宵薔薇の館にて
メイン 見学
PC1:"フラッシオーバ"イリーナ・ラヴロック(キャラシート)PL:いーさにうむ
PC2:”ナイト・メア・ナイト”山本 一生(キャラシート)PL:さささ
PC3:”アマービレ”伊嶋 虎汰郎(キャラシート)PL:もやし炒め
GM:有限無限
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
目次
プリプレイ
GM:ダブルクロスthe3rdedition『宵薔薇の館にて』
GM:始めていこうと思います!
GM:今宵はお集まりいただきありがとうございます……
イリーナ:わーわー
伊嶋 虎太郎:よろしくお願いしますぜ……
山本 一生:よろしくお願いします!
GM:まずは自己紹介から!
GM:まずは自己紹介から!
GM:PC1、イリーナ・ラヴロックさん!
キャラシート
イリーナ:「はわわ……申し訳ございません~」
イリーナ:"フラッシオーバ" イリーナ・ラヴロック。正確な国籍は不詳。推定年齢19歳。身長158cm、体重はナイショ。
イリーナ:仕事中は常にクラシカルなメイド服を着用しているため、よく目立ちます。
イリーナ:物心付く前からとあるUGN支部所属のチルドレンとして、支部長の"秘書"として公私共に尽力していましたが、
イリーナ:実は支部長はFHやギルドと通じていた『ダブルクロス』。内通により莫大な利益を得ていたことが露呈し、処分されました。
イリーナ:イリーナ自身は良心の呵責等々もあったものの、支部長の命により色々と汚れ仕事の実行役になっていたこともあり、つい最近まで保護観察処分を受けていました。
イリーナ:そして、新たに配属となったのが「B市洋館支部」。新しい支部長のもとで、心機一転がんばります~。
イリーナ:性格はおっとり、ちょっと抜けていたりドジなところも。話し口調もふんわりしてます。
イリーナ:オーヴァードとしての能力は『プラズマ』。
イリーナ:普段の挙動とは打って変わった高速移動とともに、雷を意図的に発生させ、広範囲を対象に取った攻撃を可能にしています。
イリーナ:データ的にはブラックドッグ/ハヌマーンの高速RCアタッカー。NC収載ユニークアイテム・七里靴持ちで、これを活かしたデータです。
イリーナ:暴走しつつ加速して《スピードスター》して範囲を殴る! これしかできません。
イリーナ:回数とか殆ど一発屋とか色々制限はありますが、その分一発に賭けていくスタイルでがんばります~。
イリーナ:それでは皆様、この度はどうぞよろしくお願いいたしますね~。
GM:おっとりしててもスピードスターなキミへのハンドアウトはこちら!
PC1 イリーナ・ラヴロック
シナリオロイス 支部長キリアン
キミはメイド服を身に纏うUGNチルドレンだ。
所属する支部で”秘書”を務めていたが、支部長の汚職が発覚。
つい最近まで保護観察処分を受けていた。
そしてキミに、辞表が下る。配属先は新設される「B市洋館支部」。
支部長のキリアンと共に最初の任務に勤しみながら、予期せぬ来訪者を受け入れる。
しかし、そこが惨劇の舞台となることをキミはまだ知らない──。
イリーナ:はわわ……
キリアン:はわわ……ですね
イリーナ:まさかそんな惨劇なんで起こるわけがありませんよ~。今日も平和にがんばりましょう~
イリーナ:(ふんすふんす)
キリアン:それが何より……
GM:では続いてPC2!
GM:山本……いえ、それは仮初の名
GM:暗黒騎士シャドウヴァルガリアード卿!
キャラシート
山本 一生:「ククク……そう。我が名は暗黒騎士シャドウヴァルガリアード!」
山本 一生:「灼熱と荒廃の大地、ザシュラケル=グイイより次元を超え推参仕った。記憶に留め置くが良いわ!」
山本 一生:「…………」
山本 一生:「えっと」
山本 一生:「すいません。またやった……山本でいいです……」
山本 一生:"ナイト・メア・ナイト"山本一生(やまもと・かずお)。25歳男性UGNエージェント。中肉中背黒髪短髪、特に特徴はなし。
山本 一生:ただどういうわけか妄想衝動が非常に強く、自分が暗黒騎士だぞというイメージの中で常にフラフラしています。
山本 一生:一応ちゃんと正気に戻ったりはするのでご安心ください。素だと弱気で真面目で平凡な青年です。
山本 一生:なお、暗黒騎士の発想元は、自分が小学生の時に大事にしていた設定ノートによるものです。
山本 一生:常にダンボール製の武器を携帯しており、実際これに暗黒のレネゲイドを注ぎ込み強化するため、普通に戦えたりします。
山本 一生:UGNには自分の妄想癖をある程度監督して使ってもらえていることで非常に感謝しており、エージェントとしてはしっかり働いているのだとか。
山本 一生:ウロボロス/ハヌマーンでセットアップで暴走し、それを起点にダイス増、シンプルに白兵攻撃をするタイプです。
山本 一生:160点では範囲攻撃も可能。Dロイス破壊者で行動値も上がっているんですが今回なんか……みんな速いね……?
山本 一生:がんばります。
山本 一生:戦闘時は妄想衝動もレネゲイドも全開になると思われます。温かい目で見てください。
山本 一生:ミドルはまあ……この血塗られし手をもって頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
GM:ククク……それほどの暗黒を携えながら謙虚な男よ……ハンドアウトをどうぞだ!
PC2-A 山本 一生
シナリオロイス B市洋館支部
キミは指令を受け、新設される「B市洋館支部」に向かうこととなった。
道中、謎の怪物の襲撃を受けるが、なんとか無事に支部にたどり着く。
だが、怪物が潜むのは館の外だけではなかった。
(リバースハンドアウトあり)
山本 一生:外だけでは、ない……!
霧谷雄吾:大変なことになりそうですね……頑張って
山本 一生:うわっ霧谷支部長
霧谷雄吾:そしてリバースハンドアウトをお渡しします
山本 一生:反転せし定めの書……いただこう
GM:では最後、伊嶋虎汰郎さん!
キャラシート
伊嶋 虎太郎:「オーケー。俺の番だな!っつっても大して話す事はねーんだけど……」
リリト:『コタロー、"俺"は貴方の顔と似合ってないわ。"僕"に戻しなさい』
伊嶋 虎太郎:"アマービレ"伊嶋虎太郎。シンドロームはオルクス/ウロボロス
伊嶋 虎太郎:悪魔崇拝者の父親とごく普通の母親の元に生れたごく一般的なUGNエージェント。
伊嶋 虎太郎:オーヴァードとしての能力は非常に低く、<リザレクト・ワーディング・猫の道>以外の力は全て憑りついた悪魔リリトのモノ。
伊嶋 虎太郎:自身の"顔"を溺愛するリリトに口づけや手を繋ぐ……etcなどを行う対価で能力を借りている!
伊嶋 虎太郎:特筆する点があるとすれば、虎太郎の使用する猫の道は物理的な空間干渉ではない所。
伊嶋 虎太郎:シュレディンガーの猫理論を応用した"複数の世界線は重なり合っている"という解釈の元に自分の世界と悪魔の世界を繋げることができる。
伊嶋 虎太郎:イメージ的には重なり合ったレイヤーを一部結合して、一つの世界にする……という感じ。本人もはっきりとはわかってない。
伊嶋 虎太郎:父親の失踪が原因で母親から虐待(詳細秘匿)されてた影響で女性恐怖症であり、リリトも心底怖いと思っている。
伊嶋 虎太郎:当の母親は虎太郎の顔に傷をつけた事で激怒したリリトに殺されてます。当時の記憶は不明瞭の為、リリトの証言ですが。
伊嶋 虎太郎:ただリリトは自分が扉を開けないと外に干渉できないからもしかしたら自分が─という疑念もありリリトを単純に恨んでいるって訳ではない心境。
伊嶋 虎太郎:性能はなんでもやろうとした結果中途半端な感じになってますが支援エフェクトと時間凍結からインフェルノアタックを叩き込むってな感じです
伊嶋 虎太郎:ちなみに補足ですがまるで女慣れしてるみたいな挙動を行いますが、女性を傷つけることなく女性から嫌われる手段として真剣に悩んだ結果です。
伊嶋 虎太郎:UGNに入った後キャラ変したので昔馴染みにはバレてますが……
伊嶋 虎太郎:以上!よろしくお願いします!
GM:大変な人生だ……でもこれから大変な目に遭ってもらいます
伊嶋 虎太郎:そっそんな!
PC2-B 伊嶋 虎太郎
シナリオロイス B市洋館支部
キミは不幸なことに、B市の山中で遭難している。
電波も繋がらず、食料もない。
日も落ちてきたが、不幸中の幸いか、立派な洋館を見つけ、泊めてもらえることに。
暖かな食事に柔らかなベッド───だが、待ち受けていたのはそれだけではなかった。
伊嶋 虎太郎:早速ドジを……
GM:遭難!館発見!悲劇!
伊嶋 虎太郎:きっ金田一!!来てくれー!!!
GM:そういえば皆さん暴走型!派手な戦闘になりそう
伊嶋 虎太郎:あっそうでした。私も暴走します
GM:暴走も多様性の時代……
GM:というわけでトレーラーを公開
ようこそ、宵薔薇の館へ
棘で、牙で、あなたを愛でましょう
さあ見せて、あなたの赫を
ダブルクロス The 3rd Edition『宵薔薇の館にて』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉
GM:ではOPを始めましょう 順番はPC2→PC3→PC1とさせてください!
OP1 暗黒騎士シャドウヴァルガリアード
GM:シーンプレイヤーはPC2
GM:登場侵蝕をどうぞ!
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (34 → 37)
GM:”ナイト・メア・ナイト”山本一生……否、暗黒騎士シャドウヴァルガリアード
GM:世界を守護する騎士団、UGNに属する騎士であるキミは
GM:極東騎士団長たる”リヴァイアサン”霧谷雄吾から招集を受けていた
山本 一生:その身に纏うは闇よりもなお暗き漆黒の鎧兜……というわけではなく。
山本 一生:ごく普通のカジュアルな上着とジーンズ、当たり前の青年がなんとなくぼんやりと立っている。
山本 一生:が。
山本 一生:「暗黒騎士シャドウヴァルガリアード、ただ今推参仕った!」
山本 一生:がちゃり、と大きくドアを開け、中に踏み込む。
山本 一生:なんとなく手をぶわっとしているのは、マントがはためいているイメージだろう。
霧谷雄吾:「ふ……待っていたぞ、シャドウヴァルガリアード」
山本 一生:「あっ」
山本 一生:「す、すいません。ノック忘れてた……」
山本 一生:後ろ手で今さらコンコンと軽く戸を叩いておく。
霧谷雄吾:「あっ、いえいえ……」
霧谷雄吾:「……雰囲気を合わせてみようと思ったのですが」
霧谷雄吾:「普通に話した方がお互い楽……そうですね?」
山本 一生:「あああああ、すいません」
山本 一生:「あの、タイミングとかいろいろ……いろいろありまして」
霧谷雄吾:スーツの上からだが、高級そうなマントを羽織っている
山本 一生:「相応しき刻を得しその際にはまた語り合おうぞ!と、えっと」
山本 一生:妄想衝動により暗黒騎士モードが降臨しやすい性質なのだが、今は頑張って抑えている。
霧谷雄吾:「ふふ、では指令を下そうぞ」
山本 一生:「……はい」顔を引き締める。
霧谷雄吾:「今回、貴方にはB市の山中の洋館に新設される支部に向かってもらいたいのです」
山本 一生:「新たなる約束の地か……」もう抑えられていない。
霧谷雄吾:「何せ支部長と支部員がひとり、合計2名らしく」
霧谷雄吾:「流石にそれは心許ないので……一時的な応援として」
山本 一生:「なるほど。我が暗黒瘴気剣の力が必要ということだな」
霧谷雄吾:「その通り。住み込みで働いていただくことになるので、必要なものは纏めておいてください」
山本 一生:「何、元より放浪の身。取り立てて必要な物といえば、我が武装程度よ」
山本 一生:別に鎧とかは着てはいない。
霧谷雄吾:「……そして」
霧谷雄吾:表情が一段と真剣なものになる
山本 一生:「……ふむ?」
山本 一生:下着とかはまあコンビニで買えばいいかな、などと考えていたのだが。
霧谷雄吾:「これから話すことは、時が来るまで他言無用でお願いしたい」
GM:---
GM:--
GM:-
霧谷雄吾:「……と、いうことになります」
山本 一生:「はー……」表情が素に戻っている。
山本 一生:「了解、しました」
霧谷雄吾:「貴方の実力を、信頼してのことです」
霧谷雄吾:「では」机の上のボトルを開け、二人分のワイングラスに注ぐ
山本 一生:「……ククク……」微かに笑う。
山本 一生:「すいません……あの、最寄り駅まで自転車で来ちゃってて……」
山本 一生:「アルコール、あんまり良くないかなと……その……
霧谷雄吾:「あっ、これはB市の名産のぶどうジュースなので」
山本 一生:「あっ、そうなんですか!」
霧谷雄吾:「もしぶどうがお好きでしたら……一緒に飲みたいなと」
山本 一生:「禁忌の果実を望むか……? ククク、物好きな人間よ」ぱっと切り替える。
山本 一生:「良かろう、共にこの血の如き赫を味わおうではないか」
霧谷雄吾:「ククク……暗黒騎士の武勇に乾杯!」
山本 一生:「受けたぞ、"リヴァイアサン"」グラスを掲げ。
山本 一生:「…………あの」
山本 一生:「重ね重ね本当に非礼を毎回毎回毎回」
山本 一生:「すいません…………」しょんぼりと頭を下げる。
霧谷雄吾:「フ……気にするでないぞ……」
GM:グラスの重なる音が、静かに響いた
GM:-B市山中-
GM:洋館への道は、途中から車の通れる道でなくなるため
GM:歩いて向かわなければならない
GM:キミは、登山をしていた
山本 一生:体力はそれなりにある方ではあるが、慣れない山道だ。額の汗を拭う。
山本 一生:設定的には勇壮な兜を被っているので、拭えるはずもないのだが、拭う。
山本 一生:(……まだ道はあるな……。途中で休憩しないといけないかもしれない)
山本 一生:(さもなくば我が使命の半ばで力尽きることにもなりかねぬが故に……)
山本 一生:(あっ、ひとりだとすぐこうなる……)
山本 一生:脳内でぶつぶつ言いながら、無理のない速度で山道を進んでいく。
GM:しかし、登山にはトラブルがつきもの
GM:ここで<知覚>判定をお願いします
GM:難易度は4
山本 一生:2dx+1>=4
DoubleCross : (2DX10+1>=4) → 10[3,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
山本 一生:10多かったようだな
GM:溢れる力……
GM:キミの超感覚は、周囲に潜む獣の足音、吐息を捉える
GM:その数、3匹。今にも襲い掛かりそうなことすら、キミには分かる
山本 一生:(……ふむ)足を止める。
山本 一生:(旅路とは、常に苦難に溢れしもの……此度も、またか)
山本 一生:集中すると、思考が妄想に覆われる。その方が迅速に動けるからだ。
山本 一生:「そこな獣。我が世に名高き暗黒騎士と知っての所業か」
山本 一生:声を出し、牽制をして、後。
山本 一生:……迅速に。荷物から一振りの剣を抜き放つ。
山本 一生:「我が暗黒瘴気剣ソードオブガラグディーンの露と化したい者は」
山本 一生:「どの者かっ!」
山本 一生:その剣は、少々不格好に折れ曲がっていて。
山本 一生:材質は、一般のご家庭でも手に入るダンボールを、ガムテープで補強してある。
山本 一生:刃にはマジックで『ソードオブガラグディーン』と記されてあった。
山本 一生:暗黒瘴気剣である。本人がそう言うので。
腐った犬:「ギャッ……!」
腐った犬:その瘴気、はたまたレネゲイドの圧に委縮した獣は
腐った犬:3匹とも、散り散りに逃げていく
腐った犬:体の一部が腐っていて、口から垂れた唾液は草花を蝕む……そんな怪物だ
山本 一生:「屍犬か……。フ、畏れの心はあったものと見える」突き上げていた剣を下げる。
山本 一生:獣の名前は今つけた。
山本 一生:「……って、えっ?」
山本 一生:「何だ今の……ゾンビみたいな……?」
GM:困惑しながら歩き続けるキミの前に、周囲の雰囲気には似つかわしくないほどの、立派な洋館が現れる
GM:事前にもらっていた写真と同じものだ
山本 一生:「……と」ふと足を止める。
山本 一生:「なるほど……山中に斯様に瀟洒な館があろうとは」
山本 一生:「我が宿としては似つかわしくも思うが……さて」
山本 一生:「中の者は果たして、いかなる人間であるか」
山本 一生:あるいは、それ以外、とも呟く。
山本 一生:「……面白くなってきたではないか」
山本 一生:(……ほんとに? ほんとに面白いかなあ、なあ、俺?)
山本 一生:首を傾げてから、目的地である洋館へと進み入る。マントをなびかせているつもりで。
GM:シーンカット ロイスの取得のみ可能です
山本 一生:B市洋館支部 面白くなってきた/○それより緊張する
山本 一生:以上です!
GM:面白い……
OP2 伊嶋虎太郎&リリト
GM:シーンプレイヤーはPC3
GM:登場侵蝕どうぞ!
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (32 → 41)
伊嶋 虎太郎:おっと、跳ねたな
GM:キミは……いや、キミたちは
GM:B市に発生したジャーム『人食い蛸』を討伐する任務に参加し
GM:山中まで追い詰め、撃破した……だが、気付けば周囲は文明の気配のない山中
GM:電波も届かず、連絡を取ることもできない
GM:キミたちは、遭難した───
伊嶋 虎太郎:「ああクソ……」
伊嶋 虎太郎:ブランドロゴが所せましと刻まれた柄シャツの袖で汗を拭い、頭を振る。
伊嶋 虎太郎:湿気と汗でべたついた髪が顔に貼りついて不快だ。一体どれだけ歩いただろう。
伊嶋 虎太郎:「真剣に食えるモノ探したりとか……そういう段階かな、こりゃ」
リリト:『ちょっとコタロー。餓死はダメよ、顔がしなしなになってしまうわ』
伊嶋 虎太郎:後頭部辺りから少女の声が響く。姿が見えているわけではない─が、振り向くまでもない。というか顔は見たくない。
リリト:『死ぬなら顔に傷をつけないで死んで頂戴。そうね……断頭とか』
伊嶋 虎太郎:「うるせえよ……ハァ」苔むした岩に腰を掛けると、ズボンに水分がしみ込む感覚を覚えて不快さが増した。
リリト:『ね、助けてあげましょうか』
伊嶋 虎太郎:「……黙ってろ」
リリト:『ほら、ここ』
伊嶋 虎太郎:声のままに横を見やると、自分にしか見えない悪魔……いや、クソ女。リリトが唇に指を当てているのが見えた。
リリト:『キスしてちょうだい?とびっきり、熱いやつ。そしたら助けてあげるわ』
伊嶋 虎太郎:「……"餓死はダメよ"だろ。お前が俺を助けられるなら見返りなんざ求めずとっくにやってる」
伊嶋 虎太郎:「対価だけ吸い上げようたってそうはいかねえぞ。……ったく」
リリト:『ほんっと!可愛くないわ!昔はあんなに可愛かったのに!悪いドラマの見過ぎかしら!』
伊嶋 虎太郎:「……(しかし。こりゃマジに死が見えてきたな。オーヴァードが山中で遭難死なんぞ笑い話にもならねえっての)」
GM:しかし、餓死よりも早く、明確な”死”を与えようとするものが、キミたちに近付きつつあった
???:「……むかーし、むかし」
???:「あるところに……可哀そうな女の子がいました」
伊嶋 虎太郎:「なんだ……ッ!?」
???:くすんだ白の骨が、紅い外套を羽織り、大剣を引きずりながら
白骨騎士:暗がりより姿を現す
白骨騎士:「彼女は継母に引き取られましたが、継母やその娘から奴隷のような扱いを受けていたのです」
伊嶋 虎太郎:「……キノコはまだ食ってねえぞ、オイ」
白骨騎士:「お城で開かれる舞踏会にも、連れて行ってはもらえませんでした……」
伊嶋 虎太郎:「リリト、お前にも見えてるか?」
リリト:『ええ、素敵じゃない!あの剣なら貴方の首、綺麗に落としてくれそうね?』
白骨騎士:「しかし、悲しむ女の子の前に、魔女が現れたのです」大剣を軽々と持ち上げ、切っ先をキミたちに向ける
伊嶋 虎太郎:「……ハァ」大きくため息を吐くと、"窓"を開く。この世界と、恐ろしい悪魔の住む夢物語を繋ぐ窓。
リリト:『あら』
白骨騎士:「願いを叶えてあげましょう……魔女はそう言いました!」
伊嶋 虎太郎:「手ェ出せ!」
白骨騎士:踏み込み、キミの首を落とそうと剣を振るう!
伊嶋 虎太郎:開く窓から覗くは人とは比べ物にならない程大きな瞳。嬉しそうにぎょろりとうごめくと、引っ込み。これまた大きな右手を窓から差し出しました。
伊嶋 虎太郎:「俺の相貌は貴方の為に─」迫りくる刃を意に介さず、ひざまずいて口づけをする。
伊嶋 虎太郎:「だから早く助けろクソ野郎ッ!!!!!!」
リリト:『─10点ね。何点満点かは言わなくていいかしら?』
伊嶋 虎太郎:窓から突き出した怪物の手が、剣を受け止める。
白骨騎士:「…………」驚いているのか、そもそも感情があるか不明だが
白骨騎士:素早く後退し、剣を構えなおす
リリト:『こんにちは、素敵な騎士様。私は魔女じゃないけれど─貴方と少しの間踊ってあげる!ふふ!』
白骨騎士:「……魔女は女の子を願いを聞き入れ、お城に連れていきました」
白骨騎士:「そしてお城に火を放ち」
白骨騎士:「継母も、その娘たちも、王子も、全てを焼きました」
白骨騎士:再び接近、今度は一点を穿つ刺突の構え
伊嶋 虎太郎:「……さっきから何を」
伊嶋 虎太郎:刺突の構えを見て、踵を返す。
伊嶋 虎太郎:「逃げんぞ!こんな任務でも何でもない場所でジャームかも分からない奴相手に命なんか掛けられるか!」
リリト:『あらつまらないわね』
伊嶋 虎太郎:「道は俺が探す─いや、作る!お前は後ろを守れ!」
GM:ではここで、<回避>判定をお願いします
伊嶋 虎太郎:ま、まずい!
GM:難易度は4……ですが、リリトさんの強力がある今
GM:達成値は+2されます
伊嶋 虎太郎:やったー!やってやる!
伊嶋 虎太郎:1dx+2
DoubleCross : (1DX10+2) → 8[8]+2 → 10
リリト:あら残念
白骨騎士:重く鋭いその刺突は、キミの命の中核を穿つことはできなかった
GM:キミたちは、無傷で逃走することができます
リリト:『さようなら素敵な騎士様─いや、吟遊詩人かしら』
伊嶋 虎太郎:「クソクソ、最悪だ!」泥まみれになりながら走る。
白骨騎士:「……燃えた城の跡で笑うその女の子は」
白骨騎士:「灰かぶり姫(シンデレラ)と呼ばれました」
白骨騎士:「めでたし、めでたし……」
白骨騎士:追撃を諦め、暗がりへと身を潜めた
GM:奇妙な襲撃者を巻いたキミたちは
GM:山中に似つかわしくないような、立派な洋館を目にする
GM:明かりは灯いている 中に人が住んでいるということだ
伊嶋 虎太郎:走り続けた疲弊と、リリトへの口づけに対する嫌悪感で摩耗し。殆ど歩いているのと変わらない速度で走っている。
伊嶋 虎太郎:「ハァ、ハァ、ハァ、クッソ……お?」立ち止まるのと同時にバランスを失って地面に転がり、見上げるような形で館を見上げた。
伊嶋 虎太郎:「なんだこりゃ……ってそうじゃねえ!人が居るってこたあ……」
伊嶋 虎太郎:木の皮が手を傷つけるのにも構わず、掴まるようにして立ち上がる。
GM:日は今にも落ちようとしている そして、先ほどのような怪異がいつ襲ってくるかも分からない
リリト:『……都合のいい展開だけれど。泥だらけの貴方の顔も見飽きたし早く綺麗にしてらっしゃいな』
伊嶋 虎太郎:「言われなくたって……ッ!飯は最悪良い、連絡とシャワーさえ浴びさせてくれりゃ……!」
伊嶋 虎太郎:身体を引き摺るようにして、館の扉へ向かう。珍しく、リリトが胡散臭そうな顔をしていたことには。振り向かなかった虎太郎は気が付かない。
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得のみ可能です
伊嶋 虎太郎:【洋館】幸福感〇-不安
伊嶋 虎太郎:白骨騎士様はまた会う機会もあるだろうし……その時改めて!
OP3 B市洋館支部 イリーナ・ラヴロック
GM:シーンプレイヤーはPC1
GM:登場侵蝕どうぞ!
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (33 → 42)
イリーナ:はわわ……
GM:わはは……
GM:イリーナ・ラヴロック。キミは秘書を務めていた支部長が、UGNと敵対する組織と通じていたという過去がある。
GM:そしてキミ自身にも、裏切者の疑惑がかけられていた。
GM:───しかし、一定期間の監視を経て、その疑惑は解かれ
GM:キミには、新たな支部への辞令が下った
GM:B市山中の奥まったところにある、今は無人の洋館
GM:周辺で目撃される幽霊やUMAの管理・調査・討伐を目的とした、新たなる支部
GM:B市洋館支部
GM:---
GM:--
GM:-
イリーナ:腰まで届く長い金髪を大きなリボンで一つに結わえた、褐色肌に碧い瞳の女。幼気な顔立ちが、不安げに曇っている。
イリーナ:(……はわわ、新設の支部だとは聞いていましたが、まさかこんな山奥だなんて……)
イリーナ:(うう、どんな方が支部長をしてらっしゃるんでしょう……熊も倒せそうな筋骨隆々の方……?)
イリーナ:(それとも洋館にありがちな女主人とか……うう、どの展開でも不安です~~~!!!)
