レッドペンシル・ゴーストストーリー
メイン 見学
PC1:"熱拳"納家 真那(キャラシート)PL:茶乃介
PC2:"天駆翔"望月 弥生(キャラシート)PL:シアン
PC3:"ドラクレア"浦戸 龍樹(キャラシート)PL:紅井寿甘
PC4:"ナイトウォッチャー"小烏丸(キャラシート)PL:ぽぽ
GM:さささ
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
目次
プリプレイ
GM:では、セッションを開始していきます。
GM:まずはPC紹介から。
GM:PC1の納家さん、よろしくお願いします!

キャラシート
納家 真那:はい!
GM:立ち絵がもうかわいい
納家 真那:「えーと、あー…熱拳《ビートアップ》納家 真那だ」
納家 真那:「こーどねーむぅ?知らね知らね!ムカつくやつ殴ってたらなんか勝手に呼ばれてンだよ」
納家 真那:「まっ、勲章みたいでかっけーわな!」
GM:きゃー
納家 真那:短絡的で難しい事考えるのが苦手、というより悩むのをしない女子高生です!イリーガルですがUGNに協力的。
納家 真那:父親代わりのひとにマトモに育ててもらったので、生来の短絡さはあるけどいい子です。友達思い!
GM:いいこ
納家 真那:考えるの苦手なので…基本、マイナーエフェクトで準備してから、あとは何も考えず殴り飛ばす系のアタッカーです
GM:シンプルでとてもよい
納家 真那:PC1をやるのとても緊張しますが、楽しみたい!
納家 真那:遠国ちゃんの事も「話こまけぇけどクラスメイトは大事にしないとな」という感じで気にかけていきたいと思います。
納家 真那:宜しくお願いします!
GM:すごいたすかる
GM:よろしくお願いします!
GM:ではハンドアウトはこちら!
PC1
納家 真那
シナリオロイス:遠国響子(おんごく・きょうこ。好奇心/食傷)
あなたのクラスメイトである遠国響子は、民俗学……特に現代の、噂や都市伝説のようなものに関心が強い。
いつもはあなたに頼みもしない噂話や怪談を聞かせてくれるのだが、その日は違った。
「三丁目の交差点で、交通事故があって女の子が死んだ。前を通ると呪われて印をつけられるらしい」
この怪談に不可解な点を見つけたらしく、関連場所に出かけていったのだ。
次の日、彼女は腕に包帯を巻いて現れる。尋ねても、そのまま恐れるように逃げてしまった。
GM:クラスメイトに異変が!

遠国 響子:異変が起きました
納家 真那:「あーあーいわんこっちゃない」
遠国 響子:「し、仕方ないじゃない……!」
GM:みたいな感じで入りつつ
GM:UGN側とは別口で依頼が来るのでそっちで合流してあげてね、という感じです
納家 真那:了解です!
GM:何があったのか確かめるんだ!
納家 真那:「簡単だといいなぁ!」
GM:どうだろうー
GM:では次、PC2の望月さん!

キャラシート
望月 弥生:はーい!
望月 弥生:「望月弥生、コードネーム天駆翔」
望月 弥生:「UGNチルドレン、高校生としてのカヴァーを持ってる」
望月 弥生:「最近シンドロームに変化が発生、ミストルティンに覚醒……以降、飛行を主体にした戦術を主として活動中」
GM:ミストルティンだ!
望月 弥生:「…………………」
望月 弥生:「時間が余った。以降の話題提供を求む」
望月 弥生:と言った感じで、クール系でちょっと天然ポンコツなミストルティンの少女です。
GM:そんなあ
GM:かわいい……
望月 弥生:上記の通り、生真面目すぎる感じの典型的チルドレンって性格をしているので
望月 弥生:学校ではちょっと変な子?みたいな扱いを受けて居たりします、逆にUGNでは……いや、ここまでスタンダードなチルドレンは逆に珍しいかも?
GM:いいですね……
望月 弥生:データ的には、ジェットパックを頑張って利用してず~っと飛行状態を維持しようと画策して生まれた感じになってます。
GM:データ面白いんですよね
望月 弥生:飛行状態でいるメリットはそんなにないので、強いかどうかは……ノーコメントだ!皆、戦闘はよろしくね!!
望月 弥生:一応、飛行状態を生かしてエンゲージを離脱してレッドテンペストを撃ち込むつもりです。
望月 弥生:あとは……妖精の手もあるぞ!
GM:アーキタイプが武器じゃないのも面白い
GM:べんり!
望月 弥生:以上かな、空飛んで戦う描写をするのが楽しみ!がんばるぞ~!
GM:うおーがんばって!
GM:では望月さんのハンドアウトはこちら
PC2
望月 弥生
シナリオロイス:はるみちゃん
あなたが道を歩いていると、不意にワーディングの気配を感じるが、すぐに消えてしまう。
不審に思っていると、おずおずと話しかけてきた人影があった。
はるみちゃん(ちゃんまで名乗った)という名らしいその少女は、オーヴァードの人間に頼みがあるのだという。
「最近、記憶が飛んでしまうことが多いんです。私、何かおかしくなっているのじゃないでしょうか?」と。
GM:謎の少女に絡まれます
望月 弥生:不思議ちゃん同士が出会っちゃったか

はるみちゃん:謎の美少女だなんて……
望月 弥生:かわいい~~~!
GM:出会っちゃったな
GM:ちょっと心配事があるようなので、支部にわかる人いるかなーって行ってもらえると
GM:とても助かります
望月 弥生:なるほどね
望月 弥生:「……変な子」じーっ
はるみちゃん:「変な子じゃないです、はるみちゃんです」
望月 弥生:「はるみちゃん(呼び捨て)…………同行願う」
GM:連れてってあげてねー
望月 弥生:うちで飼います
GM:うちでは無理だって言ったでしょ!
GM:ではPC3の浦戸さん、どうぞー

もろこし畑メーカー
キャラシート
浦戸龍樹:「ふぁ、あぁ……仕事、ですか」
浦戸龍樹:浦戸龍樹(うらど・たつき)、24歳。神城の企業エージェント。
浦戸龍樹:現在は社命によりUGN支部員として出向しています。
GM:おしごとですよ!
GM:そう、今回は完全にGMの趣味で企業エージェント可なのです
浦戸龍樹:龍血樹のRBと共生しており、血液操作による周辺把握と威力強化が得意です。
浦戸龍樹:性格はのんびりや。趣味はひなたぼっこ。
浦戸龍樹:隙があればお昼寝を始めます。
GM:すやすや
浦戸龍樹:性能としてはブラム=ストーカーのピュアであり、
浦戸龍樹:マイナーで火力と達成値をゴリっと盛ってメジャーで素殴りします。それだけ!
浦戸龍樹:今回は任務を支部長から命じられるそうなので、昼寝もそこそこにがんばろうと思います。
浦戸龍樹:PLは紅井寿甘(あかい・すあま)でお送りします、皆さまよろしくお願いします!
GM:すやすや……はっ
GM:ねてたのですごい火力とか見なかった 見なかった
GM:よろしくお願いします! おしごとがんばれ!
GM:ではハンドアウトはこちらです
PC3
浦戸 龍樹
シナリオロイス:"ケファイド"洞木利市(ほらぎ・りいち。連帯感/不安)
ある日あなたは所属するUGN小夜名市支部の支部長、洞木に呼び出された。
科学館をカヴァーにしたこの支部は、どちらかといえば情報収集・処理に長けている。
今日も彼の網に引っかかった懸念材料について、あなたは指令を受けた。
「このところ、町で障害事件が増えているらしい、調査を頼みます」と。
なんでも、被害者には共通した傷跡……鎖を押し付けたような痕が残っているのだという。
GM:きな臭くなってまいりました

洞木 利市:ひとつよろしくお願いします、浦戸くん
浦戸龍樹:「……わかりました」(しぶしぶひなたを離れる)
GM:おしごとしてえらい
GM:基本的に支部長からの指令で動いていただく感じで
GM:他の人たちもここに合流してく形になるかなーと思っています
GM:がんばれエージェント
GM:では最後、PC4の小烏丸さん!

キャラシート
小烏丸:「猫の手も借りたいとは…余程忙しいようだなニンゲン」ゴロゴロ
GM:にゃーーーん
小烏丸:コードネームは”ナイトウォッチャー”化け猫のレネゲイドビーイングですにゃ
小烏丸:元々は野良猫だったんですが絵本原作のアニメにでてくる猫の騎士に見た目が似ていたため
小烏丸:エサをくれていた女の子にそういう話をされたりし続けた結果
小烏丸:死後に猫の守護騎士としての物語を取り込んだ化け猫として蘇りました
GM:めっちゃよい
小烏丸:女の子がくれた鈴が猫の騎士が持っている女神の盾となり
小烏丸:カチカチのネコとなっております
GM:カッチカチやぞ
小烏丸:最近のダメージ軽減エフェクトやキュマイラの孤独の魔眼みたいなのを搭載した純粋壁
小烏丸:おまけで持ってるオリジンサイバーでちょっとだけミドルもがんばります
GM:みんな強いよお
小烏丸:人間体は意外とおじさんだったりするのだ
GM:そうなんだ!!!

小烏丸:おじさんです
GM:わーーー
GM:いいですねいいですね
小烏丸:でも普段は猫です
小烏丸:何故おじさんなのか、それはダーカーザンブラックの黒猫とおじさんが好きだったからですね
小烏丸:PLが
GM:なるほどね
小烏丸:PLはぽぽです、初めましての方もいらっしゃいますのでよろしくお願いします
小烏丸:カバーは任せろニャ!
GM:堅い盾、こわい
GM:がんばって守ってください!
GM:ではハンドアウトはこちら
PC4
小烏丸
シナリオロイス:"リヴァイザー"
あなたはUGNに対して協力的なレネゲイドビーイングだ。
ある日あなたは支部に用事か、あるいは私用でか科学館併設の図書館を訪れる。
そこであなたは、親しげに話しかけてくる一人の女性と出会った。
どうやら彼女はあなたを気に入ったらしいが、「今は別の仕事があるからまたね」と言い残し消えた。
去り際、あなたのレネゲイドは彼女に対して異様な警戒を覚える。
ちょうど場所も場所だ。支部に相談するのがいいかもしれない。
GM:なんかあやしいのが来ます

リヴァイザー:失礼ではありません?
小烏丸:猫を撫でようとするニンゲンはだいたい失礼だが慣れている
GM:そうとは……
小烏丸:猫はこまかいことをきにしないのだ
GM:図書館って書いたけど、科学館の辺りならどこでも大丈夫な上
GM:図書館ってそういや喋っちゃだめなんだったなあって思い出したので、そういう感じになります
小烏丸:了解です
GM:とにかく変なこと言う変な感じの奴がいるので、支部に行くぞ!していただけると
GM:そこから合流してく感じにします
小烏丸:なるほど、わかりました
GM:よろしくお願いします!
GM:こんな感じかな……ではトレーラーを流して開始していく感じにするんですが
GM:今回はちょっと、マスターシーン込みの形にさせていただきます
GM:よろしくお願いします!
浦戸龍樹:よろしくお願いします!
トレーラー/マスターシーン
GM:「知ってる?」既読
GM:「三丁目の交差点に、幽霊が出るんだって」既読
GM:「うっかり現場に見に行ったりしたら……」既読
GM:あなたは知っている。噂に取り憑くものがあることを。
GM:噂に取り憑き、形を成すもののことを。
????:《情報伝播》
????:街に噂をひとつ、流します。
????:いいえ。
????:噂をひとつ、書き換えます。
????:
????:「改訂」
GM:成した形に線を引き、正しく変えんとするものがいる。
GM:鎖で縛り付け、呪いを振り撒くだけのものがいる。
GM:頁を捲る手は、その速度に追いつくことができるのか。
GM:ダブルクロス The 3rd Edition『レッドペンシル・ゴーストストーリー』
GM:ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
GM:???の情報が書き換わりました。
GM:《同化侵蝕》を開始します。
OP1 浦戸 龍樹
GM:浦戸さんは登場侵蝕をお願いします。他のPCは登場不可です。
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を1D10(→ 6)増加(29 → 35)
GM:そこそこ
【小夜名市・科学館あるいはUGN小夜名支部 夕方】
GM:この市のUGN支部は、町中にある科学館をカヴァーとしている。
GM:その中でも一番上の階にある、プラネタリウム。
GM:そのバックヤードが支部長室と兼用ということになっていた。
GM:一歩外に出れば点検でとりどりの星が映し出されているが、ここは明るい当たり前の部屋だ。
洞木 利市:「お疲れ様です。わざわざお呼びしてすみません」
GM:穏やかな調子で喋る、眼鏡を掛けた男性がこの支部の長だった。
浦戸龍樹:「はい。大丈夫です。呼ばれたってことは……仕事ですかね」
洞木 利市:「そう、お察しの通りですね。調べてほしいことがひとつ」
洞木 利市:「近頃、この街で妙な傷害事件が増えているようなのですよ」
浦戸龍樹:「妙な……警察の領分ではない、ということですか」
洞木 利市:「そう、重傷を負っているというほどではない、しかし、奇妙な特徴が続いている」
洞木 利市:「被害者には全員……」
洞木 利市:「鎖を押し付けたような痕、あるいは痣が残っているのだとか」
浦戸龍樹:「鎖、ですか……」
浦戸龍樹:頭に一つの可能性がよぎる。
洞木 利市:「……嫌な予感が、するでしょう」
浦戸龍樹:「はい。納得もしました。それは、私が動いた方が良いかもしれない」
洞木 利市:「ええ。杞憂ならそれで良し。もしこちらの領分なら」
洞木 利市:「解き明かし、事件発生を止めねばなりません」
浦戸龍樹:「……支部としても、一番自由が効いて、一番暴力に向いてるのは私ですからね」
浦戸龍樹:「拝領しました」
洞木 利市:「暴力という言い方はなんですが、頼れる刀だと思っていますよ」
洞木 利市:「ぜひ、よろしくお願いします。君の力が今は必要だ」
洞木 利市:「他にも人員が確保できそうであれば、チームを編成してもらおうと思っています」
洞木 利市:「協力して任務に当たってください」
浦戸龍樹:「それは……心強いですね」
浦戸龍樹:「私、結局は外様ですし」
洞木 利市:「それでも、任せられると思っています」
GM:この科学館は、神城グループの出資によって経営されており、
GM:人員的にもUGNとの提携という色が濃い。
GM:それゆえに、中枢に戦闘巧者は少ない、という形になっている。
洞木 利市:「とにかく、まずは調査から。お願いしますよ」
浦戸龍樹:「はい。……じゃあ、要望だけ」
浦戸龍樹:「とりあえず、手近なミストルティン保有者の確保を最優先で」
洞木 利市:「なるほど、了解しました」
洞木 利市:「……そうだな。望月さんが今手が空いているんじゃないでしょうか。学校が忙しくなければ……」
洞木 利市:「連絡をつけます」
浦戸龍樹:「ありがとうございます。真正面から戦って殴り負けるつもりはないんですが」
浦戸龍樹:「どうも、搦め手の類を断ち切るには、居た方が都合がいいので。力を貸してもらいます」
洞木 利市:「チームワーク、何より重要なことです」
洞木 利市:「我々には特にね。良い関係を結んであげてください」
浦戸龍樹:「えぇと……がんばります」根がのんびりなので、歩調が合うかは心配だが。がんばるしかない。
洞木 利市:「うんうん」にこにこしながら。
浦戸龍樹:「では、行ってきます」一礼し、バックルームからホールに出る。
GM:……外は、満点の星空。作り物の。
GM:白い流星がちらりと流れていく。
浦戸龍樹:(……グレイプニルも、流れ星の形で地球に来たんだっけ)
浦戸龍樹:作り物の流星に、願いをかけても仕方ないが。
浦戸龍樹:(……平和に収まるといいなぁ)
浦戸龍樹:心の中で唱える。
浦戸龍樹:ふと、別れ際の支部長の笑顔を思い出し。
浦戸龍樹:(なんか……イリーガルの子供たちから、いつもコワいとか眠そうとか言われるんだよな……)
浦戸龍樹:むにっ、と、指で口の端を釣り上げて笑顔を作る。
浦戸龍樹:「……」
浦戸龍樹:印象が改善した気はしないが。
浦戸龍樹:そう簡単に人は変われないのに、世界は目まぐるしく変わっていく。置いていかれたくないなら、
浦戸龍樹:「がんばるかぁ」
浦戸龍樹:誰もいないホールに映った夜空に、呟いた声が吸い込まれて消えた。
GM:ロイス取得のみできます
浦戸龍樹:支部長に取ります
浦戸龍樹:洞木利市/○尊敬/隔意(私はあの人みたいに人当たりがよくない)
浦戸龍樹:以上で!
GM:はーい!
OP2 納家 真那
GM:納家さんは登場侵蝕をお願いします。
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 2)増加(35 → 37)
GM:おさえめ
【小夜名市立第一高校・教室 夕方】
GM:とりたてて特徴があるでもない、当たり前の学校。
GM:あなたが主に日常を過ごす場だ。今は授業が終わり、放課後の時間になる。
GM:そして、あなたにいつものように話しかけてくる眼鏡のクラスメイトがひとり。
遠国 響子:「お疲れ様、納家さん」
GM:遠国響子。民俗学同好会の会長をしており、様々な噂や都市伝説に詳しい。
GM:普段はクラスメイト、特になぜかあなたに聞かれもしない知識を披露している。
納家 真那:「おう、おつかれ遠国ー。またノート貸せよ。話聞く代わりに」
遠国 響子:「はいはい、仕方ないなあ」
GM:学校の怪談やら、よくわからないおまじないやら……。しかし、今日はどこか違っていた。
遠国 響子:「でも、今日はちょっと早めに帰らないとなの」
納家 真那:「はぁ?なんで!?」
納家 真那:「今日の授業寝てたんだけど!」
遠国 響子:「……聞く?」眼鏡がキラリと光る。
納家 真那:「聞かせてください遠国サマ」
遠国 響子:「実はね、後輩から来たLINEに不可解な点があって」早口
納家 真那:「(くそ早)」
遠国 響子:「前に私が調べた噂と、明らかに変わってるの」
遠国 響子:画面を見せてくれる。
遠国 響子:『三丁目の交差点で、交通事故があって女の子が死んだ。前を通ると呪われて印をつけられるらしい』
納家 真那:「ほぉん」
遠国 響子:「前、こんな物騒じゃなかったはずなのに……。これは調査しないと」
納家 真那:「……なぁ、これ。物騒すぎじゃね?」
遠国 響子:「そうなのよ! あのね、私のことオカルト好きだと思ってるんだろうけど」早口
納家 真那:「いや皆しってるよ」
遠国 響子:「実際はね、口承について興味があるだけなのオカルトとは違うのよオカルトとは」
遠国 響子:「こんなに短期間で噂が移り変わる? おかしい!」
遠国 響子:「フィールドワークなの、これは!」ぐっと力を入れる。
納家 真那:「コーショー?」誰と交渉してんだ。…意味違うのか?
遠国 響子:「とにかく、何か理由があるはずなのよ、この噂にも」
遠国 響子:「高尚なんだから」
納家 真那:「ああ、あれね。コウショウなシュミってやつネ。おっけおっけ」
納家 真那:「でも遠国さぁ、マジでいくの?やめとけやめとけよ…」
遠国 響子:「なんで? 行くのが使命というものでしょ」
納家 真那:「あのなぁ、使命っていうのはな。命を使うって書くんだぞ、遠国チャン」
納家 真那:命ひとつ大事にしねぇで、この子はマジ大丈夫なんか。…死んだらおしまいなんだぞ
納家 真那:「今日は大人しくノート貸して帰んな。死んだとかそういうウワサ、やめときなよ」
遠国 響子:「ノートは貸す」ぽんと一冊のノートを机に置き。
遠国 響子:「でも、行かなきゃ」
納家 真那:「ありがとうございます!!!行くの!???」がばっとノートを抱きしめて振り返る
遠国 響子:「うわっびっくりした」
遠国 響子:「い、行くよ……だって私あの噂……」
遠国 響子:何かつぶやいたようだが、耳には聞こえなかった。
納家 真那:「…まぁ、ヒトサマのシュミにあれこれ言いすぎるのはダメだよな」
納家 真那:「プライベートはあってなんぼだ。なんかおもしれーモンあったらいいな。気ぃつけてけよー」
遠国 響子:「ん、ありがと」少し表情を和らげ、手を振って教室から出ていく。
納家 真那:黙って見送った後、どかりと教室の椅子に座り直す。ぺらぺらとめくると、日常に溢れた文字、文字
納家 真那:普通ってやつで溢れている。こういうやり取りのほうが、アタシは楽しい。
納家 真那:「……こういうのが、アタシのシュミなんかなぁ」
納家 真那:遠国のこと、変わってるって思うけど。アタシも変わってんだろうな。
納家 真那:夕日がきらきら、アタシの髪みたいに空を世界を照らしている。
納家 真那:「こっからの時間は”バケモン”の時間だぞ。ってな……よっし、帰るか」
納家 真那:──陽が沈むまでは、もう少し。この普通の時間を過ごしたい
GM:あなたの心配は当然のものだったし、結局そのまま見送ったことも、間違いではなかったのかもしれない。
GM:だがしかし、次の日。異変は起きてしまっていた。
【小夜名市立第一高校・教室 朝】
GM:次の日の朝。遠国響子の登校はいつもより遅かった。
遠国 響子:「………」どこか元気のない様子。
遠国 響子:手首には、白い包帯が巻かれている。
納家 真那:「おーい、遠国サマ。昨日はノート…」
納家 真那:白い包帯に、思わずノートを握る手が力みかける。待て待て、落ち着け。
遠国 響子:「……あ」何か言いかけ、うつむいてしまう。
納家 真那:「どったん。なんかケガしたん?」
納家 真那:鋭くなりかけた目をぐいぐい指で押し戻して、おどけてみせる
遠国 響子:「あ、ええと、その……ご、ごめん」
遠国 響子:「ちょっと整理ついてなくて……」
納家 真那:「ほぉん」
GM:キーンコーン カーンコーン
GM:チャイムの音が鳴る。
納家 真那:「げぇっ!やべ、怒られるっ」
GM:先生が教室に入り、生徒たちが席に戻っていく。
納家 真那:「遠国チャン行くぞ怒られるぞ!」
遠国 響子:「…………」
遠国 響子:「うん」
納家 真那:「(マジでオカシイじゃん遠国)」
遠国 響子:ぎゅっと手首を握り締め、それから自分の席へと戻っていく。
納家 真那:「…」
納家 真那:「…いつもみたいに」早口でなんか言ってくれたら、聞いてやるのに
納家 真那:ままならないモヤモヤを考えるのは、面倒で。いったん忘れて席に座り込んだ。
GM:その日、結局遠国響子の口から何があったのかを聞くことはできなかった。
GM:そして、あなたの元にはUGN小夜名支部からの依頼が届く。
GM:この街で続いている、ある傷害事件の調査をお願いしたい、と……。
GM:ロイス取得が可能です。
納家 真那:取得…!今回はまだ見送ります!
GM:おっ了解です!
