちゃんにはさあくんって呼ばれたりもしてるし」
石神井寅彦:「おばあちゃんキラーだ」
石神井寅彦:「じゃあおれはサヤちゃんって呼ぼ。此折くんは?」
神領此折:「…サヤさんで」
サヤ:「「あはは、よろしくね。此折くん」
サヤ:「あ、そうだ。」
石神井寅彦:「んー?」
サヤ:「一個どうでもいいこと聞いてもいい?」
サヤ:寅彦さんの方を見ながら
石神井寅彦:「なに? いいよ」
サヤ:「寅彦くんってここらへんにおばあちゃん住んでる?」
サヤ:「どっかで聞いたこと有る気がするんだけど。
石神井寅彦:「ハハ」くすくす笑う。「おばあちゃんはいないけど」
石神井寅彦:「よくサヤちゃんとこたつで火サス見てるって知り合いはいるかも」
サヤ:「じゃあ、おじいちゃんかな……?いや、違った」
サヤ:「おじいちゃん……『みたいな』人だった…!!」
石神井寅彦:「ふっ」噴き出すようにして笑う。
サヤ:「あれ?違った?涼さんじゃなくて?」
石神井寅彦:「いや、合ってる合ってる」
サヤ:不安げな顔をしてからほっとした表情を見せる。
神領此折:「御凪さん……?」
サヤ:「よかったー。」
神領此折:おじいさんみたいだったっけ
石神井寅彦:「ほら、あのひとよく携帯なくしたりしてるから」
石神井寅彦:神領くんの顔色を察して言う。
サヤ:「お肉とか食べたがらないしねー」
神領此折:「ああ……」確かにあの時も公園で暇そうにしていたとウェンディさんが言っていた
サヤ:「よかった。此折くんも納得してくれた。これで涼さんは満場一致でおじいちゃんみたいな人だ」
サヤ:安心したように笑ってから
サヤ:「え。あれ?これってもしかして悪口みたいなのになるのかな?」
石神井寅彦:「ふふっ…」その様子にウケる。
サヤ:また不安げな顔を見せる。子供のように表情がコロコロ変わる
石神井寅彦:「そうねえ。涼さん困っちゃうかも」
神領此折:「どうでしょう……やはり困ってしまいますかね…?」
石神井寅彦:「困らせてみちゃう?」
サヤ:「え…わ…!それは俺も困っちゃうな…!」
石神井寅彦:「はは、ヤなんだ」
サヤ:「人を困らせたり怒らせたりしたら悪いあやしって思われちゃうもん」
サヤ:「だから、今度涼さんに会ったらおじいちゃんみたいって言ってごめんなさいって謝るから」
サヤ:「それまでナイショにしてて…!お願い…!」
石神井寅彦:「別に、言わなきゃバレないのに」笑いながら言う。
神領此折:「そ、そういうことなら……」悪いことをしていても友人になったあやしがいる手前、無下にはできない
サヤ:「いい子でいたいから、悪いことしたら謝りたいの」
サヤ:「わーい!ありがと!」
石神井寅彦:「マジメだねえ」石油ストーブに手を翳している。
サヤ:此折くんの手を握ってピョンと跳ねます。艶やかな髪が優しげに揺れる。
GM:そこでコンコン、とノックの音。
サヤ:「だからオヤジにお仕事任されたんだよー」
石神井寅彦:「あー、そりゃ信頼できそうだ…」
サヤ:ノックの音を聞いて口をふさぐ
神領此折:桃色の飛び跳ねるそれをぼーっと見つめた後、ノックの音で我に返り
神領此折:「どうぞ」
神領此折:と先ほど入ってきた銀の扉に声をかける
加茂由香里:ドアが空く。くすりと笑う声。
【加茂由香里・古道具屋『長玄堂』アルバイト/大学生】あるいは【"エフェメライラ"・UGN雨宿支部研究部員】
石神井寅彦:「あたたまってまーす」加茂さんに声をかけます。「なんか手伝いいる?」
加茂由香里:「全員お揃いですね」《構造看破》で空間と人数を把握する。盲目の目が方向を感知する。
加茂由香里:「あったまっていってください」
加茂由香里:「お手伝いは…調査をお願いしたいという話です」
神領此折:「調査」ほわほわとストーブの上で湯気を立てる薬缶越しに加茂さんの顔を見る
石神井寅彦:「今は大丈夫ね。ここ空いてますよ」椅子を示します。
加茂由香里:「皆さんだと…閉鎖前は訪れていないですよね。神野島科学館という科学館がむかしあったんです」
サヤ:「今回はどんなお話なの?」
加茂由香里:失礼します、とお辞儀して椅子に座ります。
加茂由香里:「その科学館の…廃墟のお話でしょうか」
サヤ:「へー」
神領此折:「科学館……廃墟……」
石神井寅彦:「なんかご存知?」神領くんに。
サヤ:興味深そうにその青い目を深く輝かせる
神領此折:「そういえば、この前少し雨を凌ぎに入ったような」
加茂由香里:「旧市街のほうなら、そうかもしれませんね。取り潰されていないので」
加茂由香里:「土地税のあれそれだとかなんとか…? そこはよくわかりませんが」こほん。
神領此折:「あ、そうです、コンビニから信号抜けて人通りの少ない道の方の」
神領此折:「それで、そこがどうかなさったんですか?」
加茂由香里:「ああ。じゃあそこです。…だれか会いませんでしたか?」
サヤ:話を聞きながら頭の中でなんとなく地図を作っている
石神井寅彦:「幽霊とか」笑って言う。
神領此折:「…会いましたね」
加茂由香里:おや、という顔。
サヤ:「幽霊に!?」
神領此折:「なんだか生きるのに難儀しそうな人に」
石神井寅彦:「生きてはいたんだ?」
サヤ:「どんな人なの…?」
神領此折:「羽根がいっぱい生えていて光ってました、顔色も悪そうには見えなかったです」
神領此折:「管理人さんかなと思ってここを少し貸してくださいと言ったら去って行ったのでそれきりだったのですが…」
加茂由香里:「ふむ…」
石神井寅彦:「羽根が生えて光ってるとこ、スルーしたの? 大物だなあ」
サヤ:「幽霊じゃなければ俺たちのお仲間だねえ」
神領此折:「?」研究所では特に珍しくも無かったので何とも思っていなかった
石神井寅彦:「噂があるんだよね」加茂さんに。
加茂由香里:「ご存じで。そう、主に子供が知っているみたいで」
加茂由香里:「内容もちょっと人次第だったりするんですが…おおむね、天使がいるとか」
サヤ:「羽が光ってるならたしかに天使かもしれない…!」
神領此折:「天使」
加茂由香里:「そのあやし…あやしかな。その人がそうなのかもしれませんね」
石神井寅彦:「その天使が、悩みを消してくれるんだって、噂になってるんだって」
神領此折:「悩みを消す……?」
加茂由香里:「それがどういうことか、それが誰か…もふくめて、そこの調査をお願いしようと思っていたんです」
神領此執:『……?あ、もしかしてあれそういうことか…?』
石神井寅彦:「うん。知り合いがそう言ってました」
石神井寅彦:「今回はお山のご協力も頂いてるんだねえ」
加茂由香里:「あやしの可能性がそれなりにあるので、そのあたりもあるのかもしれません」
石神井寅彦:「此折くんさ」
神領此折:「はい」
石神井寅彦:「その人に、会ったんでしょ。ジャームぽかったなとか、怖いなーとか、そういうのは思わなかったの?」
神領此折:「いえ、特にそんな感じはしませんでしたね」
神領此折:「むしろ此執がまた会ってみたいって言ってたので」
神領此折:「俺も彼も悪い感じはしなかったな、という結論になりました」
石神井寅彦:「へえ、此執ちゃんが……」「あ」
石神井寅彦:「そこ、あとで説明するね。サヤちゃんに」
サヤ:「此執って人と一緒にいただけじゃないの?」
神領此折:「そうでした、あと此執、何か気づいていたようなのでそれも後に回します」
石神井寅彦:「ちょっと複雑なのよ」サヤさんを見る。
サヤ:「へー」興味深そうに神領さんの方を見る
石神井寅彦:「てかその天使ちゃん?なんか名前とかないのかな」
神領此折:「あ」
石神井寅彦:「お?」
神領此折:「夜光さんだって言ってました、とりあえずこれで、と言ってたので間に合わせのお名前かもしれませんが」
石神井寅彦:「夜光さん」瞬き。「…なんかやっぱ、言動が生まれたてのあやしっぽいね」
石神井寅彦:こないだは記憶喪失の子だったけど、と、言わずに思う。
サヤ:「じゃあ、俺と同じだね。」
サヤ:仲良くなれたりするかなーと気楽に言葉を紡ぐ
石神井寅彦:「生まれたて?」
サヤ:「生まれたて」両手の人差し指で自分を指す
石神井寅彦:「初めての冬っつってたもんね」笑う。
サヤ:「でももうすぐ半年?だから俺のほうが先輩かなー。そしたら色々教えてあげないとね」
石神井寅彦:「ふふ。仲良くなるの得意?」
神領此折:「ああ…」そういえば、この前会った彼は今日は暖かくしているだろうかと思いながら
サヤ:「んー、わかんないけど」 「寅彦くんと此折くんが俺と仲良くしたいなーって思ってくれてるなら」
サヤ:「もしかしたら、得意かもしれない」
石神井寅彦:「おれはしたいなー。此折くんはどうかな?」
神領此執:『…素直に答えておけよ?』
神領此折:「……どうしたいか、と考えるのは苦手ですが」
神領此折:「そうですね……一緒に任務をこなすのに支障がないくらいにはしたいです」
サヤ:「……難しい年頃?」
神領此折:「たぶん……」
石神井寅彦:「ばーか、そこは一緒に遊べるようになりたいくらい言えよー」
石神井寅彦:「難しい年頃なんですよー」
サヤ:「人間は仕方ないなー」と楽しげに笑う
加茂由香里:くすくすと笑っている。
サヤ:「あ、ねえねえ。由香里ちゃん」
加茂由香里:「あら」まばたき。「はい?」
サヤ:「俺も此折くんみたいに最近あった面白いこと話してもいい?」
加茂由香里:「ええ。この調査はまだそこまで優先度が高くもないですし」