イリーナ:勝手な妄想で恐怖を煽られながら、ようやっと意を決したように大きな扉に備え付けの呼び鈴を鳴らす。
GM:しかし、返事はない
イリーナ:「そんな……うう、もしかして場所を間違えました……?」
イリーナ:あわあわと扉の前をうろちょろしている。
GM:戸惑うキミの背後に、迫る影がある
GM:それはキミの肩に触れた……
イリーナ:「ひうんっ?!」
イリーナ:素っ頓狂な声を上げ、びくん!と飛び上がらんばかりに海老反りになる。
???:「ふあぁっ!」
イリーナ:「きゃああ!!!!」 悲鳴に更に悲鳴が重なる。
???:「うわああ!!!!」更なる悲鳴
イリーナ:「うううううすみません~~~~怪しいものじゃありませんから~~~!!!」
イリーナ:「どうか命だけはお助け下さいぃ~~~!!!」
???:「どこかまずいところでも触ってしまったでしょうか……!!!」
???:「支部に連絡を……いや、私は今日から支部長だから……」
イリーナ:「ひぃぃ……! べ、別にそういうわけではないのですけれども………………ふぇ、会話が……?」
イリーナ:大粒の涙が目尻から零れ落ちる寸前、ようやく『人と話している』ことに思い至ったように、ゆーっくりと背後を振り返る。
イリーナ:「……今、支部長と仰っしゃられました……?」
???:サングラスで目元を隔し、山奥だというのに日傘を差した、怪しげな男だ
???:「わ、私はキリアン」
キリアン:「もしかして貴女がイリーナさん……?」
イリーナ:「ええと、確か書類に書いてあった支部長のお名前は……」
イリーナ:「……はっ、そうです! キリアン様でした!」
イリーナ:びしぃ、と居住まいを正す。
イリーナ:「も、申し遅れましたぁ! わたくし、イリーナ・ラヴロックと申しまして……」
イリーナ:「本日より、こちらの支部にてお世話になりますので、よろしくおねひゃ……よろしく、お願い申し上げます!」
イリーナ:多少呂律が回っていないが、折り目正しい礼は、その仕草が"身についた"ものであると伺わせるだろう。
キリアン:「これはどうも、先ほどはすみませんでした!」
キリアン:イリーナほどではないがキレ良く頭を下げ
キリアン:「そして……同じ支部の仲間として、よろしくお願いします」
キリアン:頭を上げながら、そう言った
イリーナ:「はわわ……支部長とはつゆ知らず、とんだ御無礼を……」
イリーナ:「あう、その……あまり頭を下げられると、なんだかむず痒いですぅ……」 もじもじそわそわしている
イリーナ:「こちらこそ、ええと、どうか末永く……よろしくお願いいたします~」
キリアン:「いえ、こちらこそいきなり背後から申し訳なく……」
GM:互いに頭を下げながら、キミたちは洋館へと足を踏み入れた……
GM:---
GM:--
GM:-
GM:たった2人で始まる支部の最初の仕事
GM:それは、建物内の掃除だ
GM:30年ほど人が住んでいないため
GM:内部は、ともすれば野生動物が住み着いている可能性すらある
イリーナ:「……これは、随分と……」 踏み入れ、少しばかり建物内を見回って、ぷるぷると震えながら
イリーナ:「……管理が! なっていませぇん!」
キリアン:「わあっ!」
イリーナ:「なんですかこの! 人が後から住むことを想定していない放置具合は……!」
イリーナ:「……はわわ、大声を出してしまって申し訳ありません~~~! うう、はしたないことを……」
イリーナ:"魂"的な何かしらが疼くのか、良く響く声で叫んだ後、またあわあわし始める。
キリアン:「プロとしての心構え……尊敬します」
イリーナ:「あうう……染み付いた癖といいますかぁ……」
イリーナ:「とかく、このままでは支部の業務が何一つ成り立ちません!」
イリーナ:「まずは徹底的な掃除……電気ガス水道の辺りは問題ないことをたった今確認して参りましたが、とかくそれ以外が何一つだめですのでぇ……」
キリアン:「では……オホン、支部長として」
キリアン:「"フラッシオーバ"に最初の指令を与えます」
キリアン:「一緒に……お掃除頑張りましょう!」
イリーナ:「キリアン様に置かれましては、お部屋でゆっくりとお寛ぎいただければと~……ふえ?」
イリーナ:「一緒に、お掃除…………ですか?」
キリアン:「足手まとい……でしょうか」
イリーナ:ぱちぱち、と垂れ気味の青い瞳が大きく開いたり閉じたり。
イリーナ:「い、いえ! 清掃業務の基本は人海戦術ですので、人手はあればあるほど嬉しいのですが~」
イリーナ:「その……仮にも支部長、ですよ?」
イリーナ:「おっきな椅子にふんぞり返ってー。命令するのがお仕事なのでは……?」
イリーナ:少なくとも、イリーナがかつて間近で見ていた"支部長"とは、そういう存在だったのだ。
キリアン:「そ、そうなの……かな……?」近くにあった椅子にふんぞり返ってみる
キリアン:「……落ち着きませんねこれ」
イリーナ:「そう……なのですか……?」
キリアン:「ということでイリーナさん、私に指示を!」
イリーナ:「ふえぇ?!」
イリーナ:「ししし支部長に指示なんて恐れ多いのですがぁ……」
イリーナ:「うう……しかしこの館全体に手を入れるとなると、わたくし一人では数日かかる見込み……」
イリーナ:「そこにわたくし以外の手が加われば、ぐっと縮まりますぅ……」
イリーナ:独り言をぶつぶつと呟きながら、頭を抱えたりうろうろしたり意味もなく回ったりして、
イリーナ:「で、では!!!」
イリーナ:「わ、わたくしが、指示……致しますのでぇ!」 声がところどころ裏返りながら、
イリーナ:「清掃業務にご協力を……お願いしたく存じます……!」
キリアン:「日が暮れるまでに……終わらせてしまいましょう……!」
キリアン:ぐっと拳を握って
イリーナ:「はわわ……よろしくお願い致します~」
イリーナ:ぺこぺこと何度も頭を下げながら、揃えるようにぐっと拳を握った。
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得のみ可能です
イリーナ:キリアン様 ◯連帯感/知ってる支部長と違いますぅ…… で取得します!
OP4 合流と危機
GM:シーンプレイヤーは全員
GM:登場侵蝕は、それぞれのOPから引き続き登場という扱いなので
GM:振らなくていいです!
イリーナ:すていすてい~
伊嶋 虎太郎:おとく!
山本 一生:おおー
GM:たった二人、されど二人
GM:しかも腕利きのメイドが居るとなれば、その効率は凄まじく
GM:2階部分はまた明日にということになったが、
GM:それなりに広い1階部分を、あらかた綺麗にすることができた
GM:ここで、イリーナさんは<知覚>判定をお願いします
イリーナ:はわわ
GM:難易度は4!
イリーナ:2dx>=4 えいっ
DoubleCross : (2DX10>=4) → 5[2,5] → 5 → 成功
イリーナ:ふぅ~、なんとか分かりました!
GM:メイド洞察力……
GM:ではキミは、掃除中に、2つの不審な点を覚えただろう
GM:一つは、いくつかの部屋は、他の部屋と違い埃を被っていなかったこと
GM:まるで、すぐ前までに誰かがその部屋にいたかのように
イリーナ:はわわ……?!
GM:もう一つは、キリアンが肌身離さず身に着けている鞄だ
GM:それなりに重いようだが、掃除中も下ろすことはしなかった
イリーナ:一階フロアの隅から隅まで──壁から天井に至るまで、文字通り『駆け回って』掃除すること早数時間。
キリアン:「はぁ、はぁ、はぁ……」
イリーナ:「ふぅ……! これで、一階は一旦終了でございます~」
イリーナ:息の上がった男と対象的に、汗一つかいていない。ひと仕事やり終えて、満足そうに微笑んでいる。
イリーナ:「ささ、道具類をこちらへ~。後の片付けはこちらで済ませておきますので」
イリーナ:「一度お休みになられては~?」
キリアン:「流石です、イリーナさん……」
イリーナ:「これだけが取り柄ですのでぇ……」 言いつつも、心なし誇らしそうだ。
キリアン:モップをイリーナに預ける
イリーナ:受け取りつつ、思考を巡らせる。
イリーナ:(うーん、明らかに人がいらっしゃったような形跡があるのですが……早めにご報告した方がよいでしょうか~)
イリーナ:(また驚かせてしまっても申し訳ありませんし……それに、随分とお疲れのご様子~)
イリーナ:(鞄さえ下ろせば、もう少し楽だったと思うのですが……)
キリアン:額にかいた汗を拭っている
イリーナ:「隅から隅までとはいきませんでしたが、お風呂もご用意できますよ~?」
キリアン:「そうですね、それも、お願いできれば……」
キリアン:体力はあまり無いようだ
イリーナ:「はい、かしこまりました! ただいまご準備いたします~」
イリーナ:モップを片し、バスルームへ向かおうとした時。
山本 一生:呼び鈴の音が鳴り響く。
イリーナ:「はわわ……?!」
キリアン:「こんな時間に……そもそも、この場所に……?」
イリーナ:(ももももしかして……人がいた形跡のあるお部屋の主……?!)
山本 一生:呼び鈴は何度か遠慮がちに鳴り、微かに声もする。
キリアン:「出迎えましょう……支部長として、私が」
山本 一生:『すみません、あれ、お留守ですか……?』
イリーナ:「わ、わたくしもお供致しますぅ……」
キリアン:イリーナさんと共に恐る恐る扉を開ける
山本 一生:「……あっ」
山本 一生:そこに立っていたのは、さして特徴もない青年で、少しだけ嬉しそうに顔を輝かせ。
山本 一生:「……こほん」
イリーナ:「い、いらっしゃいませ……?」 ちゃんと"人"が立っていたことにほ、と胸を撫で下ろしたが。
山本 一生:「我が名は暗黒騎士シャドウヴァルガリアード!」
キリアン:「わっ」
山本 一生:「運命(さだめ)により此度この館に馳せ参じた」
イリーナ:「あ、暗黒騎士シャドウヴァルガリアード様……?!」
山本 一生:「宵闇の夢に溺れよ……」何か格好いい感じのポーズを取っている。
山本 一生:(失礼します、お邪魔いたしますの意味)
キリアン:「夢……溺れ……?」
山本 一生:「……あ」なんとなくぽかんとした空気を感じ取った顔をする。
イリーナ:「ええと……その……」 呆気にとられたような表情でぽかんと口を開けている。
キリアン:「悪い人じゃ……なさそうですが……」
山本 一生:「すいません……あの、エージェントの者です…………」
山本 一生:「霧谷支部長から一時的にお手伝いをしろと申しつかり」
山本 一生:「えっと……馳せ参じた次第です……」
イリーナ:「はわわ、そうだったのですね~……!」
キリアン:「”リヴァイアサン”から!」
イリーナ:「となれば、貴方様は"ナイト・メア・ナイト"様?」
山本 一生:「我が浮世の隠し名を……!」
山本 一生:「とととととと、そうです、コードはそう」
山本 一生:「"ナイト・メア・ナイト"山本一生です。はい、あの」
山本 一生:「暗黒騎士は……よく出ちゃうやつで……その……すいません……!」
イリーナ:(表情と口調がころころと切り替わって、面白い方ですねぇ……)
山本 一生:先ほどとはうって変わって慌てて頭を下げている。
イリーナ:「あ、いえ、お気になさらずに~」
イリーナ:「エージェント様でしたとは、大変失礼いたしました! こんな夜更けにご到着とは思いもしませんでしたので~」
キリアン:「来てくれて、とても心強いです……どうぞ中へ」
山本 一生:「こっちこそかくも闇深き刻に遅参し……」ぺこぺこしながら急いで中へ。
イリーナ:「ではでは、わたくしは改めてお風呂の準備を致しますのでー。すぐに温かいものをお持ちしますので、少々お待ちいただければと~」
イリーナ:今度こそ静かな夜の支度をと、再び足をバスルームに向けて。
伊嶋 虎太郎:静寂を破る呼び鈴、再び。静かな夜はまだ先のようだ。
伊嶋 虎太郎:「あ~誰か……水と食べ物と風呂を……なんだ、厚かましく聞こえるかもしれねえがお礼はするから……」
キリアン:「わあっ」
リリト:『コタロー、反対側に窓を開きなさい。そしたら私がこじ開けてあげるわ!』
伊嶋 虎太郎:「黙ってろ……!」何やら誰かと話をしているような、一人分の声が聞こえる。
キリアン:「二人組……でしょうか……?」
キリアン:また恐る恐る扉を開け
イリーナ:「はうう……」 支部長の後ろに思わず隠れて様子を見守る
伊嶋 虎太郎:「おっ!やっぱり居たな!悪いお兄さん、中々に説得力のない自己紹介だが俺は怪しくない好青年だぜ!」
伊嶋 虎太郎:扉の先には柄シャツとサングラスの組み合わせを身に纏う……軽薄そうな男が一人立っている。
伊嶋 虎太郎:「メイドさん……もいるんで……いるんだな!懐が広そうだ」
イリーナ:「あわわ、ど、どちら様ですかぁ……!」
山本 一生:(新たなる客人? かの城の者とは無関係のようであるが……)
伊嶋 虎太郎:「おっと!そうだそうだ、名前ね。伊嶋虎太郎……アパレル店員やってるごく普通の社会人だ」
キリアン:「ど、どうしてこの山奥に……」
伊嶋 虎太郎:「ええと……うん、山菜を取りに……来たんだ。いや、ほんとほんと。迷っちゃって」
リリト:『最悪の言い訳ね』
キリアン:(怪しい……!)
イリーナ:「あ、あのぉ……お一人だけですか……?」
イリーナ:「さっき、どなたかとお話されてたような……」
伊嶋 虎太郎:「あ、はは……うん、よく言われるんだです……"病的な独り言だ"って」何故か一歩下がって答える
イリーナ:「はわわ、そうでしたか……! 大変失礼を~……」 手を体の前でぱたぱた振っている
キリアン:(不幸な一般人なら保護したいところ)
キリアン:(ですが、どうも嘘をついているとしか……)
山本 一生:(少しだけ親近感が湧いたが)独り言について。
リリト:『……これ、偶然なのかしら?』
伊嶋 虎太郎:(……?)
リリト:突如、虎太郎を中心としてワーディングが展開される。
伊嶋 虎太郎:「なっ!?」
イリーナ:「ひぅ?!」
山本 一生:「結界か!」
リリト:『……やっぱり。全員オーヴァードね』
伊嶋 虎太郎:「あんたら……」
イリーナ:「き、急になんなんですかぁ……?!」
イリーナ:「あうう~~~、敵なら敵だって言って下さいぃ! その方がその、覚悟が決まりますのでぇ!」
伊嶋 虎太郎:「おーけー、下手なカバーストーリーは要らないって訳だ。俺は"アマービレ"、あんたら所属支部は?これに答えられなかった場合俺は裸足で逃げ出さなきゃならん」
イリーナ:半泣きで捲し立て始めるが、男の言葉に少し冷静さを取り戻したように、
イリーナ:「ううう……敵対意志はないってことですかぁ……?」 被さるように落ちた前髪の隙間から、碧い瞳が覗く。
山本 一生:イリーナさんの前に一歩踏み出していたが。
山本 一生:「貴君も『力』ある者か」警戒は止めず、ぎっと睨みつける。
伊嶋 虎太郎:「ええと……うん。脅かして悪かったな、一応俺はUGN所属な訳だが……」
キリアン:「ここはUGN、B市洋館支部です……本日から、ですが」
伊嶋 虎太郎:その答えに、少しの間沈黙し。
伊嶋 虎太郎:「あぁ……良かったぁ~~~」地面に倒れ伏す。
リリト:『……UGNも妙な所に支部を構えるのね。コタロー、窓出して』
伊嶋 虎太郎:「…………断る。これ以上混乱させてたまるか」
山本 一生:(病的な独り言、か)剣を抜こうとしていた手を、ひとまず止める。
伊嶋 虎太郎:「すまん、敵対するつもりは無かったんだ。ワーディングも……発作みたいなものというか。とにかく、危害を加える意思はない」
伊嶋 虎太郎:水と食料、あと風呂はマジで欲しい。と付け足す。
イリーナ:「うう……それなら、その……」 ちら、と支部長に目配せ。
キリアン:「襲い掛かれるのなら、今までの内に出来たはずです」
キリアン:「……歓迎します、”アマービレ”さん」
伊嶋 虎太郎:(久々だな、この感覚。古巣から出た途端にこれか。……俺もちょっとは成長したと思ったんだが)
伊嶋 虎太郎:「ああ、マジで死ぬとこだったから拾う神って感じだぜ!ありがとう!」笑顔で
イリーナ:その言葉に、ほっと胸を撫で下ろす。「ま、まだお掃除の行き届いてないところがあって恐縮なのですが~」
山本 一生:「主が受け入れるのであれば仔細なし。我もまた食客の身故」
伊嶋 虎太郎:「とんでもない!納屋でもどこでも適当に放り込んでくれ!」
イリーナ:「わ、わたくしのプライドにかけてそんなことは致しません~~~!」 男の言葉に、急に色めき立つ。
イリーナ:「ここで一晩お過ごしになられるのであれば! それ相応のおもてなしを受けていただかねば!」
イリーナ:「色々と……色々と、ええと、何がというわけではありませんが! 廃りますので!」
イリーナ:一気に捲し立てて。
イリーナ:「あわわ、またわたくし……!」
伊嶋 虎太郎:「立派なプロ意識って訳だな!じゃあ俺の安い遠慮で汚すわけにもいかねえか。お言葉に甘えるとしよう」特に気にした様子もない。
キリアン:「支部としての威厳……大事ですから!」
山本 一生:ちらりと、新たな客人を迎える支部のふたりを見る。
山本 一生:「寛容であることだな……っと、いや、文句とかじゃ全然なくて」
山本 一生:「どういう支部なのか、少しわかったような気もします」
GM:---
GM:--
GM:-
GM:それから、キミたちは広い浴室で汚れと疲れを落とし
GM:イリーナの料理によって空腹を満たした……
キリアン:「美味しかった……とても」
イリーナ:「お褒めに預かり大変恐縮です~」 表情がほころんでいる。
イリーナ:すっかりと皿も下げ終わり、食卓には食後のリラックスタイムにと、淹れられた紅茶が並べられて。
伊嶋 虎太郎:「生き返った……マジで……こんな山奥でここまで美味い飯を食えるとは……」
山本 一生:設定的に暗黒騎士は食事を取らず、剣からの瘴気のみを糧として生きているのだが、それはそれとしてしっかり食べるし飲む。
山本 一生:「……美味しかった、です」紅茶を啜る。
GM:予定外な来客はあれど、穏やかな夜の時間が流れていた
GM:───この瞬間までは
GM:誰がそうしたわけでもないのに、部屋の明かりが消える
イリーナ:「ひぁぁっ!?」
伊嶋 虎太郎:「うん?なんだ?」辺りを見渡す。停電か?
山本 一生:がたん、と立ち上がる。
イリーナ:驚きのあまり何かに躓いたのか、びたん!と無様に転ぶ。
キリアン:「み、皆さん大丈夫ですか!?」
伊嶋 虎太郎:「うおっ、誰かこけた!?大丈夫か?」
山本 一生:「何やら面妖な気配のようだが……」
GM:ここで、<知覚>判定をお願いします
GM:一番高かった人の達成値に応じて、何かが分かったり分からなかったりします
イリーナ:「だいじょうぶでず~……」 這いつくばりながら呻く。
山本 一生:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 8[8,8]+1 → 9
伊嶋 虎太郎:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 4[1,4] → 4
イリーナ:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 10[6,10]+5[5] → 15
山本 一生:たかい
伊嶋 虎太郎:つっよ
イリーナ:はわわ
GM:メイドだから洋館の中の全てを掌握できるんだ……
GM:では、キミたち……の中でも特にイレーナさんは
GM:この食堂の部屋に、キミたち以外の気配があることに気づく
GM:それらが、息を潜めた獣であることにも
イリーナ:「な、なんか……音、しませんか……?」
伊嶋 虎太郎:「…………」黙り込み、耳をすませる。
イリーナ:「ううう~~~これ、気のせいじゃないです~~~! ……何か……何か! いるんですよぅ!」
GM:今なら、先んじて攻撃することが可能だ
イリーナ:(いる……絶対いますぅ……! 置き時計の陰のところにぃ……!)
イリーナ:(でもでもっ、皆さん見えてないみたいですし……ここはわたくしがやるしか……!)
イリーナ:「みみみ、皆様ぁ! ちょっと、ええと、その、うるさくなりまぁす!」
イリーナ:獣が立ち上がったのが分かる。一刻の猶予もない──叫ぶようにそう告げて、
イリーナ:「無断で立ち入っちゃ、いけませぇん!」
イリーナ:怯えるような、威嚇のような声とともに。
イリーナ:────ばち、ばちぃっっっ!!!!!
腐った犬:「ギャンッ!!!」
イリーナ:暗闇に一閃。紫電が迸る。
伊嶋 虎太郎:「うおッ急に眩しッ」
山本 一生:「うわああ」目と耳を塞いでいる。
腐った犬:雷に打たれた奇妙な犬は、その場で倒れる
腐った犬:起き上がってくる気配は無い
イリーナ:「はわわ……と、とりあえずは……」
キリアン:「それにしても……なんなんだこの生き物は……」
山本 一生:「……もう終わった……?」そっと目を開ける。
伊嶋 虎太郎:「何なんだ急に……ジャーム……か?」
山本 一生:「……」
山本 一生:「見覚えがあるな」急に顔をきりりとさせる。
伊嶋 虎太郎:「……あ、そうなんだ(切り替え早いな……)」
山本 一生:「我がこの天空峰ベルカラヂオを渡りし時」そんな名前ではない。
山本 一生:「遭遇し、追い払った。その獣に似ている」
イリーナ:何処かに一瞬姿を消したかと思うとブレーカーを上げて戻ってきて。獣の姿におっかなびっくりしている。
伊嶋 虎太郎:「……んー。なら山本さん?的にはどうよ、これジャームに見える?」焦げた匂いに顔を顰めながら傍にしゃがみ込む。
山本 一生:「え、あ、俺? えっと」何度か瞬きをする。
山本 一生:「少なくとも普通の生物じゃないとは……ジャーム化してるのかな」
山本 一生:切り替えに苦労しながら、獣を見下ろす。
イリーナ:「少なくとも、こういうのは……初めて見ますし……」
伊嶋 虎太郎:「俺も一通りは研修受けたけど……ちょっと判断に困るな、これは。まあ、ジャームじゃなかったら大問題なんだが……あ、そういえば─」
山本 一生:「今日からの支部じゃ、それはそう……」
GM:───そして、ゆっくりと観察する時間は無かった
GM:似たような、腐った肉体のまま動く怪犬が
GM:今度は、何十匹も部屋に雪崩れ込んできたからである
腐った犬:「バウ!バウバウ!」
山本 一生:「……何っ!?」
伊嶋 虎太郎:「オイオイオイ、パニックホラーじゃねえんだぞ」
腐った犬:「grrr…………」
イリーナ:「あわわわわわ……!!!!」 驚きから目を回している
キリアン:「……この数は、危険です!」
イリーナ:「どどどどこから来たんですかこんなにぃ?!」
キリアン:「皆さん、逃げてください!」
山本 一生:「何処へ!」
伊嶋 虎太郎:「山へ逃げるわけにはいかねえぞ、これで全部かも分かんねえし!」
イリーナ:「あーあーあーええとええっと、ととととりあえず鍵のかかるお部屋……?!」
キリアン:「イリーナさん、鍵付きの倉庫の部屋がありましたよね?」
キリアン:「お二人を連れて、そちらに」
キリアン:「この怪物は……私が引き受けます!」
イリーナ:「あう、あうう……」 支部長を置いていっていいものか、視線があっちやこっちやへと彷徨う
山本 一生:「成る程。今は逃げの一手か……って」
山本 一生:「だだだ大丈夫なんですか、支部長さん……?」
伊嶋 虎太郎:「流石にはいそうですかとはならねえぞ、そりゃ。一宿一飯の恩って知らねえか?」
イリーナ:「で、ですがお二方に危害が及ぶのは……とても、とてもっ! よろしくありませんので!」
キリアン:「後で必ずそちらに合流します、だから早く!」
山本 一生:「…………っ」
イリーナ:「ここはキリアン様を信じて、行きましょう……!」
山本 一生:「主殿! その力、見せていただく!」
伊嶋 虎太郎:「……何か手段があるんだな!信じるからな!」
イリーナ:「わたくしが先導しますので、付いてきてください~! キリアン様、必ずまた後ほど……!」
キリアン:襲い掛かる怪犬相手に、血を操る力で戦っている
山本 一生:「必ずやまた見えようぞ!」
山本 一生:ばたばたと走ってイリーナさんの方へ。
リリト:『……男の子って恰好付けるのが好きなのかしら?』先ほどから無視されて拗ねていたがぼそりと呟く。
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得のみ可能です
イリーナ:ロイ保!
伊嶋 虎太郎:流石にまだかな、もう少し交流を
山本 一生:うーん、保留かな
ミドル1 仮初の安寧
GM:シーンプレイヤーはPC1
GM:他登場自由
GM:登場侵蝕どうぞ!
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (42 → 50)
山本 一生:出ます!
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (37 → 40)
伊嶋 虎太郎:勿論登場!
