残春流すはとおり雨
メイン 見学
PC1:"センテナリィ"辻浦 レム(キャラシート)PL:さささ
PC2:"アシハラ・エイコ"足原 エイコ(キャラシート)PL:有限無限
PC3:"アイシィ・セカンド"天壌カナタ(キャラシート)PL:しんごろ
PC4:"混沌悪手"杜メイ(キャラシート)PL:冬野柚子
GM:マグパロス
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
目次
プリプレイ
GM:早速初めて参りましょう!
GM:プリプレイ!PCの自己紹介からです。
GM:今回は、レムさんがPC1、エイコさんがPC2でHO1
GM:カナタさんがPC3で、メイさんがPC4、HO2となります。
GM:自己紹介はPC番号が若い順から始めましょうか。レムさん大丈夫かな?
辻浦 レム:はーい!
キャラシート
辻浦 レム:"センテナリィ"辻浦レム(つじうら・れむ)です。十夜義塾という学校の生徒会長をしています!
辻浦 レム:……と主張しています!
辻浦 レム:三つ編みお下げにセーラー服、どこかぽやんとした雰囲気の女子。『生徒会長』の主張の強い腕章。
GM:個性が強い!不思議な子だ。
辻浦 レム:なお、ノヴァリスのどの記録にも十夜義塾という学校は存在せず、レムだけが認識している謎の学校です。
辻浦 レム:睡眠学習中になんかバグったのかなんなのか夢で見て、以来非常に執着をしているという形です。
辻浦 レム:実際の学籍はジェネシスインダストリアルアカデミー。主張から所属作らずぷらぷらしているので、成績悪そう。
辻浦 レム:世事には疎くぼんやりしており、ログがなかなか読めてないPLとリンクしています! すいません!
辻浦 レム:星室庁絡みの話にはわりと乗り気で参加してくれると思います。
辻浦 レム:なぜなら、いつか夢の学校を形にし、自他共に認める生徒会長になるのが夢だから!
辻浦 レム:そのためにたくさん頑張っています。空回りかもしれない。
辻浦 レム:構成はハヌマーン/ソラリスで、純支援型です。範囲のダイス増・C値下げと達成値後乗せが可能。
辻浦 レム:今回は行動値調整しなくてもギリ大丈夫そうなのでよかったです。
GM:素晴らしい性能!達成値後のせは良いよね…。
GM:今回は星室庁の依頼が来ますがその前にちょっとだけ小さな出来事があります。詳しくは…この後で!
辻浦 レム:おおっ
辻浦 レム:あ、あとDロイスは記憶探索者。ノヴァリスだとそんなにいらなさそうなんですが、あえて取りました。
辻浦 レム:基本的に、夢の学校の夢を共有して勝手に懐かしさを力に変えてもらうことになります。
GM:記憶探索者大好き。精神系能力の使い方もレムさんは色がはっきりしていて惹かれました。
辻浦 レム:やったー
GM:是非懐かしさをパワーに変えて欲しいです!
辻浦 レム:はあい、PLがノヴァリス初なので、慣れないところもあると思いますがよろしくお願いします!
GM:わいわい、楽しもうね!
GM:では、次!PC2のエイコさんどうぞ!
キャラシート
足原エイコ:「ノヴァリス1の漫画家、アシハラ・エイコとはわたしのこと!」
足原エイコ:芸術の学校、ムセイオンアートスクール。
足原エイコ:その部活の1つ、『神漫画研究会』の会長を務めています。
GM:エイコさんこの若さで連載持ってるんだよね。流石…。
足原エイコ:神漫画研究会の部誌、週刊「飛翔」の看板漫画、「Vanquish!」を連載中。
足原エイコ:週刊連載の忙しさゆえに外に出ることはあまりなかったのですが、メイン2話でいろいろあり
足原エイコ:『休載措置』という制度を作り、自分を含めて、部員に定期的にアトリエの外の世界と交流を持てるようにしました。
足原エイコ:オーヴァードとしての能力は、漫画のインスピレーションが湧くことでレネゲイドが暴走状態になり
GM:会長の器なんだよな…。メイン2話での大活躍は本当にすごかった。
足原エイコ:描けばそれで発散されるけど、描かずにいると体が爆発するというものです(自分へのダメージはあまりない)
足原エイコ:データ的には、クリムゾンブリーチを使う範囲射撃アタッカー
GM:初めて聞いたけどすごいカッコいい名前の武器だよね。
足原エイコ:怨念の呪い石で暴走、ロックンロールビートで達成値を上げます!
足原エイコ:CRIMSON BLEACH...
GM:はっ
GM:これが 心 か (理解しました)
足原エイコ:攻撃は範囲(選択)じゃなくて範囲なので、味方も巻き込む可能性が有るので……ごめんね!
GM:あ!そこはちゃんと範囲だったんだ。承知しました!
GM:大きすぎる範囲には大きすぎる責任が伴うのね
足原エイコ:Dロイスは学園天使なので他の人の達成値を上げるぞ 人気漫画家のカリスマ的な力で……(?)
GM:中々面白いデータでたのしいな。いっぱい活躍して欲しい~!
GM:そんなわけでレムさんとエイコさんのHOはこちら!
HO1 シナリオロイス:プライベート・ダミアン
ある雨の日、君たちはジェネシス学区内でも統廃合と開発に取り残されたかつての小学区残骸に足を踏み入れていた。
理由は、君の記憶の中の"学校"に近い廃校で、ひょっとしたら自分の学校を作るのに役立つかもと考えたからかもしれないし。
あるいは漫画の資料として丁度良かったからかもしれない。
ひょっとしたらアニメの舞台にそっくりで聖地扱いだったのかも。
そこに住んでる小さな幻獣…アニマルオーヴァードの幼体を世話している社会人がいた。
ノヴァリスにおいては、"社会人"とは自律AIを持ったロボット達を指し。大概は人間に従順だ。
しかしその社会人は君たちに気づくと警戒をしだして…?
足原エイコ:”会長”どうし、いい発見があるといいねえ
GM:そう、二人とも会長同士なんだよね…。出会いは初対面でいいかな?
辻浦 レム:ほんとだ会長だ……!
辻浦 レム:どちらでも可ですよ! 所属的には初対面ぽいかな。
GM:ちょっと歩けばダミアンや幻獣を召喚するので進行には問題ない筈。
足原エイコ:初対面で行きましょう
GM:では会長ーズ達の初対面→ダミアンとの邂逅の流れで行きましょう!
GM:それでは次、PC番号3番!カナタさん!自己紹介どうぞ!
天壌カナタ:ヤー!
キャラシート
天壌カナタ:「今のあなたに必要なのは治療ではありません……鉄拳です」
天壌カナタ:メサイア学園に所属し、主にヴィークルを用いたレスキュー活動に従事する生徒。
GM:メサイアらしさのある豪快さ!
天壌カナタ:「2秒(非常に短い時間、の意)」が口癖の、クールに物騒なことを淡々と述べる、鉄面皮の下に鋼の意志を隠した少女。
GM:可愛い~ギュッとされたらそのまま怪我しそう
天壌カナタ:ギュッ(ヴィークルで轢く音)
天壌カナタ:というわけで、人命を尊重するあまり、人命救助の邪魔になるものは轢殺したり撲殺したりします。
GM:命の為ならしょうがない…しょうがないのかな…そうかも
天壌カナタ:データ的には《ヴィークルモーフィング》を用いた運転アタッカー。マイナーが埋まる問題は《アドレナリン/タブレット》で解決しています。
天壌カナタ:100%未満の場合は自動車ですが、100%を越えたら《ヴィークルモーフィング》を使い直してロボットを錬成。そんな浪漫……。
天壌カナタ:Dロイスは裁定者。なぜって?医療従事者は強いからですよ。
天壌カナタ:基本的には、自分の行動に合わせてイニシアチブで邪毒ランク5を入れる使い方をすると思います。
GM:裁定者!ノヴァリスだと持ってる人を偶に見てうれしくなる。この舞台ならではなので。
天壌カナタ:そんな感じで、違う方のN◎VAならタタラ,アラシ=アラシ◎●な医療ガールです。よろしくお願いします!
GM:よろしくね!頼りにしています!
GM:最後はメイさん‼自己紹介お願いします
杜メイ:はーい
キャラシート
杜メイ:「やぁや、ボクはノーザムエース自治学園帰宅部、杜メイ、よしなに」
杜メイ:ノヴァリス南方に存在する密林地域の一角、弱肉強食の掟蔓延る野生と世紀末でできたような学園の所属。
杜メイ:そこの迷子係ともいうべき帰宅部の所属、外向けなところもあるし、こうしてよその仕事をするのもコネ作りの一環というところかな。
GM:強かでかわいいね~!
杜メイ:メガネおさげ糸目ボクっ子萌え袖太腿という属性過多で若干胡散臭い気がする系さ
杜メイ:仕方ないじゃないか、戦闘しかできないのにその能力が下から数えた方が早いんだ、別の手札をもたないとやってられないんだよ
杜メイ:能力は骨の剣+一角鬼というオーソドックスな素手変更白兵。体内の無数の因子から素手が変わるぞ
杜メイ:生憎100%超えないと範囲攻撃もできないんだ、はっはっは、よくないねぇ。
GM:十分強いよ!たより~っ!
杜メイ:Dロで変異種入れてたりする、まぁ素手がどう変わるのかはお楽しみ、故にコードネームは混沌悪手さ
GM:おててがコンプレックスなの好きなんですよね。
GM:それでは、そんな頼れるPC3と4のHOはこちら!
HO2 天満リミ
君たちはある日星室庁からの依頼でノーザムエースで行方不明になった生徒の救出のために呼ばれた。
多少、過保護と言ってもいいかもしれないがこれには訳がある。
ここ最近のノヴァリスは激動の時代を迎え、様々な影が学園の中で暗躍している。
理事会の亡霊、九人委員会
ノヴァリス破壊を目論む機神操る男子生徒、ノドス・チルドレン
十字冠の奇跡の代償、星徒
目的掴めぬAI集団謎めく霧の家庭教師会
反生徒的な社会人優生思想を持つ社会人による社会人の為の企業体『インペリアルPMC』
そして先日"生徒"のジャームを発生させた最悪の生徒組織、フォモーリアン
とはいえ、今回の事件にはこのようなものは結局関係はなく─────
君たちは見事任務を達成し、帰還した。
しかし途中で同行メンバーの天満リミは何かを見つけ後を追い…?
GM:色々なことがあるようだけど。それはそれとして今回は小さな任務です。
GM:なのでどうか気楽にね!
天壌カナタ:イエーイ!気楽に轢殺します!
杜メイ:うむ、まぁ乗り掛かった舟だ、仕方ないねぇ
杜メイ:とりあえず仕事帰りなら、初対面だったが、お互いみしった、というところかな?
天壌カナタ:そうですねえ。お仕事の同行者!
GM:そうですね。一仕事を終えた位の関係
天満リミ:私も一緒にお仕事しましたからね!
天壌カナタ:そして再び行方不明
GM:wwww色々あるので…ではよろしくね!
杜メイ:よろしくお願いします
天壌カナタ:よろしくおねがいしまーす!
オープニング1 桜流す雨の中で。
GM:OP1 『桜流す雨の中で。』シーンプレイヤー 辻浦 レム
GM:エイコさんもシーンインどうぞ!
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (34 → 41)
足原エイコ:35+1D10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+10[10] → 45
GM:テンション上がってるねぇ!