GM:ではシーンカットー
OP3 望月 弥生
GM:望月さんは登場侵蝕をお願いします。
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を1D10(→ 2)増加、現在値(32 → 34)
GM:みんな上手いな
望月 弥生:低い出目出すの上手ってよく言われます
【小夜名市・路上 夕方】
GM:あなたは学校を終え、道を歩いていた。
GM:人通りはそこまで多い道ではなく、雰囲気はのんびりとしている。
望月 弥生:スクールバッグを片手に歩く。のんびりとした雰囲気の中で、彼女はなんとなく……剣呑な雰囲気を放っている。
望月 弥生:UGNは常在戦場。何時ワーディングがあるか分からない。
望月 弥生:そんな子供のころの忠告を未だに真に受け、しっかりとワーディングに対するアンテナを張っている。
望月 弥生:……もっとも。最近の変なワーディングも、彼女が気を張る原因ではあろうが。
GM:では、そんな風にしっかりとチルドレンとしての務めを果たそうとしていたあなたの感覚に。
GM:まさにそのワーディングの気配が満ちる。
GM:……しかし。
望月 弥生:「!」
GM:気付いてすぐ、一瞬揺らいだ気配は消えてしまう。
望月 弥生:すぐにエフェクトを使用して飛行……をすると、人目があるので周囲をキョロキョロと見回し。
望月 弥生:その間に気配が消え、むう。と何度目になるかの敗北を悔しがる。
望月 弥生:「任務失敗……」ではない。別にワーディングの調査を任務として受け取ったわけでもない。
望月 弥生:そもそも、この町に居るオーヴァードなら全員気づいているはずだが、逐一回数を数えて報告書(200文字程度)を提出しているのは彼女ぐらいのものである。
望月 弥生:当然、書くことがなさすぎて直前どこで何をしてたかを書いてばかりいる。もはや日記だ。
GM:ではその時。
はるみちゃん:「あっ」
はるみちゃん:「あのう……」おずおずと声をかけてくる少女がいる。中学生くらいだろうか。
望月 弥生:ギロリ、と小柄な体躯に見合わない鋭い目つきで少女の方を見る。
はるみちゃん:「ひゃ」
望月 弥生:威圧感はそれほどないが、無表情にこの怒ったような目、そして
望月 弥生:「初対面、何か用?」
はるみちゃん:「あの、あなた今、普通に……はしてなかったな。飛んでたし。えっと、動けてましたよね?」
望月 弥生:このサバサバした口調のせいで近づき難い印象を受けるらしい。
望月 弥生:「否定、私は飛行状態になっていない」
望月 弥生:「動けてはいた」
望月 弥生:飛行しようとキョロキョロしてはいた。すぐに飛ぼうかと思ってその場でジャンプしたのを飛行とは言えるのかもしれない。
はるみちゃん:「動けてた! てことは、あの、オーヴァードの人ですよねっ」小声。
はるみちゃん:「よかったあっ、どうしても誰か……オーヴァードの人に相談したいことがあって!!」
望月 弥生:「……貴女は誰?」
はるみちゃん:「あっ、申し遅れました! 私、はるみちゃんって言います」
望月 弥生:オーヴァードという単語を知っていると言うなら、"こちら側"である。
望月 弥生:「はるみちゃん、理解した」
望月 弥生:が、オーヴァードの知り合いがいないような口ぶりである。
はるみちゃん:「あ、よかったあ。名乗るとなぜか笑われちゃうんです」えへへ、と笑う。
はるみちゃん:「えと、私あんまりそういうツテ?みたいなのがなくて」
望月 弥生:「? 名前は識別名称、笑顔になる理由はない」
はるみちゃん:「そうなんですよねえ。不思議だなあ」
望月 弥生:「……誰からオーヴァードという単語を聞いた?」
望月 弥生:その単語はオーヴァードが作ったものなはずで、教えてくれた人を頼ればいいだけの話、である。
望月 弥生:そんなまさか、辻斬りのようにワーディングを繰り返して町中に居るオーヴァードを探すようなバカな真似をするわけ……。
はるみちゃん:「誰っていうか、えーと、あ、そっか」
はるみちゃん:「私、あの、あれです」
はるみちゃん:「レネゲイドなもので」
はるみちゃん:「いろいろ、自然と知っていました」
望月 弥生:「レネゲイドビーイング」
はるみちゃん:「そうなのです」こくこくと頷く。
望月 弥生:「アイコピー、状況は理解した」
望月 弥生:「何の用」
望月 弥生:話を戻す。
はるみちゃん:「そう、用です! 多分レネゲイドの調子が悪いのだと思うんですが、変なことがあって」
はるみちゃん:「最近、急に記憶が飛んでしまうことがあるんです。ふって」
はるみちゃん:「おかしいんですけど、お医者様に行く話じゃなさそうだなあって」
はるみちゃん:「そもそも、保険証とか持ってないし……」
望月 弥生:「寝坊助?」
はるみちゃん:「ち、違いますー! よ、夜は夜更かしだけど」
望月 弥生:「私は持ってる」声は得意気だ。相変わらず表情はそのままだが。
はるみちゃん:「社会保障……! いいな……!」
望月 弥生:「原因究明にオーヴァードの力を借りたい、といったところ?」
はるみちゃん:「そうです! UGNさんとかFHさんとかに見てもらえればって」
望月 弥生:「それなら、私には不可能。UGNの助力を推奨」
望月 弥生:「私はUGN所属、FHに紹介は出来ない」
望月 弥生:「敵だから」
はるみちゃん:「おお、UGNさん! 紹介とかしてもらえないでしょうかー!」
望月 弥生:FHでもいい。という言葉に若干の危うさを感じるが、生まれたてのRBにとってUGNもFHも"組織"という枠組みでしかないという理屈に気づいて納得する。
望月 弥生:「今はネコの手も借りたい状況、協力的なRBが増えるならUGNも喜ぶはず」
はるみちゃん:「協力しますします、お掃除とかできます」
望月 弥生:ネコのRBは別にいるらしいけど。という話はさておき。
望月 弥生:「うちの科学館は大きいから覚悟して」
望月 弥生:「それじゃあ、案内する」
はるみちゃん:「やったあー!」
はるみちゃん:嬉しそうにあなたについていく。
望月 弥生:じゃあスマホ取り出します
望月 弥生:ロックを解除すると、LINEしかインストールしてない簡素な画面が一瞬表示され
望月 弥生:そのまま支部長にメッセージを送ろう
望月 弥生:拝啓
洞木 利市様
〇〇時〇〇分、はるみちゃんを名乗るレネゲイドビーイングを確保。
記憶に断片的な欠損が見られると供述。
精密検査を求められ、自己判断で彼女を支部まで護送する。
この行動には恩を売ってUGNの協力者になってもらえればという意図が存在する旨も理解していただきたい。
敬具
望月 弥生:送りました
GM:そのメッセージにはすぐに既読がつく。
GM:「OK」のスタンプが返ってきた。
望月 弥生:「OKらしい」と、ハルミちゃんにスマホの画面を見せる
望月 弥生:スマホの事は知ってるだろうかという確認も兼ねている。
はるみちゃん:「おお……文明の利器。かわいいですね、このペンギンさん」
はるみちゃん:スマホ自体は知っているが、持ってはいなさそうだ。
望月 弥生:「支部のマスコットキャラ、後でいっぱい見る」
望月 弥生:得意気にそうやって語り、はるみちゃんを連れて支部まで歩こうかな
望月 弥生:数歩歩いた所で振り返り
望月 弥生:「忘却してた」
望月 弥生:「私は望月弥生」
望月 弥生:「はるみちゃん、よろしく」
はるみちゃん:「!」
はるみちゃん:「はいっ、そうでした。オーヴァードの方じゃ呼びにくいし」
はるみちゃん:「弥生さん、よろしくお願いします!」
望月 弥生:「これからオーヴァードの方にいっぱい会うから、識別名称がないと不便」
望月 弥生:「うん、元気でよろしい」
望月 弥生:なんとなく。相手が中学生ぐらいに見えたので先輩風を吹かせつつ。
望月 弥生:不思議な少女と共に、支部へと向かうのだった。
OP4 小烏丸
GM:小烏丸さんは登場侵蝕をお願いします。
小烏丸:小烏丸の侵蝕を1D10(→ 10)増加(35 → 45)
GM:一気に!
小烏丸:フフッ
【小夜名市・科学館 夕方】
GM:平日の科学館は、子供がちらほらと訪れるくらいで静かなものだ。
GM:あなたはその一画の窓辺にいた。
小烏丸:「くあああ…あ」欠伸をする
小烏丸:「日差しが陰ってきたにゃ」
小烏丸:窓辺の温かみが減ってきている
小烏丸:陽が沈む時間帯の街並みをこの窓から眺めるのは
小烏丸:小烏丸の大好きな時間ベスト24に入る。
小烏丸:短い後ろ足で首筋をガシガシ掻いて
小烏丸:丸い体を少し伸ばした。
小烏丸:「今日はどこでディナーにしようかにゃ」
GM:では、あなたがそうしていると、さらにふと頭上に影が差す。
GM:人影が、あなたのことを覗き込んでいるようだった。
小烏丸:「くるるるる…」
女性:「こんにちは」
小烏丸:どうせ猫に興味を持った来館者だろう。
小烏丸:頭を撫でるくらいなら許してやっても良い。
小烏丸:チラリと女性の方を眺めてそう考える。
女性:しかし、彼女は頭を撫でる様子はない。
女性:代わりに、こんなことを言う。
女性:「少し、お喋りでもしませんか?」
小烏丸:猫に話しかけるニンゲンは割といる。
小烏丸:「ナァ~ォ」
小烏丸:適当に返事をすれば満足するだろう。
小烏丸:ニンゲンとはそういうものだ。
女性:「……おや」小首をかしげて。
女性:「そうでしたね。申し遅れました」
リヴァイザー:「私、リヴァイザーと申します。よろしくお願いしますね」
小烏丸:「…ナ」どうやら
小烏丸:別口か?
リヴァイザー:「あなたにもあるでしょう? お名前が」
リヴァイザー:「もしかしたら、ひとつじゃないのかもしれませんね」
リヴァイザー:「お喋り、しませんか? 猫の……」
リヴァイザー:「レネゲイドビーイングさん」
小烏丸:「今は窓辺の守護騎士…」
小烏丸:「そして”夜を視る者”」
小烏丸:ゴロンと転がり
小烏丸:手で顔を洗いながら座る。
リヴァイザー:「素敵! そうですよ。そういうのを求めていました」
小烏丸:「黒き鎧のサー・クロウ。小烏丸とでも呼ぶといいにゃ」
リヴァイザー:「思った以上にお名前が多くていらっしゃる」
小烏丸:「クロとかタマとも呼ばれる」
リヴァイザー:「ふふ、いいですね。私の予感は外れていなかった」
リヴァイザー:「正直なところを申し上げます。私、あなたに話しかけたのは……」
リヴァイザー:「あなたに、私の元に来ていただきたいからなんですが」
リヴァイザー:「実はすぐにというわけにもいかず……」
リヴァイザー:「何せ、今別の仕事があるので忙しいのですよね」
小烏丸:「吾輩は遍歴の騎士であるからして、いくつもの女性から誘いを受ける身ではあるにゃ」(色々な家でエサを貰っているの意)
小烏丸:「ただ、初対面のレディの誘いはトラブルの元と心得ているにゃあ」
小烏丸:「とはいえ、何かしらのプレゼント…カリカリやチュルチュルがあるのであれば」
小烏丸:「話くらいは聞くのはやぶさかではないにゃ」
リヴァイザー:「あらあら、申し訳ない。偶然の邂逅でしたので、手元不如意です……」
小烏丸:「そうか…(少し残念そう)であっても騎士はレディの不作法を咎めはしないにゃ」
小烏丸:「あの日が沈むまでの間、ヒマではある」
小烏丸:「その間、吾輩は顔を洗い尻尾をカミカミする」
小烏丸:「そちらが話す事を咎めはしないにゃ」
小烏丸:尻尾をガシガシ噛む。
リヴァイザー:「ありがたいお許しですね! ふふ、私もすぐに発たねばなりませんが、そう……」
リヴァイザー:「一人は寂しいですから」
リヴァイザー:「ああ、でも今の仕事を終えれば少しは良くなると思うんです」
リヴァイザー:「おまけにあなたがこちらに来て下さるなら、さらに言うことなし」
リヴァイザー:「うふふ、楽しみ」
リヴァイザー:歌うように、一人で喋っている。
小烏丸:「次に誘いに来る時は、もう少し猫への礼儀を学ぶことだにゃ」
小烏丸:「何の仕事かは知らないが、猫は仕事の片手間に相手をされることを望まにゃい」
小烏丸:「きちんと仕事終えてからの謁見を」
リヴァイザー:「大変申し訳ありません、サー・クロウ」
リヴァイザー:「そうですね! 今の仕事を早急に片付けてしまえば、あなたともっとお話ができる」
小烏丸:「なに、猫は寛容であるにゃ。レディの仕事に猫の幸運があらんことを」
リヴァイザー:「ありがとうございます。そうと決まれば、すぐに……」
リヴァイザー:「失礼いたしますね。あなたの存在がより良くなりますよう」
リヴァイザー:優雅に一礼して。
リヴァイザー:《瞬間退場》
リヴァイザー:その姿は掻き消える。
GM:そしてその瞬間、あなたの感覚には何かおどろおどろしい、嫌な感じがこびりつく。
GM:レネゲイドの気配だ。
小烏丸:「…」
小烏丸:凄く面倒事が起きる気配を感じた。
小烏丸:「猫のカンは当たるのにゃあ…」
小烏丸:とはいえ、普段は無視していたかもしれないが。
小烏丸:「館長くらいには伝えておくか」
小烏丸:「情報提供の見返りは高級猫缶で良いだろう」
小烏丸:「つくづく吾輩は働き者だにゃあ…ああ…ふああああああああ」
小烏丸:大きなあくびをする。
小烏丸:窓の外では夕日が沈もうとしている。
小烏丸:猫の時間が始まろうとしていた。
GM:ロイス取得のみ可能です。
小烏丸:リヴァイザー/猫を敬愛せよ/猫のカンが不穏を囁く〇/ロイス
小烏丸:以上で
GM:ねこさま!
GM:さて、GMがロイス関連を忘れていたりいろいろしたので
GM:ここで改めてロイス取得などしちゃいましょう
望月 弥生:は~い、それじゃあはるみちゃんに取得しちゃおう
納家 真那:遠国ちゃんに納家は取得を!
望月 弥生:〇有為/警戒 が感情です
GM:警戒してる~
望月 弥生:正体分かってないRBですからね、しっかり警戒しないと(シャドーボクシング)
納家 真那:どうしようかな…GM、初期で推奨されていた感情以外でも指定していいでしょうか?
GM:全然OK!
納家 真那:ありがとうございます!
納家 真那:では、「遠国響子」ちゃんに●P:日常/N:隔意 で
望月 弥生:僕も当然のように別の感情取ってますしね、ワハハ
GM:日常ー ありがとうございます! OKです
GM:そういうものさ
GM:ではシーンカット!
ミドル1
GM:合流シーンです。全員登場。登場侵蝕をお願いします。
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 8)増加(37 → 45)
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を1D10(→ 3)増加、現在値(34 → 37)
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を1D10(→ 10)増加(35 → 45)
小烏丸:小烏丸の侵蝕を1D10(→ 6)増加(49 → 55)
GM:小烏丸さんかさみますねえ
【小夜名市・UGN小夜名支部 談話室】
GM:支部の一画には、会議室と兼用の談話室がある。
GM:座り心地の良いソファとローテーブルに囲まれ、あなたたちは顔を合わせた。
洞木 利市:「はい、お疲れ様です」
洞木 利市:「今回、手の空いていそうな人員に集まってもらいました」
浦戸龍樹:「お疲れさまです」律儀に一礼。
小烏丸:カリカリモグモグ
小烏丸:部屋の片隅でエサを食べている
洞木 利市:「ああ、人だけじゃないわけだけど……まあともかく」
納家 真那:「(やべ、つい受けちったけど補習回避できっかな)」
望月 弥生:「集合の理由は別件だったけど……任務なら従う」
洞木 利市:「うん、まあ、いつも通り柔軟にね。望月さんの件も追っていくつもりですから」
納家 真那:「困ってんならまぁ、お互いさまだわな」背もたれに気にせず背中を預けてだらけている
洞木 利市:「そうだ、君はあまり他の人と会ったことはなかったんじゃないかな」納家さんを見て。
納家 真那:「おん。そっすねー」猫と美少女と…公園にいそうなおっさんをぐるりと見やる
洞木 利市:「納家真那さん。最近来てくれるようになったイリーガルの子です」
小烏丸:「くああああぁ…」あくびをする
洞木 利市:「みんな、協力して当たってあげてください。納家さんもね。自己紹介でもどうかな」
望月 弥生:「そう」出された紅茶に口をつける
浦戸龍樹:「お疲れ様です。なにかと大変だとは思いますが、困ったときは是非UGNをお頼りください」
望月 弥生:興味がなさそうに見えるが、そもそも他人とどう関わっていくべきなのかイマイチ分かっていないのだ。
納家 真那:「えっと、あー、ケンカ大好き女子高生っす。頭使うことは苦手なンで、こき使ってくださーい」両手をひらひら
洞木 利市:「元気な子ですよ。よくしてあげてください」
浦戸龍樹:「元気……そうですね」
納家 真那:「よくしてください!ひゅー!おだて上手~!」
浦戸龍樹:「元気がないよりは、いいですね」
望月 弥生:「"天駆翔"、望月弥生」
望月 弥生:「よろしく、納家真那」
小烏丸:「今日は人が多いようであるにゃあ、出直したほうがいいかにゃ?」
納家 真那:「はいぺ…もちつき…餅みてぇに白いもンなモチツキちゃん。よろしく」
洞木 利市:「とんでもない、ぜひいてもらいたいですよ。後でおやつあげますから」小烏丸さんに小声で。
望月 弥生:「……ネコも呼ばれたんじゃないの?」と、小烏丸の方を見
小烏丸:「ふむぅ」
浦戸龍樹:「小烏丸さんも人員の内だったのでは? まだ交渉中でしたか?」
望月 弥生:「…………?」餅みたいに白いからというのはよくわかっていないが、とりあえず頷く
小烏丸:「猫は呼ばれても来ないから猫なのだにゃ」
納家 真那:「(モチツキ嫌か!?しゃーない普通に望月でいいか。気になるの多すぎる)」猫の方を見る
浦戸龍樹:「中庭のベンチ(昼休みの科学館で一番日当たりが良い場所)には呼ばれなくても来るのに……」
納家 真那:「(やっぱこのオッサン、公園に居るタイプだ!! アタシの推理絶対当たってるだろ!!)」ベンチと聞いて
小烏丸:「我が領土に居て何が悪い?」
小烏丸:「吾輩は情報を持ってきてやったのにゃ」
望月 弥生:「ベンチが家?」
望月 弥生:「情報」
洞木 利市:「そう、小烏丸さんからは気になる話があったのですよね」
納家 真那:「コガラス、ほぉん」
洞木 利市:「ああ、彼はレネゲイドビーイングで、このように喋ります。尊重してあげてください」
納家 真那:「大事にしろってことだな!おっけおっけ」
小烏丸:「頭を撫でる事を許すにゃ」
望月 弥生:「小烏丸、お手」
納家 真那:「マジで!?手ぇだすと皆逃げんのに…あざっす…!」
小烏丸:お手はしない
小烏丸:「貢物も献上してもいいにゃ」
小烏丸:「まぁ見慣れないオーヴァードに出会ったのでにゃ」
望月 弥生:気難しいなあと思っています
小烏丸:「一応だにゃ」
洞木 利市:「あとは、こちらは浦戸くん。出向でエージェントをやっていただいています」
浦戸龍樹:「"ドラクレア"、浦戸龍樹です。以降、よろしくお願いします」
望月 弥生:「外様……所属は?」
納家 真那:「へー、公園ベンチのオッサンが浦戸サン。よろしくで……お願いシマス」
浦戸龍樹:「神城です。この支部には多い方かと」
小烏丸:「我が領土に居座る侵略者だにゃあ」
洞木 利市:「そうですね、あちらの方にもよくお世話になっているから」
洞木 利市:「科学館の備品なんだけどなあ……ベンチ」
浦戸龍樹:「心配しなくても、わざわざ出向されるくらいですので、会長派閥ですよ。親UGNでやらせてもらってます」
洞木 利市:「今回も、まず彼を軸に動いてもらうことにしたんですよ」
納家 真那:「(ムズカシイ話してる?大人って大変だなぁ)」
望月 弥生:「……ブラックスーツだから、勘ぐった」
洞木 利市:「聞いたことはあるかな……何件か傷害事件が続いていて、ね、浦戸くん」
浦戸龍樹:(おっさん……でも、私もあのくらいの年の時、社会人はだいたいおじさんに見えて……いたかもなぁ……)
納家 真那:「とりあえず、仲良くやろうぜ。ブラッ…黒服?まぁ、カッケーじゃん仕事できる大人はかっけぇよ」
浦戸龍樹:「はい。連続傷害事件、不可解な痕跡。UGNが動くべき案件かと」
洞木 利市:「そう。この事件について皆さんには調べていただきたい……のですが」
洞木 利市:「何か直近で気になること、関係のありそうなことがあった場合、事件と関連があるかもしれない」
洞木 利市:「何かあればぜひ教えていただけませんか」
望月 弥生:「気になる事……はるみちゃんぐらい、後は駅前のプラペチーノがセールしてた」
納家 真那:「傷害って…あのウワサのことか?交通事故の前通ると呪われるっちゅー」
望月 弥生:そうなの?と言いたげに納家の方を見る
洞木 利市:「呪われる……ほほう」
納家 真那:「関係してンのかわかんねぇけど。そのウワサ追ってる子がさぁ、次の日ケガ?してたっぽいからさぁ。関係あんの?」
浦戸龍樹:「ケガ、ですか……もしかして、鎖のような痣がついていませんでしたか?」
納家 真那:「包帯してたからわかんね。女の子のキズひんむくのもさ、イヤじゃん?」
浦戸龍樹:「それはそうですね」
望月 弥生:「イヤなんだ」
納家 真那:「イヤだね! でりかしーがないって怒られたし!」
望月 弥生:「でも、なんで鎖の痣かなんて聞いたの?」
望月 弥生:「…………」でりかしーがないというブーメランが刺さり密かに落ち込む。
浦戸龍樹:「先ほどの傷害事件の話に関わるからです」
望月 弥生:なお、ネコにお手を要求した時点で圧倒的ノンデリカシー大賞である。
浦戸龍樹:「被害者には、鎖のような傷跡や痣が残っていました」
浦戸龍樹:「同一犯、それもグレイプニルの疑いが強く……貴女をお呼びした次第です、望月さん」
納家 真那:「鎖、なぁ…ふぅん…」
望月 弥生:「ミストルティンの出番……わかった」
小烏丸:「にゃあ」
浦戸龍樹:「後はその……望月さんの言っていたはるみさん? と、小烏丸さんの情報ですかね」
望月 弥生:頷いた後
望月 弥生:「小烏丸、先にお願い。気になるから」
小烏丸:「ふむ、何」
小烏丸:「見慣れぬレディに声をかけられたのだにゃ」
望月 弥生:「レディ」
小烏丸:「誘いを受けたのだが、気が乗らなにゃかったのでな」
納家 真那:「レディ」さてはこの猫サマ、シンシってやつか…?
小烏丸:「断ると消えるように去って行ったにゃ」
小烏丸:「まあ、オーヴァードだろうが」
小烏丸:「この街では見慣れにゃいので」
小烏丸:「一応知らせににゃあ」
望月 弥生:「誘うって、グレイプニルになれ……みたいな?」
小烏丸:「吾輩をレディが誘うのは家に呼ぶ事である」
小烏丸:「騎士は恋多きものであるからにゃ、モテるのにゃ」
望月 弥生:「…………そのレディ、本当にオーヴァード?」眉を顰める。今日初めて表情が動いた気がする。
納家 真那:「猫に生真面目に会話してる時点でオーヴァードじゃね?」
洞木 利市:「そうですね、普通小烏丸さんのことはなかなか気づかないかと」
望月 弥生:「そうかな…………そうかも…………」
納家 真那:「普通ならお茶の間ドッキリ番組だと思うって。アタシならマイク探すね」
小烏丸:「まあ利市が新発売のカリカリを買った事を知っておった吾輩は」
望月 弥生:ネコに話しかけるクラスメイトを見た事があるが、会話が発生したならお互いオーヴァードだと知っているのだろう。多分。
小烏丸:「情報と引き換えにカリカリに鰹節をふりかける事で」
納家 真那:「(けど、遠国チャンならウワサは本当だったんだ!って信じるんだろうなぁ…しそう…)」
小烏丸:「手を打ったのだにゃ」
洞木 利市:「打たれました」
望月 弥生:「……」チラッと餌の容器を見る
浦戸龍樹:「……このタイミングで、見知らぬオーヴァードが現れたことは警戒に値しますから」
浦戸龍樹:「この後もご協力いただけると幸いなのですが。小烏丸さん」
望月 弥生:「アイコピー」鰹節のカスを見た
小烏丸:口元にくっついた鰹節をペロリと舐める
納家 真那:「…(うまそう)」じゅるり
洞木 利市:「あとは、望月さんが連れてきたはるみちゃんさんという方ですが……」
望月 弥生:改めて頷く
望月 弥生:「はるみちゃんはレネゲイドビーイング」
望月 弥生:「最近記憶の欠落が度々発生しているらしく、原因究明のためにUGNと接触を図ってきた」
望月 弥生:「生まれたてと推察され、そもそも他のオーヴァードに接触したのが初めてだったらしい」
浦戸龍樹:「はるみちゃんさん」そこまでで一区切りか。
望月 弥生:「確認は取れていないが、最近品頻発しているワーディングの瞬間展開は彼女の仕業と考えられる」
小烏丸:「なるほど新入りという事かにゃ」
浦戸龍樹:「記憶の欠落……ですか。検査でなにか分かっているといいんですが」
望月 弥生:「そして、原因究明のためにUGNでもFHでも接触したかったと語る事から……」
望月 弥生:「純粋。やり方次第では変な思想を持つ可能性もある。注意は怠らないべき。」
納家 真那:「ほぉん」
望月 弥生:「以上が私見を含んだ報告になる。これ以上の詳細は本人に聞いた方がいい。」
洞木 利市:「検査は十分に行います。こちらで落ち着いてくれればいいんですが」
望月 弥生:「変だけど、いい子」
納家 真那:「(いっけね。そろそろノートの内容忘れるぐらい詰め込んでさらに忘れそうだぞ。ちゃんと覚えろアタシ)」
小烏丸:「レネゲイドビーイングは日向で昼寝をしてお腹が空いたらご飯を食べればいいにゃ」
望月 弥生:「はるみちゃんは人間を基にしたレネゲイドビーイング」
納家 真那:「よし、いい子だな。おっけおっけ、覚えた!」
望月 弥生:「…………」
望月 弥生:人間で日なたぼっこをしている人を思い出して黙る。
浦戸龍樹:「なんですか。視線を感じますが」
望月 弥生:「……報告書、必要?」いまいち忘れてそうな納家ちゃんの方を見つつ
納家 真那:「え、浦戸さんレネゲイドビーイングなん?」視線を追い
浦戸龍樹:「人間……いえ、少々複雑ですが」
浦戸龍樹:「私『は』人間です」
納家 真那:「えー、読んで覚えられるなら!」報告書
望月 弥生:「……人間でも日向でお昼寝してお腹が空いたらご飯を食べる人もいるかなって……」目逸らし
望月 弥生:「ん、アイコピー。用意しておく」
望月 弥生:文字びっしりでテストみたいに堅苦しい文章がやってくるので多分役に立たないです。
納家 真那:「(私は!?)」オーヴァードって見分けつかね~
洞木 利市:「さて、それでは皆さん。どんな取っ掛かりでもいい。調査をお願いします」
洞木 利市:「滞りなき日常を街に」
洞木 利市:「よろしくお願いしますね」
小烏丸:「にゃあ…昼寝場所が騒がしくなると困るにゃ」
望月 弥生:「アイコピー」
納家 真那:「おん。おっけおっけ」
小烏丸:「少しばかり力を貸してやるにゃ、ニンゲン」
浦戸龍樹:「かしこまりました。調査を開始していきましょう」
GM:こうして。
GM:あなたたちの事件への関りは開始していく。
GM:ロイス取得と調達判定が可能です。
浦戸龍樹:ロイス取得は保留からの、調達は……フラググレネードで
浦戸龍樹:1dx+3>=12
DoubleCross : (1DX10+3>=12) → 9[9]+3 → 12 → 成功
GM:成功してる!
浦戸龍樹:買えた! 装備しておきます
望月 弥生:ロイス取得は保留して、ん~、拳銃狙おうかな
納家 真那:納家は特になしです!
小烏丸:浦戸龍樹/眠たそうなニンゲン〇/昼寝場所侵略ニンゲン
GM:かわいい
望月 弥生:2dx+3 がんばれ
DoubleCross : (2DX10+3) → 8[7,8]+3 → 11
望月 弥生:買えた、いえーい!
望月 弥生:こちらは以上ですわ!
小烏丸:ハードコート
小烏丸:マイナーでオリジン:サイバー
小烏丸:1dx+2>=8
DoubleCross : (1DX10+2>=8) → 8[8]+2 → 10 → 成功
小烏丸:買えた 防護点が+2だ
GM:みんな上手いな~
GM:かたくなった!