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (41 → 44)
GM:恐ろしい姿の怪犬に襲われたキミたち
GM:逃げ込んだ物置の部屋は、ひとまず安全だ。敵が入ってくることは無いだろう。
イリーナ:「はうう……こ、ここなら、とりあえずは安全かと……!」
山本 一生:「仮初の安寧、ということだな」
イリーナ:数時間前までは埃まみれだった部屋だが、今は一通り払われ、暫く籠もっていても問題ない程度の空間にはなっている。
イリーナ:……まさか、避難所として使うことになるのは想定外だったけれど。
山本 一生:「あっ、言い方悪いかも、すいません、とりあえずみたいな……」慌てている。
伊嶋 虎太郎:「早いトコ応援呼ぶなりして支部長を助ける算段を付けなきゃだなぁ」壁に背を預けてため息を吐く。
伊嶋 虎太郎:「……あんたも難儀な性格だな」慌てる山本さんを見てほほ笑む。
イリーナ:「時間も時間ですしぃ……応援は、難しいかもしれませんね……」
山本 一生:「ふーむ……」腕を組む。
GM:携帯端末には、圏外の表示がされている。
GM:外部に助けを求めることは、できそうにない。
山本 一生:「……見捨てられし地、か……」端末をポケットにしまう。
伊嶋 虎太郎:「案外支部長が一人で片付けて帰ってくる……ってのはちょっと楽観過ぎか?」
山本 一生:「どうなのだ、イリーナ嬢。かの主の力のほどは」
イリーナ:「そうだととても助かるのですけど、あの、わたくし、支部長とは今日お会いしたばかりでして……」
イリーナ:「く、詳しい情報は全然知らないんです~~~!!! すみません~~~!!!」
伊嶋 虎太郎:「へ、へぇ。そうなんで……そうなんだな。まあ、ああ言ったんだ。戦闘が不得意って訳じゃないだろうが……」
イリーナ:「うう……そうだと思いたいですぅ……」
イリーナ:「何なら今からでも向かいたい心地なのですが、合流しますと言われてしまった以上は……」
イリーナ:心細そうにすんすんしている。
山本 一生:「……信義を取るか」
山本 一生:「あ、えっと、信用して待つんですねって感じの……ことを言おうと……」慌てる。
伊嶋 虎太郎:「ああ、うん。大体わかるよ。しかし、このままただ待つってのも居心地が悪いってもんだ……」
山本 一生:「わかってもらえた……」ほっとしている。
イリーナ:「はう……」 じぃ、と涙の浮かんだ瞳が二人の表情を窺うように動く。
イリーナ:「支部長命令、なのでぇ……でも、心配は心配です……」
伊嶋 虎太郎:「う、ううん……参ったな。二人は探知系というか……その手の能力は無いか?向こうの状況が確認だけでも出来るとだいぶ違ってくると思うんだが」
山本 一生:「暗黒騎士に剣より他の力など不要!」特にありません、という意味。
伊嶋 虎太郎:「ま、そりゃそうか。偵察は斥候の役目だしな」
イリーナ:「はわわ、お強いのですね……!」
山本 一生:「……あ、ええと、一般的な戦闘エージェントくらいにはやれますが」
山本 一生:「探知とかそっちはあんまりだと……」言い直す。
イリーナ:「なるほど~」 ようやく意味を理解したらしく、神妙に頷いている
山本 一生:「大体俺はまず大げさな物言いをするので、少しさっ引いてください……」
山本 一生:ちょっと寂しそうに説明を。
伊嶋 虎太郎:「ビッグマウスは大物の基本だぜ、兄ちゃん」
イリーナ:「むむ、わたくしの理解の及ばぬ深淵が……」 ちょっとそれらしく真似をしてみる
山本 一生:「……覗くでないぞ、娘。魂を絡め取られかねぬがゆえ」
イリーナ:「はわわ……?!」
山本 一生:「……妄想衝動のですね、せいでこうらしいんで」
山本 一生:「あんまり真似しない方がいいです」
伊嶋 虎太郎:「……へぇ(危険な香りのする男って奴か?あれ参考にするのもいいかな……あっダメ)」
山本 一生:「ね」にこりと素で笑う。
イリーナ:「な、なるほど…………」 再度神妙に頷いている
イリーナ:「あ、あ。え、えーっと、わたくしはというと……」 懐から取り出した、バッテリーが半分ほど減った携帯電話を握り締め、
イリーナ:それをぎゅっと抱きかかえるようにする。……と、見る間にバッテリーの残量数値が増えていく。
イリーナ:「……こういう状況で使えそうなことは、これくらいでして~」
山本 一生:「……おお」
伊嶋 虎太郎:「へぇ!便利だ……で……だな!俺もそういうのが良かったぜ」
イリーナ:「あ、あとはちょっと雷をどーん!とするくらいでぇ……」
イリーナ:「さっきご覧になられたみたいな……」
山本 一生:「ちょっと……?」
伊嶋 虎太郎:「あれだけ出力がありゃ心強い」
伊嶋 虎太郎:「あ……えっと、俺はだな……ううん、と」
伊嶋 虎太郎:少しの間悩むようなそぶりを見せ、手のひらを広げる。
イリーナ:じぃ、とその掌をまん丸になった瞳が見つめる。
伊嶋 虎太郎:「一つだけ言っておくけど、今から出てくるのは敵じゃないからびっくりしないでくれな?」
山本 一生:「何だと……?」
伊嶋 虎太郎:掌を、何かを探るように数度動かすと。ぺらりと"空間が捲れる"。空中にぽっかりと空いた穴から、大きな紅い瞳がぎょろりと覗いた。
イリーナ:「ひぃん?!」 反射的に静電気程度の電気がぱち、と鳴る。
山本 一生:「うえっ!?」素。
リリト:「あら、ようやくご挨拶出来るわね!ふふ、こんにちは!」
伊嶋 虎太郎:響く少女の声は目の前の異形からは想像もつかない可憐なモノ。
リリト:「あの時は驚かしてしまってごめんなさいね?」
イリーナ:「あわわわわわ…………」
伊嶋 虎太郎:「ええと、端的に言うとオーヴァードの悪魔を飼ってるんだが……俺はこいつから能力を借りて戦ってる。最初のワーディングもコイツの仕業だ。すまんな」
山本 一生:「悪魔」ちょっと嬉しそうにする。
イリーナ:「あ、悪魔……」 声が引きつっている
リリト:「黒騎士様に可愛らしいメイドさん!素敵だわ!コレクションにしたいくらい!」
伊嶋 虎太郎:「とにかく、俺も荒事は得意だが射程が如何せん短い。5mが限界……だから、俺も偵察には向いてないな」
イリーナ:(コレクションって何されちゃうんですかぁ……? うう……)
山本 一生:「つまり、かの長を気に掛ける以上は、我らが直接出向かねばならぬということか」
山本 一生:ちらちらリリトさんの方を見ながら。
伊嶋 虎太郎:「結局、そうなるな……退路を確保した状態で迎えに行けると思えばさっきよりは幾分マシかもしれん」
リリト:「……?(ニコニコしながらそちらを見る少女の像がボヤッと浮かぶ)」
イリーナ:「そう、なりますねぇ……」
山本 一生:「うわっ」素でびっくり。
山本 一生:「……何処の地獄より出でたる身かは存じぬが……えっと……なんかすごいな悪魔……」
伊嶋 虎太郎:「あんまり関わらない方が良いのは確かだぜ、すぐ人の首落とそうとするし」スッと窓を閉じる。
山本 一生:「首……」
伊嶋 虎太郎:「とにかく、方針が決まったならさっさと動くが吉か。めちゃめちゃに逃げてきたからな……道、覚えてるか?」
イリーナ:「ゆ、幽霊……!」 目がぐるぐるしている
山本 一生:「我らが行く手を導くことは可能だろうか、イリーナ嬢?」
イリーナ:薄ぼんやりと見えた少女の姿に意識が少し遠のきかけたが、その言葉にはっとしたように、
イリーナ:「は、はい。もちろんです~」
イリーナ:「わたくしも流石に、心配が許容量を超えてきそうというかぁ……」
山本 一生:「であろうな。我もかの者を見捨てる気もなし」
伊嶋 虎太郎:「勿論!後味悪ぃのは勘弁だ」
イリーナ:「皆様の身を危険に晒すことになってしまうのは大変心苦しいのですが……ご一緒いただけると、とっても心強いです~」
山本 一生:「一時とはいえ、我が長となりし者の命のため。無論駆け付けようぞ」
伊嶋 虎太郎:「飯も風呂も堪能させてもらっちまったしな~、恩はかっちり返す、ぜ」
イリーナ:「はいっ! それでは、いざ……」 物置の鍵をそーっと外す。
イリーナ:扉を開く。──その向こうに広がっているのは、果たして。
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得、購入判定が可能です……が
GM:この閉鎖された館において、アイテムを入手できる機会は限られています
GM:この物置の部屋では購入判定はできますが
GM:どのシーンでも購入のチャンスがあるとは限りませんので、何を購入するかは慎重に……
イリーナ:はわわ……貴重な機会かもしれない、ということですね……!
伊嶋 虎太郎:こりゃ難しい選択だぜ……
山本 一生:我が行く手に立ちはだかりしは高き緋の絶壁……
イリーナ:むむ……では今後の危険に備えて……
イリーナ:NCの「高性能治療キット」を買います~。何故か消費じゃないスグレモノ
イリーナ:1dx+1>=9 購入
DoubleCross : (1DX10+1>=9) → 4[4]+1 → 5 → 失敗
イリーナ:はわわ……
山本 一生:あ、じゃあ自分も高性能治療キットで
山本 一生:1dx+4>=9
DoubleCross : (1DX10+4>=9) → 6[6]+4 → 10 → 成功
イリーナ:流石です~!
山本 一生:とりあえず持ってるぜ!
山本 一生:ふふん!
伊嶋 虎太郎:では、アームドスーツを狙うぜ!ビッグマウス!
伊嶋 虎太郎:2dx+2>=15
DoubleCross : (2DX10+2>=15) → 9[4,9]+2 → 11 → 失敗
伊嶋 虎太郎:ぐっ……
GM:おしい
山本 一生:無理はしないで大丈夫ですよー
伊嶋 虎太郎:あっ!でも今回珍しい事に財産いっぱいあるんです!使っても良いですか!
山本 一生:わあ、伊嶋さんがいいなら!
GM:使いたいなら使っちゃって!
伊嶋 虎太郎:では4点使用!残りは3点だぜ!
山本 一生:ひえー
イリーナ:お見事です~
山本 一生:あ、さっきの高性能治療キットなんですけど、伊嶋さんが一番いると思うのでお渡ししてた方がいいな
伊嶋 虎太郎:おっ!ではアームドスーツと取り換えっこしましょう
山本 一生:はーい! 交換!
イリーナ:そうですねぇ、ご安心!
山本 一生:そしてウェポンケースにインしておきます
伊嶋 虎太郎:ポケットにないないします
山本 一生:あとロイスか!
イリーナ:あっそうですそうです
伊嶋 虎太郎:そうだった
イリーナ:山本様 ◯お強そうです~/難しい言葉…… 伊嶋様 ◯気遣いのできる方/あ、悪魔……
イリーナ:これで取得して以上です~
山本 一生:イリーナさんに ○力そして優しき心を兼ね備えし(略)/めちゃめちゃ心配そうだなあ
山本 一生:伊嶋さんに ○悪魔と手を結ぶその覚悟まさに(略)/ちょっと怖い
山本 一生:以上です!
伊嶋 虎太郎:山本さん-〇親近感/難儀だな イリーナさん-〇連帯感/怖い
伊嶋 虎太郎:以上です
ミドル2 血と鋼鉄
GM:シーンプレイヤーはPC2
GM:他登場自由
GM:登場侵蝕どうぞ!
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (40 → 46)
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (44 → 47)
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (50 → 60)
イリーナ:ふええ~~~ずっと高いです~~~~
山本 一生:上がる……
GM:い……イリーナさんっ
GM:扉を開けたその瞬間、腐敗した牙がキミたちを襲う!
GM:……ということは無かった
GM:食堂へ通路にも、腐った犬の群れはいないように見える
伊嶋 虎太郎:「……なあ、支部長サン、マジに強いんじゃないか?」
イリーナ:きょろきょろと周りを見渡している。「ですが、キリアン様の姿がどこにも……」
山本 一生:「……ふむ。あれら全てを叩き伏せたのであれば左様であろうが……」
山本 一生:「しかしこれでは我が暗黒瘴気剣の刃を見せるまでもないようだな」
伊嶋 虎太郎:「ううん……」辺りを見渡す。戦闘の痕跡等ありますか?
山本 一生:「それが良い。あれは常の世には過ぎし力……いかに封印を施されたと言えども……」なんかぶつぶつ言っている。
GM:血が飛び散ったような跡がある
伊嶋 虎太郎:「楽観視するのはまだ早そうだぜ」血の跡を調べながら
山本 一生:「……キリアン殿は、自らの赫き血を操っていたが。どちらのものであるか……」
イリーナ:「ううーん……わたくしが斃した犬は残っていましたし、それが残ってないのも気になりますねえ」
伊嶋 虎太郎:「だな、結局ここに本人が居ないんじゃ探すしかないか」
イリーナ:「そうですねえ、慎重に部屋を周りましょうか~」
GM:ではここで、<知覚>判定をお願いします
GM:難易度は6、誰か一人でも成功すればOK
イリーナ:ほうほう。では振ってみましょう~
山本 一生:2dx+1>=6
DoubleCross : (2DX10+1>=6) → 8[1,8]+1 → 9 → 成功
イリーナ:3dx>=6
DoubleCross : (3DX10>=6) → 8[7,7,8] → 8 → 成功
伊嶋 虎太郎:さっすがぁ!
山本 一生:フッ……
伊嶋 虎太郎:頼りになるチームメイト二人だぜ~~
GM:素晴らしい……
イリーナ:一度館の中は見て回っておりますからね~
GM:通路に敷かれた赤いカーペットに紛れ視認しづらいが
GM:血の跡は続いている その先に、キリアンはいるかもしれない
イリーナ:「むむ、これは……?」
山本 一生:「赫に赫を重ね……えーと、なんか」
山本 一生:「跡がある、のかな? これ」
伊嶋 虎太郎:「お?さっそくなんか見つかった?」声を聞いて寄ってくる
イリーナ:「血の痕、みたいですねぇ……ここです、この辺りに~」 裾を床につけないよう、器用にしゃがんで指差す
イリーナ:そのまま指をすーっと上げていく。「この先に、いらっしゃるのでしょうか?」
伊嶋 虎太郎:「んん……おお!良く見つかったな、こんなの」目を凝らしながら声を上げる。
山本 一生:「怪我してるのかな。それとも能力の影響……?」
山本 一生:「いずれにせよ、我らが行く手はもはや定められた……」
伊嶋 虎太郎:「……能力だとしても垂らしっぱなしってのは妙だな。ああいうのはコントロールできるんもんなんだろ?」
山本 一生:「普通はそうですね……支部長になるくらいの人だ」
イリーナ:「や、やはりお怪我を……!」
山本 一生:「レネゲイドコントロールはしっかりしてるはず」
伊嶋 虎太郎:「気にはなるが……山本サンの言う通り、確かめりゃ分かることだ。さっさと助けてふかふかベッドにダイブしようぜ」
イリーナ:居ても立ってもいられず、足音は殺しながらではあるが、血の跡を辿って動き始める
イリーナ:「キリアン様~……?」
山本 一生:イリーナさんが動き出すので、ついて歩き出す。
伊嶋 虎太郎:「……リリト、後ろ見てろ」小さく窓を開いて小声で。
山本 一生:いつでも封印(ガムテープ)を施された剣(ダンボール)を抜けるようにしながら。
GM:血を辿って進み、十字路に差し掛かった時だった
GM:直進した先にある部屋から、キリアンの声が聞こえる
GM:何かをこらえるような、悲痛な叫び声のような……
イリーナ:「き、キリアン様ッ?!」
山本 一生:「かの叫びは……!」
伊嶋 虎太郎:「……ッ!」
GM:しかし、キミたちを驚かせるものはそれだけではなかった
GM:左右の通路から、車輪付きの台座に載ったアイアンメイデンが、シャドウヴァルガリア―ドと伊嶋虎太郎に迫る
伊嶋 虎太郎:「なんじゃそりゃ!?」
GM:開かれたアイアンメイデンから、何者の物とも知れぬ無数の手が伸び、その体を掴む!
山本 一生:「っ!?」
伊嶋 虎太郎:代償の支払いにはとても間に合わない。身じろぎして何とか回避を試みる。
伊嶋 虎太郎:「……ックソ!」
イリーナ:「あ、あわわ……!」
山本 一生:「……ここは、我らが食い止める!」
山本 一生:「そなたが向かうべき先は、主の元であろう!」イリーナさんへ。
イリーナ:左右の謎の器具に囚われかける二人に後ろ髪を引かれながらも、「……ッ、は、はい!」
イリーナ:ぐ、と唇を一度噛んで、背を向け。支部長の声のした方へ走っていく。
伊嶋 虎太郎:「へへ、カッコいい啖呵切っちまったな、山本サン」
山本 一生:「……暗黒騎士」
山本 一生:「暗黒騎士シャドウヴァルガリアードである!」
山本 一生:集中により、妄想に思考を投げ渡した。
伊嶋 虎太郎:「おうけい!暗黒騎士……なんだって?」
山本 一生:「シャドウヴァルガリアード! いずれこの地を遍く支配する者の名であるが」
山本 一生:「今はただ、目の前のこの傀儡を叩き斬るのみ!」
伊嶋 虎太郎:「未来の王様ってか。ま、いいや。暗黒騎士に悪魔使い……とても正義の味方にゃ見えねえな」
山本 一生:すらり、と剣を抜き放つ。当人には魔剣と映っているが、ダンボール製の剣を。
伊嶋 虎太郎:小窓が開く。ずるりと飛び出した、異形の腕に口づけを。
山本 一生:「行くぞ、アマービレ!」
伊嶋 虎太郎:「おう!姫様迎えに行くメンツにゃちとダークだが構わんだろうよ!」
リリト:「踊るのね!暗黒騎士様も一緒!アハハ!素敵だわ!」
山本 一生:《軽巧》。だん、と足を踏み込んで、掴む手を振り払う。
山本 一生:身を捻り、地獄の傀儡エスメテリア(いまつけた)に向き合い。
山本 一生:さらに一歩、身を低くして踏み込む。
山本 一生:「『神鬼両斬・ガラグロアス=ギュディニッヒ』」
山本 一生:レネゲイドの力を浴び、強化された剣はアイアンメイデンを一文字に切り裂く!
伊嶋 虎太郎:<猫の道>、<猫の道>、<猫の道>、<猫の道>、<猫の道>
伊嶋 虎太郎:開く、拓く。ただ、アイアンメイデンを囲むように、窓を出来る限り。
アイアンメイデン:手が、掴むべき対象を見失う
リリト:「機械人形とダンスしてもつまらないわ?そうだ、貴方私のお人形さんになって?」
リリト:複数開いた窓から"同時に"腕が突き出す。2本どころではないそれはアイアンメイデンを軋まんばかりに握りこんだ。
リリト:まるで、小さな子供が人形でおままごとをするように。左右へ上下へ無造作に揺り動かされたアイアンメイデンが悲鳴を上げるように軋む。
伊嶋 虎太郎:「……はぁッ……はぁッ……夢に出るぜちくしょうめ」力の反動で片膝をつく。
アイアンメイデン:鋼鉄で形作られたはずの体が、容易く歪められていく
アイアンメイデン:切り裂かれ、握り潰され、2機は動きを止めた……
リリト:「あら。壊れちゃったわ」アイアンメイデンを放り投げる。
伊嶋 虎太郎:「……何とか、切り抜けたか」壁に天井に跳ねて床に転がるアイアンメイデンを見ながら窓を閉じる。
山本 一生:剣を振る。背にはマントがたなびいているつもりなのだが、特にそういうものはないし、風もない。
山本 一生:「どうやら、勝利の刻のようだな……ひとまずは」
伊嶋 虎太郎:「……余裕の勝利って感じだな、シャドウヴァルガリアード卿」肩で息をしながら笑う。
山本 一生:「……いや」剣が軽く曲がっている。
山本 一生:「強敵であった。イリーナ嬢も無事であると良いが」
山本 一生:手でさすって、曲がったところをがんばって直している。
伊嶋 虎太郎:「ああ、そうだ……早く行かねえと」
GM:---
GM:--
GM:-
GM:2人の戦士が鋼鉄の乙女と戦っている頃───
キリアン:「はあぁぁ……ゔぅぅぅ……!!!」
イリーナ:「キリアン様ぁ!」
イリーナ:姿を見咎めると同時、普段の少女の挙動からは似付かわしくないほどの速さで勢いよく突っ込んでいく。
キリアン:「イリーナ、さん……ダメだ、近づいては……」
キリアン:「う、うぅ……!」
イリーナ:「ふえ? ど、どうして……」
キリアン:「血を、使い果たして、しまった……」
イリーナ:「はわわ……」 おろおろしている
GM:キリアンが肌身離さず持っていた鞄は、空いた状態で床に転がっている
イリーナ:「わ、わたくしにできることなら何でも致します!」
イリーナ:「キリアン様のためにできることがあれば、何なりとおっしゃってくだされば……」
GM:中身は複数の血液パックだ 全て空になっている
キリアン:「そんなことを、言わないで……」
キリアン:「”吸いたく”、なってしまう……!」
キリアン:人間の物とは思えぬ、鋭い犬歯が覗く
キリアン:イリーナの肩を掴み、口元へと寄せる
イリーナ:「ひぅ……?!」
キリアン:「……私は、血を使わねば戦えず、しかし」
キリアン:「血を啜らねば生きていけぬ……吸血鬼だ」
イリーナ:ごくん、と喉が鳴る。
イリーナ:「吸血鬼……」 おろおろとしながらも、身を捩って逃げるわけではなく。
キリアン:「飢えた吸血鬼は……きっと、貴女の血を……貪りつくす」
キリアン:「お願いだ、今のうちに……逃げ、て……」
イリーナ:「え、ええと……ええと……!」
イリーナ:「そ、その、あの………………に、2秒だけ、お時間をくださいぃ!」
キリアン:「そう、だ、逃げて……」
イリーナ:か細く呻くように言い残し、姿が掻き消える──ように見えるほど、高速での離脱。
イリーナ:そして、宣言通り2秒で。
イリーナ:再び男の前に姿を顕した。……その手に、マグカップと小振りなナイフを持って。
イリーナ:「あ、あのあの! 吸い尽くされてしまうのは、そのぉ……わたくしも、困りますのでぇ……」
イリーナ:「……え、えーいっ」
イリーナ:振り上げたナイフが自らの片掌に振り下ろされ、大きく裂傷を作る。……当然、そこからは血が滲み、瞬く間に掌から溢れんばかりに。
キリアン:「イリーナ、さん……」
イリーナ:溢れた血が地面に落ちる前に、同じく持ってきたマグカップでそれを受ける。
イリーナ:「あの……来るのが遅れてしまって、申し訳ありませんでした」
イリーナ:掌の傷が癒えるまでの間、ぐ、ぐ、と絞るようにして血液を漉し出しながら。
イリーナ:そうして、カップ一杯分──十分量とは言い難いだろうが、まだ酸素を含んで鮮色を残す液体を差し出す。
キリアン:「………」ごくり、と喉を鳴らす
キリアン:「どうして、そこまで」
イリーナ:「ええと、メイドの務め……というよりは」
イリーナ:「わたくし達のために、身を挺して下さったキリアン様へのご恩返し、といいますか……」
イリーナ:「わ、わたくしの血で事足りますでしょうか?! ひ、必要ならもっと絞りますし……!」
キリアン:カップに満ちた血を、飲み干す
キリアン:白い喉が何度か動いて
キリアン:「はぁ、あ…………」
キリアン:「ありが、とう……こんなことまで……させてしまって……」
イリーナ:自分の血が他者に飲み干されていく光景など、見たことがあるはずもなく。目を丸くしながらそれを見守り、
イリーナ:「少しは、お役に立てましたか……?」
キリアン:「しばらくは……大丈夫……です」呼吸を整えながら
イリーナ:「はうう、良かったです~」
キリアン:よろよろと立ち上がろうとして、また躓きそうになる
イリーナ:「はわっ」
イリーナ:その身体を抱きかかえるように支える。
イリーナ:「ご無理なさらずに~……!」
キリアン:「ありがとう……イリーナさん」
キリアン:「貴女の献身、絶対に無駄にはさせません……!」
GM:シーンカット ロイスの取得や変更などが可能です
イリーナ:キリアン様 ◯尽力/吸血鬼……はわわ…… に変更します~
イリーナ:以上で!
山本 一生:ロイスは保留! 以上!
伊嶋 虎太郎:こちらもロイスは保留~~
ミドル3 小さな人形
GM:シーンプレイヤーはPC3
GM:他登場自由、登場侵蝕どうぞ!
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (60 → 67)
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (46 → 49)
イリーナ:高いです~~~
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (47 → 57)
山本 一生:1足りねえ~!
伊嶋 虎太郎:うげーっ!
山本 一生:あ、いや、60だ
山本 一生:もっとたりない なんだこれ
GM:暗黒騎士の心は揺らがない……
GM:突如として襲い掛かってきたアイアンメイデン
GM:しかし、2人の戦士(と1人)の前には、敵ではなかった
GM:周囲は再び静寂に包まれ───
GM:いや、何かが聞こえてくるような……?