GM:FHの社会実験によって生まれた学園都市、ノヴァリス。
GM:この街に暮らす人間は皆超人…それも幼い「女生徒」ばかり。
GM:光の十字を頭上に有し、特別な力を持った彼らは
GM:自分たちを搾取する大人『理事会』を打倒し、自由を勝ちとった。
GM:そんなノヴァリスでも三大勢力の一つと言われるジェネシスインダストリアルアカデミー。
GM:ここは科学技術に優れているのが特徴であり、最も未来的な学区と言える。
GM:しかし、そんな学区にも吸収したての。開発の進んでいない土地もまたあった。
GM:ここはそんなかつての小学区の一つであり
GM:桜も盛りを過ぎたある雨の日、君はこの学校に足を踏み入れた。
■ジェネシス学区 ─────そのすみっこの小学区跡
GM:どこか懐かしさを覚える木造の校舎は見かけに反して全く荒れていない。
GM:それは、このジェネシスが比較的治安が良いことも関係しているだろう。
GM:今は誰も入学生も、卒業生もいない校舎を彩る様に桜の花びらは雨の中ぽつぽつと落ちていく。
辻浦 レム:そこから、ひとつ足音がして、踏み入った足が履いているのは汚れた白い上履き。
辻浦 レム:「辻浦」と名前の書かれたその靴を履いているのは、セーラー服の上にジャケットを羽織った少女だ。
辻浦 レム:お下げの頭の上には、花のつぼみのような十字冠。上履きと、腕に巻かれた腕章だけが様子がおかしい。
辻浦 レム:『生徒会長』と書かれている。もちろん、この学校の会長ではない。
辻浦 レム:それどころか、このノヴァリス内に無数に存在する、どの団体の会長でもない。
辻浦 レム:「……似てる」
辻浦 レム:きょろきょろと周囲を見回しながら、ひとりで中へと入っていく。
GM:かつての生徒たちの手入れのお陰だろう。床も整っている。
GM:そして、木造故か。歩くたびにきしきしと心地よい音を立てた。
辻浦 レム:外を歩いてきた上履きが足跡をつけるのを、少し申し訳なさそうにしながら歩く。
辻浦 レム:「似てる、似てる。うん、なんだろ。造りとか雰囲気が」
辻浦 レム:「でもやっぱり、ちょっと違うな。似てるから違うのがわかるのかな」
辻浦 レム:「たとえば、廊下はもっと掲示物、少なかったし」
辻浦 レム:「たとえば……あ」
辻浦 レム:「ねえ」
足原エイコ:その背後から、どたどた足音を立てて
辻浦 レム:「君も、そう思う?」突然立ち止まり、振り返る。
辻浦 レム:足音の方に、にこりと微笑みを向ける。
足原エイコ:「おっとっと!」体をしゃがめて急ブレーキ
辻浦 レム:「忙しそうな人だあ」ふわふわと手を振っている。
足原エイコ:「レトロな空間だよねえ」
足原エイコ:「わたしはこういう学校にいたことはない、けど」
足原エイコ:「なんとなく懐かしさを感じる……みたいな」
足原エイコ:「そういう意味じゃいいロケーションだよねえ」
辻浦 レム:「うんうん、懐かしい場所」
辻浦 レム:「ぼくはなんとなくっていうか、生活の場だったんだけど」
辻浦 レム:「あ、ここがじゃないよ。ここに似てるところ」
辻浦 レム:両手をペンギンみたいにして辺りを見回している。
足原エイコ:「へえ~。でも、ノヴァリスじゃ珍しいんじゃない?こういう建物は……」
足原エイコ:「……そう言えば、名前も聞いてなかったね」
足原エイコ:「わたしは足原エイコ」
足原エイコ:「神漫画研究会の!週刊『飛翔』の!『Vanquish!』のアシハラ・エイコだよ!」胸をドンと叩く
辻浦 レム:「……あ! 知ってる。ちょっとだけど……」
辻浦 レム:「ぼくに知られてるってことは、すごい人だね、君。さては」
辻浦 レム:「ぼく、大体寝てるから……辻浦レムです」
辻浦 レム:「十夜義塾生徒会長、辻浦レム!」
辻浦 レム:びし、と腕章を指差す。
足原エイコ:「……知ってくれてるんだ!ありがと!」
辻浦 レム:そんな学区は、ノヴァリス内のどこにも存在しないと知っていてよい。
足原エイコ:「十夜義塾生徒会長……?」聞き覚えが無い学区だ
辻浦 レム:えへん!ってしている。
足原エイコ:だが、ノヴァリス全ての学区を覚えているかというと、正直自身は無い
足原エイコ:ムセイオンの生徒は、生徒会としての役割を全て超高性能AI、イリス・ウィトルウィウスに任せてしまっているからだ
足原エイコ:「これはこれは……同じ会長どうし、ご贔屓に」なので、知ったかぶることにした
辻浦 レム:「……あ」どうしよっかな、という顔。
辻浦 レム:「えっとね。あのね。うちの学校はね……あるけど、ないので、ええと」
辻浦 レム:「ぼく的にはあるんだけど、みんな夢だって言うの」
辻浦 レム:「だから、えと、でも」
辻浦 レム:「会長同士って言ってもらえるの、うれしいねえ」ほにゃ、と笑う。
足原エイコ:「やったねえ~!」朗らかに笑う
GM:エイコとレムが睦まじく話す中、ふと彼女たち以外の声が聞こえた
GM:みゃーみゃー
GM:廊下の奥から動物の鳴き声が響く。
足原エイコ:「これは……猫ちゃんかな!行ってみよう!」
足原エイコ:レムの手を引き、鳴き声のする方へ足を向ける
辻浦 レム:「ぴゃ」引っ張られて連れて行かれる。
辻浦 レム:「行動力だあ。漫画家さんだから?」
GM:エイコ達の向かう先で、また声が聞こえる
???:「お、おい。黙れって。撫でやるから黙ってろ。」ごそごそ
GM:そこには目つきの悪い、廃品のような社会人が黒い幼獣を宥めていた。
足原エイコ:「筆の速さが売りだし……って」
辻浦 レム:「おやや」
???:「…生徒ぁ?なんだおめーら。ここに何の用だ。何もんだ」
GM:警戒しているが…早口でまくし立てる僅かな間で幼獣を背に隠した。
辻浦 レム:「十夜義塾生徒会長、辻浦レム!」びし、と先ほどと同じく腕章を指差す。
辻浦 レム:決めポーズなのだ。いっぱい考えた。
足原エイコ:「神漫画研究会会長、足原エイコ!」同じように腕を指差す。腕章はないけど
???:「生徒会長…ってコマンダーより上か。ジェネラル…?どう見てもそうは見えねぇ」
???:「ポンチ画描く人ね。なるほどそれならまぁわかる」
辻浦 レム:「こ、これからちゃんとなるんだもん」
足原エイコ:「ポンチ絵って、学校の雰囲気に合った古い言葉を使うんだねえ」
GM:自己紹介をした君たちを値踏みするように見て。少し警戒を緩める。
???:「…まぁ、正直に言った所は認めてやる。」
プライベート・ダミアン:「おれは、ダミアン。"ただの"ダミアンだ。で、此処はおれの縄張りな。」
GM:そう言ってやれやれと身振りをする。その両手は。両方とも”左手”だ。
GM:…本当に、廃品だらけの体を無理やりつないだように見える。
辻浦 レム:「只野ダミアンさん」
足原エイコ:「縄張り……?」
プライベート・ダミアン:「ああ、これだよ。笑えるだろ?おれの左手。」
足原エイコ:「イケてるデザインだね」
プライベート・ダミアン:「こんな出来損ないいるかって追い出されちまってな。」
プライベート・ダミアン:「…本当は帰らないといけないんだけどな。いや、もうねぇか。全部おれのせいで。」
辻浦 レム:「……帰りたいの?」
辻浦 レム:「でも、帰るとこがないんだ」
辻浦 レム:真面目な顔をしている。
プライベート・ダミアン:「あー。おれに帰る場所はねぇ。だからここでのたれ死のうとしたんだが…」
プライベート・ダミアン:「こいつらが、電気をくれたおかげで死にそびれた」
GM:みゃー みゃー と彼の背中から聞こえる
足原エイコ:「電気を……Aオーヴァードってやつ?」
プライベート・ダミアン:「そうだよ。でもな。こいつら親はいねぇし。飯も満足に取れねぇ。」
プライベート・ダミアン:「飯も満足に取れねぇのに、おれに構いやがってよ」
プライベート・ダミアン:「だからこうして体のパーツを売っては飯食わせてんの」
足原エイコ:「おぉ……涙ぐましい話だねえ……」
プライベート・ダミアン:「…本当は、こいつらだって電気を食うんだ。でも今のおれにはこれくらいしかできない。」
辻浦 レム:「う、うええ」半分涙を浮かべている。
足原エイコ:「でもそれじゃ……どんどんボロボロになってっちゃうよ!」
プライベート・ダミアン:「…だろうなぁ。じゃあお前ら。おれが動かなくなったらこいつら助けてくれよ。」
プライベート・ダミアン:「”会長”なんだろ?」
辻浦 レム:「や、やだー!」ぶんぶん頭を横に振り。
辻浦 レム:「あ、や、やだってのは、いやってことじゃなくて」
辻浦 レム:「動かなくなったらとか、そういうの、その」
プライベート・ダミアン:「いいか。おれは、"生徒"ってのが嫌いなんだよ。」
プライベート・ダミアン:「本当は、話したくない。お前らに恨みはないけどな。」
プライベート・ダミアン:「理由は聞くな。」
プライベート・ダミアン:「いいか。」
プライベート・ダミアン:「こいつらの事を大切に思ってるのはわかる。」
プライベート・ダミアン:「でも、"おれ"にこれ以上は、踏み込むな。」
GM:ジリ…とその眼光が強くなる
足原エイコ:「そ、そんな……」
GM:それは、恨みというより恐れといった方が良い。
辻浦 レム:「……みゃーちゃんは、ぼくもできるだけ助ける」
辻浦 レム:「踏み込まないでっていうのも、わかんないけど、わかった」
辻浦 レム:「けど、覚えててね」
辻浦 レム:「今のちょっと話しただけで、ぼく、君のこといい人なんだなって思ったよ」
辻浦 レム:「エイコさんもでしょ?」
足原エイコ:「うんうん!」
足原エイコ:「このままなのは……悲しいって思うよ」
辻浦 レム:「そう!」
プライベート・ダミアン:「はぁ…いい人ね。生まれてこの方大したことは何にもできなかったんだがな。」
プライベート・ダミアン:「週一」
プライベート・ダミアン:「週一なら、ここに来ても良い。」
プライベート・ダミアン:「協力してくれるならそれが…良い距離感だ。」
プライベート・ダミアン:「おれを雇用してくれるっていうなら話は別だがな」
プライベート・ダミアン:「まぁ、ないだろ?そんな余裕」
辻浦 レム:「……」しゅんとうなだれる。
辻浦 レム:現状、自分はどうあがいても、ただの一生徒でしかない。
足原エイコ:「……!」社会人アシスタントとはこの間賃上げ交渉があったばかりで、今は余裕が無いのが実情だ
足原エイコ:「電池とか……体に良さそうなもの……油とかネジとか」
足原エイコ:「持っていくよ」
辻浦 レム:「うんうん! バッテリーとか!」
プライベート・ダミアン:「あー。それは助かる。最低限、動ければ。」
プライベート・ダミアン:「こいつらの相手はできるし、不良からも逃げられるからな。」
プライベート・ダミアン:「…みんながみんなお前ら程優しいわけじゃない。生徒も、それと…まぁいいや。」
プライベート・ダミアン:「あんがとな。」
GM:臆病で…ツンとした、意地と礼儀の間から絞り出した様な声だった。
辻浦 レム:「…………」
辻浦 レム:なんとなく、ぎゅっと心が切ないような、暖かいような気持ちになって。
辻浦 レム:でも、笑うのもちょっと違うような気がして。
辻浦 レム:隣の、知り合ったばかりの相手をちらりと見る。
辻浦 レム:ひとりじゃなくて良かったなあ、とそう思ったからだ。
GM:こうして奇妙な社会人と幼獣との邂逅の日々は幕を開けたが…長くは続かなかった。
GM:二週間後、彼は幼獣と共に姿を消した。
GM:”こいつらの家族が見つかった”、”雇ってもらう目途もできたからそこへ行く”
GM:そう書かれたメモと、小さなクッキー缶を残して。
GM:中には心ばかりの礼のように、幼獣の抜けた歯や毛と、電子機器から集めた金欠片が入っていた。
GM:シーン終了。ロイス宣言が可能です。
辻浦 レム:ダミアンさんに ○誠意/憤懣 やだやだいかないでなんで行っちゃったのうおーーーーーーーの気持ち
辻浦 レム:エイコさんに ○連帯感/隔意 同じ体験した仲間!うちの生徒じゃないけどいい人!という感じで
足原エイコ:ダミアン 〇尽力/疎外感 力になってやりたかった……
辻浦 レム:あっ 現状だと誠意/○憤懣かもしれない。N優勢にします。
GM:おこってる
足原エイコ:辻浦レム 〇興味/不思議 ちょっと変わってるけど絶対いい子だね
オープニング2 小さな家出と都市のまばたき
GM:OP2 『小さな家出と都市のまばたき』シーンプレイヤー 天壌カナタ
GM:おふたりはシーンインどうぞ!