GM:ではシーンカットです
小烏丸:小烏丸の侵蝕を2増加(55 → 57)
ミドル2
GM:情報収集シーンです。登場希望するPCは登場侵蝕をお願いします。
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 5)増加(45 → 50)
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を1D10(→ 1)増加、現在値(37 → 38)
小烏丸:小烏丸の侵蝕を1D10(→ 2)増加(57 → 59)
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を1D10(→ 4)増加(45 → 49)
GM:いい感じ
GM:では情報収集シーンです。項目は以下の通り。
★遠国響子について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉6 ※納家真那のみ5
★はるみちゃんについて〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉5
★傷害事件について〈情報:警察〉〈情報:UGN〉6
★"リヴァイザー"について〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉8 ※小烏丸のみ5
GM:どの項目を調べるか相談とかし、それぞれ判定をお願いします
小烏丸:にゃっはっは カンタンなものを狙いたい所だにゃ~
浦戸龍樹:傷害事件についてかな~
望月 弥生:ふむふむ……全員とりあえず自分に関連する所に行くので大丈夫な気がするかな?
納家 真那:素振りですが、納家は遠国ちゃんを調べようかなぁと
望月 弥生:僕ははるみちゃん狙いで丁度いいかも
小烏丸:リヴァイザーでいきます
GM:決まったら判定どうぞー
望月 弥生:よ~し頑張るぞ~
望月 弥生:2dx+1 情報UGN
DoubleCross : (2DX10+1) → 9[3,9]+1 → 10
望月 弥生:成功!今日は出目がいいねえ
GM:ナイスナイス
GM:あ、情報は全員開いたら順に開示します
望月 弥生:は~い
納家 真那:2dx 〈情報:噂話〉
DoubleCross : (2DX10) → 8[4,8] → 8
浦戸龍樹:コネ:UGN幹部使用して〈情報:UGN〉で★傷害事件について、を。
納家 真那:ほっ
GM:いい感じ
浦戸龍樹:3dx+3>=6
DoubleCross : (3DX10+3>=6) → 9[3,7,9]+3 → 12 → 成功
小烏丸:情報UGN コネUGN幹部も使っちゃうし マイナーでオリジンサイバーも使っちゃう事で メジャーの判定時には61 侵蝕ボーナスだ
GM:ばっちり
小烏丸:小烏丸の侵蝕を2増加(59 → 61)
GM:ガンガンだ
小烏丸:4dx+1+2>=5
DoubleCross : (4DX10+3>=5) → 8[3,4,5,8]+3 → 11 → 成功
GM:ゆうゆう
GM:全員成功ですね! すばらしい
GM:では上から順に開示していきますね。
★遠国響子について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉5
民俗学同好会の部長を務める女子。目は遠視。
噂や怪談がどう広まり変化していくのか、ということに興味を持っている。
今回は「交差点の幽霊」について調査をし、負傷をしたらしい。
腕の包帯の下には、鎖に似た痕が出ていたことが目撃されている。
→遠国響子への接触が可能になりました。
★はるみちゃんについて〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉6
「交差点の幽霊」の噂話をオリジンにしたオリジン:レジェンドのレネゲイドビーイング。
噂は元は「交差点で事故に遭い死んだ少女が再度の事故を警告し、目撃者は助かる」というもの。
しかし、なぜか「文字やメールなどを通して噂を知った場合に限り」その内容は暴力的な怪談に変わる。
現在は支部で保護され、落ち着いて過ごしている。
→はるみちゃんへの接触が可能になりました。
★傷害事件について〈情報:警察〉〈情報:UGN〉6
ここ一週間ほどで立て続けに、「鎖を持った何者かに襲われた」事件が発生している。
被害は全て三丁目の交差点近辺で起こっている。怪我自体はさほど重いものではない。
皆揃って鎖の痕がつけられていたが、時間経過で消えてしまっているようだ。
傷跡に呪い……あるいはレネゲイドの痕跡は残っていない。純粋に物理的に絞められたものだろう。
★"リヴァイザー"について〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉7 ※PC4のみ5
小烏丸が科学館で遭遇した女性。奇妙な気配からグレイプニルシンドロームの感染者と推測される。
すなわち、レネゲイドビーイングであろう。オリジンはレジェンド。
グレイプニル感染者の組織・シャルヴが現在各地でテロ活動を行っているが、彼女は単独で、破壊などの活動をする様子はない。
警戒は必要だが、所属はなくあくまで個として動いているものと見られる。
【小夜名市・科学館併設カフェ『オーロラ』】
GM:あなたたちはそれぞれに調査を行い、それぞれの成果を得た。
GM:このカフェの奥の席にはハヌマーン能力者が密かにエフェクトを展開しており、声は外には届かない。
GM:存分に話していくといいだろう。
浦戸龍樹:「……では、報告を始めましょうか」
浦戸龍樹:ホットコーヒーを脇にどけ、ビジネスバッグから取り出した資料の束を広げる。
望月 弥生:フラペチーノを飲みながら頷く。当然のようにビッグサイズを頼んでいる。
望月 弥生:曰く、大は小を兼ねるらしい。
浦戸龍樹:全員分の会計の印字された領収書を丁寧に畳み、財布にしっかり仕舞う。
納家 真那:「……」先ほどまでの気楽さが無く、苦い顔でフラペチーノを飲んでいる
浦戸龍樹:落とすと経費で申請できなくなるからだ。
望月 弥生:「……苦手?」と、納家の複雑そうな顔を気にする
望月 弥生:もちろん、フラペチーノが苦いと思っている。
納家 真那:「んや?高いモンは好きだよ」
小烏丸:コロモを外したエビフライが小奇麗な皿に置かれている
小烏丸:あとミルクが注がれた皿
望月 弥生:「そう…………」会話は続かなかった。
望月 弥生:改めて。資料の束に向き合った。
納家 真那:「なん?きぃきかしてくれんのな。さんきゅ」フラペチーノを揺らして笑いかけ、資料に目を向けた
望月 弥生:「別に……気になっただけ」気を利かせた、という概念が良く分かっていないのでそう答えたが、普通に心配している。
浦戸龍樹:「では、私から」
浦戸龍樹:「連続傷害事件の被害者は、『鎖を持った何者か』に襲われたようですね」
浦戸龍樹:「発生場所は全て三丁目の交差点付近」
浦戸龍樹:「幸いなのは、怪我としては重くないところでしょうか。それと、レネゲイドの痕跡は残っていないようです」
浦戸龍樹:「となると。物理的に痕が残るくらいの強さで絞められた、ということになるのですが……」
納家 真那:「……」小難しい顔
浦戸龍樹:「他の情報との噛み合わせ次第ですが、このままだとUGNで捜査すべき案件かも怪しくなりますね」
望月 弥生:「それだと、鎖で暴れてるだけの人みたい……」
小烏丸:「猛犬でもあるまいに」
望月 弥生:「次は私」
浦戸龍樹:「納家さん。難しい顔をしていますが……今の話で気になるところが?」
浦戸龍樹:「失礼。先に望月さんの話を伺いましょう」
望月 弥生:さっき作った報告書をガサガサを漁り……
納家 真那:「んー、いい、いい。先話聞くわっ」
望月 弥生:「ん……そう」
望月 弥生:何が気に入らない顔だったのかに今更気づいたが。
望月 弥生:とりあえず、話を続ける。
望月 弥生:「報告」
望月 弥生:「はるみちゃんの正体はオリジン:レジェンドのレネゲイドビーイング」
望月 弥生:「交差点で事故に遭って死んだ少女が再度の事故を警告し、目撃者は助かる……という内容」
望月 弥生:「ただし、文字やメールを通して噂を知った場合に限って内容は暴力的な怪談へと変わる」
小烏丸:「にゃあ、良いヤツではにゃいか」
望月 弥生:「だからこの報告書は見せられない……残念」ビリビリ
小烏丸:「良いヤツではにゃかった?」
望月 弥生:「わからない」
望月 弥生:「文字やメールを通して噂を知った実例を知らないから」
望月 弥生:「暴力的……というのも、命に係わるものなのか、とか。不明瞭」
望月 弥生:「これに関して、本人への聴取を進言したい。記憶の欠落が"2つ目の噂"に関連してる可能性がある」
望月 弥生:「報告は以上」
望月 弥生:ペラペラと喋った後、フラペチーノに口を付ける。
望月 弥生:そのまま納家の方に目を向けた。
望月 弥生:「納家真那、言いたい事があるならどうぞ」
納家 真那:「おん?」
望月 弥生:「先話を聞くと言った。それはつまり後に発言したいことがあるはず」
望月 弥生:「知りたい」じーっ
納家 真那:「あー、なる。頭いいのなっ」
望月 弥生:「それほどでも」照れているが表情には出ない。
納家 真那:「んや、まー……あー、難しく考えるの面倒だな。さくっと話すか」飲み切ったフラペチーノを置き
納家 真那:「噂確かに行ったダチが包帯巻いてきたって言ったろ?やっぱその三丁目のやつ?っぽいわな」
納家 真那:「鎖の痕ついてったつー話だし。新しいヒガイシャだな」
納家 真那:「もしかしんねーけど、他の情報出てくるかもしれねぇし。あとで聞いてくるわ」
望月 弥生:「ん、なるほど……」
浦戸龍樹:「納家さんのお友達と、はるみちゃんさん。分かれて話を聞きに行った方が良さそうですね」
納家 真那:「んで、さっきピーマン食った時みたいな顔してたのは、ダチのこと考えてたから!以上っ」
浦戸龍樹:「……お友達思いなのですね。良い事だと思います」
望月 弥生:「友達が心配?」
納家 真那:「怪我したら心配するだろ」
望月 弥生:「……グレイプニルに襲われてたなら、一緒に行ってあげたいけど……」ミストルティンとして。
浦戸龍樹:「鎖の痕については、レネゲイドの痕跡はなし。これはもちろん、グレイプニルでもないということです」
望月 弥生:全員で移動している時間があるかどうかは分からない。次の被害者が出ないとも限らないのだ。
望月 弥生:「……そっか、なら私はその間にはるみちゃんに会う」
納家 真那:「おっけおっけ」
納家 真那:「まぁ、マジでグレイプニルじゃないかもしんないし」
納家 真那:「単純にさ、ダチがなんか困ってんのに誰にもいえなさそーにしてたら、心配するってだけだかんな」
小烏丸:「猫を連れて行かなくて大丈夫かにゃ?話し合いの席に猫が居れば緊張はせぬぞ?」
望月 弥生:「……うん、でもこの事件にグレイプニルが関係ないなら、レディは何者?」と小烏丸に
納家 真那:「あいつ猫派だったかな…来てくれたらまぁ、話すの上手くねぇから嬉しいかも…」
小烏丸:「にゃはは、良きいはからうにゃ」
小烏丸:「それで、レディの事だったかにゃあ」
小烏丸:尻尾をゆっくり振る
小烏丸:「"リヴァイザー"、そう名乗っておるようだにゃ」
望月 弥生:「リヴァイザー……?」首傾げ
浦戸龍樹:「改訂する者、ですか」
納家 真那:「ほぉん」
小烏丸:「妙な気配の匂いが残っているにゃ」
小烏丸:「あまり嗅いだことのないレネゲイドの匂い」
小烏丸:「ぐれいぷにる…かも?」
納家 真那:「改訂、なぁ」
望月 弥生:「……居るの自体は確かなんだ」
望月 弥生:「じゃあ、シャルヴが此処にも?」
小烏丸:「んにゃ、他の誰かとつるんでいる匂いは残っていなかったにゃあ」
小烏丸:「あれは野良の動きだにゃ」
小烏丸:「少なくとも今は」
浦戸龍樹:「……ふむ」
浦戸龍樹:「数はとても少ないですが……"アナイアレイター"、つまりシャルヴに従わないグレイプニルが存在はしています」
望月 弥生:「……水面下で何か動いているのか、単に監視しているだけか……」
浦戸龍樹:「そういった存在の可能性がある、と」
納家 真那:「カイテイ、改訂……へぇ、元からある内容を直すって意味なんか。ほぉん」
望月 弥生:「本で誤植とかがあると、改訂版とかが出る、そういう使い方」
納家 真那:「ふーん。今回の噂もカイテイ、みたいな?似た感じだよな」呑気にフラペチーノの底をストローで漁る
望月 弥生:「そう、なの?」
小烏丸:エビをむしゃむしゃ食べる
浦戸龍樹:「言われてみればそうですね。噂話が書き換わった」
納家 真那:「だって、元々違うウワサなんだろ?クラスメイトが、なんだっけ…」
望月 弥生:「……たしかに、はるみちゃんの噂に後から乱暴なものが追加されてる」
納家 真那:「そう!口承と違うって。それでアイツ、調べなきゃーとか燃えてたんだよな」
小烏丸:「古い文章も良いが、時代に合う文章に変える良さがあるからにゃ」
望月 弥生:「良さ……で済むならいいけど、危ない噂になってるのは、危険」
小烏丸:「物語は読まれてこそ、忘れ去られるよりは」
小烏丸:「レネゲイドビーイングにはそういう者もいるのだにゃ」
望月 弥生:「一つ賢くなった」
納家 真那:「なるほどなぁ」
小烏丸:「新しく成れば、とにゃ」
浦戸龍樹:「……では、今後の活動方針を決めましょう」
浦戸龍樹:「納家さんは、お友達にお話を聞きに行ってください」
浦戸龍樹:「小烏丸さん、守護騎士として護衛を任せます」
浦戸龍樹:「レディたちを守ってあげてください」
浦戸龍樹:「その間に、望月さんと私は支部に戻って、はるみちゃんさんに聞き取りを行います」
浦戸龍樹:「"リヴァイザー"は……今すぐ探して会えるものではないですからね」
浦戸龍樹:「支部に捜索協力は依頼しますが、まずは確実に手が届くところから進めて行きましょう」
浦戸龍樹:「いかがでしょうか」
望月 弥生:「アイコピー……浦戸龍樹が付いてくるなら、安心」
浦戸龍樹:「こちらも、街にグレイプニル保持者がいるなら望月さんの助けが必要です」
浦戸龍樹:「よろしくお願いします」
小烏丸:「レディが望むなら考えても良いにゃ」
望月 弥生:ぺこりと頭を下げる
納家 真那:「おっけ!アタシからもクラスメイトのこと。よろしくお願いします、小烏丸サン」
小烏丸:「そこの侵略ニンゲンに任されるわけではにゃい」
浦戸龍樹:「自由騎士ですからね……」
納家 真那:「居てくれるとめーっちゃ助かる!」
望月 弥生:「納家真那をおねがい」
納家 真那:「そんなお使いできない子みたいな…」
納家 真那:「いや出来た事のほうがすくねぇけど…」
望月 弥生:「できるの……?」
望月 弥生:「そっか…………………」
小烏丸:「承るにゃ」
納家 真那:「一人じゃ不安なんで世話してください!」
小烏丸:「我が尻尾とヒゲにかけて」
小烏丸:「護衛をしてやるにゃ」
納家 真那:「ありがとうございます!!!」
GM:ロイス取得と調達判定が可能です。
望月 弥生:真那ちゃんにロイスとっちゃお~
浦戸龍樹:小烏丸/○有為/敵愾心(ベンチの真ん中をいつも占有している……)で取得します
納家 真那:小烏丸さんに取ろうかな…!取りたい人が多すぎる
浦戸龍樹:一度に2つとってもいいのよ
納家 真那:ハッ、その手が!
納家 真那:小烏丸さんに 〇尊敬/お礼って何がいいんだ…ちゅーる? で、取得します
望月 弥生:〇誠意/不安 かな。素直な子だけどそれ故の不安定さを感じてる。
浦戸龍樹:調達はミドルになんかあるかもに備えて応急手当キットを狙います
浦戸龍樹:1dx+3>=8
DoubleCross : (1DX10+3>=8) → 3[3]+3 → 6 → 失敗
望月 弥生:感情かわいい
浦戸龍樹:ざんねん 以上!
望月 弥生:わしもキットねらい
望月 弥生:2dx+3>=8
DoubleCross : (2DX10+3>=8) → 5[1,5]+3 → 8 → 成功
望月 弥生:セーフ、なんと攻撃する度にダメージを受けるのでこれないと厳しいんですね
GM:なるほどね
小烏丸:納家 真那/猫の有難みを知るニンゲン〇/ちょっと心配なニンゲン
納家 真那:望月さんには 〇信頼/隔意 で。
小烏丸:簡易手術キット
小烏丸:オリジンサイバーッ
小烏丸:小烏丸の侵蝕を2増加(61 → 63)
GM:せめよる
納家 真那:納家は調達、特になしです!
小烏丸:じゃなくて高性能治療キットにしよ
小烏丸:値段間違えた
小烏丸:2dx+2>=9
DoubleCross : (2DX10+2>=9) → 8[5,8]+2 → 10 → 成功
GM:ナイス買い物
望月 弥生:ナイス~
小烏丸:ヨシ👈🐈
GM:じゃあ全員やりましたねー 以上で
マスターシーン2
GM:これは、私の友達が実際に体験した話です。
GM:S市という街のある交差点は、見通しが悪く交通事故が頻発するところでした。
GM:その日の少し前にも、一人の少女が事故に遭い、亡くなっていたと聞きます。
GM:友達は、学校帰りにその場所を訪れました。
GM:道路沿いにはいくつかお花が供えられており、それを見ていた彼女はふと思い立って手を合わせることにしました。
GM:顔も知らない相手に不思議なことですが、なんとなくそうしたくなったのだそうです。
GM:その瞬間です。
GM:「危ない」
GM:耳元で囁くような声がして、はっと顔を上げた瞬間。
GM:キキーッ!
GM:急ブレーキの音がして、車が突っ込んできました。
GM:あと少し気づくのが遅れたら、また凄惨な事故が起きていたことでしょう。
GM:彼女は震え上がりながら振り返ります。
GM:するとそれまで誰もいなかったはずのところに中学生くらいの女の子がひとり。
GM:「よかった」とにっこり笑って……そしてふっ、と消えたのだそうです。
GM:友達はぞっとしましたが、同時にとても温かい気持ちになったのだとか。
GM:「あの子はあそこで亡くなった子の幽霊で、今度は私を守ってくれたんだと思う」
GM:自分のようにならないように、と。
GM:はるみちゃん、というのがその子の名前だそうです。
GM:今でも彼女は、あの場所で誰かを守ろうとしているのかもしれません……。
ミドル3
GM:遠国さんに話を聞きに行くシーンです。登場希望の方は登場侵蝕をお願いします。
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 7)増加(50 → 57)
小烏丸:小烏丸の侵蝕を1D10(→ 5)増加(63 → 68)
GM:お二人ですね。ではやっていきましょう
【小夜名市・路上 夕方】
GM:少しずつ傾きつつある夕陽。学校の終わりの時間。
GM:その日もまだどこか元気がない風だった遠国響子は、そのまま下校をしようとしていた。
GM:話しかけるなら今だろう。
遠国 響子:「……」
納家 真那:「あ…あー、遠国」さっきまでは悩まなかったのに、ためらう
納家 真那:「話、しよう」
遠国 響子:「……え」振り返る。手首にはやはり包帯。
小烏丸:納谷さんの頭の上に座っている
小烏丸:「にゃあ」
遠国 響子:「話って……えっ」
納家 真那:「猫も借りてきた!!!」
遠国 響子:「猫!? 借りてきたって何?」
納家 真那:「猫の手も借りたいぐらいに遠国と話したいってことだ!」
遠国 響子:「い、意味違うし……っ」思わず笑いそうになってしまって。
納家 真那:「違くない!心配してんだから伝われ!」
小烏丸:「ンナァ」
遠国 響子:「……あの」
遠国 響子:「……感じ悪くしてて、ごめん。それ、言わなきゃと思ってて」
納家 真那:「気にしすぎだ!」
遠国 響子:「でも、何から言えばいいかわかんなくて……!」
納家 真那:「だろうな」
納家 真那:「なんかあったんだろ。んで、余裕なかったんだろ?」
遠国 響子:「……うん」包帯を押さえる。
納家 真那:「誰にもいえねぇかんじ、なんだろ?」
遠国 響子:「……だって、これ、私だけの話で、でも」
遠国 響子:「でも、ずっと誰かに聞いてほしかった、の」
納家 真那:「は~~~~~~~~」クソでかため息
納家 真那:「いつもあーた、アタシに好き勝手に喋ってくれちゃってからに」
納家 真那:「気にせず話せ。んで、気にせず流すから、いつもみたいに」
小烏丸:ットン
小烏丸:遠国さんの足元い降りて顔を足にこすりつける
納家 真那:「アタシに話せないなら!ほれ、猫もいるぞ!」
小烏丸:「ナァ」
納家 真那:「猫ならヒトじゃないから何でも話せるな。天才じゃね?」小烏丸さんに笑いかける
遠国 響子:「……あはは。かわいいね、猫ちゃん」
小烏丸:バス停のベンチの方に顔を向ける
小烏丸:尻尾を振りながらベンチの方へいき
小烏丸:その上で寝転ぶ
納家 真那:「…天才だろ!?」若干策がズレてるけど威張る
小烏丸:特別にお腹を触る事を許すのポーズ
小烏丸:座って話せ
小烏丸:と促しているのかもしれない
遠国 響子:「……天才かもね」ベンチの方へ。
遠国 響子:そのまま柔らかなお腹を撫でながら、ぽつりと。
納家 真那:「だろ~!?」調子乗りながら、小烏丸さんを挟んで座る
遠国 響子:「どこからかな……ええと、幽霊の噂の話」
遠国 響子:「あれ、前と違ってるって言ったでしょ」
納家 真那:「おん」
遠国 響子:「前はね、人を助けてくれる、優しい幽霊の話で……」
遠国 響子:「……流したの、私なの」
納家 真那:「…ほぉん」
遠国 響子:「その前はね、もっと……恨めしげに見つけてくる、みたいな、やっぱり怖い話で」
遠国 響子:「で、それが気になって交差点に行ったら、その幽霊に助けてもらったの」
遠国 響子:「危ないよ、って言ってもらえたから、車を避けられて」
遠国 響子:「だから、その話をもっと知ってもらおう、って思って……」
遠国 響子:「……だから、どうしてまた変な噂になったのか、知りたかった」
遠国 響子:「それで、それでね」言いよどむ。
納家 真那:「…うん」
納家 真那:「いいよ。ぜんぶ聞く」
遠国 響子:「この間、またその交差点に行って……そしたら」自分の腕をぎゅっと掴む。
遠国 響子:「鎖で腕を絞められた」包帯を解く。
遠国 響子:そこには、少し薄くなった痕が残っている。
遠国 響子:「……その」
遠国 響子:「助けてくれた、幽霊の、女の子に……」
納家 真那:「……」
納家 真那:「包帯。巻いとけよ。無理してみせんでいい、こわかったろ?」
小烏丸:「ナァオ…」
遠国 響子:「……うん。これ、呪いなのかな。ほんとに……」
納家 真那:「呪いじゃない!!!」
遠国 響子:「……!」
納家 真那:「呪いがあったらなぁ、おまえ…アタシのほうがいっぱい呪われてることになんぞ!たぶん」
遠国 響子:「えええ、そうなの?」
納家 真那:「廃墟にはいくしよー…心霊スポット?にも行くしよー…」指折り数え
遠国 響子:「い、いいな……!」
納家 真那:「バケモノみたいなこわーいモン、いっぱいあってるけど、全部ぶ…いいじゃ、なぁい!」
納家 真那:「とーにかく!んなもん目いっぱいあってるアタシがゆーんだから呪いじゃないネ!」
小烏丸:「にゃお!にゃお!」
小烏丸:頷く
納家 真那:「なー!ほら、お猫サマもそう言ってる」
遠国 響子:「……」それを聞いてようやくほっとしたような顔になる。
納家 真那:オーヴァードなんて、そりゃあもう怖いことだらけだ。オカルトなんてモンは、全部あたしらの領域だ。
納家 真那:だから、アタシの言葉は間違ってない!たぶん!うん!
遠国 響子:「よ、よかった。噂、どこまでほんとなのかも、あの子がどうして変わっちゃったのかも、わかんなくて……」
遠国 響子:「不安で、仕方なかった。でも、話すのもなかなかできなくて」
納家 真那:「いつもみたいに早口でいえばよかったんに。まぁ…言えねぇよな」
納家 真那:「いつもと違うナニかに触れたら。バレるの、こえーもん」
遠国 響子:「……うん」小烏丸さんをふにふにしながら。落ち着く。
遠国 響子:「あのね」
小烏丸:「ンナァオ」
遠国 響子:「噂が変わったから、あの子が変わったのか。それとも逆なのか、わかんないけど」
遠国 響子:「悔しいなあって思うの。私、勝手に自分で好きに噂流して、安心してた」
納家 真那:「…取り戻したい?」
遠国 響子:「もし、あの子が嫌じゃないなら」
遠国 響子:「うーん、変な話かなあ。幽霊なんだしね」首を傾げる。
納家 真那:「変じゃない。遠国が真面目に向き合ってるモンなんだろ、それ」
遠国 響子:「……納家さんは」
納家 真那:「ん?」小烏丸さんのお腹を撫でながら
遠国 響子:「いつもちゃんと聞いてくれるよね。ノートは借りるけど」
遠国 響子:「ありがと」
納家 真那:「それはこっちのセリフだかんなー?」
納家 真那:「あんがと。いろいろ聞かせてくれてさ。楽しいんだわ、ああいうの」
納家 真那:「だから…なんだ。うん」
納家 真那:「アタシの楽しい時間、取り戻したいんだわ。遠国も真面目な大事なモン、悔しいなら一緒だよな」
納家 真那:「安心した!」
遠国 響子:「……ふふ、なんか……ちょっと元気出た。ううん、だいぶ出た」
遠国 響子:「納家さんと猫さんのおかげだね。やっぱり、ありがと!」
納家 真那:「ん」
小烏丸:「にゃ」
納家 真那:「抱えてるモン、さ。言ってくれてありがとな」隠してることをいうのは、怖かったよな、たぶん
納家 真那:「(任せろ。きっちり最後までやるぞ、”私”は)」
GM:そうして遠国響子はどこか肩の荷が下りたような顔で、最後に小烏丸さんの頭を撫でると、帰路についた。
GM:夕陽はまた少し傾き、通行人の姿も少なくなってきている。
小烏丸:ごろりとベンチの上で転がってから
小烏丸:「やるではにゃいか、ニンゲン」
小烏丸:「少女の夢は守らねばにゃらぬ」
納家 真那:「うん」静かに頷く
小烏丸:(それは吾輩の成り立ちであるからな)
小烏丸:「猫の騎士団への入団を許そう」
小烏丸:「名誉ニンゲン騎士見習いにゃ」
小烏丸:「得点は冬季限定円卓(支部長室にあるこたつ)への着席だ。蜜柑は禁じるがにゃ」
納家 真那:「へへ…騎士の見習いとか、いいなぁ。最高」頬をかく
納家 真那:「じゃあ、えっと…師匠?になるの?先輩?団長?」
小烏丸:「円卓に上下はにゃいぞ」
小烏丸:「こたつでは猫もニンゲンも丸いのだ」
納家 真那:「そっか。そりゃ嬉しいや」どんなアタシでもいいってことだ
小烏丸:「共に背中を丸めて暖を取る」
納家 真那:「暖の取り合いは禁止?」
小烏丸:「構わにゃい」
小烏丸:「ただし猫を踏むべからず」
納家 真那:「あはは、そりゃそうだ」
小烏丸:「だが、それもこの件を解決してからであるにゃ」
納家 真那:「だな」
納家 真那:「…遠国は、猫ふんじゃったようなもんだよ。うっかりこっちに来ちゃったんだ」
納家 真那:「上手く、仲良く向こうに戻してやってやらないとな」
小烏丸:「友の為に道を示すが良い」
小烏丸:「それも騎士の役目だにゃ」
納家 真那:「うん」
納家 真那:「だから。ちぃっとばかし。私は頑張るぞ。いざ、真面目に騎士見習いだ!」
納家 真那:立ち上がって剣を掲げる素振り
小烏丸:尻尾を掲げる
小烏丸:「我らが尻尾とヒゲに誓って」
納家 真那:「誓って!」
GM:ロイス取得と調達判定が可能です。
小烏丸:ロイスを変更します
納家 真那:同じく!