加茂由香里:「面白いお話、ぜひ、みなさんにしてあげて。私も聞きたいです」
石神井寅彦:「なになに?」
サヤ:「えっとね。さっき言ったお兄ちゃんって呼んだら困らせちゃった人の話なんだけどー」
サヤ:「その人、図書館のお兄さ……おじちゃんでね。俺、そこで本を読んでたんだけど。」
神領此折:足をそろえて手は膝の上に置きその話を聞く
石神井寅彦:「たしかにおじちゃんにお兄さんつったら困るなあ」へらっと笑う。
石神井寅彦:「本読んで、どしたの?」
サヤ:「やっぱりそうなんだ…あ、でねでね」
サヤ:「二人の鳥の話なんだけど、その鳥が一緒にいると片方が死んじゃうかも知れないってわかったところで」
サヤ:「いきなり二人がお星さまになって終わっちゃったの」
石神井寅彦:「?」首を傾げる。「変な話」
サヤ:「だよねー!そう思うよね!」「でね!俺もちょっと意味がわかんなくて、どういうお話なのかなって考えてたら」
石神井寅彦:「おー、えらい。うん」
サヤ:「その人がそういうのは『落丁』って言って」
サヤ:「途中で本のページが抜けてたりする間違いなんだって教えてくれたんだ」
サヤ:覚えたての知識をドヤ顔でみんなに披露します
神領此折:「なるほど落丁……」新しいことを知った
サヤ:「ふふん」
石神井寅彦:「え、じゃあ、なに? 本のページ、途中で抜けてたってこと?」
サヤ:「そーそー、寅彦くんも知らなかった?落丁」
サヤ:「俺ほんとビックリしちゃって。今度からちゃんと下の方にある数字も意識しなきゃなーって思っちゃった」
石神井寅彦:「えー、すごいじゃん。珍しい体験してるなあ」
サヤ:「ホントは返さなきゃいけないのにとってあるらしいから」
石神井寅彦:「あ。そうだよね。普通、そういう本って図書館に置いちゃダメなんじゃないの?」
サヤ:「めちゃくちゃレア体験だよー」なんか褒められた気持ちになったのですごく嬉しそうな口調
石神井寅彦:「自慢しとけ自慢しとけ」笑っている。
サヤ:「いっぱいする!っていうかしすぎてオヤジの耳にたこが住んじゃったらしいよ!」
神領此折:「直されてもなくてそのまま図書館に置いてあるページの抜けた本……」妙だなあとぼんやりしながら楽しそうに話すサヤさんを見ている
サヤ:「というのが、最近あった面白い話です!おしまい!」
石神井寅彦:「アハハ、面白かった」拍手する。
神領此折:「ありがとうございました」ぺこり
サヤ:「ご静聴有難うございましたー」
石神井寅彦:「しかし、あれだねえ」首を傾げる。
加茂由香里:「へえ…確かに珍しいお話でした」にこにこしている。
サヤ:嬉しそうに両手を上げて拍手に答える
石神井寅彦:「その鳥、最後は二匹ともお星さまになっちゃうんだね」
石神井寅彦:「ハッピーエンドなのかなあそれ」
サヤ:「だからね。今度図書館に行って」
サヤ:「無くなったお話を教えてもらうんだ。」
石神井寅彦:「ああ、その…お兄さんって言っちゃったおじさんに?」
サヤ:「うん、樋高のおじちゃんに」
石神井寅彦:「樋高」
石神井寅彦:呟く。「図書館に務めてる樋高のおじちゃん?」
サヤ:「そうだよ?」
サヤ:「あ、もしかして知り合い?寅彦くんは秀介お兄ちゃんって呼んだ方がいいと思う?」
石神井寅彦:「いや、知り合いじゃないよ。あと樋高のおじちゃんのが良いよ絶対」笑う。
石神井寅彦:自分のお客さんのプライバシーなので、この場で追及するのはやめる。
石神井寅彦:「あとやっぱ、サヤちゃんさ」
サヤ:「なあに?」
石神井寅彦:「人と仲良くするの上手だって。さっきから、いろんな人の名前出てくるもん」
石神井寅彦:「そこの此折さんにも教えてやってよ、仲良くなり方」
サヤ:「えへへ。そうかな。」
神領此執:『教われ、俺も教わるがお前はもっと教われ』
神領此折:「お願いします」深々と頭を下げる
サヤ:「お願いされてしまった…!」
サヤ:どん、と胸を叩く
サヤ:「よしわかった!任せなさい!」
石神井寅彦:「よっ、サヤ先生」
加茂由香里:くすくすと笑う。「事件のほうもお願いしますね?」
サヤ:「俺が今からどんどん寅彦くんと此折くんと由香里ちゃんと仲良くなっていくから!」
サヤ:「事件の調査を進めながら仲良くなっていくから!」訂正する
サヤ:「此折くんはどんどんそのやり方を盗んでいってください!」
神領此折:「了解しました」
石神井寅彦:「あと2人追加をお願いするかも」
石神井寅彦:「此執ちゃんと、夜光ちゃん」
サヤ:「……」
石神井寅彦:「難易度高いかな?」
サヤ:「寅彦くん、意外と人にお仕事押し付けるタイプだね?」
神領此折:「此執は俺よりは楽かと」
石神井寅彦:「いいじゃん、サヤ先生ならできるってー」
神領此執:『おいおい』
サヤ:「まあ、出来てしまうのだけどね…!」
サヤ:「多分…!おそらく…!きっと…!」
石神井寅彦:「あははは、できるできる。大丈夫だよ」
サヤ:なんやかんや人に頼られるのが嫌いじゃないので声が弾んでいる
加茂由香里:それを聞きながら、ふと「あっ」と言う。
加茂由香里:「…ああ。そうか。サヤさんもだし…皆さん二年前にはまだうちに赴任していないんだ」ふと呟く。
神領此折:「どうかされました?」くりんとそちらを向く
石神井寅彦:「なになに、意味深」
加茂由香里:「科学館跡なんですけど、二年前。事故…でもないんですが」
加茂由香里:「女の子がそこで亡くなっていて。まったく警察でも、R案件でもないんですが…夏祭りの件と言い、関係する場合もありますので」
サヤ:両手を合わせながらその話を聞いている
神領此折:「亡くなって……」
石神井寅彦:「………此折くん」
石神井寅彦:「一応聞いておきたいんだけど」
神領此折:「はい」
石神井寅彦:「夜光ちゃん、女の子っぽい見た目だった?」
神領此折:「…見た目は中性的でしたが声の高さからして、彼女、と呼ぶ方が適切なようには」
石神井寅彦:「そっか」首を傾げる。
神領此折:「?」なんだろうと思いつつも調査の準備をする
サヤ:「要するに、そのへんも含めて調べたほうがいいってことだよね。」
サヤ:「えっと、がんばりますので。改めてよろしくね!みんな!」
石神井寅彦:「お、先生。手慣れてんなー」
神領此折:「はい、よろしくお願いします」
石神井寅彦:「うん。よろしくね」
サヤ:「先生をからかう子は減点です。」
石神井寅彦:「えー、厳しいなー」
サヤ:なんとなく重い空気を感じたので《完全演技》で明るく振る舞う
サヤ:「俺に先生をお願いしたのは寅彦くんなのでー」
GM:シーンエンド。ロイス取得と購入ができます。
GM:あと今回、ミドル戦闘はないので、いちおうご参考に。
神領此折:はーい
石神井寅彦:は~い
神領此折:ロイス
石神井寅彦:神領くんにロイス取ろ サヤさんはもうちょっと話してから取るねえ
神領此折:
石神井寅彦 〇協力/何か掴んでる?
サヤ 〇協力/耳で盗めるかな
神領此折:これ取ります
サヤ:ボデマー
サヤ:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 10[10,10]+8[5,8] → 18 → 成功
サヤ:しちゃったな。乱数調整
サヤ:裏でネームレスシティのことを聞くのが調整だったのだ
サヤ:ロイスはとりあえず保留で以上
石神井寅彦:神領此折&此執/誠意:〇/心配/ロイス これで!
石神井寅彦:ボデマ
石神井寅彦:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 7[3,4,7] → 7 → 失敗
石神井寅彦:だめした 以上!
神領此折:ボデマしますか
神領此折:1dx+2
DoubleCross : (1DX10+2) → 6[6]+2 → 8
神領此折:無理
神領此折:以上で
GM:はーい!
ミドル2
GM:ではミドル2。
GM:シーンプレイヤーはサヤさん。情報収集なのでみんなきてほしいな~
神領此折:来ます
石神井寅彦:石神井寅彦の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (38 → 39)
神領此折:神領 此折/此執 の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (42 → 48)
石神井寅彦:低推移、こわすぎ
石神井寅彦:絶対後でなんかある
サヤ:サヤの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (55 → 63)
サヤ:ぎゃんぎゃん!!
GM:では情報項目を提示していくよー
★夜光について 〈情報:UGN〉6
★神野島科学館跡について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉7
★樋高秀介/樋高梢について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉7
GM:えいっ この三つです
サヤ:わおわお!
神領此折:3つ!
石神井寅彦:神領くんに夜光さんお願いした方がよさそうだな
石神井寅彦:サヤさんどっち行きたいですか?
サヤ:僕らのどっちが科学館行きます?
石神井寅彦:うーん 梢チャンのこと知ってるの石神井だけだから
石神井寅彦:樋高親子やっていいですか?