杜メイ:杜メイの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (32 → 41)
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (30 → 36)
GM:ノーザムエースで行方不明になった生徒の救出任務
GM:君たちはある日星室庁からの依頼でその為に呼ばれ、無事達成した。
GM:本来この程度ならばわざわざ君たちを呼ぶほどではなく、多少過保護と言っても良い。
GM:しかし、昨今のノヴァリスの危険勢力の出現に念には念を入れてとの対応だった。
GM:そして今は夕暮れを過ぎた時、同行メンバーの天満リミが食事を振舞いたいと。
GM:ソル・オロ・グランデ女学院に君たちを誘い、今はそこへ向かっているさ中だ。
■ソル・オロ・グランデ女学院への道中、天壌カナタの車内
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を3(→ 3)増加 (36 → 39)
天壌カナタ:3人で移動するならば、と用意されたのは、一台のバン。昏い緑色に塗装されたそれは、しかし軍用車両ではなく、レスキュー用の、いわば救急車の類である。
天壌カナタ:「ありがたい申し出ですが──それ相応の働きはしたものと思います。……正直なところ、人探しであれば過剰戦力と思っていたのですが──」
杜メイ:「んまぁ、豪華なことだ、軽めの仕事の後でお呼ばれとか、得したねぇ」後ろの方で笑いながらごろごろしてる
テオ先生:「…お前たちの考えもわかる。とはいえノーザムエース内のダンジョントラップに引っかかっていたからな。」
テオ先生:「最悪、妙なのが何をしたものか。」
テオ先生:マスクをかぶった先生。"学園医"テオ先生が歯切れ悪そうに応える。
テオ先生:彼は元クロドヴァ傭兵であり、合理主義者で知られている。
テオ先生:最小限の戦力で、水際で学園の問題を解決するのがモットーだった。
天馬リミ:「ええ。皆さん素晴らしい活躍でしたよ」
天馬リミ:「私は戦いではお役に立てませんでしたが…やっぱり戦える人ってすごいなぁ」
天馬リミ:清廉な濃い色の制服、緩いウェーブの掛かった亜麻色の髪と兎の耳も揺れる。
杜メイ:「あぁなんか最近は色々物騒なんだったね……先生ともなると色々警戒するのかい」
杜メイ:「物事は適材適所だとも、戦う以外でリミ君は価値を見出すといいさ」袖を振って気楽に慰めてる
テオ先生:「リミには手続きや撤収、マッピングを担当してもらっている。地味だがな、大切なことだ。」
テオ先生:「学園の問題は、安心しろ。俺がお前たちをサポートする。」
テオ先生:「一秒の遅れもなく、正確にな」
天壌カナタ:「都市内では「死なない」ことをいいことに、荒事に偏った生徒が多いのは事実です。実際、私やメイさんもその類でしょう。ですが──」
天壌カナタ:「それだけでは学園は、いえ社会は回らない。……先生が仰りたいのはそういうこと、でしょうか」
天壌カナタ:ハンドルを握る手に、アクセルを踏む脚に、若干の憤りを滲ませながら。それでも、淡々と言葉を口にする
杜メイ:「一秒も遅れずとは先生というのは、何とも献身的だねぇ」
テオ先生:「そうだな、寧ろ。この学園だからこそ医療部をはじめとしたバックアップが重要だと考えている。」
テオ先生:「死なないという事は、どれだけ酷い怪我を追っても”生きてしまう”という事だ。」
テオ先生:「迅速な救急網が敷かれにくいこの学園では」
テオ先生:「それは、時として不可逆な心と体の傷を生む。俺も望まない事態だ。」
テオ先生:そういう生徒の多い学区もあるだろうと言いつつ書類作業を進める
杜メイ:「うむ、お優しいことだ。それこそウチも大概な脛傷もちも多いしね、否定はしないとも」
杜メイ:「つまり心身ともに傷を負ったボクたちに奢ってくれるということだ!不足はないね!」
天壌カナタ:「精神面のケアが必要であれば手配しますが。……メイさんに必要でしょうか」
天壌カナタ:冗談、という風でもなく。トリアージをするかのような視線と声色。
天馬リミ:「ふふっ、カナタさんってば心配性なんですから」おっとりと話す
テオ先生:「メイ、お前な…。いいだろう。ソル・オロ・グランデに着いたら俺手製のカレーを作ってやる」
テオ先生:「スパイスの配分、量、種類総て完璧な"恵みのスパイス"カレーをな」
杜メイ:「医の心を持つ子の前でいう冗談ではなかったね。うむ、それは楽しみ。先生殿のカレーでメンタルも癒されるさ」くすくすと袖で口元を隠しながら笑って
天壌カナタ:「なるほど。何よりもよく聞く薬のようですね。……ええ、私も楽しみにしています。では──」
天壌カナタ:急ぎましょうか、と。少しだけ強くアクセルを踏み込む
GM:ソル・オロ・グランデ女学院のすぐ近くまで車がついた頃
GM:女学院前に幾つもの黒いトラックが止まっている事を君たちは発見する。
天馬リミ:「えっ…」
天馬リミ:「ごめんなさい。…っ、下ろしてくださいっ」
杜メイ:「おや?なにかあったのかい?」きょとんと
天馬リミ:リミは車から降りもんの前へ走っていく
GM:トラックにはこう書かれている。
GM:『IMPERIAL GROUP』
天壌カナタ:「あれは……何かの搬入、というわけでもなさそうですが」
天壌カナタ:飛び出すリミに合わせて停車した車内から、見慣れぬロゴを訝し気に読み取りながら
テオ先生:「…インペリアルグループ、役員から末端に至るまで社会人で構成された純社会人企業」
テオ先生:「後を追うぞ。良くない予感がする。」
杜メイ:「……承知した、何やら事情もありそうだしね」小さく頷くとリミ君を追いかけよう
天壌カナタ:「ええ。……特製カレーはしばしおあずけ、ですか」
天壌カナタ:やはり淡々と、けれど少し残念そうに零してから二人に続き降車
GM:門の前に着いた君たちは、リミとそれと相対しているスーツを着た社会人を見つける。
GM:彼は静かに問の前に立っており、周囲を冷静に観察し─────
GM:機械的な瞳が光り、優れたセンサーによって環境の情報を一瞬で解析してるようにみえる。
ハーシュ:「全員揃ったようですね。」
ハーシュ: 「ごきげんよう、皆さん。『インペリアルPMC』ハーシュと申します。本日はお忙しいところを訪れて申し訳ありません。」
ハーシュ:このようなものです、と。自信の所属と名の書かれた名刺を配る。
杜メイ:「おや、ご丁寧に……」思わず受け取って肩書とか見るですけど…
天壌カナタ:「これはどうも。……こちらをお待ちいただいていたようですし、自己紹介は不要かと存じますが、念のため」
天壌カナタ:名、そして所属する学園のみを述べて一礼
杜メイ:「……ああ、そうだ揃ったとは不思議だね?ここに来たのは割と偶然だと思うのだけどねぇ?」
GM:名刺には営業企画7課と書かれていますね。
杜メイ:フレーズを思い出して訝し気に首をかしげて
ハーシュ:「これでもセンサーには自信があるので」
ハーシュ:「お望みとあらばカタログを後で送ることもできますが…」
テオ先生:「おい、ビジネスをしに来たのか?俺達は生憎仕事終わりなんだが」
天壌カナタ:「はい。とはいえ、あなた方の名乗り、そして学院──我々生徒の城、その近くとあれば、はいさようならというわけにもいきません」
杜メイ:「そうだねぇ、ここにもカタログ営業でいいじゃないか、なんでこんなにトラック引き連れてきているんだい」
ハーシュ:「おっといけない。職業病が出ましたね」
ハーシュ:ハーシュは軽く咳払いをし、スマートフォンからデータを提示した。
ハーシュ:「実は、我々が管理していた社会人が、この地域で行方不明になっているという情報が入っておりまして…」
天馬リミ:「あっ…ダミアンさん」そうぽつりとつぶやく
ハーシュ:「とはいえ、あんなものを欲しがる人がいるとも思えませんが」
ハーシュ:彼の声は敢えて落ち着いたトーンで、しかし傲慢さがにじみ出ていた。
杜メイ:「……ほう?何だかんだ君たちのボディはそれなりにいいものだと思うのだが?不用品というでもあるまい」リミ君のつぶやきは聞こえてないふりをしつつ
ハーシュ:「恐らく、貴校で働いているものと思われます。」
ハーシュ:「残念ながら、この社会人は弊社の品質基準に合致せず、回収を必要としているのです」
ハーシュ:「目で見える所だけが問題ではないのですよ。ここ、とかね。」コン、と頭を叩く。
天壌カナタ:「なるほど。──あなた方の主張は理解しました。道理の通った話であるとも感じます。ですが──」
天壌カナタ:首肯しつつ、人名らしきものを口にしたリミさんをちらりと見てから
天壌カナタ:「やはり、こうして学院前に押しかけてくること自体、気に食いませんね。ええ、大いに気に障ります」
杜メイ:「というかまぁ、不良品であれ、君のところの名前も出さず、代価も払わずなら別にいいのではないのではないかね?」
ハーシュ:「なぜ私が来たか。秘密─────と言いたいのですが、此処だけの話があります」
ハーシュ:優雅に一歩を踏み出し、その周囲に漂う威厳を醸し出しながら答えた。
ハーシュ:「この社会人のボディには鮮やかなオレンジ色のボディと、ステルス性を高めるための特殊塗装が施されています。また、背面にはインペリアルPMCの精緻な刻印が刻まれており。…」
ハーシュ:「ええ、素晴らしいものです。」
ハーシュ:「ですがこの個体には一部機能に異常があり、特定の動作パターンを繰り返す傾向があります。」
ハーシュ:「例えば、糸を絡める、不要な物を捨てる事が判断できないなど、些細なトラブルが頻発するという報告が寄せられております」
ハーシュ:「それだけのトラブルなら可愛いものです。」
ハーシュ:「我々に、これは深刻な不利益を与えました。」
ハーシュ:「貴方達にもやがてトラブルを舞いこませる。」
ハーシュ:ハーシュは微笑を浮かべ、少し傲慢な口調で言い放ちました。
ハーシュ:「もちろん、我々が傲慢に見える事は理解しております。」
ハーシュ:「ですが、これもインペリアルのため」
ハーシュ:「インペリアルグループの名誉と品質を守るため、万全の体制とアフターケアで問題を解決いたします。」
ハーシュ:「替えの道具も、金銭的補償も用意しますとも」
ハーシュ:「そちらにとっても、悪い話ではないでしょう?」
杜メイ:「なる程、回収したい理由はわかった。品質保証も兼ねているのだねぇ」
杜メイ:「……だがそれは、こうして君が単独で交渉すればいいだろう?なぜああも、物々しいのかね?」トラック達を、袖で指す
ハーシュ:「威圧感を与えてしまったようですね。」
ハーシュ:「例え一のトラブルにも十の力で対処する。それが私のモットー。という事でよろしいでしょうか。」
テオ先生:「もっと効率的に、直接言ったらどうだ。」
テオ先生:「部隊がいるんだろ。あのトラックの中に」
テオ先生:「…見たところ、たったひとりの社会人を相手にするための物とは思えないな。」
天馬リミ:「へ、ふへぇ~っ!」へなへなとへたり込む
天壌カナタ:「どうあっても自分の主張を押し通す、そのための備えということですか。……ますますもって、気に入りませんね」
杜メイ:「ボクは事を荒立てる気はあまりないのだがね、知的で理性的なので」
杜メイ:「……クーリングオフやリコールというのは消費者側の権利だったと記憶しているのだが?」
ハーシュ:「…もちろん、今すぐでなく、お時間をいただけることは理解しております。」
ハーシュ:「しかし」
GM:続けようとする中、君たちの視界が一瞬だけうすぼんやりと暗くなる
GM:町全体の明かりが一段階落ちたかのうようだった。
ハーシュ:「これは‥‥」「いや、失礼。おっしゃる通りでした。」
ハーシュ:カメラアイのレンズが小さな動作音を立てる。
天壌カナタ:「……?話が通じるのなら良いことですが……」
天壌カナタ:一瞬の暗さ、そしてそれに呼応したかのような態度の変わり様に眉を顰める
ハーシュ:「今回は引きましょう。我々も将来の顧客を失うことは望んでおりませんので。」
ハーシュ:「それとそこのお嬢さん。新しい商品が必要となったら、我々はいつでも力になりますよ」とリミに話しかける。
杜メイ:「……まぁ、ここで働いている、というのも勘違いの可能性もあるだろうしねぇ、素直におかえりいただけるなら何よりだ」態度の急変は怪しむが、素直に帰るならとお帰りはあちら、モード
ハーシュ:では、またの機会に。と言い残しトラックと共に場を後にする。
天馬リミ:「…怖かったです。なんであの人最近来たお手伝いさん…ダミアンさんを知ってるんだろう。」
天壌カナタ:「……やはり、心当たりがあるのですね。なら──」
天壌カナタ:リミさんの言葉に応じるように頷いてから。先生、とガスマスク姿の男に声をかける
天壌カナタ:「申し訳ありませんが、カレーをご馳走になるのは後にさせていただきます。やらねばならないことが出来ましたので」
テオ先生:「奇遇だな、ちょうどたった今俺も急用ができた所だ。」
杜メイ:「ええーカレーおあずけかーい……」大げさにしょんぼり
テオ先生:「…リミ、ダミアンの元に案内してくれるか?」
天壌カナタ:「そうしょげずに。……メイさんももうひと働き、一緒にいかがですか?上手くいけば──」
天壌カナタ:「あのいけすかないカメラ頭どもに、一泡吹かせることができるかもしれません」
杜メイ:「ふふ、なる程、そいつは素敵な誘い文句だねぇ……仕方ないメンタルケアは二倍のカレーで頼むよ」楽しそうに、悪そうに笑って
テオ先生:「勿論だ」
テオ先生:「大体お前達は食べ盛りなんだからな。…幾らでも…」
GM:廊下を歩く中、テオは歩みを止める。
テオ先生:「おい、ダミアンのいる部屋はここだよな?」
天馬リミ:「えぇ。ここにいつもいるはずです」
GM:しかし、そこには誰もいなかった。ダミアンだけではない。幼獣とその親も、だ。
GM:”巻き込んでごめん、こいつらは無事で返すから待ってくれ”
GM:そう急いで書かれた紙だけが残っている。
テオ先生:「やることが増えたようだな。或いはこちらが本命か。」
天壌カナタ:「──どうやら、そのダミアンさんとやらも中々に──」
天壌カナタ:それこそ、トラックで乗り付けてきた連中と同じくらいに、と。抑揚の少ない声に、そんな気持ちを滲ませて
天壌カナタ:「自分勝手なお方のようですね」
杜メイ:「まっこと、ご相伴にあずかるには骨が折れそうだねぇ……」肩をすくめた
テオ先生:「カナタ、メイ。仕事明けだが追加の任務を依頼する。」
テオ先生:「ダミアン捜索及び、インペリアルPMCの干渉の調査…色々あるが」
テオ先生:「キーワードは”ダミアン”だ。」
GM:シーン終了。ロイスをどうぞ
杜メイ:天満リミ 〇かわいいねぇ/もう少し気を強く持つといい
天壌カナタ:メイさんに「■連帯感/隔意」、リミさんに「■誠意/嫌悪」で!
GM:はーい!
ミドル1 ごきげんようソル・オロ・グランデ女学院
GM:シーンプレイヤー:全員
GM:シーンインどうぞ!