小烏丸:納家 真那/優しき名誉ニンゲン騎士見習い〇/ちょっと心配見習い
納家 真那:小烏丸さんに ●P:騎士の先輩/N:騎士って難しいけど、いつかわかるよな?
GM:はーい! いいロイスすぎる
小烏丸:あ調達しときます
GM:そうだった
小烏丸:高性能治療キットはいくつあってもいい
小烏丸:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 9[6,9] → 9 → 成功
小烏丸:ヨシ
納家 真那:あ、では見習って同じものを狙います
納家 真那:2dx 高性能治療キット
DoubleCross : (2DX10) → 5[2,5] → 5
GM:ざんねん
納家 真那:見習い、ヨシ!
GM:ではカットします
ミドル4
GM:はるみちゃんに話を聞きに行くシーンです。登場する人は登場侵蝕をお願いします。
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を1D10(→ 4)増加、現在値(38 → 42)
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を1D10(→ 2)増加(49 → 51)
GM:いい感じ
【小夜名市・UGN小夜名支部 休憩室】
GM:支部に保護され、検査をされている状況のはるみちゃん。
GM:あなたたちはその合間に、彼女と会話をすることが可能だ。
GM:落ち着いた白い色の部屋で、はるみちゃんは椅子に腰かけてあなたたちを見ている。
はるみちゃん:「連れてきてくれて、ありがとうございます」
はるみちゃん:「検査はまだ途中とか結果待ちとかみたいですけど……」
望月 弥生:「別にいい」
望月 弥生:聞きたいことがあるのはこっちだし、むしろこちらで確保出来て良かったまである。
望月 弥生:お礼を言われる側ではない。
望月 弥生:「記憶が飛ぶ事象は、此処に来てからは発生してない?」
はるみちゃん:「あ、はい。今のところ平気みたいです」
浦戸龍樹:「それはなによりです」
望月 弥生:「そう」よかったと思う。
望月 弥生:「はるみちゃんについて知りたい」
望月 弥生:単刀直入に用件を述べる。
はるみちゃん:「わ、わたしですか」
望月 弥生:こくりと頷く
望月 弥生:「はるみちゃんは、自分がどんなレネゲイドビーイングなのか自覚がある?」
はるみちゃん:「それは、はい。幽霊……の、噂にわたしが宿りました」
望月 弥生:「どんな噂」
はるみちゃん:「ええと、これ、ちょっとだけ長くなるんです」
望月 弥生:この場合、彼女が文字やメールを通して噂を知った者へ暴力を振るう……という怪談を知っているのかどうかが重要だ。
浦戸龍樹:「構いませんよ。ゆっくりでいいので、お聞かせください」
望月 弥生:口数が少ないため、尋問のようになっている気もするが……これ以外のやり方を知らない。
望月 弥生:幸い、大人が優しく諭してくれる。そういうのは任せよう。
はるみちゃん:「まず最初にわたし、『交差点で恨めしそうに人を見てくる』って噂から始まりました」
はるみちゃん:「だから、そうしてました。じーって。ずっと立ってました」
はるみちゃん:「そしたらある日、女の子が来て、事故に遭いそうになって」
はるみちゃん:「わたし、思わず危ない!って言っちゃったんです」
はるみちゃん:「びっくりしました。わたし、立ってる以外のこともできるんだなあって」
はるみちゃん:「そしたらそのうち、噂は『事故から助けてくれた』って話に変わりました」
はるみちゃん:「……嬉しかった。そこから、少しずつ他所にもいけるようになったんです」
はるみちゃん:「……でも、なんだか」
はるみちゃん:「最近、ちょっと、また噂が変わったような気配がしています」
はるみちゃん:「今までとは違う感じに。わたし、それが怖くて……」
はるみちゃん:うつむいてしまう。
望月 弥生:「大丈夫」
望月 弥生:「その怖いを解決するのが、私達の仕事」
望月 弥生:しゃがんで手を握ろう。
はるみちゃん:「……弥生さん」顔を少し上げる。
望月 弥生:「どんな風に変わっても、貴女が今こうしている事実は揺るがない」
望月 弥生:「貴女が誰かを助けた事も変わらない」
望月 弥生:「そう在りたいと思うなら、私達は貴女の味方が出来る」
望月 弥生:「……人を助けられて、嬉しかったんだよね」
はるみちゃん:「……はいっ」確かに頷く。
望月 弥生:「なら、大丈夫。助けるから」
はるみちゃん:「あの時、わたしはわたしになれた気がしたんです」
望月 弥生:返答を聞いて、僅かに微笑む。笑顔は苦手だけど、自然に零れると胸が温かくなる。
望月 弥生:「会えてよかった」
はるみちゃん:「……」片方の手で微かに目を拭う。
望月 弥生:「……私」
望月 弥生:「こう見えて高校生」
望月 弥生:「あなたは容姿的にも中学生で、レネゲイドビーイングとしては生まれたて」
望月 弥生:「甘えても違和感はない、よ」と頭に手を置いてぎこちなく撫でてやる。
はるみちゃん:じっと撫でられたままでいて。
はるみちゃん:「……助けて、くれるんですね」
はるみちゃん:「助けて」絞り出すようにつぶやく。
望月 弥生:「うん」
望月 弥生:「それが任務」
望月 弥生:「…………それとも」
望月 弥生:「友達だから、の方が、はるみちゃんは好み?」
望月 弥生:チルドレンの自分に、人の気持ちは分からない。
望月 弥生:だけど、相手に寄り添う努力を忘れた事はない。空回りする事の方が多いが。
望月 弥生:それでも、彼女は今寄り添って欲しいように見えたから。
はるみちゃん:「友達」瞬きをする。
はるみちゃん:「わ、わかんないです。わたし、友達っていたことなくて。でも」
はるみちゃん:「助けてくれるって気持ち、すごく嬉しい」
望月 弥生:「実は私もよくわかってないけど」
望月 弥生:「助けたい相手は友達なんだって、支部長が言ってたから……そうなのかもって」
はるみちゃん:「じゃあ、わたしとあの子も友達で、わたしと弥生さんも……ふふ」
はるみちゃん:「嬉しいな」
はるみちゃん:「あの、弥生さん」
望月 弥生:「なに?」
はるみちゃん:「わたし、変わることは怖いけど……でも我慢できるんです、きっと」
はるみちゃん:「ただ、わたしがわたしでなくなることは、もっと怖い」
はるみちゃん:「今こうして、友達って嬉しいなって思っている気持ちがなくなってしまうのが怖くて」
はるみちゃん:「だから、ここに来ました」
望月 弥生:頷く
望月 弥生:「失くしたくないなら、失わせない」
望月 弥生:「そのための私達だから」
はるみちゃん:「はい……!」
望月 弥生:「ん、ちょっと元気になった気がする」
望月 弥生:「よかった」
望月 弥生:お姉さんぶってはるみちゃんを抱き締めた後、離れよう。
はるみちゃん:「きゃー」照れている。
望月 弥生:「照れなくていい、こうすると落ち着くらしいから」
望月 弥生:「……あ」
望月 弥生:「念のため聞くけど、ワーディングを断続発動していたのは、貴女?」
はるみちゃん:「あ、そうです! えと、迷惑なのはわかってたんですけど……」
はるみちゃん:「どう人を呼べばいいか、わからなくて」
望月 弥生:「結果的に合理的な判断だった」
望月 弥生:「次からしないでくれれば、それでいい」
はるみちゃん:「はいっ、今こうして弥生さんたちが来てくれましたから!」
望月 弥生:「次からは私を呼べば済む話」と言って頷く
はるみちゃん:「あ、そうか……。えへへ、友達ですからね」
望月 弥生:しっかりと頷く。友達。増えた。嬉しい。
GM:外から数回、ノックの音がする。
はるみちゃん:「あ、次の検査……もうこんな時間!」
はるみちゃん:「あの、ありがとうございました。お話しできてよかったです!」
望月 弥生:「うん」こっちこそ、と思ってはいる。
GM:そう言って一礼し、ドアから外へと出ていく。
GM:部屋の中は、あなたたち二人になった。
浦戸龍樹:「……お見事でした、望月さん」
望月 弥生:「……? ありがとう?」首を傾げつつ
浦戸龍樹:「事と次第によっては、『良い警官』を引き受けることになるかもしれない、と思っていましたが」
浦戸龍樹:「失礼でしたね。『友達』が1人いる方が、よほど素晴らしい」
望月 弥生:「……私、口下手」
望月 弥生:「浦戸龍樹がいてくれて、助かった」
望月 弥生:デリカシーがない、とか。失言が多い。とか
望月 弥生:歩み寄る、というのは存外難しいというのを学校で嫌と言うほど学んでいる。
望月 弥生:そうなってしまった時、隣にカバーする誰かが居てくれると言うのは励みになるのだ。
浦戸龍樹:「ほとんど出る幕はありませんでしたが。感謝は受け取っておきましょう」
浦戸龍樹:「よいUGNで、よい先輩で、よいお友達でしたよ」
望月 弥生:「そうかな」
望月 弥生:「…………嬉しいな」
望月 弥生:チルドレンの先輩と言うのは、戦闘訓練を教える事しか出来ないと思っていたし。
望月 弥生:UGNの先輩というのは、ミストルティンになって転属してしまってからは難しいと思っていたし。
望月 弥生:友達というのは…………まあ。多分、特に難しい。世の中は助けたい相手というより、助けるべき相手ばかりなのだ。
望月 弥生:全部一気に褒められたことはなかったので、誇らしい気持ちになって来る。
望月 弥生:「……その気にさせるの、上手い」
望月 弥生:ふふ、とまた小さく微笑む。
浦戸龍樹:「……人の考えることが、私も全て分かるわけではありませんが」
浦戸龍樹:「違う環境で育ったものは、馴染むのは難しいです。ですが、好ましいと思う形に、変わっていく努力はできる」
浦戸龍樹:「そして、それらがなんとか組み合わさったときは。思いがけない効果が生まれるものです」
浦戸龍樹:「いいんですよ。『UGNとして助けるべき相手』と、『自分の個人的な友達』は、別に相反する概念ではありません」
浦戸龍樹:「私たちがレネゲイドがらみのいざこざを解決してあげたことが、巡り巡って、1人の人間として生きる私たちを、いつかどこかで助けてくれる」
浦戸龍樹:「それが、UGNの理念の『共存』というものだと、私は思っています」
浦戸龍樹:「……神城の社員ですけどね、私」
望月 弥生:「そう…………うん、そっか」
望月 弥生:望月弥生は、UGNに恩義を感じていた。
望月 弥生:だからUGNのために尽力していたのであって、UGNの理念にはあえて触れないように生きて来た。
望月 弥生:彼女がUGNに対して持つ感情は、"尽力"しよう、"無関心"でいよう。と、ただ従うだけの人で在ろうと思っていた。
望月 弥生:だって、昨日友達になった相手がジャームになるかもしれないのに。
望月 弥生:共存なんて、出来るのか? と考えたらキリがないのだから。
望月 弥生:1人の人間として生きることにこそ、意味があると言うのなら。
望月 弥生:言われたから『個人的な友達』を作るんじゃない事が。今、胸にある温かい気持ちの源が『共存』だと言うのなら。
望月 弥生:「もっと友達、増やしたいな……」
望月 弥生:凝り固まった思考に入れて貰った赤ペンのお陰で、少しだけ前に進めた気がするのだ。
浦戸龍樹:「……先程語った言葉を、企業人らしく語り直すなら……」
浦戸龍樹:「『取引先』と『知人』は両立するし、循環するものこそ『経済』だ、ということにはなりますが」
浦戸龍樹:とんとん、と己の肩を叩く。
浦戸龍樹:起きろよ、とでもいうように。
浦戸龍樹:めりめりと音を立て、スーツの肩から樹の枝が伸びてくる。
浦戸龍樹:それは剣のような葉を持ち、たちまちのうちに生い茂り、樹冠を形成した。
望月 弥生:「……レネゲイドビーイングだったの?」
望月 弥生:日向ぼっこで光合成をしていた……と考えた方がしっくりくる。なるほど。植物人間だったのか。
浦戸龍樹:「……最初のミーティングの時に言いましたよ。少々複雑ですが、私『は』人間です、と」
望月 弥生:「共生型……納得した」
浦戸龍樹:「この方は共生体、奇妙な隣人。……あるいは」
浦戸龍樹:「『友達』です」
浦戸龍樹:「人ならぬ者の手を取って、迷わずに『友達』だと言えるあなたが。この先も、真っ直ぐにあり続けられますように」
浦戸龍樹:「……そう思って、少し。『先輩』として、私の友人を自慢したくなったのです」
望月 弥生:「……自慢」
望月 弥生:共生型レネゲイドビーイングは、知識の中ではギブ&テイクの関係だ。
望月 弥生:しかし彼が友達だと思っていて、それをレネゲイドビーイングも受け入れているのなら、友人なのだろう。
望月 弥生:「…………その子の名前は?」
浦戸龍樹:「"ドラセナ"と言います。この方、非常にのんびりやなんですよ。私よりも、です」
望月 弥生:「……ドラセナ。私は望月弥生」
望月 弥生:「私とも、よろしくね」
浦戸龍樹:龍血樹は語らない。語る言葉を持たないか、あるいはただ単に、ものぐさなのか。
浦戸龍樹:ただ、葉をそよがせ、手を振った……ように見えた。
望月 弥生:「……よし」好印象だと解釈する。なお、好印象でなかった場合を彼女は知らない。
望月 弥生:「でも、交流は事件が終わってから……だよね」
浦戸龍樹:「えぇ。少々、思うところもできましたし……合流して、次の動きを考えましょう」
GM:ロイス取得と調達判定が可能です。
望月 弥生:はるみちゃんとUGNへのロイス感情変更がしたいです
浦戸龍樹:ロイス! 望月弥生/○感服/嫉妬(……私より笑顔が自然なのでは?) で取得します
GM:かわいい
望月 弥生:はるみちゃん 〇有為/警戒→〇友情/不安
UGN 〇尽力/無関心→〇尽力/疎外感
望月 弥生:さらに浦戸さんへのロイスも取得だ!
GM:N感情が……
望月 弥生:〇信頼/劣等感(友達自慢をされた……)
GM:ww
望月 弥生:調達もしておこう~~~、高性能キット狙いで!
浦戸龍樹:調達は徹甲弾行きます
望月 弥生:2dx+3 がんばれ
DoubleCross : (2DX10+3) → 9[2,9]+3 → 12
望月 弥生:がんばった
浦戸龍樹:1dx+3>=10
DoubleCross : (1DX10+3>=10) → 6[6]+3 → 9 → 失敗
浦戸龍樹:だめだった
望月 弥生:おしい
GM:以上かな。ではカットで!
ミドル5
GM:登場する人は登場侵蝕……なんですが
GM:ここは会話シーンなので、侵蝕1上昇か1d10かどちらか選べることにします。
浦戸龍樹:えらべるオトク
望月 弥生:オトクな新パックだ
納家 真那:新メニュー!
望月 弥生:でもなんかちょっとさすがに侵蝕低すぎる気がするので、弥生は1d10いただきますわ
浦戸龍樹:私も1d10で行かせてもらおう
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を1D10(→ 6)増加(51 → 57)
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を1D10(→ 8)増加、現在値(42 → 50)
納家 真那:ダイス振るの好きなので1D10いきます
小烏丸:高めなので1でいこうかな
GM:なんかちょうどよさそう
望月 弥生:まあまあ悪くない
小烏丸:小烏丸の侵蝕を1増加(68 → 69)
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 10)増加(57 → 67)
GM:なやちゃん!!
納家 真那:どどんっ
納家真那・望月弥生
【小夜名市・カラオケボックス『歌マロ』個室内】
GM:そこそこ新しめの機種が揃ったカラオケボックスだ。
GM:ドリンクバーにはソフトクリームの機械もある。
GM:フードメニューも充実しているが、揚げ物が多い。
望月 弥生:少女はまず、モニターの電源を切った。
納家 真那:「えーと、ハニトーとメロンソーダ……モチツキ、何頼む…よ?」
納家 真那:「え!なんで切ったん!」
望月 弥生:「え……」
望月 弥生:「雑音だし……」
納家 真那:「え」マイクを持つ手
望月 弥生:「え」
望月 弥生:「…………情報共有に集まったわけでは、ない?」
納家 真那:「いやそのつもりだけど?」
望月 弥生:「マイクで情報共有を……?」
納家 真那:「いやせっかく来たし歌わねぇと損かなって…?」
望月 弥生:「そうかな…………」
望月 弥生:確かに、よく考えてみると。
望月 弥生:高校生のお財布(UGNから別途報酬をもらっている自分は別として)にカラオケBOX代は負担だ。
望月 弥生:誰にも話を聞かれない場所で、少人数で話せて、居ても違和感がない場所で、支部の外というリクエストを金銭を払ってまで聞いてくれた以上。
望月 弥生:その気持ちには応えてやるべき……な気もする。
望月 弥生:「そうかも」
納家 真那:「おん…なんか、難しく考えてる顔してるな?」
納家 真那:「やったー!じゃあ一曲だけ入れるな!」
望月 弥生:「ここのお金、経費で落ちるといいなって思ってた」
望月 弥生:では勝手にから揚げとホワイトウォーターを追加注文しつつタンバリンを持つ。
望月 弥生:「終わったら共有、ね」
納家 真那:「タンバリンよーし!気分よーし!共有やる気、よーし!!!」指さし確認びしっびしっ
望月 弥生:楽しそうにしている納家を見て、自分も楽しもうとする。カラオケの時はノリノリになるといいらしい。
望月 弥生:ハヌマーンやノイマンではないが、びしっと決めてみせようと思う。
納家 真那:「ノッってくぞー!戦前の祭りだー!!!」
納家 真那:なんだか元気な歌を一曲歌い上げる
望月 弥生:「おー」
望月 弥生:覇気は全然ないが、知ってる曲を流してもらえたので初めての合いの手をやりきった。
望月 弥生:「お疲れ様、いい歌」
納家 真那:「ふぅ…やり切った…あんがとな!楽しかったわー」マイクを置く
望月 弥生:「……よく来るの? ここ」
納家 真那:「んーや!ダチすくねぇから、来るの初めてだわな」
望月 弥生:「そうなの? 友達、多そうだけど」
納家 真那:「それはー……ウン」
納家 真那:「ムカつくは片っ端からなぐるもんで…」
望月 弥生:「よかった」
望月 弥生:「私はムカつくじゃないんだね」
納家 真那:「望月はいいやつだぞ?」
納家 真那:「なんかすげー長い報告書もらったけど、親切だし。気にかけるし、いいやつじゃん」
望月 弥生:「チルドレンなためか、変って良く言われる……」
望月 弥生:「迷惑をかけていないか、不安だった」
納家 真那:「ぜんぜんのゼロだね!」
望月 弥生:「嫌だなって思ったら、殴っていいよ」
望月 弥生:治るし。というのがオーヴァードクオリティである。
納家 真那:「あんなぁ…殴っていいとか、ぽんぽん言うなよぉ。胸がチクっとすんだろー」
望月 弥生:「そうなんだ、控えるね」
望月 弥生:自分の感覚と、彼女の感覚はやはり違うらしい。
望月 弥生:非日常で生きてる自分と、日常で生きてる彼女の違いなのだろう。
納家 真那:「ダチ殴るほど、アタシもキレやすくないって。…んで、共有な。どっちから話すべ」
望月 弥生:「ん、じゃあこっちから」
納家 真那:「ん」
望月 弥生:バッグの中から巻物が出て来る
納家 真那:「(なんか巻物出てきた)」
望月 弥生:「フィードバックを受けて、三行に纏めた」
納家 真那:「マジで!?天才か!?」
望月 弥生:横書きの報告書である。
望月 弥生:確かに3行だ。滅茶苦茶横に長いという一点を除けば完璧だろう。
望月 弥生:一休さんにでもなったつもりなのだろうか。
納家 真那:その時、納家に《明晰思考》が駆け巡る
納家 真那:「ちょっとまて、横書きできるから巻物だろそれぇっ!?」
納家 真那:「天才か!??」
望月 弥生:「頑張って考えた」
望月 弥生:しっかりと胸を張る。小さい。
納家 真那:「頑張り屋さんかよ。うーん、偉すぎる」
望月 弥生:「じゃあ、口頭も交えて説明すると……」
納家 真那:「ん、お願いします望月センセイ」清聴
望月 弥生:「はるみちゃんは、交差点のレネゲイドビーイングで間違いなさそうだった」
望月 弥生:「交差点で事故に遭って死んだ幽霊が再度の事故を警告し目撃者は助かる……ってやつ」
望月 弥生:「でも、本当はその前は生きてる人間を恨めしそうに交差点で見て来るっていう幽霊のRBだったらしい。」
望月 弥生:「咄嗟に女の子を助けてしまって、事故から救った事で噂が変化したみたい」
納家 真那:「おん…」
望月 弥生:「彼女はその"噂"そのものに引っ張られて姿や在り方を変えてるみたいで」
望月 弥生:「新しい"噂"で、自分がまた変化してる事も感じてるらしい」
望月 弥生:「推測だけど、その新しい"噂"が……文字やメールを通して噂を知ったら、暴力を振るわれるような話」
望月 弥生:「補足すると」
望月 弥生:「はるみちゃんは、暴力を振るうような在り方は望んでなかった」
望月 弥生:「彼女を変化させようと、悪意をもって噂を流した黒幕を倒して、彼女の意志を尊重したい」
納家 真那:「そうか…」それを聞いて、ほっとした笑みを浮かべる
望月 弥生:「ん、報告は以上」
望月 弥生:「一言で纏めれば、はるみちゃんの噂を変えて暴力を振るわせた奴が悪い奴で、はるみちゃんに悪意はない……かな」
望月 弥生:チラッと自分の手のひらを見る。
納家 真那:「…だな」
望月 弥生:「よし」握りしめる
納家 真那:「じゃあ。次こっちな」
望月 弥生:よく見ると弥生の手のひらに文字っぽいのが書かれてるのが見えたりするかもしれない。
望月 弥生:「どうぞ」
納家 真那:「簡潔に言う。目撃者を助ける噂に変えたのは、今回被害者になった、うちのクラスメイトだった」
望月 弥生:「世間は狭いね」
納家 真那:「だな。今回ばっかりは助かったわ。原因にたどり着くのが早くて」
納家 真那:「んで。そのあと、新しい噂になったのを気にして調べたら…」
納家 真那:「自分を助けてくれたはずのその子…はるみちゃんに襲われたんだと」
望月 弥生:「それは…………」
納家 真那:「はるみちゃんがいいのなら、前の噂に戻してやりたい…って感じ。だった!」
望月 弥生:はるみちゃんには言わない方が良さそうだな、と思った。
望月 弥生:「なら、本当に話を聞いてよかったね」
納家 真那:「(私も手のひらに書いてくりゃよかったな…説明難しかった)」
望月 弥生:「…………励まして、あげられた?」
納家 真那:「え?んーー…どうだろなぁ」
納家 真那:「言いたい事言いまくってただけだし。わからん」
望月 弥生:「そっか……」
望月 弥生:「はるみちゃんのこと気にしてるようなら」
望月 弥生:「次に会った時、彼女の真意を伝えてあげたいけど……」
納家 真那:「いんじゃね?」
望月 弥生:「幽霊に会ったって言うの?」
納家 真那:「おう!信じるよ、アイツなら。ぜーったい!」
望月 弥生:「……真っ直ぐだね、ふふ」
納家 真那:「つか、あいつが幽霊に会ったからもっかい噂流そうって決めたわけだろ?」
納家 真那:「なら他の奴も見ましたーって言ってもヘンじゃないって」
望月 弥生:「そんな気がする」
納家 真那:「へへ、真っすぐが一番ラクだかんな」
望月 弥生:「居てくれてよかった」
納家 真那:「悩むとか、考えるのは苦手なんだよぉ。だから望月はすげーよ」
納家 真那:「お?おん」
望月 弥生:「……私の方こそ」
望月 弥生:「難しく考えてたかも、人付き合いとか……」
望月 弥生:「貴女を参考にしたい、真っ直ぐなのは、綺麗だから」
納家 真那:「照れるなぁ…へへ、褒められ慣れてねぇし」
納家 真那:「よぉし!ここはアタシのおごりだ!ハニトー追加で食って帰るぞ!!!」
望月 弥生:「経費……まあいっか」
望月 弥生:「納家真那、時間余ってるし真似してみても……いい?」
望月 弥生:と言って、おずおずとマイクを指さす。
納家 真那:「いいぞ!!!じゃーアタシ、タンバリン~!」
望月 弥生:「…………頑張る」ぎゅっと口元を締めて緊張し、曲の選択を始める。
望月 弥生:せっかくならもう少しだけ、友達と過ごす日常を味わってみたいのだ。
浦戸龍樹・小烏丸
【小夜名市・科学館 中庭】
GM:こじんまりとした中庭には、人気はない。そもそも、ここに出るドアはわかりにくいところにあるのだ。
GM:よってここは、知る人ぞ知るのんびりスポットと化していた。
GM:今はあなたたちだけがここにいる。
小烏丸:ベンチの上で体を伸ばして座席を占領している 猫は…伸びるのだ
浦戸龍樹:「……もう少し、詰めてくださいませんか?」
小烏丸:片目を開けてチラリと見る
小烏丸:「ここは吾輩の領土であり守護すべき場所」
小烏丸:「ここを守るのは”陽だまりベンチの領主”の仕事だにゃ」
浦戸龍樹:「……異名が増えましたね。まぁ、良いです」
浦戸龍樹:横を向いてベンチの手すりの部分に腰を下ろす。金属製なのでちょっとお尻が痛い。
浦戸龍樹:……こう言っているが、浦戸が先にベンチに辿り着いた時にももちろん小烏丸に譲ることは無い。
浦戸龍樹:その場合勝手に膝とか頭の上に乗られる。
小烏丸:「狡猾な侵略ニンゲンよ…幽霊の噂はどうであったのだにゃ?」
浦戸龍樹:「散発していた《ワーディング》は彼女のSOS代わりでした」
浦戸龍樹:「そして、彼女の噂は変遷している」
浦戸龍樹:「ただ眺めているだけだった初期、事故に遭うものを助ける中期、『呪い』をかける後期」
浦戸龍樹:「彼女が記憶をなくしているのは、おそらく後期の噂が重なっている間、身体の自由がないからかと」
浦戸龍樹:「オリジンを噂話に持つRBは、元になった噂が書き換わった場合に存在が変質してしまうかもしれない脆弱性を抱えている……のかも」
小烏丸:「噂型は多くのニンゲンの意識に影響されるからにゃあ」
小烏丸:「だがそれは本人が望んでいるのかにゃ?」
小烏丸:「本人が望んで変化する場合もある」
浦戸龍樹:「いいえ」ここは強く言い切る。
浦戸龍樹:「はるみちゃんさんは、中期の噂話の頃の自分を好んでいました。この状況は、彼女の本意ではない」
小烏丸:「途中までは好んだ変化にゃのか」
浦戸龍樹:「はい。……納家さんと小烏丸さんの調査では、何か聞けましたか?」
小烏丸:「調査か、やはり堅苦しいニンゲンにゃ」
小烏丸:「真那は友達の悩みを聞いた、それだけにゃ」
小烏丸:「吾輩はそこで柔らかな毛玉を演じただけにゃ」
小烏丸:「そうだにゃ…ニンゲンの話を聞く限り幽霊と真那友人の望みは一致している」
浦戸龍樹:「毛玉……」丸々とした小烏丸の腹を横目で見ながら。
小烏丸:「お前の言う後期の姿を望んではいにゃい」
浦戸龍樹:「噂の起点は分かりませんが。変遷した後、中期の噂を望んでいる……ということで良いのですね」
小烏丸:「少なくとも、真那の友人は呪いを望まにゃい」
小烏丸:「幽霊の方もそうにゃったのだろ?」
浦戸龍樹:「えぇ。その通りです」
浦戸龍樹:「……『望月さんの友人』は、そう言っていました」
小烏丸:「ならば吾輩はその夢を守るまでだにゃあ」
小烏丸:「幽霊も”少女”であるがゆえに」
浦戸龍樹:「とことんレディには甘いですね……」
浦戸龍樹:「美点として受け取っておきましょう」
小烏丸:「男に受け取られずとも吾輩の魅力が減りはしないのにゃあ」
小烏丸:「そちらこそサボり好きのわりによく働いているんじゃにゃいか?」
浦戸龍樹:「失礼な」
浦戸龍樹:「務め人ですからね。仕事はしますよ。ただ、スキマ時間を見つけるのが他人より上手いだけです」
浦戸龍樹:「……それで。あの二人も共有していることでしょうが……」
浦戸龍樹:「情報が出揃ったうえで、次の行動を決める必要がありそうですね」
小烏丸:「簡単な話だにゃ、三つ目の噂の出所を探す」
浦戸龍樹:「そして、最も怪しいのは"リヴァイザー"」
小烏丸:「どうであるかにゃあ」
浦戸龍樹:「レディを疑うのは気が進みませんか?」
小烏丸:「怪しいというだけで疑われると変質してしまうのが噂から成り立つレネゲイドビーイング」
小烏丸:「証拠を得てからでなければ疑いたくないだけにゃ」
浦戸龍樹:「……成程。確かに私が軽率でしたね」
小烏丸:「構わないにゃあ」
浦戸龍樹:「では、行動指針の共有は納家さんと望月さんが帰ってきてから改めて」
小烏丸:「うむ、良きに計らうニャ」
浦戸龍樹:「2人の帰還までは、スキマ時間ということで……」
浦戸龍樹:「少々、英気を養いましょうか」
浦戸龍樹:なにせ、日はこんなにもあたたかいのだから。
小烏丸:体を丸めて目をつむる
小烏丸:ベンチには
小烏丸:一人分の隙間が出来ていた
GM:ロイス取得と調達判定が可能です。
納家 真那:望月ちゃんへのロイス内容を変更します!