???:『たすけてーー』
???:『わたが出てしまうわーー』
GM:キミたちは、声の元へ進むこともできる
山本 一生:「……聞いたか、今のは……」
伊嶋 虎太郎:「イリーナ嬢じゃ……ねえな」
山本 一生:「救いを求めし叫喚とも思えたが」
伊嶋 虎太郎:「俺にもそう聞こえたけど……どっちを優先すべきだ、これ。UGN的には地味に難しいぞ」
山本 一生:「……ふむ。この館の有様を確かめる必要もある、と考えるが」
山本 一生:「……あ、あれなら手分けとかして……伊嶋さんはイリーナさんの方に行ってもらうとかしても……」
山本 一生:「暗黒騎士的にはあっち行かなきゃって感じがなんか……」
伊嶋 虎太郎:「洋館、悲鳴、分断は死の三連コンボだ。あんたがそういうなら俺はその暗黒騎士的勘を信じるとしよう」
山本 一生:「地獄へと繋がる道でなければ良いがな……」マントを翻すような動作をして、歩き出す。
山本 一生:そのまま、声の聞こえる方へと進む。
伊嶋 虎太郎:「もうちょい融通の利く能力だったらなぁ……」ため息を吐きながら後を追う。
???:『わーーーー』
山本 一生:「貴君の先の手際、見事であったが。……?」
伊嶋 虎太郎:「緊張感ねえな……」言いながらも少し足を早める。
山本 一生:「……声の主よ。何処に在るか!」
???:『だれか、いるのねーー』
???:『ここよーーちぎれるーー』
伊嶋 虎太郎:「ちぎっ……!?」
山本 一生:「千切れ……?」足を速める。
GM:右手に進んだ突き当りの部屋から、何かがいる気配がする
山本 一生:「……行くぞ」伊嶋さんに。
伊嶋 虎太郎:「……おう(グロイもんじゃありませんように)」
GM:扉の先には、腐った犬2匹に、取り合うように噛みつかれている人形の姿があった
伊嶋 虎太郎:「……あ?」ぽかんと。
人形ちゃん:『たすけてーー』
山本 一生:「なっ」
山本 一生:反射的に、再び剣を抜き放つ。
山本 一生:「そなたか、声の主は!」
人形ちゃん:『どなたかはぞんじませぬがーー』
人形ちゃん:『おたすけをーー』
山本 一生:「良かろう。事情は後で聞く。そして」
山本 一生:「『逢魔惨撃・ジュディルディーン=ヴァロワ』」ひゅんと風を切る音。
山本 一生:「……双方は無理か。残りは任せた」
山本 一生:腐肉のついた剣を軽く振る。
腐った犬:「ギャフッ!」
腐った犬:斬られてから、1拍置いてそのことに気づく
伊嶋 虎太郎:「……ッ(俺としたことが……ちっと迷っちまった!)」
伊嶋 虎太郎:「やっぱすげえよあんた」掌をかざし、絵を描くように揺らす。
リリト:「ダメよ!汚いわ!触りたくない!」
伊嶋 虎太郎:「頬にキスしてやる」
リリト:「任せなさい!」
伊嶋 虎太郎:開いた窓に顔を突き入れると同時に開いた別窓から異形の腕が飛び出す。
伊嶋 虎太郎:汗が噴き出した。こいつと俺を縛る唯一のモノ。それを晒すこの行為は常に死の予感が伴う。
伊嶋 虎太郎:「人形に傷はつけるなよ!」
人形ちゃん:『おおきなおててーー!』
リリト:ぐしゃり。異形の手はまるで腐った果実にするように、犬を握りつぶした。
腐った犬:「ゴ……ギュ……」
腐った犬:容易く潰される
GM:そして、人形は解放された……
リリト:「ふふ、ふふ!ふふふふ!」笑いながら、閉じた窓に吸い込まれる。
人形ちゃん:『んしょ、んしょ』
山本 一生:「やはり見事なものよな」窓を見ながら。
山本 一生:「……さて」
人形ちゃん:床に倒れた状態から起き上がろうとするが、手足が短くなかなかできない
伊嶋 虎太郎:「ええと……大丈夫か?立てるか?」触って良いものか……
山本 一生:「難しそうではあるな」
人形ちゃん:『そちらのきしさまーー』
山本 一生:「えっ、我?」
人形ちゃん:『もしよければ、おこしていただけないでしょうかーー』
山本 一生:「うむ、構わぬが……」手を伸ばして、ひょいと持ち上げようとする。
GM:幸い、人形の体に腐食は見られない
GM:足には穴が空いて綿が出てしまっているが
人形ちゃん:『ひゃあ、たかいーー!』
山本 一生:「……この足で立てるものか?」服が曲がっていたので直してやる。
伊嶋 虎太郎:「なんなんだこりゃ……無機物系のレネゲイドビーイング……?」
人形ちゃん:『たてそうにないきがするわ』
人形ちゃん:『きしさまのかた、おかりしてもよろしくてー?』
山本 一生:「残酷な運命ではあるが……えっ、肩? 乗るの?」
伊嶋 虎太郎:「………………フッ」
山本 一生:「揺れそうな気がするな……大丈夫かな」それでも言われた通り乗せてやる。
人形ちゃん:『ありがとうーー』
人形ちゃん:『いのちをたすけていただいて、ほんとうにありがとうーー』
人形ちゃん:顔が動いたわけではないが、
人形ちゃん:笑顔になったかのように感じられる
人形ちゃん:『わたしにできることがあれば、なんでもするわー!』
人形ちゃん:腕をぱたぱたと振る
山本 一生:「……まずそなたがどのような生命であるかを問いたいが……」
山本 一生:「加えて、この館の現状についても知識を得たいな」
人形ちゃん:『ここをたんけんしてるのねーー』
人形ちゃん:『わたしのしってることなら、なんでもおはなしするわー!』
人形ちゃん:『そして、魔女をたおしてーー……』
山本 一生:「魔女?」
人形ちゃん:『このやかたを、こんなことにしてしまったひとよーー』
伊嶋 虎太郎:「こんな事ってのは……さっきの犬とか。骸骨騎士とかのことか?」
人形ちゃん:うんうん、と首(?)を縦に振る
山本 一生:「背後にて糸を引きし黒幕の者か」
伊嶋 虎太郎:「もう少し詳しく聞きたい所だが……さっさと行かねえと遅刻どころの騒ぎじゃなくなっちまう。話の続きは後のお楽しみだ」
山本 一生:「うむ。さらなる探索が必要でもあろうしな」
人形ちゃん:『どなたかとまちあわせをしているのねー!それはたいへんーー』
山本 一生:(……調べることが多すぎるんだよなあ……)
伊嶋 虎太郎:「山本サン、落っことさねえように走れるか?」
山本 一生:「試みる。人形、しっかりと捕まっておれ」
人形ちゃん:『わかったわ、きしさまー!』
人形ちゃん:ぎゅ……と短い腕で掴まる
GM:---
GM:--
GM:-
GM:そしてキミたちは、互いを探し回り
GM:食堂近くの通路で、やっと合流する
イリーナ:「あ、あ~~~!!!」
イリーナ:二人の姿を見つけると、嬉しそうに声を上げる。「ご無事でしたか!」
伊嶋 虎太郎:「ひとまずは安心、か」ほっと溜息を吐く。
山本 一生:「屍犬どもごとき、この暗黒騎士に傷などつけられるはずがあるまい!」めちゃくちゃに嬉しそうな顔でイリーナさんを見る。
山本 一生:よかったーーという感じがにじみ出ている。
キリアン:「良かった……そして、御心配をおかけしました」
イリーナ:歩けるようになったキリアン様をニコニコした様子で見守りつつ。
山本 一生:「あっ、支部長も、あの、無事で良かったです」
イリーナ:「……あらら?」 視線が山本様の肩に集まる。
山本 一生:「あ、これ……この子は、さっき会った道連れというか……」
人形ちゃん:『ごきげんようーー』
イリーナ:「はわわ……?!」 どう見てもぬいぐるみでしかないそれが喋ったことに、思いっきりたじろぐ
伊嶋 虎太郎:「そうなるよなぁ……」
人形ちゃん:会釈(というより前方に倒れ込む)をする
山本 一生:落ちないように支える。
イリーナ:「い、今喋りましたよね?! 動きましたよね?!」
キリアン:「もう何が出てきても、おかしくはないと思っていましたが……」
山本 一生:「……あ、支部長的にもびっくりなんですか。そりゃそっか……」
人形ちゃん:『きしさまと、けんじゃさまに、たすけていただいたのーー』
伊嶋 虎太郎:「賢者……クク、悪くねえな」
イリーナ:「あう……ええと、敵意はないんですよね……?」
伊嶋 虎太郎:「正体はさっぱり分からんまんまなんだが……そうだな、特に無さそうだ。あっても……まあ、うん」山本さんの方にしがみつく人形を見やる。
伊嶋 虎太郎:「問題は無い、と思うぜ。ここがモンスターハウスになってる原因についても心当たりがあるっぽいしな」
イリーナ:「なるほど……?」 よくよく見ると可愛らしいな……と思い始めている
人形ちゃん:『うふふーーメイドさんーー』
山本 一生:「うむ、我らの何らかの助けになるであろうと期待をしている」
山本 一生:「……多分……」
イリーナ:「は、はい~。メイドです~」 手を体の前でぱたぱたしている
人形ちゃん:ぱたぱたと手を振り返す
山本 一生:(……とにかく。わからないことが多すぎる。味方っぽい相手は多い方がいい……し)
山本 一生:(……敵には見えない……そう思いたくはないんだよな)その仕草を横目で見て。
山本 一生:(これは、エージェントとしては甘いんだろうか。状況把握には自信がないし……)
山本 一生:(なあ、どう思う? 暗黒騎士)自分に問いかける。答えはない。
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得が可能です
山本 一生:うーーーー最後一枠
イリーナ:一旦保留にします~
伊嶋 虎太郎:自分も……保留!今後何が起きるか分からないぜ
山本 一生:人形ちゃんに ○ひとまずは共に行くが良い/不安……
山本 一生:取らざるを得なかったです
山本 一生:以上
ミドル4 在りし日の館
GM:シーンプレイヤーはPC2
GM:他登場自由、登場侵蝕どうぞ!
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (49 → 56)
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (67 → 77)
山本 一生:イリーナさん!
イリーナ:はう~~~~~~~~~~~
GM:うわーーー!
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (57 → 65)
GM:もうはわわもしていられない
GM:では人形ちゃんという協力者を得たことで
GM:情報収集フェイズ!
・この館について<情報:UGN、噂話>7
・魔女について<情報:UGN>8
・人形ちゃんについて<情報:UGN>6
GM:この3つ!
GM:振ってみてくれよな!
イリーナ:ではでは、魔女について~
イリーナ:情報:UGNで。コネ:UGN幹部も使います~
イリーナ:4dx+4>=8
DoubleCross : (4DX10+4>=8) → 10[3,6,8,10]+5[5]+4 → 19 → 成功
イリーナ:全てを理解しました
山本 一生:すごい知ってる
GM:全知全能メイドだ
伊嶋 虎太郎:では"この館について"行くぜ~~ 情報:UGN 幹部へテレフォン!コネ消費
伊嶋 虎太郎:5dx+2>=7
DoubleCross : (5DX10+2>=7) → 9[1,3,5,6,9]+2 → 11 → 成功
伊嶋 虎太郎:OK!
山本 一生:ばっちりだ
山本 一生:じゃあ人形ちゃんについて<情報:UGN>6 コネ使用で
山本 一生:3dx+2>=6
DoubleCross : (3DX10+2>=6) → 7[5,6,7]+2 → 9 → 成功
山本 一生:おけー
伊嶋 虎太郎:さっすが~~!
イリーナ:ひゅう!
GM:賢者と暗黒騎士もすごい!
GM:では情報を公開していきます!
・この館について
外国から移り住んできた一家が暮らしていた。
だが30年ほど前、”魔女”と呼ばれるオーヴァードによって一家と使用人たちは殺されてしまった。
それ以来、この館は魔女と怪物の住処だ。
また、外へ通じる窓や扉は開けることも破壊することもできない封鎖状態になっている。
・魔女について
30年前にこの屋敷を襲ったオールドオーヴァード。
”宵薔薇の魔女”を名乗り、年齢は200歳を超えているようだ。
空間を捻じ曲げる、生き物を別の物に変身させるなど、魔法のような力を持つ。
この館を封鎖しているのも彼女だ。
魔女は館の2階にいるが、2階への階段は空間が捻じれていて上がることは不可能になっている。
・人形ちゃんについて
かつてこの屋敷に住んでいた一家の令嬢。
殺されず、魔女の戯れによって人形に変えられてしまった。
当時10歳。会話できるほか、手足は少しだけ動かせる。
しばらくは魔女のおもちゃにされていたが、数年して飽きたのか館の一室に放置されていた。
階段を使って2階へ上がる方法に、心当たりがあるという。
人形ちゃん:『わたしはね、にんげんだったのよーー』
人形ちゃん:『このおやしきにすんでいたけど、にんぎょうにされてしまったのーー』
イリーナ:「え、えええええっ?!」
伊嶋 虎太郎:「……まじかよ」顔を顰める。
山本 一生:「…………!」
イリーナ:「それは……どのくらい前のお話ですか……?」
人形ちゃん:『とっても、とてもながーいじかんだったような……』
山本 一生:「悠久にも近き時をその呪われし姿で……」
伊嶋 虎太郎:「……ひでぇな」
人形ちゃん:『さびしくて、こころをねむらせていたじかんもあったわーー』
人形ちゃん:『そうだ、かれんだーはないかしらーー』
イリーナ:「スマホのアプリで宜しければ……?」 電波は届かないが、それは問題なく使えそうだ
イリーナ:取り出し、カレンダーをタップして開き。"彼女"に近付けて見せる。
人形ちゃん:『わあ、なにこのきかいーー……えっとーー』
人形ちゃん:『んーー………』
人形ちゃん:『…………』
人形ちゃん:『さんじゅうねん、ねーー』
山本 一生:「さんじゅうねん!?」
人形ちゃん:『そんなに、たってしまったのねーー』
イリーナ:「はわわ……そんなに長い時間……」
山本 一生:「俺もまだ生まれてな……あ、いや暗黒騎士的には……」ぶつぶつ言いながらも顔をくしゃりとしかめる。
伊嶋 虎太郎:「よく、まともで居られたもんだ」目を細めて、小さく呟く
山本 一生:「……きついな……辛いよ……」小さな声で。
キリアン:「もし、話していてつらくなったなら、いつでも止めて構いません」
キリアン:「それでも……もし、話せること、覚えていることが有ったら、話してはくれないでしょうか……!」
人形ちゃん:『……だいじょうぶよーー』
人形ちゃん:『あのひのよるに、まじょがやってきてねーー』
人形ちゃん:『このおやかたを、こんなふうにしてしまったのーー』
人形ちゃん:『こわいいぬや、こわいはこを、みたでしょうーー』
イリーナ:「さっきのあれ……ですよねぇ。それも魔女の仕業なのですか……」
伊嶋 虎太郎:「……どういう事だ?モルフェウス……いや、それなら犬は……」
山本 一生:「……あるいは、既にジャーム化していて、何か予想もつかないような力を発揮している……?」
人形ちゃん:『まじょはとってもこわくて、すごいちからをもっているのーー』
人形ちゃん:『まどやげんかんも、あかなくなっているはずよーー』
伊嶋 虎太郎:「……!」窓へ向かい、開こうとするが叶わない。
伊嶋 虎太郎:「……オルクスとしちゃ三流の俺だが、他もこうなってるだろうってのは感じ取れる」冷や汗が頬を伝う。
イリーナ:ばち、という音とともに姿を消し、数秒でまた戻ってくる。
イリーナ:「あわわ……やっぱり、玄関の扉も開きません~」
山本 一生:「破壊はどうだ……!」
山本 一生:剣を振るうが、傷もつかないようだ。
山本 一生:「物理的に固着をしているわけではあるまいな。空間を掌握せし力か」
伊嶋 虎太郎:「まともなオルクス能力者なら……って次元の話でもねえなこりゃ」
人形ちゃん:『そう、だれもにげられなかったのーー』
山本 一生:「……そなたの他にも、人は在ったのか」
山本 一生:館に住んでいた、とのことを思い出す。
人形ちゃん:『おとうさまにおかあさま、じいやもめいどさんもいたわーー』
人形ちゃん:『それにーー……でも、きっと……みんなもうーー』
イリーナ:「……そんな、ひどいです……」
人形ちゃん:『わたしだけ、にんぎょうにされてしまったのだけどねーー』
山本 一生:「それを……魔女とやらが」
山本 一生:ごくりと唾を呑む。
伊嶋 虎太郎:「…………」
イリーナ:「そ、その魔女は、今も館にいるのですか……?」
人形ちゃん:『いるわーーにかいのおへやよーー』
人形ちゃん:『にかいには、いきましたのー?』
山本 一生:「我らは未だ至らず。イリーナ嬢は如何だったか」
イリーナ:「いえ、そこまでは清掃も行き届いておらず……」
イリーナ:「明日にしましょう、とキリアン様とお話していたのですが、まさかそこに……」
イリーナ:ごくり、と喉が鳴る。
伊嶋 虎太郎:「避けられねえなら今から行ってぶっ飛ばすってのも手だが……奴が空間能力者なのは間違いないんだ、そう簡単にたどり着けるもんなのか?」
人形ちゃん:『そうねーーきっと、できないとおもうわーー』
人形ちゃん:『わたし、こっそりみてたのーー』
人形ちゃん:『こわいいぬが、かいだんをのぼろうとしてーー』
人形ちゃん:『なんでかねーーおりてきたのーー』
人形ちゃん:『いぬもふしぎそうにして、なんどものぼろうとして、でもおりてきたのよーー』
イリーナ:「登ろうとして、降りてきた……ですかぁ」
山本 一生:「空間魔術に相違ないな」
伊嶋 虎太郎:「そうなると……別なルートを探すしかねえな。能力を看破するのは現実的じゃねえ」
山本 一生:「しかし、斯様な道などあるものか……?」
イリーナ:「取り敢えず、その不思議な現象を見に行ってみるのはどうでしょうか~?」
イリーナ:「何かカラクリがあるなら、なんとかできるかもしれませんし~」
伊嶋 虎太郎:「だな。ゾンビ犬が腐った脳と一緒に階段の上り方を落っことしちまっただけかもしれねえ」
人形ちゃん:『でもねーー』
人形ちゃん:『ふつうにかいだんをのぼれるひともみたのよーー』
人形ちゃん:『まっかなまんとの、ほねだったわーー』
イリーナ:「えええっ、そんな方もいらっしゃるんですかぁ?!」
山本 一生:「骨?」
伊嶋 虎太郎:「白骨騎士……!マジに関係者だったか」
伊嶋 虎太郎:「ああいや、その……タイミングを見失って話せてなかったんだが……」
伊嶋 虎太郎:館へ来る途中で襲われた、詩人の白骨騎士について話す。
山本 一生:「そのような剣呑な者が他にも居たとは……」
伊嶋 虎太郎:「もういっそ幻覚の類かとすら思い始めてたんだが、本当に居るのか……」
山本 一生:「その白骨卿には上階が許されていたと」
人形ちゃん:『おそとでみたのねーー』
イリーナ:「はうう……もう何が出てきてもおかしくないですねぇ……」
人形ちゃん:『そのほねのひとはねーーかいだんのよこにあるえをねーーなんだかさわっていたのよーー』
人形ちゃん:『なにかひみつがあるのよ、きっとーー』
山本 一生:「絡繰を解く仕掛けの在処か……」
イリーナ:「とってもすごい目撃証言かもしれませんね~。お手柄ですよ、きっと!」
伊嶋 虎太郎:「……だな。ナイスだぜお嬢ちゃん。あんたのおかげで出れるかもしれねえ」
人形ちゃん:『わあーー、それならうれしいわーー』
山本 一生:「うむ。鮮やかなる解決の第一歩である」
イリーナ:「あっ、あのあの。そういえば……」
人形ちゃん:『あざやかーー』
イリーナ:「貴女のお名前をお聞きしてなかったような~……?」 肩乗りの人形に向けて。
人形ちゃん:『あらーー!わたしとしたことが、おなまえをおしえていなかったなんてーー』
人形ちゃん:『メアリィ、ですのよーー』
イリーナ:「メアリィ様! 承知いたしました~」
山本 一生:「……良き名だ。そなたの生は時に苦難に満ちていたかもしれぬが」
山本 一生:「この暗黒騎士が出来得る限りの力は貸そう」
山本 一生:「少なくとも、我らの目的もかの魔女になることであろうしな」
伊嶋 虎太郎:「めありぃ、メアリィな。俺は伊嶋虎太郎だ、よろしく頼むぜ」
メアリィ人形:『こたろーーさま!』
山本 一生:「暗黒騎士シャドウヴァルガリアードである。特別に、長いようであれば山本一生の名を呼ぶことも許そう」
メアリィ人形:『あんこく……しゃどうあ……やまもと……』
山本 一生:「あっごめん一気に……」
メアリィ人形:『きしさまでいいかしらー?』
山本 一生:「うんうん、それで大丈夫」
メアリィ人形:『きしさまって、ほんとうにいるのねーーすてきーー』
イリーナ:「申し遅れました、わたくしはイリーナ・ラヴロックと申します~。そして此方はキリアン様でございますっ」
メアリィ人形:『いりーなさま、きりあんさまーー』
メアリィ人形:『うふふふ、みなさますてきなおなまえねーー』
メアリィ人形:嬉しそうに体をゆする
キリアン:「とても、いきいきとしていますね……連れていくのに、問題はないでしょう」
キリアン:「ご協力ありがとう、そしてこれからも、よろしく頼みたい」
メアリィ人形:『いいですのよーー』
イリーナ:「では、早速……階段に向かうと致しましょうか~」
イリーナ:「あうう、もうなにかに襲われなければ良いのですが……」
キリアン:「あ、あのイリーナさん」
キリアン:他には聞こえないような声で
イリーナ:「ひゃ! な、なんでしょうかぁ……?」 小声でこそこそ
キリアン:「支部長らしく、やれてましたかね私……!」
キリアン:堂々とした話し方を、意識していた
イリーナ:「うふふふ、何かと思えば~」
イリーナ:「はい~。とっても、らしかったと思います~」
イリーナ:愉しそうに笑って、ちょっと背伸びして。耳元でこそこそと。
キリアン:「……!よかった……」ぐ、と小さくガッツポーズ
キリアン:「かならずここから出ましょう、みんなで……!」
イリーナ:「はいっ。誠心誠意、尽力致します~」
GM:シーンカット ロイスの取得や変更などが可能です
イリーナ:メアリィ様 ◯尽力/お可哀そうに…… で取得します~
山本 一生:人形ちゃんへのロイス、名前をメアリィに変更。以上でー
伊嶋 虎太郎:メアリィ 〇誠意/悔悟 以上!
ミドル5 いざ二階へと
GM:シーンプレイヤーはPC3
GM:他登場自由、登場侵蝕どうぞ!
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (77 → 81)
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (56 → 62)
イリーナ:ほっ
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (65 → 71)
山本 一生:やっとダイボだよ
GM:イリーナさんが抑えめだ……!それでも高いけど
GM:キミたちは人形の少女、メアリィの案内を受け
GM:2階へと続く階段の前に来ていた
GM:その傍の壁には、夕暮れの洋館を描いた立派な絵画がかけられている
メアリィ人形:『これよ、このえよーー』
キリアン:「この建物の外観が描かれていますが……」
伊嶋 虎太郎:「ええと……ガイコツ君はこれをどうしてたんだっけか……?」
伊嶋 虎太郎:おっかなびっくりといった様子で絵を遠巻きに眺める
イリーナ:「はわー、お上手な絵ですねえ」 素直に感心。
山本 一生:「……ふむ。魔術の仕掛けか何かでも……?」じっと見る。
メアリィ人形:『どうしていたかは、みえなかったわーー』
メアリィ人形:視点が低いのだ
伊嶋 虎太郎:「ああそりゃそうか……ベタな視点で行けば裏にスイッチとか……か?」
GM:ここで、PCの皆さんには<知覚>で判定していただきます
GM:難易度は10!
イリーナ:4dx>=10 ていっ
DoubleCross : (4DX10>=10) → 8[1,6,7,8] → 8 → 失敗
イリーナ:はう~
GM:失敗した場合は、侵蝕率を+1d10して
GM:もう一度判定に挑戦することができます
伊嶋 虎太郎:3dx>=10
DoubleCross : (3DX10>=10) → 5[2,5,5] → 5 → 失敗
山本 一生:3dx+1>=10
DoubleCross : (3DX10+1>=10) → 10[3,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
山本 一生:うす
伊嶋 虎太郎:あ、暗黒騎士!!
イリーナ:流石です~~~!!!
山本 一生:たやすいことよ!(うれしい)
メアリィ人形:すごいーー
GM:では、暗黒騎士シャドウヴァルガリア―ド卿は気づく
GM:この絵の違和感……夕暮れ時を描いた絵だと、額縁にも書いてあるのに
GM:太陽が東にあることに
山本 一生:「……夕暮れ?」ふと視線を止める。
山本 一生:「我が故郷にては陽は西に沈むものと相場が決まっていたが……」
伊嶋 虎太郎:「……奇遇だな、俺の故郷でもそうだったぜ」
イリーナ:「はわ……確かに変、ですねえ」
キリアン:「どうしても、建物の方に意識が向いてしまいますが、たしかに……」
山本 一生:「つまり、ここになんか……ある、かも……」
山本 一生:手を伸ばし、そっと太陽の部分に触れてみる。
山本 一生:「あると思うんだけど、なかったらすいません」
イリーナ:(どっきどっき……)
GM:額縁が、僅かに動いたかと思うと
GM:絵画からは太陽が消え、代わりに月が昇る
山本 一生:「うわっ」驚いて絵から手を離し。
山本 一生:「みみみ見よ、やはり闇の眷属、夜に焦がれるものよ……」
山本 一生:少し得意げにする。
イリーナ:「はぅあ?!」
伊嶋 虎太郎:「腕も立てば頭も良いってか……暗黒騎士、なるのになんか資格とか要る?」少しおどけた様子で笑う。
メアリィ人形:『すごいわきしさまーー』
イリーナ:「いいいい今絵が変わりましたよね……? ど、どういう仕掛けなんでしょう……」
山本 一生:「え、資格……とかは……特に……」真顔。
伊嶋 虎太郎:「あ、いや真面目に言ったわけじゃなくて……はい、すみません」
山本 一生:「あとあの、スイッチの話を伊嶋さんがしてたんで」
山本 一生:「それで……仕掛けがあるかなって、あの、すいません」
キリアン:「ふぅ……驚きましたが、これで2階への道が開けた……ということでしょうか」
GM:階段の先は、灯りが無く暗いままだ
イリーナ:「これだけで解けた……のでしょうか?」
伊嶋 虎太郎:「さぁな……ただ館の封鎖からして俺らの理解の外なんだ。解けたと考えるしかないだろうぜ」
山本 一生:「勇気ある試みとし、歩を進めてみるか」
山本 一生:階段をじっと見る。先は見えないが。
イリーナ:「で、ではここはわたくしが! 皆様に何かあってはいけませんし……!」
イリーナ:ふんすと意気込み、先頭に立つ。
キリアン:「いやここは支部長の私が……!」その先に立とうとする
GM:互いに先頭に立とうとしながら、階段を進んでいった……
GM:---
GM:--
GM:-
GM:2階は灯りが点かず、スイッチも見当たらない
GM:窓から差す月明かりだけが、通路を照らしている
メアリィ人形:『くらいのは、こわいわーー』
メアリィ人形:暗黒騎士の首元に掴まる
山本 一生:「案ずるな。我が下に居れば闇など子守歌も同然」
山本 一生:普通に見えにくいので、そろそろと足を進める。
イリーナ:「ランタンでも持ってくるべきだったでしょうか~」
伊嶋 虎太郎:「スマホのライトでもいいが……位置を知らせる事になる可能性もあるしな。ちと我慢してもらうしかない」
キリアン:「ええ、幸い、今日は満月で月が明るく……」
GM:その言葉を遮るように、何かがキリアンの頬を掠める
キリアン:「!?これは、針……?」
イリーナ:「ご、ご無事ですか?!」
イリーナ:一歩近づき、針が掠めたところを手で抑える
山本 一生:「迎撃か……?」
伊嶋 虎太郎:「トラップ……か、敵か。この暗さじゃ判別付け辛いぜ」
キリアン:「ただ擦り傷になっただけですから……ありがとう」
GM:そして、敵は不敵にも月明かりの下に身を晒した
GM:……浮遊する、裁縫箱だ
伊嶋 虎太郎:「……はい?」
裁縫箱:ぱかりと開いたかと思うと
裁縫箱:多数の針を射出する!
イリーナ:「ひええ?!」
山本 一生:「なんだと……!」
GM:驚くキミたちに、さらなる脅威が迫る!
GM:ドシン、ドシン……床を揺らしながら
豪奢な鏡台:豪奢な鏡台がやってくる!
伊嶋 虎太郎:「………………夢?」
イリーナ:「な、なんなんですかこれはぁ?!」
山本 一生:「……実際に動いているので……夢幻ではあるまい……と思うんですけど」
山本 一生:首を傾げている。
裁縫箱:驚いている間にも、針や糸を射出せんと構えている!
キリアン:「詳しく調べるよりも……一度巻きましょう!」
イリーナ:「そ、そうですね……! 今は体勢を整えなければ~」
キリアン:ジャケットを脱いで針からの盾にしながら、敵がいない方の通路を指差す
山本 一生:「あいわかった。今は退こう」
山本 一生:剣を取り出し、自分を庇うようにしながら。
メアリィ人形:『縫われてしまうわーー』
山本 一生:「足は治してもらえるといいんだけど」支えてあげながら急ぐ。
伊嶋 虎太郎:「夢であって欲しかったなァ!」針の射線に小窓を開き、でたらめな方向へ逸らしながら走る。<猫の道>
イリーナ:針や糸を器用にすんでで躱しながら、キリアン様の腕を引きつつ、その一歩前を走る。
裁縫箱:針を防がれ、怒ったのか糸巻車をからから回す
キリアン:「イ、イリーナさん」
伊嶋 虎太郎:「久々の仕事で張り切ってるのかもしれねぇが今度にしてくれ!俺の職場に来てくれりゃ幾らでも仕事はあるからよ!」
山本 一生:「次は糸か……それこそここに座す人形姫の傷を癒やすのであればありがたいが」
GM:キミたちは、裁縫箱や鏡台から距離を取ることに成功する
GM:……と思ったその矢先!
火のついた燭台:火のついた燭台が、勢いよく倒れ掛かる!
火のついた燭台:ボオオオ!!!
イリーナ:「あわわ……!」
山本 一生:「……っ!」
伊嶋 虎太郎:「……クソッ!」
メアリィ人形:『もえてしまうわーー』
山本 一生:「下がっておれ!」剣を構える。ガムテープとレネゲイドにて強化しているものの、あくまで紙製だ。
山本 一生:よって、炎よりは下を狙う。
山本 一生:大きく踏み込み身を屈めると、水平に剣を閃かせる!
山本 一生:「『獄炎破砕・オーリヴァルズ・エンデッド』」
山本 一生:剣閃は、ひとまず燭台を両断したはずだ。
山本 一生:「あとは任せたぞ!」
火のついた燭台:両断されるが、未だ火は衰えず
火のついた燭台:イリーナや伊嶋の元へと降りかかろうとする!