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (41 → 45)
杜メイ:杜メイの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (41 → 44)
足原エイコ:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+6[6] → 51
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (39 → 46)
■星室庁(スターチェンバー) 会議室
GM:君たちはテオ先生に呼び出され、召集されていた。
GM:あるものはその理由をはっきり知っていたし。
GM:なぜ任務に呼ばれたかわからないものもいるかもしれない。
テオ先生:「レム、エイコ。良く来てくれた。」
テオ先生:「カナタ、メイ…昨日は世話になったな。今日もよろしく頼む。」
足原エイコ:「ダミアン捜索隊!……ってことでいいんだよね?」
辻浦 レム:「ふわ……」きょろきょろと会議室を見回していたが。
辻浦 レム:「ダミアン!」ぴっと姿勢を正す。
天壌カナタ:「はい。……なるほど、私たちとは別口で、おそらくは件の「ダミアンさん」と直接関わっていた方……ということでしょうか」
杜メイ:「ああ、よろしく頼むよ……なる程、よくもまぁ関係者をしっていたものだ」
辻浦 レム:「そうっ、そうなの! ダミアン、いなくなっちゃって……」
辻浦 レム:「探されるようなこと、してたの?」不安げな顔。
テオ先生:「…ダミアンは皆を守るために家出したようでな。」
テオ先生:「だから、俺たちでダミアンを探して大丈夫だと安心させたいんだ。」
辻浦 レム:「うええ、またやってる……」
辻浦 レム:「あの子、ちょっと勝手だと思う! 生徒会長として注意しないと!」ぷんぷんしている。
足原エイコ:「ツンデレって感じだよねえ」
杜メイ:「おや、生徒会長…君がソル・オロ・グランデ女学院の生徒会長なのかい?」そういえば知らなかったなとレム君に向けて首をかしげて
辻浦 レム:「ううん?」
辻浦 レム:きょとんとしている。確かにセーラー服ではあるが。
天壌カナタ:「……?名のある学校の代表者、あるいは高名な方であれば、ある程度顔を存じてはいますが……そう、例えばそこの足原エイコさんのような方ならば、私も存じています」
辻浦 レム:「エイコさんはすごいよね! ぼくも知ってたくらいだもん」
天壌カナタ:「ですが、レム、という名の生徒でそのような方は……ああ、名乗らぬまま一方的に失礼を」
天壌カナタ:「──メサイア学園2年、天壌カナタ。救急救命と、その妨害をする者の排除を生業としています」
辻浦 レム:「救急車!」
辻浦 レム:「えと、ぼくはですね」びし、と腕章を指差して。
辻浦 レム:「十夜義塾生徒会長、辻浦レム!」いつものポーズを決める。
杜メイ:「お~かっこいいじゃないか、十夜義塾というのは存じないが、トップは大したものだ」こいつは外にうといので純粋にあると思っている!褒めてぱちぱちしている!
辻浦 レム:「えへん」
天壌カナタ:「なるほど……なるほど?」
天壌カナタ:助けを、あるいは説明を求めるかのように、エイコさんに視線を送る
杜メイ:「あ、ボクはノーザムエース一年、杜メイ。帰宅部だ。うちで迷ったら呼ぶといい」
足原エイコ:「まあ、生徒会長だけど、普通の子と同じ感じで接すればいいよ!いい子だし」
辻浦 レム:「帰宅部、いいなあ。ぼくも帰りたいんだ~」
辻浦 レム:「えへへ」
足原エイコ:「で、わたしは足原エイコ。週刊『飛翔』は読んでくれてるかな?」
辻浦 レム:「最近読み始めましたーっ!」挙手!
杜メイ:「……おや、帰りたいのに帰れない?ブラック業務かい?」
杜メイ:「飛翔……なんだったか、確か…絵とか乗ってる奴」記憶をたどって。。。
天壌カナタ:「漫画雑誌ですね。部活での出版ですので、いわゆる同人誌ではありますが、商業誌にも劣らぬ技術と熱量であると聞いています」
天壌カナタ:「──すみませんが、私はそういったものを読む習慣がありません。ですが先に述べたように、あなたの名は覚えがあります」
天壌カナタ:「そして、しばらくの間休載なさるとも。……友人が残念がっていました」
足原エイコ:「くっ……でも新規読者の開拓の余地があると思うことにするよ」
辻浦 レム:「すごいんだよ! 面白いの! うちの……えっと、ジェネシスの友達もね、知ってる子いっぱいいてね」手をぶんぶん振って話している。
足原エイコ:「それに連載も再開するからね!」
テオ先生:「エイコは連載作家だ。有名人だから、メイは覚えておけ。なんなら後で単行本も貸してやる。」
テオ先生:「休載直前号の『Vanquish!』のちょい見せは驚いたぞっと、本題からそれたな。」
杜メイ:「む、む、そんな人を世間知らずみたいに……ありがたく読むけども!」先生殿にむすっと
杜メイ:「おっと、そうだ、仕事の方が大事だねぇ、聞いておこう」
辻浦 レム:「あ、えと、いちお所属はジェネシス、一年です」仮の、という顔。
辻浦 レム:「お仕事!」集中!
足原エイコ:「先生読んでてくれるんだ~……おっと、真面目な話の番だね」
天壌カナタ:「はい。……概ね目標は理解していますが、改めて伺えればと思います」
テオ先生:「まず、ダミアンと黒獣の捜索。これが最重要目的だ。」
テオ先生:「現在この社会人をインペリアルPMCが追っている状況で」
テオ先生:「最初にソル・オロ・グランデ女学院から逃亡したのもそれが理由だろう」
足原エイコ:「インペリアルか~……『飛翔』の取り扱いの話を持ちかけられたことあるけど」
辻浦 レム:「そんなとこにいたの!」
足原エイコ:「なんか威圧的でさ……あんまり好きじゃないところだ」
足原エイコ:「詳しくは無いけど、ダミアンが抜け出した気持ち、分かるかも」
辻浦 レム:「エイコさんよく知ってるねえ、さすが」
杜メイ:「よくご存じだ、昨日見たのもだいぶ威圧的だったねぇ……カナタ君もだいぶご立腹だったよ」
テオ先生:「ああ。随分と立腹していたな」
天壌カナタ:「ええ。……相手の意志を、いいえ。命を尊重するような輩には、どうしても見えませんでしたので」
辻浦 レム:「そんなこわい人たちが追っかけてるの……」少しちぢこまる。
テオ先生:「到底たった一人の社会人に向ける戦力ではなかった。…ひょっとして特別な能力でもあるのかもな」
テオ先生:「或いは、ソル・オル・グランデ全体を攻めてでも欲しいものだったか、だな」
テオ先生:「そこも調査に含める必要もあるが…まずは、奴の足取りを追うのは、職場から始めよう」
足原エイコ:「職場?」
テオ先生:「ソル・オロ・グランデ女学院。」
テオ先生:「インペリアルPMCの追った先にして、長らく交流を絶っていた閉鎖学校」
杜メイ:「ああ、ほんの昨日くらいまではそこにいたっぽかったねぇ」
テオ先生:「あそこに入れるのは珍しいぞ。…少しは興味が出たか?」
辻浦 レム:「学校に興味っていうよりも」
辻浦 レム:「ダミアンの行き先がとにかく、気になる!」
足原エイコ:「レムちゃんに同意!」
辻浦 レム:「いえい!」
天壌カナタ:「ああ、リミさんが確か、そのようなことを言っていましたね。最近来たお手伝いさん、だとか……」
辻浦 レム:どんな学校だって、正味のところ、一緒なのだ。『うちではない』から。
天壌カナタ:「……では、ひとまずの行先は決定、でしょうか」
杜メイ:「……二人とも、よい子なのだねぇ」気にしてるというか心配してる感じに、率直に
辻浦 レム:「生徒会長だからねっ」
天壌カナタ:「立場による人徳というよりは、生来の気質であるのでしょうね。……ああ、ところで──」
天壌カナタ:かの人物……人物?と関わりのある二人、とりわけレムさんへと視線を固定して
天壌カナタ:「件の「ダミアンさん」とは、どのようなお知り合いなのです?……いえ、まるで旧来の知己を心配するような様子ですので」
辻浦 レム:「うーんと、そんなにずっと知り合いとかじゃないよ」
辻浦 レム:「一月ちょいとかだっけ? それくらい」
辻浦 レム:「ね」エイコさんに顔を向ける。
足原エイコ:「うん、でも……友達の大切さって、一緒に居た時間だけじゃないもんね」
辻浦 レム:「わあ、いいこと言う」
辻浦 レム:「ダミアンはね、口は悪いけど、ちっちゃい子を助けようとしてた、いい人なの」
辻浦 レム:「だからね、大変なことになってたら見つけてあげたいし……」
辻浦 レム:「心配させるんじゃありません!って言わなきゃなんだ」
辻浦 レム:腰に手を当てる。
天壌カナタ:「……そうでしたか。探るような物言いをしたこと、お詫びします。なるほど、確かに──」
天壌カナタ:「良き人たちです」
天壌カナタ:遅ればせながら、メイさんの言葉に応えるように、頷いて
足原エイコ:「そうと決まれば、その女学院に……」
テオ先生:「やるのか…まぁお約束だしな。」
テオ先生:「効率よく、無駄なくいくぞ。」
テオ先生:「せーーーのっ」
足原エイコ:「せーーーのっ」
杜メイ:「え、せ、せぇの?」
辻浦 レム:「せーーーのーーーー」
天壌カナタ:「せーの」
GM:一瞬青い光が君たちを包み込むと、その先は─────
■ソル・オロ・グランデ女学院───待合室
GM:澄み切った青空の下では今日も乙女たちの声がこだまする。
GM:声を張り上げて笑うことなく、足取りは何処までもお淑やか。
GM:世俗から切り離された教育環境の賜物か純粋培養の少女たちを生みだす聖域
GM:待合室の窓からは光が差し、そこに天満リミは待っていた。
天馬リミ:「ごきげんよう。来てくれたんですね。」
天馬リミ:体全体をこちらに向けて小さくカーテシー。少女は花の様に微笑む。
天馬リミ:造花ではなく、温室で守られた花でもない。
天馬リミ:野に咲く花のような素朴さを備えた彼女は
天馬リミ:「尊厳の宝石(テソーラス・デ・ディグニダード)」と呼ばれるボランティア部、憧れの人だった。
テオ先生:「こういう所だ。ここは。覚えておけ。」着崩されている白衣も今日はしっかりと着ている。
天壌カナタ:「…………」
天壌カナタ:鉄面皮に一瞬、ぽかんとした表情を浮かべて。それをすぐに意志の力で覆い隠す
天壌カナタ:「失礼、見違えました。無論、良い意味ですが」
辻浦 レム:「ほわーっ」少しばかり憧れの目で見ている。
辻浦 レム:(同じセーラーなのにだいぶ違う……! う、うちは庶民派が売りだし……)
足原エイコ:「すごいなー、今のノヴァリスなんて、どこも女学院みたいなものだけどさ」
足原エイコ:「ここは別格のお嬢様度だよ!花の手入れもしっかりしてる」
杜メイ:「ううむ……ごきげんよう?お日柄もよく?」見よう見まねでスカートつまんでお辞儀
天壌カナタ:「女の園、と呼ぶには聊か騒がしい学区ばかりですからね。……そういう意味では、ここが最後の砦と言えるのかもしれません」
杜メイ:「おや……エイコ君は花もわかるのかい?」
天馬リミ:「ふふ、みなさんお元気そうで何よりです。」
足原エイコ:「なんか生き生きしてるっていうか……見て分かるのさ」
天馬リミ:「ダミアンさんの捜索メンバー…なんですよね?」
天馬リミ:「私はあまりノヴァリス全体について詳しくなくて。皆さんが頼りなんです。」
天馬リミ:「どうか、彼を。黒ちゃんたちを助けてください」
天馬リミ:そう言い君たちに恭しく頭を下げる。
天壌カナタ:「黒ちゃんたち、というのは……先日、部屋を見た時に、どうやら単身での住まいではないとは感じましたが」
辻浦 レム:「これはどうも、えと、ご丁寧に」こちらも頭を下げる。
辻浦 レム:「黒ちゃんって呼ばれてたんだ、あの子たち」
辻浦 レム:「ダミアンが一緒にいた子たちだよね」
天馬リミ:「あっ、黒ちゃんは元々私が保護していた子たちですね。」
天馬リミ:「ダミアンさんは、黒ちゃんたちの子供を守ってくれていたの」
辻浦 レム:「ははー!」
GM:聞けば、彼女がボランティア部活動中、"黒ちゃんたち"を連れていたのがダミアンがここに来る切っ掛けだったという。
足原エイコ:「あの電気バチバチの子たち……とは違うの?」
杜メイ:「……生き生き、か。なんにせよ乞われたのなら応えよう……そうしないと少なくとも一輪はしおしおになりそうだしねぇ」
杜メイ:「む、ということは両親と、子供かな?結構大所帯で逃げてないかい、ダミアン君」
辻浦 レム:「ね。ぼくらは置いてったくせにー」ぷんすか。
天壌カナタ:「責任感が強く、それでいて人を巻き込むことを良しとしない方、ということですが。……場合によっては、ダミアンさんをこそ矯正しなければなりませんね」
辻浦 レム:「矯正」
天壌カナタ:「こう、ガツンと」
辻浦 レム:「ぎーってしちゃうの……?」
天壌カナタ:鉄拳を振るう素振り
辻浦 レム:「ガツンの方だった……」こわこわ。
テオ先生:「ともかくこれで調べる事は決まった。」
テオ先生:「無駄なく、迅速に、情報を収集するぞ。ダミアンと幻獣たちの身の為にもな。」
テオ先生:「俺は、リミとカレーを作って待っている。」
足原エイコ:「昔の機械じゃないんだから、叩いて治るわけじゃないよ?」
杜メイ:「まぁ性根を叩き直す必要がある機械が少ないことを祈るしかないねぇ……」袖の中で手をにぎにぎ
辻浦 レム:「そ、そだよ。それに……」
辻浦 レム:「少し壊れてたからって、悪い!だめ!ってすぐにするのは待ってあげて」
辻浦 レム:「お願い」少し真剣な顔で。
天壌カナタ:「ええ、あくまで最終手段です。拳よりも効くものをエイコさん、そしてレムさんがお持ちかもしれませんから」
天壌カナタ:「……先生やリミさんと同じように。私も、期待させていただきます」
足原エイコ:「ご期待ください、ってね!」
杜メイ:「暗にボクも拳しか期待できないって言ってないかい?カナタ君?カナタくぅん?」ほんの少し、和ませるように、からかい半分で笑って
GM:情報を項目をこれから公開しますが
GM:その前にNPCカードを入手します。テオデリク先生です。
【NPCカード:“学園医” テオデリク先生】
『傭兵カレー』いつものカレー。安心感がある。ラウンド1回、判定後達成値+3
『SoGカレー』恵みのスパイスカレー。
ソル・オロ・グランデ女学院のスパイスをテオ先生が効果を最大限に引き上げたカレー
シーン一度、薬物系(注1)アイテムの効果を二倍。侵蝕率上昇を無効化。
(注1)ブラックアビス、シルバーハンマー、ブルーゲイル等が該当。
■情報項目
【ダミアンについて1】
判定技能:<情報:ノヴァリス><情報:FH>
難易度:6
【ダミアンについて2】
判定技能:<情報:ノヴァリス><知識:軍事><情報:噂話>
難易度:8
【黒獣について】
判定技能:<情報:FH><情報:ノヴァリス>
難易度:8
【ダミアンの居場所】
判定技能:<情報:FH><情報:ノヴァリス>
難易度:10
GM:情報項目は再度シーンインすることで振りなおすことが可能です。
足原エイコ:じゃあ【ダミアンについて1】いきます!