サヤ:どうぞどうぞ、じゃあ科学の館を調べます
神領此折:では夜光さんは引き受けます
石神井寅彦:はーい
石神井寅彦:では★樋高秀介/樋高梢について、〈情報:噂話〉。コネ使います
石神井寅彦:5dx+1>=7
DoubleCross : (5DX10+1>=7) → 8[3,3,7,8,8]+1 → 9 → 成功
石神井寅彦:やったワイ
GM:ワイ
サヤ:思い出の逸品(オヤジにもらった竹とんぼ)を使用し
サヤ:神野島科学館跡について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉7
サヤ:《生き字引》で判定します
サヤ:侵蝕が64に
サヤ:6dx+2>=7
DoubleCross : (6DX10+2>=7) → 9[1,3,3,6,6,9]+2 → 11 → 成功
サヤ:やったね
石神井寅彦:さすが~
神領此執:流石先生
神領此折:では次夜光さんについてを情報:UGNで
神領此折:1dx+2
DoubleCross : (1DX10+2) → 2[2]+2 → 4
神領此折:財産点2点入れます
石神井寅彦:お金持ち!
GM:この世は金
神領此折:残り4点
GM:みんなクリアね えらいぜ
GM:では順番にはっていきます
★夜光について
近頃、神野島科学館跡で目撃されるようになったあやし。
発生源は科学館のプラネタリウムに設置されている映写機。シンドロームはエンジェルハイロウ/オルクス。
発生してから数年ほど経過しているが、当初は《ヒューマンズネイバー》すら不全であり、自身の肉体を保てないほどの脆弱な存在だった。しかし、プラネタリウムを自身の『領域』とし過ごすうちに、レネゲイドビーイングとしての存在が強固になっていった。
領域内に投影したものを取り込む、あるいは増幅させる能力を持つ。
GM:つぎ!
★神野島科学館跡について
雨宿町旧市街はずれに存在し、五年前に取り潰された科学館の廃墟。建物は手入れされないまま残されている。
二年前に「貝原美由記」という市外の少女の遺体が発見されたため、大人たちは子供の出入りを禁じたがっている。
近頃、「プラネタリウムの天使」の噂がもちあがっており、科学館跡のプラネタリウムに行けば天使に会えるという。
ただし、その天使については「怖いお化けを見せてくる」「嫌なことを忘れさせてくれる」など、伝わっている内容が異なる。
GM:追記として、この貝原については次の情報収集で調べられますが、本当に事件性はないです。
GM:思考のノイズになるかもしれないので、それだけ断言しときますねっ
GM:そしてつぎ。
石神井寅彦:はーい
★樋高秀介/樋高梢について
樋高秀介は図書館の職員。雨宿町で生まれ育った。一人娘が生まれてすぐに妻が亡くなり、男手一つで娘を育ててきた。二年前に貝原美由記に最後に会った人物であり、彼女を引き留められなかったことを強く後悔している。
樋高梢は雫原市立第三中学校の二年生。樋高秀介の娘。石神井寅彦に悩んでいることを相談しに来たが、内容をまだ言えていない。
→樋高秀介に二年前の話を聞きに行くイベントが発生します。
GM:以上。
【 町役場近辺・喫茶『オペラ』】
GM:住宅街の一角、少し裏道に入ったあたり。
GM:レトロというよりは古くさい内装。ステンドグラスのある小さな喫茶店。
GM:あなたたちは実際に科学館跡へ赴く前、下調べを行ってここに集まった。
サヤ:「俺、このお店はいるのは初めてなんだけど」
サヤ:「何かオススメってある?」
神領此折:「俺も初めてですね…」と言いながらも目はふわふわ猫のラテアートに吸い寄せられている
サヤ:「猫ちゃん可愛い」
サヤ:「こういうのって飲んじゃうのが勿体なくならない?可愛すぎてさー」
神領此折:「そ、それはそうかもしれないです……」
石神井寅彦:「ケーキなんでもおいしいよ、まんまオペラって名前のケーキもあるし…でもちょっと大人っぽいかな」首を傾げる。
サヤ:「大人っぽい……」
神領此執:『ケーキ、あ、俺アップルパイ食べたい、それ頼んで』
サヤ:「なら、逆に子供っぽいのって何かな」
石神井寅彦:「アップルパイとか?」
神領此折:ふむ、と言う通りにそれを頼むことに決めたのでメニューをサヤさんに渡す
サヤ:「じゃあ、それもらっちゃおー」
サヤ:「子供じゃなきゃ、頼めない。大人が頼むのはちょっと恥ずかしい…せっかく子供なんだから、そういうのを食べないとね…!」
神領此折:「そういうものですか」
サヤ:「柴田のおばあちゃんもいっつも若さを楽しみなさいって言ってるよ」
石神井寅彦:「子供っぽくねー考えしてんなー」
石神井寅彦:笑いながら店員さんを呼ぶ。
サヤ:「子供っぽいことをしようとするのが…逆に子供っぽくない…?そんな…ごめんね…柴田のおばあちゃん…」
石神井寅彦:「此折くんは猫ちゃんラテアート?」
神領此折:「………」むむむ、と顔が崩れてしまうときのことと葛藤して
神領此折:「……それでお願いします…あとアップルパイを…」
石神井寅彦:「はは、はい」笑う。
サヤ:「おそろいだ。仲良しポイント1点ゲット!」
神領此折:「…此執のリクエストです、本当に彼とは仲良くできるかもしれないですね」
サヤ:カラン、と此折くんのとこに運ばれたお冷のグラスを鳴らします
石神井寅彦:「アップルパイ2つ、猫のラテアートと、あとえーと」
サヤ:「んー、でも結局此折くんとも同じもの食べるんだから」
石神井寅彦:「ん? 変える?」
サヤ:「それはそれで仲良しって感じしない?」
神領此折:「…それもそうですね」
サヤ:「そうやって俺達の仲を引き裂こうとしても」
神領此折:「いえ、変えなくて大丈夫です」
サヤ:「先生ひっかかりませんよー」
サヤ:楽しげに笑う
石神井寅彦:「ハハ、こりゃ参りました」
石神井寅彦:「えーと、じゃあココアください。アイスのやつ」注文します。
GM:注文を受け、やがてそれらが運ばれてくる。
GM:客はあなたたちのほかにはいない。もともと閑古鳥が鳴きっぱなしの店だ。
サヤ:「え…わ…!すご…!」
サヤ:「なにこれ、すごく甘くて香ばしくて…いい匂い…!」
神領此折:(近くで見ると本当に彼そっくりだ…)と思いつつラテアートを写真に収める
サヤ:嬉しそうにフォークを手に取り
サヤ:フォークの先がアップパイの生地に触れる
サヤ:サクリ
サヤ:「え…え…えー……!!」
石神井寅彦:「ハハ」微笑ましそうに見ている。「どうですか、サヤちゃんさん」
サヤ:「まだ食べてないのに…フォークを入れただけでなんか幸せ…!」
石神井寅彦:「ふふっ、じゃあ食べたらもっと幸せになっちゃうじゃん」
サヤ:「だってフォークを刺しただけで生地がサクサクで、中がしっとりしてるのがわかっちゃうもん!」
サヤ:「なっちゃう…なっちゃうかもしれない…」
サヤ:「俺が幸せ過ぎてポーっとしちゃったら、ちゃんと二人が呼び戻してね?」
石神井寅彦:「えー、おれ戻せないかも」
神領此折:「が、頑張ります」写真を収めたスマホをしまう、あとで彼に見せよう
石神井寅彦:「じゃあ此折くんにまかせた」
サヤ:「信じてるよ、此折くん…!」
神領此折:「任されました」
石神井寅彦:自分は氷に満ちたアイスココアをひとくち飲む。「つめて」
サヤ:恐る恐る…だけどそれ以上の期待と幸福の予感を感じながらパイを口元へと運ぶ
サヤ:はむり
サヤ:軽く歯を立てるだけど、生地が雪のように口の中で解けていく。
サヤ:そしてパイの焦げ目の微か苦味が、その奥にあるりんごの甘味を優しく引き立てる
サヤ:サクリ、サクリ
サヤ:口の中で甘みパイを咀嚼するたびにわずかに味が変わり、暖かな幸福感が口から全身へと広がっていく
サヤ:「……ほあ……」
石神井寅彦:「此折くん」サヤさんの様子に笑いながら、神領くんに視線を移す。
サヤ:「ふわああ……」
神領此折:「はい」
石神井寅彦:「戻してあげて」
神領此折:「はい」
サヤ:少しでもその幸福感を逃さないようにかいつの間にか口元を両手で抑えている
神領此折:席を立ちサヤさんの方に回り込み、顔を耳元に、手を肩にぽんぽんと置いて
神領此折:「サヤさーん?」
サヤ:「……!」
石神井寅彦:(介護…?) 見守ってみる。
サヤ:もぐもぐ…ごくん…
サヤ:「た、だいま?」
サヤ:「いっぱい幸せになってしまいました。」
神領此折:「おかえりなさい」フードで表情はうかがえないが、おそらくポーカーフェイスだ
神領此折:戻ってきたことを確認して自分も座り直す
石神井寅彦:面白そうにその様子を見ている。
サヤ:「いや、だって、これほんとに美味しいんだもん…!」
サヤ:「寅彦くんも食べてみてよ。」
神領此折:「それは何よりです…店員さんも喜ぶでしょう」
石神井寅彦:「えーいいの?じゃあひとくちください」
サヤ:「冷たいココアを飲んだ体にあったかさが染み渡るよー?」
石神井寅彦:「あはは、いま寒いのバレてる」身を乗り出す。
サヤ:「あーんしてねー」
石神井寅彦:「あ、そういう距離感なの? はい」あーんする。
サヤ:一口大にカットしたパイを寅彦さんの口元に運びます
神領此折:2人がやり取りしている間に自分もアップルパイを一口
石神井寅彦:あーんされます。
神領此執:『ん、うま、このリンゴなんだけどなんかちょっとぴりっとした感じいいよな』
神領此執:『スパイスって言うんだっけ』
石神井寅彦:「うま」
サヤ:「でしょー?」自分の手柄のように嬉しそうだ
石神井寅彦:口元についたパイの欠片を指で拭う。
サヤ:「じゃあ、三人同じ釜のパイを食べて仲良しになったところで」
石神井寅彦:「ハハ、同じ釜のパイ」
サヤ:「お仕事の話を…しよう…!パイもちゃんと温かい内に食べながら…!」
石神井寅彦:「ふっ」笑う。「さすがサヤ先生。ちゃんと幸せから戻ってきてる」
神領此折:「情報ですね」
石神井寅彦:「此折くん、夜光ちゃんについて改めて調べてたよね。なにか分かりました?」
神領此折:「はい」といってメッセンジャーバッグから書類の束を出す
神領此折:「調査結果をお伺いしつつまとめてもらいました」
神領此折:赤いペンで囲んだところを指しながら話す
神領此折:「どうやら科学館の映写機を核としたあやし、らしいです」
石神井寅彦:書類の束を覗き込む。
神領此折:「少し前まではヒューマンズネイバーも保てないくらいの存在でしたが」
神領此折:「プラネタリウムで長く過ごしているうちに中を掌握したようで」
サヤ:「生まれて数年ってことは、俺より先輩なのかー」
神領此折:「投映したものを取り込んだり、増幅させたり、と色々力を付けていったようです」
石神井寅彦:「エンジェルハイロゥと…オルクスシンドロームかあ」
石神井寅彦:「この子が噂の『悩みを消す天使』、でいいのかな」首を傾げる。
