楽園
メイン 見学
PC1:迷路 ハル(キャラシート)PL:りっとく
PC2:望月 星奈(キャラシート)PL:北山水
PC3:東雲 蓮太(キャラシート)PL:MAO
PC3:波多野 次郎(キャラシート)PL:さささ
GM:優水
本作は、「冒険企画局」が権利を有する『シノビガミ』の二次創作物です。
公式シナリオのネタバレが含まれます。お読みの際は注意と配慮をお願いします。
目次
プリプレイ
GM:では、シノビガミ『楽園』始めて行きましょう!
GM:まずは自己紹介から!
GM:PC1、迷路さんから行きましょう。

つやメーカー
キャラシート
迷路 ハル:はーい
迷路 ハル:迷路(まよいじ)・ハル、17歳の二年生です。
迷路 ハル:凛とした姿勢と穏やかな物腰で、どちらかというと女子人気が高いタイプの女子。
GM:かっこいい子!
迷路 ハル:家庭の事情で幼少期に男として振る舞っていた時期があり、その経験から自分には可愛いものは似合わないと思っています。
迷路 ハル:あまり自己主張をしたがらず、みんなが幸せそうならいい、みたいな顔で微笑んでおります。
GM:ちょっと薄幸そうでもある
迷路 ハル:戦闘スタイル的なところも語っちゃっていいんでしたっけ
GM:いいですよ!
GM:キャラシはこの時点でオープンなので奥義とかについて言わなければOK
迷路 ハル:はーい!
迷路 ハル:「血社」という吸血鬼の血族であり、メイン攻撃手段の血騰はダメージと共に重傷というBSも与えます。
迷路 ハル:武芸で命中を底上げ、プロットのズレは無拍子で揃えて、余裕があれば吸精で回復もする
GM:重傷、地味に辛い奴
迷路 ハル:血を吸ったり吸わなかったりしていきたいと思います。PLはりっとくです!よろしくお願いします~!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウトを見て行きましょう
PC1:迷路 ハル
あなたは、清陵学園に通う普通の生徒だ。
あなたの【使命】は文化祭を無事終わらせることだ。
GM:文化祭が無事終わらないなんてことあるんですかね
迷路 ハル:なんて平和なハンドアウトなんだ。これは平和なシナリオに違いないぜ
GM:そう。きみは普通の生徒であり
GM:忍者とかいう謎の存在ではない……
GM:忍者なんてカートゥーンの中の存在ですからね
迷路 ハル:現実にいるわけないじゃないですかー
GM:ねー
GM:というわけでよろしくお願いします!
迷路 ハル:お願いします~!
GM:では、PC2!望月さん行ってみましょう

キャラシート
望月 星奈:はぁい♡
望月 星奈:望月 星奈(もちづき せいな)です!星奈も高校2年生だよ!
望月 星奈:しの、び……?星奈。コスプレとかしたことないよ~?
望月 星奈:ぶりっ子な性格の女の子。だけど誰かを蹴落としたりするタイプではなく、みんなもかわいい~星奈もかわいい~♡なタイプです
望月 星奈:みんなのことも全肯定でかわいがるふんわり癒し系女子です(自称)
GM:天使だ
望月 星奈:積極的にいろんな子に絡んでいくタイプの子です。もしかしたらちょっと噂好きだったり……?
望月 星奈:そして、戦闘スタイルですが……戦闘ってなんでしょうか?
望月 星奈:なんと、接近戦攻撃しかできません!
GM:なんなんでしょうね?
GM:わあ!
望月 星奈:その代わりに、情報戦でいっぱい頑張ります。夜見や目付を使っていっぱい情報をゲットします
GM:情報キャラ!つよいぞ
望月 星奈:星奈が奥義情報つかんで共有するから、星奈のこともまもって♡
望月 星奈:だれか、お友達になってくれる子いるかなぁ……?
GM:大丈夫、同好会の仲間がいる!
望月 星奈:そう、みんな仲間だもん♡
GM:そんな望月さんのハンドアウトは……見てみましょう
望月 星奈:は~い
PC2:望月星奈
あなたは、清陵学園に通う普通の生徒だ。
あなたの【使命】は自分にとってかけがえのない仲間を守ることだ。
GM:ふむふむ!
望月 星奈:星奈がまもるもん、ほんとだよ?
GM:頼もしい、きっと守ってくれるに違いない
望月 星奈:普段はこんな様子なので、何を守るの?って状態ですが、守っていけたら…と思います?
望月 星奈:PLは北山水です。シノビガミが数年ぶりのため、本当に初心者気分でやっていくことになりますがよろしくお願いいたします!
GM:よろしくお願いします!GMもいつも初心者きb……初心で頑張って行きたいと思います
GM:では、PC3!東雲くん。

キャラシート
東雲 蓮太:「………………」
東雲 蓮太:東雲 蓮太。
東雲 蓮太:県下一の進学校、清陵学園の天文部に所属する高校三年生。
東雲 蓮太:武張った風体に加え寡黙。率先して人の輪に加わるタイプではありませんが、忌避したり乱すようなこともしない普通の高校生です。
東雲 蓮太:威圧感のある風体から初見の人間に引かれることも多いのですが、その実率先して空いた食器を片付けたり、悩んでる子がいればそれを部長に示唆したりするタイプです。
東雲 蓮太:部活に連なる活動では野外での夜間観測を好み、単独で登山やキャンプを行ったりなども。
GM:寡黙男子だ
東雲 蓮太:生徒としてのフレーバーはこんな感じですです。
GM:やだなあ、生徒に決まってるじゃないですか
東雲 蓮太:そしてシートここで開示だったとはw
東雲 蓮太:えーっと。ハグレモノで攻撃手段は【春香】、王道忍術ですね。
東雲 蓮太:そしてハグレモノなので当然【影分身】も取得しています、こっちも王道忍術ですね。
東雲 蓮太:上手に使えたら御喝采とゆーことで、はい。
東雲 蓮太:そんな訳で初シノビガミとなります。
東雲 蓮太:色々とわたわたしてしまうかもしれませんが、微笑ましくお目こぼしいただけましたらば幸い。
東雲 蓮太:PLはMAOです。よろしくお願いしま~す。
GM:よろしくお願いします!ではハンドアウトはこちら。
PC3:東雲蓮太
あなたは、清陵学園に通う普通の生徒だ。
あなたの【使命】は文化祭を成功させることだ。
GM:絶対成功させような!
東雲 蓮太:「そうだな」
GM:では、次行きましょう。PC4!波多野くん!
波多野 次郎:「わーい、どうもー。準備万端ですよっ!」

キャラシート
波多野 次郎:好奇心いっぱい、いつも何かに興味津々、波多野次郎(はたの・じろう)、高一です!
波多野 次郎:身長160、子供っぽい見た目で、後輩としてかわいがられるのは好きですが、子ども扱いは嫌らしいです。
波多野 次郎:最近怪我をしてたカラスを拾ったら懐かれちゃって、たまにくっついてきます。
波多野 次郎:特に天文の歴史に興味があります! あっあと部内の人間関係とかちょー気になります!
波多野 次郎:そんなこんなであっちこっちに首を突っ込んでいたら、あっという間に学内に顔が知られてしまった……(背景:有名)。
GM:キュートだ
波多野 次郎:えっへっへ
波多野 次郎:あと、隠忍は凶尾の出身ってカンペに書いてある。何がなんだろ。さっきのカラスくんは【飯綱】でゲットした忍鴉ですって。
波多野 次郎:あとなんか生命点を喪ったら【飛魂】で間合いの広い接近戦攻撃をしてきたり【逆鱗】で達成値が増えたりするらしいので、
波多野 次郎:なんかあった場合、手を出されてからの方が強くなるタイプ。仲良くしましょうね。
GM:仲良くしようねー
波多野 次郎:ねー
GM:では、ハンドアウトをどうぞ!
PC4:波多野次郎
あなたは、清陵学園に通う普通の生徒だ。
あなたの【使命】は同好会メンバーの好きな人が、
誰なのかを調べることだ。
波多野 次郎:うおーーーー!
波多野 次郎:ちょうしらべる
GM:調べて行きましょう
波多野 次郎:やるぞっ
GM:では……ハンドアウトも行き渡ったところで……NPC紹介!

水波カオル:「はーい!天文学同好会会長の水波カオルだよ!」
水波カオル:「みんなで仲良く!文化祭、がんばろうね!」
水波カオル
あなたは、清陵学園に通う普通の生徒だ。
あなたの【使命】はみんなで楽しい時間を過ごすことだ。
水波カオル:楽しく過ごすぞー!おー!
GM:そして……

諸星真琴:「……諸星真琴だ。紹介、これでいいか?」
諸星真琴:どこか無気力な少年。
諸星真琴:いつも早く家に帰りたがっている。
諸星真琴
あなたは、清陵学園に通う普通の生徒だ。
あなたの【使命】は早く家に帰ることだ。
諸星真琴:文化祭はわかったから……帰らせてくれ……
GM:NPCの二人は三年生です。もう卒業間近なわけですね。
GM:きっと受験もあるし、文化祭が終わったら自由に遊ぶこともできないでしょう。
GM:なので、たくさん思い出を作ってあげたいですね。
GM:では、最後にトレーラー?的なものを貼って、導入に移って行きましょう。
今日は九月三十日。みんなで楽しみにしていた高校の文化祭の前日だ。
ここ、清陵学園は県下一の進学校。
文化祭の時だけは皆も羽根を伸ばして楽しむ日。
そして、もしかしたら─── 想いを、伝える日。
導入1
GM:暗がりに、一人と、四人の影。
GM:一人で四人に向かい合う人物は、彼らより階級が上のようだ。
上忍:「聞いているものもいるかもしれんが───」
上忍:「『月読』と名乗る忍者が護衛の手練数十人を倒し、秘伝書を奪った」
上忍:「秘伝書に記された忍法が使われる前に、『月読』を倒し、秘伝書を回収せよ」
GM:そう厳かに上忍が告げると、四人の影───忍者は、肯定の意を示し、暗闇の中に消えて行く。
導入2
GM:県下一の進学校、清陵学園。
GM:今日は、文化祭前日。学校中に浮かれた空気が漂っている。
GM:授業は休み。君達は、天文学同好会の会室に直行する。
波多野 次郎:「おっはようございまーすっ」バーン!とドアを開いて登場する。
迷路 ハル:「おはよう、波多野くん。ドアは静かに開けようね」
波多野 次郎:「あっ迷路先輩だ。ラッキー」誰がいてもラッキーって言う。
迷路 ハル:既に部屋にいた少女が、注意しつつもほほえましそうに後輩を見る。
波多野 次郎:「わかりましたあ」締めるのは静かに締めるよ。
波多野 次郎:「何してたんですか? 準備捗ってますか?」
波多野 次郎:とっとこ中に入って行く。
迷路 ハル:「展示する資料を軽く再確認していただけだよ」
迷路 ハル:「そろそろみんなも来るだろうし……」
望月 星奈:「みんな~おっはよ~!!!」先ほどの注意が意味をなしてないような。先輩による、バーン!とドアが開く音がする
波多野 次郎:「あーっ、望月先輩」
波多野 次郎:「ドアは静かに開けないとダメなんですよっ」いけしゃあしゃあ。
迷路 ハル:「おはよう、望月さん」苦笑いしている
望月 星奈:「あ~ごめんねぇ!とっておきのお話があってみんなに早く持ってかなきゃって思ってぇ!」
波多野 次郎:「えーっなんだろなんだろ」
東雲 蓮太:「そのままでいい、望月」
東雲 蓮太:少女の後ろから、大きな段ボールを2つほど抱えた最上級生がのそのそと入って来る。
望月 星奈:「えっとね、えっと…って東雲先輩!」
迷路 ハル:「東雲先輩も。おはようございます」
諸星真琴:「とっておきの話はいいから……静かにしろ……」教室の後ろの方から気だるげな声がする。
東雲 蓮太:「早いな。迷路、波多野」
諸星真琴:椅子を並べて長椅子のようにしてその上で寝転がっている。
波多野 次郎:「ぴゅって来ました」ぴゅっという手つき。
波多野 次郎:「諸星先輩また寝てるー」
東雲 蓮太:備品やらがぎっしりつまったそれを軽々と持ち上げ、ロッカーの上へと追いやる。
水波カオル:三度。教室のドアがスパーン!!と開かれる。
水波カオル:模造紙を抱えた会長だ。
水波カオル:「みんな、集まってる?集まってるよね?」
波多野 次郎:「ドアはお静かにー」一応言っとく。
水波カオル:「あっ、真琴!またサボってる!」
水波カオル:「えっ、あっ、ごめん」ドアをそろそろと閉める。
迷路 ハル:「会長……」ずっと苦笑いをしている
東雲 蓮太:「──────」
東雲 蓮太:段ボールの手頃なところを千切って、引戸の接触部へと備品のテープで貼り付ける。
望月 星奈:「ドアさん、いっぱいがんってやって傷ついちゃったぁ…星奈反省っ」
水波カオル:「あ、蓮太、ありがと……こっちはマメなんだからもう」
東雲 蓮太:「壊れないにこしたことはない」
東雲 蓮太:「──で、望月と水波は話があるのか?」
水波カオル:「それでね、みんなに報告なんだけど───えっ星奈ちゃん?」
望月 星奈:「そうですよぉ。今回の文化祭の出し物で、クレープがお安いのと、バリエーションいっぱいで販売するからぁ」
望月 星奈:「みんなの好きな味買っていきたいなぁって思って、はやく聞きたかったんですよぉ!」
水波カオル:「そりゃ一大事!私はねえ、抹茶!」
波多野 次郎:「あんこ系のやつー」
迷路 ハル:「私は……いちごかな」
東雲 蓮太:「……素のやつだな」
東雲 蓮太:※プレーンクレープなどと言うしゃれた名称は知らない
迷路 ハル:「ああ、シュガーだけのやつもシンプルでおいしいですよね」
望月 星奈:「はぁい♡東雲先輩はバターシュガーですかぁ?それともプレーンでいいのかなぁ」
東雲 蓮太:「甘くない方だ」
諸星真琴:「生クリーム」
迷路 ハル:(シュガーすらいらないんだ……)
望月 星奈:「抹茶と、あんこ…はあんこ生クリームと、イチゴは、イチゴチョコクリーム!プレーンと、生クリーム!」
望月 星奈:「星奈が責任もって買ってきますねぇ♡」
東雲 蓮太:「──自分の分はいいのか?」
望月 星奈:「星奈は迷っちゃうからぁ、今は保留なんですっ!」
東雲 蓮太:「そうか」
望月 星奈:「はいっ!で、ごめんなさい!水波先輩のお話ってなんですかぁ?」
水波カオル:「そう!なんとなんと!」持ってきた大きな紙を広げる。
水波カオル:そこには一面に星が描かれていた。
水波カオル:「巨大星図ポスター!!用意できちゃったんです〜〜!!」
迷路 ハル:「おおー」ぱちぱち
波多野 次郎:「わーっ、すごー!」
望月 星奈:「わぁ~!」
諸星真琴:「おー」椅子に腰掛けて遠くから見ている。
東雲 蓮太:「大したものだな」
水波カオル:「これで一杯見学者の人呼べるよ!そしたら会をもっと盛り上げられるね」
水波カオル:「みんなも、自分の担当する出し物は進んでるかな?」
水波カオル:「何かあったら真琴と一緒に手伝うからねー」
諸星真琴:「おい、何で俺が……」
東雲 蓮太:「これはどこに張り出すんだ、水波?」
東雲 蓮太:それなりの大きさだ、張り出すにはそれなりのスペースが居るだろう。
水波カオル:「んーとね、廊下の壁!ちゃんと傷のつかないテープとかも買ってきたから」
水波カオル:「いい感じに貼り出せると思う!」
迷路 ハル:「いいですね。遠くからでもよく見えそうですし」
東雲 蓮太:「2階の渡り廊下がいいかもしれん。人がよく通る」
望月 星奈:「看板代わりにもなりますよねぇ!これだけ大きいといっぱい人の目に入っちゃう♡」
水波カオル:「次郎くんはどう思う〜?」
波多野 次郎:「アピールばっちりっすよ! なんかロマンチックな感じもするし」
波多野 次郎:「あ、僕、この前で写真撮ったらいい感じの仲になれるって噂流してきましょうか!」
水波カオル:「イイネ!じゃあこれ貼り出すの私と真琴でやっておくから」
水波カオル:「みんなも展示の準備どんどん進めて!」
迷路 ハル:「わかりました」
波多野 次郎:「しゃー! はーい!」
迷路 ハル:「みんなで、いいものにしましょうね」
東雲 蓮太:「ああ」黙々と、自分の展示準備に移る。
東雲 蓮太:こちらが早く終われば、他の展示を手伝えるだろう。
望月 星奈:「うん、絶対いい思い出のものにしようね♡」
波多野 次郎:自分の展示そっちのけで噂のことを考えてワクワクしている。
迷路 ハル:部屋を出ていく会長の姿を、一瞬だけ目で追って
迷路 ハル:何事もなかったように自分の作業に戻ります。
GM:では、皆さんにはペルソナ『告白』をお配りします。
『告白』
偽装
あなたには、好きな人なんていない。
GM:これは当然、表向きのもので……
GM:真実はこう。
真実:この【真実】を修得したとき、自分以外のキャラクター一人を目標に選ぶ。
この【真実】が公開されると、【真実の】持ち主は、目標に対して、「愛情」の【感情】を獲得する。(すでに何らかの【感情】があれば、変更される)。
ゲーム終了時、自分とその目標が互いに対して同じ【感情】を持っていれば、
この【真実】の持ち主は、功績点を2点獲得する。
GM:ちょっとややこしいのですが、平たくいうとですね。
GM:みなさん、PC4人とNPC2人にはそれぞれ想い人がいます。
GM:で、この好きな人が誰か、をそれぞれで決めてもらうんですね。
GM:勿論それはここにいない人物ではなく、登場しているキャラクターから一人、になります。
東雲 蓮太:導入2に登場していたPC4人、NPC2人のうち、自分以外という感じですね、ふむふむ。
GM:で、これは調査によって【真実】(秘密とランダムで選択される)が開いた時、好きな人がバレます。
GM:バレたら、好きな人相手に愛情の感情を獲得!
GM:これはすでにある感情を上書きします。
GM:で、互いに愛情を持ってたりすると……『告白』成立!晴れてカップルとなるわけですね。
GM:はい、これが重要な理由が……ひとつあります。
GM:プライズ「文化祭の思い出」のハンドアウトを発表します。
プライズ「文化祭の思い出」
このプライズは、文化祭を通じてできるかけがえのない思い出である。
一番最初に【告白】の条件を満たした者が獲得する。
このプライズを獲得した者は、その【秘密】を見ることができる。
「情報共有」は発生しない。
GM:つまり、告白を最初に成立させた人がこの秘密を見ることができるわけです。
GM:気になりますよね?
GM:是非、告白の成立を目指してください!
GM:それでは、みなさんは、自分の好きな人を決めて、こっそりGMにディスコードで教えてくださいね。
GM:まだ表で話しちゃだめよ!
迷路 ハル:・×・
東雲 蓮太:えっと、理解としては。例えば私がAさんに対してのペルソナを設定した場合。
東雲 蓮太:誰かに調査された場合、HOの秘密かこのペルソナの真実がランダムで開いてしまって。
東雲 蓮太:ペルソナの真実が開いてしまったら好きな子がバレてしまって私が「Aさんに対する愛情の感情をゲットする」で大丈夫でしょうか?
GM:そうですね、その理解であっています!
東雲 蓮太:ありがとうございます。
東雲 蓮太:で、その後もしAさんが私に対してもペルソナを設定していた場合。
東雲 蓮太:それが開示された場合に告白条件が満たされたので、プライズの「文化祭の想い出」の秘密を観る権利を得られる、かな。
GM:ペルソナ、というか【告白】と考えていただいた方が理解しやすいかな?
GM:つまり両思いになったらプライズ「文化祭の思い出」を得ることができ、秘密を見ることができます。
GM:これは最初に告白成立した人にのみ渡されます。
東雲 蓮太:了解です、おおまかには理解できたかと。ありがとうございます。
東雲 蓮太:つまり漫画チックに一方通行片思いの輪ができてしまうと、誰も観れないと。
GM:というわけで、告白対象が出揃うまでしばしお待ちください。
GM:ふふ……出揃ったぜ。告白対象がな。
GM:では、メインフェイズに移って行きましょう。
サイクル1 マスターシーン
GM:で、シーンなんですが…
GM:まず、マスターシーンが入ります。
望月 星奈:ほう
諸星真琴:行動するのは……俺だ。
諸星真琴:誰をシーンに呼ぶか……無論、呼ばなくてもいいが
諸星真琴:choice[迷路,望月,東雲,波多野]
ShinobiGami : (choice[迷路,望月,東雲,波多野]) → 迷路
迷路 ハル:御呼ばれしました
諸星真琴:迷路を呼ぼう。
GM:ドラマシーンでは、GAST(学校シーン表)を使用します。
諸星真琴:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(5) → 校舎の屋上。一陣の風が吹き、衣服をたなびかせる。
GM:では……
GM:校舎の屋上。この学校の本棟は出入りが自由にできる。とても高い柵に覆われ、君達は守られている。
GM:君は、諸星に呼び出され、ここにやってきていた。
諸星真琴:「待っていたぞ、迷路」
迷路 ハル:「諸星先輩、お疲れ様です。……何かありましたか?」
諸星真琴:「……そうだな。何かあったといえばあるし、何もなかったといえばない」
諸星真琴:「ただ、俺は……ちょっと、調べたいことがあってな」
迷路 ハル:「……?」困惑
諸星真琴:「その調べ物に付き合ってほしい」
諸星真琴:「お前の内心……とかな」
迷路 ハル:「え……?」
諸星真琴:情報判定を迷路さんに対して行います。
諸星真琴:そうだな……内心に潜む敵がいないかを見る……見敵術で。
諸星真琴:SG>=5 (判定:見敵術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
諸星真琴:雑魚め……
迷路 ハル:ほっ
諸星真琴:しばらく君の目を覗き込んでいたが、
諸星真琴:ふう、とため息を吐く。
諸星真琴:「お前の心は、強く鎧われているようだ」
諸星真琴:「その一片も俺に見せないとはな」
迷路 ハル:「……そんなことは……いえ」
迷路 ハル:「そうなのかも、しれませんね」
迷路 ハル:「とはいえ、先輩に悪感情があるとか、何かのお邪魔をしたいというわけではありませんから」
迷路 ハル:「私にできることでしたらお手伝いしますので、言ってくださいね」
諸星真琴:「ああ……それは、ありがたい話だ」
諸星真琴:「また何かあれば、頼らせてもらう」
諸星真琴:「ではな」
諸星真琴:そう言って屋上を去って行く。
迷路 ハル:「…………」その姿を見送って
迷路 ハル:(これは……よかった、のだろうか)
迷路 ハル:私の心は、まだどこかに壁を作っている。
迷路 ハル:それは……よいこと、なのだろうか。考えても、今は答えは出ない。
シーン2:波多野 次郎
GM:では、シーン表を振っていただいたりしつつ
GM:呼びたい人を呼んだり呼ばなかったりしてね
波多野 次郎:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(4) → 誰もいない体育館。バスケットボールがころころと転がっている。
波多野 次郎:ちょっとまってね
波多野 次郎:オッケー、大丈夫です。人は呼ばないことにします。
GM:りょ!
波多野 次郎:ふらふらとあちこち賑やかな校舎を歩き回って、誰もいない体育館にたどり着く。
波多野 次郎:「……あれ。誰かしら練習してると思ったんだけどな……。噂流したりしたいのにさ」
波多野 次郎:「まあ、それはそれでいっか」ひょっこりと、陰から一羽のカラスが現れる。
波多野 次郎:「お前ほんと頭いいよなあ。どういうやつなんだろうね」
波多野 次郎:嘴には何かがくわえられており……。
波多野 次郎:というところで、情報判定をしたいです。鳥獣術使用します。
GM:OK!
GM:目標は誰かな?
波多野 次郎:悩むが……望月星奈さんで
GM:はーい!判定どうぞ!
波多野 次郎:2D6>=5 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
波多野 次郎:よしよしよし
GM:では…
GM:choice[秘密,真実]
ShinobiGami : (choice[秘密,真実]) → 秘密
波多野 次郎:おっ
GM:では次郎くんには望月さんの秘密が渡ります。
GM:送りました!
波多野 次郎:受け取りました
波多野 次郎:で、なんですけど
GM:はい
波多野 次郎:判定に成功したので、このタイミングで奥義を使用します。
GM:おお
波多野 次郎:
■奥義
《八咫之羽衣》
指定特技:鳥獣術
効果 :追加忍法/巡らし/回数制限
波多野 次郎:
波多野 次郎:使用する忍術は【闇神楽】。指定特技は鳥獣術です。
GM:OK!やっちまいな!
波多野 次郎:まず最初に器術の生命点を1消費するのですが、ここで【逆鱗】の効果が発動します。
波多野 次郎:以降全ての判定の達成値が+1されます。ということはこの判定にも乗るはずです。
GM:乗りますね
波多野 次郎:で、判定だー!
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 9[4,5]+1 → 10 → 成功
波多野 次郎:成功!
GM:ちなみに対象は!
波多野 次郎:あっちょっとまってね
波多野 次郎:判定成功でもう一度情報判定を行うことができる、だから
波多野 次郎:闇神楽の判定は対象なしだったはず
GM:あ、なるほどね
GM:じゃあ情報判定はここからか
波多野 次郎:で、もう一度情報判定で……うーん
波多野 次郎:水波カオル会長かな……悩むが……
GM:OK!
波多野 次郎:特技は、まあ流れでまた鳥獣術にします!
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 9[4,5]+1 → 10 → 成功
波多野 次郎:よしよしよし
GM:choice[秘密,真実]
ShinobiGami : (choice[秘密,真実]) → 真実
波多野 次郎:そっちか!
GM:はい では……
水波カオル:私の告白の相手はねえ
水波カオル:迷路ハルちゃん、だよ!
波多野 次郎:わお
GM:これで次回対象にしたときは必ず秘密が開きます。
波多野 次郎:了解!
波多野 次郎:こちら判定は以上です
GM:では、締めのロールをお願いします!
波多野 次郎:「……ふーーん」
波多野 次郎:「なるほどねえ、わかんないけど、ちょっとわかったかなあー」
波多野 次郎:カラスは小さく首を傾げている。
波多野 次郎:「いやいや、しかし人間関係面白いね。まさかまさかだよね」
波多野 次郎:「……つい、夢中になっちゃうな」
波多野 次郎:「そんなことしてていいのか、全然わかんないのに、ね」
波多野 次郎:カラスの羽を撫でてやる。そのまま、体育館を去る。
波多野 次郎:床にはただ、ボールだけが、転がっている。
シーン3:迷路ハル
GM:では、シーン表と登場希望人物をお願いします!
迷路 ハル:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(8) → 学食のカフェテリア。生徒たちがまばらに席につき、思い思い談笑している。
GM:いいですねカフェテリア
迷路 ハル:ではもしよろしければ望月さん、出てもらえますか
望月 星奈:はぁい
迷路 ハル:女子会をしましょう
GM:では
迷路 ハル:準備の合間に小休憩をとっている。
迷路 ハル:「ふう……望月さんの方はどう? あまり根詰めすぎないようにね」
望月 星奈:「星奈は大丈夫だよ☆時々、ゆーっくりお休みしてるから!」と言って、自身の展示物である、羊毛フェルトを使った星座の逸話に関するキャラの置物を並べている
望月 星奈:「ハルちゃんもしっかり休憩とってえらいぞ!」
迷路 ハル:「ふふ、ありがとう。かわいいね」ふかふかのいのちたちだ
迷路 ハル:「望月さんは……すごいなあ」
望月 星奈:「なんでぇ?」
迷路 ハル:「クレープのこととかもそうだけど。みんなのことをよく見てて、なんにも躊躇なく絡んでいくでしょう」
迷路 ハル:「でもそれが押しつけがましくなくて……いてくれると、場が和むから」
迷路 ハル:「私にはできないことだから。すごいなあって」
望月 星奈:「えへへ……ありがと♡」受け取られた言葉は素直に受け取りつつも
望月 星奈:「でも、ハルちゃんのことも星奈すっごくすごーいって思ってるんだよ?ほんとだよ?」
望月 星奈:「ずっとまじめにこつこつと、勉強だって文化祭の準備だってちゃんとしてるしぃ」
望月 星奈:「星奈は結構突っ走っちゃうから、しっかり周りの様子を観察して分析してなんてことできないしぃ」
望月 星奈:「そんな素敵なものいっぱいもってるハルちゃんも星奈、すごいとおもうなぁ?」
迷路 ハル:「え……あ、……ありがとう」
迷路 ハル:もにゃもにゃと制服のリボンを弄っている。照れている。
迷路 ハル:「私なんてそんな、褒めてもらえるような人じゃないけど……」
迷路 ハル:「そんなこと言ったら、望月さんに失礼、だよね」
迷路 ハル:「うん。ありがとう」はにかんで受け取る
迷路 ハル:ではこのへんで望月ちゃんと感情判定をしたいと思います
望月 星奈:はぁい!
迷路 ハル:特技は、素敵な言葉をもらったことを大事にしたい言霊術で。
GM:どうぞ!
迷路 ハル:2D6>=5 (判定:言霊術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功
迷路 ハル:あぶえ
GM:では、EM振ってください
GM:お二人ともね
迷路 ハル:EM
GM:ちがうわ
GM:ETだっけ
望月 星奈:ET
ShinobiGami : 感情表(6) → 狂信(プラス)/殺意(マイナス)
迷路 ハル:ET
ShinobiGami : 感情表(1) → 共感(プラス)/不信(マイナス)
望月 星奈:嘘やろ?