納家 真那:望月弥生さんへ、 〇P:友達/N:遊ぶ時間作りてぇな で!
望月 弥生:こちらも納家ちゃんへの内容を変更しちゃおう!
納家 真那:調達は無し!
望月 弥生:〇誠意/不安→ 〇友情/迷惑かけてない……? へ
浦戸龍樹:ロイス保留で。調達は徹甲弾
浦戸龍樹:1dx+3>=10
DoubleCross : (1DX10+3>=10) → 2[2]+3 → 5 → 失敗
浦戸龍樹:ぜんぜんだめ 以上
小烏丸:浦戸龍樹/眠たそうな働きニンゲン〇/昼寝場所侵略ニンゲン
望月 弥生:こっちは調達、ジェットパック狙い
望月 弥生:2dx+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 7[5,7]+3 → 10
望月 弥生:ん~、通しで
小烏丸:高性能治療キット
小烏丸:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 7[4,7] → 7 → 失敗
小烏丸:ダメ~
小烏丸:以上
GM:はーい
ミドル6
GM:情報収集シーンです。登場希望の人は登場侵蝕をお願いします。
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 1)増加(67 → 68)
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を1D10(→ 7)増加(57 → 64)
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を1D10(→ 3)増加、現在値(50 → 53)
GM:望月さんほんとに落ち着いてますね
小烏丸:小烏丸の侵蝕を1D10(→ 10)増加(69 → 79)
GM:わー
小烏丸:落ち着かない猫
小烏丸:自分の尻尾を追いかけている
望月 弥生:ひげで異変をビンビン捉えてるのかも
GM:オリジンサイバーの分があるとはいえ
GM:では情報収集シーンです。項目は以下の通り。
★傷害事件の犯人について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉6
★”リヴァイザー"について2〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉7
GM:侵蝕1d10を支払い再度判定することも可能です。
GM:項目を選んで判定願います
望月 弥生:どうしようかな~、せっかくだし傷害事件の犯人とかさっそくいこうかな
望月 弥生:僕だけダイス少ないし(
納家 真那:納家は傷害事件の犯人かな…素振りなんで3dですが
望月 弥生:おっと、それじゃあ譲ろうかな
納家 真那:アイコピー!
納家 真那:では、先に納家が 傷害事件の犯人について〈情報:噂話〉 を調べます
納家 真那:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 9[4,9,9] → 9
GM:ナイス
納家 真那:ほっ
GM:もいっこはどうしますか
望月 弥生:まあいこうか、せっかくだし!
GM:どぞ!
小烏丸:GOGO
望月 弥生:情報UGNでリヴァイザーについて2にいきますわ!
望月 弥生:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 6[5,6]+1 → 7
望月 弥生:ギリ成功!
GM:ばっちり!
GM:では二件とも開示していきますねー
★傷害事件の犯人について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉6
遠国響子の証言や諸々の目撃談から、犯人ははるみちゃん本人で間違いない。
しかし、はるみちゃんには犯行の記憶はないらしい。
彼女の記憶が途切れている間に犯行が行われているものと思われる。
はるみちゃんの状態を確かめる必要があるだろう。
★”リヴァイザー"について2〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉7
彼女は最近、はるみちゃんのいる交差点付近で数度目撃されている。
オリジン:レジェンドのイージーエフェクト《情報伝播》で噂を書き換えていたのも彼女。
はるみちゃんのオリジンである噂そのものを改変し、グレイプニルの改変能力を徐々に浸透させていたものと見られる。
おそらくは、文字媒体……あるいは文字そのものをオリジンに持つ存在。
※なお、リヴァイザーは今回のセッションでは完全に討伐することができません。ご承知ください。
GM:二件の項目が開いたので、以下の項目が調査可能になりました。
★はるみちゃんについて2〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉7
浦戸龍樹:ではとりあえず私が挑戦
GM:どぞ!
浦戸龍樹:コネ使って情報:UGNで
浦戸龍樹:4dx+3>=7
DoubleCross : (4DX10+3>=7) → 8[4,4,7,8]+3 → 11 → 成功
浦戸龍樹:ばっちり
小烏丸:ヤッター
GM:やる~
納家 真那:ひゅー!
GM:ではこちらも!
★はるみちゃんについて2〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉7
彼女は今、グレイプニルシンドロームの改変を受け、徐々に侵蝕されている。
しかしその《同化侵蝕》は不完全で、彼女はまだグレイプニルの能力としての鎖を扱えてはいない。
現状ではまだ対処が可能だが、放置しては人格・能力が全て書き換えられてしまうだろう。
対処法は大きくふたつある。
→★噂の再改変〈情報:噂話〉〈情報:ウェブ〉8
→★ミストルティンシンドロームの介入〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉8
GM:一度判定した人も、侵蝕1d10足して調べるのも可能です
小烏丸:とりあえず
GM:あ、こちらの項目は、両方開ける必要がありますね。
小烏丸:吾輩が一個チャレンジするにゃ
GM:ゴー
小烏丸:ミストルティンシンドロームの介入の方で
小烏丸:コネUGN幹部 オリジンサイバー
小烏丸:小烏丸の侵蝕を2増加(79 → 81)
小烏丸:5dx+3>=8
DoubleCross : (5DX10+3>=8) → 9[1,2,3,5,9]+3 → 12 → 成功
GM:すごーい
GM:じゃあ先に開示しちゃおうかな
★ミストルティンシンドロームの介入〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉8 ※PC2のみ7
グレイプニルへの特効を持つミストルティンの力を、直接はるみちゃんに打ち込む。
それにより、進行する改変を食い止めることができるようになるだろう。
そのためには、ミストルティンシンドロームを持つ者が攻撃を命中させる必要がある。
→クライマックスフェイズではるみちゃんと戦闘を行います。
望月 弥生:ではこちら噂の再改変いきますわ
望月 弥生:情報噂話で
望月 弥生:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 9[8,9] → 9
望月 弥生:いけた
GM:やったー 侵蝕上げてね
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を1D10(→ 8)増加、現在値(53 → 61)
望月 弥生:わすれてた!
GM:並んできましたね
GM:では開示
★噂の再改変〈情報:噂話〉〈情報:ウェブ〉7
文字情報を媒体にした噂の変化の影響で、はるみちゃんには改変の力がかかっている。
つまり、こちらからさらなる改変を行えばその影響を多少弱めることができる。
支部や民俗学同好会の力を借りれば、より効果は増すだろう。
→噂の再改変を行うことが可能になりました。
→再改変の際、「民俗学同好会」「UGN小夜名支部」の協力を得ることができます。
【小夜名市・UGN小夜名支部 談話室】
GM:あなたたちは再度、集めた情報について話し合うために集まった。
GM:いつもの談話室は清潔に整えられている。
納家 真那:「(ハニトー、ふたつは食いすぎたな…)」大人しく着席
望月 弥生:「……リヴァイザー、想像より狡猾そう」無表情なままだが、声色で深刻さが伝わるだろう。
小烏丸:本棚の上から室内を見下ろしている
納家 真那:「えー、そうなん?まぁ、でも。やらなきゃじゃんなー」
望月 弥生:「情報共有……とりあえず私から」
望月 弥生:また文字だらけの報告書を配布しつつ。
納家 真那:「ん」大人しく聞く
浦戸龍樹:「お願いします」書記の構え。ホワイトボードマーカーを握っている。
望月 弥生:「リヴァイサーがグレイプニルなのは、小烏丸の言った通りだった」
望月 弥生:「問題は"侵蝕"する媒体が文字そのものということ」
望月 弥生:「はるみちゃんの交差点に何度も現れて、彼女の噂を少しずつ書き換えていたみたい」
望月 弥生:「そのうち、最初にリヴァイサーのオリジン……文字に対して影響が表れた」
望月 弥生:「だから、文字で噂を知った人間はグレイプニルに襲われる……そういうカラクリ」
小烏丸:「にゃるほどにゃあ」
望月 弥生:「使用エフェクトの<情報伝播>は噂を知らない者には効果がないけど……」
納家 真那:「おん…(なるほどなぁ)」
浦戸龍樹:”リヴァイザー”、"グレイプニル"、"オリジンは文字?"、など纏めていく。
望月 弥生:「現代日本で文字を知らない人はいない、だから彼女はどんな情報でも書き換えられる」
望月 弥生:「もちろん、時間さえかければだけど……放置すれば取り返しがつかなくなる」
望月 弥生:「以上から早期討伐を進言。はるみちゃんの一見も鑑みて、彼女には明確に悪意がある」
望月 弥生:「私は以上」
納家 真那:「ほぉん…んじゃ、次は私かね」
納家 真那:「はるみちゃんな。書き換えられて暴走してるの、別人とかじゃなくてまんま本人って話だ」
納家 真那:「えーと、望月から聞いた話だと、記憶が途切れ途切れなんだっけ。たぶん、その時に暴走してんじゃねぇかな」
納家 真那:「検査してるみたいだけど、改めてそこらへんの状態、確認したほうがいいかもな」
納家 真那:「よっし、報告以上!」手のひらにはカンペがあった
望月 弥生:おーと感嘆しつつぱちぱちと拍手をする。カンペに気づいていない。
望月 弥生:「ちゃんと纏められてて偉い」
納家 真那:「あ、うん、カンペ使ったんだけどな…」白状
望月 弥生:「…………実は私もさっき使ってたから…………」白状
浦戸龍樹:「発表のための原稿を用意しておくのは自然なことですよ」
浦戸龍樹:「相手に伝えられない方がよほど問題です」
浦戸龍樹:「事前の準備をきちんとすることは褒められるべきことですから」
望月 弥生:「浦戸龍樹もこう言ってるから、えらい」
納家 真那:「やったー!花丸もらっちった」
小烏丸:「相手がグレイプニルで本人を縛っている鎖というのにゃら」
小烏丸:「グレイプニルへシンドロームへの最も有効で根本的な対処方法は簡単な話だにゃあ」
納家 真那:「…あ。もうひとつ忘れてた。はるみちゃん、暴走の時の記憶はないみたいだな」
納家 真那:「簡単って言うと?」
小烏丸:「ミストルディンで鎖を断ち切る事だにゃ」
小烏丸:本棚の上から垂れた尻尾が揺れる
納家 真那:「なるほど。さすが小烏丸先輩」望月ちゃんを見やる
望月 弥生:頷く
望月 弥生:「そういう方法もある……けど、問題は」
浦戸龍樹:「改変された噂自体は元に戻らないこと、ですよね?」
望月 弥生:頷く
浦戸龍樹:「一度伝播してしまった噂は、自然には戻りません」
望月 弥生:「文字を通して彼女を知った人は、これからも襲われ続ける事になる」
望月 弥生:「定期的に撃てば行動そのものを遅らせる事はできるだろうけど……」
納家 真那:「…なんか、なんか戻したりとか、できねぇの?」もどかしい
望月 弥生:「痛いのは嫌だろうし、最終手段にしたい」命の危険もある。
浦戸龍樹:「できますよ」事もなげに言う。
納家 真那:「できんのっ!?」思わず立ち上がる
浦戸龍樹:「オリジンを噂話に持つRBは、流れた噂で形質を変える」
浦戸龍樹:「なら、新しく噂を流し返せばいいんです」
納家 真那:「へぇ~~……」ふらふらと座り直す
納家 真那:「(さては天才か???)」
浦戸龍樹:「もちろん、人が飽きないように、完全に元通り、とはいかないでしょうが……」
浦戸龍樹:「今の最も望ましくない形を脱することはできる」
望月 弥生:「足された赤ペンに修正テープを貼る……ってこと?」
納家 真那:「あー、あるある。貸りたノートによくあるやつだ」
望月 弥生:「……借りたノートに落書きするのは良くないと思う」
望月 弥生:完全に元に戻らない、という意味でも近い。
納家 真那:「しっ、してないよ!!!」いちミス
小烏丸:「それには」
小烏丸:「噂話のスペシャリストが必要ではにゃいのか?」
浦戸龍樹:「そうですね。幸い、この小夜名支部は情報戦に強い支部ですが……」
小烏丸:「吾輩たちだけでは上手くいかにゃいぞ」
浦戸龍樹:「地域に密着した、年代を越えた噂となると、単独では厳しいかもしれませんね」
望月 弥生:「人数も、支部が大きいとはいえ難しい」
納家 真那:「…っ! はい!はいはい!! 」手をびしぃっと上げる
望月 弥生:「エフェクトに対抗できるだけの人海戦術を行うとなると……」ビクッ
納家 真那:「クラスメイトの!あの、あいつ!今回ヒガイシャなったアイツ!民族同好会やってるんで!」
納家 真那:「めーっちゃくちゃ頼りになります!」
望月 弥生:「遠園響子……」
納家 真那:「おん!」
望月 弥生:「彼女はショックを受けてると聞いた」
望月 弥生:「協力できる状態なの?」
納家 真那:「できる!」
納家 真那:「自分の大事なモンを助ける手助けができるんだから。そんなのやる気だすだろ」
望月 弥生:「友人の納家真那が言うなら、その可能性は極めて高い」
納家 真那:「うんうん。あいつ、そこらへんプライド?たけぇもん。絶対乗ってくるよ」
望月 弥生:「と、私も思う。どう?」と、あとの二人……というより、一人と一匹に言う
小烏丸:「真那がそういうのにゃら問題にゃかろう」
納家 真那:「先輩…っ」じぃん
望月 弥生:「……先輩?」首傾げ
小烏丸:「友の事を信じるのは騎士としての第一歩にゃあ」
納家 真那:「へへ…アタシ、騎士見習いなんだぜ…」なぜか自慢げに
望月 弥生:「……ちょっと羨ましい」
望月 弥生:何のことか分からないけど、誇らしげだ。羨ましい。
望月 弥生:「……納家真那、何歳?」
納家 真那:「…で。結局。なにとなにやればいいんだ? ん?アタシ18」
望月 弥生:「そう……………………」
納家 真那:「…???」
望月 弥生:望月弥生16歳、先輩と呼ばれる事は出来なかった。
浦戸龍樹:「では、今から新しく流す噂の原稿を支部の方で作成するので」
浦戸龍樹:「完成したら、納家さんからご友人に伝えてください」
浦戸龍樹:「ここではカンペは使えませんからね。しっかり覚えるように」
納家 真那:「わかった!」
浦戸龍樹:「……納家さんと、そのご友人を信じましょう」
浦戸龍樹:「ただし。分かっているとは思いますが、一般にレネゲイド案件を秘匿することは第一ですので、あまり口を滑らせないように」
納家 真那:「……ハイ」
望月 弥生:「最悪記憶消すから大丈夫」大丈夫ではない
納家 真那:「おん。頑張るわ」
浦戸龍樹:「噂を流しつつはるみちゃんさんを監視し、グレイプニルが表に出ることがあったら望月さんに対処をお願いします」
浦戸龍樹:「正念場です。がんばりましょう」
納家 真那:「遠国に話すのと。望月の手伝いだな。おっけおっけ!頑張る!」
望月 弥生:「ん、一緒に頑張ろう」
納家 真那:「おう!望月頼りにしてるかんな。できることあったら言ってくれ!」どんっと自分の胸を叩く
望月 弥生:「……頼りにされる、それで充分」言わなくても必要な事はやってくれる気がする。友情に基づいた信頼を以てそう返す。
納家 真那:「? わかった!」深く悩むのはやめた。それでいいなら、それでいいんだ
GM:ロイス取得と調達判定が可能です。
浦戸龍樹:ロイス取得!
浦戸龍樹:納家真耶/○憧憬/不安(ちゃんと作戦と原稿伝えられるかな……)
浦戸龍樹:これで7枠いっぱい!
GM:不安だ
納家 真那:ロイス取得…!
望月 弥生:ロイスは保留、調達でショットガン買おうかな
小烏丸:望月 弥生/しっかりニンゲン〇/少し真面目過ぎニンゲン/
GM:かわいい
望月 弥生:3dx+3 ショットガンくれ~~~
DoubleCross : (3DX10+3) → 8[1,6,8]+3 → 11
望月 弥生:真面目過ぎだと思われていた
納家 真那:はるみちゃんに、 〇友達の大事なモン/取り戻せるのか…? で取得します
望月 弥生:ショットガン取れた、以上!
浦戸龍樹:調達、徹甲弾
浦戸龍樹:2dx+3>=10
DoubleCross : (2DX10+3>=10) → 10[10,10]+3[1,3]+3 → 16 → 成功
浦戸龍樹:買えた 所持して以上!
小烏丸:何か必要なモノあるかな
小烏丸:照準か徹甲弾くらい買っておく?
望月 弥生:照準くれたらうれちい
納家 真那:調達。心のお守り程度に、レザージャケット挑戦しようかな
小烏丸:照準器買えたらラッキーくらいの挑戦だ
小烏丸:3dx>=15
DoubleCross : (3DX10>=15) → 9[5,9,9] → 9 → 失敗
小烏丸:ダメでした
納家 真那:3dx 目標7
DoubleCross : (3DX10) → 10[9,10,10]+3[2,3] → 13
GM:おおっ
納家 真那:ジャケットげっと!装備。装甲2!
望月 弥生:えらい!
望月 弥生:挑戦ありがとうございましたわ!
GM:以上かな。カットだぜ
小烏丸:はーい
ミドル7
GM:はるみちゃんの噂をこっちからも改変していくぜー!というシーンです。
GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 1)増加(68 → 69)
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を1D10(→ 1)増加(64 → 65)
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を1D10(→ 3)増加、現在値(61 → 64)
小烏丸:小烏丸の侵蝕を1D10(→ 4)増加(81 → 85)
GM:おちついてる~
GM:このシーンでは、噂の再改変を行います。
GM:方法は、〈意志〉〈RC〉〈交渉〉〈情報:〉で目標値10の判定を行っていただきます。
GM:精神技能は文字媒体へのエフェクト影響に抗う感じ、社会技能は口コミで噂を広げる感じですね。
GM:ひとりが成功するごとにクライマックス戦闘でのはるみちゃんの《生命増強》の効果が1LVずつ下がります。
GM:最大HPがどんどん減っていく形です。
GM:また、達成値合計が50を超えた場合、さらにボーナスでいいことがあります。
GM:イージーエフェクトなどで状況に合いそうなものがあったら考慮します。
GM:あと、侵蝕1d10を振り足して再度挑戦することも可能です。
GM:ここまでで質問などありますか?
納家 真那:納家は大丈夫です!
小烏丸:大丈夫だにゃ
浦戸龍樹:はーい、質問!
GM:どうぞ!
浦戸龍樹:〈情報:〉、例えばUGNだったらコネとか使えますか?
GM:使えます!
浦戸龍樹:ありがとうございます!
浦戸龍樹:じゃあ情報:UGNが一番固定値もダイスもありそうだな
GM:財産点は社会技能のみ可とします
望月 弥生:あ、質問しようと思ってたことを答えてくれた
納家 真那:ほむほむ。〈情報:〉で何かしら持ってれば、裏社会とかでもOKですか?
GM:OK!
納家 真那:やったー!
納家 真那:ありがとうございます
GM:ではちょっと続きがありまして
GM:この判定には以下のNPC効果を使用できます。相談して使ってね。
★民俗学同好会
PCひとりの判定ダイスを+2個
★UGN小夜名支部
PC全員の判定達成値に+2
GM:支部の方は要するに……目標値が実質8になります!
GM:同好会の方はひとりだけなので、誰かひとりを選んで使ってください。
GM:そういう感じでやっていきましょうか
浦戸龍樹:はーい!
納家 真那:はーい!
望月 弥生:了解ですわ~!
小烏丸:OK
GM:ではやりたい人がいれば先にやってもらっていいですし、決まらなかったら行動値順にしていきましょう
浦戸龍樹:じゃあ切るぜ先陣
GM:いけー
浦戸龍樹:……うーん やります
浦戸龍樹:4d(マックス)でジェネシフト
GM:全力だ
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を4D10(→ 23)増加(65 → 88)
浦戸龍樹:まぁまぁいいところ
浦戸龍樹:ほぼ平均
GM:期待値ちょいかな
浦戸龍樹:で、判定します。〈情報:UGN〉でコネ:UGN幹部使用。小夜名支部の効果も使って……
望月 弥生:がんばれ~
浦戸龍樹:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 7[2,4,4,6,7]+5 → 12
浦戸龍樹:12です
GM:おおっいい感じ
GM:成功です。そして現在合計は12
納家 真那:ナイス~!
GM:幸先いいな
GM:そしてですね
GM:浦戸さんが成功したことで、もうひとつNPC効果が開きます。
★地域のSNS
PCひとりの〈情報:〉判定達成値に+2
GM:いいとこ来たな
望月 弥生:つよい
GM:これを次の人から使いたい人は使用可!
望月 弥生:これは判定行う前に宣言って感じですかね?
GM:そうですね。自分はこの効果を使います~って言っていただければ
GM:そこから判定
望月 弥生:ふむふむ
望月 弥生:じゃあこっちは普通にダイス振るかな~
GM:おおっどうぞ
望月 弥生:ジェネシフトもしておくべき、か?
望月 弥生:自傷ビルドだしさすがにやめておこう!!!
望月 弥生:3dx+1 情報:UGNで
DoubleCross : (3DX10+1) → 9[5,9,9]+1 → 10
GM:あっでもいい感じ!
望月 弥生:いい感じだ!
望月 弥生:せっかくなので
望月 弥生:財産点2も使っておきます
望月 弥生:金をばらまく
GM:わおわお
GM:成功し合計24!
望月 弥生:12になった、50……狙える距離ですよ
GM:そして望月さんの成功により……
★小夜名市オーヴァードネットワーク
PCひとりの〈RC〉判定達成値に+2
GM:こちらが使えます
望月 弥生:お~
GM:NPC効果、このシーン限りなのでどんどん使っちゃっていいよ
納家 真那:ほむほむ、次、三番手いきます!
GM:どぞ!