神領此折:「あ、それについてなんですけど」ちら、とサヤさんを見る、情報はあるが段取りはどうしたものかと言った感じだ
石神井寅彦:「ん? サヤちゃんも何か分かったの?」
サヤ:こくりと頷いてその視線に応える
サヤ:「えっとね。」
サヤ:「科学館の天使って、二人いるんだって」
サヤ:「二人いるっていうか、噂が二つある?」
石神井寅彦:「違う内容が出回っちゃってるんだ」
サヤ:「寅彦くんが気にしてた、『悩みを消す天使』と
サヤ:「『怖いお化けを見せてくる天使』?」
石神井寅彦:「悩みを消してくれるのは嬉しいけど、怖いオバケを見せてくるのは嬉しくないね」
サヤ:「エンジェルハイロゥとオルクスシンドロームなら、怖いおばけを見せてくるっていうのに説得力があるんじゃないかな。」
サヤ:「えっと光と、空間?に干渉する感じになるんだよね?それだと
石神井寅彦:「そうね」頷く。
神領此折:「そうですね、映写機であったことや空間を掌握していたという情報とも一致します」
石神井寅彦:「あとは…まあ、こういう風に」
サヤ:「?」
石神井寅彦:「同じとこから出てる噂なのに、妙なブレがあるときは、だいたい」
石神井寅彦:「皆、体験してるものは一緒なのに」「それを見てどう思うかはバラバラ、みたいな」
神領此折:「…ですね」
サヤ:「このアップルパイを食べても」
サヤ:「美味し~って思える人と」
サヤ:「普通~って感じの人がいるみたいに?」
石神井寅彦:「そ」目を細める。「超美味しいのにね」
神領此折:「此執が、夜光さんに場所を貸してもらうとき、何か願いを言ってくれと言う素振りだったと」
サヤ:「ね~」美味しそうに頬を綻ばせている
石神井寅彦:ふふ、とサヤさんを見て笑う。
神領此執:『うまいぞ』
石神井寅彦:「あ、そだ。此執ちゃん」
石神井寅彦:「タイミングいいか? 紹介しちゃう?」
神領此折:「あ、そうですね」
サヤ:「あ、やっと教えてくれるの?」
サヤ:なんとなく姿勢を正す
神領此折:「えっと、俺一人の人間としてここにはいるんですけど、実際に中で考えたりしているのは実は二人なんです」
サヤ:「ふむ?」
石神井寅彦:アイスココアを口に運ぶ。冷たい。
サヤ:「アップルパイがパイ生地と林檎の二つで出来ているように?」
サヤ:アップルパイを口に運ぶ。あったかい。美味しい
神領此折:「そんな感じです、で、あんまり表に出てこない方…パイの林檎の方を此執って呼んでるんですけど……」
神領此折:「まあ出てきてもらった方が早いですね」
サヤ:「りんごちゃん…!」
石神井寅彦:「出てきてもらえる?」
神領此執:ぱくり、とパイを一口口に運んだ辺りから、それまでの抑揚のない雰囲気が緩む
神領此執:「きました、このアップルパイうまいっすね」
石神井寅彦:「うまいっすよねー」笑う。
サヤ:「美味しいよねー」
神領此執:フォークを皿の上に置く、それまで毎回縦に揃ってたフォークは、今は斜め向きだ
神領此執:「どうもー、神領此執です、ややこしいから普段は裏にいます」
サヤ:どこがとは言えないけど、たしかに何かが変わったような気がする。それが表面の部分なのか、深いところにあるものなのかは、わからない。
サヤ:「始めまして、サヤです。」
サヤ:「会えて嬉しいよ。」
サヤ:「でも、大丈夫?そうやって入れ替わって疲れたりしない?」
神領此執:「別に?」それまで遠慮がちで手を付けていなかったラテも、飲み始める
神領此執:「こうしているのも此折の自主性のためだし」
神領此執:「こいつ放っておくと全部俺に任せて何も言わないから」
サヤ:(猫ちゃんが…!)
神領此折:『ちょっとラテ』
サヤ:「あはは、此執くんの方がお兄ちゃんみたいだね」
サヤ:《完全演技》で猫ちゃんがいなくなった動揺を隠している
石神井寅彦:「……あ、みんな猫ちゃんスルーなんだ…」
神領此執:「うーん、でも此折に慎重さが足りないって怒られることもままあるしな……どっちがどっちとは決めてねえ」
石神井寅彦:後方でひとりごちている。
神領此執:「今此折からクレームが飛びました」
石神井寅彦:「ふっ」噴き出す。「そりゃ良かった」
神領此執:(ちなみに番号で言ったら多分此折が上)
石神井寅彦:「そいえばさ、此執ちゃん」
神領此執:「はいはい」
石神井寅彦:「夜光ちゃんになにか思うとこでもあったの?」
石神井寅彦:「此折くんがそんなこと言ってたよ」
神領此執:「あ、それ、今まとめて言おうとしてたんです」
神領此執:「なんか悪い奴じゃなさそうだし面白そうだったから」
神領此執:「また会いてえなあって」
神領此執:「そんだけです」
石神井寅彦:「ううん、大事なことですよ」
石神井寅彦:「さっきの話だけど…、プラネタリウムの天使が夜光ちゃんで、いろんな噂の原因になってるとして」
サヤ:なんとはなしに二人の会話を眺めている
石神井寅彦:「悪い噂もあるけど、本人が悪い奴じゃなさそうってのは、えーと」「……大事なことじゃない?」
神領此執:「あっそっかなるほど」
神領此執:「確かに大事ですね、それ」
石神井寅彦:「なんかフワッとした言い方になっちゃった」苦笑する。「うん。ありがと」
石神井寅彦:「なによサヤちゃん」視線を受け止める。
サヤ:「別にーちょっと羨ましかっただけー」
石神井寅彦:「なに、仲間はずれにしないよ」
サヤ:「だって寅彦くん俺には色々押し付けるくせに此執くんには優しいダモン」
サヤ:ちょっと拗ねたように唇を尖らせる
神領此執:「ははは、まあこの辺は武器を収めるかどうかにかかってくるからなあ」
石神井寅彦:「あ、そこ?」笑う。「ごめんね。サヤちゃんならできるかなあと思っちゃったの」
神領此執:「機嫌損ねちまった、詫びにこれやるよ」
神領此執:ぱぱぱ、と先ほど店の紙ナプキンで折った鶴を卓上に置く
サヤ:「そう言ってもらえるのは嬉しいけどね」とほほえみながら、此執くんの方を見る
サヤ:「かわいい!」
神領此執:「だろ?」
サヤ:「えー、此執くんすごいなあ。ありがとう…!」両手で大事そうに視線の高さにまで掲げる
サヤ:「ねねえ、ワガママで悪いんだけど、もう一個作ってもらってもいい?」
サヤ:「多分、これね、此折くんも喜ぶよ」
神領此執:「お、いいぜ」もう一回ぱっぱと作って渡す、手際がいい
神領此執:「此折が?」
神領此折:『俺が』
サヤ:「だってさっきの猫ちゃんも好きそうだったし」
サヤ:「これも絶対可愛くて好きだよー」
神領此執:「あー、かもな、持たせておく」おそらく違うところに思い入れがあるとわかった上で自分のアップルパイの皿の横にそれを置く
サヤ:「ふふ、ありがとー」
サヤ:無邪気に喜ぶ
石神井寅彦:「はは。動物好きだと思われてる」
石神井寅彦:ナプキンで作られた、二匹の鳥を見る。
サヤ:「あ、色々脱線しちゃった」
神領此執:「ちょっと面白いのでこのままいきましょ、んで石神井さん、ここからどうしましょ、情報とかあります?」
サヤ:「そうそう、それ!」
石神井寅彦:「あ。うん。んっとね」
石神井寅彦:「サヤちゃん、あなたが会った樋高のおじちゃん」
石神井寅彦:「おれらも一緒に会いに行く必要が出てきたかも」
サヤ:「そうなの?」
サヤ:「えっと…」
サヤ:「おじちゃん、悪い人じゃないよ?」
神領此執:「それ関連で何か情報があった感じですかね、その言い方だと」
石神井寅彦:「大丈夫ですよ」笑う。「話を聞きたいことがあるの」
石神井寅彦:「うん。ほら、由香里ちゃんが言ってたでしょ。二年前に、科学館で亡くなった女の子がいるって」
サヤ:二人の言葉にほっとして胸を撫で下ろす
石神井寅彦:「その女の子…貝原美由記さんに最後に会ったのが、樋高のおじちゃん…樋高秀介さんなんだって」
サヤ:「樋高のおじちゃんが」
サヤ:「『「貝原美由記』さんに」
神領此執:「最終発見者ですかあ」
石神井寅彦:「うん。…単純に、夜光ちゃんの起源に、貝原さんが関わってる可能性は高いし」
石神井寅彦:「そうじゃなくても、樋高さんに、心残りがあるかもしれないから」
サヤ:「うん」
石神井寅彦:「そうしたら、この町じゃ…やっぱり、何か事件に繋がる可能性だって高いでしょ」
石神井寅彦:「あとは、まあ」
石神井寅彦:「もっと単純に、ちょっと心配しちゃうもんね。そんなこと聞いたら」
サヤ:「さっき話した落丁のあった本も」
サヤ:「樋高のおじちゃんの個人的な思い入れがあるんだって言ってた。」
石神井寅彦:「思い入れ?」
石神井寅彦:「そっか」サヤさんを見る。「気になるね」
神領此執:「確かに」
サヤ:「うん。その時おじちゃんやっぱり、悲しそうな顔してたよ」
石神井寅彦:「心残りかもしれないね」「…サヤちゃん」
石神井寅彦:「おれ達も、一緒に会いに行って、一緒に話聞いていい?」
サヤ:「うん、寅彦くんがおじちゃんを心配してくれてるなら、俺も、皆におじちゃんにあってほしいな」
神領此執:「ページのねえ本と、2年前の遺体、そして最終発見者」
神領此執:「俺もそこまで要素がそろっていたら確かに気になりますね」
石神井寅彦:「会いに行きたいな。人の話聞くの、性分だし」
サヤ:「損な性分だねえ」
石神井寅彦:「ハハ、そう思う?」
サヤ:「ちょっとだけ、ね」
神領此執:「まあまあそう思います、っと」
石神井寅彦:「えー、なに、ひでえの」
サヤ:その表示にはどこか子供らしからぬ色があった
サヤ:「あ、ねえねえ此執くん」
神領此執:「それじゃあこれ食べ終わったら樋高さんのとこに…っとなんです?」
サヤ:「此執くんが奥にいるときにも、たまには此折くんを通して話しかけてもいい?」
神領此執:「ん、まあいいですよ、できる限り交代回数はお互い減らそうとしているので、伝言調になりますけど」
サヤ:「やった。ありがと。」
サヤ:「それじゃ、改めてよろしくね。此執くん」
サヤ:「それと、寅彦『さん』」
神領此執:「ほい、よろしくっと」
サヤ:石神井さんをじっと見つめて
石神井寅彦:「ん?」瞬き。「え、なに?」
サヤ:両手を合わせる
サヤ:「ごちそうさまでした!」
石神井寅彦:「……」「ふっ」
石神井寅彦:「ばか、そんなんしなくても出すよ」
サヤ:「流石大人!かっこいい!」
石神井寅彦:「子供は調子いいなー」
GM:ロイス取得と購入ができます。
神領此折:ロイスは無し
神領此折:購入はボデマ
神領此折:1dx+2
DoubleCross : (1DX10+2) → 1[1]+2 → 0 (ファンブル)
サヤ:ボデマ
石神井寅彦:ファッファンブル
サヤ:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 6[3,6] → 6 → 失敗
神領此折:ボデマ工場が爆発した…以上です
GM:無のボデマ
石神井寅彦:ボデマ!