GM:wwwww
迷路 ハル:oh
迷路 ハル:こちらは共感で取ります
望月 星奈:狂信(笑った顔かわいい~☆ファンガになっちゃお♡)
迷路 ハル:ファンできちゃった
望月 星奈:ファンとはファナティックである
GM:やったね
GM:では、締めへどうぞ〜
迷路 ハル:「……そっか」壁を作っていたのはこちらの勝手で。まっすぐに、対等な友として見ていてくれる人がいる。
迷路 ハル:少しだけ、肩の力が抜けたようで。
迷路 ハル:「ありがとう」噛みしめるように、同じ言葉を繰り返した。
望月 星奈:「うん!」満面の笑みで、感謝への返事を行ったのち
望月 星奈:(……笑った顔かわいい~!こんなかわいい顔向けられたらたまんないよ~!ファンになっちゃう♡)
シーン4:水波カオル
GM:マスターシーンです。
水波カオル:えっとねー
水波カオル:ハルちゃんを呼びます
迷路 ハル:ひゃっ
迷路 ハル:およばれします
水波カオル:やるぞー!
水波カオル:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(6) → 校庭。体操服姿の生徒たちが走っている。
GM:校庭にはいくつかの出店が既に並んでいる。
GM:クレープ屋の他、フランクフルト、かき氷など。
水波カオル:コップに盛られたかき氷を食べながらキーンとしている。
水波カオル:「ごめんねハル、忙しいところじゃなかった?」
迷路 ハル:「いえ、目途はもう立っていますし。あとは本当に最終確認くらいなので」
迷路 ハル:「何かありましたか?」さっき諸星先輩にも呼び出されたので…
水波カオル:「ん?いや、結構美味しいお店が出てるみたいだから」
水波カオル:「一緒に食べたかっただけ!」
迷路 ハル:「…………はあ」
迷路 ハル:何と言ったものか分からず、一緒に買ったかき氷をさくさくと崩す。
迷路 ハル:「会長はフットワークが軽いですね」
水波カオル:「そう……かな?」少し照れたように
迷路 ハル:「望月さんや……波多野くんもそうですけど」
迷路 ハル:「フレンドリーで、人との垣根がない感じ。私はそういうの、苦手だから……すごいなと思ってます」
水波カオル:「えー、でもハルはさあ、冷静で……いっぱい突っ走る私を支えてくれたし」
水波カオル:「そういう良さは、ハルだからこそだと思うな」
迷路 ハル:「ふふ、支えになれていたなら光栄です」
水波カオル:「………あのさ」
水波カオル:「今、噂されてるよね」
迷路 ハル:「え?」
水波カオル:「私が……好きな人のこと」
迷路 ハル:「……あー……」
迷路 ハル:「どこからどういう流れで立った噂なんでしょうね……」
水波カオル:「でも、でもね」
水波カオル:「その噂が本当だったら……どうする?」頬を染めながら。
水波カオル:そんなところで
水波カオル:噂のことを話題にしながら感情判定をします。
水波カオル:技能は流言の術。
GM:SG>=5 (判定:流言の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
GM:うむ。
水波カオル:ET
ShinobiGami : 感情表(5) → 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
迷路 ハル:ET
ShinobiGami : 感情表(3) → 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
水波カオル:こっちは仕掛けた側なので…
水波カオル:愛情のまま変更しません。
迷路 ハル:ッスーーーーー
迷路 ハル:愛情を獲得します。
GM:これにより、二人の間で感情が一致したため、
GM:【告白】が成立します。
GM:そして、プライズ「文化祭の思い出」がハルちゃんの手に渡ります。
GM:これによりプライズの秘密を見ることが可能です。
迷路 ハル:うおお
GM:では、秘密をお渡ししに参りますね
GM:お渡ししました。
迷路 ハル:渡されました なるほどね……
GM:とりあえず、締めに入りに行きますね。
水波カオル:「その噂が本当だったら……どうする?」
水波カオル:長いまつ毛が伏せられる。
迷路 ハル:「…………」
迷路 ハル:「……少しだけ」
迷路 ハル:「あと少しだけ、時間を頂いてもいいでしょうか」
水波カオル:「……ん」
迷路 ハル:「……すみません」
迷路 ハル:「でも、もしも……こんな傲慢が許されるなら」
迷路 ハル:「僕を信じていてくれたら、嬉しい」
水波カオル:「……ハル」
水波カオル:微笑する。
水波カオル:「ありがとう」
GM:校庭に、涼しい風が吹いた。
シーン5:東雲蓮太
GM:シーン表(GAST)と、登場希望の人を選んでね。(いなくてもいいよ)
東雲 蓮太:はーい、ではまずシーンを。
東雲 蓮太:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(5) → 校舎の屋上。一陣の風が吹き、衣服をたなびかせる。
東雲 蓮太:ふむふむ。
東雲 蓮太:では次郎君どうでしょう?
波多野 次郎:いいですよー出ます!
GM:ではシーンの演出をして行きましょうか。
GM:屋上に吹く風は少しだけ強い。
東雲 蓮太:「………………」
東雲 蓮太:備え付けられた定点観測用のカメラを調整する。
東雲 蓮太:好むのは夜の空だが
東雲 蓮太:昼でも撮れるモノはある。
東雲 蓮太:宙天に浮かぶ白く小さなソレが、しっかりとフレームに収まっていることを確認し。
東雲 蓮太:次の一昼夜に備えての設定を終える。
波多野 次郎:屋上のドアを勢いよく開けかけて、途中でゆっくりと開く。
波多野 次郎:「あっ、東雲先輩だー」たかたかと軽い足音。
東雲 蓮太:「波多野か」二台目のカメラを調整しながら、声だけで応じる。
波多野 次郎:「わーすげ、機材だ」何も言っていないに等しい。
波多野 次郎:「まだ観測してるんですか、展示の方大丈夫ですか」
東雲 蓮太:「備品だ。卒業すれば、オマエたちが使うことになる」
東雲 蓮太:最後の三台目の調整を終え、ようやっと振り返り。
東雲 蓮太:「展示の準備は終えている。これは同好会の定期的な活動だ」
波多野 次郎:「おお」
波多野 次郎:「言って、何観測してるんですか? 昼間なのに」
東雲 蓮太:「……ごく普通に見える天体があるだろう? 昼間でも、太陽以外に」
東雲 蓮太:蒼穹に座す白いソレへと目を向ける。
東雲 蓮太:「忘れられがちだがな。昼に消え去る訳じゃない」
波多野 次郎:「……」
波多野 次郎:「月」
東雲 蓮太:「一見目立たぬように思えても」
東雲 蓮太:「見ることも、撮ることもできる」
東雲 蓮太:と、このタイミングで。
東雲 蓮太:次郎君の秘密を探ってみようかと。
波多野 次郎:わおわお
GM:ふむ、何の技能で判定しますか?
東雲 蓮太:色々と暗躍していた次郎君を
東雲 蓮太:隠形術でこっそり観察していた、みたいな感じでどうでしょうか?
GM:良いでしょう。判定をどうぞ!
東雲 蓮太:隠形術は取得しているので、2d6で5以上成功かな。
GM:ですです
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:隠形術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
東雲 蓮太:成功!
GM:では、
東雲 蓮太:みーてーたーぞー
波多野 次郎:ぴゃー
GM:choice[秘密,真実]
ShinobiGami : (choice[秘密,真実]) → 秘密
GM:秘密ですね!お渡しします。
GM:お渡ししました!ディスコードをご覧ください。
東雲 蓮太:はーい
東雲 蓮太:ふむふむなるほどね。
望月 星奈:あのぉ、ちょっと待ってくださぁい!
望月 星奈:ここで奥義を発動します
波多野 次郎:!?
東雲 蓮太:お?
望月 星奈:【奥義:星詠秘環】追加忍法 巡らし/回数制限
望月 星奈:今回宣言するのは、滅形(P111)
望月 星奈:自身の生命点を1点消費し、判定に成功したら東雲先輩がもらった秘密いっしょにもらっちゃいます!
GM:どうぞ!
東雲 蓮太:命をかけてる
望月 星奈:2D6>=5 (判定:隠形術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
GM:あら
望月 星奈:ま、まだだ
GM:お
東雲 蓮太:い、命をかけたのに
望月 星奈:神通丸を使って改めてチャレンジ…!
波多野 次郎:うおお
望月 星奈:2D6>=5 (判定:隠形術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
望月 星奈:うっそぉ……
波多野 次郎:そ、そういうこともある……!
GM:あぶな…
東雲 蓮太:すまない望月。オレの隠形が完璧だったために。
GM:生命点どれか潰しておいてくださいね
望月 星奈:はぁい…
GM:体術にチェック。確認しました。
GM:ということで、締めのロールに入って行きましょう。
東雲 蓮太:「……まあ、そういうことだ」ぽんっと、後輩の頭に手を軽く乗せる。
東雲 蓮太:「知られてない、見られてないと思っていても」
東雲 蓮太:「実際には思ったより知られているし、見られているものだ」
波多野 次郎:「……参ったなあ」頭を掻く。
東雲 蓮太:「何をしてやれる──とまでは言えんが」
東雲 蓮太:「何かあれば、話を聞いてやるくらいはできる」
波多野 次郎:「……ありがとうございます」
東雲 蓮太:と、それだけ告げて去ろうとして──
東雲 蓮太:「──吹聴もほどほどにな」
東雲 蓮太:「アレでファンは多かったからな。気を落としてるやつも多い」
波多野 次郎:「……そこはなんにも言い返せないな……」
波多野 次郎:「すみませんでした。あの、先輩」
東雲 蓮太:「?」歩を止め、振り返る。
波多野 次郎:「月、好きですか。嫌いですか」カメラの向く方を指差す。
波多野 次郎:「僕は……」
波多野 次郎:「嫌いです。わかるでしょう」
東雲 蓮太:「だろうな」後輩と同じ方向へ目を向けて。
東雲 蓮太:「好悪は、正直わからん。だが──」
東雲 蓮太:ぎゅっと、その拳が握られる。骨肉が軋む音が、それこそそちらへ聞こえるほどの。
東雲 蓮太:「相対せねば──というやつだな」
波多野 次郎:「……わかりました。……」パッと表情を明るくして。
波多野 次郎:「じゃ、先輩。観測頑張ってくださいねっ」
東雲 蓮太:「そちらもな」
東雲 蓮太:こちらは相変わらずの仏頂面。
東雲 蓮太:されど足音には、拳より滴る紅いモノが──
GM:月は 何も言わない。
シーン6:望月星奈
望月 星奈:はーい!
望月 星奈:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(4) → 誰もいない体育館。バスケットボールがころころと転がっている。
GM:おおー
望月 星奈:よし、それでは東雲先輩♡
望月 星奈:いらっしゃっていただけますか?
東雲 蓮太:お、了解です。
GM:体育館には静けさが満ちていた。……ついさっきまでは、だが。
望月 星奈:「えっほ、えっほ」体育館内をモップで清掃を行っている。これは所属した清掃委員会による活動の一つである
望月 星奈:「さすがに星奈ちゃんも、こんな広いところ一人だと疲れちゃうよぉ。誰か委員会の先輩か来てくれたりしないかなぁ…?」とぶつぶつと文句垂れながら、モップ掛けをする
東雲 蓮太:ギュッ──後ろから響く、モップがけの音。
東雲 蓮太:「同好会の先輩でも構わんか?」
望月 星奈:「はえ……?」
望月 星奈:「わ、東雲先輩!どうしてここにいるんですかぁ!?」
東雲 蓮太:「音がした」
望月 星奈:しょぼしょぼとしていた顔が、花が咲いたように満面の笑みをして
東雲 蓮太:ので中を覗いてみたら後輩が一人掃除をしてたので手伝おうと思った。ということらしい。
望月 星奈:「えぇ…いいんですかぁ?そしたら星奈、いっぱい甘えちゃいます!」
望月 星奈:「だって、こんなに広い空間一人でモップ掛けなんて大変ですしさみしいですもん!」
東雲 蓮太:「そうか」黙々とモップをかける。
望月 星奈:「ありがとうございます~♡」
東雲 蓮太:計ったように正確なストロークで床を磨く。
望月 星奈:「すごいですねぇ。しっかりきれいな形で磨かれています!」
東雲 蓮太:「効率だ。乱雑にやればかえって手間となる」
望月 星奈:「やっぱり、ちゃんとお星様の観測してて測量できてるから距離感とかつかめてるのかなぁ…?」
東雲 蓮太:「距離感でいえば、望月の方が得手としてるだろう」
東雲 蓮太:「オマエや水波のアレは、オレにはできん」
望月 星奈:「えぇ、ほめてくれるんですかぁ、ありがとうございます♡」
東雲 蓮太:「賞賛──というより事実の指摘だな」
望月 星奈:「この秘訣はですねぇ、さりげなくみんなが発言してたことだったり、やってたことを一生懸命覚えようとしてるからなんですっ」むんとグーで手を握り
東雲 蓮太:半分を磨き終え、そちらの作業の手助けに回る。
東雲 蓮太:「……それは賞賛に値するな」並んでモップをかけながら。
東雲 蓮太:「ヒトのことを想いやれるやつは、それだけで大したやつだ」
望月 星奈:「はわっ……星奈。先輩がやってるやり方覚えて、次に生かしますねぇっ☆」
望月 星奈:っていう感じで、記憶術で先輩のやってるやり方をしっかりと覚えて
望月 星奈:わずかな動作等を記録して秘密を抜きましょうか(?)
GM:どうぞ!
望月 星奈:2D6>=5 (判定:記憶術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
GM:星奈ちゃんーーー!!!
望月 星奈:ちょっとまって
東雲 蓮太:???
望月 星奈:呪われてませんか?
GM:塩盛っておいたほうがいい?
GM:と……とりあえずこれ以上振り直しがなければ締めに参りましょうか
望月 星奈:今回は……なしで…
GM:はあい
望月 星奈:見事。東雲先輩の清掃術を学び、協力もあってか床を早い時間で磨き上げられ
望月 星奈:「ありがとうございました!おかげさまで床もピッカピカですぅ♡」
東雲 蓮太:「ああ」成果の前に並び立つ。
望月 星奈:「天井も映し出しそうなくらいピッカピカですねぇ」
東雲 蓮太:「一所懸命の成果だな」
望月 星奈:「これで屋根がなかったら床からお空もうつせるくらい綺麗なんだろうなぁ」
望月 星奈:「それだったら、よそ見せずに天体観測とか見れるのになあ」
望月 星奈:「だって、お空を見てたら…みんなのことまもれなくなっちゃいますもん!」
東雲 蓮太:「空と皆を同時に見たいのか?」
望月 星奈:「はいっ!キラキラのお空は好きなんですが、顔ばっかりあげて見てたら、みんなのこと守れなくなっちゃいますから!」
東雲 蓮太:「単純な解決策がある」
東雲 蓮太:告げ。無造作にごろりと仰向けに──
東雲 蓮太:床から後輩と天井を見上げて──
東雲 蓮太:「視点を変えてやればいい」
東雲 蓮太:「生憎今は、オマエと天井ぐらいだがな」
望月 星奈:「あ……そうですね!それだったら、みんなもみれるなぁ!」
望月 星奈:「お空を見ながら、横を見たりできますね。お月様がまぶしくて目がいたくなったら、みんなのことを見て痛みを和らげることだってできます!」
望月 星奈:「ありがとうございます、東雲先輩♡」
望月 星奈:といって、自分も同じように床に転がった
シーン7:マスターシーン
諸星真琴:戦闘を仕掛けます。対象は水波カオル。
GM:戦闘乱入等はありますか?
迷路 ハル:これ僕いけるんでしたっけ
GM:いけますね
GM:ハルちゃんのみ行ける
GM:今の所
迷路 ハル:いきます さすがに 愛情だからちょっと
GM:OK!
GM:では、軽く演出をして戦闘に入りましょう。
GM:放課後。もはや日は落ちて、月が煌々と輝く時刻。
水波カオル:「たいへん、もうこんな時間!」
水波カオル:「早く帰って、ご飯食べて……明日の準備して……?」
水波カオル:帰路に着こうとするカオルの前に、人影が立ちはだかる。
諸星真琴:「……はは」
諸星真琴:諸星真琴だ。
諸星真琴:「これから帰るのか?どこへ?」
諸星真琴:「俺はずっと、帰れてないのに」
水波カオル:「なんだ、真琴か……何言ってるの?」
水波カオル:「変なこと言ってないで通して───」
諸星真琴:すらり、と。
諸星真琴:その手の中には刀があった。
迷路 ハル:さぁ、と風が吹き、諸星と水波の間に立ちはだかるように少女がひとり。
迷路 ハル:「諸星先輩……」
諸星真琴:「……迷路か」
諸星真琴:「邪魔はしてくれるな。これは」
諸星真琴:「皆のためなんだ」
迷路 ハル:「だとしても」
迷路 ハル:「私は……放っておけない」
迷路 ハル:「ごめんなさい」
迷路 ハル:謝りながらも、その場を去ることはしない。
キャラシート
GM:戦闘を開始します。
GM:まずはプロット。水波カオルは一般人として扱い、速度は0に固定されます。
迷路 ハル:おけです!
GM:では……
GM:公開!
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:迷路 ハルがダイスを公開しました。出目は「4」です。
GM:
6:諸星
4:迷路
0:水波
GM:プロット値6。
諸星真琴:水波カオルを攻撃します。
GM:この攻撃は自動的に成功し、
GM:水波カオルは死亡します。
迷路 ハル:やだーーーーー!!!!!
水波カオル:水波カオルが死亡したことにより、
水波カオル:戦闘が終了します。
迷路 ハル:まっ あっ
GM:では、演出と、この後どうなるのかの描写をして行きます。
水波カオル:「ハルったら、大袈裟なんだから……ほら、真琴もそれ、どこかの備品かなんかでしょう?」
水波カオル:「だめだよ。持ち出しちゃったら」
諸星真琴:「……迷路。お前が何をどこまで知っているかは知らん」
諸星真琴:「だが───」
諸星真琴:きみが反応するより遥かに速く。
諸星真琴:一瞬で、それは起きた。
水波カオル:「───」
水波カオル:胸を貫かれ、夥しい血を吐き出す。
水波カオル:「え……な、に?」
迷路 ハル:「か――」届かない。
水波カオル:「あ……」支えを失ったように、崩れ落ちる。
水波カオル:「………」
GM:水波カオルの上下する胸の動きが絶えた、瞬間。
GM:何かが大きく軋む音がした。
諸星真琴:「……これは……」
GM:びりびりと、背景が破れるように、ひび割れて行き
GM:その背後にあった暗黒が、きみ達を包んでいく。
GM:そして………
GM:意識は、暗転する。
GM:県下一の進学校、清陵学園。
GM:今日は、文化祭前日。学校中に浮かれた空気が漂っている。
GM:授業は休み。君達は、天文学同好会の会室に直行する。
波多野 次郎:「おっはようございまーすっ」ドアをバーン!と開いて登場する。
波多野 次郎:「あ、ドア、しまった」
迷路 ハル:「おはよう、波多野くん。ドアは静かに開けようね」
波多野 次郎:「あっ迷路先輩だ。わかりましたあ」
迷路 ハル:「いいお返事」
望月 星奈:「あーっ!波多野君!ドアバーンって開けちゃダメっていったのにー!!!」すぐ後方から星奈が入ってくる
波多野 次郎:「うひゃ、すいませんでしたあ」
望月 星奈:「もう!」ぷりぷりと怒っている
東雲 蓮太:「開けてもらえるか、望月」
東雲 蓮太:少女の後ろから、大きなプロジェクタースクリーンを抱えた最上級生がのそのそと入って来る。
望月 星奈:「あ、はぁいただいまぁ!」といって、いつもの癖でバーンと開けてしまう
諸星真琴:「騒がしい……ドアの開け閉めぐらい、静かにしろ……」教室の後ろの方から気だるげな声がする。
波多野 次郎:「そうですよっ、ドアは静かにしないとだめなんですよーっだ」
諸星真琴:椅子を並べて長椅子のようにしてその上で寝転がっている。
水波カオル:三度。教室のドアがスパーン!!と開かれる。
水波カオル:模造紙を抱えた会長だ。
東雲 蓮太:(足を差し込み、引戸が壁にぶちあたるのを防ぐ)
水波カオル:「みんな、集まってる?集まってるよね?」
迷路 ハル:「おはようございます」苦笑い
波多野 次郎:「ほらっ、会長もドアはお静かにー」一応。
望月 星奈:「あ、ごめんなさぁい!」
水波カオル:「あっ、真琴!またサボってる!」
水波カオル:「えっ、あっ、ごめん」ドアをそろそろと閉める。
東雲 蓮太:(黙々と。適当な布を丸めて接触部へとテープでぺたり
水波カオル:「それでね、みんなに報告なんだけど」
水波カオル:「なんとなんと!」持ってきた大きな紙を広げる。
水波カオル:「巨大星図ポスター!!用意できちゃったんです〜〜!!」
水波カオル:とても楽しそうに、それを皆に見せる。
波多野 次郎:「わーっ、すごーっ」
望月 星奈:「わぁ~!」
迷路 ハル:「おおー」ぱちぱち
諸星真琴:「おー」椅子に腰掛けて遠くから見ている。
東雲 蓮太:「見事な品だな」
水波カオル:「これで一杯見学者の人呼べるよ!そしたら会をもっと盛り上げられるね」
水波カオル:「みんなも、自分の担当する出し物は進んでるかな?」
水波カオル:「何かあったら真琴と一緒に手伝うからねー」
波多野 次郎:「いいなーっ、これの前で写真撮ったらいい感じの仲になれるって噂流しましょうよ」
波多野 次郎:「出し物は……がんばりまーっす」
望月 星奈:「看板代わりにもなりますよねぇ!これだけ大きいといっぱい人の目に入っって入部者増えるかぁ?」
東雲 蓮太:「こちらは終わった。そちらと同じくサポートに回れる」
望月 星奈:「星奈の準備はばっちりです♡」
東雲 蓮太:「どこに貼り出すんだ、水波?」
水波カオル:「んーとね、廊下の壁!ちゃんと傷のつかないテープとかも買ってきたから」
水波カオル:「いい感じに貼り出せると思う!」
迷路 ハル:「いいですね。遠くからでもよく見えそうですし」
東雲 蓮太:2階の渡り廊下がいいかもしれん。人がよく通る」
波多野 次郎:「ロマンチックな感じもするし、アピールばっちり」
水波カオル:「イイネ!じゃあこれ貼り出すの私と真琴でやっておくから」
水波カオル:「みんなも展示の準備どんどん進めて!」
望月 星奈:「ポスターの下で告白あるかもしれませんね♡」
波多野 次郎:「しゃー! はーい!」
迷路 ハル:「はい。いいものにしましょう」
東雲 蓮太:「手すきだ。誰かのを手伝おう」
望月 星奈:「星奈もお手伝いしますよっ!」
GM:今日は9月30日。
GM:文化祭の、前日だ。
GM:サイクル1は終了しました。
GM:サイクル2を開始します。
GM:また、エニグマが公開されます。
エニグマ:清陵学園
偽装
県下一の進学校。いつもは勉強に追われている生徒たちも、
文化祭直前のこのときだけはハメを外している。
エニグマ:文化祭の小道具
偽装
PCたちの同好会の発表。その中に隠されていたのは……?
シーン1:諸星真琴
諸星真琴:ふむ……
諸星真琴:choice[望月,東雲,波多野]
ShinobiGami : (choice[望月,東雲,波多野]) → 波多野
諸星真琴:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(7) → 廊下。休憩時間か放課後か。生徒たちが、楽しそうにはしゃいでいる。
諸星真琴:波多野を呼ぶか。
波多野 次郎:わー でます
GM:今は学内の廊下はどこも学生で賑わっている。ただし、例外もあり……
GM:そのひとつがここだ。旧校舎の廊下。
諸星真琴:窓際に寄りかかって目を閉じている。
諸星真琴:そして、響く音を聴き、
諸星真琴:「来たか」
諸星真琴:目を閉じたまま呟く。
波多野 次郎:たかたかと軽い足音がして、立ち止まる。
波多野 次郎:「あ、諸星先輩だ。ラッキー」多分サボってても怒られない的な意味で。
諸星真琴:「波多野。お前もサボりか」さも偶然であるかのように。
諸星真琴:実際は、待ち伏せのようなものだ。
波多野 次郎:「えっへっへ。まあ、僕の展示はもう大体片付いてはいるんだけど」
波多野 次郎:「部室いるとなんか動いてなきゃいけないっぽいですからね」
諸星真琴:「……そうだな。手が空いているそぶりを見せてみろ」
諸星真琴:「手伝わされるぞ。水波の奴に」
波多野 次郎:「会長ねー、なんか幸せそうで何よりなんですけど」
諸星真琴:「けど?」続きを促す。
波多野 次郎:「けど……あれ、いや」
波多野 次郎:「いつ頃からだっけ、あれ。まあいいや」
諸星真琴:「そういうお前にも、あるだろう」
諸星真琴:「一人や二人。共に過ごしたい者が」
波多野 次郎:「えー?」
波多野 次郎:「こっちはそうでも、向こうがそうとは限んないですしねえ」
諸星真琴:「それは、尤もだ、が」
諸星真琴:「話して過ごしてみなければわからんことも、ある」
波多野 次郎:「……僕は、いいんですよ。なんていうか……」
波多野 次郎:「ああ、でも先輩が僕とお話したいなら、お付き合いはしますよ!」
諸星真琴:「そうか。では」
諸星真琴:未開封のペットボトルを投げてよこす。
諸星真琴:「喉は潤わせておいたほうがいい」
波多野 次郎:「わ」慌てて受け取る。
諸星真琴:と、言ったところで
諸星真琴:水術を使って情報判定しちゃおうかなー
諸星真琴:対象は当然波多野くん
波多野 次郎:ぴゃー
諸星真琴:SG>=5 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
波多野 次郎:ぬかれたー
GM:choice[秘密,真実]
ShinobiGami : (choice[秘密,真実]) → 真実
波多野 次郎:ぎゃー!
諸星真琴:ぃよし
GM:波多野くんの真実、すなわち告白相手が暴かれます。
GM:波多野くんの告白相手は───
GM:望月星奈さん!
GM:間違いありませんね?
波多野 次郎:はい……
GM:では……締めに参りましょう。
諸星真琴:「……なるほど」水に映った相手の表情、筋肉、神経の動き。
諸星真琴:それらから感情を読み取る。真実を暴き出す。
諸星真琴:「お前は、望月が好きなんだな」
波多野 次郎:「ぎえ!?」
波多野 次郎:「な、なんすかいきなり。先輩意外とそういう話好きなんですか」
諸星真琴:「ふ、思春期の少年少女らしいだろう」
波多野 次郎:「らしいって……現にそうでは……」
諸星真琴:「まあ、趣味かどうかといえば、趣味ではないが」
諸星真琴:「必要なんでな。調べているところだ」
波多野 次郎:「ふーん。僕もまあ、あちこち首突っ込んでますけど」
波多野 次郎:「自分がやられると思わなかったーっ」地団太を踏む。
波多野 次郎:「あ、でも。望月先輩となんか……どうこうなろうとか……思ってないわけじゃないけど、でも」
波多野 次郎:「思ってはいますけど。でも、そうじゃなかったらいいな、とも思ってて」
波多野 次郎:「……まあ、そんだけです」
諸星真琴:「不器用な奴だ」
諸星真琴:「……いや。人のことは言えんか」
諸星真琴:「恐らく、この話もすぐに広まるだろう」
諸星真琴:「水波のときのように」
波多野 次郎:うえーという顔。
諸星真琴:「できるだけ、望月に会ってもしゃんとしておいてやるんだな」
諸星真琴:そういうと、踵を返し、本棟の方へ向かう。
シーン2:望月星奈
望月 星奈:じゃあ…なんか……なぜかくしゃみがなんかよく出るようになったから
望月 星奈:波多野くんにきてもらおうかなぁ
波多野 次郎:みぎゃっ
波多野 次郎:出ます……
GM:あっそうだ、
GM:さっきわたわたしてて気づかなかったけど、波多野くんは真実がオープンになったので、望月さんに愛情で感情を結んでおいてください。
波多野 次郎:そうだった! メモします
望月 星奈:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(7) → 廊下。休憩時間か放課後か。生徒たちが、楽しそうにはしゃいでいる。
GM:再びの廊下
GM:シチュエーションはお任せしても?
望月 星奈:諸星先輩とすぐお別れした後くらいですかねぇ?