納家 真那:の、前に。ちょい侵蝕率ほしいのでジェネシフトを1Dします。
GM:はーい
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 7)増加(69 → 76)
納家 真那:よし!したらば、民俗学同好会の恩恵を頂きます。判定ダイス+2個。裏社会判定で!
GM:おおー、どうぞどうぞ
遠国 響子:協力する……!
納家 真那:(2+1+2)dx+1 〈情報:裏社会〉判定
DoubleCross : (5DX10+1) → 8[3,5,7,8,8]+1 → 9
納家 真那:財産をここに!4点!
GM:合計25!
納家 真那:納家 真那の財産点を4減少(4 → 0)
GM:全力だぜ
GM:そして納家さんの成功により……
★小夜名第一高校生徒一同
PCひとりの〈意志〉判定達成値に+2
GM:この効果が開きました
小烏丸:では支部パワーを貰って判定するか~
小烏丸:一番ダイス多いのは結局コネがあるから情報UGNになるかな
小烏丸:オリジン:サイバーも使っちゃう
GM:全力~
小烏丸:コネ:UGN
小烏丸:5dx+1+2+2
DoubleCross : (5DX10+5) → 10[3,5,5,6,10]+6[6]+5 → 21
GM:すご!!!
小烏丸:にゃあ!
小烏丸:回った~
GM:合計46なんですが
小烏丸:小烏丸の侵蝕を2増加(85 → 87)
望月 弥生:ん~~~
GM:多分、望月さんと納家さん、支部分の達成値入れてない?気がする
望月 弥生:それじゃあねえ
望月 弥生:あ、たしかに
GM:ので、+4になるのでは?
望月 弥生:目標値8としか思ってなかった!
望月 弥生:妖精の手の出番はクライマックスまでとっておこう
GM:ということは~~?
納家 真那:あっ、支部判定なのだわ!?(イリーガル気分のままでした
浦戸龍樹:ジャストで?
望月 弥生:合計+4って、コト!?
GM:50ちょうどになりました!!!
GM:すごいな
納家 真那:FOO!!!
小烏丸:ヤッター
GM:一回くらい振り足しするかと思っていました。さすがです。
GM:では50ボーナスとして……復活エフェクト《魂の錬成》が使用不可になります。
GM:ちなみになんですが、小烏丸さんの成功でこれも開いていました。おまけ。
★ご近所猫集会
PCひとりの〈交渉〉判定達成値に+2
小烏丸:ご近所猫集会かわいいね
GM:にゃーん
GM:というわけで、《生命増強》LV4と《魂の錬成》を削りました。おめでとうございます!
GM:GM計算ミスタイム~
GM:合計値62では?というご指摘を受けました。そうだと思います。
GM:大変申し訳ないが、小烏丸さんが21だからその前が41ということで
GM:一応エフェクト使用しすぎたとかの問題はないかな?と判断します。ごめんなさい!
小烏丸:大丈夫です~
浦戸龍樹:OK!
納家 真那:OK!
小烏丸:どっちにしても使ってたと思います
小烏丸:思いのほか回っただけでw
GM:ありがとうございます。計算に強くなりたい
望月 弥生:此方も大丈夫!
GM:感謝! ではロールをしていきたいと思います
GM:あなたたちの作戦は開始した。
GM:交差点の幽霊……はるみちゃんについての噂を再び改変し直す。
GM:考えられる方法は様々だ。すぐに取り掛かる必要があった。
浦戸龍樹:――業務用のスマホを取り出し、電話をかけている。
浦戸龍樹:「……はい。はい。今回の方針と内容は、先程送付したファイルに。えぇ」
浦戸龍樹:「七課までは回さなくて構いません。小夜名周辺への噂の制御を、広報課に」
浦戸龍樹:噂の制御。それはすなわち、商品のマーケティングやプロデュースだ。
浦戸龍樹:幸いにして、印象を操ることにかけては、日本では企業より優れたものはそう居ない。
浦戸龍樹:SNSの評判から口コミに至るまで、神城の情報網は発信する側としても浸透している。
浦戸龍樹:とはいえ。
浦戸龍樹:「大味になるのは否めませんからね。痒いところに手を届かせるのは、皆さんに任せましょう」
望月 弥生:一方社交性に欠ける望月弥生にとって、噂の操作というのはあまり得意ではなく。
望月 弥生:単独で出来る事が限られてる以上、あまり多くはない伝手を頼る事が精一杯であった。
望月 弥生:『……ん、よろしく』
望月 弥生:端末の電源を切る。同時にイージーエフェクト、<地獄耳>で索敵を開始。
望月 弥生:数少ないチルドレンの友人に助力を求め、ダメ元で事情をあまり話さずに学友にも頼んでみた。
望月 弥生:結果としては、全員快く引き受けてくれた。
望月 弥生:餅は餅屋。と言うことだし。得意な人たちに後は任せよう。
望月 弥生:「……あながち、間違いじゃなさそう」
望月 弥生:すぐに引き受けてくれた事に対して、さすがに疑問を持ってなんで?と聞いたが。
望月 弥生:『だって弥生ちゃん、いつも助けてくれるし』『口下手で無口だけど、なんだかんだ親切だもんね』
望月 弥生:浦戸龍樹に言われた事は、間違いじゃなかった……のだろう。と、今なら強く思える。
望月 弥生:後は、"天駆翔"としての仕事を全うするだけだ。
納家 真那:「うーん、広めるったって…どうすればいいんだぁ!?」道端で叫ぶ。参った。考えるのは苦手なんだ!
納家 真那:「よし、適当に手数をそろえよう!」手のひらに拳をぽんっと降ろす
納家 真那:「さぁて、じゃあ久しぶりに行くかね…」
納家 真那:馴染みの裏路地へ、軽い足取りで入っていく。そこには、数人のグループとなって話に花を咲かせる少年たち。
納家 真那:「よぉ、万引きしてねぇだろうな?お前ら」飢えて腹が減る前に、袋いっぱいの食べ物片手で声かける
悪ガキ:「げっ!」
悪ガキ:「熱拳!?」
納家 真那:「覚えがいいなぁ!拳の代わりに今日はひとつ、おもしれー話広めてくれや。なぁ?」袋を渡す
納家 真那:まぁ、ここはひとつ。昔とった杵柄で
納家 真那:ダチは少ないが。馬鹿野郎どもなら、わんさかいる。ってことで!
小烏丸:小夜名まんまる公園。
小烏丸:「にゃお~ん!」
ねこたち:「にゃおにゃおにゃお!」
小烏丸:「わにゃ~ん!」
いぬたち:「ワオワオワオ!」
小烏丸:「にゃおっぽ~!」
とりたち:「ちゅぴちゅぴちゅぴ!」
小烏丸:「良く集まってくれたにゃあ!騎士団の同胞たちよ!」
小烏丸:「我らは子供の夢を守るモノであり、街でのんきに暮らすモノであるにゃ!」
小烏丸:「やるべき事を街中のペットたちに伝えるにゃ!」
小烏丸:「悪い噂の話題になりそうになったらニンゲンの気を引いて話を遮るのだにゃ!」
小烏丸:「そして良い噂を書いた紙を用意したにゃ」(支部長に書いてもらってコピーした)
小烏丸:「これをさりげなくニンゲンの前に落としたり飼い主の目につくところに置くのだにゃ!」
小烏丸:「出来るにゃ?」
ねこたち:「にゃごにゃごにゃご!」
いぬたち:「ワオワオワオ!」
とりたち:「ちゅぴちゅぴちゅぴ!」
小烏丸:「では行くのだにゃあ!これは夢を守る戦いである!」
小烏丸:イージーエフェクトの《動物統率》で町中の動物たちに号令をかけた
遠国 響子:「……なんで納家さんがここまで真剣なのか、わからないけど」
遠国 響子:「あの噂はやっぱり、優しいものであってほしいもの」
遠国 響子:「みんなのネットワークを貸してほしい。少しでも役に立ちたいから」
民俗学同好会会員:「はいっ、口承文化における形態変化を観察できるいい機会ですっ!」
GM:こうして、噂話は広まっていく。
GM:高校生たちの間に、オーヴァードたちの力を乗せ、口コミで、ウェブに、企業のバックアップや動物たちの手助けも借りて。
GM:一度歪められた物語が、少しずつ元の形を取り戻していく。
洞木 利市:「文字媒体の方は、ブラックドッグやモルフェウスの人に動いてもらって……」
洞木 利市:「いい感じだ。再改変はかなり成功して……ん?」
洞木 利市:「もしもし?」急にかかってきた電話を取る。
支部員:「申し訳ありません、支部長!」
支部員:「こちらで保護をしていたRBの少女ですが……実はさっき」
支部員:「目を離した隙に、いつの間にか姿を消していて……」
洞木 利市:「……担当のチームに捜索をさせ……いや」
洞木 利市:「おそらく、行き先は予想通りなら決まっているはず」
洞木 利市:「三丁目の、交差点。彼女のオリジンのある場所だ」
洞木 利市:「総員、三丁目付近から人払いと警戒を!」
GM:ロイス取得と調達判定が可能です。調達は最後です。
納家 真那:納家は特になしです!
浦戸龍樹:ロイスはいっぱい! 調達も……いちおうしとくか 徹甲弾もういっこ狙います
浦戸龍樹:3dx+3>=10
DoubleCross : (3DX10+3>=10) → 6[2,5,6]+3 → 9 → 失敗
浦戸龍樹:買えませんでした 以上!
望月 弥生:ロイスは保留、調達はねえ~……照準器狙います
望月 弥生:3dx+3
DoubleCross : (3DX10+3) → 7[7,7,7]+3 → 10
望月 弥生:ダメでした、以上!
小烏丸:照準器狙います なぜならオリジンサイバーはシーン持続だったから
GM:べんり
小烏丸:3dx+2>=15
DoubleCross : (3DX10+2>=15) → 9[1,4,9]+2 → 11 → 失敗
小烏丸:金が足りない残念
GM:にゃーん
望月 弥生:仕方ないですにゃん
納家 真那:ほむ。じゃあ宣言撤回して。照準器、ためしに狙います。
GM:どうぞー
納家 真那:3dx そい
DoubleCross : (3DX10) → 10[1,8,10]+10[10]+2[2] → 22
納家 真那:???
GM:すご!!!
浦戸龍樹:すご
納家 真那:望月さんにあげる!
GM:二回回してるのすごいな
望月 弥生:ありがたすぎる~!!!
望月 弥生:プレゼントいただきました、へへ……
納家 真那:友達へのプレゼントだ!へへ
GM:やったね ではカットしまーす
望月 弥生:レッドテンペストを指定しておきますね
GM:おっとそうだった。はい!
クライマックス
GM:クライマックスシーンです。全員登場。
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を1D10(→ 5)増加、現在値(64 → 69)
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 4)増加(76 → 80)
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を1D10(→ 7)増加(88 → 95)
小烏丸:小烏丸の侵蝕を1D10(→ 2)増加(87 → 89)
GM:いい感じになって参りました
【小夜名市・某所三丁目 交差点】
GM:見通しの悪い道路が合流する地点。
GM:ガードレールには古いへこみが未だ残っている。
GM:そのすぐ傍に、少女はいた。
はるみちゃん:「……」
はるみちゃん:陰鬱な無表情。
望月 弥生:ジェット気流を噴き出す翼で舞い降りた少女は、開口一番彼女の名を呼ぶ。
望月 弥生:「はるみちゃん……!」
はるみちゃん:「……はい。はるみちゃんです」
望月 弥生:機械的な音を響かせ展開された翼が折りたたまれながらも、その手には既に不釣り合いとも言える巨大なライフルが握られている。
望月 弥生:「…………間に合わなかった」ぎゅっと銃を持つ手に力が籠もる。
はるみちゃん:「あなたも、わたしの場所を荒しに来たの……?」
はるみちゃん:「許せない。呪いを……」
はるみちゃん:「かけないと」
望月 弥生:「……それ以上近づくなら」
望月 弥生:「貴女に、後悔を、させる事になる」言葉を選ぶ。
望月 弥生:銃口は友に向けたまま。少しでも時間を稼ごうと、少女は慣れない言葉を紡ぐ。
納家 真那:「あっぶね、間に合った!!!」遠くからうるさい声と共にやってくる駆け足
望月 弥生:「納家真那、緊急事態。はるみちゃんが変になってる」
望月 弥生:「いや変な子なのは最初からだけど、輪をかけて……というより……」
納家 真那:「はぁ?まじ! まっ、とりま!これ!」何かがびゅんっと、納家の到着よりさきに投げ渡される
望月 弥生:パシッと受け止める。
望月 弥生:「照準器……?」
納家 真那:「ちょっとでもこンなの、早く終わらせたいだろ!?」
納家 真那:友達傷つけるなんて、望月だって嫌なはずだ
望月 弥生:「……」こくりと頷く
納家 真那:「ん」
望月 弥生:「ありがとう、これで……外せない場面で、当てられる」
望月 弥生:レッドテンペストに装着し、目標と相対する。
納家 真那:「よぉし。ちびっこだからって舐めねぇかんなぁ」たどり着いて、拳を手のひらにぱしんぱしん
小烏丸:交差点の周囲にある住宅や店舗の屋根に無数の対になった光が輝く
小烏丸:沢山の猫が交差点をじっと見つめているのだ
小烏丸:逆光で影になった猫のシルエットの中で瞳が輝いている。
小烏丸:その中からひときわ大きな影がのそりと動く。
小烏丸:「早いにゃ…あ」
小烏丸:全力で走ってちょっとお疲れの様子
小烏丸:「でも、見習い騎士が…真面目なニンゲンが頑張っているにゃら」
小烏丸:「吾輩も後れをとるわけにはいかにゃいな」
小烏丸:トンと屋根から飛び降り
小烏丸:少女たちの足元へと歩く。
小烏丸:「吾輩が居る限り、このニンゲンたちの想いは必ず届くのだにゃ」
望月 弥生:「小烏丸……来てくれて感謝」
納家 真那:「先輩っ!あざっす!」
小烏丸:「守護騎士、サー・クロウ見参だからにゃあ」
浦戸龍樹:……見通しの悪い交差点に、エンジン音が近づく。
浦戸龍樹:『止まれ』の標識の前で、車体を傾かせながら急ブレーキを踏み……
浦戸龍樹:「間に合ったようですね。社会人が遅刻するところでした」
浦戸龍樹:助手席から転がるように人影が飛び出る。
浦戸龍樹:運転席の支部員と合図を交わすと、科学館のロゴの描かれたバンは急速に離れていく。
浦戸龍樹:人払いと情報統制は彼らに任せ、自分は――
浦戸龍樹:「できる仕事を、やらなければなりませんね」
望月 弥生:「ん……こっち"は"揃ったみたい」安心したように一息吐く。
納家 真那:「車……ハッ⁉」バイクでくれば走らなくて済んだじゃん!!
小烏丸:「このニンゲンが遅れてくるときは昼寝しているかちゃんとやるべき仕事をした時だけだにゃ」
浦戸龍樹:「失礼な。寝ていても間に合うように起きてきますよ……大体は」
はるみちゃん:「……こんなに大勢で、ここを土足で踏み荒らすの……!」
リヴァイザー:「そうですよ」するりと現れて、はるみちゃんの肩に手を置く。
望月 弥生:「ちがっ……」
納家 真那:「へへん。これでしめんそば……だれ?」
浦戸龍樹:「出ましたね」
小烏丸:「にゃあ…」
リヴァイザー:「あなたは、怒らなければならない。呪いを広めなければ」
リヴァイザー:「その方がずっとドラマチックな改変ですから」
リヴァイザー:「ごきげんよう。私は"リヴァイザー"」
リヴァイザー:優雅に一礼をする。
リヴァイザー:「はるみちゃんさんの……お友達です」
望月 弥生:「……リヴァイザー」
望月 弥生:「何が目的」
納家 真那:「友達ぃ?」
望月 弥生:敵意を隠そうともせず、リヴァイザーを睨む。
リヴァイザー:「何というほどのこともありませんよ。仲間が欲しくて」
リヴァイザー:「だって、ひとりって、寂しいでしょう?」
納家 真那:「それはアンタが?それともちびっこが?」顎でくいっとはるみちゃんを指す
リヴァイザー:「もちろん私が」
リヴァイザー:「私のお友達になるなら、相応に高次の存在でなければね」
納家 真那:「格付けして好きなもんだけほい友達ってか。ヤなヤツだなお前」
リヴァイザー:「そんな、友情って何より尊いものではないんですか?」首を傾げる。
納家 真那:「何より…? さぁ、大事なもんが多すぎてわからん…」
望月 弥生:「相手を自分好みに変えて、友達だって言い張るのは」
望月 弥生:「傲慢だ」
納家 真那:「それなー」
リヴァイザー:「傲慢、大罪のひとつですね。つまり……」
望月 弥生:「受け入れて、相手の事を考えるのが、友達なはず」
望月 弥生:「お前は裁かれるべき、だ」
リヴァイザー:「魅力的だということ。ありがとうございます」
小烏丸:「ニンゲンたちは良い事を言った」
納家 真那:「アンタの歩みよったんじゃない。押し付けてんだそーゆーのは」
リヴァイザー:「ああっ、サー・クロウ!」嬉しげな声を上げる。
小烏丸:「しばらくぶりだにゃ」
リヴァイザー:「ええ、お久しぶりです。こちらにいらっしゃる気は芽生えました?」
小烏丸:「ふむ」
リヴァイザー:「カリカリ、用意してありますよ。今はちょっと立て込んでおりますけど」
小烏丸:「レディは屋根の上の日当たりの良い場所がお好みのようだにゃ」
小烏丸:「そこも悪くはないにゃ」
小烏丸:「でも、陽だまりは公園のベンチにも路地裏の道路にもあるにゃ」
小烏丸:「屋根の上での一人で昼寝が寂しいのにゃら、降りていくのも悪くないのだにゃあ」
リヴァイザー:「まさか、この高みの見晴らしを捨てるだなんて」
リヴァイザー:「皆さんにも見せてあげたいと思っているんですよ。この素晴らしい光景!」
リヴァイザー:「私、何か間違ったことをしていますか?」
小烏丸:「無理して屋根に上った子猫は降りられにゃい」
小烏丸:「上りたければ自分で上るべきだにゃ」
小烏丸:「吾輩の好みではないにゃレディ」
リヴァイザー:「……残念です、サー」
小烏丸:「吾輩も残念である」
浦戸龍樹:「友情はなによりも尊い、でしたね」
浦戸龍樹:「否定はしません」
浦戸龍樹:「もっとも、それはお互いに歩み寄ろうという気持ちがあるからであって」
浦戸龍樹:「簡単にできないからこそ、なんですよ」
リヴァイザー:「あなた方にできなくても、私にはできますとも」
リヴァイザー:「私、こう見えて人間よりずーっと、高いところにいる存在ですからね」
浦戸龍樹:「……道理で。視点が合いませんね」
浦戸龍樹:「では、一つだけ。届くか分かりませんが、こちらから進言しますよ」
浦戸龍樹:「怒りも呪いもなくたって、ドラマは生まれるんです」
浦戸龍樹:「誰かが誰かを助けようと、そう思うだけで既に何よりもドラマチックだ」
浦戸龍樹:「望月さんとはるみちゃんさんの友情」
浦戸龍樹:「納家さんと、御学友の友情」
浦戸龍樹:「窓辺の守護騎士が取り持ってくれた縁」
浦戸龍樹:「その全ては、あるがままで美しい。……私と、私の友人はそう思ってるんですよ」
浦戸龍樹:浦戸の肩から、血色の樹が生える。
浦戸龍樹:「皆さん。本当の正念場です。……取り戻しましょう」
望月 弥生:「アイコピー、緊急発進用意……目標を救出する」
納家 真那:「おう。取り戻す手伝いしてやらぁな。更生のお時間だ!!!」
小烏丸:「良かろう、我が鎧はあらゆる禍を退けるのだにゃあ」
はるみちゃん:「……許せない、許せない、呪う呪う呪う呪う呪う」
リヴァイザー:「ええ、そうですともはるみちゃんさん」
リヴァイザー:「そんなものは、ただのちっぽけな誤字に過ぎませんものね」
リヴァイザー:「我が名は改訂者」
リヴァイザー:「過ちを正し、文意を入れ替え、全てを改める者」
リヴァイザー:「だから」手の先から、身体が解けていく。
リヴァイザー:「とくとお読みください」その欠片は小さな文字の連なりとなり……。
リヴァイザー:「『文字禍・縛鎖』」
リヴァイザー:連なりは鎖となって、少女の腕に、身体に、巻き付いていく。
リヴァイザー:《同化侵蝕》未だ不完全ではあるが。
はるみちゃん:「…………」
はるみちゃん:「さあ、始めましょう」
はるみちゃん:「新しい、呪いの噂話を」
GM:膨れ上がる異様なレネゲイドの気配。
GM:衝動判定です。意志で目標値は9。
望月 弥生:2dx 意志判定
DoubleCross : (2DX10) → 8[1,8] → 8
納家 真那:(2+2)dx 〈意志〉判定
DoubleCross : (4DX10) → 7[2,4,5,7] → 7
浦戸龍樹:うおーっ
望月 弥生:失敗!
納家 真那:失敗!
浦戸龍樹:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[2,4,7,9] → 9 → 成功
浦戸龍樹:成功!
望月 弥生:えらい
納家 真那:えらい
浦戸龍樹:2d10
DoubleCross : (2D10) → 9[6,3] → 9
望月 弥生:2d10
DoubleCross : (2D10) → 17[7,10] → 17
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を9増加(95 → 104)
納家 真那:納家 真那の侵蝕を2D10(→ 15)増加(80 → 95)
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を17増加、現在値(69 → 86)
小烏丸:ヒューマンズネイバーッ!
浦戸龍樹:うわっ 皆凄い上がってる
小烏丸:忘れがちエフェクト
望月 弥生:めちゃ上がったけどこれでいいのだ……!
望月 弥生:ダイスボーナス増えたから……ッ!
小烏丸:5dx+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 8[2,4,6,8,8]+1 → 9 → 成功
浦戸龍樹:盾役の成功えらい
望月 弥生:偉すぎる、カバー役が暴走すると洒落にならなかった
納家 真那:偉い
小烏丸:小烏丸の侵蝕を2D10(→ 12)増加(89 → 101)
GM:あがった
小烏丸:まあこんなもんだにゃ~
GM:戦闘開始です。
GM:エネミーははるみちゃん(同化侵蝕)一体。
GM:エンゲージはこう。
[はるみちゃん(9)]
|
5m
|
[納家(4)望月(9)浦戸(10)小烏丸(6)]
GM:はるみちゃんは《同化侵蝕》《リライトアザー》《オーバーライト》の影響下にあります。
GM:要はエフェクトをグレイプニルのものとして扱い、改変衝動に変更するよ!という状態です。
GM:勝利条件は「ミストルティンシンドロームの持ち主がエネミーに攻撃を命中させた後、戦闘不能にすること」です。
GM:質問等ありますでしょうか。
浦戸龍樹:はーい!
浦戸龍樹:大丈夫だとは思いますが、もし……ミストルティン攻撃が命中しない間に戦闘不能になっちゃった場合は……?
浦戸龍樹:トドメ宣言なしで戦闘不能のはるみちゃんを追加でエイッしたらなんとかなりますか……?
GM:そうですね、トドメ宣言なしで攻撃すれば良し!としましょう
浦戸龍樹:了解です ありがとうございます 他は大丈夫です
納家 真那:私も大丈夫です!
望月 弥生:一応、質問と言うか指摘に近くなっちゃうかもなんですが
GM:あっはいはい!
望月 弥生:GMが表示してくれたエンゲージの奴だとはるみちゃんが行動値6で小烏丸さんが9になってるけど、実際は逆かも?
GM:まちがえてるー、ありがとうございます。直します
望月 弥生:ヨカッタ、それ以外は大丈夫です!!!
GM:修正行われました。感謝です。
GM:では、改めて開始! 何かあったら都度お知らせください。
1ラウンド目
■セットアップ■
GM:宣言がある方はどうぞ。
浦戸龍樹:こちらなし!
小烏丸:ナイヨー
はるみちゃん:《クイックダッシュ》戦闘移動をしてPCたちのエンゲージに入ります。
納家 真那:なし!
浦戸龍樹:ワーッ 寄ってきた!
望月 弥生:ウワーッ!
望月 弥生:えーこちらはジェットスーツの効果を使って飛行状態になります
小烏丸:ハヤイ
GM:飛行状態だとっ
望月 弥生:飛んだよ!
納家 真那:ビュンビュン
GM:なんということだ……以上かな
■イニシアチブ■
GM:まずエネミーが動きます。
はるみちゃん:《加速する刻》
はるみちゃん:メインプロセスを行います。
はるみちゃん:マイナー、《インフィニティウェポン》《ソウルドウェポン》で武器を作成し強化。
はるみちゃん:鎖じゃらじゃら(物理)!
はるみちゃん:メジャー、コンボ『こんなことしたくないのに』《鮮血の一撃》《拡大の鎖》《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》
はるみちゃん:HP2消費して対象範囲(選択)の白兵攻撃を行います。
はるみちゃん:妨害はないはず。命中判定を行います。
はるみちゃん:おっと、対象はPC全員!
小烏丸:ウオー
納家 真那:うぉー
小烏丸:孤独の魔眼があるにゃー
GM:あっこのタイミングだった、失礼!
GM:使ってしまうのか!
望月 弥生:シナリオLv回だから使い得とも言われているらしい、タスケテ~!
はるみちゃん:孤独の魔眼……それは範囲攻撃を単体に変更するというあの伝説の
納家 真那:オタスケー!
小烏丸:使ってしまうにゃコンボ『猫はこたつでまるくなる』!《原初の紫:孤独の魔眼》を使用して対象を小烏丸に変更だにゃ!
はるみちゃん:ウワーッ吸われるー!
はるみちゃん:対象、小烏丸さん単体になります……
小烏丸:こたつの誘惑には誰も逆らえないのだにゃー
はるみちゃん:あったか……命中判定します……
はるみちゃん:11dx7+1
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[3,4,4,7,7,8,8,8,8,9,10]+10[2,4,7,8,9,10,10,10]+10[2,6,6,6,6,10]+1[1]+1 → 32
はるみちゃん:リアクションどうぞ
小烏丸:ガードします
小烏丸:『猫には9の魂がある』
はるみちゃん:ありすぎ
小烏丸:レネゲイドイーターでガード値を+(LV+1)D
はるみちゃん:たべないで
小烏丸:つまり100%なので+4d10します
小烏丸:ダメージをどうぞ
はるみちゃん:うおおおダメージ! 上回れ!
はるみちゃん:4d10+27
DoubleCross : (4D10+27) → 18[9,3,1,5]+27 → 45
小烏丸:まずガード分!