足原エイコ:情報:ノヴァリス、コネ:学園通の友人を使用して……先鋒・足原エイコいきます!
足原エイコ:3dx+1>=6
DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 8[2,2,8]+1 → 9 → 成功
足原エイコ:成功!みんなも続け~!
杜メイ:【ダミアンについて2】 <情報:ノヴァリス>
杜メイ:次鋒めいぱるどんいきます
杜メイ:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 5[4,5] → 5 → 失敗
杜メイ:財産点3!成功にしますね!(財産点3→0)
辻浦 レム:先生もいますけど、どうします?
杜メイ:高難易度とか、購入余裕ある組に残したい
辻浦 レム:らじゃー
天壌カナタ:はあい、じゃあ中堅いきます!
天壌カナタ:黒獣について、実はFHもノヴァリスもないので素振りに《巨匠の記憶》を使ってシューッ!
天壌カナタ:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[4,4,5,10,10]+2[1,2] → 12
天壌カナタ:あっ回ったわ
辻浦 レム:すごい
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を2(→ 2)増加 (46 → 48)
辻浦 レム:では大将……大将? 生徒会長!いきます!
辻浦 レム:【ダミアンの居場所】についてノヴァリスで!
辻浦 レム:4dx+2>=10
DoubleCross : (4DX10+2>=10) → 10[4,4,6,10]+3[3]+2 → 15 → 成功
辻浦 レム:いえい
天壌カナタ:すんごい
GM:すごい
杜メイ:有能!
辻浦 レム:どきどきした
GM:では情報項目を並べるね。分かりにくいところあったら捕捉します。
ダミアンについて1
稀有な自我の強さを持つジャンクパーツで全身を構成した社会人。
小学区跡で自身を助けた幼獣の保護の為に自身のパーツを売ってはジャンクパーツに換装している。
社会人である以上働けるにも関わらず彼は社会人とも生徒とも距離をとっていた。
まるで身元を辿られぬように。
ダミアンについてその2
市場に流れたパーツを詳細に調べた結果その身元が判明した。
彼は『インペリアルPMC』の二等兵、厳密には脱走兵である。
先のセイクリッドピラー襲撃作戦に動員された大部隊の一人であり、劣勢になりゆく戦場で彼は敵前逃亡をした。
その後は敵とも言える生徒は勿論、他の社会人から隠れるように彼は姿を消していた。
そんな彼が、わざわざ黒獣を連れて逃げていった理由は不明である。
また、彼の体には。特殊な装置が付けられていたという。
コードは『桜花』。詳細は不明。
黒獣について
ダミアンが保護していた幻獣“ブラックドック”の変種たち。黒い猫の姿を持つ。
ソル・オロ・グランデ女学院では彼らの兄貴分を別所で保護しており
それがダミアンが働くことになった理由である。
能力は電気の生成、感知、その他には捕食が可能。
その正体は、定時制の乱をはじめとしたキングダムの内戦の中で逃げ出した一種の生物兵器。
ジェネシスの兵器や社会人に対するジャマー及び感知
そして発電も敵の電力を奪う事も可能な多目的な獣である。
インペリアルPMC来襲時の停電騒ぎは、彼らの食事によるものである。
ダミアンの行方
黒獣によるジャマーとダミアンの逃走術があるとはいえ
獣たちによる定期的な"大食らい"をさせるとなると自然と足取りが絞られる。
彼のいる場所は、ジェネシスのすみっこの小学区跡。
レムとエイコが彼と出会った。あの学校付近だ。
そして、インペリアルPMCが彼の居場所に気が付くのも、そう遅くはないだろう。
最悪、ダミアンが自身の秘匿兵器─────『桜花』を使うかもしれない。
■ソル・オロ・グランデ女学院───食堂
GM:いつもは少女たちの憩いの場でもある食堂も今日は貸し切り
GM:調査を終えた君たちが促されるまま椅子に腰を預けると
GM:マスク姿の白衣の先生と栗色の髪に兎耳を生やした生徒がカレーを配膳していく
GM:カレーのライスはうさぎ型で、福神漬けも耳飾りの様に添えてある。
天馬リミ:「…私食べておいしいものは前提として、見ても楽しいカレーにしたいなって。」
天馬リミ:「ふふっ、せっかくのお客さんですから」
足原エイコ:「カレーを作るのに白衣で、しかもシミひとつない……あの先生、やるね」
杜メイ:「感心するとこそこでいいのかい!?」
杜メイ:「もっとこう、ウサギ可愛いからいいお嫁さんになるね、とか…!」
辻浦 レム:「いい匂い……」すんすん。
テオ先生:「味と見た目だけじゃない。栄養価も抜群だ。カレーでも俺は一切の妥協はしない。」
テオ先生:白衣にガスマスク、この世で最もカレーから程遠い衣装であるが、それを気にせずに続ける。
天壌カナタ:「ええ……こちらは少し時間がかかりますので……まずは整理が出来ていることからお話しいただければと……」
天壌カナタ:言葉が途切れ途切れなのは、定期的にスプーンを口に運んでいるからで。つまりこの女、カレーに夢中である
テオ先生:「これから体力を使う事になる。食事と並行しながらになるが調査結果を共有してくれ。」
辻浦 レム:「いただきまあす」手を合わせている。
杜メイ:「確かに疲れるし、いただくけども……」袖でスプーン掴んでる、行儀悪い
足原エイコ:「いただきまーす!じゃあ、わたしから話そっかな」
足原エイコ:といいつつ大きく口に含んで、よく噛んで、水を一口飲んでから
足原エイコ:「わたしとレムちゃんが、ジェネシスの隅っこの方にあった学区の跡地で、ダミアンと会ったんだよね」
辻浦 レム:「うんうん」スプーンをくわえて頷く。
足原エイコ:「自分の部品を売ってまで、あの……幼獣を世話しててさ」
足原エイコ:「で、仕事が見つかったとか書き置きして、その跡地からいなくなったのが1か月半前、だったっけ?」
辻浦 レム:「んぐ」カレーを飲み込んでから。「もうちょっと最近? ひと月くらいかも」
辻浦 レム:「ちょうど新学期の夢見てた頃だから」
足原エイコ:「それが基準なんだ」
テオ先生:「夢がある種の現実、宛ら胡蝶の夢といった所か。」
杜メイ:「新学期で夢見てた、じゃなくて、新学期である夢を…?」(こぼさない様にちょっとずつ食べてる
辻浦 レム:「うん。あ、ぼくはいいからダミアンのことはやくはやく」
天壌カナタ:「では、私から質問、というより疑問をひとつ」
天壌カナタ:カレーを口に運ぶ手を止めて挙手
天壌カナタ:「ダミアンさんは社会人です。であれば、私たち生徒と違い、働き口はいくらでもあるはずです。一週間二週間と言わず、探そうと思えばすぐにでも見つかるでしょう」
天壌カナタ:「であるのにも関わらず、レムさんとエイコさんに会うまで、隠れ潜むように過ごしていたというのは少し……妙では?」
辻浦 レム:「そうだよねえ。メイちゃん、わかったこととかある?」
杜メイ:「んーそれはあれだね、彼の出どころの問題だ」スプーンを左右に振ってる、行儀悪い
杜メイ:「なけなしのお小遣いはたいて彼の流したと思われるパーツやらを買って調べた」お財布は空だよとがま口を逆さに振ってる、とほほ
杜メイ:「ハーシュ君のいってたようにインペリアルPMC出身なのは間違いなし、ただし、逃げ出した、ね」
杜メイ:「分かってる範囲だとセイクリッドピラーとか言ったか、あれのところで負けそうになったから逃げたらしいんだよねぇ……」
杜メイ:「逃げるほど怖かった割によく生徒の大勢いる場所に居られたな……わりと彼のメンタルにもきつかったんじゃない?」
杜メイ:「その辺りどうだい?レム君、エイコ君」
辻浦 レム:「……生徒、嫌いだって言ってたよね」
辻浦 レム:「それでかあ……でも、ここには来たんだ」
テオ先生:「ダミアンは敗戦兵にして脱走兵だ。こういう世俗から疎い場所じゃなきゃいずれバレると思ったんだろう。」
テオ先生:「…それ以外にも理由はありそうだがな。」
テオ先生:そう言いカナタに目線を向ける。
杜メイ:「ああ、獣君達だね、その辺りはカナタ君が調べてくれていたか」
天壌カナタ:「はい。……もむもむ……ん……」
天壌カナタ:皿に残ったカレー、その最後の一口を咀嚼し嚥下すると同時、卓上に置いていた端末から電子音
天壌カナタ:「レムさんたちがダミアンさんから頂いたという獣の爪牙や体毛、そしてこの学院で採取された試料の分析、比較を行いました」
足原エイコ:「そんなことできるんだ、やるねえ」
天壌カナタ:「負傷者には個々人に合わせた治療が必要ですので、そのあたりはバッチリです。……話を戻します」
天壌カナタ:こほん、と。どこか自慢げに見えなくもない咳払いを一つ置いて
天壌カナタ:「結論から言えば。"彼ら"はある種の生物兵器、加えて……人間であれば親戚関係、いえ、家族のようなものと言えます」
天壌カナタ:異なるふたつの場所で"保護"されていた黒い獣、その生態、能力等を比較した資料を端末に表示し、皆の中心に置いて示す
足原エイコ:「生物兵器……!?あんなにかわいいのに?」
足原エイコ:「戦意を失わせる可愛さってことかな……」資料に目を向ける
杜メイ:「ほほーう親、というわけではなかったのか」
辻浦 レム:「ふわあ……」
天壌カナタ:「どうでしょう。争いのために作られた命であれば、遺伝上の関係は薄くとも、親兄弟に近しい間柄かもしれません」
杜メイ:「しかしキングダムも大概だねぇ」スプーン口に突っ込んだまましゃべってる
天壌カナタ:「……であるからこそ、一緒にいさせてやりたかった。ダミアンさんがここに来たのは、そういうことでしょうか」
辻浦 レム:「…………」むぐむぐと静かに口を動かしている。
杜メイ:「ふーむ、社会人も血のつながりのない家族みたいなもんだし、共感するのかね?」
テオ先生:「心情としては見守りたい気持ちがあったと考えるのは自然だな。」
テオ先生:「だが、それだけではここから出る時にあいつらも連れた理由が分からない。」
テオ先生:「…とはいえそれも、直接会えばわかる事か。」
足原エイコ:「今……どこにいるのかな」
天壌カナタ:「……それについては、あの獣──ブラックドッグと呼びましょうか。その生態が捜索の助けになるかもしれません」
天壌カナタ:「私とメイさんがこの学院であの"社会人"たちと会った時、辺り一帯の灯が落ちたでしょう。あれはどうやら、その子たちの仕業のようです」
足原エイコ:「電気を食べちゃうから、停電になるんだ……」
天壌カナタ:「電気を"食う"ことで、それを糧とする存在──現代兵器や、それこそ社会人の機能を著しく阻害する。……肝心なのは、これが「攻撃」ではなく「食事」だということです」
辻浦 レム:「むぐむぐ」
杜メイ:「つまり、むぐむぐしないといけないわけだ、定期的に」レム君を見てる
テオ先生:「電気を食うか…興味深い、この場に適切な情報だ。流石だな、カナタ。」
辻浦 レム:(あれっ、もしかして……ぼくはあまり役に立ててない……?)むぐむぐしながら。
辻浦 レム:(せ、生徒会長なのに……! みんながんばってるのに!)