GM:かも
GM:では
望月 星奈:新校舎、賑わいの中でクレープの手提げ袋を片手に持って誰かを探す姿が一人
望月 星奈:「あれぇ…?おかしいなあ。そんな遠くには行ってないはずなんだけど…くしゅん」
望月 星奈:「ライン送ったら気づいてくれるかなぁ…?」と、スマホで今際に波多野君へと連絡を送ろうとしていたときだった
波多野 次郎:「……うがっ」すごい声がする。
波多野 次郎:「も、ちづき先輩」
波多野 次郎:「奇遇ですねー……」
望月 星奈:「あ!いたいた!探したんだよっ♡」といって、自身が買ってきたクレープを差し出し
望月 星奈:「あんこ生クリーム味のクレープ。波多野くん好きかなーって、星奈おもって買ってきたの!」
波多野 次郎:「ええーっ、ありがとうございます! 僕あんこすげー好きで。どっかで言いましたっけ?」
望月 星奈:「……あれぇ?うーん」と一生懸命に考えて
望月 星奈:「部活とかで話していること、耳に挟んだりしてたのかも!」
波多野 次郎:「そうかも!」この感じだとまだ噂は聞いてないかな?とほっとしている。
望月 星奈:「星奈、みんなの好きな味とかには敏感だもんっ」
波多野 次郎:「先輩のそういうとこありがたーいって思いますよ!」
望月 星奈:「ほんと?ありがとう♡」感情はわからないが、何かを演技している様子でもない。本当にまだ噂が伝わっていないのだろう
望月 星奈:「そういえば、波多野くんってさ」
波多野 次郎:「はい?」
望月 星奈:「ポスターの件でも言ってたけど、もしかして…恋愛の噂とかすきなの!?」
望月 星奈:「星奈も、実はちょーっと気になっててぇ。誰かがハッピーになれるなら、同好会のポスターの話広めちゃおうかなって思って…!」
波多野 次郎:「えへへ、実は結構好き」
波多野 次郎:「ポスターは同好会の客寄せのためもあるんですけど、なんか」
波多野 次郎:「天球儀みたいな。みんながぐるぐる動いてるところを見るのが好きなんですよねー」
望月 星奈:「星奈は、人間観察じゃないけどぉ…誰か同士がハッピーになることって、とっても好きだなって思ってるから!」
波多野 次郎:「……うん」
望月 星奈:「それのキューピッドになれるのなら、お手伝いできたらいいなって思うから!ほんとだよ!」
波多野 次郎:「そういう先輩が、やりたいことして動いてるとこ見るのも好きっすよ!」
望月 星奈:「好きなのぉ?やったー!ありがとう♡」
望月 星奈:って感じで……
望月 星奈:今回事前に仕込みのクレープで仲良くなったので
望月 星奈:仕込で感情判定したいです!
波多野 次郎:もぐもぐ
GM:どうぞー!
望月 星奈:2D6>=5 (判定:仕込み)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
波多野 次郎:よかった
望月 星奈:ET
ShinobiGami : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
波多野 次郎:ET
ShinobiGami : 感情表(3) → 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
波多野 次郎:おい
GM:ど、どんだけ好きなんだ……?!
波多野 次郎:愛情ですが……
望月 星奈:だ、だいすきなんだね…
望月 星奈:忠誠をとりますが……うーん
波多野 次郎:ポスターを映えポイントにしようキャンペーンに忠実になってもらおうか
望月 星奈:それだ!
望月 星奈:ポスター映えポイントキャンペーンインフルエンサーです
GM:キャンペイグンだ!
GM:では、締めへ向かってもらいましょう!
望月 星奈:「じゃあ、一緒にポスター映えスポットキャンペーンの名誉インフルエンサーとして頑張ろうねっ☆」
望月 星奈:「えいえいおー!」
波多野 次郎:「おー!」
望月 星奈:「一緒にノリのいいとこ、好きだよ!すっごくありがたいの!」
波多野 次郎:「え、あ、ま、マジすか」
波多野 次郎:「僕も……先輩とおーってやるの、好き、ですよ。うん」
望月 星奈:「うん!星奈は、天文同好会のみんなが大好きだから、これはぜったいほんとだからねっ!」満面の笑みを向ける
波多野 次郎:「知ってますよ」にっこりと笑って。
望月 星奈:といって、てててーと、文化祭準備のためにかけていくのだった
シーン3:東雲蓮太
GM:シーン表と登場人物を決めてね
東雲 蓮太:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(7) → 廊下。休憩時間か放課後か。生徒たちが、楽しそうにはしゃいでいる。
GM:廊下好きすぎだな
東雲 蓮太:廊下──は連続になっちゃうか。
GM:振り直してもいいですし
GM:任意の場所でもいいです
東雲 蓮太:清廉な森の中をチョイスしてもいいでしょうか。こっそり話をしたい。
GM:良いですよー
東雲 蓮太:登場人物は諸星真琴を指定します。
諸星真琴:いいだろう
諸星真琴:俺を……呼び出すのは…お前だと思っていた
東雲 蓮太:では雑談でオケを頂けましたので、まず判定から。
東雲 蓮太:諸星君の秘密を抜いてみようと思います。
東雲 蓮太:この男はいつもどこかから見ている──と言うことで隠形術でこっそり見てましたでどうでしょう?
GM:こわいな!とりあえずはいいでしょう。
東雲 蓮太:ありがとうございます、他のパターンも検討せねば。。。
GM:判定どうぞ〜
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:隠形術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
東雲 蓮太:む
東雲 蓮太:神通丸を1つ使って、振り直しを試みたく思います。
GM:どうぞ!
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:隠形術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
GM:お見事!
東雲 蓮太:(ほっ
望月 星奈:奥義の使用を宣言します
GM:了解です!
望月 星奈:あ、まってよ
望月 星奈:いま、どっちが取れるかまだ分かってないですね…
GM:あ、そうですね
GM:先に開示をしますか
望月 星奈:すみません、それ次第でなかったことになるやもしれません…
GM:OKです!
GM:choice[秘密,真実]
ShinobiGami : (choice[秘密,真実]) → 真実
諸星真琴:ふっ……
諸星真琴:俺の告白相手は……水波カオルだ
望月 星奈:すみません、こちらの宣言はなかったことにします…!
GM:了解です!
GM:では、描写をしていきましょう。
GM:校舎の裏には、清廉な気配漂う森がある。
GM:木漏れ日が差しているため、その中は思った以上に明るい。
東雲 蓮太:古いコナラの木を背に、一人の男が一人の男を待っている。
東雲 蓮太:手には二つの缶コーヒー。
諸星真琴:「珍しいな、東雲」
諸星真琴:待ち人は、足音も立てず現れる。
東雲 蓮太:「──まあな」足音も立てずに現れた待ち人にそっけなく応じて──
東雲 蓮太:手にした缶のうち、1つを放る。
諸星真琴:キャッチ。
諸星真琴:特に慌てる風もない。
東雲 蓮太:「後輩には愚痴れんだろう」
東雲 蓮太:「ましてや本人にはな」
東雲 蓮太:缶を開け、中の飲料を呷るように飲み干す。
諸星真琴:「……何が狙いだ」
諸星真琴:その言葉には警戒心が滲み出ている。
東雲 蓮太:「狙いは別だったんだがな」
東雲 蓮太:「同好会の仲間が失恋したんだ。なら愚痴の一つも聞いてやる」
東雲 蓮太:「いたって普通のことだろう?」
東雲 蓮太:水波カオルの想い人は、すでに皆に知られている。
諸星真琴:「……別に、俺は失恋などとは思っていない」
諸星真琴:「ただ、向いている方向が違っただけのことだ」
東雲 蓮太:「振り向かれずとも──か?」
東雲 蓮太:「存外ロマンチストだったか」
諸星真琴:「馬鹿を言うな」
諸星真琴:「そもそも、お前の思うような関係性ではない」
諸星真琴:「惹かれていることを否定はしないが」
諸星真琴:「決して。恋の話などという浮かれたものではない」
東雲 蓮太:「──なるほどな」からかうような態度ではない。
東雲 蓮太:「恋が浮かれているかどうかはさておき」
東雲 蓮太:「望月が水波に真摯なのは分かった」
東雲 蓮太:普段の無気力さを感じさせない言動に、自分なりに納得して告げる。
諸星真琴:「……俺としては、お前の心の方が気になるけどな」
諸星真琴:「さて、どこを向いているのやら」
東雲 蓮太:「心は動く。なら向きも変わるだろうさ」
東雲 蓮太:「風向き次第というやつだ」
諸星真琴:「そうか」少しだけ笑う。
東雲 蓮太:「警戒させて悪かったな」
諸星真琴:「……何。存外楽しめた」
諸星真琴:「次は紅茶だと嬉しいな」
諸星真琴:缶コーヒーを投げ返す。
東雲 蓮太:「覚えておこう」
東雲 蓮太:「次──は少しぞっとしないがな」
東雲 蓮太:缶を受け取り、それだけを返す。
シーン4:水波カオル
GM:マスターシーンです。
GM:相変わらずハルちゃんを呼びます。
迷路 ハル:およばれ
GM:で、ドラマシーンなのですが
GM:この子、ハルちゃんに感情判定し続けるというのですが
GM:恐らく目的は達したため
GM:回復判定でもしておこうかと思います。
GM:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(8) → 学食のカフェテリア。生徒たちがまばらに席につき、思い思い談笑している。
GM:カフェデートだぜ
迷路 ハル:わーい
水波カオル:「ハル、こっちこっち!」手を振って確保した席に迎える
迷路 ハル:「お待たせしました、会長」二人分のドリンクを持って席につく
水波カオル:「ありがとう〜!これがたまらないのよね」早速ストローに口をつけ、ショコラドリンクを飲む。
迷路 ハル:「会長は甘い物がお好きですね」無糖のアイスティーを飲む
水波カオル:「えっへへ……こういうの、憧れてたのよね。家が厳しくって」
水波カオル:「今は寮暮らしだからある程度は自由!」
迷路 ハル:「それはよかった」
迷路 ハル:「じゃあ、せっかくの寮生活で、せっかくの文化祭ですから……」
迷路 ハル:「楽しい思い出、もっと増えるといいですね」
水波カオル:「うん!!」
水波カオル:「それに……ふふ」
水波カオル:「ハルとこうやって二人きり……っていうとちょっと違うけど」周りの生徒を見て
水波カオル:「一緒にいられるの、とっても嬉しいの」
迷路 ハル:アイスティーを軽くむせる。
迷路 ハル:「それは……はい。光栄です」
迷路 ハル:「……お返事。まだできなくて、すみません」
水波カオル:「いいのいいの。昨日伝えたばっかりだもんね」
水波カオル:「だから、今はこうしてるだけでいいんだ」
水波カオル:「ありがとう、ハル」
迷路 ハル:「……いえ」困ったような顔で微笑む。
水波カオル:では
水波カオル:手番で何もしないのもなんか微妙かな、ということで意味もあまりないけど回復判定をします。
水波カオル:飲み物飲んでるので水術で。水術便利だな…
水波カオル:SG>=5 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
水波カオル:わーい!無を回復しました。
迷路 ハル:会長が健やかでうれしいです
水波カオル:「じゃあ、少し休憩したし、準備の続きがんばろっか!」
水波カオル:「って言ってももうハルはほとんど終わってるんだっけ」
迷路 ハル:「そうですね、だいたいは」
迷路 ハル:「他の人に手伝いが必要かどうかとか、見てきます」
水波カオル:「えらいな〜ハルは」
水波カオル:「よしよししてしんぜよう」と言いつつ、迷路の頭上、少し離れたところで手を動かす。
迷路 ハル:「……ふふ、ありがたく」ちょっと頭を下げて、直接届いてはいないけど受け入れていますよのポーズ
水波カオル:「……うん!」
水波カオル:「じゃ、またあとでね!」
水波カオル:そう言って笑顔で席を立つ。
迷路 ハル:見送ります。
迷路 ハル:「…………」胸元に置いた手を、ぎゅ、と握り締める。
シーン5:波多野次郎
GM:シーン表と登場人物を決めてね!
波多野 次郎:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(10) → 校舎と校舎をつなぐ渡り廊下。あなた以外の気配はないが……。
波多野 次郎:なんで僕の時人がいないの?
波多野 次郎:えーーと、呼ぶ人はすごい迷うんですが、望月先輩にまた来てもろて
望月 星奈:はーい☆
波多野 次郎:やっていこうと思います!
望月 星奈:おねがいします!
GM:渡り廊下は静寂に満ちている。
GM:それを破る、足音がまずひとつ。
波多野 次郎:軽い足音は、いつもより少しテンポが早い。それから、羽音がひとつ。
波多野 次郎:カラスが一羽、付き従うように一緒にいる。
波多野 次郎:「……いろいろやったけど、次何すればいいと思う? 三郎」カア、と返事が来て、特に意味は分からないのだけど。
波多野 次郎:「展示はオッケーだし、ポスターもあるし……」立ち止まって壁を見る。
望月 星奈:足音が、もう一つ増える。軽快にリズミカルな足取りで君の方向に近づいていく
望月 星奈:「あ!波多野君~!」遠くから彼女が大きな声を出して呼びかける
波多野 次郎:「わきゃ」
波多野 次郎:「せせせ先輩!?」
望月 星奈:「偶然だね☆星奈は、明日までの宣伝のためにポスター映えキャンペーンのために事前に写真撮ろうかなって思ってきたんだけどぉ」
望月 星奈:「……あれ?その子、カラスさん?」彼の方向へととてとてと近づき、カラスに気づく
波多野 次郎:「あーびっくりした。毎回びっくりしてる」胸を押さえて。
波多野 次郎:「あ、はい。こないだ怪我してたから世話したら、なんかたまについてきて」
波多野 次郎:「ほら、三郎。望月先輩だよ」カア、と返事。
望月 星奈:「あら~しっかりご挨拶できるんだねぇ♡かわいい~♡」
波多野 次郎:「結構頭いい奴なんですよね……。と、ポスターポスター」
波多野 次郎:そっと、星図を象った表面をなぞる。
波多野 次郎:「綺麗だなあ……」
望月 星奈:「星はきれいだねぇ。からす座のお話はちょっとかわいそうだけど……」三郎と星図を見比べ
波多野 次郎:「月のない夜、こんな感じかな……あ」ふと気づいて。
波多野 次郎:「『望月』先輩のことじゃないです、そういう意味じゃ」慌てて言う。
望月 星奈:「?」
望月 星奈:「月が見えない日の天体観測したいのぉ?」
波多野 次郎:「……どうなんでしょ。東雲先輩が言ってて、相対しないといけないって」
波多野 次郎:「そのためには一回ちゃんと……ととと、すいません、わかんない話ばっかして」
望月 星奈:「……???星奈、よくわからないけど」
望月 星奈:「波多野君にとってそれが大事なことなら、お手伝いできることならするよ!」
波多野 次郎:「……ありがとうございます」
波多野 次郎:「わー、いや、なんかほんと変な話しちゃった。先輩、優しいから」
波多野 次郎:「僕は僕で調べもの頑張んなきゃ」ポスターに触れる。
波多野 次郎:思いを込めて作られた物品には、関わった人々の情報が籠っている……憑いている。
波多野 次郎:それを、紐解いていく。なぜか、出来る気がした。
波多野 次郎:これで、憑依術で……会長の情報を調べたいです。
望月 星奈:感情今入れますか?
波多野 次郎:うーん、そうですね。ここでお願いしようかな
望月 星奈:はーい!念念~
波多野 次郎:+2はでかい
波多野 次郎:2D6+2>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6+2>=5) → 7[2,5]+2 → 9 → 成功
GM:成功!
GM:じゃあ、秘密を、お二人にお渡ししますね。
GM:感情共有!
波多野 次郎:やったー
望月 星奈:わ~い!
波多野 次郎:受け取りました……!
望月 星奈:こちらも!
GM:お渡ししました!
波多野 次郎:んんんーどうしようかな
波多野 次郎:やります、奥義
GM:おお
波多野 次郎:追加忍法【闇神楽】、指定特技は鳥獣術
GM:あい!
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 9[3,6]+1 → 10 → 成功
波多野 次郎:なんか出目がさっきから高い
GM:すごい
GM:で、ここから情報判定か
波多野 次郎:あっそうか、先に生命点消費だった
波多野 次郎:忍術を消費します
GM:了解です!
波多野 次郎:で、情報判定……んんん
波多野 次郎:ハルちゃんの情報にアクセス! 鳥獣術にします。三郎くんががんばってくれた
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 9[4,5]+1 → 10 → 成功
GM:よし、成功ですね
GM:choice[秘密,真実]
ShinobiGami : (choice[秘密,真実]) → 真実
波多野 次郎:うむ……
GM:ハルちゃんの告白対象が明らかになりますね
GM:それは……水波カオル!
波多野 次郎:よ、よかった
波多野 次郎:あ、で、兵糧丸で忍術を回復し、【補給】でそれをさらに回復します
GM:はーい!
GM:隙のない構成だ
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 8[2,6]+1 → 9 → 成功
波多野 次郎:よーしよし、プラマイゼロ!
波多野 次郎:以上です
GM:すばらしい
GM:では、締めをどうぞ!
波多野 次郎:「………」ポスターから手を放して。
波多野 次郎:「いいなあ」誰に対してか、そう呟いた。
望月 星奈:「…なにが?」
望月 星奈:「ポスターがやっぱりいいの?」
波多野 次郎:「ポスターもですけど、うーん」周りを見回し、たくさんのチラシやポスターを見て。
波多野 次郎:「なんか急に、いいなー、学校!って気分になってきちゃった」
波多野 次郎:「先輩、あの」ポスターの前で写真撮りませんか、なんてことは全く言えなくて。
波多野 次郎:「明日、がんばりましょ。会長もあんなに頑張ってたんだし」
望月 星奈:「うん!明日は絶対楽しい一日になるよ!」
望月 星奈:「一緒に頑張ろうね!」はにかんだ笑みを向け返していく
波多野 次郎:カア、と窓の外の闇のように黒いカラスは鳴いて、その様子を見ている。
波多野 次郎:それから、主の頭に止まって小さく羽ばたいた。
シーン6:迷路ハル
GM:シーン表やあれこれを……どうぞ!
迷路 ハル:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(7) → 廊下。休憩時間か放課後か。生徒たちが、楽しそうにはしゃいでいる。
迷路 ハル:じゃあ東雲先輩に来てもらおうかな
迷路 ハル:一緒に作業をしましょう
東雲 蓮太:お、了解ですです。
GM:では
GM:教室内での作業もひと段落して、残すは廊下での作業となっていた。
GM:生徒たちも少しずつ帰り始め、人はまばらだ。
迷路 ハル:ここに天文同好会がありますよ、の看板代わりにお星様の飾りつけなどをしている。
迷路 ハル:「…………」女子としてはやや背の高い方だが、それでも天井付近には届かない。
東雲 蓮太:ぴょん、ぴょんと跳ねる後輩の後ろからぬっと手が伸びる。
東雲 蓮太:「ここでいいのか?」
東雲 蓮太:目測から希望してたと思われるところに、飾りをあてがって──
迷路 ハル:「あっ。……ありがとうございます」
迷路 ハル:「……お見苦しいところをお見せしました」ちょっとはずかしい。
東雲 蓮太:「見苦しくはない」
東雲 蓮太:微笑ましくはあったかもしれないが、わざわざ言うこともないだろう。
迷路 ハル:「東雲先輩はいつもよく気が付いてくださいますね」
迷路 ハル:「私も……頼もしくありたいものです」
東雲 蓮太:「頼られているだろう。望月あたりは顕著だ」
東雲 蓮太:残りの飾りを受け取り、てきぱきと貼り付けていく。
東雲 蓮太:「それに水波もな」
迷路 ハル:「……そうだったら、嬉しいなと思いますね」
迷路 ハル:少し遠くを見て笑みをこぼす。
東雲 蓮太:「よく気がつくのだろう? オマエによれば、オレは」
東雲 蓮太:「それがおべっかでないなら、素直に受け取ればいい」
東雲 蓮太:「オレはそう感じた」
迷路 ハル:「……ありがとうございます」ドストレートに褒められてぴゃ……となる
迷路 ハル:ではこのあたりで
迷路 ハル:東雲先輩に対して調査したいと思います。
東雲 蓮太:ふ、どんとこーい!
迷路 ハル:特技は……毎回言霊術でも芸がないので、先輩のささいな挙動や独り言までも拾っていく盗聴術でどうでしょうか
GM:OKです!
迷路 ハル:うおー
迷路 ハル:2D6>=5 (判定:盗聴術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
迷路 ハル:むん!
GM:見事!
東雲 蓮太:ぬーかーれーたー
GM:choice[秘密,真実]
ShinobiGami : (choice[秘密,真実]) → 真実
GM:このダイス真実ばっか出やがるな
東雲 蓮太:学園ものですからね、空気を読むダイスw
GM:発表します!東雲くんの思い人は───
GM:水波カオル会長、でした!
迷路 ハル:か、会長!
迷路 ハル:すごいな、めちゃモテ会長じゃん
GM:東雲くんは会長に愛情の感情を取得してください。
GM:モテモテ会長
東雲 蓮太:はーい
GM:では、締めに向かいましょう!
迷路 ハル:本人の言葉に乗った感情、生徒たちから漏れ聞こえてくる噂。
迷路 ハル:それらから導き出された事実に、なんとも言えない気持ちになる。
迷路 ハル:ただ、ひとつ確かなのは。
迷路 ハル:「会長は、人に慕われる人ですよね」
迷路 ハル:「それが少し……眩しいときもあります」
東雲 蓮太:「惹かれた相手だ、なおのことだろう」
東雲 蓮太:二人が互いに想いあう仲だと、すでに知っている。
迷路 ハル:「……私は、つい迂遠な言い方をしがちな自覚はありますが」
迷路 ハル:「東雲先輩はいつでも直球で話されますね……」
迷路 ハル:申し訳ないと思うのも変だし、照れるのもなんだかタイミングを逃してしまって。
迷路 ハル:それでも変わらず接してくれる彼に対して、改めて敬意を抱く。
東雲 蓮太:「性分だ。オマエのそれは確かに迂遠かもしれんが」
東雲 蓮太:「気づかいでもある」
東雲 蓮太:ぽんっと、女子にしてはやや背の高いその頭に、優しく手を乗せる。
東雲 蓮太:「気にするな」
東雲 蓮太:「『向いている方向が違っただけ』──らしいぞ?」
東雲 蓮太:飾りつけを終え、立ち去ります。
シーン7:マスターシーン
諸星真琴:ヒャッハァ!コロシの時間だァ!!!
諸星真琴:ノリがおかしくなりましたが
諸星真琴:殺ります。水波カオルに戦闘をしかけます。
GM:戦闘乱入ができるのは、ハルちゃんと東雲くん。
GM:どうしますか?
東雲 蓮太:乱入する~
迷路 ハル:じゃあ今回はお留守番してようかな
GM:おっけー!
GM:戦闘を開始します。演出は戦闘後に。
GM:ラウンド1
GM:プロット
GM:サイコロの目を非公開にして数字を選んでください。サイコロは右クリックで出すことができます。
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:影分身はこのタイミングっぽいですね。
東雲 蓮太:使ってこうと思います。
GM:はーい!
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:影分身:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
東雲 蓮太:んむ、失敗。
GM:残念!では、普通にプロットを行なってください。
東雲 蓮太:はーい。
GM:OKになったら言ってくださいね
東雲 蓮太:これで指定できたと思います。
GM:はーい
GM:では……
GM:公開してください!
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「6」です。
GM:
6:諸星、東雲
0:水波
GM:では、同プロットなので1d100でどちらから処理するか決めましょう。
GM:同時攻撃の形になるので、先手を打てたりはしません。
諸星真琴:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 23
東雲 蓮太:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 78
GM:では、東雲くんから。
東雲 蓮太:えーと、クライマックスバトルではないから、ダメージは1でも与えればオッケーでしたよね?
GM:そうですね、脱落します。ただし、諸星くんの攻撃は発生します。
東雲 蓮太:たとえば私の攻撃春香で逆凪を諸星君に付与した場合、どうなりますでしょうか?
GM:逆凪は、同時攻撃終了後に適用されます。
東雲 蓮太:なるほど、了解しました。ありがとうございます。
東雲 蓮太:では普通に殴ります。間合的にも届きますので。
GM:また、春香は自分よりプロット値が低い、なので
GM:この場合は目標に選べませんね
東雲 蓮太:あ、そうか。なるほど。
東雲 蓮太:重ねてありがとうございます。
東雲 蓮太:では改めまして、接近戦攻撃を諸星君にしかけます。
GM:はい!では、判定をどうぞ。
東雲 蓮太:2D6>=5 接近戦攻撃(判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル
東雲 蓮太:(笑)
GM:素のファンブルですね……
GM:凪!
東雲 蓮太:ですねー、残念無念。
諸星真琴:では、俺の行動だ。
諸星真琴:水波を攻撃。
GM:自動成功。即座に水波カオルは死亡します。
GM:では、ここまでを演出していきましょう。
水波カオル:「あっ!真琴、今まで残ってたの?早く帰りたいって言ってたくせに」
GM:下校の為に門を通ろうとして、彼に気付いた。
諸星真琴:「……早く帰りたいからだよ」
諸星真琴:そう言って、すらりと刀を抜く。
東雲 蓮太:「──知ってるやつが見たら」頭上から、男の声。
東雲 蓮太:「嫉妬にとち狂ったと思われるぞ」
東雲 蓮太:桜の樹上に、男の影。
東雲 蓮太:学生とは思えない身のこなしで、二人の間に降り立つ。
諸星真琴:「めでたいことを」
諸星真琴:「お前は、何も知らない」
東雲 蓮太:「そうだな。何かがおきていることくらいか」
水波カオル:「な……何?二人とも何を話してるの?」
東雲 蓮太:異常な中、それでも変わらぬ声に。
東雲 蓮太:いや、変わらぬからこそ。その声に刹那、気を取られる。
東雲 蓮太:失態だ。
諸星真琴:「甘いな」
諸星真琴:その刹那にことは終わった。
水波カオル:「───……」
諸星真琴:「安心しろ。痛いと思う間もなかったろうからな」
東雲 蓮太:「水波!」珍しく、感情的な声が上がる。
東雲 蓮太:意味や意義を考えるより先に、殺めた男へ襲い掛かろうと──
諸星真琴:「そいつの名は───」
GM:聞き取れない。
GM:それより先に、世界が折りたたまれていく。
GM:べきり、べき。
GM:それは、東雲も、諸星も、水波も、
GM:巻き込むように畳み込んで、
GM:サイクル2を終了します。
GM:サイクル3を開始します。
GM:県下一の進学校、清陵学園。
GM:今日は、文化祭前日。学校中に浮かれた空気が漂っている。
GM:授業は休み。君達は、天文学同好会の会室に直行する。
波多野 次郎:ガチャ、とドアが静かに開いて、小柄な少年がひょこりと顔を出す。
波多野 次郎:「おはようございまーす」
迷路 ハル:「……あ。おはよう、波多野くん」
迷路 ハル:少し眠たげにしていた少女が顔を上げて挨拶する
東雲 蓮太:「開けたままでいいぞ、波多野」
波多野 次郎:「あっ迷路先輩だ。ラッキー……っと。はーい」
東雲 蓮太:すでに会室に控えていた男が声をかける。
東雲 蓮太:「直に残りも来る」
望月 星奈:「おはようございまーす☆」両手にクレープの袋を抱えて、空いてたのはラッキーというような様子で入ってくる
諸星真琴:教室の後ろの方で静かに寝ている。
望月 星奈:「これ、皆さんへの差し入れでーす♡」
波多野 次郎:「わ、クレープだ。やったー」
東雲 蓮太:3……2……1。変わらぬのであればこのタイミングで──
水波カオル:「えっクレープ!?」模造紙を抱えたまま、教室に入ってきた会長が声を上げる。
水波カオル:ドアがすでに開いていた為、力の行き場所を無くした手が彷徨っている。
東雲 蓮太:「オマエのぶんもあるらしい」抱えた模造紙を受け取って。
水波カオル:「あっ、ありがとう蓮太!」
波多野 次郎:「食べまーす。先輩先輩、僕何味が好きかクイズ!」
水波カオル:「みんな、集まってる?集まってるよね?」
水波カオル:「えっ、なんだろう!」
水波カオル:「んーーー……チョコレート?」
波多野 次郎:「はずれー」
波多野 次郎:「前に言ったんだけどなあ~」
波多野 次郎:あれ? 前? となっている。
水波カオル:「前?」首を傾げている。
望月 星奈:「前も食べてたっけ!」
水波カオル:「それでね、みんなに報告なんだけど」
東雲 蓮太:模造紙を解き──机の上に広げる。
波多野 次郎:首を傾げていたが、顔を上げる。
東雲 蓮太:「これについてか?」
水波カオル:「そう!ありがとう蓮太」
水波カオル:「巨大星図ポスター!!用意できちゃったんです〜〜!!」
水波カオル:「これで一杯見学者の人呼べるよ!そしたら会をもっと盛り上げられるね!」
波多野 次郎:目を瞬かせる。
望月 星奈:「やったぁ~!このポスター、映えスポットにしましょ~!」
波多野 次郎:「え、あ、それ、めっちゃいいアイデアですよ!」
迷路 ハル:「わあ」拍手ぱちぱち
東雲 蓮太:「そうだな──玄関前の掲示スペースが空いていた」
東雲 蓮太:「あとでオレが貼っておこう。構わんか、水波?」
水波カオル:「えっいいの!?」
水波カオル:「蓮太はなんでも率先してやってくれるね。ありがとう」
東雲 蓮太:「適材適所だ。手先は器用だからな」
水波カオル:「それに比べてこっちは……」諸星の後ろに歩いて行って。
水波カオル:「起きろ〜〜〜〜!!」
諸星真琴:「うっっ……うるさい」
諸星真琴:「耳元で叫ぶな……三半規管が壊れる」
水波カオル:「ふむ。起きたならばよし!」
水波カオル:「じゃあ、文化祭前日!みんな、がんばってこー!」
波多野 次郎:「はーいっ」自分のほっぺたを引っ張っていてて、という顔。
望月 星奈:「おー!」
東雲 蓮太:「正念場だな」
迷路 ハル:「はいっ」
迷路 ハル:「……いい思い出に、しましょうね」
シーン1:諸星真琴
諸星真琴:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(7) → 廊下。休憩時間か放課後か。生徒たちが、楽しそうにはしゃいでいる。
諸星真琴:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(6) → 校庭。体操服姿の生徒たちが走っている。
諸星真琴:よし。これでいくか。
諸星真琴:呼び出す相手は望月、お前だ
望月 星奈:はぁーい☆
諸星真琴:校庭の出店で買ったアイスクリームを舐めている。
諸星真琴:「こっちだ、望月」
望月 星奈:「はいはぁい?なんですかぁ?」
望月 星奈:「もしかして、アイス。星奈にも買ってくれるんですかぁ…?」期待したまなざしで見る
諸星真琴:「ああ、そうだな」
諸星真琴:「ここのところ、天文学同好会について、随分浮いた話が出回っている」
望月 星奈:「そうですねぇ…!みんな、青春しててとっても素敵☆って、星奈思っちゃいます!」
望月 星奈:「先輩も青春してますよねぇ!」
諸星真琴:その表情は動かない。
諸星真琴:「もし、お前にもそういう相手がいるのなら」
望月 星奈:照れ隠しかな?っておもってる
諸星真琴:「相談に乗ってやる。アイスクリームに、ジュースのおまけつきだ」
諸星真琴:とか、言いながら
望月 星奈:「あ、アイスクリームに……ジュースも……つくんですか!?」
望月 星奈:「そ、そんなにいっぱい頂いたら…星奈、まんまるになっちゃますぅ…!」
諸星真琴:情報判定を星奈ちゃんにしかけよっかなー
諸星真琴:ジュースを奢って水術で。
諸星真琴:SG>=5 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
諸星真琴:こういうこともある……
望月 星奈:ヒン
望月 星奈:わたわたしててそっちの気持ちの伝達が強かったのかもしれない
GM:そうかも…… ではサクッと締めに行きますね
諸星真琴:「………」
諸星真琴:「女子相手にあまり食物で釣るものでもないな」
望月 星奈:「ま、まんまるになったら…ダイエットつきあっていただきますからね♡」
諸星真琴:「……それは少し、面倒そうだな」降参のポーズ
諸星真琴:「まあ。いいやつだと思うよ、お前のことは」
望月 星奈:ニコニコしている
諸星真琴:「それじゃあな」すっと立ってその場を辞す。
望月 星奈:「ありがとうございました~!」両手をぶんぶん振り感謝の意を示す
シーン2:望月星奈
望月 星奈:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(8) → 学食のカフェテリア。生徒たちがまばらに席につき、思い思い談笑している。
望月 星奈:えっと、東雲先輩を呼びつつちょっとやりたいことが別個であるので先にそちらをやります
GM:了解です!