小烏丸:45-4d10-5
DoubleCross : (45-4D10-5) → 45-24[7,9,6,2]-5 → 16
小烏丸:かなり減った!
GM:減った……
小烏丸:これならそのまま防げそう
小烏丸:装甲が11あります
GM:かたっ
小烏丸:16-11
納家 真那:かたい!
小烏丸:=5
小烏丸:さらに常時ダメージ軽減が12あります
はるみちゃん:ねこってふわふわの柔らかいものではなかったんですかーーー
浦戸龍樹:えっすご
浦戸龍樹:さすがの守護騎士様
GM:ひえー
望月 弥生:かったい!
小烏丸:防ぎきりました
GM:ひえええ
納家 真那:FOO!!
はるみちゃん:くっ……追加手番以上です。
GM:では次は行動値順で10の浦戸さんから。
浦戸龍樹:はーい!
浦戸龍樹:じゃあまずイニシアチブ中にオートアクション。
浦戸龍樹:"素手"を装備して、"フラググレネード"を所持品に送ります。
GM:素手を装備だと……!(普段はどうなってるんだろう)
浦戸龍樹:その後に"ウェポンケース"の効果で"拳銃"を装備します。
浦戸龍樹:これでメインプロセス入ります。
浦戸龍樹:マイナーアクション。
浦戸龍樹:▼血海=《赫き重刃》Lv6+《オリジン:プラント》Lv6
浦戸龍樹:HP6消費、シーン中武器攻撃力+44、【感覚】達成値+12
浦戸龍樹:浦戸龍樹のHPを6減少(26 → 20)
浦戸龍樹:浦戸龍樹の侵蝕を7増加(104 → 111)
GM:こわいすうじ
浦戸龍樹:で、メジャーアクション。
浦戸龍樹:▼血弾="拳銃"
浦戸龍樹:射程:20m、対象:単体の射撃攻撃。
浦戸龍樹:はるみちゃんさんを撃ちます!
はるみちゃん:ギャーきなさい、妨害はありません
浦戸龍樹:(4+3)dx10+28 命中
DoubleCross : (7DX10+28) → 7[1,1,2,6,6,7,7]+28 → 35
浦戸龍樹:命中達成値35で確定です。
はるみちゃん:ガードします。ダメージどうぞ。
浦戸龍樹:4d10+53 ダメージ
DoubleCross : (4D10+53) → 25[9,3,5,8]+53 → 78
浦戸龍樹:装甲ガード有効、78点です。
はるみちゃん:????
望月 弥生:シンプル殺意の塊~
納家 真那:つよい
はるみちゃん:えー、結構……結構食らったなこれ。まだ生きていますが……
小烏丸:滅茶苦茶強いにゃ
はるみちゃん:ちな、ガードは3点です
浦戸龍樹:これで手番終了です。エフェクト使ってないので侵蝕率は上がりません。
GM:ひえええ
納家 真那:ひょぇえすごい
小烏丸:この弾丸 レネゲイドイーターくらわないんだ エフェクト使ってないから
小烏丸:こわいなあ
GM:では次、そのままだと望月さんなんですが……
はるみちゃん:イニシアチブ、《星を飲み干す者》
はるみちゃん:対象に4d10点のHPダメージを与え、同じだけHPを回復する。
はるみちゃん:命中判定はなくリアクション不可。
はるみちゃん:だれにしようかなー
はるみちゃん:納家さんにダメージを与えます。
納家 真那:にゃんと
はるみちゃん:4d10
DoubleCross : (4D10) → 35[9,10,7,9] → 35
はるみちゃん:あっ回った
小烏丸:にゃんと
納家 真那:ってー!!
望月 弥生:ダメージだけの場合はカバーリング出来る……んだっけ?
浦戸龍樹:できそうだけどGMに聞いてみよう
GM:リアクション不可なんですよね
浦戸龍樹:ついでに《デスレスネス》のダメージ軽減が乗るかも聞いてみよう
望月 弥生:カバーリング不可っぽいかな
GM:あーでも
GM:「対象はリアクションを行えない」なんだ
納家 真那:先生、先生。殴られても起き上がる納家…見たくないですか?()
小烏丸:猫は見たいと思った
小烏丸:かっこいいので
GM:それならそれで……イイネ!
納家 真那:まだリザレク範囲なので、一乙ぐらいなら許容範囲内です!
浦戸龍樹:じゃあそれで行きましょう!
望月 弥生:b
納家 真那:ではダメージ受けますね!
望月 弥生:PC1には傷だらけが似合う
納家 真那:納家 真那のHPを30減少(30 → 0)
納家 真那:で、リザレクします!
納家 真那:納家 真那の侵蝕を1D10(→ 6)増加(95 → 101)
納家 真那:納家 真那のHPを6増加(0 → 6)
GM:オッケー、ありがとうございます
はるみちゃん:こちらはHP35回復しました
GM:あらためまして望月さんどうぞ!
望月 弥生:えーっとまず
望月 弥生:イニシアチブでスピードフォージを使います、神殺す刃を発動。
望月 弥生:ジェットスーツを外してジェットスーツを生成してジェットスーツを装備します。
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を6増加、現在値(86 → 92)
GM:ゲシュタルトが
望月 弥生:そしてマイナー!
望月 弥生:念のため聞くんですがはるみちゃんって飛行状態です?
GM:いいえ、飛行状態ではありません
望月 弥生:わ~い、飛行状態だからエンゲージから離脱できる!
GM:しまった~~
望月 弥生:マイナーで通常移動、14m移動して離れよう
GM:いっぱい離れた!!
望月 弥生:そのままメジャー、コンセントレイト+朧の弾丸ではるみちゃんに攻撃しますわ
はるみちゃん:妨害なし、命中どうぞ
望月 弥生:6dx+7@8 命中です
DoubleCross : (6DX8+7) → 10[1,4,5,5,5,9]+10[8]+2[2]+7 → 29
望月 弥生:うーんそれなり
はるみちゃん:ガードします
望月 弥生:いっそのことここで妖精使おうかな
望月 弥生:妖精の手をこの判定に発動しちゃいます
GM:あの伝説の……! どうぞ
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を4増加、現在値(92 → 96)
望月 弥生:使い所さん!
望月 弥生:1dx+37@8
DoubleCross : (1DX8+37) → 1[1]+37 → 0 (ファンブル)
GM:そういうこともある!
望月 弥生:まあ悪くはない!
望月 弥生:ダメージ行きます!
GM:どうぞー
望月 弥生:4d10+22 装甲無視
DoubleCross : (4D10+22) → 31[8,6,8,9]+22 → 53
望月 弥生:ダメージの殺意が高い!
はるみちゃん:ガード3引いて……50くらいました
はるみちゃん:うっまずいな……立ってますが……
GM:以上かな 次ははるみちゃんの本来の手番です
望月 弥生:望月 弥生の侵蝕を4増加、現在値(96 → 100)
望月 弥生:丁度侵蝕率が100になっておしまい!
小烏丸:孤独の魔眼分
小烏丸:小烏丸の侵蝕を5増加(101 → 106)
小烏丸:レネゲイドイーターぶん
小烏丸:小烏丸の侵蝕を4増加(106 → 110)
GM:そしてこっちもせっかくのアナウンスを忘れていました
GM:ミストルティンシンドローム持ちの望月さんの攻撃が命中したので
GM:勝利条件の半分は満たされました
GM:あとはがんばって戦闘不能にしていってください
GM:うおーやるぜ
GM:というわけで改めてはるみちゃん
はるみちゃん:マイナーなし
はるみちゃん:メジャー、コンボ『ごめんなさい』《鮮血の一撃》《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》
はるみちゃん:対象単体の白兵攻撃を行います。
はるみちゃん:対象は……今痛かった望月さん
望月 弥生:ギエーッ!?
GM:そこで今思い出したんですけど
GM:レッドテンペストのHP消費、まだかも
GM:あっ
GM:あと対象すみません! エンゲージ離れてるわ!
望月 弥生:あ、そうだった!
望月 弥生:1d10 HP消費
DoubleCross : (1D10) → 9
GM:HP消費していただいて、対象は変更します
GM:ありがとー
望月 弥生:望月 弥生のHPを9減少、現在値(25 → 16)
望月 弥生:グエーッ
望月 弥生:逃げた甲斐があった(?)
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3
GM:よりによって小烏丸さん……
小烏丸:にゃーん
望月 弥生:挑む気なのか、騎士の装甲に
はるみちゃん:ええい、対象単体の白兵攻撃をしますわ
はるみちゃん:今度は妨害なしかな
小烏丸:ナイヨー
はるみちゃん:うす!
はるみちゃん:11dx7+1
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,3,3,4,4,4,4,6,6,6,7]+6[6]+1 → 17
はるみちゃん:ぴえーー
はるみちゃん:リアクションどうぞ……
小烏丸:頑張れば避けられそうだけどガードだ!《レネゲイドイーター》を使います
小烏丸:小烏丸の侵蝕を4増加(110 → 114)
はるみちゃん:ではダメージ
はるみちゃん:2d10+27
DoubleCross : (2D10+27) → 3[1,2]+27 → 30
はるみちゃん:出目~!?
小烏丸:30-4d10-5
DoubleCross : (30-4D10-5) → 30-20[2,7,7,4]-5 → 5
小烏丸:装甲で11で止めます
GM:がちん
はるみちゃん:かったい……以上です……
GM:では次は小烏丸さんの手番
望月 弥生:本当にかっちかちだ
小烏丸:とくにやることがないにゃ!
GM:盾役あるある
小烏丸:待機にゃ
GM:あとすみません、これを忘れていました
GM:今回忘れ多くない?
はるみちゃん:オート、《ゴーストチェイン》
はるみちゃん:行動値0になり未行動となります。
GM:というわけで早くしないとまた来るぜ
小烏丸:良いボス用エフェクト
GM:では次! 納家さんの手番です
納家 真那:ゆくぞ~!
納家 真那:マイナー、【準備運動】《紅蓮の息吹》+《白熱》+《鳳凰の翼》 侵蝕率9
納家 真那:メイン中、判定ダイス+5個。達成値+18。素手のデータ変更(攻撃力22/ガード4)
GM:ギャーつよ
納家 真那:納家 真那の侵蝕を9増加(101 → 110)
納家 真那:メイン、【オラァ!】《武器:素手》+《フレイムタン》+《コンセントレイト》+《Dロイス:究極のゼロ》 侵蝕率5
納家 真那:C値-3。攻撃力-3。射程を視界に変更。判定ダイス+3。判定時に自身のHPを2失う!
納家 真那:射程が視界になってますが目の前でぶんぶんします
はるみちゃん:命中判定どうぞ!
納家 真那:(4+3+5+3)dx+18@7 命中判定
DoubleCross : (15DX7+18) → 10[1,2,3,4,5,5,6,7,7,7,7,8,9,9,10]+10[1,2,4,4,5,6,8,10]+3[1,3]+18 → 41
納家 真那:わお
はるみちゃん:ひーっ!?
はるみちゃん:でもわたしガードするしか能のない身
はるみちゃん:ダメージ出してください
納家 真那:わぁい!
納家 真那:(41/10+1)d10+22-3 ゆけっ!ダメージ判定
DoubleCross : (5D10+22-3) → 30[9,8,7,1,5]+22-3 → 49
はるみちゃん:ガード3引いて46ダメージ
納家 真那:納家 真那の侵蝕を5増加(110 → 115)
納家 真那:納家 真那のHPを2減少(6 → 4)
はるみちゃん:残りHP25
望月 弥生:いいダメージ~!
はるみちゃん:復活エフェクト……飛ばされたので、なし!
納家 真那:あとは任せました~!
はるみちゃん:ここで戦闘不能になります……!
望月 弥生:HP25が49減ったのか!
望月 弥生:やったー!
はるみちゃん:ミストルティンダメージも食らっているため、《同化侵蝕》は解除されます
納家 真那:やったー!
リヴァイザー:……《瞬間退場》
GM:リヴァイザーは逃亡し、戦闘終了です
GM:あなたたちの勝利だ!
小烏丸:ワーイ
納家 真那:やったー!
望月 弥生:やった~!
浦戸龍樹:やった!
はるみちゃん:「……では」
はるみちゃん:「痛い目に遭っていただきます……!」
はるみちゃん:少女が風のような速度で突っ込んでくる。手にはいつの間にか鎖。
はるみちゃん:物理的に被害者を痛めつけてきたものだが……今は、それ以上に嫌な気配を覚えるだろう。
はるみちゃん:大きく弧を描いて、あなたたちに襲い掛かる!
小烏丸:「うにゃッ!」
小烏丸:小烏丸の瞳が怪しく光る
小烏丸:ずもももも
小烏丸:小烏丸の毛が逆立ち大きく膨らんでいくように見える
小烏丸:「うにゃはははは」はるみちゃんからは少なくともそう見える
はるみちゃん:「何……? 一体」
小烏丸:巨大な丸い毛玉がその視界を塞いでいる。
小烏丸:「吾輩が受けてたつのにゃあ」
小烏丸:他のメンバーからはただ小烏丸が前に出ているようにしか見えない
小烏丸:「何物も猫からは目を逸らせないのだにゃ!」
小烏丸:「その鎖で誰も傷つけさせないにゃ!」
はるみちゃん:「サー・クロウ。光栄ですが……邪魔ですね」微かに顔を歪める。
はるみちゃん:空を切った鎖は、再度小烏丸の元へ。
小烏丸:「にゃはは!そう言われるのも騎士の誉れだにゃ!」
望月 弥生:「……幻覚? それとも……威圧だけで攻撃を引き付けてる?」
小烏丸:フワフワの毛皮に鎖がモフっとめり込む
小烏丸:金色の鈴がチリンと鳴った
はるみちゃん:「なるほど、ただの攻撃ではあなたに傷も与えられない……わかりました」
はるみちゃん:「次の手を、考えることにしましょう」
小烏丸:「にゃふぅ」
小烏丸:普段の姿に戻っている
浦戸龍樹:「考える時間を与えさせると厄介そうですからね」
浦戸龍樹:浦戸の肩から生えた龍血樹の幹から、血が滴る。
浦戸龍樹:正確には、樹液だ。まるで血のように赤いそれこそが、龍血樹という名前の由来。
浦戸龍樹:浦戸自身の血と混ざりあい、周囲をまるで海のように浸していく。
浦戸龍樹:「速攻で仕留めますよ」
浦戸龍樹:何の変哲もない拳銃を構え、はるみちゃんに狙いを定め、引き金を絞る。
浦戸龍樹:文字の鎖に着弾。……した瞬間。
浦戸龍樹:コーティングされていた血液が、対象に侵蝕を開始する。
浦戸龍樹:異星のレネゲイドと喰い合うようにして、耳障りな音を立て……
浦戸龍樹:乗せられた血液を使い尽くして、弾丸が消える。鎖に確かなダメージを与えて。
はるみちゃん:音もなく、鎖が解けていく。はらはらと。
はるみちゃん:鎖の欠片は文字に戻り、解け、地面に落ちる前に消えていく。
はるみちゃん:「……っ、画数が減りましたね」
はるみちゃん:前進を縛った鎖のうち、右半身が自由に。
はるみちゃん:「……侵蝕をするのは私どもの方。余計な手出しはしないでいただきましょうか」
浦戸龍樹:「……買いかぶり過ぎですね」
浦戸龍樹:「本当にあなたが侵蝕されるのは、ここからですよ」
はるみちゃん:「……それより先に」
はるみちゃん:落ちていく文字が、再びふわりと浮く。
はるみちゃん:「『改変』を」
はるみちゃん:中空で連なり、再度鎖と化したそれが狙うのは、納家真那。
小烏丸:「うにゃッ!?」一瞬の事で油断した
納家 真那:「!?」
はるみちゃん:真っ直ぐに体を打ち据えんと飛んでいく!
望月 弥生:「っ……!?」
納家 真那:「──っ!!?」真っすぐに体へ、新しい軸を突きさすように伸ばされたソレ。倒れるのは必定。
納家 真那:だけれど。
小烏丸:「真那~ッ!」
納家 真那:「なに…勝手に…ひとサマの人生に!」痛みはある、失いかけた意識が途切れて、繋がる。声が聞こえたから!
納家 真那:「赤線引いてダメ出ししようとしてんだ!!フザけんなよぉ!!!!」怒りを吠えて、踏ん張り直した
はるみちゃん:「……私、あなた方旧世代の生命に滅んでほしいとまでは思ってはおりませんけれど」
はるみちゃん:「何度でも立ちはだかって、その原始の生命の力……」
はるみちゃん:「厄介、です」
納家 真那:「ばぁか、騎士はなぁ!守るモンがあるなら倒れねぇんだ!!!」
はるみちゃん:「新たなより優れたものを目指すのならば……改訂は必須でしょう?」
小烏丸:「にゃはッ!」
納家 真那:「知らん!難しい事聞くな!」
望月 弥生:「…………心配無用だった」
納家 真那:「そういうのは頭のいいヤツに聞け!」
小烏丸:「それを他人に押し付けられず自分で成し遂げるのが騎士だにゃ」
小烏丸:「すなわち努力と信念がよりよい自分を作るのだにゃあ」
納家 真那:「こっちは気にすんな望月、いっぱつやったれ!!」ニッと笑みを浮かべる
納家 真那:ぜんぜんへっちゃらだ。遠国のほうが、もっと痛くて、もっと怖かったはずだから。
望月 弥生:「システムオールグリーン、発進準備完了」
望月 弥生:ミストルティンの能力により、青色の翼が背中に再度展開される。
望月 弥生:地面を蹴ると同時、まだ真那の方を見ていた敵の目を搔い潜ってビルの隙間へと飛び去った。
望月 弥生:空を切る音、背中のジェットの飛行音、そしてライフルを構える音。
望月 弥生:身長と同等程もある巨大なライフルに、先ほど貰った照準器で正確に狙いを定める。
望月 弥生:「(外せない……いや、外さない……!)」
望月 弥生:後方にホバリングして反動を無理矢理押し殺しつつ、弾丸が放たれる。
望月 弥生:同時、背中のウィングが祝福するように青白く輝いた。
はるみちゃん:その弾丸は、銀ではない。だが、ひとたび当たるや否や、そのように効いた。
はるみちゃん:「……っ!?」
はるみちゃん:鎖に、罅が入る。
はるみちゃん:文字が解けるのではなく、バラバラに意味のない線に変わる。
はるみちゃん:左半身の鎖が、ただのインクの染みへと変わり……。
はるみちゃん:「……まさか」
はるみちゃん:「ミストルティン!」
はるみちゃん:初めて慌てて空中を見上げた。
望月 弥生:「今更気づいた?」
はるみちゃん:「あなたが……この力を持っていようとは」
望月 弥生:神々しくもあり、歪でもある巨大な翼を携え、少女は眼前の神を見下した。
はるみちゃん:「あなたがまさか……あなたが、あ、あ、あ、あ、」
はるみちゃん:「あ……」よろめき、なんとか持ちこたえながら。
はるみちゃん:「弥生、さん」
はるみちゃん:「たすけて」
望月 弥生:「私は」
望月 弥生:「約束を破らない」
望月 弥生:「でも一つ言っておく」
望月 弥生:「もうちょっと痛いのが続くから、気張って」
はるみちゃん:「そんなの……そんなの!」首に僅かに残った鎖に触れ。
はるみちゃん:「わたしが怪我させちゃった人に比べれば、全然、です!」
はるみちゃん:ぽろぽろと涙を流しながら、それでも敵意に身体は操られる。
望月 弥生:「なら充分、後は任せて」
望月 弥生:銃の反動で痛む腕を隠しながら、少しでも安心できるように言葉を選ぶ。
望月 弥生:今ほど、自分の表情筋が硬い事をプラスに思った事はない。
望月 弥生:再び轟音を響かせ、別の狙撃ポイントへ移動する。
はるみちゃん:「……もう一度、先ほどの攻撃を」「だめ」
はるみちゃん:「だめ、だめ、痛いのはだめ、せめて……」「やめなさい!」
はるみちゃん:鎖がじゃらりと鳴る。せめて、防いでくれそうな相手の元へ。
はるみちゃん:小烏丸目掛け、先ほどよりも勢いの弱い大ぶりな攻撃が下される。
小烏丸:「その程度は痛くにゃいので気にしにゃいで良いのだ!」
小烏丸:振り下ろされる鎖を毛皮でモフッと受け止めた後
小烏丸:鎖に噛みついて動きを封じる
はるみちゃん:「ああっ!?」
小烏丸:「納家 真那~ッ!」
小烏丸:「今こそ騎士としての誇りを見せる時にゃあ!」
納家 真那:「ウス!」
納家 真那:拳に熱を貯めていく。怒りの操作は得意になった。オヤジに貰ったマフラー、燃えねぇように訓練したから。
納家 真那:泣きながら戦うちチビっこに、「気にすんな」とか、色々言ってやれることはあったかもしれない
納家 真那:あ。『助けて』って言ったチビっこに、答えよう……と思ったけど、望月が言ったし──
納家 真那:「めんどくせぇ!鎖殴らぁいいんだろっ!??」
納家 真那:「知ってるか、なぁ!?リヴァイザーさんよぉ!」ほぼインクになったソレに、銅鑼のような声をぶつける
納家 真那:「アタシの熱拳はなぁ…」
納家 真那:「負けを認めるまで殴るって意味だ!!!」
納家 真那:熱をためにためた拳を、鎖めがけて叩きつけた
はるみちゃん:「なっ……」
はるみちゃん:先ほど、叩きのめしたはずだ。改変の力を注いだはずだ。
はるみちゃん:「なぜ、あなたは、変わらない……!」
納家 真那:「変わったさ!」
納家 真那:「間違ってきたジブンを!変えてきた!!」
納家 真那:「でも昔のジブンがあるから!今があるんだ!取り戻したいなら戻ったっていい!」
納家 真那:「お前のソレはなぁ、チビっこを鎖でつなげてるだけだ。そんなのはなぁ!友達じゃない!!!」
はるみちゃん:「……!」
はるみちゃん:勢いにふらつきながら首の鎖を握る。
はるみちゃん:「わたし、わたしは……」
はるみちゃん:「戻り、たい……!」
納家 真那:「おう!戻ってこい!」
GM:パリン!
GM:鎖が手の中で砕け散る。
納家 真那:「お前を繋ぐのは鎖じゃない。友達の手があるだろ!」
GM:砕けた鎖は地面へと落ち、ただの染みに変わり……。
リヴァイザー:「……友達は」
リヴァイザー:「そう、私では、駄目ですか。まだ……」
リヴァイザー:人の形へと。
納家 真那:「強制すっからダメなんだろ。友達になりたいンならまずお前が変われや!」
納家 真那:「こちら矯正されて変わったンじゃない。変わりたいっておもって更生してんだ、バーーーカッ」
リヴァイザー:「私は、私。高次の生命を授かりし者。もう、変わってしまった」
リヴァイザー:「……残念です。今回は、はるみちゃんさんと……サー・クロウを諦めざるを得ないよう」
望月 弥生:「勝負はついた、投降するなら痛くないように殺す」
リヴァイザー:「痛かったですよ、あなたの宿り木の矢は」
リヴァイザー:「でも、まだ死ではない」
小烏丸:(意外と怖いヤツだにゃあ)
望月 弥生:絶好の狙撃ポイントから、リヴァイザーを照準に捉え続ける。
リヴァイザー:「この度は、良い勉強になりました。ありがとうございます、皆さん」
リヴァイザー:優雅に一礼をして。
望月 弥生:「……逃がすと思ってる?」
小烏丸:「ふむ」
小烏丸:「少し口が悪いが見習い騎士が言っている事は正しいにゃ」
納家 真那:「おう帰れ帰れ。次はもっとベンキョーしてこい」
小烏丸:「降りるのが嫌なら」
小烏丸:「ニンゲンが我らの高みに上るのをのんびり昼寝して待つのも悪くにゃいぞ」
リヴァイザー:「逃げるとは言っていません。帰るつもりですから」
リヴァイザー:「……お勉強にお昼寝、ね。それも悪くはないのかもしれませんが……」
リヴァイザー:「私、動いていないと」ぞろり。
望月 弥生:リヴァイザーの気配が消えそうになるのを察知して、引き金を引く。
リヴァイザー:文字が鎖を編み、鎖が翼を編み。
浦戸龍樹:血溜まりを操作し、ドームを作ってリヴァイザーを閉じ込めようとする。
望月 弥生:吸い込まれるように、頭に音速を超えた弾丸が突き刺さる___はず。だったが。
リヴァイザー:「どうにもこうにも」とん、と地面を蹴る。
リヴァイザー:「寂しすぎて、いけません」
浦戸龍樹:赤い壁面がせり上がり、もう少しで天を閉ざす――ところだったのだが。
リヴァイザー:翻るように、空に舞い上がった。
リヴァイザー:「では、ごきげんよう、皆さん」
リヴァイザー:声だけが空から降ってくる。
リヴァイザー:それきり、姿は消えた。
納家 真那:「…言い過ぎたかな」変わっちまったから、変わって欲しいだけ、だったのか。アイツ?
望月 弥生:「っ……追跡……」翼を翻して彼女を追いかけるが……一歩出遅れた。
望月 弥生:「目標ロスト…………追跡失敗」
小烏丸:「忙しいやつだにゃあ」
浦戸龍樹:「……支部の方に追跡調査は依頼します」
浦戸龍樹:ドラセナが地面の血を吸い上げて回収していく。
浦戸龍樹:「ですが、正直……朗報は期待しないでください。グレイプニルは謎が多い」
納家 真那:「じゃあ、もお立ってなくていいなっ!?どひーっ」気合だけで立ってたようなもので、どすんと地面に倒れた
望月 弥生:「はるみちゃんと……納家真那も心配、合流して手当てする」
小烏丸:「良くやったにゃ見習い」
望月 弥生:その場で追跡を諦め、少女は地表へ向かって降りていく。
納家 真那:「やったー!あざす小烏丸先輩!」腕だけ元気に突き上げる
浦戸龍樹:ふぅ。と、安堵が9割と呆れが1割のため息をついて。
浦戸龍樹:「乗ってきた車をこっちに来させます。支部に帰って、報告と手当てをしましょうか」
納家 真那:「ちびっこも一緒にだよなっ?」
はるみちゃん:「ふええ……」目を回していたが、ぱっと起き上がる。
望月 弥生:「ん、もちろん」
はるみちゃん:「あっ、お疲れ様です……! はるみちゃん元気です」ふらふらはしている。
望月 弥生:「ん、無理せず」肩を貸す
望月 弥生:「支部に帰る、交差点に来るのは……また今度でいい、はず」
はるみちゃん:「ありがとうございます~」大人しく寄り掛かる。
はるみちゃん:「……はい。またちゃんと戻るために、よろしくお願いします」
望月 弥生:「それでいい」と、小さく笑う。
望月 弥生:2発目の弾丸を撃ったためにまだ体の節々は痛むが、やせ我慢をもう少し続けようと思った。
望月 弥生:彼女の罪悪感がちょっとでも安らぐように。友達のために何かをしてあげるために。
納家 真那:「…」変わって、戻って。寄り添う二人を見つめる。
納家 真那:自分が変わってしまったから、寂しくてアタシも、いつか誰かに同じところに来て欲しいって、思うのかな。友達に。
納家 真那:「……ねぇなぁ、ナイナイ」遠国に、こっちに来てほしいなんてこれっぽっちも思わなかった
納家 真那:「(同じものなんて、ひとつもねぇんだし!)」同じ側に生きる望月とアタシですら、違うし。それが楽しいもんな。
バックトラック
GM:えー、今回Eロイスはありません、が……。
GM:UGN小夜名支部には、スパリゾート施設(CE参照)があります!