テオ先生:「レム、お前からは分かった事はあるか?」
辻浦 レム:「う」
テオ先生:「”会長”なんだろ、期待している」
辻浦 レム:「え、えとえと」あたふたと端末を掴むと。
辻浦 レム:「……あ、連絡、来てる」
辻浦 レム:「…………」目をすっと細める。水のグラスを掴んでごくりと飲む。
辻浦 レム:少しだけ返信をしてから。
辻浦 レム:「わかったあ!」
辻浦 レム:「今のやつ、停電! ジェネシスの方で何回か起きてるみたい」
杜メイ:「おお、流石会長!」
辻浦 レム:「友達が教えてくれた……信用できる子たちだよ」あんまりこっちのこと笑わないので。
テオ先生:「最高のタイミングだ!よくやったぞレム。良い友達を持ったな。」
足原エイコ:「何回も……流石に、偶然じゃないだろうね!」
天壌カナタ:「人同士の繋がりが活きた、というわけですね。……なるほど。元々、ジェネシスの兵器群も仮想的とした能力のようですから。道理も通っています」
辻浦 レム:「場所的に、だんだん隅っこの方に来てるみたいで……あの」
辻浦 レム:「最初の時の、あの学校が近そう……!」
辻浦 レム:「でででも、どうしよう。ぼくらがわかったってことは、インペリアルの人たちも見つけちゃうよね……?」
杜メイ:「……あ、それまずいね」
辻浦 レム:「まずいの? やっぱり」
杜メイ:「それ自体がまずいのもそうなんだが、ダミアン君、どうも秘密兵器があるらしい」
辻浦 レム:「秘密兵器!」
天壌カナタ:「秘密兵器……!?」
天壌カナタ:ガタッ、と立ち上がらんばかりにテーブルに手をついて身を乗り出す
足原エイコ:「秘密……兵器!」
辻浦 レム:「どんなのどんなの、強いの? 破壊力? こわい?」
杜メイ:「なんで君たちそんな喰いつきいいんだい!?」
テオ先生:「秘密兵器・・・だと、興味深いな、続けてくれメイ」
杜メイ:「先生も乗ってないか?……『桜花』という名前しかわかってないんだが」
杜メイ:「一番、彼が狙われてる可能性としてありうるネタだ」
杜メイ:「仮にただ威力が大きいだけだとしても、ボロボロの身体で、うまく使えると思うかね?」
辻浦 レム:「桜……」雨に流れた桜の花びらを、思い出す。
辻浦 レム:夢でも現実でも、盛りを過ぎればすぐに落ちて散ってしまった。
辻浦 レム:「だ、だめーっ!」
辻浦 レム:「狙われるのも、使っちゃうのも、よくないよ……!」
足原エイコ:「どっちにしろ、ダミアンはとっても危険な状況なんだ……」レムを宥めながら
杜メイ:「うむ、ご理解いただけた様で何よりだ、急ぐ必要があるね」窘めてるのをほほえましく見てる
辻浦 レム:「ぴー」宥められている。
天壌カナタ:「ええ。……栄養補給は済みました。ならば、次は体を動かす時間です」
天壌カナタ:照明の光を反射するほどきれい食べ尽くされたカレー皿を、そっとわきによけながら
足原エイコ:「よしよし、口を拭いたらすぐ出発だ」レムの口元を拭う
辻浦 レム:「むぎゅい」拭われている。
辻浦 レム:「早く行かなきゃ……っ」
天馬リミ:「ダミアンさんも勿論ですがどうか、み、皆さんもお怪我のありませんように…!」
杜メイ:「うむ、満腹さんもお姉ちゃんも、妹君も、いくとしようか」
辻浦 レム:「うんっ、あっ、そうだ。ええと」立ち上がってから。
辻浦 レム:「リミちゃんも先生も。カレー、ごちそうさまでした。美味しかったです」
辻浦 レム:「……次、ダミアンや黒ちゃんたちを……連れてこられたら、すごくいいなって思う」
辻浦 レム:食べ物が違う。立場が違う。何がどうなるかわからない相手だが。
辻浦 レム:「ぼくの十夜義塾は、できるだけ、みんなを歓迎したいから」
辻浦 レム:「いってきますっ!」ぴし、と敬礼のようなポーズ。
天馬リミ:「はい、いってらっしゃい。私、待ってますからっ」
GM:その言葉を背に受け君たちはソル・オロ・グランデ女学院を後にする。
GM:目指すはジェネシス学区の日向ではなく…その隅へ
GM:シーン終了。ロイス、購入などがあればどうぞ。
辻浦 レム:カナタさんに○誠意/隔意 メイさんに○親近感/隔意 で取得します。これでフルかな。
杜メイ:辻浦 レム 〇出来る会長さんだね/少し心配になるね 天壌カナタ 〇ううん、有能!/ちゃんとご飯食べてるかい?
天壌カナタ:レムちゃんに「■感服/恐怖」、エイコさんに「■尊敬/疎外感」にて!これでフル!
足原エイコ:天壌カナタ 〇やるねえ/読者じゃない…… で取得!
足原エイコ:購入は……ブルーゲイルだ!成せば……成る!
足原エイコ:yappari
足原エイコ:やっぱりブラックアビス!
足原エイコ:1dx+1>=20
DoubleCross : (1DX10+1>=20) → 10[10]+9[9]+1 → 20 → 成功
GM:すごいぜ、エイコ!
辻浦 レム:すご!
足原エイコ:???????????????
天壌カナタ:ナイスドラッグ!
GM:それほどの達成値を出すには眠れない夜もあったろう
杜メイ:やっば
杜メイ:肩にちっちゃいブラックアビス乗っけてんのかい!
杜メイ:じゃあボクもいってみよう
辻浦 レム:●<ヤア
足原エイコ:締め切りが近い時……これが最後の気力をくれたんだよね(ステマ)
杜メイ:2dx>=20 購入チャレンジ!
DoubleCross : (2DX10>=20) → 10[8,10]+4[4] → 14 → 失敗
辻浦 レム:あっ雫しますか
杜メイ:割と頑張ってて草
杜メイ:えーっともらったら届くのかな
辻浦 レム:+10ですね
GM:ふたりともブラックアビス?
GM:メイさんもブラックアビスでいいのかな
杜メイ:あ。はい宣言抜けてる
杜メイ:ブラックアビスです
GM:承知しました。SoGカレーはシーン一度の制限がある事だけ覚えてね。
辻浦 レム:ああーそっか
天壌カナタ:じゃあ、自分はクライマックスに備えてブルーゲイルを狙いましょう。素振り!
天壌カナタ:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 9[1,2,8,9] → 9 → 失敗
天壌カナタ:ぬうーッ
辻浦 レム:じゃあメイさんに夢の雫しましょう
杜メイ:(雫もきゅもきゅ
辻浦 レム:オート、『第n夜』《夢の雫》達成値+10。侵蝕3上昇
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を3(→ 3)増加 (45 → 48)
辻浦 レム:あっそうか、ただ
辻浦 レム:侵蝕上昇踏み倒しが一回しかできなくなるんだ
GM:あと効果倍も使えなくなる感じ。
辻浦 レム:使います? メイさん
杜メイ:ううん、……もったいないか
杜メイ:いや、すまないね、翻すがやめておこう
辻浦 レム:では申し訳ないですが、こちらも巻き戻ししてもいいでしょか
GM:いいよ~
辻浦 レム:ありがとうございます! 侵蝕もどしもどし
辻浦 レム:で、自分もブルーゲイル試します
辻浦 レム:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[2,4,9,10]+6[6] → 16 → 失敗
GM:カレー使いますか
辻浦 レム:そうか……カレー+財産点!
辻浦 レム:いただければ!
テオ先生:では達成値+3してくれ!
辻浦 レム:こちらは財産点1点消費して残り5!
辻浦 レム:20でゲットです。とりあえず持ってていいかな。
テオ先生:でかした!持っていっていいぞ
杜メイ:支援が最速は大事
辻浦 レム:あとで調整あったらお渡ししますね
辻浦 レム:以上!
足原エイコ:もしかして難易度20って……結構気軽に買える物なのか!?
天壌カナタ:カレーの悪影響だ!
辻浦 レム:やったあ
GM:ではカレーを食べて強くなったところでマスターシーンにいきます!
マスターシーン 『終わらない戦争』
■ジェネシス学区───そのすみっこの廃工場
プライベート・ダミアン:「……う……」
GM:廃工場でダミアンは眠りに落ちる中、夢をみる。
GM:悪夢の中、遠く彼の耳に響く声があった。
GM:それは彼の置いていった仲間が、戦場の鼓動に揉まれながらも届けた最後の叫びだった。
GM:彼らの声は風に乗り、ダミアン耳に儚く響く
戦友の社会人:「ダミアン、俺にはお前が分からない............無駄........。」
戦友の社会人:「しっかり......」
プライベート・ダミアン:("ダミアン、俺にはお前が分からない"なぜ逃げる、お前のせいで“桜花が無駄”になった。)
プライベート・ダミアン:("しっかり"戦え、か。)
プライベート・ダミアン:(そうだな、おれもそう思う。)
プライベート・ダミアン:(........)
GM:彼らの声は、闘志と絶望の入り混じった旋律となってダミアンの心を打ち砕き続ける。
プライベート・ダミアン:(おれは、逃げたんだ)
プライベート・ダミアン:(仲間を置いて逃げたんだ。インペリアルPMCや生徒にバレたらどんなに良い奴でもきっと。)
GM:悪夢の舞台は変わり、次第にダミアンの視界は現実の風景へと戻っていく。
GM:だが、そこには彼に向かって嘲笑うような、蔑みの眼差しが待ち構えている。
GM:街ゆく敵..."生徒"は、そして元同僚の社会人は彼の姿を見て、嗤い立てる。
プライベート・ダミアン:(...わらうな)
GM:膨れ上がる自責が産んだ彼らの嘲笑は、辛く鋭い刃のようにダミアンの胸を突き刺した。
プライベート・ダミアン:(おれを、わらうな)
GM:”笑われる”恐れに対して、眼光を鋭く叫ぶことしか彼にはできないまま‥‥‥‥
GM:きゃん きゃん
GM:ぺろとダミアンの顔を舐める幼獣がダミアンを眠りより覚ます
GM:彼らはダミアンがジェネシスの電気を大量に与えた影響かすっかり成長していた
プライベート・ダミアン:「今度はおれが“撫で”されたのか?...カッコ悪いところ見せちまったな。」
GM:黒獣達の顔をそっと撫でる。
プライベート・ダミアン:「もう少しだけ、もう少しだけカッコつけさせてくれ。」
プライベート・ダミアン:「奴らから逃げる為とはいえ...雇い主にもこれ以上迷惑は掛けられねぇ」
プライベート・ダミアン:「これが最後の我儘だ。これまでも我儘ばっかだったけど」
プライベート・ダミアン:「最期に腹一杯に食わせてやれたら。もうおれは満足だから」
GM:そう言い自身の中枢ユニットに手を当てる。そこには、桜の刻印が刻まれている。
GM:きゅー‥‥
GM:兄代わりの黒獣は寂しそうに鳴く。ダミアンが自分も連れて来た意味を理解したから。
GM:シーン終了
ミドル2 そちらにとっても悪い提案ではないでしょう?
GM:シーンプレイヤー、全員。登場どうぞ。
足原エイコ:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+6[6] → 57
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (45 → 52)
杜メイ:杜メイの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(44 → 45)
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(48 → 58)
GM:ダミアンを追うべくジェネシス学区の中を進む君たち
GM:最短距離を行くために路地を走ってゆく中、意外な顔が現れる
■ジェネシス学区─────その隅っこの路地裏
ハーシュ:「おっと、生徒の皆さん。少々お待ちください」
ハーシュ:「お初の方もいるようですね。私、こういうものと申します」
ハーシュ:名刺をレムとエイコにも渡そうとする。
ハーシュ:緊張など欠片もないかのように、あくまで事務的な友好的な態度で
足原エイコ:「なんだこいつ……」言いつつ、名刺は受け取る
辻浦 レム:「こういうものさん……」警戒しながら。
杜メイ:「おや?少々急いでるんだが何用かな」
天壌カナタ:「……例の"社会人"です。社会人の皆さん、と言った方が適切かもしれませんが」
天壌カナタ:初対面であろう二人に囁くように
ハーシュ:「ああ、申し遅れました。『インペリアルPMC』営業企画七課のハーシュです。」
足原エイコ:「ゲッインペリアル!」
ハーシュ:「すいません。この名乗りにはまだ慣れていないもので。」
辻浦 レム:(前はこういうものさんだったのかな……)
足原エイコ:「ここら辺にそっちが探してる物なんてないぞ!」
ハーシュ:「実は、この先の場所は既にインペリアルPMCの部隊が待機しています。」
ハーシュ:「私の指示により、彼らがわが社の特許を持つ製品を内蔵した不良社会人を捉える為の作戦を進行中なのです。」
辻浦 レム:「……!」
杜メイ:「(チッ、思ったよりは手の速い」
天壌カナタ:「先日は、当該人物そのものが目的であるように解釈しましたが……そうですか。あなた方が目を付けたのは、彼が持つ物である、と」
足原エイコ:「(早くダミアンを助けに行かないと……絶対、良くないことになるよ!)」ヒソヒソと、インペリアルに聞こえないような声で
辻浦 レム:「(どうしよ、でも向こうはいっぱいいるんだよね……?)」
杜メイ:「でーそれをこっちに言うのは何でだい?」(後ろで相談しやすいようにずいっと近づいて覗き込み
ハーシュ:「私達はインペリアルの信頼性と品質を守るために、この社会人を回収せねばなりません。」あくまで、カナタの言葉には答えずに続ける。
ハーシュ:「貴方がたには関与しないでいただきたいのです。」
ハーシュ:「彼らが捉えるまで、お時間を過ごしていただくことになるでしょう。」
ハーシュ:「代わりと言っては何ですが、より優れたグレードの社会人の雇用権を格安で皆さんにサービスします。」
ハーシュ:「そちらにとっても悪い提案ではないでしょう?」
辻浦 レム:(……信頼性。品質。効率。経済性)聞き慣れた言葉に、ぎゅっと唇を噛む。
杜メイ:「えーそういわれてもねぇ、というか、あまり暴れられても困るんだよねぇ」
杜メイ:「身内の不始末をつけるといえば聞こえはいいが、生徒の領分みたいな地域で暴れるのはね、美しないよねぇ」
ハーシュ:「そちらの方の言う通り、この社会人は我々の資産を勝手に持ち出している。」
ハーシュ:「問題があるとするなら、それは暴走したあの社会人でしょう。」
ハーシュ:「"カエサルのものはカエサルへ"」
ハーシュ:「これは当たり前のことだと思いますが?」
足原エイコ:「そっちの言うことは分かったよ。でもね……」
足原エイコ:「”大人”しく、言うこと聞くばかりじゃあ、無いんだよね!」
辻浦 レム:「……そうだよ。それに」
辻浦 レム:「『十夜義塾』生徒会長として、申し上げたいことがひとつ」出来る限り丁寧な口調で。
辻浦 レム:「彼は既に、私たちの学区の保護下にあります」そんなものはない。調べればすぐにわかる。
辻浦 レム:「無理を通すというのなら、私たちだって言い分があります」そんなものもない。
辻浦 レム:「彼は、ぼくたちの友達なんです……!」
ハーシュ:「友人…?利益にもならないものが…?」きょとんと
辻浦 レム:すぐに崩れる会長の皮を被って、できるだけ、持ちこたえられるように。声は震えていたかもしれない。
天壌カナタ:「……それです。あなたがいかに正しかろうが、利を第一に掲げる限り──」
天壌カナタ:「そこに、人命を尊ぶ手法が介在するとは思えません」
天壌カナタ:軍用のそれめいた手袋をキュッと締め直しながら、機械の瞳に視線を据える
杜メイ:「では先の言葉に返そう、利益で判断できない友達のものはお嬢様に返したまえ」
テオ先生:「わかったか?」「みんながみんなお前ほど物分かりが良いわけじゃない。」
テオ先生:「利益以外の見方を知り、声を上げるメイがいる。」
テオ先生:「自分を曲げないエイコが、声を上げている。」
テオ先生:「"レム"が、"十夜義塾"がダミアンの身と友情を保証している」
テオ先生:「命を貴ぶ者が、カナタが声を上げている。」
テオ先生:「星室庁が動くには十分すぎる理由だ。」
ハーシュ:「なるほど。我々の意見は並行にあり─────衝突は避けられない。」
ハーシュ:「理解はできませんが、状況を把握しました。」
ハーシュ:パシンっ
GM:指を鳴らした音と共に大量の戦闘用社会人が現れ、君たちを包囲する。
ハーシュ:「サラリーの出ない戦いは苦手なのですが。仕方ない。」
ハーシュ:「我々の利益の為、ですからね」
ハーシュ:「はぁ…」
GM:ミドル判定です。
GM:ダメージの合計が90点行くまで判定をしてもらい
GM:ターンを跨ぐごとに4d10のダメージを負ってもらいます。
足原エイコ:いたい!