イリーナ:「こーのー!」
イリーナ:「館で火遊びは、いけませーん!」
イリーナ:両断され、地面に落ちるより先。翻った服の裾が触れる──より前、ブーツの先端が柄を的確に捉えて蹴り飛ばす。
伊嶋 虎太郎:「世話になった館なんだ、勘弁してくれよ」蹴り上げられた燭台を迎え入れるように窓を開く。
伊嶋 虎太郎:燭台を呑み込むには小さすぎる窓。だが─
リリト:突如、小窓から息を吸うような音がしたと同時に炎を吸い込んだ。
リリト:「ふぅ。悪くないわ!」
火のついた燭台:シュウゥゥゥ……
リリト:暫くの間、小さな咀嚼音が響き、窓が閉じる。
伊嶋 虎太郎:「……飯に代償は無いよな?」
火の消えた燭台:火が本体だったのか、それ以上動く気配はない
イリーナ:「はう~。びっくりしましたぁ」
伊嶋 虎太郎:「もう何が来ても驚かねえ……いや、自信ねえな」
山本 一生:「止まったようだな。獄炎の者は」
GM:そして落ち着いたキミたちは、すぐ傍にある扉の向こうから
GM:灯りが漏れていることに気づく
山本 一生:「闇の先に光……我とは相容れぬものながら、常に共に在るものよ」特に内容に意味はない。
山本 一生:「『魔女』の居所か?」
イリーナ:「あからさまに怪しいです~~~」
伊嶋 虎太郎:「さっきのは守衛代わりって訳か」
イリーナ:「行ってみるしか……ないですよねえ」
山本 一生:「うむ……メアリィ。次なる部屋はぬばたまの暗闇よりもさらに恐ろしき場所かもしれぬ」
山本 一生:「覚悟は良いか?」
メアリィ人形:『きしさまが、まもってくださるのでしょうー?』
メアリィ人形:『なら、こわく……ないわー!』
山本 一生:「……」ぎゅ、と拳を握る。
山本 一生:「宜しい。ならば我が庇護下にあれ!」
イリーナ:「シャドウヴァルガリアード卿だけではありませんよ~。わたくしも、伊嶋さまも、キリアン様もおりますので~」
伊嶋 虎太郎:「……そうだな。大丈夫、任せとけ」
メアリィ人形:『……とっても、たのもしいのよーー』
山本 一生:「うむ……うむ。全て一騎が当千にも値する強者ども故にな」
メアリィ人形:(きしさま、いりーなさま、こたろうさま、きりあんさま)
メアリィ人形:(みなさまつよくて、やさしくて、とってもすてき)
メアリィ人形:(きりあん、キリアン……)
メアリィ人形:(キリアン……まさか……)
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得が可能です
イリーナ:保留なのよーーー
山本 一生:メアリィちゃんへのロイスを ○我が漆黒き翼の下に居れ/心配だけど大丈夫かなあ に変更します
伊嶋 虎太郎:保留でやんす
ミドル6 白骨騎士語りき
GM:シーンプレイヤーはPC2
GM:他登場自由、登場侵蝕どうぞ!
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (81 → 84)
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (71 → 74)
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (62 → 70)
山本 一生:上がった
GM:差が縮まりつつある……気がする……!
GM:扉を開けた先に広がるのは、壁一面の本棚が、ランプによって照らされた広い部屋
GM:書斎、と呼ぶべきか
GM:そしてその奥で、椅子に腰かける影がひとつ
白骨騎士:「…………」
イリーナ:「ひぅ……っ?!」 なんとか悲鳴を堪える
山本 一生:(うわ、さっき話してたあの……!)
白骨騎士:読んでいた本を片手で閉じ、キミたちに顔を向ける
伊嶋 虎太郎:「よう、また会ったな。脳の無い体でも読書は楽しいか?」
白骨騎士:「……ないから、こそ」
白骨騎士:「消えてしまいそうな名残を求めるというもの」
白骨騎士:「お待ちしておりました」
伊嶋 虎太郎:「なんだ、会話できたのか。さっきの暴言は取り下げるから平和的交渉とか……無理かな」
白骨騎士:「いえ、”私”ももう……長くはもたないでしょう」
白骨騎士:「どうか、ここで私の…………うっ」
白骨騎士:「う」
白骨騎士:「ううううううううう!!!」
伊嶋 虎太郎:「え?」
イリーナ:「な、なんですかぁ……?!」
白骨騎士:自らの頭を抱えて、呻く
白骨騎士:そしてそれが急に止んだかと思うと
白骨騎士:大剣を手に、椅子から立ち上がる
白骨騎士:「むかーし、むかし……」
白骨騎士:先程のような、穏やかな様子は感じられない
イリーナ:「ぇ、えっ……もしかしてお話、やっぱりだめですかぁ……?」
山本 一生:(……先の言葉では、どうやら死地を求めているようでもあったが)
山本 一生:「どちらでも良い。名も知らぬ髑髏の騎士よ。剣を交えようというのであれば、受けるぞ」
山本 一生:「この暗黒騎士シャドウヴァルガリアードはな!」
伊嶋 虎太郎:「事情はありそうだが、慮ってはやれねえ。せめて行先が地獄じゃない事を祈るぜ」
白骨騎士:「…………」剣を構え、戦闘態勢に入る!
GM:戦闘を開始します
白骨騎士[10]--(10m)--イリーナ[12]シャドウヴァルガリア―ド[12]伊嶋虎太郎[8]
GM:エンゲージはこのように
GM:ではミドル戦闘!
GM:ラウンド1、セットアップ!
伊嶋 虎太郎:<螺旋の悪魔>暴走付与、自分の攻撃力に+15
山本 一生:コンボ『夢の帳が降りる』《螺旋の悪魔》侵蝕3。暴走して攻撃力18上昇。
山本 一生:暴走に伴い《極限暴走》の効果でコンボ『我が呼声を聞け』発動。《背徳の理》シーン間ダイス数6個増。侵蝕3
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を3(→ 3)増加 (70 → 73)
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を3(→ 3)増加 (73 → 76)
イリーナ:全力でいきます~!
イリーナ:"セントエルモの火" 《加速装置》《ヴァジュラ》《スピードスター》 侵蝕[+10] ラウンド間、行動値+12 シーン間、攻撃力+6し暴走を受ける 次の攻撃に限り、【行動値】を攻撃力に加算
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を10(→ 10)増加 (84 → 94)
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの行動値を24(→ 24)に変更 (12 → 24)
GM:みんなセットアップで暴走する!
白骨騎士:此方はなし
GM:イニシアチブ
GM:行動値24、イリーナさん!
イリーナ:わたくしですね~。因みに後退することは可能ですか?
イリーナ:或いは白骨騎士さまの後ろって回れます~?
GM:後退はできませんが
GM:白骨騎士の背後10mまでは、移動が可能です
イリーナ:はぁい。でしたら、マイナーで戦闘移動。行動値24なので29mまでは動けますよ~。20m移動して、白骨騎士さまを追い越します。
イリーナ:メジャー "ダストプラズマ" 《C:ブラックドッグ》《雷神の槌》《サンダーストーム》 侵蝕[+8] 対象:範囲(選択)、射程:視界の射撃攻撃 同エンゲージ不可
イリーナ:対象はもちろん白骨騎士さま!
GM:判定どうぞ!
イリーナ:(6+2)dx+7+2
DoubleCross : (8DX10+9) → 9[2,3,6,7,8,8,8,9]+9 → 18
イリーナ:あっ低い……
イリーナ:あっ違う ダイスが変
イリーナ:(6+2)dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[1,2,2,5,7,10,10,10]+10[1,2,4,9]+3[3]+2 → 25
イリーナ:こう!
イリーナ:それでもあまり高くはありませんが~……
白骨騎士:決闘者の剣でガード!
イリーナ:3D10+6+30+3D10 装甲・ガード値有効
DoubleCross : (3D10+6+30+3D10) → 14[3,2,9]+6+30+20[8,2,10] → 70
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を8(→ 8)増加 (94 → 102)
白骨騎士:……ここは、リアクティブコートの効果使用!
イリーナ:まさかそのマントは!
山本 一生:なんと
白骨騎士:HPダメージを3d10軽減する
白骨騎士:70-3d10
DoubleCross : (70-3D10) → 70-19[9,4,6] → 51
白骨騎士:決闘者の剣のガード値、リアクティブコートの装甲を合わせて……
白骨騎士:42ダメージ 健在
イリーナ:はわわ……結構減らされてしまいました~
白骨騎士:ダメージ適用後、効果を使用したリアクティブコートは破壊される……
山本 一生:はかない
白骨騎士:コートが破壊されたので行動値が12になる
GM:イニシアチブ
GM:行動値12……ですがここで
白骨騎士:《加速する刻》
山本 一生:ここでかー!
白骨騎士:メインフェイズを行わせてもらう
伊嶋 虎太郎:ウワーッ
イリーナ:はわわ……!
白骨騎士:マイナーアクションで戦闘移動
白骨騎士:暗黒騎士と伊嶋のエンゲージへ
白骨騎士:メジャーアクションで白兵攻撃
伊嶋 虎太郎:来るなーッ!
白骨騎士:《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》+《鉄風乱舞》+《獅子奮迅》
山本 一生:決闘者の剣なのにー!
白骨騎士:範囲攻撃、対象はPC2人
白骨騎士:20dx7+4
DoubleCross : (20DX7+4) → 10[1,2,3,4,4,4,5,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,10,10]+10[4,6,6,6,8,8,9,9]+10[4,6,6,10]+5[5]+4 → 39
山本 一生:ダイス多い 暴走でリアクション不可です。
伊嶋 虎太郎:暴走リア不!ふざけたダイス数しやがって!
白骨騎士:ダメージ
白骨騎士:4d10+7+15
DoubleCross : (4D10+7+15) → 24[7,5,3,9]+7+15 → 46
白骨騎士:電光石火の効果で、此方がHP10点失う
白骨騎士:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10
山本 一生:わあい
伊嶋 虎太郎:当然ダウン!リザレクト!
伊嶋 虎太郎:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
山本 一生:これは防具着ても防げませんね。そのまま食らって倒れてリザレクト
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (76 → 84)
GM:では気を取り直してイニシアチブ、行動値12
GM:PC優先、暗黒騎士シャドウヴァルガリア―ド!
山本 一生:うむ!
山本 一生:マイナー、接敵してるので暴走を解除しておこう。
山本 一生:メジャー、コンボ『漆黒両断・シュヴァルトラッド=ヴィスカーネ』《原初の赤:爪剣》《コンセントレイト:ウロボロス》侵蝕4
山本 一生:対象は白骨騎士、射程至近の白兵攻撃。
山本 一生:判定します。
GM:どうぞ!
山本 一生:10dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,2,4,5,6,6,8,8,10,10]+10[2,3,5,8]+1[1]+3 → 24
山本 一生:ちょっとさびしいなー!
白骨騎士:ガード……来い!
山本 一生:まず、オートでウェポンケースからアームドスーツを装備。行動値10、装甲10、白兵攻撃ダメージ+3に。
山本 一生:3d10+3+18+3 装甲有効 アームドスーツ分込み
DoubleCross : (3D10+3+18+3) → 12[5,1,6]+3+18+3 → 36
山本 一生:さみしい!
白骨騎士:ガード値を引いて33
白骨騎士:……風前の灯!
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を4(→ 4)増加 (84 → 88)
GM:イニシアチブ、行動値12の白骨騎士!
白骨騎士:メジャーアクションで白兵攻撃
白骨騎士:《コンセントレイト:ハヌマーン》+《獅子奮迅》
白骨騎士:節約版!判定!
白骨騎士:15dx7+4
DoubleCross : (15DX7+4) → 10[1,1,2,4,4,5,6,7,8,8,8,8,8,9,10]+10[1,6,8,9,9,10,10,10]+10[1,4,6,6,9,10]+10[8,9]+6[4,6]+4 → 50
伊嶋 虎太郎:充分すぎるんだよなぁ……暴走リア不
山本 一生:高いんだよ ドッジ出来るようになりましたのでします、マイナスかかってますが……
山本 一生:3dx-2>=50
DoubleCross : (3DX10-2>=50) → 10[3,5,10]+3[3]-2 → 11 → 失敗
山本 一生:だめ!
白骨騎士:喰らえい!
白骨騎士:6d10+7
DoubleCross : (6D10+7) → 43[8,9,10,2,10,4]+7 → 50
伊嶋 虎太郎:当然死だ!リザレクト!
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (86 → 87)
山本 一生:10引いて40ダメージ、死! リザレクト
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (88 → 90)
山本 一生:ナイスリザ
GM:イニシアチブ、行動値8
GM:伊嶋さん&リリトちゃん!
伊嶋 虎太郎:OK!まずはマイナーで暴走解除だ
リリト:<魔獣の衝撃+コンセ>射程:視界攻撃力+5、ダイス+5のRC
伊嶋 虎太郎:対象は勿論白骨騎士!
伊嶋 虎太郎:妨害等は無いな!判定行くぜ
GM:どうぞ!
リリト:11dx+2@8
DoubleCross : (11DX8+2) → 10[3,3,3,4,5,6,9,9,10,10,10]+10[6,9,10,10,10]+6[3,5,6,6]+2 → 28
伊嶋 虎太郎:悪くない!
白骨騎士:ガード!
GM:ダメージどうぞ!
リリト:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 14[3,4,7]+20 → 34
白骨騎士:ガード値を引いて……
白骨騎士:最大HPは100、耐え切れぬ
伊嶋 虎太郎:よっしゃ!
GM:白骨騎士を撃破、ミドル戦闘は終了!
山本 一生:讃えられるべき勝利であるぞ
GM:……しかし
白骨騎士:《蘇生復活》HP1でまだ倒れぬ
イリーナ:「そういうことであれば、わたくし……手加減はとっても下手ですので」
イリーナ:「どうぞ、覚悟して下さいませ」
イリーナ:敵対意志を隠さぬ異形の騎士に、ただ生身で相対する。武器らしきものは何一つ持たぬ身体で。
イリーナ:────ばち、ばち。
イリーナ:空間に罅が入ったように、視界に裂け目が走る。
イリーナ:眩く、蒼い光。
イリーナ:閃光、と呼ぶべき光が、瞬く間にイリーナの身体を取り巻いて、
イリーナ: ──ばち、
イリーナ:僅かな音。女が、踏み込む。刹那。
白骨騎士:「─────!」
イリーナ:──────ぢぢッ、
イリーナ:────ッ、ドォン!!!!!
イリーナ:爆発のような轟音、衝撃、それから。
イリーナ:空間に奔る、蒼い稲妻。
イリーナ:恐らく駆け抜けたであろう女の姿は、瞬きの間に異形の騎士の背後に立って在り、
イリーナ:その走り抜けた軌跡に、強大な雷がかろうじて色を残していた。
白骨騎士:身を覆っていた紅いマントが、黒い煤となって崩れ去る
白骨騎士:瞬時の判断で防御の構えを取った。だがそれでも
白骨騎士:その骨に大きなヒビが走る
イリーナ:帯電した雲と大地の間で生じる火花放電、すなわち雷。
イリーナ:高電圧により加速された電子によって大気が電離しプラズマ状態となるそれを、意図的に発生させる──
イリーナ:それが、イリーナ・ラヴロック。女の持つ、非常に攻撃的な能力発現の形である。
イリーナ:「はわわ、これを耐える方は久しぶりに拝見しました~」
イリーナ:口調はあくまでも変わらず。その瞳は、稲妻と同じ酷薄な色を湛えて。
白骨騎士:「むかーし、むかし……!」
白骨騎士:ヒビが入ろうと、その動きが衰えることはなく、
白骨騎士:マントを失い、むしろより速く────
白骨騎士:風の速度で駆け抜け、重厚な大剣を、イリーナ以外の二人へと振るう
白骨騎士:自らの骨が軋むことも厭わず、豪雨のような斬撃が、二人を襲う
山本 一生:「ぐっ……!」例え鎧を着込んでいたとしても、無意味であったろう。それほどの威力。
山本 一生:ましてや、当たり前の格好では防げるはずもなし。血を流しながらも炯々と白骨騎士を見つめる。
伊嶋 虎太郎:「……ックソ!」服を、皮膚を、肉を。裂く一撃に表情を歪めながらも、集中は切らさない。
白骨騎士:「あるお屋敷に……幸せな家族が……」
白骨騎士:だが、その連撃も無尽蔵のものではない。攻撃の合間に、必ず隙が生まれる
山本 一生:「……その物語、刃を交えずとも聞きたいものではあるが」
山本 一生:まずはダンボール製の剣を抜き放ち、白骨騎士に軽く折れ曲がったその切っ先を向ける。
山本 一生:「今や此処は真剣たる戦場」
山本 一生:「受けてみよ、我が暗黒瘴気剣ソードオブガラグディーンの、その刃の閃きを!」
山本 一生:「『酔生骸死・ゾルガダール=ギガント』」
山本 一生:滑稽なまでに雄々しく構え、しかして隙は見逃さず、そこから踏み込んで大きく袈裟懸けに断ち下ろす。
山本 一生:紙でできたはずの刃だ。情けなくへし折れるはずだった。だが。
山本 一生:それは今やレネゲイドで強化され、斬撃は鋼の斬れ味を誇る。
山本 一生:よしんば堅牢な白骨であろうとも、耐えぬくことは能わぬはず。
山本 一生:本来ならばただの稚拙な妄想だが……暗黒騎士の力は、それを儚い真実と化すことができる。
山本 一生:彼が夢を見続けている限り。信じ続けている限りは。
白骨騎士:その夢想の剣は、白骨を確かに捕え
白骨騎士:白骨騎士の片腕は、打ち砕かれた
山本 一生:「……ふむ。見事ぞ。我が刃の餌食に終わらず、未だ立とうとは」その様を見て。
山本 一生:「しかし、心せよ。何れすぐに悪魔が来たり、貴君を狩るであろうからな」
山本 一生:そうして、瞬間、ふわりと館の中に風が吹いたように、微かに何かの幻を大きく揺らした。
山本 一生:それはほんの一瞬、ノイズのようにちらついて彼の背をマントの形に覆い、すぐに消えていった。
白骨騎士:片手であろうと、剣は振るえる
白骨騎士:剣の重みを利用し、流れるように剣を振るう
白骨騎士:「しかし、わるいわるい魔女がおとずれ───」
伊嶋 虎太郎:ただでさえオーヴァードとしては劣る出力を持つ彼が負傷を抱えてその一撃を躱せるはずもなかった。
伊嶋 虎太郎:「……俺ァ刺身じゃねえんだぞ、クソ野郎ッ!食うとこ無くなっちまうぞ!」
山本 一生:片手であろうと、避けられるはずもなく。治りかけた傷がさらに赤く断ち斬られる。
山本 一生:「……だが、しかし。今よ、アマービレ! その力を存分に振るえ!」
山本 一生:膝をつきながら叫ぶ。
伊嶋 虎太郎:「はぁ……はぁ……分かってるさ、暗黒騎士様ッ」
伊嶋 虎太郎:呼吸の加速が止まらない。痛み、焦り。そのどれもが体にまとわりつく泥のように動きを鈍らせる。だが、関係ない。動くのは俺じゃない。
リリト:「ね、コタロー。あの騎士様は強いわね」
伊嶋 虎太郎:周囲の時間の流れが急速に停滞する。それにつられるように、呼吸も落ち着きを取り戻した。
伊嶋 虎太郎:「ああ、そうだな」
リリト: 「ね、コタロー」
リリト:そう言って、小さな体躯で大きく腕を広げる。口づけより、私が好きな時間。虎太郎も、それに応える。
リリト:所詮は幻、かりそめの体。しかし、お互いが触れ合うように抱きしめる。
リリト:「コタロー、私。また聞きたいわ」
伊嶋 虎太郎:全身の震えが止まらない。痛みではない。焦りではない。─だが、しっかりと。震える唇でその言葉を零す。俺が為すべきことは─。
伊嶋 虎太郎:「ああ。─愛してる、リリト」
伊嶋 虎太郎:瞬間。時間の停滞から解放された空間へ、レネゲイドの塊が降り立った。
リリト:「Our Father, who art in Heaven─」狐と蜘蛛と─数えきれない生物を混ぜ合わせたような肉体には不揃いな腕と眼球がびっしりと─。
リリト:(私、この時間がとても好き。嫌で否で厭で仕方ないのに。命の為に己の矜持を捻じ曲げて私に愛を囁く貴方を見る時間が)
リリト:「だって、貴方が私のモノになったような気がして─」
リリト:咆哮。音の波は空気中に分散したレネゲイドを巻き上げて、まさしく死の嵐と化す。
リリト:「とっても、昂ってしまうのよ」
白骨騎士:既に死した骨をも蝕む、死の嵐
白骨騎士:腕も脚も欠け、もはや動くことは叶わず
白骨騎士:「────」
白骨騎士:ついに、沈黙した
イリーナ:暫くの間、半ば虚ろとも取れる瞳で白骨騎士を睥睨していたが──やがてその瞳に光が宿り、
イリーナ:「……はっ、お、終わりましたよね……?!」
伊嶋 虎太郎:「……でないと……困る……ぜ」ぱたりと床に倒れ伏す。
イリーナ:ととーっと怪我をしているであろう二人に駆け寄ろうとして、「あ゛ッッッ!!!」 思い出したように素っ頓狂な声を上げる。
山本 一生:「そのようだな。メアリィ嬢、大事ないか」
イリーナ:「いいいいい今!!! 本物の!!! なんかすごいの!!! 出てましたよね!?!?!」
山本 一生:「……あ」
イリーナ:「はわ……きゃー! 伊嶋様~!」
山本 一生:「出てた……! だいぶびびった……」
伊嶋 虎太郎:「……ハハ、正真正銘の悪魔だよ。恐ろしい……だろ」おどけて見せるが呼吸は荒い。
イリーナ:目を回しそうになりながら、職業意識が勝るのか加速して駆け寄り、倒れそうになる身体を支える。
イリーナ:「い、いま手当をしますので~~~!!!」
伊嶋 虎太郎:「ちょ、ちょっと離れて……」かすれ声で届かない。
山本 一生:「……やれやれ」くずおれた白骨を見やりながら。
イリーナ:「う゛う゛う゛~~~、皆様にお怪我を負わせて一人で無事でいるなんてメイド失格です゛~~~」
山本 一生:「何を言う。真っ先に稲妻の如く馳せしその様、また見事であったぞ」
キリアン:「そうです……イリーナさんの雷が無ければ、もっと苦戦していたでしょうし……」
キリアン:「見ていただけの私が言えることでは無いですが……」戦うには、血の補給が必要だ
伊嶋 虎太郎:「そうさ……あんたの一撃があったから俺はまだ息してるんだぜ。むしろ誇ってくれないと困る」
山本 一生:「そうそれはまるで煉獄の千年嵐に走る蒼き迅雷の如く」よくわからないことをぶつぶつ言っている。
イリーナ:「はうう……有難いお言葉ですぅ……」
メアリィ人形:『こわかったけど、かっこよかったのよーー』キリアンの肩から
キリアン:「シャドウヴァルガリア―ド卿……こちらを」
キリアン:暗黒騎士の肩に、再びメアリィを預ける
山本 一生:「うむ、汝が一時の玉座は此処にあり……でもあの」
山本 一生:「俺が係でいいのかな……大丈夫?」よいしょ、と受け取る。
イリーナ:「メアリィ様も心地よさそうですし、良いのではないでしょうか~」
伊嶋 虎太郎:「なんか様になってきたぜ、うん」
メアリィ人形:『うふふ、いいのよーーここがーー』
イリーナ:言いながら、包帯やら何やらで瞬く間に伊嶋さんの外傷部位の手当を終えていく。
山本 一生:「……そっか。じゃあ、それで。此処に座するが良いぞ、メアリィ嬢」
伊嶋 虎太郎:「あっ……ス。すいません─じゃなくてええと……ありがとう」そわそわと落ち着かない様子で辺りを見回す。肩の震えだけは意地で抑えた。
山本 一生:「何か異変でも?」
伊嶋 虎太郎:「えっ、あいや……ほら、ガイコツの敵キャラって倒しても時間経過で立ち上がったりとか─ゲームだとあるよなと思って、ハハ」話を逸らす。
イリーナ:「え゛ッ」
山本 一生:「あっある……きちんと倒さないとずっと追ってくるやつだ……」
イリーナ:「っ、ま、まさかそんな……ゲーム、ですよねぇ……?」
伊嶋 虎太郎:「まあ、ゲームの話だから……そんなの現実に起きるわけないし……」
山本 一生:「いやしかし、我が過去第43階梯の黒縄地獄を訪れた際にはやはり骸骨共がうようよと」
山本 一生:そんな経験はない。
伊嶋 虎太郎:「慣れたもんって訳か……頼りになるな~暗黒騎士」
GM:しかし、起こってしまったことを、現実と呼ぶ
白骨騎士:カタカタと震える髑髏が、言葉を紡ぐ
白骨騎士:「時間も無い……お伝えしたいことが……」
山本 一生:「うひゃっ!?」一瞬ビクッと跳び退る。
伊嶋 虎太郎:「く、口は災いの元……!!」
山本 一生:「本当に動いた……」
イリーナ:「……………………」
イリーナ:「…………きゅう」
白骨騎士:「私は……貴方のような人を……お待ちして……おりました……」
イリーナ:現実を受け入れきれなくなったのか、目を回して崩れ落ちそうになる。
キリアン:倒れかけたイリーナを受け止める
キリアン:「気をしっかり……!」
イリーナ:「………………はっ、あ、危うく意識がお空へと行きかけて……」
イリーナ:「……はわわ、キリアン様~! お、お手を煩わせてしまい……!」
キリアン:「……命、救っていただきましたから」
メアリィ人形:『……ねえ、ほねのおかたーー』
メアリィ人形:『わたし、あなたのおこえ、きいたことあるわーー』
伊嶋 虎太郎:「………?」
山本 一生:「なんだと……?」
イリーナ:表情がくるくる変わりながらも、最終的にメアリィ様の言葉に不思議そうな表情を浮かべる。
白骨騎士:「お嬢様……ああ、やっと……」
白骨騎士:「……この書斎には、この館で起こった悲劇、そして……魔女について……」
白骨騎士:「私の手で書き記したものを……隔しております……」
白骨騎士:「時間は、もう無い……最期に……」
白骨騎士:「お嬢様を……頼みましたぞ……」
メアリィ人形:『じいやーー……』
白骨騎士:残された骨にも、ヒビが広がり、砕け散る
メアリィ人形:人形は、涙を流すことはできない
メアリィ人形:ただ静かに、俯くのみだ
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得が可能です
山本 一生:全枠あるし変更もなしかな
イリーナ:保留で……
伊嶋 虎太郎:メアリィへの感情を〇尽力/悔悟へ変更します
GM:回復もできるのでやっちゃってね!
伊嶋 虎太郎:ひぃ……ひぃ……
山本 一生:買えて良かった高性能治療キット
イリーナ:手当するのよーーー
伊嶋 虎太郎:NC未所持にてお願いしたく……
山本 一生:あれ、先にお渡ししてた記憶
山本 一生:3d10回復できます!
イリーナ:ですです~
伊嶋 虎太郎:ありがとうございます!
伊嶋 虎太郎:3d10
DoubleCross : (3D10) → 17[1,10,6] → 17
イリーナ:ちょっと足りない!
山本 一生:次のシーンで回復すればばっちり
伊嶋 虎太郎:HP18!2足りないおじさん……
イリーナ:でも次のフェイズでまた使えるのよ~
山本 一生:べんりねーー
伊嶋 虎太郎:高性能~~~
伊嶋 虎太郎:これにて終了!
イリーナ:こちらも~
山本 一生:こちらも!
ミドル7 全てを知る時
GM:シーンプレイヤーはPC1
GM:他登場自由、登場侵蝕どうぞ!
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (102 → 105)
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (90 → 97)
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (87 → 93)
山本 一生:ここで
GM:白骨の騎士が書き残したという情報
GM:それをこの書斎から見つけ出すべく、情報収集判定に挑んでいただきます
・魔女について2 任意の<情報:>8
・子供たちについて 任意の<情報:>9
・魔女の協力者について任意の<情報:>10
GM:こちらの3つ!3つ全て成功すると、もう一つ項目が解放されます
山本 一生:魔女について2を情報:UGNコネありで
山本 一生:5dx+2>=8
DoubleCross : (5DX10+2>=8) → 10[1,3,5,6,10]+4[4]+2 → 16 → 成功
山本 一生:ばっちり
イリーナ:なんでもわかる~
イリーナ:ではでは、協力者について!