浦戸龍樹:おお~っ!!
GM:ダイス1d10プラスして振ることが可能です。
納家 真那:スパリゾート!豪華
浦戸龍樹:市民温水プールかなにかかな
GM:ありそう
納家 真那:回数券売ってそう
浦戸龍樹:ごみ捨て場の熱を使ってお湯を沸かしています
GM:すごいありそう
GM:みんなロイス数(減ってなさそう)に応じて振るのだ!
浦戸龍樹:最終侵蝕値111から、ロイス6個+スパリゾートで7dを素振り!
浦戸龍樹:111-7d10
DoubleCross : (111-7D10) → 111-54[10,10,7,6,10,3,8] → 57
浦戸龍樹:減り過ぎた
GM:出目すごい
小烏丸:そのまま1倍でいきます ロイス6個
浦戸龍樹:4点!
小烏丸:他者との絆が小烏丸を暖かなひだまりの日常へと誘った侵蝕6D10(→ 28)(114 → 86)
納家 真那:115-7D10
DoubleCross : (115-7D10) → 115-47[7,3,9,10,4,5,9] → 68
浦戸龍樹:あ 固定文がすてき~
GM:ひだまり~
納家 真那:納家 真那の侵蝕を47減少(115 → 68)
望月 弥生:こちらは侵蝕100なので素振りだ!
望月 弥生:6d10
DoubleCross : (6D10) → 40[9,5,9,7,2,8] → 40
GM:すごい減った
望月 弥生:C(100-40)
DoubleCross : c(100-40) → 60
望月 弥生:60になった、帰還!
GM:お疲れ様でした! 皆さん帰還!
浦戸龍樹:おかえり~!
GM:経験点はいつもの5点、シナリオ5点に侵蝕分を足していただきましょう
GM:何点になったかなー
浦戸龍樹:14点! いただきます!
小烏丸:侵蝕5点だから15点
望月 弥生:こっちは14点かな~!
GM:納家さんも14点かな
納家 真那:陽だまり素敵
GM:そしてGMは20点をいただく感じのようです
GM:めしあがれ! いただきます!
望月 弥生:おめでとう!
浦戸龍樹:もぐもぐ!
納家 真那:合計14点!いただきます~
エンディング1 小烏丸
GM:紆余曲折を経て、あなたののんびりとした日常は戻ってきた。
GM:リヴァイザーは逃亡し、今も捜索が続いているものの、その後悪事をする様子は見えない。
GM:あなたは再び、窓辺でひなたぼっこをするのに十分な時間を得ることになった……。
【小夜名市 科学館】
小烏丸:「くあぁぁぁ…ん…にゃむにゃむ」
小烏丸:いつもの場所。
小烏丸:いつもの時間。
小烏丸:南向きの窓から注がれる暖かな光。
小烏丸:外から聞こえる小鳥のさえずり、児童コーナーから聞こえる子供の笑い声。
小烏丸:事務的な場内アナウンス。
小烏丸:それらが一定のリズムを刻み眠気をもたらす。
小烏丸:「むふッ」満足げな顔で窓枠を枕にして体を横たえる。
GM:幸い、この窓辺には競争相手もいない。
GM:あなたの幸福な時間は永遠に続くと思われたが……。
GM:ふと、あなたの上に影が落ちる。
小烏丸:「むぅ…?」
リヴァイザー:「…………」
リヴァイザー:「ごきげんよう」
小烏丸:「にゃあ、良い日和であるにゃ」
リヴァイザー:「ええ、とても。清々しい日です」
リヴァイザー:「……あの子とあなたを、諦めなければならなかったこと以外は」
小烏丸:「高き梢に佇む鳥よ、君が見る景色は吾輩やあの少女にはまだ必要ないのにゃ」
リヴァイザー:「私がそれをどんなに残念に思っているか、わからないでしょうね……」
小烏丸:ごろりと転がる
小烏丸:「そうだにゃ、吾輩にはこの場所が。少女には君より早くに出会った友人が居た」
小烏丸:「宝とは、それぞれ違うものにゃ」
小烏丸:「だから吾輩には君の大事なものは良くわからにゃい」
リヴァイザー:「やれやれ、全く。違うということはややこしくて、面倒で」
リヴァイザー:「だから同じにしたいのに、それも止められてしまった」
リヴァイザー:ポケットから、おやつの袋を取り出す。
リヴァイザー:「仕方がない。今は諦めますよ。こちらだけ、差し上げておきましょう」
リヴァイザー:袋の口を開けて、あなたに差し出す。
小烏丸:「ふむ…」くんくん…
小烏丸:目を細める
小烏丸:「良い物を持ってきたにゃ」
小烏丸:寝転がったまま前足を器用に使って一粒取り出して放り投げ口の中に入れる。
小烏丸:「カリカリ…」
小烏丸:「今は…という事は。まだ懲りてにゃいのだな?」
リヴァイザー:「ええ、当然。あなたたちが群れるのと同じように」
リヴァイザー:「私だって必要だし、欲しいですからね。仲間が」
リヴァイザー:「いつかまた、現れますよ。あなたの前かどうかはともかく」
小烏丸:「にゃるほど、その方法や君の言う仲間の概念は」
小烏丸:「ニンゲンたちの好むところではにゃいだろう」
小烏丸:「しかし、寂しいという気持ちだけは理解しよう」
小烏丸:「吾輩のまわりには共に冒険する猫の騎士団も麗しの姫君も居ない。ここは物語の世界ではないからにゃ」
小烏丸:「だが、まあ」
小烏丸:「それはそれで…にゃふ」カリカリを口に。
小烏丸:「カリカリ」
小烏丸:「別のものを楽しむだけにゃ」
リヴァイザー:その様子を、どこか実際よりも距離のある様子で見つめながら微笑む。
リヴァイザー:世界に一人ぼっちでいるかのように。
リヴァイザー:「私は私の衝動に従わねばなりませんから。別のものをとはいきませんね」
小烏丸:「であろうにゃ」
小烏丸:「レネゲイドビーイングである以上、その成り立ちを捨て去る事は難しいにゃ」
小烏丸:「吾輩の目の届く範囲は我が守護地である」
小烏丸:「にゃんどでも守る」
リヴァイザー:「聡明な騎士殿。では、私はまた攻め入ることにしましょう。気の向く時に」
リヴァイザー:「今ではありません。今はゆっくりお休みを」
小烏丸:「そうかにゃ」
小烏丸:「騎士は、好敵手を求むるもの…攻め入るならば…相手に…くぁあああぁ…にゃむ」
小烏丸:「にゃろうぞ」
リヴァイザー:そっとあなたの方に手を伸ばしかけて、止める。
リヴァイザー:「はい。では、お邪魔をいたしました」
リヴァイザー:「束の間の微睡みをどうぞ、お楽しみください。サー・クロウ」
小烏丸:「では、また何処かの夢で。高き所より睥睨する君」
小烏丸:「リヴァイザー」
リヴァイザー:優雅に一礼し、また顔を上げると、
リヴァイザー:その姿は掻き消えてしまう。
リヴァイザー:後に、あの不穏なレネゲイドの気配だけを残して。
小烏丸:「こういう時、吟遊詩人であれば…何か…気の利いた歌を…」
小烏丸:そう言いながら、残された不穏な気配にフゥと息を吹きかけて。
小烏丸:再び目を閉じる。
小烏丸:「勇敢な見習い騎士、空を飛ぶ魔術師、竜樹の…なんだろうなアイツは」
小烏丸:「そういう物語でも夢見るとするにゃ」
小烏丸:呟いて。
小烏丸:陽だまりの中で微睡んでいった。
エンディング2 浦戸 龍樹
GM:連続傷害事件は無事解決の目を見た。
GM:もうあの交差点で謎の暴力や呪いに見舞われることはない。
GM:被害者たちも多少の記憶処理を経て、日常へ戻っていった。
GM:そしてあなたはまた、支部長室へと呼び出され、報告を行っていた……。
【小夜名市・科学館あるいはUGN小夜名支部】
洞木 利市:「お疲れ様でした」
洞木 利市:支部長は変わらず穏やかに、あなたを迎えてくれた。
洞木 利市:「いろいろあるけれども……まずはお願いをしていた事件の件は一旦落ち着いたようです」
浦戸龍樹:「はい。事後処理も含めて、収束は見たかと」
洞木 利市:「助かりました。事件そのものもですし、レネゲイドビーイング……はるみちゃんさんを保護できたのも良かった」
洞木 利市:「被害自体は出てしまっていますが、このレベルで抑えられたのは浦戸さんたちの対処のおかげです」
浦戸龍樹:「我々の対応は常に後手になってしまいますからね……その中では、まぁ良い方の結果を掴めたと思います」
浦戸龍樹:「はるみちゃんさんの方も、友人がついていますから。今後についても、きっと大丈夫でしょう」
洞木 利市:「本当にね。望月さんにもいい影響があればいいのですが……」
洞木 利市:「……ただ、気になるのは"リヴァイザー"」
洞木 利市:「目撃情報こそあれ、未だ捕獲はできていません」
洞木 利市:「今回は望月さんを軸に対処ができていたようですが、常に彼女に任せられるとも限らない」
浦戸龍樹:「ミストルティン保有者の数が増えてきているとはいえ、人為的に生み出せるものではありませんからね」
浦戸龍樹:「そもそも、いたずらに発症を望むべきものでもない……謎が多いですから」
洞木 利市:「全くです。彼女たちも、万能の鍵というものでもない……」
浦戸龍樹:命を糧にして生み出すという彼らのアーキタイプが、長期的に見て人体にどのような影響を及ぼすかも分かっていないのだ。
洞木 利市:「ですから」
洞木 利市:「誰かに頼りきりになるというのでもない、あなたたちエージェントひとりひとりの働きが、やはり重要です」
洞木 利市:「浦戸さんは今回特に戦闘面や周囲の牽引に力を発揮していたと聞きます」
洞木 利市:「これからもその力をこちらのために貸してください。そう、神城の方にも報告をしましょう」
浦戸龍樹:「かしこまりました」
浦戸龍樹:……この出向がいつまで続くかは、明言されていない。
浦戸龍樹:残してきた会長の事が心配になる日もあるが……これこそが会長の指示であり、今後を左右するのだと理解している。
浦戸龍樹:支部の皆の事もまた、得難い同僚だとは思っているのは確かだが、あくまでも自分は神城の社員である。
浦戸龍樹:「社に戻れと言われるその日までは。小夜名支部員として、尽力いたします」
洞木 利市:「ええ、その日まで、どうかたくさんお土産を持って帰れるように」
洞木 利市:「どうぞよろしくお願いします、浦戸さん」
浦戸龍樹:「こちらこそ、よろしくお願いします」
浦戸龍樹:深く礼をする。
浦戸龍樹:……地上に降った星は、孤独ゆえに仲間を求めた。
浦戸龍樹:自分と違って、彼女たちには『いつか帰る場所』も存在しないのだろう。
浦戸龍樹:(……それでも)
浦戸龍樹:(やってきた先でのんびりやる、というのは。難しいものなのかな……)
浦戸龍樹:踵を返して、部屋を出る。
浦戸龍樹:報告の類は終わった。侵蝕調整のために、直ちに現場に駆り出されることも今日はないだろう。
浦戸龍樹:くぁ、と小さくあくびをして。
浦戸龍樹:中庭に続くドアを目指して、階段を降っていくのだった。
エンディング3 望月 弥生
GM:はるみちゃんはそのまま支部に保護され、様々な検査や治療を行われた。
GM:現時点では異常な侵蝕の影響はなし、衝動も元に戻っている、とのこと。
GM:今後も定期的な診察や観察を通して様子を伺っていく、という処分になった。
【小夜名市・UGN小夜名支部 休憩室】
GM:落ち着いた調度の部屋の中、ソファにちょこんと少女が座っている。
はるみちゃん:「ふわー……。検査って本当に、いろいろやるんですねえ……」
望月 弥生:「どこが悪いか分からない、仕方ない」
望月 弥生:検査終了のお祝いに買ったオレンジジュースを手渡しつつ、自分もソファに腰かける。
はるみちゃん:「わあい」喜んで受け取る。
望月 弥生:なお、自分もオレンジジュースだ。果汁100%らしい。
望月 弥生:缶ジュースのプルタブを開けつつ、隣の少女に言えてなかった事を思い出す。
望月 弥生:「改めて、おかえり」
はるみちゃん:「! は、はい!」
はるみちゃん:「ただいまです。帰ってこられました」
はるみちゃん:「弥生さんたちのおかげですー!」
望月 弥生:「うん、痛い場所狙っちゃったけど……治ってるみたいでよかった」
望月 弥生:敵の攻撃を避けるために離れたためとはいえ、レッドテンペストを放ったのはやりすぎだったかもしれない。
はるみちゃん:「はいっ、大体は鎖が受けたみたいですし」
望月 弥生:結果的に鎖は破壊出来たが、あれはミストルティンのレネゲイドを混ぜたからであり……そんなに威力を重視しなくても良かった気がする。
望月 弥生:「……でも、痛かっただろうし……」
望月 弥生:「無事でよかった、うん」
望月 弥生:友達を傷つける事でしか助けられない。
望月 弥生:……友達ではなく、"仲間"相手なら何度か行った事があるシチュエーションだった。
望月 弥生:"救う"の意味は、もっと陰惨なものであったが。
望月 弥生:だからこそ、目の前で生きる彼女の姿がとても愛おしく思える。
望月 弥生:と、同時に。
望月 弥生:「これからもリヴァイサーが来るかもしれない、けど」
望月 弥生:「どうしよう、私、四六時中監視が出来ない」
望月 弥生:よく考えたら、自分には学校があるのだ。
はるみちゃん:「あ、そうか。学校とかあるんですよね……。いいなあ」
はるみちゃん:「わたし、格好だけ中学生だから」
望月 弥生:「……!」
望月 弥生:恰好だけ中学生という話を聞き、電流奔る。
望月 弥生:「はるみちゃんも同じ学校に通えば、監視が出来る」
はるみちゃん:「え、え、え?」
望月 弥生:「これは……支部長に進言するべき……」
望月 弥生:「高校の勉強、できる?」
はるみちゃん:「お、お勉強自体したことがない……!」
はるみちゃん:「物理はちょっとわかります、車の速度とぶつかる衝撃とか」
はるみちゃん:「国語も……大丈夫かな?」
望月 弥生:「経験に基づいてる……」物理の得意さを聞いて冷や汗。
はるみちゃん:「英語?とかはあんまりですけど、あの」
はるみちゃん:「が、頑張ったら弥生さんと同じ学校に通えるんですよね」
望月 弥生:「うん」
望月 弥生:「私も、はるみちゃんが一緒だと嬉しい」
はるみちゃん:「うーーー、じゃあ、頑張りたいです!」
望月 弥生:「それに……」
望月 弥生:「一緒の学校に、納家真那も、あなたが救った子もいるらしい」
はるみちゃん:「!」
望月 弥生:「お礼を言う事は……さすがに容認できないと思う、けど」
望月 弥生:「きっと、貴女の話をしている所ぐらい、聞いてもバチは当たらない」
望月 弥生:「……やる気、もっと出た……?」
はるみちゃん:「はいいっ!」
望月 弥生:元気な返事を聞いて、ふふっと少女は笑う。
望月 弥生:知らない場所で一人だけは、やっぱり寂しくて、右も左も分からない。
望月 弥生:事情を知ってる友達が一人、そこに来てくれるかも……なんて思うだけで、こんなに心強いなんて、知らなかった。
望月 弥生:「(納家真那は学年上だし……ね)」
望月 弥生:「じゃあ、支部長に言いに行く」
望月 弥生:「……着いてきて、くれる?」
はるみちゃん:「もちろんですっ! わたしのことですもん」
望月 弥生:1人で行くのは勇気がいるけど、2人で行けば怖くない。
望月 弥生:あのグレイプニルも、そうなりたかったのだろうか?
望月 弥生:だけど。
望月 弥生:「うん、私の友達は渡さないから」
望月 弥生:飲み終えたオレンジジュース片手に立ち上がり、はるみちゃんの手を取る。
はるみちゃん:その手を握り返して、立ち上がる。
はるみちゃん:『わたし』を取り返した幽霊は、友達の助けを得て。
はるみちゃん:もう一歩、さらに前に進もうとしていた。
エンディング4 納家 真那
GM:遠国響子には、他の被害者と同じく記憶処理が施された。
GM:はるみちゃんに襲われた記憶はもう彼女の中にはない。
GM:代わりと言おうか、あなたたちと噂を改変して回ったことは覚えているらしい。
GM:今日も彼女は元気に、大好きな噂や怪談の話を続けている。
【小夜名市立第一高校・教室】
遠国 響子:「ほら、だからね」
遠国 響子:「私が好きなのはオカルトというより、『根も葉もあるフィクション』なわけ」
納家 真那:「ほぉん」
遠国 響子:「怪しげなものばかり追ってると思われるのは心外なんだよね~」
遠国 響子:先ほどまで、UFOの話をずっとしていたくせにそういうことを言う。
納家 真那:「えー、でもあやしーじゃん」
遠国 響子:「UFOは怪しいけど、UFOの噂はあくまで噂であって、怪しくないの!」
納家 真那:「いやいや、噂はあやしーもんだろ!?」
納家 真那:「あんまそうやって深入りすっとなぁ…!!!」言葉が止まる。そうだった、こいつ忘れてんだった。
遠国 響子:「?」
納家 真那:「なんでもない!」
遠国 響子:「変なの」
遠国 響子:「噂だって、ちゃんと広がるまでのアルゴリズムがあるんだから」
遠国 響子:「この間だって、それを利用してほら、書き換えをしたじゃない」それは覚えている。
納家 真那:「ほほう。さすが、噂を広め直した遠国サマが言うと違いますなぁ?」
遠国 響子:「ふふん。納家さんも手伝ってくれてありがとうね」そこはそういう風になっているらしい。
納家 真那:「お、おん…」
納家 真那:そういえば、はたと気づく。
納家 真那:「なぁ、遠国。遠国ってさぁ、いつも放課後、アタシにうさんくさい話聞かせるよなぁ」机に頬杖付きながら
遠国 響子:「え? うん」
納家 真那:「なんで?他にもいんだろ」頭いいとか。大人しいとか。こう、馬の合うやつがいるはずだ
納家 真那:「…こう、さぁ。口悪いし、頭よくねぇし」
納家 真那:「不思議だなーって」
遠国 響子:「……うーん」
遠国 響子:「そうね、不思議。だけど」
遠国 響子:「納家さん、ちゃんと聞いてくれるじゃない。相づち打ってくれたりして」
納家 真那:「そやんな」
遠国 響子:「それそれ」
遠国 響子:「それがね、なんていうか……ちょうどよかったのかな」
納家 真那:「ほぉん」
遠国 響子:「一緒に盛り上がるなら同好会の子がいるし、他の子は結構馬鹿にしてくるし」
遠国 響子:「そうなんだ、って聞いてくれる子、貴重な気がする」
納家 真那:「ほぉ~~~ん」ぐでん、と机にのびる
納家 真那:「なんだよぉ~~~友達だからじゃないのかよ~~~」
遠国 響子:「え?」
遠国 響子:「あれ」
納家 真那:「え?」
遠国 響子:「あの、その……」
納家 真那:「な、なんだよ」
遠国 響子:「それはね、前提、で」照れたのか、少し声を小さくする。
納家 真那:「ゼンテイ!?」
遠国 響子:「そうだよ。私だって……」
遠国 響子:「納家さんのこと、友達だってずっと思ってるよ」
納家 真那:「えーー!!!じゃー響子チャンって呼ぶー呼ばせろぉ!」机を掴んでガタガタ揺らす
遠国 響子:「ええっ何それっ、いや、嫌じゃ全然ないけど」
遠国 響子:「嫌じゃ……ないけど……!」顔を赤くしている。
納家 真那:「なんだなんだ?響子チャン、照れちゃってるのかぁ?」
遠国 響子:「照れるよ! 親だって響子呼びなんだから!」
納家 真那:「なるほど。良いことを聞いちまったぜ。覚えておこ」
遠国 響子:「ううう……そしたら」
遠国 響子:「ま、真那、ちゃん……?」
納家 真那:「んー?」嬉しそうににまにま
遠国 響子:「ギャーこっちが照れるわ」
納家 真那:「そっちが照れるんかい!」
遠国 響子:顔を押さえている。それでも、笑っている。
納家 真那:「……ん。いい顔!」ようやく取り戻せた気がする
納家 真那:忘れられて悲しい気持ちは、少しある。でも。色んなものに気づけたから。
納家 真那:「じゃー響子チャンの連絡、レインに登録しときてーなー、したーいなー」あちこち角がぼろついたスマホを取り出した
遠国 響子:「もー、仕方ないなあ」言いながら自分も新しめのスマホを取り出す。
遠国 響子:何やら怪しげなシールでデコってある。
納家 真那:あちこちごちゃついたスマホのアイコンの中から、ひとつを探し出す。リストはオヤジと、悪ガキどもばっかり。
納家 真那:最近追加した、望月の次に新しい名前がぽんっとリストに入れられた。
納家 真那:「…よし。あとはー…あれだ。あれ」
納家 真那:「ノート!今日も!!貸してください!!」
遠国 響子:「またー!?」
遠国 響子:自分も登録をしてから、仕方ないなあという顔に。
遠国 響子:「……話、聞いてくれてるから。……いや」
遠国 響子:「そうじゃなくて」
遠国 響子:「友達だから」
遠国 響子:「貸してあげます」
遠国 響子:差し出す。
納家 真那:「お、おん…」
納家 真那:何かを対価にしてもらうんじゃない、あったかいやりとり
納家 真那:「えっと……さんきゅな!」
納家 真那:こういうのを、日常っていうんだろうか。またひとつ、アタシはマトモになった気がする。
遠国 響子:「あ、そろそろ同好会の方行かなきゃ」鞄を持ち上げる。
納家 真那:「おん。楽しんで来い~」
納家 真那:「あぶねぇところ行くときは呼べよ!」
遠国 響子:「そんなとこ行かないって」忘れている。
納家 真那:「ん」それでいい
遠国 響子:「じゃ、また明日ね。……真那ちゃん」
遠国 響子:そのまま、教室から出ていく。
納家 真那:「…おう!また、明日な。響子」
納家 真那:しばらく、アイツが出てった廊下と教室の境目を見つめる。いつもの遠国だ。よかった。
納家 真那:手元には遠国がいつもみたいに貸してくれた…いつもじゃないか。友達の貸してくれたノート。
納家 真那:「同じように見えて、変わってくもんなんだなぁ…」
納家 真那:ぱらぱらとページをしばらくめくり、閉じて。机の中からひとつの紙を取り出す。
納家 真那:「お"ん"……どうすっか、これ…」
納家 真那:ちょっと前にもらった、進路相談の紙。第一志望の枠に書いたイビツな『騎士』の文字とにらめっこする
納家 真那:その上には、先生から赤ペンで二重線の否定!!こっちは真剣なのに!!
納家 真那:いやいや、誰かを守ることがダメなんじゃない。たぶん、表現が悪かったんだろう。うん。
納家 真那:「よぉし」黒えんぴつをクルクル回す。ちょっと頭を使ってみるか。
納家 真那:「(浦戸センセはまとめるの、上手かったなぁ)」てきばき言葉が出てくるんだ、すげぇ
納家 真那:「(望月はめちゃくちゃ、相手に寄り添うの上手かったし)」タイミングがいいんだよなぁ、すげぇ
納家 真那:上手くまとめて、言葉を変えてみる。めげずにちょっと、相手に寄り添ってみる。
納家 真那:コタツの中では、猫を踏んじゃいけない。先生のイヤなところを踏まないように。
納家 真那:「どーよ!えーと、これが改訂ってやつだな?……いや違うのか?」
納家 真那:満足げにヘタクソな文字がつづったのは、『ケイサツ官』
納家 真那:できるかわかんないし、他の道にいくかわかんない。でも。
納家 真那:「まっ。願うのだけは、自由だよな!」あの改訂女だって、それでいいと思う!
マスターシーン3
【小夜名市 小夜名第一高校 廊下】
遠国 響子:ふと思い立ち、窓辺に寄り掛かってスマホを見る。
遠国 響子:学内のSNSコミュニティを開いて、あれこれ話題を探って。
遠国 響子:噂について調べるのは、いつもとても楽しいことだ。
遠国 響子:(あれ? これ)
遠国 響子:見覚えのある内容が書いてある。三丁目の交差点の幽霊の話。
GM:「知ってる?」
GM:「三丁目の交差点に、幽霊が出るんだって」
GM:「うっかり現場に見に行ったりしたら……」
GM:「優しい幽霊に遭っちゃうんだよ」
遠国 響子:無事広まってるな、うん、と微笑んで別の画面に移動しようとして……。
遠国 響子:ふと気づく。見たことのないアカウントが返信をしている。それしか投稿がない、捨てアカだ。
GM:そこにあったのは、「ありがとう」の一言。
遠国 響子:それが誰か、なんて気づくはずもなく。
遠国 響子:少し首を傾げてスマホをしまう。
GM:そんな、なんでもないある日の出来事。
GM:あなたたちが取り戻した、日常の一欠片。
GM:赤を入れられた噂は、形を取り戻し、そして……。
GM:変わりゆくことがあっても、消え去ることはないのだろう、きっと。
ダブルクロス The 3rd Edition『レッドペンシル・ゴーストストーリー』
Fin.