望月 星奈:最初に、エニグマの文化祭の小道具を調べたいです
GM:OK!どうぞ〜
望月 星奈:これは、特技自由なもので触れるのでしょうかね
GM:そうですね、自由です
望月 星奈:わかりました。では、なんか小道具で自分の展示物盛ったりできないかなってことで調べたってことで調査術で
GM:OK!
望月 星奈:2D6>=5 (判定:調査術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
GM:では
GM:
エニグマ:文化祭の小道具
【黒の闘気】
解除条件:計画判定《死霊術》
効果:「ボス」を目標にして誰かが攻撃を行ったとき、
その処理が終わったあとに使用できる。
目標は《意気》で判定を行う。この判定に失敗すると、
目標に集団戦ダメージ1点を与えることができる。
GM:計画判定なので手番を消費して解除することになります。
望月 星奈:えっと…どうしようかな…
望月 星奈:それでは改めてカフェテリアで
望月 星奈:その前に、情報判定成功したから機忍からの夜見で!
望月 星奈:2D6>=6 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 4[2,2] → 4 → 失敗
GM:塩の効力が
望月 星奈:新たな塩を盛らないと
望月 星奈:よし、改めてカフェテリアで先輩を
GM:カフェテリア。まだ朝方だからか、生徒の数はまばらだ。
望月 星奈:手には、文化祭の小道具の袋を抱え少し困った様子できょろきょろしてる
望月 星奈:「こまったなぁ…なぁんか…見え方が変な気がする…」袋の中をちらっと見ながら
東雲 蓮太:「何がだ?」頭上から、声。
望月 星奈:「わっ…!し、東雲先輩!」
東雲 蓮太:身長差で、自然上から声をかける形となる。
望月 星奈:急に声を掛けられぴょいと跳ね上がり
望月 星奈:「なんかこれ……信じてもらえないかもしれないんですけどぉ…」と袋の中を見せる
望月 星奈:「今回の星奈の出し物…いい感じになれたらなぁって…ちょっと備品を探してたら」
望月 星奈:「”すごく黒く見える”小道具を見つけちゃってぇ…」
望月 星奈:「カラフルなはずなのに、すっごく真っ黒に見えるんですぅ……これを見てるとなんかぁ……」
望月 星奈:と、途中まで言葉を出してみたこともないような、感情の色が消えた真顔になる
東雲 蓮太:「──何か?」口にするよう、問い促す。
望月 星奈:「……はっ!ごめんなさいっ!先輩には何色に見えますかぁって聞きたかったんですぅ…!」
東雲 蓮太:「黒だな」率直に、簡潔に。
東雲 蓮太:「色彩豊かには見えん」
望月 星奈:「あっ、よかった~!星奈の目おかしくなったかなって心配になっちゃいましたぁ~…!」
東雲 蓮太:「目に映る映像は、つまるところ光だと聞く」
東雲 蓮太:「反射で違うように見えることも、ないことはないだろう」
望月 星奈:「うぅ~ん。やっぱそうですよねぇ……」と、発言してから……突然何かを思い出し
望月 星奈:「あ、そうだそうだ!そんなこと言ってる場合じゃなかった!」
東雲 蓮太:「波多野あたりと約束か?」
望月 星奈:「先輩、部長のとっておきの噂を実は聞いちゃってぇ…」
望月 星奈:「あんまり、こういうのを表にするのはどうかなって思うんですけどぉ…あまりにもかわいくてぇ…」
東雲 蓮太:「──迷路とのことなら、聞いている」
望月 星奈:「あ、そ…それじゃないんですけどぉこの気持ちを、内緒にしとくのもったいなくて…!」
望月 星奈:って感じで交渉をしたいんですよね。秘密の
東雲 蓮太:お、ありがたいですね。
望月 星奈:カオルちゃんの秘密を渡すから、今持ってる波多野君の秘密が欲しいんですよねぇ……
東雲 蓮太:こちらの手持ちは波多野君の秘密ですね。
GM:おー
東雲 蓮太:「オレからもひとついいか?」
望月 星奈:「はい?」
東雲 蓮太:「波多野のことだ」
望月 星奈:「は、はたのくんのこと…?」ちょっとドキッとする。聞こえた噂の影響で
東雲 蓮太:告げておくべきだと考えた、想い人には。
東雲 蓮太:こんな感じで交渉承諾です。
GM:はい、ではまず会長の秘密を東雲くんに渡します。
東雲 蓮太:はーい
GM:渡しました。
GM:そして波多野くんの秘密は、公開情報になりますね。
波多野 次郎:あれっ
望月 星奈:あれ?
GM:感情共有によってPC全員に行き渡るので。
望月 星奈:あー
波多野 次郎:あーそっか、失礼!
東雲 蓮太:そしてむむ<かいちょーの秘密
波多野次郎
- 秘密
実はあなたは死んでいる。
今、あなたは生きているが、なぜか、死ぬ前のことがあまり記憶に残っていない。
ただ「月読(つくよみ)」と呼ばれる人物に殺されたことだけは覚えている。
あなたの【本当の使命】は、「月読」が誰かを捜すことである。
GM:以上です。
望月 星奈:「…………」
東雲 蓮太:「…………」らしさに半分納得。残りの半分は──違和感だ。
望月 星奈:「…………あれ、あれ?」
望月 星奈:目線が揺れ、体が震え始め
望月 星奈:「せい、なは……守れなかった?え……?」
東雲 蓮太:「落ちつけ」肩を抱き、崩れそうになる後輩を支える。
東雲 蓮太:「息を吸って──吐け。ゆっくり、大きくだ」
望月 星奈:「……大丈夫、です」深呼吸をして
望月 星奈:「満月にも満たない、偽物の月をすべて壊せばなんとかなる」
望月 星奈:「そのはず。だろうから」次に発せられた声からは感情が抜け落ちた
シーン2:波多野次郎
GM:シーン表と登場人物を決めると良いでしょう。
波多野 次郎:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(4) → 誰もいない体育館。バスケットボールがころころと転がっている。
GM:誰もいない率が高すぎん?
波多野 次郎:あーーどうしようかな
波多野 次郎:振り直していいですか
GM:いいですよ!
波多野 次郎:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(8) → 学食のカフェテリア。生徒たちがまばらに席につき、思い思い談笑している。
波多野 次郎:あっうれしい!
波多野 次郎:ではこれで、PC全員呼びたいんですけど、最初迷路先輩だけ来てもらってもいいですか
迷路 ハル:出るぞー
波多野 次郎:呼ぶのは全員で、最初は迷路先輩だけとお話できればの感じ
GM:OK!
GM:では
波多野 次郎:賑やかなカフェテリア、きょろきょろと周りを見回し……。
波多野 次郎:「あーっ、いた、迷路先輩だ」とことこと席に近寄ってくる。
迷路 ハル:「波多野くん、お疲れ様」
波多野 次郎:「えへへ、すいません呼びつけちゃって」
迷路 ハル:「大丈夫だけど、何かあった?」
波多野 次郎:「んー……まあ、ありましたよ。あ、でも迷路先輩にはそれとは別にちょっとお話があって」
波多野 次郎:「あの、すいません。僕いろいろかき回しちゃってたから……噂立てたりとか」
迷路 ハル:「ああ……うん、まあ、大丈夫だよ」
迷路 ハル:「それで今なにか悪いことになってるわけじゃないし」
波多野 次郎:「よかった……あ、じゃあいいことあったんです?」
迷路 ハル:「……どうだろうね?」
波多野 次郎:「……実はここに、僕の持ってる水波会長のとっておきの秘密があります」
波多野 次郎:「代わりに聞きたいなーっ、何かあったのか」
波多野 次郎:ということで、会長の秘密とプライズの秘密を交換……できないでしょうか!
迷路 ハル:おっけーです!その前にちょっとだけお話をば!
波多野 次郎:はあい
迷路 ハル:「伝えることは出来る、けど」
迷路 ハル:「それが……ええと」
迷路 ハル:「波多野くんが困らないかな、っていうのを少し心配してる」
波多野 次郎:「……困る、っていうなら、僕今ずっと困ってますよ」少し声のトーンを落として。
波多野 次郎:「それ以上に何か大変なことがあるってことですか?」
迷路 ハル:「……そうだよね。波多野くんは今も大変で」
迷路 ハル:「じゃあ……うん。聞いてほしいな」
迷路 ハル:というわけで波多野くんと情報のトレードを受けます!
波多野 次郎:ありがとうございます!
GM:OK!
GM:じゃあ、まずは水波会長の秘密がオープンになりますね。
水波カオル:秘密
実はあなたは、ラノベやマンガが大好きだ。
そんな物語に登場する楽しげで幸せそうな主人公たちにものすごく憧れている。
自分でも、そんな楽しい時間を過ごそうと思い、仲間を集めて同好会をつくった。
GM:そして、次郎くんには文化祭の思い出の秘密を。
GM:お渡ししました!
GM:あ、感情共有発生しますね。
GM:望月さんにもお渡しします。
波多野 次郎:こちら受け取りました
GM:あ、交換だからでないか?
波多野 次郎:情報共有は発生しない、だとどうなんだろう
GM:情報を獲得すると、だから……
GM:連鎖が発生しなければいいのかな?
GM:獲得時ではあるから、今回は情報共有が発生するものとして扱いましょう。
波多野 次郎:はーい
迷路 ハル:はーい
GM:というわけで望月さんにもお渡ししました。
望月 星奈:ありがとうございます!
波多野 次郎:「……えー、これ……マジですか?」目をぱちくりしている。
迷路 ハル:「私が冗談を言うのが苦手なの、分かってるでしょう?」
迷路 ハル:困ったように微笑む。
波多野 次郎:「僕、冗談ばっかり言ってるから真面目なこと言っても信用されないがちなんですよね」
波多野 次郎:「今は、わりと真面目です」
波多野 次郎:「でも、ありがとうございます。お礼にここのお会計、おごっちゃいますよ!」
波多野 次郎:というところで、そこから心理の隙を突き情報をゲットしたい、経済力で
波多野 次郎:対象は迷路先輩本人の秘密!
迷路 ハル:ひゃーっ
GM:どうぞー!
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功
波多野 次郎:たっか
迷路 ハル:めちゃくちゃ出目がいい
GM:ギリスペシャル
GM:ギリじゃなくてニアか
波多野 次郎:ですね
GM:では、秘密をお渡しします。
波多野 次郎:受け取りました
GM:お渡ししました!
望月 星奈:感情共有でください~
GM:そうだった(ポカ)
GM:お渡ししました!
望月 星奈:受け取りました!
波多野 次郎:「……うらやましいな」ぽつんと呟く。
迷路 ハル:「……その気持ちは謹んで受け取るけれど」
迷路 ハル:「これが良いことかどうかは、まだ分からないって思ってる」
迷路 ハル:「……もしかしたら、それでもっと辛いことになるかもしれない。でしょう?」
波多野 次郎:「そりゃそうだ。でも」
波多野 次郎:「僕には、そういうの、今すごく眩しく見えるんですよ」
迷路 ハル:「そっか」
迷路 ハル:「……そろそろみんな来るんじゃない?」
波多野 次郎:「あ、ほんとだ。おーい、こっちでーす」手を振って。
望月 星奈:「……」顔つきが険しくなり、無口な様子の彼女がやってくる
波多野 次郎:「……」笑顔のまま、ちょっと困った顔で手を振る。
東雲 蓮太:「大丈夫か、望月?」望月ちゃんと一緒に入ってきます。
波多野 次郎:「えと……その」望月先輩の顔を見て、確信する。
望月 星奈:「ごめん、”あの子”ままじゃいられないみたい」一つだけ小さく詫びをして
望月 星奈:「記憶が抜けた影響が、大きすぎた」
波多野 次郎:「……先輩」
波多野 次郎:「えー、今日集まっていただいたのはですね」
波多野 次郎:「多分、僕のこと、そろそろみんなに知られちゃってるかなーーって、思って」
波多野 次郎:「土下座外交をするために、来ましたっ!」
波多野 次郎:思いっきり頭を下げる。
波多野 次郎:「すいません、わかっての通り、僕今なりふり構ってらんなくて」
波多野 次郎:「知りたい、んです。みんなのこと。知らなきゃ」
波多野 次郎:「でも一人じゃ無理で、無理なんです。手伝ってほしくて」
波多野 次郎:「僕が渡せるものがあれば、本当に大切なもの以外は、渡せます」
望月 星奈:「………はぁ」小さくため息を吐き
望月 星奈:「なんですでに死んでんのさ。なんつーヘマしたの」
望月 星奈:「……おかげで、”最初から意味ないじゃん”」
波多野 次郎:「……」
望月 星奈:「……知らない人いるだろうから、伝達でもなんでもしてよ」顔を背け、秘密の漏洩を見ないふりをし
波多野 次郎:では、望月先輩の秘密を東雲先輩と迷路先輩に渡したいです。
GM:OK。公開情報となります。
東雲 蓮太:ありがとうございます。タスカル~
望月星奈:秘密
実はあなたは忍者である。あなたは、とある忍務を受けて、あなたを含め、四人の忍者と共に、この学園にやってきた。
あなたたちに与えられた忍務とは、
「月読(つくよみ)」と「契兎(けいと)」という二人の忍者を倒すことである。
あなたにとって、本当の仲間とは、その四人のことである。
東雲 蓮太:「つまり波多野を殺した存在──月読と、契兎と言う存在を討伐することが、望月の目的──と言う理解でいいか?」
望月 星奈:「……そういうこと」
東雲 蓮太:「確認したい」
東雲 蓮太:全員に向けて。
東雲 蓮太:「まず、何度目の前日だ?」
望月 星奈:「なんとなく違和感だけはあったけど、わからない。その場を見てないから」
波多野 次郎:「何度目……」
迷路 ハル:「……自覚があるのは2度か、3度」
波多野 次郎:「やっぱり、みんな気になってたんだ」
東雲 蓮太:「俺の自覚では、今は三回目の前日で」
東雲 蓮太:「巻き戻ったタイミングも把握している」
迷路 ハル:「……!」
東雲 蓮太:「偶然の可能性もあるが、一応共有しておこう」
望月 星奈:「それは何?」
東雲 蓮太:「今日の下校時」
東雲 蓮太:「水波が諸星に殺される」
東雲 蓮太:「その瞬間に、世界が折りたたまれる感覚を覚えた」
東雲 蓮太:「──似たような覚えのあるやつはいるか?」
迷路 ハル:「……はい」
望月 星奈:「…そこが起点ね」
迷路 ハル:「東雲先輩の説明と同じです。下校中に、その場面に遭遇して」
迷路 ハル:「……私からも改めて、現状について分かっていることをお伝えします」
東雲 蓮太:「頼む」
迷路 ハル:ここで文化祭の秘密を東雲先輩にも渡したいです!
東雲 蓮太:ありががたや~
GM:いいでしょう!公開情報となります。
文化祭の思い出:秘密
現在、きみたちは、忍法「時檻」によって閉じた時間の中に封じ込められ「楽しい学校生活を送る学生たち」という偽の記憶をすり込まれている。
時間を先に進めるためには、「時檻」を解除しなければならない。
4サイクル目が終了するまでに、術者の設定した「合い言葉」を術者に向かって伝えると、「時檻」に綻びが生まれる(クライマックスフェイズになる)。
ただし、5サイクル目になってしまうと、「時檻」は解除できなくなる。
最終的に、このプライズの持ち主になった者は、「時檻」を解除することができ、一つだけ自分の望みを叶えることができる。
東雲 蓮太:「時檻──か」
望月 星奈:「そう、合言葉がいるってね」
望月 星奈:「でも、そんなこと見たこともないし聞いたこともない」
望月 星奈:「……だけど」ハルの方を見て
望月 星奈:「貴方なら心あたりあるんじゃない?」
望月 星奈:「それを告げることが、”何であることを受け入れるか”という選択を突き付けることになるけど」
望月 星奈:「言う気がないのなら、私の方で勝手に伝えるけどいい?」
迷路 ハル:「……うん」
迷路 ハル:「こうなった以上、情報はあるだけ共有しておくべきだし」
迷路 ハル:「大丈夫だよ」
東雲 蓮太:「そうだな。そうしてもらえると助かる。あと望月」
迷路 ハル:にこ、とどこか空虚に微笑む
望月 星奈:「何?」
東雲 蓮太:「情報共有の必要性は皆把握している、無理に憎まれ役を請け負う必要はない」
望月 星奈:「………そう」
望月 星奈:目を伏せ、何を考えたかは読み通すことができないが
望月 星奈:何か一つ、大切なことを思ったのだろう
望月 星奈:ということで、ハルちゃんの情報を先輩に渡します
GM:はい。
GM:公開情報となります。
GM:
迷路ハル:秘密
実は、あなたは水波カオルの幼なじみだ。あなたは、幼いころ、ふざけてカオルと結婚の約束をしている。
そのときカオルは、あなたに「『ずっといっしょだよ』といってプロポーズしてね」と告げている。
波多野 次郎:「……やっぱり、うらやましいですよ」望月先輩の横顔をちらりと見ながら、呟く。
波多野 次郎:「今の本題がそこじゃないのは、わかってるけど」
望月 星奈:「……」
東雲 蓮太:「妬まなければ、別に構わんだろう」
東雲 蓮太:「そうなりたい、そうありたいと考えるのは、むしろ自然だ」
波多野 次郎:「僕は、今どうなってるのかもよくわかんないですしね。望むこともできない、から」
波多野 次郎:「だから、この言葉は、大事に扱われてほしい、と思います」
望月 星奈:「……そして、その言葉がこの局面で一番大事な言葉になるだろうと」
望月 星奈:「……きっとあの二人が、今回我々の倒すべき敵」
望月 星奈:「どちらが月読でどちらが契兎まではわからないけれど」
東雲 蓮太:「──どちらがどちらか、特定しておきたいところだな」
望月 星奈:「時間の巻き戻りの前に、あの男が何か言ったとかはないの?」
迷路 ハル:「ええと……」
迷路 ハル:「私が見た時は……邪魔をするな、これはお前たちのためだ、とか言っていたかな」
東雲 蓮太:「『早く帰りたい』」
東雲 蓮太:「オレの時には、そう言っていたな」
迷路 ハル:「……諸星先輩は、このループから抜け出したいと思っている?」
迷路 ハル:「そしてそのためには会長を殺せば良いと考えている……?」
東雲 蓮太:「諸星が合言葉云々を知らんのであれば、可能性は高いな」
望月 星奈:「シノビなんて辺鄙な仕事やってるより学生として何も気づかずにのんきに暮らしてた方がってこと?」
望月 星奈:「そこは勝手な憶測だけど」
波多野 次郎:「……僕がひとつ、怖いのは」
波多野 次郎:「上手くやって繰り返しが終わった後、僕はどうなるの?ってことですね……」
迷路 ハル:「それは大丈夫じゃないかな」
波多野 次郎:「え」
迷路 ハル:「本当に全部上手くいけば、時檻を解除するときの反動でひとつ希望が叶うはず」
迷路 ハル:「それを利用すればちゃんと生きて帰れる……と思うんだけど」
望月 星奈:「…ふぅん。てっきり、彼女の蘇生でも優先するもんだと思ってた」
波多野 次郎:「……そう、か……。よかった」ほう、と息を吐く。
東雲 蓮太:「これだけたいそうな忍法だ」
波多野 次郎:「いや、まだ考えなきゃならないことはある、けど。希望は、あるんだ」
東雲 蓮太:「それくらいはできて当然だろう」
迷路 ハル:望月さんの言葉にはいつもの困ったような微笑みだけ返します。
波多野 次郎:「……そっちでもいいよ、とはさすがに言えないですけど」
波多野 次郎:「でも、可能性があるだけで十分。僕は……」
波多野 次郎:「やっと、今、生きてるって感じがしてます。へへ」
迷路 ハル:「私だって、波多野くんが元気なら嬉しいし」
迷路 ハル:「彼女のことは……私の問題みたいなところも、あるから」
迷路 ハル:「それはそれで、ちゃんと考えたいと思う」
望月 星奈:「……そっか」
望月 星奈:「…ごめん。私はもう」
望月 星奈:「貴方たちしか仲間だと思うことができなくなってしまったから」このまま記憶をなくしたままの方が、人にやさしくできたのでは?と少し後悔をしながら
波多野 次郎:「いいんですよ」
波多野 次郎:「先輩がこうして生きててくれるのが、僕、嬉しいんです」
波多野 次郎:雰囲気も、態度も変わったとしても。感情は変わらないから。
東雲 蓮太:「──ともあれ、突破口は見えたか」問題は山積みだとしても──だ。
GM:文化祭の熱気は、今、ここにだけはなく。
GM:別の熱が生じようとしていた。
シーン4:水波カオル
GM:ハル!一緒に準備しよう!
迷路 ハル:会長は元気だなあ
水波カオル:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(5) → 校舎の屋上。一陣の風が吹き、衣服をたなびかせる。
水波カオル:「いい風だね」
水波カオル:隣にいる少女に笑いかける。
迷路 ハル:「そうですね。ちょうどいい涼しさで」
迷路 ハル:「もう準備の残りも、本当に追い込みという感じになってきましたね」
水波カオル:「うん。だから今だけ休憩」
迷路 ハル:「……会長は」
迷路 ハル:「今、楽しいですか?」
水波カオル:「?楽しいよ、すっごく!」
水波カオル:朗らかに笑う。
迷路 ハル:「ふふ、よかった」
迷路 ハル:「休憩と言いつつ、疲れているように見えなかったので」
迷路 ハル:「楽しいんだろうなと、見てるだけでも感じますよ」
水波カオル:「えーへーへー」恥ずかしそうに、嬉しそうに体を左右に捻って。
水波カオル:「ずーっとこういうの、憧れてたから」
水波カオル:「1年も2年も、どうすればいいかわからなかったけど」
水波カオル:「こうやって自分で同好会作っちゃえばいいんだ!ってやっと気づいたの」
迷路 ハル:「それでこれだけ人が集まって、慕われているんだから」
迷路 ハル:「すごいですよ」
迷路 ハル:「……会長、私」
迷路 ハル:「貴女にずっと憧れているんです。知っていましたか?」
水波カオル:「……」一瞬だけ驚いたような、虚を突かれたような顔をして。
水波カオル:「そう……だったんだ……」頬が赤く染まる。照れ隠しのように髪をかきあげた。
水波カオル:
水波カオル:無の回復判定をします。
水波カオル:これは感情判定でハルちゃんの感情上書きしたくないなー!という理由によるものです。
迷路 ハル:らぶすぎ
水波カオル:流言の術にしよう。
水波カオル:SG>=5 (判定:流言の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
水波カオル:回復できませんでした。
迷路 ハル:無だ
GM:無……
GM:では、ここでシーンカット!
シーン5:東雲蓮太
GM:シーン表と登場人物!
東雲 蓮太:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(5) → 校舎の屋上。一陣の風が吹き、衣服をたなびかせる。
東雲 蓮太:お、屋上だ。いい感じですね。
東雲 蓮太:登場人物はどうしようかな
東雲 蓮太:とりあえず居場所を調べる諸星パイセンには来てもらわないとなのかな、ふむふむ。
東雲 蓮太:あとは──どうしようかな。
GM:や、
東雲 蓮太:む
GM:情報判定の時はその場にいなくてもいいですよ!
GM:感情判定の時はシーンに登場している必要がありますが
東雲 蓮太:おお、そうなのですね。
GM:P.60参照!
東雲 蓮太:登場人物は悩みましたがハルちゃんで
東雲 蓮太:行動は「居所」を知る。 です。対象は諸星パイセン。
GM:技能を指定して判定どうぞ!
東雲 蓮太:ここは忍者っぽく、極細の糸をこっそり諸星くんにつけて場所を探ってみたとかでどうでしょう? 『手練』
GM:どうぞ!
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
GM:あら
東雲 蓮太:む、どうしようかな。。。
GM:振り直しなどはありますか?
東雲 蓮太:いいや、使っちゃえ。虎の子2つ目の神通丸を使ってリロールします。
GM:どうぞー
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
GM:ばっちり!
東雲 蓮太:(ほっ
GM:では、諸星ぱいせんの【居所】ゲットですね。
GM:ロールの方に入って行きましょう。
東雲 蓮太:校舎の屋上、給水塔の上。
東雲 蓮太:「──────」
東雲 蓮太:一人の男が目を瞑り、指先に全神経を集中している。
東雲 蓮太:否。正確にはその先より伸びた視認できぬほどの細い絹糸に──だ。そして──
東雲 蓮太:「捉えたぞ、諸星」目を開き、男が呟いた。
迷路 ハル:屋上の扉が開き、一人の少女が姿を見せる。
迷路 ハル:「東雲先輩……あ、あんなところに」給水塔を見上げる
東雲 蓮太:「迷路か」音も立てず、給水塔から降りる。
迷路 ハル:「お呼ばれしました。……その様子だと、何か掴んだという感じでしょうか」
東雲 蓮太:「ああ、とりあえず諸星の所在をな」
東雲 蓮太:手を振るい、絹糸を切断する。知ったことを知られぬよう、念のために。
東雲 蓮太:「望月らとも共有を頼む」
東雲 蓮太:そんな訳で諸星ぱいせんの【居所】をハルちゃんと共有します。
迷路 ハル:共有されます!
GM:OK。情報共有で望月さんにも流れます。
東雲 蓮太:──問うか問うまいか数瞬悩んだが。
東雲 蓮太:「ひとついいか?」
東雲 蓮太:結局、問うことに決める。
迷路 ハル:「はい」改めて向かい合う。
東雲 蓮太:「望月も確認していたが──」
東雲 蓮太:「願いは構わんのか?」
東雲 蓮太:「状況的に──水波が殺される可能性は低くはないと考える」
東雲 蓮太:「波多野が自分の命を優先するのは当然」
東雲 蓮太:「望月も──おそらくそうだろう」
東雲 蓮太:「だが、オマエは天秤にかけることができる立場だ」
迷路 ハル:「……東雲先輩は本当にお優しいですね」
迷路 ハル:「いいんです。波多野くんの死は確定していますが、彼女はまだ殺さずに済ますことができるかもしれない」
迷路 ハル:「……と、いうのも、ありますが」
迷路 ハル:「合言葉、東雲先輩もお聞きになりましたよね」
東雲 蓮太:「ああ」
迷路 ハル:「私は――僕は、あの言葉に殉じるだけです」
迷路 ハル:「それが成されるなら、生死だって問わない」
迷路 ハル:「……波多野くんには内緒にしてくださいね。きっと気に病むから」
東雲 蓮太:「……カトリックの式だったか、確か」
東雲 蓮太:不意に、関係のなさそうなことを口にする。
東雲 蓮太:「『死が二人を分かつまで』」
東雲 蓮太:「互いに誓い合った夫婦ですら、それの前では分かたれざるを得ない──といった意味でとらえることもできるらしい」
迷路 ハル:「……」静かに聞いている
東雲 蓮太:「『ずっといっしょ』に居られるのであれば、『生死は問わない』とのことだが」
東雲 蓮太:「それを最善とする訳ではないだろう?」
東雲 蓮太:淡々と、責める訳でも諭すわけでもなく
迷路 ハル:「……聞き方が意地悪です、先輩」眉をへにゃと八の字にする
東雲 蓮太:確認のために、問う。
迷路 ハル:「それは勿論。ただ、優先順位の話ですよ」
迷路 ハル:「『後輩』が大変なら、それくらいの格好はつけてもいいでしょう?」
東雲 蓮太:「先輩としての矜持というやつか?」
東雲 蓮太:「仮初のであったとしても」
迷路 ハル:「そんな大層なものではありませんが」
迷路 ハル:「仲間を大事にしたい気持ちくらい、私にもあります」
東雲 蓮太:「……なるほど、そちらが素か」
東雲 蓮太:率直な物言いに、納得したように。
東雲 蓮太:「──時間を取らせたな」
迷路 ハル:「……いえ。他言無用でお願いいたします」
迷路 ハル:気まずげに、というか少し照れくさそうに小さくなる。
シーン6:迷路ハル
GM:では、シーン表と登場人物を決めて行きましょう。
迷路 ハル:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(11) → 特別教室。音楽室や理科室にいるのってなんか楽しいよね。
迷路 ハル:なんか楽しいよね
GM:素朴で可愛い
迷路 ハル:立候補があったので星奈ちゃんに来てもらおう
望月 星奈:きたよ~☆
迷路 ハル:今日もかわいいよ~♡
GM:では
GM:理科室。ここにはさまざまな化学物質や試料、実験道具が収められている。
GM:天文学同好会の機材も多少置かせてもらっている場所だ。
迷路 ハル:「望月さんが小道具の中に見た『黒色』のことなんだけど」
迷路 ハル:「現状を踏まえると……なんらかの呪術的な象徴の可能性があるよね」
望月 星奈:「あの時は記憶の復元がされてなかったから気づかなかったけれど」
望月 星奈:「何かの呪術で、自分の身を守るための結界の一つにしていた可能性はある」
望月 星奈:「私の術では解除は難しいと思うけど、何らかの手段はある?」
迷路 ハル:「うん……対象をちゃんと捉えることができれば」
迷路 ハル:「私なら、見える、かもしれない」
望月 星奈:「そしたら私の千里眼で索敵の補助をする。これならできそう?」
迷路 ハル:「すごく助かるな」
迷路 ハル:「……うん。大丈夫。やってみる」
迷路 ハル:というわけで
迷路 ハル:計画判定で小道具のエニグマをえいえいしたいです!