イリーナ:情報:UGN、コネ:UGN幹部も併用しまして~
イリーナ:6dx+4>=10
DoubleCross : (6DX10+4>=10) → 10[4,5,5,6,6,10]+10[10]+10[10]+4[4]+4 → 38 → 成功
伊嶋 虎太郎:うわっ
山本 一生:わかりすぎてる
イリーナ:"全て"を悟りました
GM:メイドにはお手の物ってワケ
伊嶋 虎太郎:子供たちについて、参ります。コネを使用、判定は情報:UGN
伊嶋 虎太郎:6dx+2>=9
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 10[2,4,4,5,6,10]+2[2]+2 → 14 → 成功
伊嶋 虎太郎:OK!
山本 一生:わーい!
GM:みんな優秀すぎる!
GM:では公開していきます
魔女について2
気に入った物には強い執着を見せるが、突然飽きてしまうこともある、気まぐれな性格。
200年近い人生の中で、複数の夫を持ち、いずれも自らの手で殺している。
40年前、吸血鬼のオーヴァード・アベルに結婚を持ちかけるが、彼は魔女の下僕であった人間の女・レーナと駆け落ちをして、行方をくらませた。
10年後、アベルとその家族が日本のB市に隠れ住んでいることを突き止めた魔女は、それを殺すべくB市の館に向かった。
魔女はアベルを殺したが、彼が死に際に作り出した血の鎖によって、魔女は今もこの館に囚われている。
子供たちについて
アベルとレーナの間には子供が二人いた。
魔女が館を訪れた時、娘のメアリィは館にいたが、息子は執事と共に館の外に居た。
彼らも魔女の差し向けた怪物によって襲われたが、息子は川へ転落。
執事は怪物たちに喰われ、その骨は魔女に仕える騎士へと利用された。
息子の名は、キリアンという。
魔女の協力者について
『宵薔薇の魔女』には、その下僕として外部の情報を伝える者がいた。
その名を、”コルテージュ”という。
GM:ここで、イリーナさんは<知覚>判定をお願いします
イリーナ:はわっ
GM:難易度は5!
イリーナ:5dx>=5 えーい!
DoubleCross : (5DX10>=5) → 6[1,4,4,5,6] → 6 → 成功
イリーナ:な、なんとかわかりました~~~~
山本 一生:よかった
伊嶋 虎太郎:ほっ
GM:ではイリーナさんは気づきます……
・”コルテージュ”について
イリーナは、この名前に見覚えがある。
かつての支部の支部長が、懇意にしていたUGN幹部だ。
GM:さらに3つの情報項目をクリアしたことにより、最後の情報項目が解放されます
・???<情報:UGN>40
イリーナ:ヒィン
山本 一生:GM
山本 一生:条件を満たしたと判断してよろしいでしょうか。
GM:いいでしょう。思うがままに。
山本 一生:では、反転せし運命の力を正しく我に。
山本 一生:リバースハンドアウトを開示します。
Rハンドアウト 山本 一生
B市に洋館支部を新設する計画は、UGN幹部”コルテージュ”の独断によるもので、UGN日本支部の意向ではない。
日本支部長”リヴァイアサン”ですら、その情報を手に入れたのは数刻前のことだ。
洋館支部に潜入し、”コルテージュ”にどんな思惑があるのか調べるのが、キミの使命だ。
このリバースハンドアウトは、情報項目で”コルテージュ”の名前が出た時点で公開できる。
また、このハンドアウトを公開した状態で行う「・???<情報:UGN>40」に対する情報収集の判定は、自動成功となる。
GM:このまま???の判定を行えます
山本 一生:お願いします!
GM:では自動成功……
・???→この事件の真相について
『宵薔薇の魔女』の下僕、”コルテージュ”。
彼は魔女の命でUGNに潜入し、幹部にまで上り詰めた。
魔女にかけられた鎖を解く、そしてそれまでの間、館に魔女がいることを隠し通すべく、FHやギルドと通じていたUGN支部長に協力を持ちかけた。
しかし、そのUGN支部長の汚職が発覚してしまう。
自らの悪事も露見することを恐れた”コルテージュ”は、証拠を徹底的に消すことを決意した。
その中には、UGN支部長の秘書だったチルドレン、イリーナも含まれていた。
さらに同じ頃、UGNエージェントとなったキリアンの存在を知る。
かつて取り逃がしたアベルの息子を魔女に捧げようとした”コルテージュ”は、一計を案じた。
館に新たな支部を設立するとでっち上げ、イリーナとキリアンを館に送り込み、魔女に捧げる。
それがこの事件、B市洋館支部設立の真相である。
GM:キミたちは書斎調査を開始し、そして、この館で起きたこと、起きていることの真相に近付いていくのだった……
山本 一生:「…………」はらり、とページをめくる。
イリーナ:「むむ、二階のお部屋まで清掃が行き届いていればもっと早く……と思ったのですが、そもそも入れなかったのでしたね~」
イリーナ:古い書物をかき分けたり積み上げたりしている。
山本 一生:本棚から手書きのノートを探し、一心に読んでいる。
山本 一生:大事なものだ、となんとなく判別がついた。
伊嶋 虎太郎:「……魔女は掃除はしない主義らしいな」答えながらも、ページからは目を離さない。ただ捲り続ける。
山本 一生:「……そのようだな。かの魔女の人となり、そして過去とが少々読めたぞ」
伊嶋 虎太郎:「……ふぅん?」初めて顔を上げた。
山本 一生:「浮薄にて感情は激しく、幾人もの夫を殺めていた、とある」
山本 一生:とんとん、とノートを指で叩く。
イリーナ:「ひええ……!」
イリーナ:「と、とんだ極悪人じゃないですかぁ……」
イリーナ:「極悪人……極悪魔女……?」 どうでもいいことも一緒に口から漏れ出る。
山本 一生:「左様であるな。そしてかつてそうして狙われ逃げた男の一人が駆け落ちの末にこの館へと流れ着き」
山本 一生:「……結果、その……やっぱり。追いつかれちゃったみたいで」
イリーナ:「はうう~……」 予想はしていたが、悲しい結末に眉がきゅうっとなる
山本 一生:「その人は吸血鬼のオーヴァードで、今もその力で魔女は縛られてる、って話……みたいでした」
山本 一生:「……逃げたのが40年前。追いつかれたのが、それから10年後」
イリーナ:(吸血鬼……?)
キリアン:「吸血鬼…………か」
山本 一生:つまり、とそれ以上は言わなかった。
山本 一生:「……家族が、いた、んですよね。そのアベルさんとレーナさんってご夫婦には」
イリーナ:「それが、メアリィ様……?」
イリーナ:「30年くらい……と仰っておられましたね。それとも一致しますし……」
伊嶋 虎太郎:「……追いつかれ、無惨にも殺された夫婦には子供が二人いた。一人は館に残った……メアリィ」
メアリィ人形:『おとうさま……おかあさま……』
伊嶋 虎太郎:ぱたりと、本を閉じて顔を上げる。
山本 一生:「……二人」瞬きをする。
伊嶋 虎太郎:「ああ。運良く……とはとても言えねえが。執事に連れられ館の外にいた子供が居たんだよ」
イリーナ:「メアリィ様、ご兄弟がいらしたのですね」
伊嶋 虎太郎:メアリィ、山本、イリーナの順番に視線を移す。
メアリィ人形:『ええ、ちいちゃなおとうとがいたのよーー』
伊嶋 虎太郎:「ああ。まだ幼い、赤ん坊と言っても良い。川へ転落し、怪物から辛うじて逃れた子供、それが─」
山本 一生:「弟君か……」
伊嶋 虎太郎:視線は、イリーナからキリアンへ。
イリーナ:「……?」
伊嶋 虎太郎:「キリアン。恐らくは、あんたの話だろう」
山本 一生:「……え?」目を丸くする。
イリーナ:「えっ……ええええええええ?!」
山本 一生:「えっ、待って待って、だって、偶然すぎ……」
山本 一生:「…………?」少し考え込み、黙る。
キリアン:「私、が……?」
伊嶋 虎太郎:「メアリィ。このノートに書いてある名は、間違いないな?」
メアリィ人形:こくんと頷く
メアリィ人形:『キリアン、おかあさまがつけたなまえよーー』
伊嶋 虎太郎:「……そうか、そりゃあ─」後の言葉は、零さずにしまい込んだ。
イリーナ:「執事も、一緒に外に出ておられたのですよね……? それがどうして、あんな風に……」 先程の白骨騎士を思い出して。
伊嶋 虎太郎:「……助からなかったのさ。小さい赤ん坊を逃がして自分が残ったのか、それとも偶然だったのかは分からないが」
伊嶋 虎太郎:「魔女の差し向けた怪物に……この先は言う必要はねえわな」ちらりとメアリィを見て言葉を切る。
イリーナ:「うう、そんな……酷すぎます……」 ぐすぐすと鼻を啜る。
イリーナ:「仕えるべき主人に刃を向けるなど、わたくし先に心が死んでしまいますよぅ……」
山本 一生:「……だが、魔女の下僕に堕するとも、かの者には高潔なる魂が残っていた」
山本 一生:「我はそれを垣間見たように思う。……故に、ここで知識を得ることが叶った」
メアリィ人形:『……かなしいけどーー』
メアリィ人形:『すこしだけおはなしできて……よかったわーー』
イリーナ:「……はいぃ。そのお陰で今こうして…………あ、」 会話の合間に棚をまだ捜索していた。ひらり、と絵本の隙間から何かが落ちる。
山本 一生:うん、と小さく頷く。
イリーナ:劣化の進んだ写真だ。……家族4人と思しき姿と、ほんの少し離れて立つ長身の男。
イリーナ:「これ、皆様の……」
イリーナ:そして、その裏側。走り書きのような文字で──
イリーナ:「こる……"コルテージュ"……?」
伊嶋 虎太郎:「……人の名前か?」
山本 一生:「…………」その名を聞いた時。微かに表情が変わる。
山本 一生:「確かか……?」ずかずかと近付いて来て。
イリーナ:「…………はい」
山本 一生:「あっ、すいません。確かですかだった……」
イリーナ:「サーヴァント、コルテージュ、と。確かに……!」 あまり口調は気になっていないらしい
イリーナ:「これ、下僕……って意味ですよね。つまりは、魔女が今従えてる……ええと、その、この名前にはわたくしも見覚えがあって……!」
イリーナ:「と、というかその、忘れたくても忘れられないというか……」
山本 一生:「ふむ?」
キリアン:「もしかして、以前の……」
イリーナ:「……わたくしが以前長く所属していた支部に、良く来られていたんです。日本支部にも出入りしてる、偉い方だと聞いておりました」
伊嶋 虎太郎:「……まじ?」サングラスがズレる。
イリーナ:「でもでも、あの支部長と懇意にしていたってことは……!」
山本 一生:「…………」
イリーナ:「……あっ、その、わたくしが前に仕えていた支部長は、その……外部組織と繋がっていた、ダブルクロスだったのです」
イリーナ:「ですから、おおよそ……あまり宜しくない人物だということは想像に難くありません~……」
伊嶋 虎太郎:「……おいおい」情報量で頭がパンクしている
山本 一生:「なるほど、な。我が求めし縁についに辿り着いた……いや」
山本 一生:「……ここからは少し、暗黒騎士の武勲ではなくて、エージェントとしての地味な話を、します」
イリーナ:「ふえ……?」
山本 一生:妄想を振り払うように頭を振って、語り始める。
伊嶋 虎太郎:「………」黙って頷く。
山本 一生:「俺が来たのは、ここの手伝いというのは半分の表向きで。その"コルテージュ"について調べろと言いつかってたんだ」
山本 一生:「"リヴァイアサン"霧谷支部長からの指示です」
山本 一生:「なんでこんな場所に支部が新設されたのか。何を考えているのか。狙いは?」
山本 一生:「詳しいことがわかるまでは、他言無用ということだったから。でも、繋がった」
山本 一生:意外とすらすら話してから顔を上げる。
イリーナ:「はわわ、まさか霧谷様からのご指示でしたとは……!」
伊嶋 虎太郎:「山本サン、めちゃくちゃ偉い人だったりする……?」小声で。
山本 一生:「えっいや、一介のエージェント……」
伊嶋 虎太郎:「あ、いや。話の腰を折って悪かった、続けてくれ」自分の立ち振る舞いを思い返しながら安堵のため息を吐く。
イリーナ:「とても優秀な方なのは、わたくし達良く良く拝見させていただきましたし~」 ニコニコしている。
山本 一生:「と言っても、現状は魔女とコルテージュの繋がりがわかったというところ……かな」少し照れながら。
イリーナ:「ええと……となると、キリアン様とわたくしがこの支部の配属になったのは、意図してのこと……?」
山本 一生:「そうなんだろうなあ、あんまり偶然だし……」
イリーナ:「"コルテージュ"は、ここが魔女の根城であると存じているということですよね~。そこにわざわざ……となれば」
イリーナ:「や、やっぱり口封じでしょうか……?!」
伊嶋 虎太郎:「そうなるよなぁ……今回ばかりは杞憂じゃないかもしれん」
山本 一生:「今回のためにUGNに入り込んだ、まであるな」
イリーナ:「魔女の存在を隠し通すために……?」
山本 一生:「あるいは、満願かなって魔女を解放する……」
伊嶋 虎太郎:「……キリアンかイリーナ嬢のどちらかがそのカギを握ってるって訳か?」
イリーナ:「い、生贄ってことですかぁ?!」
山本 一生:「可能性はある……」
伊嶋 虎太郎:「ただ消すにしてはちょっと手が込み過ぎてるしな……あり得んとも言えないか」
イリーナ:「極悪人がいっぱいです~……!」
伊嶋 虎太郎:「こっちの陣営には一人も居なかったことを幸運だと思う事にしようぜ。その方がオトクだろ?」
山本 一生:「……奴らには、俺と伊嶋さんの存在は予定外だっただろうし」
山本 一生:「この布陣なら少しはマシな状況だと言えると思う、かな」
イリーナ:「うう……恐ろしいことばかりですけど、そうですよね……! 山本様と伊嶋様が居て下されば、とてもとても心強いです~……!」
山本 一生:「……あの」
山本 一生:「俺は、イリーナさんと伊嶋さんと……もちろんキリアン支部長も、メアリィもなんだけど」
山本 一生:「いてくれて、良かったと思ってて……えーと、その」
山本 一生:「……ずっと、笑わないでいてくれたから……」
山本 一生:少し目を逸らす。
イリーナ:「え、ええっと……笑うところが、どこかありましたでしょうか……?」
イリーナ:「わたくしが鈍いだけ……?」
伊嶋 虎太郎:「あんたを笑う奴がいたのなら、そりゃそいつらの見る目が無かっただけの話だ」
伊嶋 虎太郎:「てか、俺も人の事言えねえしな。リリトを見て俺と仲良くしてくれる奴に会ったのは久々だ、俺こそありがとよ」
伊嶋 虎太郎:にかりと、普段とは違う少年のような笑みを見せる。
山本 一生:「……ん。ありがとう、いろいろ」はにかむように笑って。
山本 一生:「この先は、きっと暗黒騎士の出番だから。今のうちに礼を言いたかったんだ」
イリーナ:「お二方には、とってもとってもお世話になっておりますし~。そして、恐らくこの先も……」
イリーナ:「此方こそ、不束者ですがどうぞ宜しくお願い致します」
山本 一生:「あ、ご丁寧に……よろしくお願いします」頭を下げる。
山本 一生:自分の妄想は、自分で嫌いなわけではない。それでも、忌避されることというのはあるわけで。
山本 一生:そうされないこの場がいかにありがたかったか。少しでも伝えられていれば、と思う。
伊嶋 虎太郎:「ああ。イリーナ……にも世話になったしな。てか世話になりっぱなしか」ふっと笑う。
イリーナ:「えへへ、それほどでも~……」 くねくね
イリーナ:ひとしきり照れてから、キリアン様に向き直って。
イリーナ:「キリアン様」
キリアン:「……ええ」
イリーナ:「必ず。ここを、きちんと支部にしましょうね」
イリーナ:「キリアン様が支部長であれば、わたくしも安心してお仕えできますから~」
キリアン:「ええ、イリーナさんとなら必ず……そして」
キリアン:深々と頭を下げる。この場の全員に対して
キリアン:「私の因縁に、皆さんを巻き込んでしまった」
キリアン:「……私は、物心つくころには、護人会にいました」
GM:※護人会……UGN日本支部の前身となった組織
キリアン:「川辺で衰弱していたが、オーヴァードとしての生命力で生きていたと聞かされていました」
キリアン:「微かに覚えているのは名前だけ、自分はどうやって生まれ、なぜ捨てられたのか……ずっと悩み続ける人生でした」
キリアン:「でもやっと……それが晴れた。姉にも、会うことができた」
キリアン:「だから……申し訳ないとともに、ありがとう」
キリアン:「そしてこれから……共に戦ってくれませんか……!」
イリーナ:「……ふふ。もちろんですよ~」
伊嶋 虎太郎:「いいさ。他人の因縁だろうと自分の因縁だろうとそれが世界を害するなら戦う……それがUGNだ。言うまでもないってこったぜ支部長サン」
イリーナ:「だってわたくし、今は貴方様の部下でメイドですから!」
山本 一生:「……長よ。運命に唯々諾々と従うは下僕の生き様。しかし」
山本 一生:一度押し込めた妄想を引っ張り出す。少しでも格好をつけるために。
山本 一生:「抗うは、雄々しき騎士の生き様よ。貴君は、それを手にした」
山本 一生:「当然、共に在ろう」
キリアン:「皆さん……!」より深く、頭を下げて
メアリィ人形:『おおきくなったのねーー……キリアン』
GM:執事の書き記した情報によると、魔女は貴賓室で鎖に繋がれているようだ
イリーナ:「……行きましょうか~。全ての因縁と、悪夢を。終わらせるために」
山本 一生:「うむ。邪悪なる魔女は斃れ、全ての呪いが解ける。物語はそう決まっているが故に」
山本 一生:「……否」
山本 一生:「そのように、終わらせるのだな」
山本 一生:ただのエージェントを中にしまい込んで、暗黒騎士の顔で笑う。
伊嶋 虎太郎:「ああ、今回俺らは読者じゃねえんだ。ピリオドは自分で打たなきゃならねえ」
伊嶋 虎太郎:ただ、小さく窓を開いて。己の中に巣食う悪魔に小さな、そして悍ましい提案を呟いた。
GM:シーンカット
GM:ロイスの獲得と、購入判定が可能です
山本 一生:購入だ!
伊嶋 虎太郎:いっぱいいっぱい……購入!
山本 一生:あ、アームドスーツを一応ウェポンケースに入れておきます
伊嶋 虎太郎:先に!回復をしておいてもかまいませんでしょうか!
GM:どうぞ!
伊嶋 虎太郎:感謝!高性能なんちゃら~~
伊嶋 虎太郎:3d10
DoubleCross : (3D10) → 14[3,1,10] → 14
伊嶋 虎太郎:いっぱいかいふく!
山本 一生:やったー
イリーナ:やった~
イリーナ:メイド服チャレンジします!
イリーナ:4dx+1>=20 そりゃー
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 10[5,9,9,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗
イリーナ:はうう~~~もっとお金があれば……
山本 一生:じゃあメイド服お手伝い、手配師を使います。
山本 一生:6dx+4>=20
DoubleCross : (6DX10+4>=20) → 10[2,4,6,7,9,10]+6[6]+4 → 20 → 成功
山本 一生:やったー!
イリーナ:す、すごいです~~~!!!
山本 一生:イリーナさんどうぞ
伊嶋 虎太郎:す、すごい
イリーナ:はわわ、よろしいのですか?! ありがとうございます……!
イリーナ:ウェポンケースにないないします
山本 一生:自分はロイスも保留で以上!
イリーナ:ロイス保留です~。以上で!
伊嶋 虎太郎:購入から!強化素材を狙うッ!
伊嶋 虎太郎:4dx+2>=15
DoubleCross : (4DX10+2>=15) → 5[1,2,2,5]+2 → 7 → 失敗
伊嶋 虎太郎:ダメ……
伊嶋 虎太郎:ロイスはいっぱい!以上!
クライマックス 宵薔薇の館にて
GM:全員登場
GM:登場侵蝕どうぞ!
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (97 → 98)
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (105 → 109)
山本 一生:じょうず
伊嶋 虎太郎:伊嶋 虎汰郎の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (93 → 95)
伊嶋 虎太郎:ふっ
GM:登場侵蝕上手いなキミたち……
GM:貴賓室の扉を開けたキミたち
GM:そこには、黒ずんだ赤色の鎖に繋がれた魔女が佇んでいた
”宵薔薇の魔女”:「待っていたわぁ……ずっと」
”宵薔薇の魔女”:「ずっと……ずっと……」
イリーナ:「…………っ!」
イリーナ:(な、なんだか底知れない圧を感じますぅ……!)
伊嶋 虎太郎:「本物の魔女は違うなァ、年季が入ってやがるぜ……」
”宵薔薇の魔女”:人の域を超えた存在として、美貌と、それで隠し切れない威圧感を纏っている
”宵薔薇の魔女”:「待っていなかった人も……好みの顔ね……」
”宵薔薇の魔女”:「わらわの夫になりなさい?」
山本 一生:自分の顔はすっかり兜に隠れている設定なので、伊嶋さんの方を見ている。
伊嶋 虎太郎:「ハハ、やめた方がいいぜあんた。人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られるが……」
リリト:「悪魔の恋路を邪魔する奴は蛆に食われて地獄行き、よ。それとも、貴方にはお似合いかしら?」
リリト:少女の幻像がぼんやりと、激しい怒りを湛えた笑みで現れる。
山本 一生:「いずれにせよ、そなたはここで討伐の憂き目となる」
山本 一生:「浮き名は潰え、あるいは墓石に刻まれることともなろうが」
山本 一生:「覚悟は良いな。宵薔薇の魔女よ」
山本 一生:すらりと抜き放つは、稚拙なダンボールの剣。
山本 一生:「……そして、コルテージュは何処か」
”宵薔薇の魔女”:「さあ、今はいつもの根城……しぶ……とやらにいるんじゃないかしら」
山本 一生:「成る程な。では、我らは尚更、眼前の薔薇を摘み取るのみ」
イリーナ:「はい~。貴女の犠牲になった方々のためにも」
イリーナ:「それから、誰よりもキリアン様のために。必ず、貴女を打倒します!」
”宵薔薇の魔女”:「そう……なら」
GM:魔女の隣で沈黙していた鎧が二つ、立ち塞がるように動き出す
”宵薔薇の魔女”:「死んじゃいなさいな!」
GM:クライマックス戦闘を開始します
GM:エンゲージはこのように
"黒曜甲冑"[4]”宵薔薇の魔女”[30]”金色衛兵”[15]
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(10m)
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イリーナ[12]シャドウヴァルガリア―ド[12]伊嶋虎太郎[8]
GM:セットアップ……の前にNPCカードの紹介!
NPCカード:キリアン
使用タイミング:セットアッププロセス
対象:3体 射程:視界
使用を宣言したPCは、4点以下の任意のHPを消費し、このラウンドの間、対象の行う攻撃の攻撃力を+[消費したHP×3]する
GM:これはラウンド毎に1回使えます
GM:また、セットアップにエフェクトやアイテムを使用したPCでも、このカードの使用を宣言することができます
GM:そしてセットアップ……の前に
GM:魔女の放つ悍ましい殺気が、キミたちのレネゲイドを揺さぶる
GM:衝動判定、難易度は7!
山本 一生:5dx>=7
DoubleCross : (5DX10>=7) → 10[2,2,3,7,10]+1[1] → 11 → 成功
伊嶋 虎太郎:6dx+1>=7
DoubleCross : (6DX10+1>=7) → 10[1,6,8,8,8,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
イリーナ:6dx+1>=7
DoubleCross : (6DX10+1>=7) → 8[1,2,4,6,8,8]+1 → 9 → 成功
イリーナ:ふんすふんす
山本 一生:うおー
伊嶋 虎太郎:余裕ってワケ
イリーナ:2d10+109
DoubleCross : (2D10+109) → 6[1,5]+109 → 115
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を2d10(→ 10)増加 (98 → 108)
イリーナ:よしよしえらいぞ~~~~
山本 一生:ほどほど
伊嶋 虎太郎:2d10
DoubleCross : (2D10) → 11[9,2] → 11
GM:では第1ラウンド、セットアップ!
山本 一生:コンボ『夢の帳が降りる』《螺旋の悪魔》侵蝕3。暴走して攻撃力21上昇。
山本 一生:暴走に伴い《極限暴走》の効果でコンボ『我が呼声を聞け』発動。《背徳の理》シーン間ダイス数8個増。侵蝕3
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を3(→ 3)増加 (108 → 111)
山本 一生:山本 一生の侵蝕率を3(→ 3)増加 (111 → 114)
伊嶋 虎太郎:<螺旋の悪魔>暴走付与、自分の攻撃力に+18
イリーナ:"セントエルモの火" 《加速装置》《ヴァジュラ》《スピードスター》 侵蝕[+10] ラウンド間、行動値+16 シーン間、攻撃力+9して暴走 次の攻撃に限り、【行動値】を攻撃力に加算
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を10(→ 10)増加 (109 → 119)
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの行動値を28(→ 28)に変更 (12 → 28)
GM:NPCカードの使用宣言はありますか!
イリーナ:あっ使います!
イリーナ:わたくしのHPを4点持っていってください~~~!!!
イリーナ:そして対象はわたくしと、山本様と、伊嶋様で!
イリーナ:イリーナ・ラヴロックのHPを4(→ 4)減少 (29 → 25)
キリアン:使わせてもらいます、イリーナさんの血!
GM:イニシアチブ
”宵薔薇の魔女”:Eロイスを使うわ
”宵薔薇の魔女”:《さらなる絶望》《さらなる絶望》《さらなる絶望》
”宵薔薇の魔女”:それと同時に
”宵薔薇の魔女”:《永劫の奴隷》《永劫の奴隷》《永劫の奴隷》
伊嶋 虎太郎:なんだこいつ!?
”宵薔薇の魔女”:3体のエネミー、青杖導師、赤鱗大蛇、白脚巨鳥を登場させます
”宵薔薇の魔女”:そしてこの子たちは《永劫の奴隷》によって、HPが0になっても、そのラウンドのクリンナッププロセスまでの間は、シーンに残り続けるの!
イリーナ:はわわ……!