石神井寅彦:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 8[3,7,8] → 8 → 失敗
石神井寅彦:だめ
石神井寅彦:サヤさんにロイス取ります 庇護:〇/不安
石神井寅彦:以上!
サヤ:神領此折/信頼○/寂寥
サヤ:石神井寅彦/親近感○/不安
サヤ:以上です
GM:ありがとうございます!
ミドル3
GM:ミドル3。シーンプレイヤーはサヤさんにしておこう。
GM:出る人は侵蝕をおあげなさ~い
神領此折:神領 此折/此執 の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (48 → 55)
石神井寅彦:石神井寅彦の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (39 → 42)
石神井寅彦:逆になんなの
GM:怖がってる
サヤ:サヤの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (64 → 72)
サヤ:でかいでかい
GM:格差社会!
GM:図書館で秀介に話を聞きに行くシーンです。
【雫原市立図書館 雨宿分館】
GM:あなたたちはサヤさんが出会い、貝原という少女に関わったという樋高秀介に話を聞きにここへやってきた。
樋高秀介:「おや、サヤさんだね。本も取り寄せてあるよ」
サヤ:「わーい、ありがとー!」
サヤ:「今日は友だちも連れてきちゃったんだけど大丈夫?」
神領此折:「こんにちは」その後ろからひょこりと顔を出す
樋高秀介:「もちろん、ここは公共の施設だからね」
樋高秀介:「こんにちは」
サヤ:「やった。こっちは此折くんでね。」
サヤ:「こっちは寅彦にいに!」
石神井寅彦:「にいに…」最後尾にいた。
樋高秀介:「…? お兄さんかな?」
石神井寅彦:「普段は地域振興課にいまして」名刺を取り出す。役場のカヴァー用のもの。
樋高秀介:「おお。最近は若い人も多いですよね。有難いことだ」受け取ります。
樋高秀介:「此方は用意が無くて申し訳ない」
石神井寅彦:「いえいえ、気になさらず」へらっと笑う。「こっちこそ、うちのが、お世話になったみたいで」
樋高秀介:桶屋と名乗られたサヤさんとは姓が違うが、珍しい話ではない。図書館によくいるし、片親なのかもしれない。自分と同じに。
樋高秀介:「いえいえ。今日は本をお探しで?」
石神井寅彦:「いやー、すいません。ふたりの保護者役として一緒に来たもんで」
サヤ:「うん。それも楽しみにしてたんだけど」
サヤ:ちらっと寅彦さんを見上げる
石神井寅彦:「話、聞きたいんだよね」サヤちゃんを見返す。
樋高秀介:「…ああ。あの本の、かな」
樋高秀介:本を二冊手にしている。同じ童話集。落丁のものと、正しいもの。
神領此折:「……!本が2冊…」
樋高秀介:「こっちが落丁のほうでね。うちの蔵書だ」
サヤ:「最初はそういうお話なのかと思ってビックリしちゃった。」
石神井寅彦:「おれも話はじめに聞いたとき、びっくりしちゃった」
樋高秀介:「はは、そうだね。彼女は…貝原さんは、むかし正しいほうを読んだと言っていたから」
樋高秀介:「初めてこっちから読んだら驚くか」
樋高秀介:「お兄さんと…此折くんだったかな。二人は知っているかもしれないが、科学館で亡くなった子がいたろう」
神領此折:「…はい、聞いたことがあります」
石神井寅彦:「ええ」目を細める。
樋高秀介:「その子が亡くなる前日だった」
樋高秀介:「こんな雨の日にね。急に来たんだ。凍えていて、空腹だと言って。ひざ掛けを貸して、お茶を淹れて…」
樋高秀介:「たまたまサンドイッチを買っていたから、渡して…」記憶をたどるように遠くを見る。
樋高秀介:「申し訳なさそうに食べていてね。それ以外、何も話してはくれなかった。聞く勇気もなかった」
サヤ:じっと、樋高さんの目を見つめながら彼の言葉を聞いている
樋高秀介:「家出少女というのかな。いろいろと事情があって、大人にも頼れなかったのだそうだ。亡くなってから知ったことさ」
石神井寅彦:「…彼女が、あなたに教えてくれたのは」
石神井寅彦:「絵本の落丁のことだけ?」
樋高秀介:「ああ。それ以外、ほとんど会話すらしていない」苦笑する。
サヤ:「でも、ずっと覚えてたんだ。」
樋高秀介:「どうにかできたかもしれないと思う」
神領此折:じっと本を見比べる、一人、いや二人で当てもなく町をさまよっていた時、不安だったのは確かだ
樋高秀介:「警察なり、それこそ市役所なりね。連絡するか迷っているうちに、彼女はいなくなってしまった」
樋高秀介:「どうにか助けてあげられたのかもしれない」
サヤ:「そっか…」
サヤ:「あのね。」
樋高秀介:「うん?」
サヤ:「こんなこと聞いて、失礼だなって思われちゃうかもしれないけど。」
サヤ:「もし、もう一度貝原さんに会えるなら。」
サヤ:「秀介さんは、どんな言葉をかけてあげたい?」
樋高秀介:「……」サヤさんを見返す。
樋高秀介:「……山ほどある。きっと、たくさん話しておけばよかった。…でも」
樋高秀介:「そうだな」
サヤ:少し怖がっているような瞳の色、だけどまっすぐに樋高さんを見つめている
樋高秀介:「困っているのなら力になりたい、と。そう話したかったな」
サヤ:「ふふ、やっぱりそうなんだ。」
樋高秀介:「…やっぱり?」
サヤ:小さな手で、樋高さんの手を握る。
樋高秀介:握られる。
サヤ:小さな手であるのに、何故か包み込まれるような感覚があった
サヤ:「だって、俺は秀介さんに助けてもらっちゃったもん。」
サヤ:「貝原さんに比べたら、小さくて、ちっぽけなことだけど。」
サヤ:「俺はすっごく嬉しかったよ」
樋高秀介:「…本のことか」くしゃりと笑う。「それは…良かった」
樋高秀介:「良かったよ」
石神井寅彦:「……」サヤさんの頭をわしゃわしゃ撫でる。
サヤ:「わ。なになに…!」
サヤ:両目を瞑りながら、どこか嬉しそうな声を出す
石神井寅彦:「ひっひ」答えず、へらへら笑う。
石神井寅彦:「樋高さん、…まあ、月並みな言葉ですけど」
石神井寅彦:「その貝原さん。亡くなった原因は…なんつうか」少し言葉に迷う。
石神井寅彦:「事故とか事件とかじゃなくて…、運命的なものだったって聞きましたよ」
樋高秀介:「ええ。…そもそも、あまりきちんと暮らせていなかったようで、心身もだいぶ弱っていたそうで」
樋高秀介:「結局、ご遺体も無縁仏として納められたと聞いた」
石神井寅彦:「そっか」複雑そうな顔をする。
樋高秀介:「…ふ。でも、皆さんに聞いてもらったのは…少し」
樋高秀介:「嬉しかったというのも妙だが。良かった。忘れたくなくてね」
神領此折:「忘れたくない…」
サヤ:「大丈夫だよ。俺も絶対忘れないから。」
石神井寅彦:「……」「…それで、本をそのままに?」
樋高秀介:「はは。そうです」
樋高秀介:「これを直してしまったら、あの日のこともなかったことになるようで」
樋高秀介:「そんな理由です」
神領此折:「……」
神領此折:「これ、読んでみてもいいですか?」
樋高秀介:「ああ。ぜひに。あのお話は、明るい話じゃないが……」
樋高秀介:「そう」
樋高秀介:「あの日、あの子はページを示してこう言ったんだ」
樋高秀介:「この本は前にも読んだことがあるけど、こっちのほうがいい、と。この物語は、悲しい話だから」
樋高秀介:「ただ星になって、その間はなにも起きないなら、二羽はこちらのほうが幸せだろうと」
樋高秀介:本を此折くんに渡す。
神領此折:丁寧に受け取る、他の館のものだからか妙に緊張した
神領此折:本来の、落丁の無い方を取って目次を探し、それらしい題名を見つけページをそちらに送る
サヤ:「あー此折くんずるい!俺にも読ませてよー」
GM:『光の鳥と影の鳥』
GM:光を食べる黒い鳥がいた。ある日、金色の鳥と仲良くなる。
GM:だが、その鳥は光でできていたので、光を食べていくとどんどん元気がなくなってしまう。
GM:ある日、黒い鳥はそれに気づいて、食べるのをやめ、やがて餓えて死んでしまう。
GM:金色の鳥はそれを悲しんで、黒い鳥を連れて月へと飛んでいく。
GM:月に、また一緒にいられるようにお願いするために。
GM:だれかが願いを叶えたのか、偶然か。
GM:飛んでいくうちに二羽は星になって、寄り添って夜空で今も輝いている。
GM:それは、そんな物語だった。
神領此折:頁を送ると次の話のタイトルが出てきたので、ここで話は終わりなのだろうと思い本を閉じる
サヤ:《完全演技》で涙を抑え込んでいる
石神井寅彦:ふたりの後ろから内容を覗き見ている。
石神井寅彦:「なんていうか」しげしげと眺める。
神領此折:ちらりとサヤさんの顔色を覗きこむがいつも通りの顔だったことを認め、本を樋高さんに返す
サヤ:「二人は、お星さまにならないと一緒に居られなかったんだ…
石神井寅彦:「世知辛い話だなあ」
樋高秀介:「本当にね」受け取る。