GM:えいえい!
望月 星奈:感情支援!
GM:OK!+1!
GM:どうぞー
迷路 ハル:ありがと~~~
迷路 ハル:2D6+1>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 5[2,3]+1 → 6 → 成功
迷路 ハル:あぶえっ
望月 星奈:ヒュエッ
GM:でも成功!
GM:無事黒の闘気は解除されました!
迷路 ハル:やったー!
望月 星奈:よかった~!
GM:では締めに行きましょう〜!
迷路 ハル:「─────」
迷路 ハル:意識を集中する。黒い、靄のようなものが、確かにそこにある。
迷路 ハル:「やッ!!」
迷路 ハル:ざ ん 、と手刀。
望月 星奈:「─────────」
望月 星奈:「…できた?」
迷路 ハル:「…………たぶん」
迷路 ハル:「千里眼で、ざっと全域見てもらってもいい?」
望月 星奈:「……うん」目を閉じ、星見の力で見えざる者さえも見通すが
望月 星奈:「見当たらない」
望月 星奈:「うまくいったみたい」
迷路 ハル:「よかった……」
迷路 ハル:「私も、たまにはいいところ見せられたかな。手伝ってくれてありがとう」
望月 星奈:「……」
迷路 ハル:心なし、以前よりすっきりとした顔で微笑む。
望月 星奈:「いい?一度記憶が欠落したとはいえ、自力で記憶も能力も取り戻してるんだから」
望月 星奈:「自分の能力は、誇っていいよ」
望月 星奈:「…………”あの子”みたいなうまいほめ方はできないけど」
望月 星奈:そういって、そっぽを向く
迷路 ハル:「……うん。ありがとう」
迷路 ハル:望月が本来の性格でなかったときも、今こうして元に戻ったときも。
迷路 ハル:どちらのときも、まっすぐにきらめく言葉を与えてくれていると、彼女は気付いているのだろうか。
迷路 ハル:言うとますますそっぽを向かれそうな気がして、いつも通り眉をゆるめて微笑むだけにした。
シーン7:マスターシーン
GM:……と言っても
GM:毎度のごとく諸星パイセンがこう、水波会長に戦闘仕掛けて
GM:SATSUGAIするというパートなのですが
GM:どういう行動を取りますか?
東雲 蓮太:んー
GM:特にハルちゃんと東雲くんですね
東雲 蓮太:出ます。
迷路 ハル:うーん
迷路 ハル:お留守番してます
東雲 蓮太:あ
東雲 蓮太:すみません、ちょっとお待ちを。これは相談してからの方がいいかも。
GM:はーい!
GM:戦闘シーンとなるわけですが、戦闘開始前にロールを挟みましょう。
GM:黒い雲が月の光を遮っている。
諸星真琴:その中、男は刀を抜き、時を待っている。
東雲 蓮太:暗闇より、そちらに放られる紅茶の缶。
東雲 蓮太:「──少しいいか?」次いで、声。
諸星真琴:「……『覚えて』たな、紅茶」
諸星真琴:その缶を見ずにキャッチして。
東雲 蓮太:「そちらもそうと確認できた」
東雲 蓮太:「とりあえず──だ」
東雲 蓮太:「何か以上を認識したぞ。オレたちは」
東雲 蓮太:何も知らないと先に問うた男に、そう投げかける。
諸星真琴:「……」缶を片手で弄んでいる。
東雲 蓮太:「そのうえで交渉──いや確認だ」
東雲 蓮太:「抜けらそうな術を、こちらは入手した」
東雲 蓮太:「オマエが何度か試みているソレよりは、確実と思われるやつだ」
東雲 蓮太:ひとつひとつ、慎重に言葉を選ぶ。
東雲 蓮太:虚偽なく、伝えるために。
諸星真琴:「……言いたいことは理解した」
諸星真琴:「水波を殺しても、この繰り返しは終わらない、そう言うんだろう?」
東雲 蓮太:「ああ」
諸星真琴:「その他の術がある。だから、水波は殺すな」
諸星真琴:「だが俺はあいつを殺す」
東雲 蓮太:「それはオマエの主観だ。こちらに変えて問い直すぞ」
東雲 蓮太:「ならばなぜ、水波を殺す?」
諸星真琴:「最初はお前が……お前たちが想像している通り、ループを抜け出す為」
諸星真琴:「だが、今は違う」
諸星真琴:「世界を閉じさせない為だ」
諸星真琴:「どうしたらこの術が完成するかは俺にもわからん」
諸星真琴:「だが実際……俺たちは知らない。文化祭の日を迎えたらどうなるのか」
東雲 蓮太:「そうだな」
東雲 蓮太:「……だが、そこまで忌避する理由がわからんな。波多野のためではないだろう?」
諸星真琴:「波多野がどうした?」
諸星真琴:それは煽っていると言うより、純粋に知らないからの問いかけに見えた。
諸星真琴:「明日が来たとき」
諸星真琴:「ループが続く保証はどこにもない」
諸星真琴:「もしかしたら、永遠にこの学園生活のままごとを続けることになるかもしれん」
諸星真琴:「お前たちはそれを望むまい?」
東雲 蓮太:「……そうだな、少なくともオレはご免こうむる」
東雲 蓮太:「たとえそれがどれだけ心地よいものだとしても」
東雲 蓮太:「無理強いされるのであれば、話は別だ」
諸星真琴:「そうだ。それでこそ……」
諸星真琴:「……俺の今していることは、謂わば先延ばしだ」
諸星真琴:「術を破る術ができたのならば、次の今日に賭けるんだな」
東雲 蓮太:「──そうか」
東雲 蓮太:失望も激昂もせず、淡々と。
東雲 蓮太:「ひとつだけ、同級生として、いいか?」
諸星真琴:「好きにしろ」
東雲 蓮太:「大抵後悔することになるぞ、先延ばしは」
東雲 蓮太:それだけ告げ、背を向けます。
東雲 蓮太:今の自分に、これからの凶行を止める術はないことをいやというほど正確に認識しているが故に。
GM:───東雲蓮太は戦闘脱落とみなし、諸星真琴はいつもの行動を取ります。
GM:すなわち、最速行動からの一般人である水波カオルの殺害。
水波カオル:彼女は倒れている。
水波カオル:血が、とめどなく溢れ、そこから世界が溶けていく。
諸星真琴:「今度は溶解か。バリエーション豊かだな」
GM:世界に存在する皆も同時に溶けていく。
GM:そして、
GM:サイクル3を終了します。
GM:サイクル4を開始します。
GM:県■一の■■校、清■学園。
GM:■■は、■■■■■。■■■■■■■■■■■■■■■■。
GM:■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
GM:天文学同好会、会室。
GM:君たちは思い思いに過ごしているだろう。
GM:そして、やがて、彼女が入ってくる。
水波カオル:「巨大星図ポスター!!用意できちゃったんです〜〜!!」
GM:この、今日が、きっと最後になるだろう。
シーン1:諸星真琴
諸星真琴:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(7) → 廊下。休憩時間か放課後か。生徒たちが、楽しそうにはしゃいでいる。
諸星真琴:望月ちゃんの真実抜きに行きます。
望月 星奈:すけべ♡
諸星真琴:そういうのではない(狼狽)
諸星真琴:会室前の廊下で腕を組んで壁に寄りかかっている。
諸星真琴:「───望月」
望月 星奈:「はーい、なんでしょうかー?」
望月 星奈:「もしかして、またおやつですかあ?」
望月 星奈:これは、人格が戻ったうえでの演技である
諸星真琴:「『また』か。そうだな」
諸星真琴:「水分補給をしっかりしろ……と忠告するつもりだったが」
諸星真琴:「仏に説法だったか?」
望月 星奈:「いえー?そんなんじゃないですよ?
望月 星奈:「そういえばあ、またっていいましたね?」
望月 星奈:「いつもらいましたっけ?前にもいただいた気がしましたけど」
諸星真琴:「前回のことだ。お前も覚えているな?」
望月 星奈:「前回……?ちょーっとだけおぼえてるような気がしますよお」
諸星真琴:「───俺は、今まで」
諸星真琴:「各々の想い人を詳らかにすることをしていた」
諸星真琴:「ラノベや漫画にはつきものだろう?」
諸星真琴:「あいつが好きそうな展開にすることが鍵だと思ったんでな」
望月 星奈:「友人NPCキャラなんですか?先輩が」
望月 星奈:「そういうキャラって、たまに攻略対象になるんですよお?知ってますか?」
諸星真琴:「……お前がそうだったら、大笑いしてやるさ」そういって、天然水ジュースのペットボトルを投げて渡す。
諸星真琴:というかんじで、
諸星真琴:水術で情報判定します。
諸星真琴:SG>=5 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
望月 星奈:ぬかれちゃった♡
GM:というわけで星奈ちゃんの真実!
GM:望月星奈の告白の対象は───東雲蓮太です。
望月 星奈:「……残念でしたねせんぱい♡」
諸星真琴:「東雲か……まあ、納得できる人選だ」
諸星真琴:「仕方がない。もとより俺には向いてなかったんだろうな」
望月 星奈:「……私の中で生まれた”あの子”は、惹かれましたよ」
望月 星奈:「っていうか、先輩。向いてないとかいう前に。動かないとなにもてにはいらないんですよお?」
望月 星奈:「ご存じ、ないですか?欲しいなら、積極的に動いてこそ。ですから」
望月 星奈:「寝てるふりして格好つけても、なにも始まりませんよ?」
諸星真琴:「耳が痛いな」
シーン2:望月星奈
望月 星奈:全員登場お願いします!
望月 星奈:このまま、シーンは経過したけど。場所は続きで行っちゃいますか
GM:それで行きましょう!
望月 星奈:ということで、諸星先輩もこのまま残留で
諸星真琴:残留しています
望月 星奈:と、先にペットボトルを投げ渡された瞬間に
望月 星奈:自身の絡繰術によって、投げ渡しの隙を狙ってスキャニングをして、秘密を抜きたいなって思うんですが
GM:GOOD!
波多野 次郎:感情修正お送りしましょうか
望月 星奈:お二人からいただきたいです
波多野 次郎:どうぞ!
迷路 ハル:えーい(びびび)
望月 星奈:ありがとうございます!
望月 星奈:2D6+2>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (2D6+2>=5) → 6[3,3]+2 → 8 → 成功
東雲 蓮太:やったー!
波多野 次郎:成功!
GM:では、まずえーと
GM:星奈ちゃんとハルちゃんと波多野くんに秘密渡す感じかな
望月 星奈:ですね!合流したらすぐに東雲先輩にも渡しますが
GM:じゃあ一旦ディスコに投げます!
望月 星奈:はーい!
GM:3方に渡しました!
望月 星奈:はーい!
波多野 次郎:受け取りました
迷路 ハル:いただきまして!
望月 星奈:そして私はここで装備忍法の「目付」の効果発動!
望月 星奈:先輩の奥義情報をゲットします
GM:星奈ちゃんにお渡しするぞ
GM:お渡ししました!
望月 星奈:受け取りました!
望月 星奈:「────そして、シノビ以前に」
望月 星奈:「女って、男が思っている以上に色々思惑巡らせて動いてるんですよ」
諸星真琴:む、という表情になる。
望月 星奈:「掌の上で踊ってくれてありがとうございます。先輩」手元に超小型ドローンを呼び戻し、にやりと口角をあげてわざとらしくお礼を言う
諸星真琴:ふう、とため息をつく。
望月 星奈:「ということで────」
望月 星奈:「女の秘密を探ろうとした人は、自身の秘密も探られるんですよ」と、事前にグループライン通話をほか3人とつなげっぱなしにして、今だとばかりに合図をする
諸星真琴:「やれやれ」
諸星真琴:「今回ばかりはお前らが上手だったようだ」
諸星真琴:「帰っていいか?」冗談めかして
望月 星奈:「せめて、乙女の秘密をさぐった罪としてボコボコにされてからにしません?」
望月 星奈:「シノビだから、四肢がちぎれる程度で許されますよ?」
波多野 次郎:「その辺言われると僕、弱いんですけども」背後から。
波多野 次郎:「とりあえず、呼ばれたから来ちゃいました!」少し空元気の様子。
迷路 ハル:そっと柱の陰から現れる。
望月 星奈:「あぁ。そんなつもりはなかったけど」
東雲 蓮太:「首は残してもらえると言うことか」すっと、いつの間にやら現れる。
波多野 次郎:「えっへへ、冗談ですよお」
東雲 蓮太:ある意味話題の一角ではあるのだが、おくびにも出さない。
東雲 蓮太:少なくとも、表面上は。
望月 星奈:「では、さっそくきてもらった先輩には”あの子”の代わりに渡せなかったプレゼントを渡しとくか」
望月 星奈:って感じで諸星先輩の秘密を東雲先輩に渡します
GM:OK。諸星先輩の秘密が公開情報になります。
東雲 蓮太:ありがたや~
諸星真琴:秘密
実はあなたの本当の名前は「契兎(けいと)」である。
あなたは、水波カオルが「月読(つくよみ)」だということを知っている。
GM:以上です。
望月 星奈:「そして、これは”あの子”を最後までこの場にいさせることができなくてごめんってことで。私からみんなへのプレゼント」
望月 星奈:という感じで、奥義情報を3人に渡しときますか
諸星真琴:奥義:絶対防御 指定特技:水術
望月 星奈:「……ということで、私の仕事は果たしたよ」
東雲 蓮太:「どうにも」もらった情報を確認しながら──
東雲 蓮太:「オマエがあの子を分けて言うことが、よくわからん」
東雲 蓮太:「望月は望月だろう?」
東雲 蓮太:気を利かせたなどではなく。心底そう思っての発言。
望月 星奈:「……そういうところでしょ。あの子が好きになったところって」
望月 星奈:はぁ。とため息をつき
東雲 蓮太:「上弦でも半月でも満ちていても」
東雲 蓮太:「月は月だ」
望月 星奈:「……だから、そういうところだって。……なにこのくそぼけ」
望月 星奈:「こういった直後にかぶせてくるとか。あり?」頭を抱え
諸星真琴:「……そうだ、月は月だ」
諸星真琴:「今は暗い雲に覆われていても」
諸星真琴:「……必ず呼び覚ます」
東雲 蓮太:「……すまんな。少なくともオレにとって望月は望月だった」
東雲 蓮太:「それだけは、伝えておくべきだとの判断だ」
波多野 次郎:「……」はあ、と息を吐いて。
波多野 次郎:「呼び覚まして、そして」
波多野 次郎:「欠けるのをただ見ているが良いさ」
波多野 次郎:「お前もついていくか? 月の兎」
波多野 次郎:いつになく表情を歪ませて。
諸星真琴:「月のない兎はただの小動物だ」
諸星真琴:「……そうか、お前は月読にやられたんだったか」
諸星真琴:「はは」
諸星真琴:「それでも水波にとっては大事な仲間なんだな」
波多野 次郎:「…………」
望月 星奈:「そう。だから四肢ちぎりで手打ちにしてあげるってこと」現段階での戦闘を避けるために、前に出ていき
東雲 蓮太:「笑える立場か、諸星?」
東雲 蓮太:「そういうオマエも、水波にとって大事な仲間だぞ?」
諸星真琴:「ああ。莫迦莫迦しいことこの上ない」
諸星真琴:「いい加減、このままごとにも疲れて来た」
諸星真琴:「……だが、お前たちがこの術を破る方法を手に入れたと言うならば」
諸星真琴:その瞬間に、姿を消している。言葉だけを残して。
諸星真琴:「便乗させてもらうさ。刀を捧げた我が主人の帰還を待ってな」
シーン3:波多野次郎
波多野 次郎:場所は屋上を指定したいです。そして望月先輩に出てもらいたい。
望月 星奈:いきます
波多野 次郎:屋上には涼やかな風が吹き、人の影はない。
波多野 次郎:……ただ、給水塔のあたりから、微かな鼻歌が聞こえてくる。そこにだれかいるのだろうとわかる。
望月 星奈:鼻歌。どこか聞き覚えのある存在しなかったはずの既視感を覚えながら、そこにやってくる
望月 星奈:「…来たよ。そこにいるんでしょ」
波多野 次郎:歌が止まって。
波多野 次郎:「……ああ。来たか。望月の。少し待ったぞ」
波多野 次郎:「……」
波多野 次郎:「なんちゃって!」言いながら、ばさりと羽ばたきのような音を立て、人影が降ってくる。
波多野 次郎:ここで判定しちゃおうかな。高いところから観察をしてたということで、飛術で学園のエニグマを調べたいです。
望月 星奈:感情支援!
波多野 次郎:いただきますー!
波多野 次郎:2D6+2>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6+2>=5) → 8[2,6]+2 → 10 → 成功
波多野 次郎:ばっちり
望月 星奈:やったね
GM:成功!
GM:では
清陵学園:秘密
【明鏡止水】
解除条件:計画判定《意気》
効果:戦闘中、「ボス」がファンブルしたときに使用できる。
「ボス」が受けるファンブルによる逆凪を無効化する。
波多野 次郎:ぴゃー
波多野 次郎:「……何か他に妙なものがないか、探してました。無事見つかったみたい」
波多野 次郎:「……先輩も今、手伝ってくれました?」
望月 星奈:まばたきをせずに、そっぽをむき
望月 星奈:「……”また”大事なところでヘマしないように、監視してただけ」
波多野 次郎:「えっへへ、見ててくれたんだ」
望月 星奈:「はぁ……そう思うんなら、勝手に思ってて」
波多野 次郎:「はーい、やったあ」
波多野 次郎:「あ、でもまず呼んだんだから、ちゃんと話しないとですよね」
波多野 次郎:「どっから話そうかなあ……まあ、その」
波多野 次郎:「僕、先輩のこと好きみたいなんですよね。多分知ってると思うけど」
望月 星奈:「……うん。知ってる。”あの子”がいた時から」
波多野 次郎:「ふふ」
波多野 次郎:「もっと前からだったら?」
望月 星奈:「もっと前?」
望月 星奈:「ループの頭から?」
波多野 次郎:「もうちょっと前、多分」
波多野 次郎:「まだあんまり思い出してはいないんですけども」
波多野 次郎:「僕が死んだ時、最後に見ていたのは、先輩の顔だったような気がしています」
望月 星奈:「……」
望月 星奈:「……………………」
望月 星奈:「は…………はぁ!?」今までが平坦だった感情が一気に爆発するかのように、大きい声が出る
波多野 次郎:「驚いたか、望月の。俺も相当焼きが回ったと思ったものだよ」少しぎこちない口調で。
望月 星奈:「……正気?」
望月 星奈:「忍者の三禁にふれることで、しかも相手が忍びとか……!?」
波多野 次郎:「うん、だから」
波多野 次郎:「こんな場でもないと、口にできなかった」
波多野 次郎:「うらやましいですよね、みんな、自由な想いがあって、つながりがあって」
波多野 次郎:「……未来があって。僕にはなかったから……ないと思ってたから」
望月 星奈:「……いいよ。聞いてあげる。最後まで」何か意を決したように
望月 星奈:「あの思い出の力が、生死まで逆転できるほどの不可逆の力があるとは断定できないんだから」
望月 星奈:「最後まで、すべて。後悔の無いように話しなよ」
望月 星奈:「その上で、振ってあげる」
波多野 次郎:「……うん」
波多野 次郎:「言っても、簡単な話ですよ。僕、死んでてこの先どうなるかわかんないから」
波多野 次郎:「たとえ好きな人がいても、他に心が向いてるなら、その方がいいと思ってた」
波多野 次郎:「で、みんなのこと調べなきゃならないから、それを言い訳にして、一番最初に先輩のことを調べました」
波多野 次郎:「……もっと好きになった」
望月 星奈:「あの時には覚えてなかったみたいだけど、ちょっとは行動原理にしみついてたみたいだよ」
望月 星奈:「守るなんて言ってた。誓ってたのに、その実守れてなかったのは笑い事じゃないけど」
波多野 次郎:「でも、どうやらもう少しこれからがあるみたいだし」
波多野 次郎:「東雲先輩も迷路先輩も、動いてくれてる」
波多野 次郎:「……仲間、っていいですね。僕、好きだな」
望月 星奈:「少なくとも、今回一緒にいてくれてよかったって思ってる。これは本当」
波多野 次郎:「うん。それが一番嬉しいです」
波多野 次郎:「僕は……もしかしたら先があるかもって知って、ちょっとだけ欲を出しちゃったけど、それでも」
波多野 次郎:「先輩の大事な仲間でいさせてください」
望月 星奈:「……うん」
望月 星奈:「”私”自身は、今まで色なんて策略の一つとしか考えてこなかったけれど」
望月 星奈:「そういう考え方も……まあ、一つ心に留めておくぐらいはする」
波多野 次郎:「えーっ、先輩の心の中に僕いさせてもらえるんですかっ」冗談めかして。
望月 星奈:「調子に乗りすぎ」
波多野 次郎:「えへへ」
波多野 次郎:「えへへ、えへ……」
波多野 次郎:「先輩、もし全部が元に戻って、僕も元に戻って」
波多野 次郎:「元の忍びの毎日に戻って、また心を殺すようになったとしても」
波多野 次郎:「今ここにいた『僕』のことは覚えててくださいね」
望月 星奈:ゆっくりと目を閉じ少しの無言の時間が流れ
望月 星奈:「いいよいれてあげる。ほんの片隅だけど」
望月 星奈:「……これは、本当。だよ」
波多野 次郎:そっと目を閉じて、心に刻み込むようにして。
波多野 次郎:「ありがとうございました、先輩」
波多野 次郎:「明日もまた、会いましょう」
望月 星奈:「……そう。じゃあ、次は何を食べたい?」
波多野 次郎:「……先輩の好きなやつ」
波多野 次郎:「なんてね」へへ、と笑う。
シーン4:水波カオル
GM:いつものようにハルちゃんを呼びます。
迷路 ハル:呼ばれます
水波カオル:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(9) → 静かな授業中の風景。しかし、忍術を使って一般生徒に気取られない会話をしている忍者たちもいる。
GM:休みだよ
GM:まあ、教室にしましょうか
GM:会室
水波カオル:内装をひとつひとつチェックしている。
水波カオル:「うん、ばっちり!ハル、そっちはどう?」
迷路 ハル:「大丈夫そうです。みんなで頑張ったかいがありましたね」
水波カオル:「ふふ。明日が楽しみだね!」
水波カオル:教室には星座のペーパークラフトや、星についてのレポートなども展示されている。
迷路 ハル:「…………」
迷路 ハル:「これが、会長の夢だったんですよね」
迷路 ハル:「みんなで楽しく、何かに打ち込む学校生活」
迷路 ハル:「ご実家が厳しいと仰っていましたものね」
水波カオル:「そう、そうなの!」
水波カオル:「なんかずっと『部活入るなら役にたつものに入れー』とか」
水波カオル:「『弛まぬ鍛錬と学習をせよー』だとか」
水波カオル:「だから、やっと自由になれた!みんなでこうやって思い出作りするの、本当に楽しいの」
迷路 ハル:「それは、よかった」
迷路 ハル:「会長が楽しそうだと、私も嬉しいです」
迷路 ハル:できれば、ずっと、笑顔でいてほしいと。思う気持ちは嘘ではない。
迷路 ハル:それでも、自分は忍びであり、自分だけの問題ではないのだ。
迷路 ハル:(……せめて、この世界が終わる直前までは)
水波カオル:「……ありがとうね。きみが嬉しいって思ってくれるんなら」
水波カオル:「それだけでも、本当に良かった、って思う」
水波カオル:なにかを呟くが、聞き取れない。
水波カオル:(だいすきだよ、ハル)
水波カオル:その思いは静かに沈められて。
水波カオル:まだ、浮き上がって来ない。
シーン5:東雲蓮太
GM:東雲くんの手番!どうぞ登場人物とシーン表をお願いします!
東雲 蓮太:はい
東雲 蓮太:じゃあ星奈ちゃんに来てもらう方向で。
東雲 蓮太:どうでしょうか?
望月 星奈:はーい!
東雲 蓮太:ありがとうございます
東雲 蓮太:ではシーン
東雲 蓮太:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(7) → 廊下。休憩時間か放課後か。生徒たちが、楽しそうにはしゃいでいる。
東雲 蓮太:実に学園なシーン
東雲 蓮太:これで行ければと。
東雲 蓮太:あ、そうか。では訂正を(汗)
東雲 蓮太:「………………」祭りの準備で慌ただしい学園の廊下。一人の男が後輩を待っている。
望月 星奈:足音さえ消され、一般人であれば気づかない
望月 星奈:だが、忍びであれば気配からたやすく察知できるほどの気配を醸し出し
望月 星奈:「……来た」
望月 星奈:「要件は、何?」
東雲 蓮太:「もう一手、保険をかけておきたい」
東雲 蓮太:忍んできたその少女に、淡々と告げる。
東雲 蓮太:「波多野は自身の生死がかかっている。迷路も色々と抱え込んでいる」
東雲 蓮太:「調査は不得手でな。誰かに助力を──と考えて望月が適任と考えた」
望月 星奈:「…それなら」
望月 星奈:「私の得意分野だ」といって、ドローンを拡散させ空へと飛ばす
東雲 蓮太:「集めてもらえれば、こちらで識別する」
東雲 蓮太:「それはそれなりだ」
東雲 蓮太:望月星奈のドローンが集めた情報を読み取り、必要なモノを抽出していく──
東雲 蓮太:と、言う感じで。
東雲 蓮太:清陵学園:秘密の解除条件にチャレンジしてみたく思います。
東雲 蓮太:計画判定《意気》
望月 星奈:感情支援!
GM:GO!
東雲 蓮太:ありがとうございます!
東雲 蓮太:えーと、支援で+1。だから4出せば成功か。
東雲 蓮太:2D6+1>=5 (判定:意気)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 9[3,6]+1 → 10 → 成功
東雲 蓮太:ばっちり!
望月 星奈:よし!
GM:いい数字!
GM:では、エニグマ明鏡止水は綺麗に解除されます!