山本 一生:ぎえー
伊嶋 虎太郎:とんでもねえ悪だぜ
GM:また、特例として
GM:HP0になったエネミーのエンゲージは、出入りも通過も自由にできることになります
山本 一生:たすかる
イリーナ:助かる~
伊嶋 虎太郎:優しさ
”宵薔薇の魔女”:「これでも、客人のもてなし方は心得ているのよ……?」
”宵薔薇の魔女”:「驚きと……物量」
”宵薔薇の魔女”:床に刻まれた魔法陣から、魔女の僕たち……
”宵薔薇の魔女”:石仮面を被り青い杖を振るう導師、赤い鱗の大蛇、人の倍の背丈を持つ白い鳥
”宵薔薇の魔女”:どれも、魔女の”お気に入り”だ
”宵薔薇の魔女”:「さあ……残酷に、凄惨に、楽しませてもらうわ……!」
山本 一生:「……同じこと。全てこの剣で斬り刻む……!」
山本 一生:……普段から、思考を侵し、幻を見せ、人格にまで影響を及ぼすその衝動を、あえて全て解き放つ。
山本 一生:夢の帳が降りる。世界が幻想と暗黒で塗り潰される。
山本 一生:その能力は、単なる物質の強化ではない。衝動の発露、それ自体も力の一部。
山本 一生:『彼自身』をその稚い妄想で塗り潰す力。
山本 一生:意識を塗り替える。得物を塗り替える。存在を、漆黒に染め抜く。
山本 一生:《イージーフェイカー:天使の外套》
山本 一生:バチバチとノイズが走り、その姿が闇に紛れる……闇の色の甲冑に。
山本 一生:背負うは、星屑の海のような燐光を微かに宿した、長くたなびくマント。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「かつての罪を敢えて数え立てする事はすまい。我とて煉獄より生まれ堕ちし真の邪悪」
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:兜の下で、赫く揺れる眼光が煌めく。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「しかし。幼き人形姫の涙は今や望もうとも流れること能わず。その咎、少々我が逆鱗に触れたぞ」
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「我が名は暗黒騎士シャドウヴァルガリアード!」
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:高く差し上げる剣は、禍々しい瘴気を放つ射干玉の闇の如き長剣。真の暗黒瘴気剣ソードオブガラグディーン。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「手合わせ願おう、魔女よ。今こそ我が刃の下にて眠るが良い!」
イリーナ:「はわわ、本物の騎士様みたい……いえ、そのものです~!」
イリーナ:「わたくしも、後れを取るわけにはいきませんので~」 呟く声が冷えていく。
イリーナ:瞳の光は薄れ、虚ろに。その光が移ったかのように、ぱち、ぱち、と身体の周囲に漏れ出るように纏わり付く。
イリーナ:衝動:殺戮。チルドレンとして徹底的に訓練されているが──その本質は、殺戮者のそれだ。
イリーナ:立ち塞がるあらゆる障壁は、彼女にとって『殺し尽す』為の存在に他ならない。
イリーナ:……その衝動に身を委ねて、罪を重ねた。だけれど、今は。
キリアン:イリーナの手に、そっと手を重ねる
イリーナ:「……キリアン様?」
キリアン:「欲しい……貴女の血が」
イリーナ:伊達や酔狂で言っているのではないと分かる。目が、そう告げている。
キリアン:「魔女を討ち果たす、その力の為に……あなたの力を借りたい……!」
イリーナ:「わたくしの血が、そのための力になるのなら」
イリーナ:衝動に身を浸しながらも、にっこりと微笑む。常日頃のように。
イリーナ:「ひ、貧血になる程は困りますが~。そうでなければ、いくらでもお使い下さいませ!」
キリアン:膝を付き、イリーナの手の甲に口づけをして
キリアン:牙を立てる
イリーナ:「ん、うっ……!」 ちくり、という痛みに思わず声を漏らす
キリアン:痛みと共に血が吸い上げられ
キリアン:その血が、キリアンの物となる
キリアン:周囲を浮遊する刃となり、キミたちの攻撃を手助けする
キリアン:「これで私も、共に戦えます」
イリーナ:「キリアン様……はい、心強いです~!」
GM:イニシアチブ 行動値30
伊嶋 虎太郎:差し込み!ちょっと待った!
GM:なにっ
リリト:<時間凍結>HPを20消費してイニシアチブにメインプロセスを行う。
伊嶋 虎太郎:先に動かせてもらうぜ~~~!
GM:では……メインプロセスどうぞ!
リリト:<魔獣の衝撃+インフェルノ+コンセ>射程:視界攻撃力+5、ダイス+5のRC
伊嶋 虎太郎:対象は勿論魔女!
GM:妨害なし!判定どうぞ!
伊嶋 虎太郎:OK!
リリト:13dx+2@7
DoubleCross : (13DX7+2) → 10[1,1,4,6,6,6,6,7,7,8,8,9,10]+10[2,6,7,8,8,10]+4[1,1,3,4]+2 → 26
伊嶋 虎太郎:びみょうだが……どうだ!
”宵薔薇の魔女”:ドッジよ
”宵薔薇の魔女”:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 8[3,4,5,8] → 8
伊嶋 虎太郎:よ、ヨカッタ!ヒット!まずはダメージ!その後行動済みになってもらうぜ~~
GM:どうぞ!
リリト:3d10+23
DoubleCross : (3D10+23) → 21[7,8,6]+23 → 44
伊嶋 虎太郎:諸々有効!
”宵薔薇の魔女”:ダメージを受けて行動済みに……許さない……
伊嶋 虎太郎:永きを生きる本物を前にして、出し惜しみは許されない。
伊嶋 虎太郎:「こればっかしは─父さんを真似る必要があるんだよな。ったく嫌になるぜ」
伊嶋 虎太郎:ポケットから小さな折り畳みナイフを取り出す。超常巻き上がるこの場においてはあまりにも頼りないその刃。
伊嶋 虎太郎:だが、大した能力も持たない三流オーヴァードを傷つけるには充分だ。
伊嶋 虎太郎:「せっかく治してもらったのにな。ごめん」
伊嶋 虎太郎:ぼそりと呟いて、己の手首を掻き切る。鮮血を吹き出すそれを振りかざし。領域の法則に従って血潮は文字列を示す。
伊嶋 虎太郎:【惑わされぬ蛇と若鳥の枝を手折る闇の娘。ライラー、リリトゥー、リリン、リリト。あるいは─】
伊嶋 虎太郎:「─来い。リリスッ!!」
伊嶋 虎太郎:窓が、変質する。次元に開いた穴の別称ではなく、正真正銘の扉へ。髑髏と鴉の恐るべき装飾が施されたそれがゆっくりと─
リリト:『Ahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh─!』
リリト:開きかけた扉を乱雑に異形の腕が叩き開く。溢れるは魔の時間。人より遥かな辰を過ごす超越者の時間。膨大な情報量を受けて世界の時間が鈍化する。
リリト:泥のように溢れた眼球を抱える泥は民をたぶらかす翼もつ悪魔の姿へ変貌し、不協和音と嬌声をもって女王の帰還を称える。
リリト:彼女は支配する者。この世全ての魔なるモノを統べる悪魔の王の伴侶にして、悪魔の母。
リリト:8本の腕にはそれぞれ焔が灯る。それは燭台より吸い上げた魔の炎。悪魔に誑かされたそれは煉獄の炎となって魔女の時間を召し上げる。
伊嶋 虎太郎:「異界の通行料はきっかり10年だ。尻の毛だけでも残るように祈ってなッ!!」
リリト:咆哮と同時に、巻きあがる炎は魔女を捕らえ縛り付ける。拘束時間は僅か15秒。だが、魔の時間は魔女へ10年の苦痛を植え付ける。
リリト:『Ahhhh─』
”宵薔薇の魔女”:「───ッ、うくぅぅぅ!!!」
”宵薔薇の魔女”:人の域を脱した魔女とはいえ、不老不死ではない
”宵薔薇の魔女”:10年もの時間を焼き尽くされた苦しみは、魔女から余裕を奪い去る
”宵薔薇の魔女”:「おの、れ……貴様の顔は皮だけはぎ取ってやろう……」
GM:イニシアチブ、魔女は行動済みとなったため
GM:行動値28、イリーナさん!
イリーナ:ふんすふんす
イリーナ:ではマイナー、戦闘移動でエンゲージ移動。中央のエンゲージに突入!
GM:来た!
イリーナ:メジャー、"ダストプラズマ" 《C:ブラックドッグ》《雷神の槌》《サンダーストーム》 侵蝕[+8] 対象:範囲(選択)、射程:視界の射撃攻撃 同エンゲージ不可
イリーナ:対象は最奥のエンゲージ、魔女と左右の鎧2体です!
GM:妨害なし、判定どうぞ!
イリーナ:(6+3)dx7+2
DoubleCross : (9DX7+2) → 10[2,4,5,6,7,7,9,10,10]+10[2,5,6,8,9]+2[1,2]+2 → 24
イリーナ:はうあ~
”宵薔薇の魔女”:ドッジ
”宵薔薇の魔女”:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 7[1,3,5,7] → 7
黒曜甲冑:ガード!
金色衛兵:ガード!
GM:そしてダメージの直前に
金色衛兵:《カバーディフェンス》 魔女をカバーリング!
イリーナ:ぎにゃ~~~
GM:ダメージどうぞ!
イリーナ:許せません、しかと焼きます
イリーナ:3D10+6+37+3D10
DoubleCross : (3D10+6+37+3D10) → 14[5,5,4]+6+37+12[3,8,1] → 69
イリーナ:期待値より低め! 装甲・ガード値有効です~
イリーナ:白脚巨鳥の侵蝕率を8(→ 8)増加 (0 → 8)
イリーナ:とりさんごめん
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を8(→ 8)増加 (119 → 127)
GM:そのダメージは……
黒曜甲冑:ガードを差し引いて60!まだ立ってる
金色衛兵:カバーリングで2倍受けて……だめだ、倒れます
イリーナ:なんとかお一人~
イリーナ:眼前で開かれた異界の扉、其処より出でる超常の現象に幾度も瞬きして。
イリーナ:「……あはっ」
イリーナ:小さく、声を上げて笑った。
イリーナ:「ふふ、ふふ。出し惜しみはなし──そうですよねぇ、そうじゃないと」
イリーナ:「わたくし、そもそも。そういうの、とっても苦手なんですが──」
イリーナ:……ぢぢッ
イリーナ:言の葉とともに、身体を滑り落ちる雷火は蒼く眩く。
イリーナ:固体・液体・気体に次ぐ物質の第4の状態──不安定ながら、宇宙の質量の99%を満たすという『プラズマ』。
イリーナ:その揺らぎは、人の身で長時間耐え得るものではない。
イリーナ:文字通りの瞬間。
イリーナ:一瞬に全てを賭けることを定められた能力と言い換えても、良い。
イリーナ:……──ぢぢッ、ぢぢぢ────ばち、ばちばちばちィッッッ!!!
イリーナ:そうして──女は、唸る閃光そのものと化して。
イリーナ:一際強く鳴り響く轟音とともに、
イリーナ: ──打ち出される。
イリーナ:────────────静寂が。
イリーナ:────或いは、静寂と見紛うほどの、轟音が。
イリーナ:──空間ごと、宵薔薇の魔女に集約して。
イリーナ:「………………はわわ。一筋縄ではいきませんかぁ」
イリーナ:開けた視界、まだ形を保っている彼女たちに、素直に感嘆の声を上げた。
”宵薔薇の魔女”:「……とんだ怪物もいたものじゃ。こんなのを寄越しおって”コルテージュ”……」
金色衛兵:魔女を守る壁となり、そして金色の鎧を色褪せさせながら、崩れ落ちる
GM:イニシアチブ、行動値12、暗黒騎士シャドウヴァルガリアード卿!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:うむ
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:マイナーで戦闘移動、5m先のエンゲージで接敵。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:先にオートでウェポンケースからアームドスーツを装備。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:行動値-2装甲10ドッジ-3
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:メジャー、コンボ『残光奮迅・ヴァル=ダ=ガランディドラス』《原初の赤:爪剣》《コンセントレイト:ウロボロス》《混色の氾濫》侵蝕6
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:対象は範囲(選択)で同エンゲージのエネミー3体。ドッジダイス-1個。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:判定いきます
GM:妨害なし、判定どうぞ!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:14dx7+3
DoubleCross : (14DX7+3) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,8,8]+10[7,10]+10[2,8]+3[3]+3 → 36
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:まあまあ!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:リアクションどうぞ
白脚巨鳥:6dx ドッジ
DoubleCross : (6DX10) → 7[2,4,6,6,7,7] → 7
青杖導師:2dx ドッジ
DoubleCross : (2DX10) → 7[6,7] → 7
赤鱗大蛇:リアクションの代わりに《竜鱗》!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:なにーっ
赤鱗大蛇:装甲20で受けます!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:ではダメージ出します
GM:どうぞ!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:4d10+1d10+3+21+12+3 装甲有効 破壊者アームドスーツNPCカード分込み
DoubleCross : (4D10+1D10+3+21+12+3) → 27[6,8,5,8]+6[6]+3+21+12+3 → 72
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:キリアン様~~~
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:山本 一生の侵蝕率を6(→ 6)増加 (114 → 120)
白脚巨鳥:HP0!蘇生無し!
青杖導師:おなじく!
赤鱗大蛇:……装甲20をもってしてもHP0!
GM:3体ともやられますが、《永劫の奴隷》によって、クリンナップまでは生きています!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:……始まりは、子供の頃の他愛ない空想で。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:本当なら、いずれ『卒業』するはずのものだったのだろう。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:だが、どこかで掛け違えた。不器用に世渡りする間も、稚気じみた夢を捨てられなかった。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:覚醒した時、彼が夢そのものになる力を得たのは、必然であったのかもしれない。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:ただし、半ば夢に浸るのと引き換えに。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:よくあることだが、普段、おかしなことを言っていると笑いものになるのは、何より辛い。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:(だって、そうだろ。暗黒騎士は……俺じゃないもうひとりの俺は。誰よりも強くて格好いい、はずなのに)
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:ずっと、憧れていた。今も憧れている。実は。だから。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:すらり、と構える黒耀の剣は、異形の刃に禍々しい威圧感を放つ。人の身では耐えきれぬ程の力を宿し、血を求めて啜り泣く。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「此度の戦。恩義ある者共のため。我はこの呪われし剣を振るおうと心に決めた」
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:笑わないでいてくれて、ありがとう。認めてくれて、ありがとう。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:俺は、ちゃんと暗黒騎士できてたかな。エージェントをやるのと、同じくらいに、格好良く。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「『魔茨円舞・ザルカルーズ=エグゼント』!」
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:一足飛びに敵の下へと駆け出し、円陣を描くように、大きく優雅に舞い踊った。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:燐光散るマントが靡く、それがはたりと風が止んだように降りた時。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:斬撃は既にその場の敵に遍く与えられている。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:あるいは、それは死の名よりも厳かな、静寂。
GM:魔女に呼び出された僕たちは、ばたばたと倒れていく
GM:その命は既に、闇へと沈んでいた
GM:イニシアチブ、行動値8、伊嶋&リリト!
伊嶋 虎太郎:OK!と言ってもやる事は単純!
リリト:<原初の赤:アドヴァイス+混色の氾濫>射程視界、範囲選択。対象の次に行うメジャーアクションのダイス+5個C値-1。
伊嶋 虎太郎:対象は真ん中のエンゲージで戦ってるカッケエ仲間二人!
伊嶋 虎太郎:以上!
イリーナ:力が漲ってきます~~~
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:いただく!
伊嶋 虎太郎:─笑うだって?とんでもない。
伊嶋 虎太郎:身に纏う物は違えど、俺たちはそれに憧れた筈なんだ。ただ、成長するにつれてそれを抱える余裕がないくらいに色々持つ必要があっただけで。
伊嶋 虎太郎:要らないから捨てた?違う。俺たちはその夢に見合わない大人になったから夢に捨てられるんだ。
伊嶋 虎太郎:「それを。俺たちが捨てた夢を纏って振るうアンタが、カッコよくなくてなんだってんだよッ!ハハ!」
リリト:『素敵よ、雷鳴の乙女の貴方。黒く眩い暗黒騎士様』
リリト:ぼんやりと浮かぶ幻像が二人の耳元へ囁く。足元を暗く照らす影が、二人の脚部に悪魔の羽を植え付ける。体が軽くなったのを感じるかもしれない。
リリト:『だから、これは悪魔からの餞別。聖戦には似合わないけれど─、時代に置いて行かれた魔女の首を取るにはちょうどいいでしょう?』
GM:イニシアチブ 行動値5の僕たち
白脚巨鳥:マイナーで《鷹の翼》+《ハンティングスタイル》
白脚巨鳥:飛行状態になりつつ伊嶋虎太郎のいるエンゲージへ移動!
伊嶋 虎太郎:うわっ来るな
白脚巨鳥:メジャーで攻撃。《コンセントレイト:キュマイラ》+《深き傷跡》+《空を統べる者》
白脚巨鳥:ダメージを与えると、次に攻撃を行うまで対象の攻撃力が-10される恐ろしき攻撃
伊嶋 虎太郎:この……悪魔がッ!
白脚巨鳥:7dx7+1
DoubleCross : (7DX7+1) → 10[1,1,2,2,7,7,9]+10[6,6,9]+10[9]+10[8]+10[9]+10[9]+10[10]+10[10]+6[6]+1 → 87
伊嶋 虎太郎:?
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:たか……
白脚巨鳥:?
イリーナ:???
伊嶋 虎太郎:……ドッジだ!!!やってやるぜちくしょう
白脚巨鳥:高すぎの翼だったか……
伊嶋 虎太郎:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,3,5,6,10]+1[1] → 11
伊嶋 虎太郎:やれるだけの事はやりました。
GM:受け入れておくれ……ダメージ
白脚巨鳥:9d10+10
DoubleCross : (9D10+10) → 54[9,9,4,5,4,7,2,5,9]+10 → 64
伊嶋 虎太郎:受かる訳ねーッ!洋館のロイスをタイタス化して蘇生!
GM:さらに攻撃力-10もプレゼントだ!
伊嶋 虎太郎:ひーん
伊嶋 虎太郎:あ、HPは11へ
青杖導師:ではこちら
青杖導師:メジャーアクションで攻撃《コンセントレイト:モルフェウス》+《砂の刃》+《ペトリファイ》+《クリスタライズ》
青杖導師:範囲RC攻撃 対象はイリーナさんと暗黒騎士!装甲無視で当たると硬直!
イリーナ:はわわ……!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:げえー
青杖導師:9dx7+1
DoubleCross : (9DX7+1) → 10[3,3,6,7,7,8,8,10,10]+10[1,4,4,5,7,8]+10[4,7]+6[6]+1 → 37
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:暴走中にてリアクション不可
イリーナ:暴走リア不です~~~
青杖導師:ククク……喰らえい!
青杖導師:4d10+9
DoubleCross : (4D10+9) → 25[6,3,10,6]+9 → 34
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:倒れます。B市洋館支部へのロイスを昇華して復活。
青杖導師:硬直(戦闘移動・全力移動不可)にもなりなさい!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:なった……
イリーナ:はうあ~ メアリィ様のロイスをタイタス化して昇華です。HP13点です。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:あ、HP13です
イリーナ:はい、イリーナ硬直になります……
青杖導師:よろしい……
赤鱗大蛇:シャー!メジャーアクションで攻撃!
赤鱗大蛇:《コンセントレイト:サラマンダー》+《プラズマカノン》
赤鱗大蛇:対象は暗黒騎士!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:こっちー!?
イリーナ:暗黒騎士様~!
赤鱗大蛇:9dx7+1
DoubleCross : (9DX7+1) → 10[1,1,2,4,4,6,7,8,8]+10[3,3,9]+2[2]+1 → 23
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:暴走リア不!
赤鱗大蛇:ダメージ!装甲有効!
赤鱗大蛇:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 24[6,9,9]+15 → 39
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:装甲10ですが無理、さらに倒れます。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:伊嶋さんのロイスを昇華して復活。
GM:イニシアチブ、行動値4
黒曜甲冑:我が手番
黒曜甲冑:メジャーアクションで攻撃、《コンセントレイト:バロール》+《巨人の斧》+《かまいたち》
黒曜甲冑:対象はイリーナさん!
黒曜甲冑:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[4,4,4,5,8,9,9,10]+10[4,6,8,8]+6[6,6]+4 → 30
イリーナ:ひぅ~。暴走リア不です……
黒曜甲冑:ダメージを受けよ!
黒曜甲冑:4d10+14
DoubleCross : (4D10+14) → 26[8,2,8,8]+14 → 40
イリーナ:きゅ~。だめです、伊嶋様のロイスをタイタス昇華してHP13点で復活です~。
”宵薔薇の魔女”:「何をしておるか……早くこやつらを蹴散らせ!」
”宵薔薇の魔女”:魔女の言葉、それは僕たちにとって”命令”に他ならない
”宵薔薇の魔女”:そしてそれは絶対だ
”宵薔薇の魔女”:例え、死した骸であろうとも
白脚巨鳥:俊敏に立ち上がったかと思うと、伊嶋虎太郎を頭上から踏みつける
白脚巨鳥:床が沈み込むほどの、強烈な一撃だ
伊嶋 虎太郎:「……グッ!」門の維持で回避にまでリソースを割けない。と言っても、万全であろうと難しいだろうが。
伊嶋 虎太郎:骨の軋む音に顔を顰める。
リリト:『コタロー!!!!』血相を変えて幻像が駆け寄ってくる。
リリト:『顔は!?傷はついてないわね?ならいいわ!どうでも!』
伊嶋 虎太郎:「……死ねッ!」
青杖導師:こちらも杖を振るったかと思うと
青杖導師:青く輝く礫が次々と実体化し、
青杖導師:雨のように降り注ぐ!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「…………ぐっ、魔術の徒か!」
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:穿たれた筈の鎧には傷ひとつつかない。幻であるから……でもあり。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:彼がそう信じるから、でもある。中の人体は当然負傷する。
イリーナ:「っ、ぐぅッ……!」 白いエプロンを貫通し、褐色の肌身まで抉られ血を零す。
イリーナ:平常のような愛らしい声ではない。戦場に在る兵の一人としての表情は崩れず。
イリーナ:ただ、零れ落ちる血を見て──ああ、勿体ない、と。思考の隅で、そう考えていた。
赤鱗大蛇:輝く雨の中、蛇はじっと得物を見定める
赤鱗大蛇:そして口を大きく開いたかと思うと
赤鱗大蛇:暗黒騎士に向け、炎によって形作られた髑髏を放つ!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:ごう、とその身が一瞬業火に灼かれる。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:しかし、燃え尽きることはない。それはただ一心に信じ憧れる心から生まれた幻で。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:悲鳴も上げず、炯々と眼を光らせ、ただ蛇に向け一瞥を返す。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「……疾く、眠りに就くが良い。哀れな下僕よ」
黒曜甲冑:重厚な斧槍を掲げ
黒曜甲冑:その場から動かず、一振り
黒曜甲冑:しかしその余波だけで、人の柔肌を裂くことは容易い
黒曜甲冑:その標的は、イリーナだ
イリーナ:「……っ、わたくし、は」
イリーナ:膝は決して折らない。身を丸め、その苦痛に身を晒しながらも爛々と瞳は輝いて在る。
イリーナ:──膝を折り。奉仕を捧ぐのは、己が主人にのみだけだ。
イリーナ:「この程度で、屈しはしません。決して、決して!」
GM:クリンナップ
GM:ラウンド中の効果が切れ、
GM:《永劫の奴隷》の影響下のエネミーがやられます
白脚巨鳥:うわー
青杖導師:ぐわー
赤鱗大蛇:しゃー
伊嶋 虎太郎:オツカレ……
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:さらば
GM:では第2ラウンド、セットアップ!
GM:NPC側は何もなし!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:コンボ『夢の帳が降りる』《螺旋の悪魔》侵蝕3。暴走して攻撃力21上昇。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:背徳の理はシーン継続ゆえなし。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:山本 一生の侵蝕率を3(→ 3)増加 (120 → 123)
リリト:<螺旋の悪魔>暴走付与、自分の攻撃力に+18
イリーナ:こちらはなにもなしで~。行動値は12に戻っています。
イリーナ:NPCカード、キリアン様の効果を再度! わたくしから血を持っていってくださいませ~
イリーナ:イリーナ・ラヴロックのHPを4(→ 4)減少 (13 → 9)
キリアン:感謝します……この力で勝ちましょう!
GM:イニシアチブ
GM:行動値30、宵薔薇の魔女!
”宵薔薇の魔女”:やっと力を振るえるわ
”宵薔薇の魔女”:メジャーアクションで攻撃……
”宵薔薇の魔女”:《コンセントレイト:オルクス》+《茨の輪》+《縛鎖の空間》+《棘の戒め》+《要の陣形》
”宵薔薇の魔女”:命中すると重圧放心硬直になり、あらゆる判定ダイス-5個の状態になるわ
”宵薔薇の魔女”:対象は3体、PC全員ね
イリーナ:ひぃん……
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:ぐえー
伊嶋 虎太郎:化け物ッ
”宵薔薇の魔女”:13dx7+2
DoubleCross : (13DX7+2) → 10[1,1,2,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9]+10[1,2,3,3,4,4,6,10]+10[8]+3[3]+2 → 35
イリーナ:暴走リア不!
伊嶋 虎太郎:暴走リア不!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:暴走リア不!
伊嶋 虎太郎:三銃士
”宵薔薇の魔女”:痛みを受け入れるのね!
”宵薔薇の魔女”:4d10+11
DoubleCross : (4D10+11) → 21[1,8,5,7]+11 → 32
”宵薔薇の魔女”:装甲は有効
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:装甲10で22ダメージ食らって倒れます。イリーナさんへのロイスを昇華して復活。
伊嶋 虎太郎:当然戦闘不能!山本さんへのロイスをタイタス化!HP11で復活
イリーナ:うう~、山本様のロイスをタイタス化して昇華。HP13点です。
”宵薔薇の魔女”:重圧(オート不可)放心(あらゆる判定ダイス-2個)硬直(移動不可)&ダイス-5個も喰らいなさい!
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:受けたぞ
イリーナ:つらいです~~~
伊嶋 虎太郎:ひーん
”宵薔薇の魔女”:「いくらあがこうとも……全ては無駄……わらわの掌の上!」
”宵薔薇の魔女”:虚空から現れた、魔女の肌と同じ色の手が
”宵薔薇の魔女”:キミたちの脚に、腕に、顔に、
”宵薔薇の魔女”:全身を包んで、閉じ込めるように
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「……鎖に繋がれし苦しみは、心に刻んでおろうに」呟く。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「何故また繰り返す。宵薔薇の魔女……!」
伊嶋 虎太郎:回避も防御も試みない。というより、それどころではない。されるがままに命を削られながらも、前を見据える。
リリト:『人の物に触らないで。不快だわ』
イリーナ:「……そうやって、何人も苦しめてきたのですね」
イリーナ:血塗れの手で、その手を掴む。ばち、と閃光が鳴る。
イリーナ:「……今宵で、皆様を。解放していただきます」
”宵薔薇の魔女”:「……生意気ね、メイド風情が!」
GM:イニシアチブ
GM:行動値12、イリーナさん!
イリーナ:はい~。マイナーの前に、元・主人へのロイスをタイタス化して昇華。不利な効果を全て払います。
イリーナ:マイナー、4m前進して宵薔薇の魔女の前に。
イリーナ:メジャー、"残光" 《C:ブラックドッグ》《雷神の槌》《サンダーストーム》 侵蝕[+8] 対象:範囲(選択)、射程:視界の射撃攻撃 同エンゲージ不可
イリーナ:判定直前にアルティメイド服を着込みます。
イリーナ:対象は宵薔薇の魔女と、控える鎧!
イリーナ:妨害なければ判定いきます
GM:どうぞ!
イリーナ:(6+3+5)dx6+2+3
DoubleCross : (14DX6+5) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,5,6,7,8,10]+10[2,3,7,10]+5[4,5]+5 → 30
イリーナ:ぼ、ぼちぼち!