樋高秀介:「……だからかな」
サヤ:「?」
サヤ:樋高さんを見つめる
神領此折:「ページが抜けている方が良かった、と」
樋高秀介:「ああ」
樋高秀介:「…彼女は亡くなるとき、プラネタリウムにいたのも」
樋高秀介:「これを読んだからなのか、とか、いろいろ考えたがね」
樋高秀介:「……こういうことも。言えてよかった。彼女のためにもだし、僕のためにも」
サヤ:「ううん、こっちこそありがと。」
サヤ:「本も出し、秀介さんのお話も聞けて嬉しかった。」
石神井寅彦:「…そんなに気にしちゃうのは」
石神井寅彦:「自分が誰かのお父さんだから?」
樋高秀介:「…鋭いな。そうかもしれない」
樋高秀介:「娘がいてね。当時の貝原さんと、年が近いはずだ」
樋高秀介:「…誕生日だったんだよ。その日に」
石神井寅彦:「娘さんの?」
樋高秀介:「そう」苦笑する。「最初は事件の疑いもあって、あのころは帰るのも遅くなって、苦労を掛けたな…」
石神井寅彦:(父子家庭だもんね)言わずに思う。
石神井寅彦:本の匂い。…紙の匂い。
石神井寅彦:「ハハハ。可愛い娘さんなんだ」
樋高秀介:「そりゃあ勿論」
石神井寅彦:「お、だいたいこういう流れだと、待ち受けを見せられちゃうんだよね」
石神井寅彦:サヤさんと神領くんに言って笑う。
樋高秀介:「はは。撮られるの、嫌がるものでね…反抗期かなあ」笑う。
神領此執:『確かに』
サヤ:「難しい年頃だねえ」
樋高秀介:「もしどこかで会ったら、よろしく頼むよ」
サヤ:「そういう時は」
神領此折:「よろしくされました」
サヤ:「お父様にはお世話になってますって言えばいいんだっけ?」
樋高秀介:「…それはちょっと違う気がするな…」
神領此折:「本を見せてもらったお礼分ですが、それくらいは」
サヤ:「秀介さんも難しい年頃…!」
石神井寅彦:「ハハハ…」苦笑している。
石神井寅彦:頑張りますと思うだけ思い、言うのはやめた。
GM:シーン終了。
GM:ロイスのあれそれと購入ができます。
サヤ:わいわい
石神井寅彦:わおわお
神領此折:ロイスは保留で
石神井寅彦:こちらもロイスは保留!
石神井寅彦:ボディーアーマー買います
サヤ:図書館のお兄さん/樋高秀介/好意○/罪悪感に変更
石神井寅彦:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 4[3,3,4] → 4 → 失敗
石神井寅彦:ウム 以上です
サヤ:ボデマチャレンジ
GM:罪悪感っ
神領此折:ボデマします
サヤ:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 9[2,9] → 9 → 失敗
サヤ:ダメ
神領此折:1dx+2
DoubleCross : (1DX10+2) → 2[2]+2 → 4
神領此折:無理、以上で
GM:はあーい!
ミドル4
GM:ミドル4。フリートーク。
GM:登場する人は0d10。
GM:あるいは無を上げてね。
石神井寅彦:0d10
DoubleCross : (0D10) → 0
サヤ:0
石神井寅彦:ほう…ここが侵蝕率0で登場できる世界か
サヤ:こんな異聞帯を…私達は…
石神井寅彦:事前にできるだけの調査を終えて、じゃあ実際に科学館跡に行ってみようということになって。
石神井寅彦:その道中。
石神井寅彦:「サヤちゃんさんさー」隣を歩くサヤさんに聞きます。
サヤ:「どうしたの、にいに?」
石神井寅彦:「それまだ続けんの」笑う。
石神井寅彦:「サヤちゃんて。なにを起源とするあやしなの?」
サヤ:「えー、それ聞いちゃう?」
石神井寅彦:「聞いちゃった。ダメだった?」
サヤ:少し気恥ずかしそうにはにかむ
石神井寅彦:その様子に、首を傾げます。
サヤ:多分、普通の人にとっては実家のお母さんのことを聞かれるような、子供の頃の話を聞かれるような
サヤ:そんな恥ずかしさを感じているのだと思われる
サヤ:「えーっとね。」
石神井寅彦:「うん。知りたいなー」
サヤ:「えーっとね。」
石神井寅彦:「ハハ。どしたの」
サヤ:「実はね、俺も、自分がどこからきたのかはよくわかってないんだ。」
サヤ:「ただ、この町には色んなお話が昔から伝わってて」
サヤ:「俺は、そんなお話の中の一つから生まれたってことだけは覚えてる。」
サヤ:どこか、"あやし"らしい表情でそう語り
サヤ:「こういうのね、なんか恥ずかしいんだ。自分のことよくわかってないみたいで。」
サヤ:「他の兄さんや姉さんたちは結構はっきりしてるのにさ」
石神井寅彦:「そういうもの?」サヤさんを見やる。
サヤ:「そういうもの」
サヤ:ホントは、恥ずかしいのと、少し寂しいのが混じっているのかもしれない。
サヤ:自分が何から生まれたのかはわからないあやふやさ。それはどこか孤独を感じさせられて
サヤ:その小さな孤独は、お山の”あやし”たちが紛らせてくれるけど。でも確かに在り続けている
石神井寅彦:「そっか…確かに」ひとりごとのように言う。
サヤ:「変かなー?そんな風に感じちゃうのって?」
石神井寅彦:「ん? ううん」
石神井寅彦:「確かにさ。自分が一番知ってるはずの、自分のこと、分かんないんだもんね」
石神井寅彦:「恥ずかしいっつうか…やりづらいっつうか」
石神井寅彦:「自分だけなんだかなーって」「寂しいっつうか?」
サヤ:「オヤジは優しいし、おばあちゃんたちだって、涼さんだって遊んでくれてるのに?」
石神井寅彦:「それとこれとは別でしょ」笑う。
石神井寅彦:「そうしてたら、自分のこと分かるわけじゃないじゃん」
サヤ:その言葉に驚いたように、一瞬眼を丸くして
サヤ:「へー、そうなんだ。」
サヤ:寅彦さんの手を握り、体重を預けるようにして体を傾ける
サヤ:子供のように、駒のように寅彦さんの体を軸にして廻る
サヤ:「寂しくないのに、寂しいってこともあるんだ。」
サヤ:「もしかして、俺も難しい年頃なのかな?」
サヤ:どこか楽しげにそう言った
石神井寅彦:「んー?」されるがまま。穏やかに笑っている。
石神井寅彦:「そうね。寂しくないから、寂しいってこともあるよ」
石神井寅彦:楽しげに笑う姿を見る。子供に見える。
石神井寅彦:「いいじゃん、難しい年頃。子供らしいよ」
サヤ:「あはは、ありがと。」
サヤ:「でも、寅彦くん。」
石神井寅彦:「ん?」
サヤ:「これ、内緒だよ?」
サヤ:しー、っと細く白い人差し指を寅彦さんの唇に当てる
サヤ:「オヤジにも言ったこと無いんだから。こんなこと」
石神井寅彦:顔に触れられるのを避けようとして、迷ってる間に済まされる。
石神井寅彦:なので、その華奢な指先を自分の手で取る。
サヤ:「自分でもわかってない、俺のこと。」
サヤ:「寅彦くんになら、わかってもらってもいいかなって思ったから言ったんだからね。」
石神井寅彦:「…じゃあ、サヤちゃん」
サヤ:「なぁに?」
石神井寅彦:「ありがと」顔を覗き込む。「うん」
石神井寅彦:「……分かられてもいいかなって、思ってくれたの、嬉しかったから」
石神井寅彦:サヤさんと自分の小指を絡める。
石神井寅彦:「内緒にしますよって約束」
サヤ:「あ、これ知ってる。指切りげんまんってやつ。」
石神井寅彦:「そ」笑う。絡めた指先を揺らす。
サヤ:嬉しそうに二人の指先を見つめている
石神井寅彦:「……あなたがこっそり教えてくれたこと、誰にも言わないし。言ってくれて嬉しいのも、ぜんぶホントだけどね」
サヤ:「?」
石神井寅彦:困ったように笑う。「アテナシ様じゃなくて、初対面のおれでいいのかなあ」
サヤ:「だって、寅彦くん、人の話を聞いちゃう性分なんでしょ?」
石神井寅彦:「そうねえ」
サヤ:「それに、秀介さんにも、優しくしてくれた。」
サヤ:「俺もね。」
サヤ:「色んなお話を、聞くのが、読むのが、大好きなんだ。」
サヤ:「でもね。」
石神井寅彦:「うん」表情を眺めながら、相槌をうつ。
サヤ:「そのせいで、人を傷つけちゃうこともあるんだ。」
サヤ:「今日の話だって、あれは、秀介さんの……傷だった。」
石神井寅彦:「うん」目を細める。
サヤ:「話を聞く前から、俺はそうだってわかってたのに。」
サヤ:「あの人から、お話を聞くのを我慢できなかった。聞かせてってせがんじゃった。」
サヤ:「そうしたら、秀介さんだって、俺だって辛くなるってわかってるのに。」
サヤ:「……寅彦くんはさ、怖くないの?」
サヤ:「人のお話をさせて、其の人の古傷から血が流れることが」
サヤ:「その痛みが、自分にも伝わってくることが、さ」
石神井寅彦:「んー」
石神井寅彦:「そうねえ」励ますように、サヤちゃんの頭を撫でる。
サヤ:「ん……」
石神井寅彦:「さっきだって、樋高さんが言ってたでしょ」微笑む。
石神井寅彦:「なんだかんださ。みんな、自分が怪我してること、知ってほしいんだよ」
サヤ:「ふふ」
石神井寅彦:「誰にも言いづらいけど、誰かに言いたいことって、誰だってあると思うし…」