GM:締めへどうぞ。
東雲 蓮太:「そこと──そことここだな」
東雲 蓮太:いくつかの仕掛けを見抜き、それが機能しないよう、ドローンに経路を断たせるべく指示を告げる。
望月 星奈:「了解っと」
東雲 蓮太:たんたんと作業を続けながら──
東雲 蓮太:「ひとつ、いいか?」
望月 星奈:「……」淡々とドローンの選別をし黙々と作業していたが
望月 星奈:「何?」
東雲 蓮太:「そう複雑なことじゃない」
東雲 蓮太:「あれから自分なりに自問してみたが──」
東雲 蓮太:「なぜだ?」
東雲 蓮太:どうにもまったく、そこがこの朴念仁には理解できなかった。
望月 星奈:「なぜって……何が」おおよそは予想がついているものの、主語がないため厭味ったらしく質問を返す
東雲 蓮太:「望月が、なぜオレに好意を持ったか、だ」
東雲 蓮太:率直に応じる。
望月 星奈:「…………聞いたのは自分だけど、なんか改めて言われると少しイラっとしてきた」
東雲 蓮太:「オマエや水波、波多野のようなやつが好かれるのは理解できる」
東雲 蓮太:「だが正直。自分がそうした対象になると言うのは、理解が及ばなくてな」
望月 星奈:「……かわいそうな、”学生の望月星奈”」はぁとため息をつき
望月 星奈:「自分で自分が何をしたかを、客観的に振り返った方がいいよ。一回」
望月 星奈:「……言わせるのなら」
望月 星奈:「……まずは。1回目の文化祭前日でさりげなくドアが痛まないように軽い工作で補修したのが一つ」
望月 星奈:「偶然とはいえ、体育館の清掃を嫌な顔一つせず積極的に手伝ってくれたのが一つ!」
望月 星奈:「あとは、そうやって自分の行為を振り返ることなく人をさりげなく支援していける精神性っ……!」
望月 星奈:「はぁっ……はぁっ……」矢継ぎ早にまくし立てて少し息が上がり
望月 星奈:「なんで、戦闘よりも死ぬほど疲れてる状況になってるのこれ……」
望月 星奈:少し息を整えたのちに、改めて口を開き、真剣な顔で伝える
望月 星奈:「……これが”学生の望月星奈”が抱えていたあんたへの思い」
望月 星奈:「言えなかった”あの子”のために、代わりに言ってあげたんだから」
望月 星奈:「さっさと答えをだしなさいよ」彼女と同じ顔をしているが、目の前にいる彼女は不機嫌そのものの顔をするようになって、伝えてくる
東雲 蓮太:「………………」ひとつひとつを思い出す。シノビ特有の優れた記憶力をもって、一言一句誤うことなく。
東雲 蓮太:「体育館で言ったことを、覚えているか?」
東雲 蓮太:「『ヒトのことを想いやれるやつは、それだけで大したやつだ』」
東雲 蓮太:「それは今も変わらん──いや。むしろ望月のことを先より知れた今、その想いは強くなっている」
東雲 蓮太:一語一語、誤うことのなきよう、慎重に。
望月 星奈:「……」
東雲 蓮太:「だが。少なくとも今のオレは水波に好意を抱いている」
東雲 蓮太:「なぜそう至ったのかはわからん。が、それは間違いのない事実だ」
東雲 蓮太:「だから望月が男女の仲を望むのであれば、今のオレはそれに応じることはできん」
東雲 蓮太:「──いや、違うな」
東雲 蓮太:「できないのではなく、してはならないとオレは考える」
望月 星奈:「してはならない。ね」
東雲 蓮太:「ああ、それは望月に──」
東雲 蓮太:「いや、オマエの言い方を借りるなら、オマエにも、もうひとりのオマエに対しても、不誠実だ」
望月 星奈:「……そう」少し、安心したように見えるような。ほんの少しだけ口角をあげて
望月 星奈:「それを聞けてよかったって”あの子”も思うよ」
東雲 蓮太:「──そうか」
望月 星奈:「私には、まだわからないけど。きっと、そういう人だから好きになったんだろうねって思うから」
望月 星奈:「最後まで失望することなく、振ってもらえてよかったよ」
東雲 蓮太:「ここで謝罪するのは、おそらく失礼だな。だから──」
東雲 蓮太:「礼を述べさせてくれ、好意を抱いてくれたことに」
東雲 蓮太:静かに、頭を垂れる。
東雲 蓮太:謝罪ではなく、感謝と敬意をこめて。
望月 星奈:「……こちらこそ」
望月 星奈:「最後まで、心の決着がつくまで向き合ってもらえて。感謝するよ」
東雲 蓮太:
東雲 蓮太:──────
東雲 蓮太:────
東雲 蓮太:──
東雲 蓮太:
東雲 蓮太:「ああ、なるほど──」
東雲 蓮太:少女が立ち去ったあと、一人残された男が独り言ちる。
東雲 蓮太:漠然と、胸に抱いていた想い。
東雲 蓮太:その輪郭が、理由が、明確になった。
東雲 蓮太:安心したように見えるような──でもそうではない少女の笑みが脳裏に浮かび──
東雲 蓮太:がごんっ!
東雲 蓮太:「度し難い──」
東雲 蓮太:コンクリの壁を拳で穿ち、変わらぬ表情で男が呟いた。
シーン6:迷路ハル
GM:シーン表とか……登場人物とか……せよ!
迷路 ハル:GAST
ShinobiGami : 学校シーン表(7) → 廊下。休憩時間か放課後か。生徒たちが、楽しそうにはしゃいでいる。
迷路 ハル:廊下か~~~
迷路 ハル:これ指定してもいいんでしたっけ
GM:いいですよ!
迷路 ハル:じゃあ屋上に会長を呼び出したいです
迷路 ハル:廊下じゃ浪漫がねえよなあ!
GM:OK!会長が呼び出されます。
GM:辺りは少し暗くなり始めて、隠れていた星の光が届き出す。
水波カオル:「ごめんハル!待った?」
水波カオル:君を見つけた会長が小走りでやってくる。
迷路 ハル:「いえ。お忙しいところお呼びだてしてすみません」
迷路 ハル:「……星が見える時間になってきましたね」
水波カオル:「うん。でも……お月様は見えないね」
水波カオル:昼にはかすかに見えたそれは、黒い雲に覆われていた。
迷路 ハル:「東雲先輩が言っていました。月は見えなくてもずっとそこにあると」
迷路 ハル:「気付かなかっただけで……見えていなかっただけで」
迷路 ハル:「ずっと、在った」
迷路 ハル:という流れでまずは行動権の分で東雲先輩の秘密を抜きにいきたいです
GM:はーい
水波カオル:感情投げちゃうよ♡
迷路 ハル:ありがと♡
迷路 ハル:特技は呪術でいきます。望月ちゃんがフられたのを知っているので女子の絆としてほんのりと呪います。
GM:www
GM:ほんのろい
迷路 ハル:2D6+1>=5 (判定:呪術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 4[1,3]+1 → 5 → 成功
迷路 ハル:会長ありがと♡
GM:おお……
水波カオル:いいよ♡
GM:では、ハルちゃんと……望月さんか。秘密お渡ししますねー
迷路 ハル:受けとりました!
GM:お送りしました!
GM:よし、確認が取れたのでシーンの続きにいきましょうか。
迷路 ハル:流れ込む感情に、僅かだけ眉を寄せて。
迷路 ハル:己のやるべきこと。己の成したいこと。それに向き直る。
迷路 ハル:「会長」
迷路 ハル:「あの日の答えを、今、聞いてもらえますか」
水波カオル:「………」目を真っ直ぐに見据える。その目は、恐ろしいほどに澄んでいた
迷路 ハル:「少し前の話ではなく」
迷路 ハル:「もっと、ずっと前の」
迷路 ハル:「私が僕だったころのことを、覚えていますか」
水波カオル:「憶えてるよ………」
水波カオル:「ずっと、あのときからずっと……」
水波カオル:「憶えてて、くれたんだ」
迷路 ハル:「……遅くなってごめんね、カオルちゃん」
迷路 ハル:「嬉しかった。きみがずっと僕を好いてくれていたこと」
迷路 ハル:「恐ろしかった。私は貴女には不要なんじゃないかって」
迷路 ハル:ゆるやかに水が流れるように、入り組んだ迷路の道を抜けていくように。
迷路 ハル:口調が入り交じり、瞳が揺れる。
水波カオル:「……あはは、ハル」
水波カオル:「その先、聞かないとだめかな」
水波カオル:「なんだか、すごく怖いの」
迷路 ハル:「……そうだね」
迷路 ハル:「でも、私は言わなくちゃいけないし、何よりも」
迷路 ハル:「言いたいんだ。だってそれは、私の望みでもあるから」
迷路 ハル:「カオルちゃん」そっと、手を伸ばして。
迷路 ハル:「『ずっといっしょだよ』」
水波カオル:その目を、涙が伝う。
水波カオル:「ああ、ずっと、ずっと───」
水波カオル:「その言葉を待っていたし……聞きたくなかったの」
水波カオル:「そうだよ、ハル」
水波カオル:「私は”月読”」
水波カオル:「あなたたちの───敵だ」
GM:世界に、ヒビが入った。
GM:メインフェイズを終了します。
クライマックスフェイズ
GM:全員、シーンに登場してください。
GM:ひび割れた校舎が見える。
GM:空は黒く、頂点に月が煌々と輝いている。
GM:だだっ広い無の空間で、きみたちは目覚めた。
月読:静かに微笑み、きみたちを見ている。
契兎:そのすぐ側に侍るのは、契兎という忍者だ。
迷路 ハル:「……やっと、ここまで来た」
迷路 ハル:相手から目線は外さずに、周囲の仲間たちの無事を確認する。
東雲 蓮太:「………………」」無言で立ち上がり、自身の体の感覚を確認する。──異常なし。
東雲 蓮太:「ようやくふりだしといったところか」
波多野 次郎:「もう、ドアの開け閉めを気にする必要もないか」
波多野 次郎:「……あとは、出ていくだけ、ですよね」手を握って開いて、少しだけ惜しむように。
波多野 次郎:ばさばさと羽音を立て、漆黒のカラスが一羽、肩に停まる。
望月 星奈:「どこまでも、待ち詫びて。終わってしまう、この時間がようやく来た……か」
望月 星奈:まっすぐ、敵である二人を見据え。今が来たことに体を震わせる
月読:「みんな起きたね。うんうん」
月読:「あのね。提案があるの」
月読:「もうすぐ、『時檻』は完成する」
月読:「いま、綻びが出てこんなことになってるけど、少し繕ってあげればいいだけ」
月読:「……そしたらさ。みんな、みんな、一緒にいられるし」
月読:「ずっと楽しい学園生活を送れるの。どう?」
望月 星奈:感情の抜け落ちた、どこまでも黒く濁った瞳で言葉を返す
望月 星奈:「よく、うちの忍びを一人殺しておいて。そんなことを言えるよね」
望月 星奈:「そっちの責任をそんなものでうやむやにできるわけ、なんてないくせに」
波多野 次郎:「……」少しだけ口の端を上げて。
波多野 次郎:「ああ、せっかく幻から目覚めかけているところだ。もう遅い」
波多野 次郎:「俺を手にかけた恨み、ここで晴らさせてもらおうか!」
月読:「殺すつもりなんてなかったんだ。ほんとだよ」
月読:「そうじゃなきゃ、次郎のこと、時檻に入れてないもの」
月読:「私はね、あなたたちと友達でいたかった」
月読:「血の匂いのする日常なんてもう、うんざり」
月読:「みんなはそうじゃないの?」
東雲 蓮太:「提案は最初にすべきだったな」
東雲 蓮太:「結果としてオマエは殺め、嵌め、弄んだ」
東雲 蓮太:淡々と、表情は変えず。
東雲 蓮太:「勝手気儘の果てのその言葉が受け入れられる訳もなかろう。月読」
東雲 蓮太:常世にて呼んだ名ではなく。
東雲 蓮太:あえてその名を口にする。
望月 星奈:「同感。順序が悪い。事故ってからカバーするなら最初に報連相でもすればよかったのに」
月読:「だって……あなたたち、問答無用だったでしょう」
月読:「みんなそうだよ。私の気持ちなんてお構いなし」
月読:「私にできるのはあなたたちの記憶をいじるくらいだった」
月読:「それに……楽しかったよね?」
東雲 蓮太:「問答は不要だろう」
東雲 蓮太:「先に秘伝書を奪ったのはそちらだ」
東雲 蓮太:「咎はそちらにある。それに──」
東雲 蓮太:一旦、言葉を区切り。
東雲 蓮太:「記憶と想いを弄られ、問答無用に与えられた快楽に感謝しろとでも?」
波多野 次郎:「……僕は、そうですね。楽しかったですよ。会長」静かに、いつもの口調で。
波多野 次郎:「記憶も定かでない、自分の生死もわからない、ただ人の感情を追っかけて」
波多野 次郎:「ずっと、ずっと……苦しくて、それでも余るくらいに楽しくて」
波多野 次郎:「だから、怖い」
波多野 次郎:「このまま、変わらずに溶けていくことが何より恐ろしい」
波多野 次郎:「僕に明日をください、会長」
波多野 次郎:「……月読」
月読:「…………」
望月 星奈:「いつまでも代り映えもしない、星を見続けてあなたは楽しいの?」
望月 星奈:「あぁ、そうか。月だからずっとここに居続けて観測し続けられるもんね」
望月 星奈:「でも、月読としてはそれでいいけど、天文学部会長としてはどうなの?」
望月 星奈:「毎日同じ位置にいる星を見続けて、新たな星も観測することができないそんな未来が許せるの?」
望月 星奈:「あんたの……会長の作ったポスターの8割くらいは無意味になるんだよ。それって」
望月 星奈:「だって、見ることすらできない星だってあるんだから」
月読:「……ああ」大きく息を吐く。
月読:「やっぱりだめかあ」
月読:「ハル。きみも、みんなと同じ気持ち?……そうだよね、合言葉、言ったものね」
迷路 ハル:「……そうだね。現状を良しとしているなら、言わなかった」
迷路 ハル:「でも、ねえ。それならどうして」
迷路 ハル:「あんな合言葉にしたの」
迷路 ハル:「もしもあれが合言葉だと気付いていなかったとしても……いつか言っていたよ、私はきっと」
月読:「………きっと、私は」
月読:「崩されても、夢を一緒に見て欲しかった」
月読:「ずっと一緒にいてほしかった」
月読:「この、幻の外であっても」
迷路 ハル:「だったら!」初めて、声を荒げる。
迷路 ハル:「夢でも幻でもなくて、現実でよかった!」
迷路 ハル:「私は怒っているんだよ。夢の世界を選んだカオルちゃんにも……」
迷路 ハル:「現実で夢が叶うときみに思わせられなかった、私自身にも」
迷路 ハル:「だから。喧嘩しよう、カオルちゃん」
迷路 ハル:「私は忍びとして、きみと戦うし」
迷路 ハル:「迷路ハルとして、きみと共に在ろう」
月読:「………ハル」
月読:「いいよ。わかった」
月読:「だが、後悔はなしだ。お互いにな」
月読:「我が名は月読!忍びとして、願いを叶えるために汝らを打ち倒そう!」
契兎:「───我が名は契兎。月に寄り添うもの」
契兎:「月読が元に戻った以上は、剣を向ける必要もない」
契兎:「忠義を、果たさせてもらう」
GM:クライマックス戦闘を開始します。
キャラシート
GM:月読キャラシートです。
GM:ラウンド1
GM:プロット
契兎:影法師を試みます。目標は東雲くん。
東雲 蓮太:影分身を──っと?
契兎:SG>=5 (判定:歩法)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
契兎:東雲くんのプロットに追従します。
東雲 蓮太:ぐあ、やなの持ってるな
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:東雲くんは影分身の判定をどうぞ
東雲 蓮太:すみません、影分身取り下げでも大丈夫でしょうか?
GM:いいですよ!
GM:では、通常通りプロットをどうぞ!
GM:プロットの準備できた人は言ってねー
GM:こちらはOK!
東雲 蓮太:ありがとうございます。プロットも設置させて頂きました。
迷路 ハル:おけ!
波多野 次郎:できました
波多野 次郎:三郎の分も!
Tekey:望月 星奈がダイス目を変更しました。(秘匿)
望月 星奈:すみません、これで決定で!
GM:はーい!
GM:では……
GM:せーの、
GM:オープン!
Tekey:迷路 ハルがダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:望月 星奈がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「1」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「3」です。
契兎:1か
5:迷路
4:月読、波多野
3:三郎
2:望月
1:東雲、契兎
迷路 ハル:挙手
GM:はい!
迷路 ハル:【無拍子】を宣言。特技成功で自分のプロット値を1下げます
GM:了解です!どうぞ!
迷路 ハル:2D6>=5 (判定:盗聴術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
迷路 ハル:ヨシ!4に行きます
GM:では4に3人!
GM:では処理していきましょう。
GM:プロット4
GM:1d100で順番を決めます。
月読:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 73
波多野 次郎:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 33
迷路 ハル:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 1
迷路 ハル:!?
GM:sugoi
GM:では、月読から!
月読:ん〜〜〜〜〜
月読:使うか。奥義。
月読:《上弦》分身の術/範囲攻撃
月読:全員に当てられるはず。
月読:東雲くん、望月ちゃん、三郎、波多野くん、ハルに2生命力減少
迷路 ハル:ぎゃー
望月 星奈:ビエー
波多野 次郎:うわー
GM:どの生命力を潰すか選んでね♡
東雲 蓮太:えーと、奥義を使いたく思います。
GM:どうぞ!
東雲 蓮太:絶対防御を宣言。指定特技は隠形術です。
東雲 蓮太:対象は三郎君を指定。これでいいのかな?
波多野 次郎:えっいいの!!!!!
波多野 次郎:みんなだいじょうぶ??
東雲 蓮太:あ、ちょいとお待ちください。
東雲 蓮太:<作戦会議
東雲 蓮太:お待たせしました<GM
東雲 蓮太:宣言どおり、奥義絶対防御を使用。対象は三郎君です。
GM:OK!
GM:じゃあ各自減らす特技分野を宣言してね
迷路 ハル:体術と戦術を潰します
波多野 次郎:忍術と謀術を潰します
東雲 蓮太:で、自分のダメージは頑健分の2つを潰して対応します。これで頑健が2から0に。
GM:ステータステーブルにチェックするのと、
望月 星奈:忍術と妖術です
三郎:カー(ありがとうございました)
GM:キャラシのをチェックするといろいろ楽です
GM:頑健えらい
東雲 蓮太:頑丈なのが取り柄です
GM:では、月読の行動は終了。
GM:波多野くん!
波多野 次郎:はい!
波多野 次郎:奥義を使います
波多野 次郎:奥義《八咫之羽衣》 指定特技:鳥獣術 効果:追加忍法/巡らし/回数制限
波多野 次郎:使用する忍術は【獣化】。指定特技は鳥獣術です。
GM:OK
波多野 次郎:成功で戦闘中与えるダメージに+1。
GM:やってみせろよ波多野!
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功
GM:お見事!
波多野 次郎:獣化しましたっ
波多野 次郎:そのまま月読に攻撃……どっちがいいかな
波多野 次郎:【飛魂】で月読に攻撃します。指定特技は憑依術。当たれば接近戦ダメージ2。
GM:こわやー
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 7[2,5]+1 → 8 → 成功
波多野 次郎:っし
月読:では回避ですね
月読:憑依術か
月読:SG#4>=8 (判定:流言の術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=8) → 10[5,5] → 10 → 成功
波多野 次郎:ぬー 以上!
GM:では、ハルちゃん!
迷路 ハル:はい!
迷路 ハル:カオルちゃ……月読に【血騰】で攻撃。【武芸】で命中+1です
GM:ひー
GM:来い!
迷路 ハル:2D6+1>=5 (判定:水術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功
迷路 ハル:よし
月読:回避!
月読:SG#4>=5 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=5) → 4[2,2] → 4 → ファンブル
月読:ぎゃー!
東雲 蓮太:お
迷路 ハル:やったー!
東雲 蓮太:やったー!
波多野 次郎:やった!
月読:凪です
迷路 ハル:接近戦ダメージ1点、さらに重傷を与えます
月読:追加生命点が削られます。そして重傷。
迷路 ハル:今後月読は命中判定を行うたびに接近戦ダメージ1を受けるぜ!
月読:イヤーっ!!
GM:では、各攻撃が今反映されて
GM:月読の凪が適用されます
GM:そしてプロット3。
GM:三郎ですね。
三郎:カー
三郎:【接近戦攻撃】で月読に攻撃します。指定特技は手練。当たれば接近戦ダメージ1。
三郎:2D6>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功
月読:回避してやる!
波多野 次郎:凪……
GM:そうでした
GM:凪だよ〜!
GM:問答無用でくらいます。
月読:choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]
ShinobiGami : (choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]) → 謀術
月読:ギエーッ
GM:と、いうわけで
GM:プロット2!星奈ちゃん!
望月 星奈:はい!奥義使用します!
望月 星奈:【奥義:星詠秘環】追加忍法 巡らし/回数制限
望月 星奈:今回使用するのは、流転を宣言
望月 星奈:成功すれば奥義情報持っているキャラへの奥義が書き換えになります
望月 星奈:2D6>=5 (判定:記憶術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
望月 星奈:こわ
GM:しかし成功!
望月 星奈:対象は、東雲先輩の絶対防御。隠形術をコピーします
GM:防御札が増えた!
望月 星奈:えっとこれはサポートだから、攻撃もできますよね?
GM:できますね
望月 星奈:では、諸星君に接近戦攻撃
望月 星奈:絡繰術で判定します(キャラシのやつが変わってなかった・・・)
望月 星奈:2D6>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
契兎:うおおおお
契兎:回避判定
契兎:SG>=7 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=7) → 5[2,3] → 5 → 失敗
望月 星奈:っし!
契兎:choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]
ShinobiGami : (choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]) → 忍術
GM:で、次はプロット1かな
契兎:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 1
契兎:?
東雲 蓮太:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 76
GM:では東雲くんから。
東雲 蓮太:はい。プロット1だから、合計1コストまでの忍法を使用可能──と。
東雲 蓮太:では接近戦攻撃(コスト0)を試み、その命中判定前に痛打(コスト1)の宣言をします。
GM:はーい!
東雲 蓮太:ではまず痛打の判定を。
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:意気) 痛打判定
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
東雲 蓮太:成功しました。
GM:ひー
東雲 蓮太:ダメージが1上昇します。
東雲 蓮太:で、接近戦攻撃で殴ります。
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:手練) 接近戦攻撃判定
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
東雲 蓮太:9で成功です。
契兎:SG>=7 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=7) → 9[4,5] → 9 → 成功
契兎:回避成功。
東雲 蓮太:む、残念。
東雲 蓮太:では行動終了かな。
GM:ですね。で、諸星パイセンは……
契兎:接近戦攻撃しかできねえ!
東雲 蓮太:1だからねw
契兎:接近戦攻撃を東雲くんに仕掛けます。
契兎:SG>=5 (判定:毒術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
契兎:よしよし
契兎:毒術で回避判定をどうぞ。
東雲 蓮太:えーと、毒術はないから生存術で代替判定!
東雲 蓮太:2D6>=7 (判定:生存術)
ShinobiGami : (2D6>=7) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
東雲 蓮太:???
GM:頑健分回復できますね、1点・・・・・・
東雲 蓮太:では頑健が1回復しました。
契兎:くそっいいところがない 以上です
GM:ラウンド1終了。
GM:最初に動いたのは月読だった。
月読:「欠けよ、欠けよ、月よ欠けよ。そして我が弓となれ」
月読:「『上弦』───」
月読:月読と契兎以外へと、月より降る涙が襲いかかる。
迷路 ハル:致命傷は避ける───が、無傷とはいかない。
望月 星奈:涙が、身を貫いていくが、内臓を避けて致命傷を防ぐ
東雲 蓮太:「──────」片腕を上げ、上空よりの攻撃を受け止める。
波多野 次郎:その身に傷を受けるも、手を伸ばす。「三郎――!」
東雲 蓮太:表情一つ変えず、痛みに耐える。そして──
東雲 蓮太:「使い古されてはいるがな──」
東雲 蓮太:残る片手で懐中より木の葉を取り出し、舞い散らせる。
東雲 蓮太:一枚が十枚、十枚が百枚、百枚が千枚、千枚が万枚──
東雲 蓮太:「それなりに役立つ」
東雲 蓮太:渦を為し奔流と化した木の葉が三郎の姿を隠し、月読の目測を誤らせる。
東雲 蓮太:「木遁術──木の葉隠れ」
三郎:一羽のカラスは無事のまま、羽ばたきを続けている。
月読:「忍獣を仕留め損ねたか」
月読:「さて───これが凶と出なければ良いが」
波多野 次郎:「もう遅い」
波多野 次郎:「助かったぞ東雲の。こいつは俺の切り離した力の一部でな」
波多野 次郎:カラスから、あるいは己の負った傷からざざざ、と黒い羽が舞い散り、ひとたびその身を隠す。
波多野 次郎:その後には。
波多野 次郎:人の形をした翼持つ姿が現れ、大きく身震いをした。
波多野 次郎:「俺も名乗ろうか」
波多野 次郎:「隠忍の血、凶尾」
波多野 次郎:「名を八咫烏」
波多野 次郎:金色の眼が暗闇の中でふたつ光り、やがてさらに強い光が手の間に生じる。
波多野 次郎:「蝕は終わりだ。月が陽を喰らう時など、そう長くかかると思うなよ」
波多野 次郎:「夜よりもなお強い真昼の明かりで、喰らい返してくれる」
迷路 ハル:舞い散った葉と羽に紛れて、一拍、ずれていた距離を詰める。
迷路 ハル:痛手を与えるにはどうしたらいいか。ただそれだけを考えた一撃は、本来なら、悪手であった。
迷路 ハル:何せ、幼馴染。互いの手の内は、全容を把握しているとは言わずとも──反応し易い部類になる。
迷路 ハル:それでも迷路ハルはその手を選んだ。躱されたら次の手を考えればいい。そしてもし当たれば──
迷路 ハル:──きっと、今夜の星はこちらに輝いている。そう思える気がした。
迷路 ハル:ただの手刀に、不可視の刃を乗せて。月読の首元を狙い、斬りかかる!
月読:「なんの───」
月読:躱せるはずの、一撃だった。
月読:この檻を作るより前、刃は交えていた。
月読:だから、なんてことはないはずだった。
月読:だが。
月読:「………!」
月読:見惚れた。見惚れてしまった。月を背負ったその姿に。
月読:ああ、なんという致命的なミス。
月読:「ぐっ……!!」
月読:刃は辛うじて急所を逸れたが、深手を月読に与える。
月読:「なんたる無様……!」
波多野 次郎:「今だ、行け!」
三郎:声の響いた瞬間、鋭く急降下して新たな傷にさらに追突する。
月読:「あぐっ!!」
月読:高速機動の中で、一度『止まる』ことは致命的だ。
月読:彼らの速度に置いていかれ、回避を試みることすらできない。
望月 星奈:身がちぎれても。印を結ぶ手は決して止まることはなかった
望月 星奈:臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前
望月 星奈:祖先より伝わる九字法の印を結び、精神の集中を高め────
望月 星奈:「────甲賀秘術、星詠秘環」
望月 星奈:一度認識した、他者の奥義を自身の中へと転写し自らのものにする
望月 星奈:網膜に焼き付くは、舞い散る木の葉だった
望月 星奈:奥義の転写を行えども攻撃の手はやまない。別起動のドローンから射出されたか細い糸が契兎のまわりへと張り巡らされ、下手に動けば身が切断されるだろう
契兎:「くっ……裁断糸か!」
契兎:刀を抜き、糸を切る。最小限の動きでそれを成したとは言え、傷を負うのは免れなかった。
東雲 蓮太:「──────」その隙を逃さず。
東雲 蓮太:低い体勢で滑り込み、摺り上げるような横蹴りを放つ。
契兎:「はっ」
契兎:回転跳躍。蹴りをあっさりと回避し、
契兎:上段より一閃。
東雲 蓮太:袖口から取り出した苦無で刃を絡め受け、滑らせる。
東雲 蓮太:「太刀筋は見せてもらったからな」
東雲 蓮太:調息。気と呼吸を整え、貫かれた腕の出血を意志の力で無理やり止める。
契兎:「厄介なやつだ。……しかし」
契兎:「俺たちは似たもの同士だな。そうは思わないか?」
東雲 蓮太:「どうやらそうらしい」
東雲 蓮太:距離を取りながら、応じる。
東雲 蓮太:「敵味方と言う、決定的な違いはあるがな」
契兎:「ははは」
契兎:「記憶を失ったお前はなかなかの見ものだったよ」
東雲 蓮太:「ああ。もうひとつあったな、違いが──」
東雲 蓮太:「オレは笑うのが苦手だ」仏頂面で
東雲 蓮太:「真偽を問わず、な」告げる。
GM:ラウンド2
GM:プロットをお願いします!
Tekey:波多野 次郎がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:望月 星奈がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:波多野 次郎がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:迷路 ハルがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(4 → 5)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:影分身を宣言します。
GM:OK!
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:分身の術)影分身
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功
GM:お見事
東雲 蓮太:成功しました。ダイスを2つ設置しますね。
GM:はい!
Tekey:東雲 蓮太がダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:お待たせしました。
GM:よし、ではいきましょう。GMは月読→契兎の順でオープンします。
GM:では………
GM:オープン!
Tekey:望月 星奈がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:迷路 ハルがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「1」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「6」です。
GM:東雲くんはどちらにしますか?
東雲 蓮太:6で行きましょう。
6:月読、東雲
5:波多野、三郎
4:ハル、契兎、星奈
GM:ではやっていきましょう
GM:プロット6
月読:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 66
東雲 蓮太:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 64
GM:おっ、僅差
月読:では私から
月読:うむ……奥義を使用します。『上弦』分身の術範囲攻撃
GM:奥義破りする人!
望月 星奈:兵糧丸を使い忍術を回復。奥義破り宣言します
波多野 次郎:破ります。目標値は逆鱗込みで7
東雲 蓮太:あ、どうしましょう。こちらもと考えてましたが。順番とか処理とかどうなりますでしょうか?
東雲 蓮太:<分身の術なので5
波多野 次郎:まず破りを試してからかな
波多野 次郎:あっすいません違った
波多野 次郎:全員同時に判定する感じですね
望月 星奈:目標値は博識込みで6です
GM:同時攻撃扱いなので
GM:ここで凪になっても手番で攻撃は行えますよ
GM:宣言したら必ず判定してもらう!
東雲 蓮太:了解です
GM:1人でも成功したら奥義破りは成功です。
迷路 ハル:7か~ちょっと凪こわいな
望月 星奈:感情いただけますか?
波多野 次郎:望月先輩に感情送りますー
迷路 ハル:あげるよー
望月 星奈:そしたら4だ!
波多野 次郎:先輩が4なら自分は貰わなくてもいいかな
望月 星奈:うおおおおお
望月 星奈:2D6>=4 (判定:隠形術)
ShinobiGami : (2D6>=4) → 10[5,5] → 10 → 成功
迷路 ハル:えらすぎ
東雲 蓮太:おおー
波多野 次郎:2D6+1>=8 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6+1>=8) → 7[3,4]+1 → 8 → 成功
波多野 次郎:よしっ
GM:ひゃー
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功
東雲 蓮太:あぶな
GM:いや
波多野 次郎:あっ凪か
迷路 ハル:凪ですね
GM:凪ですね
東雲 蓮太:あ、そうか。
望月 星奈:でもこうげきできる
GM:ファンブル値が6なので
東雲 蓮太:なるほどなー
月読:ではこちらの奥義は失敗!
GM:凪になるのは手番終了後なので、東雲くんの手番!
東雲 蓮太:ちょいお待ちを
東雲 蓮太:お待たせしました。
東雲 蓮太:接近戦攻撃で月読を殴ります。で、命中判定前に痛打でダメージを増やす。
東雲 蓮太:なのでまずは痛打判定から。
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:意気)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
GM:あー
東雲 蓮太:6ってことはダメかー
GM:これも…ファンブル!