GM:また、単体以外の攻撃の場合ボーナスがついて
GM:攻撃力+10されるよ
足原エイコ:範囲攻撃が……強くなるぜ!
天壌カナタ:エイコさんが輝く!
天壌カナタ:あっ、エンゲージについては考慮しなくてよいでしょうか
辻浦 レム:がんばれがんばれ
GM:大丈夫!
GM:一番自分にとって良い状態で考えてください。
天壌カナタ:ありがたし!
足原エイコ:やさしい
足原エイコ:判定を行う順番は、イニシアチブ順でいいですよね?
杜メイ:じゃあボク5m範囲内で…
GM:ですね!
GM:でも待機もしていいよ
辻浦 レム:そしたら自分が最初に支援をしたいです
GM:どうぞ!
足原エイコ:よろしく!
辻浦 レム:はーい!
辻浦 レム:メジャー、『こんな夢を見た』《ポイズンフォッグ》《戦乙女の導き》《狂戦士》
辻浦 レム:範囲(選択)でPC全員にダイス+9個、C値-1。侵蝕9上昇。
辻浦 レム:どうぞ!
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を9(→ 9)増加 (52 → 61)
天壌カナタ:大盛バフだ!
杜メイ:めっちゃ増える
足原エイコ:うおーーー
辻浦 レム:自分は以上!
足原エイコ:わたしの番!
足原エイコ:すみません、セットアップに使うアイテムって今使えたりしますか……?
GM:いいよ!
足原エイコ:ありがとうございます!怨念の呪石を使ったことにさせてください……!
足原エイコ:侵蝕+3、ダメージ+2d10。
足原エイコ:ダイスボーナスも付いたぜ!クリムゾンブリーチを使った射撃攻撃!
足原エイコ:15dx9+3+10
DoubleCross : (15DX9+13) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,4,5,5,6,6,7,9]+8[8]+13 → 31
辻浦 レム:雫いります?
足原エイコ:ダメージ伸びるし……貰っても良いですか!
辻浦 レム:+10だからこれくらいがちょうどいいんですよね
辻浦 レム:オート、『第n夜』《夢の雫》達成値+10。侵蝕3上昇
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を3(→ 3)増加 (61 → 64)
足原エイコ:これで41に!ダメージ出します!
足原エイコ:5d10+2d10+18
DoubleCross : (5D10+2D10+18) → 33[10,9,6,2,6]+14[6,8]+18 → 65
GM:えっ
天壌カナタ:すっご……
辻浦 レム:ヒャッハー!
杜メイ:ナイスな上ぶれ
GM:えーっと。これに範囲ボーナスの10点を加えます。
杜メイ:あ、あと+10じゃない?
足原エイコ:そうだった
GM:75じゃん。3/4いった!
辻浦 レム:いえーい
足原エイコ:のこり15!
杜メイ:マジボク殴らなくていいな…w
GM:うおー、では次!
天壌カナタ:では自分の手番……なのですが、待機!
天壌カナタ:次の手番にパスをシューッ!
杜メイ:ではすぱーいく!
杜メイ:マイナー《一角鬼》 侵食3
杜メイ:メジャーでコンボ"鰐の頭か獅子の口"(《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》+《獣魔の巣》) 侵蝕8
杜メイ:14dx@6+3
DoubleCross : (14DX6+3) → 10[1,1,2,2,6,6,6,6,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,4,5,6,7,8,9,9,10]+10[3,5,7,7,7,10]+10[4,4,8,8]+10[3,6]+10[10]+10[7]+10[8]+10[9]+3[3]+3 → 96
杜メイ:なんて?
GM:えっ
辻浦 レム:?
ハーシュ:もうちょっと皆さんこう…
ハーシュ:手加減とか…
辻浦 レム:えいえい
ハーシュ:うぐっ
杜メイ:まぁダメージ出すね…
杜メイ:10d10+16
DoubleCross : (10D10+16) → 64[6,10,5,7,6,5,5,7,5,8]+16 → 80
辻浦 レム:たっっか
足原エイコ:強すぎる
テオ先生:でかしたぞ!
天壌カナタ:規格外すぎる
杜メイ:あ、獣魔入れたから+2だ82点ですね
GM:なるほどね…
GM:ダメージは、これで合計90点を越えたので…君たちの勝ちです!
天壌カナタ:あっ、そして自分の手番、マイナーのみですが!
天壌カナタ:《ヴィークルモーフィング》でヴィークルを作成しておきます
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を3増加(58 → 61)
GM:了解!
天壌カナタ:以上にて!
杜メイ:杜メイの侵蝕率を11増加(45 → 56)
GM:では演出に入ります。
ハーシュ:「なぜ、私がここに待ちかまえていたか」
ハーシュ:「勝利の確率が最も高いから…ですよ。」
ハーシュ:「最悪の状況を想定せねば、ビジネスは成り立ちませんからね。これが難しいんですが」
GM:ハーシュは数を頼みにする戦術を駆使し閉所にも拘らず社会人による包囲戦を仕掛けている。
GM:例え超人でも、ひとたまりもないだろう。
テオ先生:「やられる前にやるしかない、か。」
テオ先生:「レム。頼めるか。」
辻浦 レム:「はいっ」背筋を伸ばし、大きな声で返事を。
辻浦 レム:「『私たち』十夜義塾生徒一同」
辻浦 レム:その時、周囲がゆらりと歪んで、幻が立ち現れる。
辻浦 レム:「力の限り、戦うことを」
辻浦 レム:木造校舎のすぐ横にある、小さなグラウンド。晴れた青空。そういう風景が見えて。
辻浦 レム:「ここに、宣誓します!」
辻浦 レム:瞬間、近くにいる味方にだけ、強烈な、胸を締め付けるような懐旧の想いが満ちることだろう。
足原エイコ:「わぁ……これは何……?」
杜メイ:「切ない?うむむ、不思議な感覚だ……」
辻浦 レム:あるいは、それは、各々がそれぞれに持ち合わせているかもしれない、愛校心にも似ている。
辻浦 レム:その想いは駆り立てる。前へ、前へと進む気持ちを。
天壌カナタ:「ええ。言葉にするのは難しいですが──為さねばならぬことがより明確になった。そんな気持ちです」
辻浦 レム:「最悪の状況を想定するのが社会人なら」
辻浦 レム:「ぼくら生徒は、最高の思い出を作るために、いくんだっ!」
ハーシュ:「不可解ですね、それは経歴書に書けるものでしょうか」
足原エイコ:「わたしの前でそんなことを言うのかい?」
足原エイコ:「経歴じゃなくて、心に残るものを描く、漫画家の前で!」
足原エイコ:背負っていた巨大なGペン型の投擲槍、騒々しき創造のGペン(命名:足原エイコ)を構える
足原エイコ:「でりゃああああーーーーーーー!」
足原エイコ:振りかぶって、手が爆発!爆風に乗って社会人の包囲網へ飛来し
足原エイコ:着激と共にGペンが爆発!爆発するエイコの体質を肩代わりするレネゲイドアイテムなのだ
足原エイコ:「穴を空けて、突き進んでこ!」
ハーシュ:「状況把握、再構成。αはB1に、γはC2に…ああ。部隊の殆どが半壊とは」
GM:社会人部隊はまるでボーリングのピンのように勢いよく吹き飛んでいく。
GM:しかし、ハーシュは数少ない部隊を再び編成し、攻勢を伺う
ハーシュ:「恨みますよ。"アシハラ・エイコ"。私の今期の評価は今、絶望的になりました。」
足原エイコ:「巻末からまた這い上がるんだね!ウチの部員みたいにガッツを見せな!」あっかんべー
ハーシュ:「勢いづいていられるのはここまでです。」
ハーシュ:「編隊された部隊は只今攻勢準備に入りました。貴方達もすぐに壁を彩るインクにしてさしあげます。」
杜メイ:「……はぁ、ボクは良心的で理性派だし、事を荒立てるつもりはなかったんだ、ほんとだよ?」その状況でくすくすと、袖で口元を隠しながら笑う
杜メイ:「だがね、生憎、絵心がないので芸術になるのは遠慮させてもらうよ」
杜メイ:その手が、服の中で波打つように変化を始める
杜メイ:すらりと伸びる足が、弓を引き絞るように後ろに引かれ、前傾姿勢をとる
杜メイ:「カナタくぅん、道はあけるから、後で拾ってくれたまえ」
杜メイ:「パンドラハンズ”猛牛注意”!」駆けだしながらその手から出た、巨大なバッファローで道をぶち抜いて開ける
GM:ドドドドドドドドド
GM:社会人群たちは現れたバッファローに為すすべなく、勢いのまま空を舞っていく!
ハーシュ:「な何たる不確定な、不合理な。私の仕事がこんな乱数たちに乱されるなど」
ハーシュ:「ありえない」
GM:バッファローに吹き飛ばされ宙を舞うさ中
GM:ハーシュはまるで事態をさっぱり理解できないように呆然とした声でそう言った
杜メイ:「すまないねぇ、不確定も、不合理も、私の手の中では日常茶飯事さ」あらかたフッ飛ばし、手を元に戻していつも通り笑って
ハーシュ:「勘違いしないでもらいたい、別動隊はすでに動いています。」
ハーシュ:「そして”アレ”は対生徒用に調整されている以上」
ハーシュ:「既に起動していれば…もう貴方方になすすべはなく。」
ハーシュ:「インペリアルは、貴方達に勝利まで売るつもりはない。」
天壌カナタ:「──それがどうしたというのです。そこに命があり、往く理由があるなら」
天壌カナタ:「私たちに、立ち止まるという選択肢はありません」
天壌カナタ:淡々とした、しかし熱を帯びた言葉に応えるように。地面が、建材が、少女を囲むようにカタチを変える
天壌カナタ:「──行きますよ。振り落とされないよう気を付けて」
天壌カナタ:車両としてのカタチを為したそれは、自身の周囲にいた3人を車内に取り込み、そして
天壌カナタ:喰い破られた攻囲の隙間に向けて加速する。──その先、獣を以って事を為した杜メイを進路上に捉えて──
テオ先生:「よくやったカナタ、運転に集中してくれ」
テオ先生:そしてそのまま、進路先にいるメイの手をグイっと掴む。
GM:同時にほのかに青く光る黒い影がメイの体を支え、衝撃を分散させる
杜メイ:「おおっと、お手間かけるね、先生殿」……思うところがないではないけれどその手をしかと握って、影に支えられる
杜メイ:「……セクハラだねぇ、なーんてね」
テオ先生:「効率を優先したまでだ。だが、意外と年相応だったぞ。」
テオ先生:「お前がどう思うにせよ、俺にとってはな」
杜メイ:「……そういうのは恋する人にでもいってくれたまえ」何とも言えない気持ちでそっぽを向いた
テオ先生:「…」少しだけ首を傾げ「理解しきれているかわからないが…それならば今後の参考にさせてもらう。」
GM:シーン終了
GM:ロイスと購入をどうぞ
辻浦 レム:ロイス満杯!