サヤ:「そういう風に言ってくれて」
サヤ:「こうやって優しく撫でてくれてるから」
サヤ:「寅彦にいにに、話したの」
石神井寅彦:「はは」ワシャワシャ撫でる。
サヤ:「人を見る目あるでしょ?」
石神井寅彦:「参りました」へらへら笑う。「…あのね、サヤちゃん」
サヤ:「なあに?」
石神井寅彦:「痛いなあって話を聞いてくれた人が、一緒に痛がってくれたら、おれは嬉しいよ」
石神井寅彦:「でも、それが嫌になったら、いつでもおいでね」
石神井寅彦:「サヤちゃんの傷になっちゃったら、よくないし」
サヤ:「寅彦にいにもね。」
石神井寅彦:「ははは」
石神井寅彦:「言われると思った」笑う。
サヤ:「いつか、にいにのお話も聞きたいな。」
石神井寅彦:「んー」
石神井寅彦:「大人になったらね」困ったように笑って、それだけ言った。
ミドル5
GM:ミドル5。シーンプレイヤーは神領くん。
GM:出る人は侵蝕をあげよう!
神領此折:神領 此折/此執 の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (55 → 60)
石神井寅彦:石神井寅彦の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (42 → 45)
石神井寅彦:お前ーーッ
サヤ:サヤの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (72 → 80)
サヤ:にゃ、にゃが!!
GM:格差がやばすぎるが
GM:このシーンは科学館跡のプラネタリウムで夜光と会うシーンです。
石神井寅彦:やっちん!
GM:着いたところから描写してはじめていくぜ
【雨宿町・神野島科学館跡・プラネタリウム】
GM:すこし前、神領くんたちが雨を凌いだ廃墟。
GM:その埃っぽく、忘れ去られたような建築の中。
GM:張られたロープに頼りなく閉鎖されたプラネタリウムがある。
GM:あなたたちはそこに行き着いた。
石神井寅彦:「此折くんー」サヤさんと一緒にやって来る。
神領此折:「お待ちしてました」前に置いたパーカーの水の跡は既に無くなっている
サヤ:「おまたせしましたー」
石神井寅彦:「おはなししながらきましたー」
石神井寅彦:「で、どうですか?」辺りを見る。
神領此折:「そうでしたか」
石神井寅彦:「肝試しに来た学生とか、いないよね」
神領此折:すっと周りを見る、人の気配は薄い、水の跡はないが引っかけるために出したポールなどはそのままになっている
神領此折:「人の気配はないですね、やはり、プラネタリウムの先に行った方がいいのでしょうか」
サヤ:「前にあったのは、そこなんだよね?」
GM:プラネタリウムへのドアは、薄汚れているが崩れてはいない。
神領此折:「ええ、そうですね」
夜光:その向こうから、ふわりと燐光が零れてくる。あなたたちを誘うように。
神領此折:「…この光」
神領此折:「向こうにいるみたいです」
石神井寅彦:「噂をすれば」ドアの向こうを見やる。「ここで話しててもしょうがねえか」
サヤ:「そう、だね。」
石神井寅彦:「なに、怖いの?」サヤちゃんの様子を見る。
サヤ:「そりゃあ怖いよ…!だって怖いもの見せてくるかもしれないんでしょ?怖いものって…つまり…怖いじゃん…!!」
サヤ:「でも、ええっと。怖いけど。怖いだけじゃなくて。」
サヤ:「この先の人には、此折くんと 此執くん、どっちのほうが会いたいのかなって考えてて」
神領此折:「……ふむ」どうです?と聞いてみて
神領此執:「あ、じゃあ俺にしておく」
神領此執:応えるように雰囲気が変わる、別に隠し立てもする必要が無いのでフードもばさりと降ろした
サヤ:「いいの?」
神領此執:「いいのいいの、お互いやりたいと思ったら我慢するなってことにしてるから」
サヤ:と此執くんと、その奥にいる此折くん、二人に話しかけるように
石神井寅彦:フードが降り、こちらにも燐光が生まれる。それを見る。
サヤ:「わかりあってるんだ。」
石神井寅彦:「じゃあ、此執ちゃん知り合いだし。先頭お願いしていいですか?」
神領此執:「理解、とはちょっと違うのかもな、まあお互い快適に生きていくための工夫?」
神領此執:「っと、了解です、じゃ」
神領此執:つかつかと歩いて行ってドアを開ける
石神井寅彦:「おれたちは」サヤさんに手を差し出す。「後ろからついてこ」
サヤ:「うん!」
サヤ:ぎゅっと手を握り返す
GM:開けた先。そこは、もう使われていないプラネタリウムだ。映写機も天幕も、誰も手入れしない。
GM:それなのに、そこには夜があった。暗い天蓋に、光が舞っている。
夜光:そして黒い羽の、天使に似た異形の姿。
夜光:「……やあ、お客さんかな」
夜光:「ぼくになにをお願いする?」
石神井寅彦:「おお…」見事な羽根を見やる。
神領此執:「どーも、久しぶり?初めまして?まあどっちでもいっか」
夜光:「…じんりょうこおり。……じゃない?」まばたき。
神領此執:「まーそうでもあるしそうでもないとも言えるかな、紛らわしかったら神領此執って呼んでくれ」
サヤ:「おお…すごい、わかるんだ…:
夜光:「そう。きみも、ふたりなの」
神領此執:「そういうこと」
石神井寅彦:「夜光ちゃんも、ふたり?」
夜光:「じゃあ、それも。おんなじだ」
夜光:「……そう。ぼくはふたり。ひとりだけど」
夜光:「……願っているのは、わたしだから」
石神井寅彦:「…もうひとりは何してんの?」
夜光:「なにをしている。……そうね」
夜光:少女は映写機のそばに立つ。
夜光:「ぼくはこれだ。映写するだけのもの」
サヤ:怖いものの噂を思い出し、震えを止めるように《完全演技》をする
サヤ:けれど、寅彦さんの手を握る力はわずかに強くなる
夜光:「そして、映されるものが…ぼくが模倣する、そこにあった存在が」
夜光:「美由記」
石神井寅彦:サヤさんを一瞥。握り返す。
夜光:「きみたちとおなじ。ひとつの体のふたりさ」
サヤ:「貝原…美由記さん…」
神領此執:「今の夜光さんは、貝原さんを映写している、っていう感じか?」
石神井寅彦:「みたいね」此執ちゃんに。
夜光:「そう。夜光はただの映写機の、名前だから」
夜光:「それで、きみたちは」不思議そうに。
サヤ:「へえ…」
神領此執:「なるほどな」
夜光:「なにを消してほしいの?」
サヤ:「じゃあ、退屈な時間を消してもらえる?」
サヤ:「こうやって、夜光ちゃんとお話してれば」
サヤ:「それだけで消えちゃうと思うからさ」
夜光:「……ぼくは…」
夜光:「話せることなんてないよ。ぼくにできるのは」
夜光:「映して…それで、それが悲しいなら、消してあげることしか」
夜光:「知らない」
夜光:エネミーエフェクト《ミッドナイトシネマ》を使用します。
夜光:プラネタリウムの天蓋に星が灯る。そしてそこに幻影が立ち昇る。
GM:怖いおばけを見せて、悲しい思い出を消すという。
GM:それは両方とも正しい。彼女はだれかの記憶を投影し、自分のものとするあやしだ。
GM:自分のものであるならば、それはもう、その人からは消してしまえる。
夜光:可愛がっている犬に噛まれた。家族が見ているドラマをこっそり見たら叱られた。
夜光:今日はとても寒いのにお腹が空いて仕方ない。きれいな花を枯らしてしまった。
夜光:好きな女の子に嫌われた。自分のことをうまく好きになれない。
夜光:すりむいた膝が痛い。おじいちゃんが死んでしまった。
夜光:理科のテストの点数が悪かった。伝えたいことがあるのに、うまく言えなかった。
夜光:大きなことから、小さなこと。様々な、人のこころの傷口の記憶。
夜光:人から奪った記憶たちが瞬いては消える。
夜光:「話せることなんて、ぼくのことも」「わたしのこともないよ」
夜光:「ここには人の思い出しかないから」
石神井寅彦:(いま一瞬)(すげー最近、聞いたようなの…)天蓋を見上げながら、ちょっと顔をしかめる。
サヤ:「そうなの?」
サヤ:「夜光ちゃんは、そうやって色んな人の悲しい記憶に触れて」
サヤ:「夜光ちゃん自身も悲しいと思ったりしなかった?」
夜光:まずサヤさんに。「…?」
夜光:「これしかないから、わからない」
夜光:「これが悲しいと思っているのか、わからない」
夜光:「ずっとこうだから」
サヤ:「そうなんだ。」
サヤ:「俺は、見てるだけで、なんだかつらい気持ちになったよ。」
サヤ:「それなのに、こうやって人の悲しさに触れてあげられる夜光ちゃんは優しい子で」
サヤ:「そんな優しい子と仲良くなれたら、嬉しいなって。」「そう思ったよ」
神領此執:「なあなあ夜光、じゃあ俺からも一つ聞いていいか?」
石神井寅彦:「………」サヤさんを見やる。
夜光:「どうぞ」サヤさんの言葉を、いまだ呑み込めぬまま。首を傾げる。
神領此執:「あんたはどうして人の記憶を映してあげようと思ったんだ?」
夜光:「消したいから」
夜光:「言ってくれないとわからないし、傷口が見えないと治せないもの」