東雲 蓮太:まあ仕方ない。
東雲 蓮太:では普通パンチ。
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功
GM:あ、
GM:ちょっとまってね
東雲 蓮太:(待機)
GM:よし、ここはこのまま行きましょう
月読:SG#6>=8 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#6>=8) → 8[2,6] → 8 → 成功
月読:回避成功!ファンブルも回避だ
東雲 蓮太:うーん、攻撃が当たらぬ。
東雲 蓮太:では攻撃を回避され、凪になりました。
GM:OK
GM:プロット5
GM:ここは両方ともPLが同じなので、
GM:ご自身で行動順を決めていただきましょう
波多野 次郎:はーい、波多野→三郎でいきましょうか
GM:了解です!
波多野 次郎:では波多野から先に、うーん
波多野 次郎:【飛魂】で契兎に攻撃します。指定特技は憑依術。当たれば接近戦ダメージ2。
波多野 次郎:命中判定 逆鱗+1
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 10[5,5]+1 → 11 → 成功
契兎:うおおおお回避
契兎:SG#4>=9 (判定:見敵術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=9) → 7[2,5] → 7 → 失敗
波多野 次郎:よーしっ
契兎:ぎゃー
契兎:choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]
ShinobiGami : (choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]) → 戦術
契兎:choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]
ShinobiGami : (choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]) → 妖術
GM:うっわ被んねえ
波多野 次郎:うおー
三郎:続きまして三郎の手番いただきます
GM:どうぞー
三郎:【接近戦攻撃】で契兎に攻撃します。指定特技は手練。当たれば接近戦ダメージ1。
三郎:2D6>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
契兎:SG#4>=7 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=7) → 8[2,6] → 8 → 成功
三郎:ざんねん 以上
契兎:ぜえぜえ
GM:プロット4
GM:1d100で順番決定。
望月 星奈:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 36
契兎:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 21
迷路 ハル:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 18
GM:ひ、ひくい
GM:では星奈ちゃんからー
望月 星奈:接近戦攻撃で契兎を攻撃
望月 星奈:2D6>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
望月 星奈:プロット4だからおーけー!
契兎:SG#4>=7 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=7) → 6[1,5] → 6 → 失敗
契兎:ぴー
契兎:choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]
ShinobiGami : (choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]) → 器術
契兎:どんどん潰れてく
GM:では、契兎の手番
GM:ダメージ自体はまだ処理前だから…
契兎:やるか。
契兎:生命力の謀術を潰して
契兎:天狗を使用。
契兎:対象はハルちゃん。
迷路 ハル:来な!
契兎:SG#4>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
契兎:命中すれば接近戦4点だ!
迷路 ハル:……ここだなあ、さすがに
迷路 ハル:奥義を使用します。
迷路 ハル:【わびぬれば今はた同じ難波なる】判定妨害/傀儡の術
迷路 ハル:その4を1にしてもらおうかあ!
契兎:んぎゃー!!
契兎:はい……契兎凪になります……
契兎:手番終了。
GM:ハルちゃんの手番!
迷路 ハル:契兎に接近戦攻撃。指定特技は呪術、武芸で命中+1です。
迷路 ハル:2D6+1>=5 (判定:呪術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 9[3,6]+1 → 10 → 成功
GM:まだ避けられるので…
契兎:SG#4>=13 (判定:刀術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=13) → 8[2,6] → 8 → 失敗
契兎:大の字
迷路 ハル:ッシャオラ!!!!!
GM:とりあえず、これで処理終了として
迷路 ハル:あ、すみませんまだあります
GM:あっ
GM:あるんだ
迷路 ハル:【吸精】を宣言。死霊術に成功したら生命点1回復です
迷路 ハル:2D6>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功
迷路 ハル:よし!戦術を回復します!
迷路 ハル:以上!
GM:つよー!
GM:で、契兎は……脱落!
GM:あ、いやまて
契兎:まだ……忍具があった!
契兎:兵糧丸で体術を回復しておきます。
GM:で、ラウンド2終了ですね
波多野 次郎:圧縮された魂の欠片、眩く光る火球はまるで昼間の太陽のように辺りを照らす。
波多野 次郎:「月まで跳んで跳ねて、それでもまだ焼かれ足りないか、兎」
波多野 次郎:火球が契兎の腕を焼き焦がさんと迫る。攻め手を緩める気はない。後に続いてもらう。
契兎:「ぐ……ああ!」
契兎:そのまま焼かれる。先ほどの望月の攻撃で反応が鈍っている。
契兎:「……俺は信心深いわけじゃない。ただ」
契兎:「信ずるものを信じたいだけだ」
波多野 次郎:「奇遇ですね、先輩」少しだけ顔を緩め。「僕もだ」
望月 星奈:再び、ドローンが展開したか細い線を張り巡らされていく……がそれはブラフ
望月 星奈:男の動きが停止するのを見計らい、ドローンに仕込まれていたもう一つの兵器。レールガン機能により高速の吹き針を射出
望月 星奈:1本1本は忍びであれば大した痛みはないが、それが何十にも身体に突き刺さっていき。身が針山のようになるだろう
契兎:「いっ……つう」
契兎:「やられてばかりだと、思うな……!」
契兎:高く、跳ねる。
契兎:刀を構え、真っ直ぐに、迷路ハルを狙う一撃。
迷路 ハル:──そのはずの、一撃だった。
迷路 ハル:操り糸に引かれるように、ずるり、と不自然な動作でその軌道がズレる。
迷路 ハル:「それを受けるわけにはいかないかな」
迷路 ハル:迷路の家系は血を操る。全身を巡るそれを掴めば、その生物のすべてを掌握したと言ってもいい。
迷路 ハル:ハルは繊細なコントロールが向いているタイプではないが、それでもじゅうぶんだ。
迷路 ハル:自分の血に呪いをかけて、契兎の傷に打ち込む。
迷路 ハル:彼の血が蝕まれるたび、己の血は潤いを増す。
迷路 ハル:「先輩の邪魔をしたいわけじゃないって、いつだったか言いましたね」
迷路 ハル:「撤回します、すみません。こっちも必死なので」
契兎:「ぐ……うう、う」身を折り曲げて苦痛に耐える。
契兎:だが、まだ倒れない。
契兎:「まだだ……!まだ……」
GM:ラウンド3
Tekey:望月 星奈がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:波多野 次郎がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:影分身~
Tekey:迷路 ハルがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:波多野 次郎がダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:東雲 蓮太がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:東雲 蓮太がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:うむ……出揃ったようですね
GM:では
GM:……オープン!
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:望月 星奈がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:迷路 ハルがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「1」です。
東雲 蓮太:4でいきます。
5:波多野、三郎
4:月読、望月、ハル、東雲
3:契兎
GM:では、プロット5!
GM:前回に引き続き好きな順番でどうぞ!
波多野 次郎:同じく波多野→三郎で
波多野 次郎:まず手番いきます
波多野 次郎:間合い3の【飛魂】で契兎に攻撃します。指定特技は憑依術。当たれば接近戦ダメージ2。
波多野 次郎:命中 逆鱗+1
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 6[2,4]+1 → 7 → 成功
波多野 次郎:よしっ
契兎:うーん
契兎:いちかばちかで回想使いますね
波多野 次郎:それがあった
実はあなたの本当の名前は「契兎(けいと)」である。
あなたは、水波カオルが「月読(つくよみ)」だということを知っている。
契兎:SG#3+3>=12 (判定:刀術)
ShinobiGami : (SG+3@12#3>=12) → 6[1,5]+3 → 9 → 失敗
契兎:みーんみんみんみん
契兎:倒れます
波多野 次郎:うおー
三郎:ではこちらも動きます
三郎:【接近戦攻撃】で月読に攻撃します。指定特技は手練。当たれば接近戦ダメージ1。
三郎:2D6>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
月読:SG#4>=8 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=8) → 9[3,6] → 9 → 成功
三郎:カー
月読:回避成功!
三郎:以上です
GM:では、プロット4!
月読:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 38
迷路 ハル:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 77
望月 星奈:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 23
東雲 蓮太:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 44
GM:ハル→東雲→月読→望月
GM:というわけでどうぞ!
迷路 ハル:月読に接近戦攻撃!特技は呪術、武芸で命中+1!
迷路 ハル:2D6+1>=5 (判定:呪術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 9[4,5]+1 → 10 → 成功
迷路 ハル:よしよし
月読:SG#4>=11 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=11) → 7[2,5] → 7 → 失敗
月読:遠いよー
月読:choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]
ShinobiGami : (choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]) → 体術
迷路 ハル:攻撃に成功したので吸精チャンスします
GM:ぴええ
迷路 ハル:2D6>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
迷路 ハル:体術を回復、全快です♡
GM:ひー!!
GM:では、東雲くん
東雲 蓮太:痛打>接近戦攻撃のコンボで 判定いきまーす
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:意気) 痛打判定
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:手練) 接近戦攻撃判定
ShinobiGami : (2D6>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル
東雲 蓮太:うそでしょw
GM:塩盛れ!塩!
迷路 ハル:うーん
迷路 ハル:遁甲符差し上げます。痛打成功してるし当てたい!
GM:では、振り直してください!
東雲 蓮太:ありがたや。ではわんもあ
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:手練) 接近戦攻撃
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
月読:んー……避けたいな
月読:回想!
実はあなたは、ラノベやマンガが大好きだ。
そんな物語に登場する楽しげで幸せそうな主人公たちにものすごく憧れている。
自分でも、そんな楽しい時間を過ごそうと思い、仲間を集めて同好会をつくった。
月読:SG#4+3>=8 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG+3@12#4>=8) → 11[5,6]+3 → 14 → 成功
月読:素で避けてる!
東雲 蓮太:では攻撃失敗、ごめんねハルちゃん無駄打ちさせちゃった(汗)
迷路 ハル:そういうこともある!
月読:では……どうしようかな
月読:まず痛打。
月読:SG#4>=5 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
月読:龍星群。自分含めた全員を攻撃。
月読:まず命中判定
月読:SG#4>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功
月読:choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]
ShinobiGami : (choice[器術,体術,忍術,謀術,戦術,妖術]) → 謀術
三郎:【矢止めの術】
三郎:成功で攻撃を阻止。指定特技は手練。修正はプロット値の差で-1。
三郎:2D6-1>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6-1>=5) → 11[5,6]-1 → 10 → 成功
東雲 蓮太:おおー
三郎:カー
迷路 ハル:ナイス出目~!
月読:戦術を潰します。
望月 星奈:ヒューッ!
月読:命中判定を……失敗に………?
三郎:します!
月読:エーン 終わりです
GM:最後に星奈ちゃん!
望月 星奈:よし、接近戦攻撃を月読に!
望月 星奈:2D6>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功
月読:SG#4>=7 (判定:水術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=7) → 10[4,6] → 10 → 成功
望月 星奈:残念!おわり!
GM:OK!
波多野 次郎:「……お前個人には、まだ恨みがあるという程ではないのだが。立ち塞がるのであれば」
波多野 次郎:火球が光を増し、契兎の下へと迫る。
契兎:思考速度は、その戦いの速度では遅い方だ。
契兎:しかし、思考する。思い返す。自分がここにいる意味を。
契兎:月読という忍びは天才だ。
契兎:自分など足元にも及ばない。
契兎:だから、心酔していたし、全霊で持って仕えた。
契兎:それが、その本性はどうだ。
契兎:「……もう、戦いは嫌だと?ラノベや漫画のようなぬるい生を望むと?」
契兎:許せるものか、そんなこと。
契兎:「俺は───まだ倒れるわけにはいかない」
契兎:「月読を、月読たらしめるためには」
契兎:「俺が、必要なんだ!!」
契兎:吠えて、迫る火球をいなそうとする。
波多野 次郎:「……うらやましいな。うらやましいよ」つい、と指を動かす。
波多野 次郎:「そう心から言い切れる想いは、先輩は本当に……」
波多野 次郎:軌道を変えた炎が、隙を突いて胴体を焼く。
契兎:「が」
波多野 次郎:「……帰れましたか、ちゃんと」
契兎:「まだ……だ、」
契兎:「祭りは………」
契兎:そう呟くとその場に膝から倒れ伏す。
月読:「……契兎」
波多野 次郎:「……律儀なやつ」火球を引き戻す。
月読:「お前は忠実な部下だ。誇れ」
迷路 ハル:「……会長と諸星先輩が、なんだかんだで仲良く過ごしている風景、好きでしたよ」
迷路 ハル:「それが当たり前だと思ってた。ずっと続くんだろうって思ってた」
迷路 ハル:「──でも私、後悔してない」
迷路 ハル:一歩踏み込んでフェイント、二歩踏み込んで本命の一撃。
迷路 ハル:その瞳はまっすぐに月読を見据えて。
迷路 ハル:「本当のかたちで向き合えることが──嬉しいんだ。変かな」
迷路 ハル:戦場に似つかわしくない、凛としながらも穏やかな笑みを浮かべる。
月読:「く、ぅ……!」
月読:「……やだな。そんな顔されたら、絆されちゃうでしょ」
月読:「だが、退く気は、ない……!」
月読:「『月読』を甘く見るなよ……!」
東雲 蓮太:「割り込ませてもらうぞ」
東雲 蓮太:陸みあう二人の間に割って入り、勢いを乗せた右猿臂を叩きつける!
月読:「ふ!」
月読:「不意を打てたと思うたか!!」
月読:───月読は、実はラノベやマンガが大好きである。
月読:忍務で潜入した図書館に置いてあったそれを何とはなしに読んで以来
月読:……憧れるようになった。そんな世界に。
月読:血腥い毎日。戦いだけの日々。
月読:そんなものには飽き飽きしていた。
月読:だから、思ったのだ。ハルが自分を追ってきたのを見た時───
月読:ここに楽園を作ろう、と。
月読:元から学校生活の世界を作るつもりではあった。
月読:だけど、そこに大好きな仲間を集めることができたなら。
月読:───だから、だから。
月読:「私は負けぬぞ……!」
月読:強力な一撃を意志の力で回避する。
月読:……血が沸いている。この状態で忍術を撃てば無事では済むまい。
月読:かと言って手の内はひとつ明かした。だから、自傷してでもその術を操ることに決めた。
月読:「来れ、龍よ」
月読:両手を掲げ、星を呼ぶ。
波多野 次郎:「抗え!」
三郎:叫びの声に対応して、しわがれた鳴き声が響き。
三郎:無数の黒い羽が中空に舞い散る。夜空の欠片のように。
三郎:それはざわめき、広がりながら狙いを防がんと試みた。
月読:「馬鹿な……!この術を止めるだと!」
波多野 次郎:「二度は……っ、二度も死んでたまるかよ! よくやった!」
GM:ラウンド4
Tekey:迷路 ハルがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:望月 星奈がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:プロットをお願いします!
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:影分身を使用します!
Tekey:波多野 次郎がダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:分身の術) 影分身
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
Tekey:波多野 次郎がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:東雲 蓮太がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:東雲 蓮太がダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:プロット設定終了しました。
GM:みんなOK?
波多野 次郎:OK!
迷路 ハル:おけ!
望月 星奈:OK!
GM:よし!
GM:では、せーの、
GM:オープン!
Tekey:望月 星奈がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:迷路 ハルがダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「2」です。
東雲 蓮太:5にします
6:月読
5:波多野、望月、ハル、三郎、東雲
GM:プロット6
月読:八岐を使用。
月読:奥義『下弦』流言の術。───完全成功。
月読:大蛇に変化し、体力全快。この後、特技分野が潰れることはありません。
キャラシート
GM:なお、奥義を使うことはできません。
GM:プロット5
GM:1d100をどうぞ。
望月 星奈:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 92
迷路 ハル:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 91
東雲 蓮太:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 95
波多野 次郎:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 13
波多野 次郎:差がすごい
三郎:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 18
迷路 ハル:すごいな
GM:すご
GM:東雲→望月→ハル→三郎→波多野
GM:ですね、同時攻撃だ!
東雲 蓮太:じゃあ私からかな。接近戦攻撃を使って、その命中判定前に痛打判定します。
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:意気) 痛打
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
東雲 蓮太:成功。当たればダメージ+1
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:手練) 接近戦攻撃
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
東雲 蓮太:凪になって終了です。
GM:了解です。
望月 星奈:つぎはわたしだ!
GM:ごー!
望月 星奈:接近戦で攻撃!
望月 星奈:2D6>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
月読:SG#6>=6 (判定:火術)
ShinobiGami : (SG@12#6>=6) → 8[3,5] → 8 → 成功
望月 星奈:流石にとなりはきつい!
望月 星奈:以上!
GM:では、次ですね。
GM:ハルちゃん!
迷路 ハル:はい!接近戦攻撃します
迷路 ハル:2D6+1>=5 (判定:呪術)武芸込み
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 10[4,6]+1 → 11 → 成功
迷路 ハル:むん
GM:出目がたかーい
月読:SG#6>=13 (判定:刀術)スペチェじゃん
ShinobiGami : (SG@12#6>=13) → 3[1,2] → 3 → ファンブル
月読:ふふふw
月読:凪だけどこのプロットで終わるからあんま意味なーし
月読:失敗です
迷路 ハル:回想切ります
迷路 ハル:ダメージを+1!
GM:ひゃー!
GM:ダメージ2受けて残り6!
GM:では次は三郎!
三郎:カー
三郎:【接近戦攻撃】で月読に攻撃します。指定特技は手練。当たれば接近戦ダメージ1。
三郎:2D6>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
月読:SG#6>=7 (判定:歩法)
ShinobiGami : (SG@12#6>=7) → 9[3,6] → 9 → 成功
三郎:カア……
月読:どんまい
GM:波多野くん!
波多野 次郎:【飛魂】で月読に攻撃します。指定特技は憑依術。当たれば接近戦ダメージ2。
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:憑依術) 逆鱗込み
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 6[1,5]+1 → 7 → 成功
GM:つよわよ
月読:SG#6>=12 (判定:刀術)
ShinobiGami : (SG@12#6>=12) → 7[1,6] → 7 → 失敗
月読:妖術下の方まじ無理
波多野 次郎:よし、ここだ。回想切ります。
波多野 次郎:ダメージ+1
GM:ダメージ3…残り3!
月読:「たったの中忍四名……ここまで追い込まれるとは」
月読:「契兎が起きていたら笑われような」
月読:「『おままごとに夢中で刃が鈍ったか』、と」
月読:「だが、ここで白旗を上げるつもりはない」
月読:「この身に流れる隠忍の血……その真髄を見せてくれよう」
月読:……いつの間にか、月が反転している。
月読:「『下弦』」
月読:「月導くは我也」
月読:「月差す道よ、我が姿を明らかにせん」
月読:「『八岐』───!」
月読:詠唱の間にも、その体を鱗が覆い、
月読:緩やかに変化していた。
月読:そして、起伏を失った肉体は八頭に分かれる。
月読:「今度こそ………今度こそ、『時檻』を完全なものにし」
月読:「誰も血の流すことのない、楽園を築かん!」
東雲 蓮太:「──蛇の化生か」
東雲 蓮太:「『妄執念抱くもの、その身を蛇身とす』と聞くが」
東雲 蓮太:変化したという事実を淡々と受け止め、対策を思案する。
望月 星奈:「姿が変わろうが関係はない」契兎の戦いと同様に、か細い線が全体へと張り巡らされるが
望月 星奈:「ただ先ほどまでと同じように、討ち取るのみっ…!?」ドローンに後退指示をだし身を切り裂こうとするも頑丈さに線が切られ
望月 星奈:「効かないかっ…!」別の兵装の選択を巡らせる
波多野 次郎:「……続けるといい、望月の。手数を絶やすな」ふわりと降り立つ。
波多野 次郎:「蛇か。外国じゃああれも陽を喰う月の象徴らしい」
波多野 次郎:「ますます、二度喰われてたまるか……!」
迷路 ハル:異形の姿と化した少女を見上げる。
迷路 ハル:「……懐かしいな」
迷路 ハル:それは遠い昔、まだ迷路ハルが僕と名乗っていたころ。
迷路 ハル:隠忍の血である二人は、互いに厳しい家の掟に縛られながら、たまの逢瀬を楽しみにしていた。
迷路 ハル:ある日、月読ーー水波カオルは落ち込んだ様子でこう話していた。
迷路 ハル:『ちゃんと変化ができるようになりなさいって言われるけど、嫌なの』
迷路 ハル:『かわいくないし』
迷路 ハル:……あの日、己は何と返したのだったか。
迷路 ハル:覚えてはいない。けれどきっと、こう言っただろうと、確信めいたものがあった。
迷路 ハル:『かわいくても、かっこよくても、そうじゃなくても。どんなカオルちゃんでも、カオルちゃんだよ』
迷路 ハル:だって今、迷路ハルは、心からそう思っている。
迷路 ハル:満ちては欠け、時には雲に隠れ、時にはその身をくらませても。
迷路 ハル:月は、ずっと月だ。
迷路 ハル:己の指に歯を立てて表皮を切り裂く。そこから流れ出た血が、宙に舞って呪いを媒介する。
迷路 ハル:記憶が、事実が、網のように絡みついて、逃さない。
迷路 ハル:そのままただ、爛々と紅く輝く両目で、大蛇を見つめている。
月読:「ぐ……ウウ!!」
月読:「ハル……!」
波多野 次郎:相対する相手が怯むその隙に。
波多野 次郎:「……そうか。お前も、やるか」己の中のもう一人の微かな声に話しかける。
波多野 次郎:「……」静かに目を伏せ、魂の欠片を燃え上がらせる。
波多野 次郎:
波多野 次郎:『世界の民話に見られる「日食」の伝承について』清陵学園 天文学同好会 波多野 次郎
波多野 次郎:これが、僕の文化祭で発表しようとしていた展示。
波多野 次郎:もうあとは貼るだけだったんですよ。
波多野 次郎:全部忘れても、自分が太陽であることは変えられなかった。
波多野 次郎:全部忘れて、みんなが星を見るのを邪魔しないようにしていた。
波多野 次郎:でも、ひとつだけ。
波多野 次郎:一度見た『死』だけは、どうしても忘れてしまえなくて。
波多野 次郎:だから、僕は、最初から普通の高校生には、なれていなかったんだと思う。
波多野 次郎:迷路先輩、一番苦しい役をずっと、すみませんでした。
波多野 次郎:東雲先輩、実は焼きもちを焼いてます。すみませんでした。
波多野 次郎:水波会長、楽しかったのは本当。許せなくてすみませんでした。
波多野 次郎:諸星先輩、苦しいですよね、好きって。痛くしてすみませんでした。
波多野 次郎:望月先輩。
波多野 次郎:好きだからあなたを見たのか、見たから好きになったのか、わかりません。
波多野 次郎:……ポスターの前で写真、撮ればよかったな。
波多野 次郎:でも、そうですね。なんか……。
波多野 次郎:そういう心残りがあるのって、ほら。あれですよ。
波多野 次郎:青春っぽい。ねえ、先輩たち。
波多野 次郎:だから。もう一度、ごめんなさい。水波先輩。それから。
波多野 次郎:少しだけ、ありがとうございました。
波多野 次郎:
波多野 次郎:特大の火の玉がひとつ、ごうと音を立てて飛んでいく。
波多野 次郎:「……ありがとうございました、だと。お前に言っていたぞ。あいつは」
波多野 次郎:「わからんが、伝える。熱と共に」
月読:火球に焼かれ、大蛇が身悶えする。
月読:「……ああ……波多野くん」
月読:「そうか。……そうか」
月読:ただ、静かに呟く。
GM:ラウンド5
GM:プロットをお願いします。
Tekey:望月 星奈がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:波多野 次郎がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:波多野 次郎がダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:影分身します
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
Tekey:東雲 蓮太がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:東雲 蓮太がダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:設定終了です。
迷路 ハル:おけです!
波多野 次郎:OK
望月 星奈:OKです!
GM:こちらもOK。
GM:では……
GM:オープン!
Tekey:望月 星奈がダイス目を変更しました。(6 → 6)
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:迷路 ハルがダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「2」です。
東雲 蓮太:プロット5を選択します。
6:望月
5:三郎、ハル、東雲
4:波多野、月読
GM:では…プロット6、望月さんから。
望月 星奈:なにもできないので待機!
望月 星奈:接近戦しかないので……
望月 星奈:届かないのである
GM:なるほど……かなしみ
GM:では、プロット5!
GM:1d100をお振り
迷路 ハル:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 74
三郎:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 45
東雲 蓮太:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 56
GM:ではハルちゃんから……!
迷路 ハル:はい!接近戦攻撃します!
迷路 ハル:2D6+1>=5 (判定:呪術)武芸込み
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 5[2,3]+1 → 6 → 成功
迷路 ハル:あぶね
東雲 蓮太:(待機
迷路 ハル:ふぁんぶるだったので神通丸切ります!
迷路 ハル:2D6+1>=5 (判定:呪術)武芸込み
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功
迷路 ハル:よし!
GM:今度は見事成功!
月読:SG#4>=13 (判定:刀術) 一応ふります
ShinobiGami : (SG@12#4>=13) → 5[2,3] → 5 → 失敗
月読:1ダメージ!残り2点!
GM:では今度こそ東雲くんの手番!
東雲 蓮太:はーい
東雲 蓮太:接近戦攻撃をしかけます、使用特技は手練
東雲 蓮太:2D6>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
GM:成功!
東雲 蓮太:お塩が効いたw 成功です。
月読:SG#4>=7 (判定:歩法)
ShinobiGami : (SG@12#4>=7) → 9[4,5] → 9 → 成功
月読:こっちにも塩パワーが
東雲 蓮太:まあしかたないですね、行動終了です。
GM:三郎!
三郎:カー
三郎:【接近戦攻撃】で月読に攻撃します。指定特技は手練。当たれば接近戦ダメージ1。
三郎:2D6>=5 (判定:手練)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
月読:SG#4>=7 (判定:歩法)うおー
ShinobiGami : (SG@12#4>=7) → 7[3,4] → 7 → 成功
三郎:カー……
月読:手練を避けてやる
GM:というわけで、
GM:プロット4!
月読:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 28
波多野 次郎:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 24
月読:いくぞー
波多野 次郎:うおー
月読:修羅で、間合2以内のキャラクター全員を対象にします。
月読:で、命中判定前に痛打。
月読:SG#4>=5 (判定:火術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
月読:で、修羅の命中判定!
月読:SG#4>=5 (判定:毒術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
迷路 ハル:【わびぬれば今はた同じ難波なる】/判定妨害/傀儡の術
月読:それがあった!
月読:奥義破りを試みます。
迷路 ハル:うおーっ
月読:SG#4>=10 (判定:刀術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=10) → 5[2,3] → 5 → 失敗
月読:アー
迷路 ハル:よぉし!6を1に!
月読:すると……ファンブル!
月読:同時攻撃後に凪になります。
GM:では、波多野くんへ!
波多野 次郎:迷路先輩ありがとー!
波多野 次郎:【飛魂】で月読に攻撃します。指定特技は憑依術。当たれば接近戦ダメージ2。
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 2[1,1]+1 → 3 → ファンブル
波多野 次郎:うーん
波多野 次郎:神通丸
GM:どうぞ!
波多野 次郎:2D6+1>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 8[2,6]+1 → 9 → 成功
月読:SG#4>=12 (判定:刀術) 無理目回避
ShinobiGami : (SG@12#4>=12) → 9[3,6] → 9 → 失敗
月読:だめだあ
波多野 次郎:ハアハアハア
月読:つまり
月読:倒れます!
波多野 次郎:うおおお
GM:戦闘終了、というか
GM:誰が勝者になるか決めていただいて
GM:戦利品を宣言していただければ〜
GM:では、勝者が決まりました。
GM:波多野くん……君が勝者だ!
波多野 次郎:ありがとうございます!
GM:戦利品を……言うのだ
波多野 次郎:うおおおおお
波多野 次郎:望月先輩の自分に対する感情を愛情にしていただければ……!(許可済み)
GM:承りました。
GM:相互愛情!
GM:では、最後の演出に行きましょう。
望月 星奈:攻撃の手をやめるな!ここで討ち取るためにすべての手を出し尽くせ!
望月 星奈:装甲が厚くて通らないレールガンによる針の射出も、まだだしてない奥の手であるドローン自身の特高による高電圧の放電もすべてやれ!