”宵薔薇の魔女”:4dx ドッジ
DoubleCross : (4DX10) → 9[2,2,3,9] → 9
黒曜甲冑:ガード!
GM:ダメージどうぞ!
イリーナ:4D10+15+3D10+12
DoubleCross : (4D10+15+3D10+12) → 27[2,8,10,7]+15+12[6,2,4]+12 → 66
イリーナ:装甲・ガード値有効です!
黒曜甲冑:ガードを差し引いても……耐えられぬ!
”宵薔薇の魔女”:認めたくないけど……HPは100
”宵薔薇の魔女”:倒れるわ……
イリーナ:イリーナ・ラヴロックの侵蝕率を8(→ 8)増加 (127 → 135)
GM:全てのエネミーを撃破、戦闘は終了となります
イリーナ:……たった一瞬の煌き。
イリーナ:部屋を埋め尽くすほどの閃光。その出力は、人の身には余りある負荷だ。
イリーナ:女の身体に、再度それを放てるだけの力は残されていない。
イリーナ:──だから、これは。
イリーナ:「……生意気でも、なんでも」
イリーナ:握り締めた手を離さない。薄い肌に血管が浮き、至る所の傷口が再度開く程に力を込める。
イリーナ:「わたくしは、今ようやく。正しい主人を見つけたのです」
イリーナ:「それを、貴方方の戯れで──奪われて、なるものですか」
イリーナ:──ばち、ばち。
イリーナ:この身体に残るは残光。眩い程の雷が通り過ぎた後の、残り香に過ぎない。
イリーナ:鳴り響く音は微かに。爆ぜる程の質量もなく。
”宵薔薇の魔女”:「その程度で、何が───」
イリーナ:それでも。確かに残った雷火が、集約していく。
イリーナ:「……これは、わたくしの。メイドとしての、意地とプライドの話です」
イリーナ:「その程度と侮られても」 ぢぢッ、
イリーナ:「たとえ、この身が燃え尽き果てようと」 ぢぢッ、ばちッ、
イリーナ:「己の生命を賭して、主人のために──キリアン様のために!」
イリーナ:──ぢぢ、ぢぢぢぢぢッッッ!!!
イリーナ:燻る。揺らぐ。共鳴する。響く、響く、響く。
イリーナ:────暴威が。一度盛った火花が、握り締めた手に撚り集まり、集約し…………
イリーナ:「──貴女を。ここで、打ち払います!!!」
イリーナ:高らかに、叫ぶ。
イリーナ:その言葉を的に、収束するように。
イリーナ:女の魂を燃やし顕現したかのような、雷鎚が。
イリーナ:────魔女の心臓を貫くように、墜ちた。
”宵薔薇の魔女”:「───────か、は」
”宵薔薇の魔女”:忠誠とは、恐怖によって強制するもの
”宵薔薇の魔女”:献身とは、奪うことで成り立つもの
”宵薔薇の魔女”:魔女はそうして、他人に強いることしか知らなかった
”宵薔薇の魔女”:故に、イリーナの覚悟も、それが生み出す力も想定できず
”宵薔薇の魔女”:「ああ、散って……いく……」
”宵薔薇の魔女”:「どう、して……私は偉大で……美しくて……強くて……」
”宵薔薇の魔女”:肉体に食い込んだ鎖から解放され、情けなくうつ伏せになる
”宵薔薇の魔女”:しかしそれは、肉体と命の消滅を意味していた
”宵薔薇の魔女”:「─────」
キリアン:「これで、やっと…………」
キリアン:勝利を喜ぶ気持ち、勝っても戻らない物を想う気持ち
キリアン:複数の感情が混ざり合って、言葉が続かない
伊嶋 虎太郎:「……なんにせよ、これで終いだな。みんな生きてて良かった」ふっと息を吐いて仰向けになる。
暗黒騎士シャドウヴァルガリアード:「…………」
山本 一生:「……あ、終わった……」ほっと息を吐く。
山本 一生:鎧マントの幻が消えていく。
イリーナ:「はうう~~~……」 ぺたん、と尻餅を付く
イリーナ:「な、なんとかなりましたぁ……」
山本 一生:「……無事であるか、メアリィ嬢」ポケットから急いで人形を取り出す。
メアリィ人形:『だいじょうぶよーー』
メアリィ人形:『きしさまが、まもってくれたから……あら、おけがしてるーー』
山本 一生:「……良かった。終わったよ……っと」少し優しく微笑む。
山本 一生:「……えー、これは名誉の負傷にて! 大丈夫!」
イリーナ:「あとでしっかり手当しますから、大丈夫ですよ~」 口調はふわふわとしたものに戻っている
メアリィ人形:『ありがとうございますーーほんとうに、ほんとうにー!』
メアリィ人形:この場の全員へ、精一杯の声で
伊嶋 虎太郎:「あんたが居なけりゃたどり着けなかった。こちらこそ、ありがとうだな」にかりと笑う
山本 一生:「我は我の為すべきことを遂げた。それだけの事」笑顔で。
イリーナ:「はい~。こちらこそ、本当にありがとうございます」 にっこりと笑って。
イリーナ:「……キリアン様」 まだ牙の痕が残る手で、主人の手を取る。
イリーナ:「……きっと、本当はここに支部なんて出来る予定ではなかったのでしょう」
キリアン:「……」
イリーナ:「わたくし達は魔女に捧げられて、それでお終いの予定だった」
イリーナ:「……だけど、わたくしもキリアン様も。そして、皆様方も生きています」
イリーナ:真っ直ぐに、紅い瞳を見つめて。
イリーナ:「どうかご指示を。"コルテージュ"を追い、全てに決着をつけることが、わたくしの望みです」
キリアン:「……」目を逸らさないまま、頷いて
キリアン:「この家の息子……キリアンとして」
キリアン:「お願いします、供に全てに決着を付けましょう……!」
イリーナ:「はい!」 力強く頷いて。
イリーナ:「……ですがまずは、安寧が訪れたことを喜びつつ~。ゆっくりと、過ごしましょう」
イリーナ:全員、酷くボロボロの姿ではあったが。
イリーナ:少なくとも──彼ら彼女らの瞳は。館を訪れてより、今が最も明るく輝いていたことだろう。
バックトラック
GM:Eロイスは6つ、《さらなる絶望》×3 と《永劫の奴隷》×3!
GM:お振りなせえ!
山本 一生:振ります!
伊嶋 虎太郎:頂くぜ!
山本 一生:123-6d10
DoubleCross : (123-6D10) → 123-28[5,3,8,2,2,8] → 95
イリーナ:振りまーす!
イリーナ:135-6d10
DoubleCross : (135-6D10) → 135-31[1,9,7,4,4,6] → 104
山本 一生:もう帰っちゃった
イリーナ:安心!
伊嶋 虎太郎:139-6d10
DoubleCross : (139-6D10) → 139-41[2,10,5,6,8,10] → 98
伊嶋 虎太郎:ただいま~~
イリーナ:そして残ロイスは2枚、素振りです~
イリーナ:104-2d10
DoubleCross : (104-2D10) → 104-14[7,7] → 90
山本 一生:残りロイス3個で等倍。
イリーナ:5点!
山本 一生:95-3d10
DoubleCross : (95-3D10) → 95-17[1,9,7] → 78
山本 一生:5点帰還!
伊嶋 虎太郎:残ロイス4!等倍で振ります
伊嶋 虎太郎:98-4d10
DoubleCross : (98-4D10) → 98-26[5,9,8,4] → 72
GM:5点ですね!
伊嶋 虎太郎:あ、そうです!すいません!
GM:全員無事に帰還!おめでとう!
ED1 従者の行く末
GM:UGN日本支部
GM:幹部、コルテージュのオフィス
”コルテージュ”:エージェントへの支持や官庁との交渉を進めながら
”コルテージュ”:時折、端末に目を向ける
”コルテージュ”:(魔女からの連絡がない……まさか)
”コルテージュ”:(……いや、これまでもよくあったことだ)
”コルテージュ”:(まさかあの怪物が、たった2人のエージェントに敗れることなど……)
伊嶋 虎太郎:「よっ、浮かない顔してるな。奥さんと喧嘩でもしたか?」
伊嶋 虎太郎:柄シャツにサングラス、だぼだぼのパンツといったとてもその場に似つかわしくない男。
”コルテージュ”:「……ノックくらい、したらどうかね」
伊嶋 虎太郎:「そりゃ悪い。ここ、あんたの部屋か?」
”コルテージュ”:「所属とコードネームを言え、支部に抗議してやる」
”コルテージュ”:「私は忙しいのだ、まったく……」
伊嶋 虎太郎:「おお、そりゃ失礼したな。おたくのドアプレートを剥がしてる連中が見えたから忠告してやろうかと思ったんだが……余計なお世話だったか?」
”コルテージュ”:「何が言いたい!」
伊嶋 虎太郎:「肩書無しの中年じゃ魔女の夫は務まらないんじゃないかって話さ。ああ、それとも愛人かな?」そう言って、部屋のドアに打ち付けてあったドアプレートを放りつける。
”コルテージュ”:「ぐぅっ……!?どういうことだ!」
リリト:『趣味が悪い、あの魔女。私なら犬でももうちょっと見目の良いのを飼うわ』
リリト:突然幻の少女がコルテージュの隣へ現れる。
”コルテージュ”:「魔女……なぜそのことを!」
山本 一生:「……つまりは」
山本 一生:その後から、カジュアルな上着を着た平凡な青年が足を踏み入れる。
山本 一生:「貴君のしでかしたことは、『上』に既に筒抜け、ということだ」
山本 一生:マントを振り払うような仕草をするが、特に何も羽織ってはいない。
”コルテージュ”:「またノックもせずに……!」
山本 一生:「我々が生きて還った、それこそが証」
山本 一生:「あっ、ノック……すいません。展開的にいいかなって……」
”コルテージュ”:(お、落ち着け私……)
”コルテージュ”:「どこの誰に何を吹き込まれたかは知らんが……私に逆らうことが何を意味するか分かるか?」
”コルテージュ”:「最悪、クビが飛ぶことに───」
:こん、こん、こん、こん。
:控えめだが、慣れた手付きのノック音が響く。
:「失礼致します~。お食事をお持ち致しました~」
”コルテージュ”:「今、建て込み中だ……後にしてくれないかね!」
:「はわわ、そうでしたか……では、遠慮なく~」
イリーナ:がちゃり。
イリーナ:文字通り遠慮なしに、扉を開けて踏み込む。
イリーナ:クラシカルなメイド服の女が、にこやかに歩み寄る。金色の髪が歩みに合わせて大きく揺れる。
イリーナ:──当然、その姿を知らないわけではないだろう。
”コルテージュ”:「───な、なぜ」
”コルテージュ”:「なぜ生きている……!」
キリアン:「驚きましたか?」
イリーナ:「あらあら? わたくしのことをご存知なのですねえ。こちらは初めてお会いしますのに~」
イリーナ:「ねぇ、キリアン様。不思議ですよね? それに、なぜ生きている、だなんて~」
キリアン:「まったくです……なぜ生きている、だなんて」
キリアン:「まるで死んでいるはず……そう思っているかのように」
キリアン:「討伐したジャームの報告にあがったのですが……ね」
”コルテージュ”:「────チィッ!」
”コルテージュ”:キミたちを突き飛ばして、部屋から逃げ去ろうとする
伊嶋 虎太郎:「……」スッと足を差しこんで転ばせる。
山本 一生:倒れたところを組み伏せ、眼前にダンボールの剣を突き立てる。
”コルテージュ”:「ん……ぬぅ……!」
”コルテージュ”:イリーナの顔を見上げる
イリーナ:「だいたい、調べは付いていますので~」 倒れた男の前に立つ。かつ、とヒールが床を叩く音。
イリーナ:ばち、ばち。空気に一筋、蒼い線が奔る。
イリーナ:「……どうでしょう? わたくし、あまり、こういう行いは好きではないんですが~」
イリーナ:「ご存知ですよね? わたくしが、前の支部長の元で一体何をしていたか──」
イリーナ:知っているはずだ。ただ殺しだけでなく、大凡非道な行いにも手を染めていたことを、知らないはずがない。
イリーナ:だからこそ、重宝されていたのだ。あの男に。
イリーナ:それを知らないわけはないからこそ──この言葉が、十分な圧となる。
”コルテージュ”:口の端が引きつり、表情が青ざめていく
イリーナ:「ようやく、そういうことに手を染めずに生きていけそうなんです」
イリーナ:「ですので~。貴方の態度次第では、これを"最後"にしようと思うのですけれど……」
イリーナ:「如何でしょう?」
”コルテージュ”:がくり、とうなだれる
”コルテージュ”:「くそ、どこで間違えた……やはり一人ずつ消すべきだったか……?」
山本 一生:「どこと言えば……全て、原初よりの誤りであったのだろうが。……コルテージュ」
山本 一生:「誤りからとはいえ、どのような手を用いたかはわからぬが、貴君がこの高きまで昇り詰めしは、貴君自身の力であろうに」
山本 一生:「……何故、そのまま過ちに手を染め続けた。それは慕情からか? 恐怖故か?」
”コルテージュ”:「……その、中間だろうか」
”コルテージュ”:「恐ろしい力こそ、人を惹きつけるものだよ」
山本 一生:「成る程。わかった。貴君は弱者であり……同時に、人の心を持ちし者なのだな」
山本 一生:「罪を償え。何時しか、呪縛は解けよう」
山本 一生:「その時、貴君が従者ではなく、己自身の主人であらんことを」
山本 一生:それだけ言い、口を閉ざす。少し喋りすぎたかな、という顔。
伊嶋 虎太郎:「ふん、やっぱ優しすぎるぜあんた。心配になる」そう言ってコルテージュへ中指を立てて部屋を出る。
リリト:『魔女の趣味は悪いけど……貴方の審美眼はあながち悪い物でもないわ。彼女、綺麗だったもの』
リリト:ふふ、と笑うと。
リリト:『私と同じ、"コレクター"が向いてるかもしれないわね。ああでも─飽き性はダメよ?』ふっと消える。
イリーナ:「……貴方のしたことはきちんと裁かれるべきです~。色々と、余罪も含めて」
イリーナ:本来であれば、自分も。こうして光差す場所を歩むには早すぎる身かもしれない。
イリーナ:「だけれど、一つだけ。御礼を言わせて下さいませ」
”コルテージュ”:「何だと……?」
イリーナ:太陽のように、朗らかに微笑んで。
イリーナ:「偶然であれ。わたくしを、新たな主人に巡り合わせて下さったこと、ですよ」
イリーナ:「わたくしは、恐怖からではなく。誠心誠意、己の意志で仕えたいと思う主人と出逢いました」
イリーナ:「貴方の、次の出会いが良いものであることを。切に願っています」
イリーナ:スカートの裾を摘んで、優雅に礼を。
ED2 人形の明日
GM:キミたちの告発により、”コルテージュ”は裏切者と指定された
GM:彼が行ってきたこと、魔女の所業の数々も、明るみになっていくことだろう
GM:一方、キミたちはUGN日本支部内のアールラボを訪れていた
GM:キミたちが出会った人形、メアリィはここで検査を受けている
GM:そして、至急来てほしいと連絡があったのだ
GM:-アールラボ 日本支部第3研究室-
山本 一生:「あの、至急って何かあったんですか……!」
山本 一生:軽く慌てた状態で来たので、暗黒騎士をすっかり忘れている。
イリーナ:「はうう~~~、め、メアリィ様はご無事なのでしょうか~~~」
イリーナ:既に半泣きの状態で駆け込んでくる。
伊嶋 虎太郎:「……大丈夫だろ」小声で呟くがどこかせわしない様子。
アールラボ研究員:「そ、それがですね……!」
GM:メアリィ人形が置かれていたあろう台の上から、その姿が消えている
山本 一生:「……え、あ、わ」いろいろと良くない想像が浮かんで、半分パニックになっている。
GM:その背後に、迫る影がある
???:「騎士さま、どうしたの?」
???:キミたちにとって、聞き覚えのある声だ
山本 一生:「いやだってメアリィ嬢が居なくなって……もしかして魔女を倒しちゃったせいで何かあったと思ったらその」
山本 一生:「……え?」
イリーナ:「へ……?」
山本 一生:聞き覚えのある声に、目をしぱしぱさせる。
???:金髪のおさげ髪に、赤いワンピース
メアリィ:「お世話になりました、わたし、メアリィ!」
山本 一生:口をぽかんと開けている。
山本 一生:「えと……えっと、あの、つまり」
山本 一生:「元に……?」
イリーナ:「戻って……?」
メアリィ:「そうなのよー!」
伊嶋 虎太郎:「は……はは!こりゃ肩に乗っけるわけにはいかねえな!」
アールラボ研究員:「あなた方にすぐにでも会いたい、とのことで……ああやってお呼びしてしまいました」
山本 一生:「はー…………」軽くしゃがみ込みそうになって、止めて、それで視線が合って。
山本 一生:「……良かった」素の言葉がこぼれ落ちる。
メアリィ:「……ふふ、ありがとう!」
イリーナ:「はう゛う゛~~~。本当に゛良がったです゛~~~~~~~」
イリーナ:完全に号泣している。
キリアン:「良かった……姉さん……」戸惑いながらも、そう呼ぶ
伊嶋 虎太郎:「ふっ、とんだ美人さんだな。おっかなくて近づけねえや」くしゃりと表情を崩して笑う。
山本 一生:「他は。大事はないか。あ、脚の負傷は。えっとあとえっと」
メアリィ:「あしは大丈夫よ―イリーナ様に、縫ってもらったもの!」
メアリィ:足首の辺りに、縫い跡がある
イリーナ:「う゛う゛~~~……上手にできていれば良いのですけれども……!」
山本 一生:「……なら、安心だ」そしてふと、30年の空白を思う。奇妙な形になった姉弟も。
山本 一生:「……メアリィ嬢。今後、そなたには様々な苦難が降りかかるであろうが」目を合わせて。
山本 一生:「そなたであれば勇気を持って切り抜けられることと信じる」
山本 一生:「あっ、ちょっと大げさかな……」
メアリィ:「きしさま、ありがとう」
メアリィ:とてとてと歩いて、抱き着く
山本 一生:「わ」
メアリィ:「……ねえ、みなさま。あのね」
メアリィ:「こうやって、人の体にもどれて、わらったりできるようになったのにね」
メアリィ:「……なんだかね、わたしね、なみだがね、でちゃいそうなの」
GM:人形の体では、笑うことも泣くこともできない
GM:抑えられていた感情が
GM:父や母、爺やを失った、30年分の悲しみが、彼女の中で溢れようとしている
メアリィ:「どうすれば、いいのかな…………」
イリーナ:「ささ、騎士様。教えて差し上げてくださいませ」
山本 一生:「えっ、俺、えっ、あの」しばらく挙動不審になってから。
山本 一生:「……そのまま。思うがままに」声を低くする。
山本 一生:「たとえそなたが泣いたとて、罰を下す恐るべき者はもう居らぬが故に」
山本 一生:「そなたは、もはや解き放たれたのだ」
山本 一生:右手を頬に当ててやる。
メアリィ:「うぅ………ぐすっ」
メアリィ:「うぇぇん……おとうさま……おかあさま……」
メアリィ:「じいや…………」
メアリィ:「うえ~~~~~~~~ん…」
メアリィ:堰を切ったかのように、涙と、嗚咽が止まらなくなる
伊嶋 虎太郎:黙って、目を閉じる。今は好きなだけ泣けば良い。笑うのなんて後でいくらでも出来るんだから。
山本 一生:「……そう。今はそれで良い。そのまま」静かに呟く。
イリーナ:「好きなだけ、今までの分も……」 こちらもこちらでもらい泣きしている
キリアン:「姉さん……」こらえ切れない涙が頬を伝う
山本 一生:「だが、この先の生でそなたがもし涙を溢すことがあるとして。それが耐え難き苦しみの故であったとしたら」
山本 一生:「我が勇姿でも思い出すが良い」
山本 一生:(俺も思い出すから。あの館でずっと君が俺のことを騎士と呼んでくれたことを)
山本 一生:(それだけがあればきっと、もう少しだけ歩いて行ける。俺はそうだから)
山本 一生:「ただの幻影なりとも、そなたを救いに参ろう」
メアリィ:「騎士さま……イリーナ様、イシマ様……キリアン……」
メアリィ:「ありが……とう……」
メアリィ:泣き疲れて、静かになったかと思うと
メアリィ:ポン☆!!!
メアリィ:『……あれーー』
イリーナ:「え、えぇぇえぇえ?!」
伊嶋 虎太郎:「何ィッ!?」
山本 一生:「……え?」
GM:暗黒騎士のその肩に、あの時と同じように乗っている
山本 一生:「うわーっ、何、俺なんかまずいこと言った!?」
メアリィ:『えーーどうしてーー』
イリーナ:「わ、わかんないです~~~~!!!」
メアリィ:『もどらなきゃーー』
山本 一生:「やっぱりちょっと格好をつけ過ぎたと思ってー!」慌てている。
メアリィ:うーんうーんと唸ると
メアリィ:ポン☆!!!
メアリィ:「わ!戻れましたー!」
メアリィ:再び人の姿に変わる
伊嶋 虎太郎:「……マジ?」
イリーナ:「ま、摩訶不思議です~……」
山本 一生:「ああああああよかった、心臓止まるかと思った」
メアリィ:「お、重くないかしら……」
山本 一生:「…………」
山本 一生:「心臓じゃなくて腕……が、折れる……」
伊嶋 虎太郎:「……クク」
イリーナ:「ふ、ふふ」
山本 一生:「………はは」
山本 一生:少し情けなく笑ってから、顔を引き締めて。
山本 一生:「……ククク、ハハハ!」
山本 一生:「暗黒に染まりしこの身ではあるが」
山本 一生:「かくの如き饗応の場に相応しき言の葉をひとつ、献上しようか?」
山本 一生:肩にしがみついている少女と少し目を合わせて、笑って。
山本 一生:「めでたし、めでたし、と。そう言うのであろう?」
山本 一生:少しばかり騒がしい部屋の中で、優雅に一礼……をしようとして、一歩よろけた。
メアリィ:「そうね、とっても……」
メアリィ:ポン☆!!!
メアリィ:再び、人形の姿になって
メアリィ:『きしさまーー』
メアリィ:兜の無い、騎士の頬に、そっと口づけをした
ED3 新しき館にて
GM:B市洋館支部、それは悪しき思惑の元、あるはずのない支部として設立された……だが
GM:B市の山中には、未だ魔女によって放たれた怪物が潜伏していることが判明した
GM:それらに専従で対処に当たる支部は必要であるとの判断が下され
GM:B市洋館支部は、今度こそ、正式なUGN支部として運用される運びとなった───
キリアン:「といっても、しばらくは私たちだけで運用していくことになりそうですが……」
イリーナ:「色々と不便ですしねえ……交通とか……」
イリーナ:電気ガス水道等のインフラが問題なく機能していることが奇跡だ。
イリーナ:そのお陰で、物資さえあれば滞りなく業務に当たれるのだが。
キリアン:「……でも、私にとっては、一番良い環境です」
キリアン:「生まれ育った場所で……何より」
キリアン:「イリーナさん、貴女がいる」
イリーナ:「うふふ~、勿体ないお言葉です~」 くねくね。
イリーナ:「改めて、食糧などなど物資の手配と、それから、アールラボから血液製剤を定期的に融通していただけることになりましたし」
イリーナ:「……これで、改めて。支部として正式な立ち上げができそうですねぇ」
キリアン:「ええ、やっと……私の居場所が」
イリーナ:「もう~。キリアン様だけではないですよ~」
イリーナ:「居場所。わたくしにとっても、です」
キリアン:「イリーナさん……」
イリーナ:「がんばりましょうね、キリアン様」
イリーナ:「わたくし達の、支部。わたくし達の、居場所」
イリーナ:「これから、作り上げていくんですから!」
イリーナ:手を取り、誓う。
イリーナ:本当に仕えるべき主人に出逢えた喜びを噛みしめるように。
GM:ダブルクロス The 3rd Edition『宵薔薇の館にて』
GM:fin.
エンドロール
GM:優雅なピアノの音と共に
GM:セッションを振り返っていきましょう
GM:経験点配布のコーナー……!
GM:『セッションに最後まで参加した』
GM:いろんな事情で遅くから始まることがありつつも
GM:参加して下さった……感謝!1点です
山本 一生:こちらこそ感謝です!
GM:そして『シナリオの目的を達成した』
GM:これはもうとっても立派に果たしてくれましたね……
GM:魔女を倒して館から脱出して
GM:メアリィも救ってくれて、なんと支部も正式なものになってしまった
イリーナ:なりました~!
伊嶋 虎太郎:大収穫!
GM:最初は魔女を倒した時点で館は崩壊する予定だったので……
山本 一生:そうだったんだ
GM:これも、イリーナさんの言葉の力です
伊嶋 虎太郎:なんと
GM:本物にするしかなかった!
GM:ということで7点!
イリーナ:そうなんだ……嬉しいです~!ありがたく~!
山本 一生:うおー!
GM:お次は『よいロールプレイをした』
GM:これはもう、それぞれの視点や立場から、いろんなNPCや出来事に向き合っていただいて
GM:戦闘の演出もかっこよすぎた……故に、本当は1点までですが、特別に3点!
伊嶋 虎太郎:太っ腹~
メアリィ:『すてきだったのよーー』
山本 一生:ククク……嬉しいです……
GM:『他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った』
GM:会話のロールでも、戦闘でも、次のPCの行動や言葉に繋げるようなものが多く
GM:GMとしてもとても助かりました……1点!
リリト:『私の事ね!コタローだけじゃずるいもの!』
山本 一生:リリトちゃーん
イリーナ:良いコンビネーションでしたね~
伊嶋 虎太郎:RPを拾ってもらえるのはとても嬉しいものですね~
GM:『セッションの進行を助けた』
GM:GMからのお願いもたくさん聞いてもらえて、嬉しい限りでした……1点!
GM:『場所の手配、提供、スケジュール調整などを行った』
GM:調整さんへの記入であったり、参加できなさそうな時に事前に連絡してくれたり
GM:ありがとうございます……1点!
イリーナ:ほうれんそうが出来てました!
山本 一生:おかげでやりやすかったです!
伊嶋 虎太郎:たすかりました!
キリアン:「ほうれんそう、好きです」「コミュニケーションとしても、鉄分としても……」
山本 一生:栄養バランスは大事であるからな
GM:そして最後に、バックトラック後の侵蝕率に応じた点数……
GM:今回は皆さん5点!
山本 一生:無事帰還!
イリーナ:帰れました!
伊嶋 虎太郎:ただいま!
GM:そしてEロイス6個で6点!
山本 一生:たっぷり!
伊嶋 虎太郎:もぐもぐ
GM:これらを合わせると……24点!
山本 一生:おおばんぶるまい
GM:ご賞味ください
伊嶋 虎太郎:ありがたく!
山本 一生:美味であった
イリーナ:もっきゅもっきゅ……
GM:私も24点いただきます……デリシャス
山本 一生:召し上がって
GM:本当に、楽しい時間でした
GM:それでは皆様、また会う日まで!
山本 一生:ありがとうございました! 最高に楽しかったです!
伊嶋 虎太郎:楽しかった~~!!!ありがとうございました!!!
イリーナ:ありがとうございました~~~!!!!!