夜光:「だから映して、見て、そして触って、消すの」
神領此執:「消す?」
夜光:「そうしたら、もう辛くないでしょう?」
夜光:「ここにある悲しみは、ぜんぶわたしが貰ったの」
夜光:「もう思い出せないように」
夜光:ふわりと燐光が舞う。
石神井寅彦:「黒い鳥の反対だ」ひとりごちる。
石神井寅彦:「いや」燐光を見やる。「金色の鳥なのかな」
夜光:燐光が此執くんの肩に、ひらりと触れる。
夜光:揺らぐ。「……きみもふたりなら、おなじなら」
夜光:「……あるのかな」一瞬、景色が揺らぐ。
夜光:小さなロッカーから、たくさんの物が落ちてくる。それだけの風景が流れる。
夜光:「……?」
夜光:「これは、悲しい?」
神領此執:「あー」
神領此執:「確かに、此折は悲しいって言っていたな、これ」
神領此折:細い麻縄と、それに括り付けられた札に囲まれた刀
神領此折:周りに横たわっているのは、血を吹き出し、角や羽と言った異形を生やしながら倒れている人間、そうだったはずだ
神領此折:掠れるように何かを言っているようではあったが、その声は届かない
神領此折:それが日常だった、その流れの中で消費される命であることを承知していた
神領此折:だから自分の番が来たと言われたときも、特に何も思わなかった
神領此折:…結論から言うと、俺は、五〇六と振られた番号の肉体は、生き残った
神領此折:五一〇の肉体は消えたが、意識は俺の中で生きているようだった
神領此折:彼は生きている頃からの様子からして、外に興味もあったのだろう、俺はどうせ執着も無い命だ、好きに使ってくれと彼に言ったのだが
神領此執:『いや駄目だろそれ、寝覚め悪いし』
神領此折:……本当に変わったことを言う
神領此折:それからは成功した者として任務を受け、それを淡々とこなしていた
神領此折:時々外に出ようと五一〇は言っていたが、その段取りはあまりにも無理があり、何より俺にとって出る理由は無いから黙殺していた
神領此折:床の死体も、バラバラの異形も、任務で討伐したジャームも、俺の心をなにごともなく通り過ぎて行った
神領此折:通り過ぎていかなかったのは、本当に些細なことで
神領此折:任務前だっただろうか、いつものように自分に設置されたロッカーに行き、通信機と簡単な物を取り出そうとして
神領此折:確かに五〇六と番号の振ってあったそれの扉を開けたら、ざらざらと目の前に俺の入れたはずのない私物が落ちてきた
神領此折:「…………」
神領此折:沈黙、だけれども心の中で確かに
神領此折:『もういいです』
神領此折:と言った
神領此折:そこから先は早かった、出ていく理由は特になかったけれど、いる理由も特にない
神領此折:それを汲み取ったのだろう、あっという間に研究所の扉からは青空が差し込んでいて
神領此折:気が付けば俺の体は平原の星空を拝んでいた、そういう話だ
夜光:その投影を凝視する。
夜光:「ああ…」
夜光:「ふたりになったきみの思い出」
夜光:「……ぼくなら消してあげられるのに」
サヤ:言葉を紡ぐことも出来なかった。自分の想像力を遙かに越えた物語にただ圧倒された
石神井寅彦:困った顔をする。勝手に見てしまった。
神領此執:「ちょっちょっそれはタンマ!さすがに消されたら怒るって此折!」
夜光:「……どうして?」
夜光:「悲しいんでしょう?」
神領此執:「なんでって……だってその思い出も此折のものだろ?」
夜光:「でも、なかったら、此折は悲しいことがなくて…いいんじゃないの」
夜光:「わたしは…そう思う」
神領此執:なんて言おうか一通りわたわたとして
神領此折:すっと、所作が変わる、どうやら少し怒っているように見える
夜光:「あっ。此折だ」
神領此折:「悲しくても俺の思い出です、勝手に持っていかないでください」
夜光:「そうなの?」首を傾げる。「大切なの」
神領此折:「はい」「持ち物が少ないので」
神領此折:「せめて手元に残っているものは、大事にしないと」
神領此折:「それに」
神領此折:「まだそれが悲しい、って、必ずしも決まってない、です」
夜光:「…」少女の顔に、初めて表情らしいものが浮かぶ。困ったという風情。
神領此折:それを言い切って、恥ずかしがるようにフードをかぶり直す
夜光:「そっか…」
石神井寅彦:「…」此折くんの背中をポンと叩いて。「……えっとね」
石神井寅彦:夜光ちゃんに視線を向けます。
夜光:ぱたぱたと羽根を動かす。
石神井寅彦:「そもそもおれ達、まったく別の目的であなたに会いに来たんだよね」
夜光:「? そうなの。どんなお願い?」
石神井寅彦:「お願いじゃないよ」苦笑する。
石神井寅彦:「あなたみたいな能力をもつ人は、実は世界にいっぱいいて」
石神井寅彦:「実は、あなたが外に出れば、そういう人と一緒に暮らすこともできるの」
石神井寅彦:「そういうことをお話しに来ました」
夜光:困った色がより深くなる。燐光が迷うように舞う。
夜光:「考える、考えるけど」
夜光:「……困る。…ぼくが外に…」ゆらゆら。その姿が揺らぎ、薄れていく。
夜光:「そうしたら」
夜光:「美由記は、どうしたら」ぷつり。
夜光:《瞬間退場》を使用。
神領此折:「…………」
石神井寅彦:「あ、あー」「話の入り口だったのに…」
サヤ:「難しい年頃だからね」
サヤ:言いながら、此折くんに振り返る
神領此折:「……帰りましょう」
サヤ:「ごめんね。君のお話、勝手に覗き見ちゃった。
神領此折:「いえ、終わったことなので」
石神井寅彦:「………共振もさ」
石神井寅彦:「似てるよね。今のと」
石神井寅彦:話題を変えるように言って、笑う。「帰ろっか」
サヤ:「…うん!」
神領此折:「ですね」そそくさと去って、でもなんだかそのままなのも申し訳ないので前自分が出したものは片づけて
サヤ:そう言って行きでは石神井さんと繋いでいた手で
サヤ:今度は、神領さんと石神井さんの手を握る
サヤ:なんとなく繋がっていたいと思ったからだ。それはやはり寂しかったからかもしれない。
サヤ:「帰ろ帰ろ!怖いおばけが出る前にね!」
石神井寅彦:「はは」笑う。「支部に戻って再調査だ」
GM:シーン終了。ロイスうんぬん、購入が可能です。
神領此折:ロイスは保留、夜光との関係もニュアンスは若干変わるけど感情の変更は無いので
サヤ:先輩?/夜光/好奇心○/恐怖
サヤ:ボデマ
サヤ:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 8[4,7,8] → 8 → 失敗
神領此折:購入はボデマ
サヤ:ダメ
神領此折:2dx+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 4[3,4]+2 → 6
神領此折:うーん無理
石神井寅彦:うーん
神領此折:以上で
石神井寅彦:ロイス…………
神領此折:あ、そうだ
神領此折:サヤさんにバデム使ったら財産1でボデマ手に入りそう…?
サヤ:は…!
GM:最強エンブレム!
神領此折:使っちゃいます…?
石神井寅彦:GMさま~ロイスを 夜光&貝原美由記で取得してもいいですか?
サヤ:使っちゃいましょう
GM:いいよ!
石神井寅彦:あざ!
石神井寅彦:夜光&貝原美由記/庇護:〇/脅威/ロイス これで取得します 満杯なり
神領此折:じゃあバディムーヴ使ってサヤさんの達成値に+3します
サヤ:わーい、財産1で購入!
サヤ:手伝ってくれた此折くんにあげます
サヤ:自分の分は持ってるので
神領此折:貰います!ありがとうございます…!
石神井寅彦:ボデマ購入!
石神井寅彦:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 9[3,6,9] → 9 → 失敗
石神井寅彦:だめでした~次回に期待
石神井寅彦:以上です!
GM:はあい!
ミドル6
GM:ではミドル6。情報収集と共有のシーン。
GM:シーンプレイヤーは石神井さん、出る人は登場ダイスをふろう!
石神井寅彦:石神井寅彦の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (45 → 52)
神領此折:神領 此折/此執 の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (60 → 62)
サヤ:サヤの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (80 → 88)
サヤ:いや、おかしいおかしい!!
GM:サヤち!?
石神井寅彦:ヒエ…
GM:で、では情報項目を提示します
★貝原美由記について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉10
★「プラネタリウムの天使」について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉10
★おまけ判定 〈調達〉5