望月 星奈:しかし、レンジが遠い…それでも、次の。何かの一手になればと思い。できうるすべての手を解き放った
迷路 ハル:その物理的な手数の多さに紛れて、じわりと呪いを広げる。
迷路 ハル:目くらましはあればあるだけよい。特に、手の内がよく知られている自分などにとってはなおさらだ。
迷路 ハル:(……やっぱり、かっこいいなあ)
迷路 ハル:どちらの望月星奈も好ましいと思うし、皆そうだろうと思う。
迷路 ハル:そう、私たちは、本当に仲のいい同好会だった。
迷路 ハル:大切な、仲間たち、だった。
月読:呪いに蝕まれる。この身体は解呪にも呪い返しにも向いていない。
月読:体力が尽きかけているのを感じる。それでも、それでもなお諦めることはしない。
月読:みんなだって、諦めずに戦っているのだから。
東雲 蓮太:「──諦めが悪いな」
東雲 蓮太:咎めるような口調ではない。
東雲 蓮太:曲がりなりにも惚れた相手だ、なればこそ多少なりとも、理解できる。
東雲 蓮太:「水波カオルのそれは美点かもしれんが──」
東雲 蓮太:縮地。間合いを瞬時に潰し、巨大な蛇身の下へと潜り込み──
東雲 蓮太:「いつまでも月読のままでいられては、後輩たちにしめしがつかんだろう?」
東雲 蓮太:摺り上げるような蹴り。強固な鱗に阻まれ、損傷を与えることはかなわないが──
東雲 蓮太:意識は──反らせた。
三郎:その隙を縫うように、黒い弾丸が突き進む。
三郎:カラスは、主の一部ではあるとはいえ、この場に思い入れがあるわけでもない。ただ。
三郎:暖かな日が照って、たまに美味しいものを貰えた、その思い出を背負いながら、命に従い馳せる。
月読:だが、その黒い弾丸が届くことはない。
月読:その巨体に似合わぬ器用さと素早さで、直線の攻撃を避けてみせる。
月読:「……これで終わりだ」
月読:全霊の一撃。全ての頭が鎌首をもたげ。
月読:全員にギロチンの如く、頭を叩きつけ───
迷路 ハル:ぐじゅ、と大蛇の血液が、異なる生き物であるかのようにうねる。
迷路 ハル:ずっとまき散らし、縛りついていた血の呪いが、形を成した。
迷路 ハル:肉体の制御権が一瞬でも奪われるというのは、忍びの戦いにおいて致命傷と言える隙。
迷路 ハル:「……そうだね、終わりにしよう」
迷路 ハル:太陽が月を飲み込む時は、もうそこに。
波多野 次郎:ゆらり、と黒い影が立ち上がる。
波多野 次郎:ドローン群、東雲の牽制、三郎の攻撃、今まさに開かれた呪い。
波多野 次郎:数多ある蛇の頭をそれぞれが止め、引きつけていた。だから、残りに掛かればそれでよかった。
波多野 次郎:「……今だ。俺の、仇」ごう、と全身が燃え輝く。そのまま、翼をはためかせ、一心に。
波多野 次郎:舞い降り、抱き締めるようにして鱗を焼き焦がす。
月読:「あああああ───!!」
月読:日が、月を呑み込む。
月読:大蛇の巨体が縮んでいく。
月読:するり、と
月読:炎の抱擁から滑り落ちるように、少女の身体が落ちていく。
波多野 次郎:(……あれを拾う役は、俺ではないな)
波多野 次郎:(全く、手加減ひとつしなかったのに、滅ぼすこともできなかった……まあ)
波多野 次郎:「月はまた昇るのだろう? 陽がそうであるように。なあ、月読」
月読:返事の代わりに、薄く口角が上がる。
月読:そのまま、落ちる。落ちて───
迷路 ハル:───とん、と柔らかくその身を抱き留める。
迷路 ハル:「お待たせ」
水波カオル:「……ハル」
水波カオル:「これで……終わり、かあ」
GM:その空間は歪み、元の世界に戻りつつある。
水波カオル:「…ねがいごと。するの忘れないでね」
水波カオル:「波多野くんに祟られちゃう」
迷路 ハル:「もうじゅうぶん恨まれてるよ」
迷路 ハル:そんな軽口を叩きながら。
水波カオル:「ふふ。そうみたいだね」
水波カオル:「……ありがとう、ハル。今だけは……甘えさせて」
水波カオル:その胸に顔を埋めて。
水波カオル:声もなく、泣いた。
エンディング1
上忍:「───月読と契兎に情けを、と?」
GM:薄暗い空間。上忍の顔は見えない。
GM:彼が今回の忍務を出した上忍だ。
上忍:「お前たちも十分過ぎるほど解っているだろう。あの者たちは危険だ」
上忍:「牢に繋ぐべきだ」
望月 星奈:「えぇ、危険でした。今回対峙し忍術、武術。総合力ともにその危険性は十分に判断しました」
望月 星奈:「しかし、上忍であり従者がいるとはいえ、我々4人で生きたまま捕縛することができる程度の力」
望月 星奈:「それであれば、なにかを行おうとするのであれば、止めることが可能だと判断いたしました」
望月 星奈:あくまで淡々と危険性はみとめつつ、自分たちで捕縛もできたが故の抑止力もあることを主張しつつ
東雲 蓮太:「情け──ではなかろうよ」後ろに控えていた男が口を開く。
東雲 蓮太:「正体も知れた、情も知れた」
東雲 蓮太:「危険性で判じるなら、望月の言うように最早月読はさして脅威にならん」
東雲 蓮太:「で、あれば──」
上忍:「ぬぬ。しかしそれでは示しが───」
東雲 蓮太:「牢につなぐよりは、子飼いとした方がよほど有益だろうよ」
東雲 蓮太:「幸い悪名は知れている」
東雲 蓮太:「それを制したとなれば、他に対する牽制にもなろうさ」
迷路 ハル:「勿論、野放しというわけには。我々で監視を行えばよろしいかと」
東雲 蓮太:そうだ、情ではない。
東雲 蓮太:有益性と合理性。それだけを提示すればいい。
東雲 蓮太:シノビとは本来そうしたものなのだから。
迷路 ハル:「月読に大きな打撃を与えた波多野も生存しております」
迷路 ハル:「今でこそ、大事を取り療養をしておりますが……」
迷路 ハル:「己に殆どとどめを刺したと言っても過言ではない忍びによる監視下であれば」
迷路 ハル:「そう無茶をすることもないでしょう」
上忍:「…………」暫しの沈黙。
迷路 ハル:「それに、危険であるというのは優秀であるということ。東雲の言う通り、我らの手と数えることができれば有用でありましょう」
上忍:「……あいわかった。他ならぬお前たちが言うのであれば」
上忍:「監視付きでの表での生活を許可しよう。ただし、また事が起こればその時は」
上忍:「お前たちにも咎を受けてもらう」
上忍:「それでよいな?」
迷路 ハル:「寛大な処置、痛み入ります」深く頭を下げる
東雲 蓮太:「起案者が責めを負うのは当然だ」
望月 星奈:「もちろんその罰を受けるつもりです。それは、我々の力が及ばなかったと同じ意味なので」
上忍:「……いいだろう。では、去れ」
上忍:そう言って、暗闇の中に消える。
東雲 蓮太:「──好みを同じくするどころか、命を同じくする関係に格上げか」
東雲 蓮太:「迷路はともかく──望月はよかったのか?」
望月 星奈:「……結果論とは言え当初の目的は達成されたしね」
望月 星奈:「おとなしくしなくなるのであれば今度こそ首を跳ね飛ばすだけ。……判断がすごく甘いけど」ぷいと違う方向を向く
東雲 蓮太:「──────」頭に手を置こうとして──やめる。
東雲 蓮太:おそらく──いや確実に怒るだろう。
迷路 ハル:自分の事情が事情なのであまり強く言えないが、内心ほっとしている。
迷路 ハル:「……じゃあ、波多野くんの様子を見に行こうか」
エンディング2
GM:麝香会総合病院。
GM:波多野次郎はそこで眠っていた。
望月 星奈:ベッド側面側に置かれてる、椅子に座り、目覚めを待つ。手にはなにかが入ったコンビニのビニール袋の下げながら
波多野 次郎:「……」静かに呼吸をしていたが、微かにまつ毛が動く。
望月 星奈:「…起きた?」わずかな反応へと敏感に気づき
波多野 次郎:「……?」薄く目を開け、そして。
波多野 次郎:「……まだ夢か?」寝たまま呟いた。
望月 星奈:「……夢じゃない」少しむすっとした顔ながら、立ち上がり、少し顔を覗き込みながら言う
波多野 次郎:「お前、いつも目に飛び込んでくるな……」
波多野 次郎:「さっきまで、ほら。文化祭の夢を見ていた。あれこれ出し物を見て回って」ゆっくりと身を起こす。
波多野 次郎:「……隣にいたものでな。また続きかと思ってしまった」笑う。
望月 星奈:「ふうん……あんたはもう”当日を過ごした”んだ」と言いながら、袋から食べ物を取り出す
望月 星奈:「じゃあ、これはいらないね。あたしの好きな、コンビニのプレミアムロールケーキ」少し意地悪にひらひらと取り上げながら
波多野 次郎:「なんでそうなる。……そうか。お前それが好きなのか」
波多野 次郎:「……望月先輩、自分の好きなものそっちのけで、みんなのこと見てたから」
波多野 次郎:「僕はずうっと知りたかったんですよ、先輩が何が好きなのか」べー、を出してみせる。
望月 星奈:「おどろいた?”あたし”の好きなものが結構俗物的で」
望月 星奈:「多分、これは”あの子”もとても好きなやつだし」
望月 星奈:「探せば結構近くにあったってこと」
波多野 次郎:「……まさか、手を伸ばせば届くとでも?」
波多野 次郎:「先輩。月も星も太陽も、本当はずっとずっと遠くにあって、光だけが届いてるんですよ」
波多野 次郎:「手が届くはずなんかない、でしょう?」
望月 星奈:「……あんたは烏ではあるけれど」
望月 星奈:「それでもよだかのように星に手を伸ばし続けて、燃え続けたじゃないの」最終決戦の時に、燃え続けた姿を思い出しながら
望月 星奈:「天文学同好会だってそう。とてつもない届かない距離の星をずっといままで見続けて、触れようとしてきた」
波多野 次郎:『後輩』の顔で神妙に話を聞く。
望月 星奈:「そういう姿は…………嫌いではないから」
望月 星奈:「…………(とても)好きでもないから。そこは調子に乗らないで」いつもの調子でぷいっと横を向きながら
望月 星奈:照れ隠しでいつもぷいっと横を向いているが、ほんの少しだけ耳が赤くなっていることに君は気が付くかもしれない
波多野 次郎:「…………」じっとその顔を見て。
波多野 次郎:「ははっ」少年らしく、どちらともつかない顔で笑う。
波多野 次郎:「なんだろうな。あの夢から覚めたら、こんな話をする時もなくなるのかと思っていた」
波多野 次郎:「そうでもないんだな。望みさえすれば」
波多野 次郎:「俺もお前のそういうところは、嫌いではないよ。『あの子』もな」
波多野 次郎:「俺の中にもう一人いるように、お前の中にも、あの時のお前がいて」
波多野 次郎:「会おうと思えば、会えるんだな」
望月 星奈:何も言わず振り向かない。すこしだけ、ばつが悪そうに……彼女の頬が膨らんでいるだけだ
波多野 次郎:にっと人の悪い顔をして。
波多野 次郎:「正確に言った方がいいか? 嫌いではない、ではなくてー」
望月 星奈:「うるさい。消化器とか知らない。これでも食べてその減らず口を抑えなさい」プレミアムロールケーキを開封し、シートも取らずにそのまま口に突っ込む
波多野 次郎:「むぎゅぎゅ」
波多野 次郎:「……ああ、甘いなこれ! 俺はあんこくらいが好きなんだが……」
波多野 次郎:「不思議だな。悪くない」べろんとシートを取り出しながら。
波多野 次郎:「また、いつか」
波多野 次郎:「一緒に食おうな。クレープでもなんでもいいが」それは。
波多野 次郎:叶うかどうかもしれない願いかもしれなかったが。それでもなお。
波多野 次郎:遠く遠くへと手を伸ばさずにはいられなかった、鳥の性だった。
エンディング3
GM:契兎及び月読は監視対象、かつ、重要な戦力として期待されている。
GM:今回の任務はその簡単な試験的な意味合いを持っている。
GM:途中、夜。雑居ビルの屋上で、君と契兎こと諸星真琴は暫しの待機時間をとっていた。
諸星真琴:「───まったく」
諸星真琴:「月読だけならまだしも。俺のことまで掬い出そうとするとはね」
諸星真琴:「酔狂な話だ」
東雲 蓮太:ぽん──と350ミリのペットボトルをそちらへと放る。
東雲 蓮太:銘柄は日本茶だ。
諸星真琴:キャッチ。
東雲 蓮太:「使えるものは親でも使え」
東雲 蓮太:「シノビらしくはあるだろう?」
諸星真琴:「まあ、その通りだ」
東雲 蓮太:「──いや、すまん。違うな」しばしの思案ののち、訂正。
東雲 蓮太:「先輩と言うカテゴリなのだろう、今でもオマエは。アイツらにとって」
諸星真琴:「どうやらそうらしい。傍迷惑な話だ……」
諸星真琴:ペットボトルを開け、中の液体を流し込む。
東雲 蓮太:「本当に傍迷惑と思うなら」
東雲 蓮太:「幻滅されればいい」
東雲 蓮太:「忘れられることはないだろうが、構われることはなくなるだろうよ」
東雲 蓮太:露悪的なのではなく
東雲 蓮太:率直に効率的な方法を示唆する。
諸星真琴:「それはそれで、不必要なコストだな……面倒だ」
東雲 蓮太:「そうだな。それにもし仮にそうなってみろ」
東雲 蓮太:「オマエの監視は、ずっとオレだぞ?」
諸星真琴:「……華はない。だが……」
諸星真琴:「お前には一定以上の信頼は置いている」
諸星真琴:「それはそれで、悪くはない。腑抜けた月読を見ることもない」
東雲 蓮太:「水波──か」あの閉じられた楽園のことを想いだし──
東雲 蓮太:「そういえば」ふと、気づく。
東雲 蓮太:「あの時、色々とちょっかいを出していたようだったが」
東雲 蓮太:「オレのところには来なかったな?」
諸星真琴:「……お前の考えは読み易かった」
諸星真琴:「一部には何を考えているかわからない、などと評されるが」
諸星真琴:「俺にしてみればお前ほど解りやすい奴もそうはいない」
諸星真琴:「だから、知っていたさ」
諸星真琴:「お前が『水波カオル』を好いていることも」
諸星真琴:「お前が月読を───殺したがっていたことも」
GM:ここで東雲くんの秘密を公開します。
東雲蓮太:秘密
あなたは、よく夢を見る。
それは「月読(つくよみ)」と呼ばれる人物の夢だ。夢の中のあなたは、「月読」への殺意に溢れている。あなたの【本当の使命】は、「月読」を倒すことである。
東雲 蓮太:「沸き立つ殺意が、理解できなかった」
東雲 蓮太:淡々と。
東雲 蓮太:「月読が水波カオルだと知った後でも、それが収まることはなかった」
東雲 蓮太:淡々と、告げる。
東雲 蓮太:東雲蓮太は間違いなく、水波カオルに殺意を抱いていた、と。
東雲 蓮太:親指を弾き、ペットボトルの栓を開け飛ばす。
東雲 蓮太:束縛を望まぬ自分が、配役を強いられたことは間違いなく理由の一つだろう。
東雲 蓮太:が、今にして思えば。それだけではなかったと理解できる。
東雲 蓮太:脳裏に浮かぶは二つの顔を持つ一人の少女。
東雲 蓮太:微笑み、困り、喜び──
東雲 蓮太:仲間のために、一所懸命だった望月星奈と。
東雲 蓮太:怒り、決意し、護り──
東雲 蓮太:仲間と共に、変わる未来を良しとした望月星奈。
東雲 蓮太:「どうやらオレは──」
東雲 蓮太:表情一つ変えず──
東雲 蓮太:「惚れてくれたオンナが弄ばれたことが、相当業腹だったらしい」
東雲 蓮太:まるで何かの報告をするように口にする。
諸星真琴:ペットボトルを傾けながら目を丸くする。
諸星真琴:「それは、読めなかったな……」
東雲 蓮太:「オレも気づいたのは今だからな」
東雲 蓮太:相変わらずの無表情。
東雲 蓮太:しかしだからこそ、噓偽りが介在する隙はない。
東雲 蓮太:「──付け加えるなら」
東雲 蓮太:ペットボトルの中身を一気に煽り。
東雲 蓮太:「惚れてた相手が仕掛けた結果だとすれば、なおのこと──と言うやつだ」
東雲 蓮太:たとえそれが、無邪気な願いを端にしたものだとしても──
諸星真琴:「なるほど。お前らしいな」
諸星真琴:「っと。たった一時の同級生に言われたくはなかったか」
東雲 蓮太:「なに、同じくしたのは級ではく」
東雲 蓮太:「惚れた相手だろう?」
東雲 蓮太:「であれば、生涯の肴とするには十分だろうさ」
諸星真琴:ふう、とため息をつき
諸星真琴:「俺が惚れたのは月読だ。水波カオルじゃない」
諸星真琴:「そういうところも含めて……ああ」
諸星真琴:「まあ、十分だろうな。お前の言う通り」
諸星真琴:ペットボトルの残りを喉に流し込む。
東雲 蓮太:「月を肴に語るとしよう」
東雲 蓮太:「またいずれ──な」
GM:端末へのインスタントメッセージ。
GM:それが、短い休憩の終わりを告げる合図だった。
諸星真琴:「良いだろう」
諸星真琴:「いつでも。月が美しい夜に、飛ぶとするさ」
東雲 蓮太:「なにみてはねる──と言うやつか」
東雲 蓮太:声と同時。
東雲 蓮太:二人の姿が闇へと消えた。
エンディング4
GM:上忍との『取引』を経た数日後。
GM:迷路ハルと月読───水波カオルは、2人で街を歩いていた。
迷路 ハル:さりげなく車道側を歩いている。
水波カオル:上機嫌でその隣を歩く。
水波カオル:時々、手に触れようとして、迷うように戻っていく。
迷路 ハル:「…………」
迷路 ハル:「あ。あれ、クレープのお店じゃないかな。キッチンカーってやつ?」
迷路 ハル:示す先には確かにそれらしい車と看板、ひとだかりがある。
水波カオル:「あ、ほんとだ!寄ってこう、ハル!」
水波カオル:「私、抹茶ね!」
迷路 ハル:「うん」微笑ましそうにしてお店に寄る
迷路 ハル:「すみません、抹茶といちごひとつずつお願いします」
GM:景気のいい声と同時に注文が受領され、
GM:程なくして頼んだ品が提供される。
水波カオル:目を輝かせながらその短い待ち時間を過ごす。
迷路 ハル:「あっちにベンチもあるみたい。あそこで食べようか」
水波カオル:「うん!溢さないように慎重に行こう」
水波カオル:高位の忍びである彼女には造作もないことのはずだが、
水波カオル:そう言い聞かせないと溢してしまいそうな、そんな高揚感がある。
迷路 ハル:(かわいいなあ)
迷路 ハル:エスコートするようにそっと道を示しながら、ベンチまでたどり着く。
水波カオル:「とうちゃーく!」
迷路 ハル:涼しい風が吹き抜けて、晴天が気持ちいい。
迷路 ハル:「いい日だね」
水波カオル:「うん」
水波カオル:ひとくち、音もなくクレープを食べて、頷く。
水波カオル:「あ、おいしい」
迷路 ハル:「よかった」こちらもひとくち。
水波カオル:「えへへ……」
水波カオル:照れたように笑っている。
水波カオル:「うれしいな」
水波カオル:「ハルとこうやって一緒に街を歩いて」
水波カオル:「一緒にクレープ食べて」
水波カオル:「それが夢じゃないなんて」
迷路 ハル:「……夢より現実の方がいいって、思ってもらえた?」
迷路 ハル:少しためらいがちに。
水波カオル:「へへ……」時間を稼ぐように笑って、またクレープを一口食べて。それから口を開く。
水波カオル:「本当はね……すごく怖かった」
水波カオル:「沢山の人を………して、それで、禁を犯して秘術を使って」
水波カオル:「『この夢が覚めたら二度と幸福な時間はやってこない』って……本気で思ってた」
水波カオル:「知ってる?鞍馬の牢ってね、それぞれの忍びにとっての地獄を用意してるの」
迷路 ハル:「……」静かに聞いています
水波カオル:「私だったら多分、ずっと終わらない戦いの地獄だったんじゃないかな」
水波カオル:「だから、もうハルともみんなとも会えないと思ってた。波多野くんのこともあったしね」
水波カオル:「でも……それなのに」
水波カオル:「今、ここにいる」
迷路 ハル:「うん」
迷路 ハル:「私もいるよ」
水波カオル:またひとくち、クレープをかじる。
水波カオル:「そう」
水波カオル:「ハルの隣にいる。一緒にいる」
水波カオル:「あの日の約束みたいに」
迷路 ハル:「……うん」目を細める。
迷路 ハル:「私も、約束はもう果たせないんだと思ってた」
迷路 ハル:「あの時は、お互い幼くて、息苦しくて。私も男の子の振る舞いをしてたりして」
迷路 ハル:「きっともう、忘れられてるって思ってた……」
水波カオル:「……覚えてた。憶えてたよ、ずっと」
水波カオル:「あの日々で、ハルと一緒のときだけ、魔法のようにきらめいてた」
水波カオル:「戦いの日々の中で、その思い出がずっと私を支えてくれた」
水波カオル:「ハルは私にとってずっと憧れで……かっこよくって」
水波カオル:「だから、私を捕まえに来たみんなの中に、ハルがいて……嬉しかったの」
水波カオル:「逃したくなんてなかった。でも」
水波カオル:「あの約束、憶えてたら」
水波カオル:「もしかしたら、って………」
迷路 ハル:「……待たせてごめんね」
迷路 ハル:「これは、内緒なんだけど」
迷路 ハル:「もし、時檻を巡る戦いで、カオルちゃんが……月読が死んだら」
迷路 ハル:「後を追うつもりでいたの」
迷路 ハル:「カオルちゃんが、あの約束を覚えててくれて……私がいつか、それを口にすると信じてくれていた。それが分かった以上」
迷路 ハル:「死なんかで、約束が反故になるのは耐えられなかった」
迷路 ハル:「……そういう気持ちなんだけど、その」
迷路 ハル:「………………重くない、かな?」急に年相応の女子の顔になり、気恥ずかしそうにする。
水波カオル:「〜〜〜〜〜〜!」
水波カオル:顔を赤くして小さく震えている。
水波カオル:「重くない……!!重くないって言うか、かわいいっていうか」
水波カオル:「そんなにたくさん、想ってくれてて………」
水波カオル:「すごく今、堪らないきもち、っていうか」
水波カオル:「ぎゅ〜〜〜ってしたいっていうか」
水波カオル:「でもちょっとまだはずかしい……って、いうか……」
迷路 ハル:「……ふふ」
迷路 ハル:「じゃあ、ちょっとずつ慣れよう。カオルちゃんも、私も」
迷路 ハル:「忍びの掟も、争いも、死も。どんなものがあっても」
迷路 ハル:「ずっといっしょなら、きっと大丈夫」
迷路 ハル:「時間は進むんだから」
水波カオル:「ん………」
水波カオル:いつの間にかクレープは包み紙だけを残してて。
水波カオル:紙を持ってない片手を、おずおずとハルの手に近づけて。
水波カオル:そっと、少しだけ、触れる。
迷路 ハル:きゅっとその手を握る。
迷路 ハル:「……そういえば」
迷路 ハル:「死が二人を分かつまで……って、西洋の結婚の誓いでそういうのがあるよねって、前に東雲先輩に言われたっけ」
迷路 ハル:「私は、死でも二人を分かてないって誓いたいな」
迷路 ハル:「……公園じゃなくてもうちょっといい場所の方がいいかな? カオルちゃん、どんな場所がいい?」
迷路 ハル:何故かこういうことを言うときは照れる様子もなく、世間話かのようにそんなことを言い出す。
水波カオル:「ぴえ……」臆面もなくそんなことを言い出すハルに照れてしまう。それは、手が彼女の手に包まれてるからでもあって。
水波カオル:「じゃあ……教会みたいな……でも教会だとちょっとまずいかな……」
水波カオル:「へへ………」
水波カオル:「ずっと一緒にいようね、ハル」
迷路 ハル:「うん、もちろん」
迷路 ハル:「ずっと一緒だよ」噛みしめるように、何度も伝える。
GM:涼しい風が吹く。
GM:今、2人の少女の間には確かな絆と、
GM:楽園でないからこそ、至ることの叶う幸福があった。
シノビガミ 『楽園』
幕
功績点配布
GM:では、功績点を配布していきます!
GM:順番に見ていきましょう。
GM:流儀の達成
GM:セッション内で各流派に設定された流儀に関する行動に成功している。
GM:または仇敵に勝利したり使命の妨害をしている
望月 星奈:ほかの流派の奥義情報を集める!
GM:集めてましたね!
GM:1点!
望月 星奈:はい!諸星先輩をぶんどりました!
波多野 次郎:気高く生きました
GM:ぱちぱち
GM:気高かったですね……!1点!
東雲 蓮太:誰にも縛られず、自分の意志で戦った
GM:縛られるのを良しとしなかったその姿勢、確かに達成です。1点!
迷路 ハル:才能ある人物を見つけ仲間にする
迷路 ハル:カオルちゃんと家族になるのでこれは達成では?
GM:そうですね(頷き)
GM:1点!
GM:セッションに最後まで参加した
GM:これはクライマックスでその戦闘から脱落しない、ですね
GM:まあ厳密にやると1人だけなのかもしれないですが、全員最後まで倒れなかったので
GM:全員に1点差し上げましょう
東雲 蓮太:わーい
GM:ロールプレイ
GM:説明不要!全員に1点!
GM:プライズの獲得!
GM:これはハルちゃんですね。1点どうぞ!
GM:あと忘れないうちに『告白』の功績点も。
GM:最後に同じ感情を得ていた……
GM:ハルちゃんに星奈ちゃんに波多野くん!
望月 星奈:お!?
GM:おめでとう!君たちに1点だ!
波多野 次郎:うおおお滑り込みました
GM:違う!2点!
迷路 ハル:わいわい!
東雲 蓮太:おみごと~
GM:で、一個後回しして、使命の達成!
GM:使命か本当の使命、達成できたかな?
迷路 ハル:文化祭は成功しなかったので使命は不達成かな
望月 星奈:本当の使命月読と契兎を倒しました!
GM:いや、
GM:文化祭を無事終わらせること
GM:がハルちゃんの使命ですね
迷路 ハル:はっ
GM:成功とは書いてないぜ
迷路 ハル:「終わらせること」なんだ!!!
迷路 ハル:うわ~~~アチィなそれ
波多野 次郎:うおー
望月 星奈:うおぉぉぉぉ
東雲 蓮太:あなたの【本当の使命】は、「月読」を倒すこと ですので。こちらは成功かと~
波多野 次郎:あなたの【本当の使命】は、「月読」が誰かを捜すことである。 これは望月先輩の秘密が開いたから達成かな?
GM:そうですね!倒したので成功です
迷路 ハル:使命達成した上でプロポーズも成功したので優勝です
東雲 蓮太:なるほどなぁ<成功ではなく終わらせること
GM:波多野くんも達成!
波多野 次郎:優勝だー
GM:つまりみんな達成だ!3点ずつどうぞ!
東雲 蓮太:わーい
GM:最後!琴線!
GM:闇のシステムとも呼ばれるこれですが、
GM:告白タイムと思ってやれるので実は結構好きな私です。
GM:というわけで
GM:みんな自分が一番琴線に触れたPC番号をサイコロで選んでね(伏せて)
GM:準備ができたらオープンです。
望月 星奈:準備OK!
東雲 蓮太:お、そんなものが
Tekey:波多野 次郎がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:望月 星奈がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:迷路 ハルがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:東雲 蓮太がダイス目を変更しました。(秘匿)
東雲 蓮太:く、影分身使えないのが痛いなw
GM:よし、準備はできたようですので……
東雲 蓮太:準備オッケーです。
GM:オープン!
Tekey:望月 星奈がダイス目を変更しました。(4 → 4)
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「1」です。
Tekey:迷路 ハルがダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:波多野 次郎がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:東雲 蓮太がダイスを公開しました。出目は「2」です。
GM:おおおお
迷路 ハル:星奈ちゃんモテモテ
GM:星奈ちゃんすごい!
望月 星奈:おぉぉぉぉ!?
波多野 次郎:わおわお
東雲 蓮太:もてもてだー
GM:私は最後の最後でハルちゃんにメロメロにされたので
GM:不可抗力です
迷路 ハル:いぇい
迷路 ハル:星奈ちゃん、やっぱ前半のきゅるるんキュートと後半のバリバリクールのギャップ萌えもさることながら
迷路 ハル:他人の良さに気付いて認める心という部分は一貫しており
迷路 ハル:そんなん好きになっちゃうよお!!!という気持ちでいっぱいでした
東雲 蓮太:そうなんですよね、本質的には同じってのが
東雲 蓮太:とてもよかった<星奈ちゃん
波多野 次郎:私は最初から先輩好きで好き設定したし真っ先に開けに行ったし……というくらいだったんですが
波多野 次郎:秘密周りが特に好きで、
波多野 次郎:秘密を先に持ってた分ずっと見てて先輩……となっていました
東雲 蓮太:本性を現したかのように見えて、その本質はまったくぶれてないってのがとてもキュートでした、星奈ちゃん。
望月 星奈:ありがとうございます…!
望月 星奈:波多野君の真実が比較的早期に抜かれ、行動に移り始めたあたりから、こちらも星奈の人格回り言動がかなり固まっていきました
波多野 次郎:あの辺よかった……
望月 星奈:少し不器用ながら一途に思ってくれたこと、とてもうれしかったです
波多野 次郎:えへへへ
GM:では、ハルちゃん1点、星奈ちゃん3点、波多野くん1点!となります。
迷路 ハル:わーい もぐもぐ
GM:語り足りないところは後でディスコードとかでわいわいしましょう
波多野 次郎:いただきます
GM:以上の合計点が各自の功績点となります。
望月 星奈:いただきます…!
波多野 次郎:9点かな、いただきます
迷路 ハル:9点もぐ!
波多野 次郎:あっハルちゃんが9ならうちは8かも
東雲 蓮太:6点かな。
望月 星奈:11点ですね。11点!?
東雲 蓮太:ほぼダブルスコアだw
GM:なんか……このあたりはたいへんなので
GM:あとでログ見なおして整理するといいかもしれません
波多野 次郎:そうします
GM:そして、以上で楽園、全行程終了となります!おつかれさまでした!
GM:GMもたくさん楽しませていただきました。ありがとうございましたー!
迷路 ハル:お疲れ様でした~~~!!!
迷路 ハル:ちょうたのしかった 大の字
波多野 次郎:お疲れ様でした! ありがとうございましたー!
望月 星奈:お疲れさまでした…!
望月 星奈:すごく楽しかったです。本当!!!
東雲 蓮太:楽しかったです、ありがとうございました~