杜メイ:ロイスは保留、ダミアン君かなぁと
天壌カナタ:ロイスは満杯でこのまま!
足原エイコ:杜メイ 〇パワフル/疎外感 で!
足原エイコ:これで満杯かな!
辻浦 レム:お買い物はブルゲチャレンジかなあ
辻浦 レム:5dx>=20
DoubleCross : (5DX10>=20) → 10[1,2,3,5,10]+6[6] → 16 → 失敗
辻浦 レム:おーっと
杜メイ:ブルゲチャレンジ
杜メイ:2dx>=20
DoubleCross : (2DX10>=20) → 4[2,4] → 4 → 失敗
辻浦 レム:4支払って買える!
辻浦 レム:財産点残り1点です
足原エイコ:ちなみに学園天使もあるアルよ
辻浦 レム:ここは財産点かな……?
杜メイ:ですね、財産点かと…
天壌カナタ:では自分もブルゲチャレンジ!
杜メイ:あ、ボクはお財布からなので、失敗して終わりです
天壌カナタ:5dx>=20
DoubleCross : (5DX10>=20) → 10[1,3,8,9,10]+1[1] → 11 → 失敗
辻浦 レム:あっ雫します?
辻浦 レム:あっそうか、ラウンド1回ってここでもう一度使えますか?
天壌カナタ:あっ、そうかシーン中で使ってる!
辻浦 レム:使える派と使えない派がいそう
GM:いいよー
GM:活躍できた方が嬉しいので
辻浦 レム:やったー よければ使いますが
杜メイ:レム君が、カレーを、食う!
杜メイ:?
天壌カナタ:わーい、じゃあお願いしても…!
辻浦 レム:もぐもぐ
辻浦 レム:はーい
辻浦 レム:オート、『第n夜』《夢の雫》達成値+10。侵蝕3上昇
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を3(→ 3)増加 (64 → 67)
杜メイ:あ、そっちか
辻浦 レム:あー財産点もあるんだ
GM:すごいぜ
辻浦 レム:まあこちらは大丈夫です!
辻浦 レム:で、私が買ったブルゲ二個目をメイさんに渡すといいのかな
杜メイ:よろしいのでしたら、頂いておきましょう
辻浦 レム:一個あるからどうぞどうぞ
天壌カナタ:ではこちら、雫を受けてブルゲをゲット、自分で所持しておきます!
足原エイコ:わたしもブルゲチャレンジ!
辻浦 レム:もう3人持ってるかも
GM:やば・・・・・・・・・
杜メイ:となるとボデマとか?
足原エイコ:じゃあ強化素材とかにしとくかな
足原エイコ:いや、照準器だ 射撃だから
足原エイコ:2dx+1>=15
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 9[2,9]+1 → 10 → 失敗
足原エイコ:むうん、足りなかった 以上です!
GM:カレーと財産点使えば行けるかもって話があるけどつかう?
足原エイコ:使っちゃいます!
足原エイコ:カレーください!そこに全財産(2)をはたいて……15!
テオ先生:でかした!
GM:では、購入成功!
GM:ここでいったんセーブです!
クライマックス プライベート・ダミアン
GM:シーンプレイヤー:辻浦 レム
GM:シーンインどうぞ!
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (67 → 72)
足原エイコ:63+1d10
DoubleCross : (63+1D10) → 63+7[7] → 70
杜メイ:杜メイの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(56 → 57)
足原エイコ:登場侵蝕がずっと高い 困ってはいないが……
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(61 → 67)
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を3増加(67 → 70)
天壌カナタ:先のシーンからヴィークルを継続してよいとのことでしたので、その分も込みで!
GM:はーい!ありがとうございます。
GM:FHの社会実験によって生まれた学園都市、ノヴァリス。
GM:この街に暮らす人間は皆超人…それも幼い「女生徒」ばかり。
GM:光の十字を頭上に有し、特別な力を持った彼らは
GM:自分たちを搾取する大人『理事会』を打倒し、自由を勝ちとった。
GM:同様に、自分たちより上位にいる生徒からノヴァリスを勝ち取ろうとするものがいた。
GM:それが、インペリアルグループであり。ダミアンもまたその一人だった。
■ジェネシス学区 ─────そのすみっこの小学区跡
GM:どこか懐かしさを覚える木造の校舎は見かけに反して全く荒れていない。
GM:しかし、対照的に校庭にはあちこちに戦闘用社会人の残骸が散らばっている。
GM:そして今は誰も入学生も、卒業生もいない校舎を彩る様に桜の花びらが舞っていた。
GM:それは桜のような雷光。"桜花"。
半壊した戦闘用社会人:「インペリアルニ栄光ヲ、ノヴァリスヲ、社会人ノ手ニ!」
両腕を失った戦闘用社会人:「素晴ラシイ…ジャンクの二等兵スラ、コノチカラトハ、一万アレバ、"生徒"ヲ支配デキル…!」
プライベート・ダミアン:「そんなわけねーだろ」
GM:ぐしゃり
GM:全身が光…自爆の予兆がでた社会人達にダミアンはとどめを刺す。
GM:その背には、横には桜の花のような雷光を携えていた。
天壌カナタ:──機械の体を持つ男には聞こえただろうか。雷光が弾け続ける音に交じり、硬いゴムが地面を抉る音、そして内燃機関の唸り声が近づいてくるのが
天壌カナタ:飛び込んできたソレは、校庭に転がる──まだ辛うじて"息のある"残骸を華麗に避け、土煙を上げて停止する
天壌カナタ:「到着です、皆さん。ですが──これは"間に合った"と言えるものでは、ないかもしれません」
足原エイコ:「すごいことになってるね……それでも、急がなきゃ!」
足原エイコ:「まだ、間に合うかもしれないもん!」
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (72 → 75) ※こっそりジェネシフト
杜メイ:(こっそりジェネシフト4
プライベート・ダミアン:「知らない嬢ちゃん…医者か?赤毛の嬢ちゃんに知らんマスク」
プライベート・ダミアン:「それとエイコ、レム…」
プライベート・ダミアン:「…なんでよりにもよってお前らがここに来るかね」
杜メイ:57+4d10
DoubleCross : (57+4D10) → 57+24[1,9,10,4] → 81
杜メイ:杜メイの侵蝕率を24増加(57 → 81)
杜メイ:「やーこんにちは、そちら二人を知ってるなら、君がダミアン君でいいのかな?」周りの惨状にわーおと驚きながら
天壌カナタ:「正確に、そして"外"の職業に当てはめるなら救急救命士です。──天壌カナタ。あなたの友人の、そのまた友人としてここにいます」
辻浦 レム:『ダミアンが』心配だった。物理的にも、感情的にもだ。だが。
辻浦 レム:周りに散らばる残骸たち。そうして、それを生み出してしまった彼に。
辻浦 レム:「……大丈夫っ、ダミアン!」やっぱり、心配をせざるを得なかった。
辻浦 レム:同胞を、こんな風にしてまうということが、どういう気持ちなのか。
足原エイコ:「来るさ……友達なんだから」
足原エイコ:「それで、その光ってるのは……何なんだい?」
プライベート・ダミアン:「ああ、俺がダミアンだよ。」
プライベート・ダミアン:「友情に厚い友達がいるんだな、レム、エイコ。ちょっと安心したわ」
プライベート・ダミアン:「今のおれは襲い掛かるこいつらを退ける為"桜花"ってヤバイ兵器を起動して、こいつに身を預けてる。」
杜メイ:「ふふ、友人というには付き合いは浅いけどねぇ……もしかして自動で襲っちゃう?」
プライベート・ダミアン:「いいか。」
プライベート・ダミアン:「"おれ"にこれ以上は、踏み込むな。」
プライベート・ダミアン:「赤毛の嬢ちゃんの言う通り今の俺は、これ以上近づかれちゃ問答無用で壊しちまう。」
足原エイコ:「そ、そんな……解除できないの?」
辻浦 レム:「う」
GM:よく見れば、黒獣たちも今も彼とはかなり距離を取っている。
GM:校舎の窓から不安そうに覗いているのだと分かる。
辻浦 レム:「ううううううう」ぎゅっとスカートを握り締める。
プライベート・ダミアン:「…こいつは俺の全身を凄まじい速度で消耗している。」
プライベート・ダミアン:「自分じゃ解除できねぇな。一度意識でも落とされれば別だが。」
プライベート・ダミアン:「放っておいても勝手に自分を使い尽す。桜が散るのをお前らは待てばいい」
辻浦 レム:「やだっ!」
辻浦 レム:「それを聞いてほっておけると思うのっ!?」
プライベート・ダミアン:「ぐぐっ、このわからずや!おれだって、友達を傷つけたくないんだよ!分かれよ!」
辻浦 レム:「……ぼくは」
辻浦 レム:自分の力は、あくまで精神に働きかけるもので、敵を直接打倒するようなものではない。
辻浦 レム:夜毎の夢と同じく、何の力もない……。
辻浦 レム:(…………)握り締めていたスカートを放して、整える。
辻浦 レム:(ちがうよね)
辻浦 レム:「みんな、あのね」
辻浦 レム:「ぼくの学校は、このノヴァリスには、今も過去も、どこにもありません」
辻浦 レム:「ぼくは本当は、ちゃんと生徒会長とかじゃなくて、でも、そうなの」
辻浦 レム:「学校も、あるの。これから、ぼくが作るから」
辻浦 レム:「だから、お願い。力を貸して。今だけ」
辻浦 レム:「体験入学、してみてください。お願いします」
辻浦 レム:ぺこりと頭を下げる。優雅にとはいかないが。
辻浦 レム:「エイコさん、カナタさん、メイちゃん、どうか、一緒に、ダミアンを助けて」
足原エイコ:「頼まれるまでも無いけど……もちろん!やっちゃうよ!」
足原エイコ:腕を捲る
天壌カナタ:「──何を今さら。人の心身を守るのが、私の役目です」
天壌カナタ:「ですので、今この時だけは、あなたの学友となることも吝かではありません。──よろしくお願いします、会長」
天壌カナタ:言葉も態度も淡々と。エンジンの唸りだけが、僅かに昂りを見せる
杜メイ:「……辻浦レム、君がそう求めるならば応えよう」優しく、微笑んでいる
杜メイ:「気にすることはない、杜メイはそういう生き方ゆえに。さぁ今だけ転校してあげよう」こちらも不格好なカーテシーのまねをして
辻浦 レム:優しい夢から一時醒めて、現実を直視し、口にすることは、身を切るよりも辛い。
辻浦 レム:でも、それでもやる価値はあると思うし、あった。
辻浦 レム:「ダミアン。大丈夫、ほら」
辻浦 レム:「友達が来てくれたよ……!」
プライベート・ダミアン:「…レム。」
プライベート・ダミアン:「分かった。俺の負けだ。…助けてくれ。」
プライベート・ダミアン:「だがな!来るなって言ったんだ。怪我してもしらねぇぞっ!」
プライベート・ダミアン:「…これは独り言だ。」
プライベート・ダミアン:「桜花は、まずはこの花びらを狙え。他は兎も角これを放置するとマズイ」
プライベート・ダミアン:「花びらだぞ」
辻浦 レム:「……わかった。みんな、よろしく」
辻浦 レム:「大丈夫だよ。ここには、想いに形を与えてくれる人がいて」
辻浦 レム:「人を救護するのが大得意な人がいて」
辻浦 レム:「そうして、おうちに帰してくれるの」
辻浦 レム:「ぼくもいます。生徒会長がね!」
プライベート・ダミアン:「…そうかい、じゃあレム生徒会長とみんな」
プライベート・ダミアン:「準備が出来たら、そこの白線を踏み越えてきてくれ」
プライベート・ダミアン:「そこから先はもう戦いだ。おれじゃどうにもできない。」
天壌カナタ:「了解しました。……では、レムさん──いえ、会長」
天壌カナタ:「始めます。よろしいですね?」
辻浦 レム:「許可します!」別にそんな権限はないのだけれど。
杜メイ:「おうとも、十夜義塾一年にゃ組の杜メイが人生ツンデレ迷子を帰宅させてあげよう」
足原エイコ:「美術部長も頑張るよ!」
テオ先生:「担任からも一言。素直じゃない用務員救出任務と行こうか、レム会長?」
辻浦 レム:「はあい! せーので!」
辻浦 レム:「起立! 礼!」
辻浦 レム:「出動だーっ!」
GM:白線を越えた瞬間、桜花から発せられる凶悪なレネゲイド波動が君たちの精神を揺さぶります。
GM:衝動判定 目標値9でお願いします
辻浦 レム:3dx+2>=9 思い出の一品
DoubleCross : (3DX10+2>=9) → 4[4,4,4]+2 → 6 → 失敗
辻浦 レム:ぴー
杜メイ:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 10[3,4,10]+10[10]+5[5]+1 → 26 → 成功
GM:え
足原エイコ:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 7[2,6,7] → 7 → 失敗
GM:意志つよっ
天壌カナタ:2d6+2>=9
DoubleCross : (2D6+2>=9) → 6[3,3]+2 → 8 → 失敗
足原エイコ:ぎゃあ!暴走!
天壌カナタ:惜しい!
辻浦 レム:必要な人は雫もできますが
天壌カナタ:こちらはリアクションないので大丈夫!
辻浦 レム:自分もまあ、いいか
辻浦 レム:エイコさんはだいじょぶですよね
GM:ではエンゲージがこちら
桜花1[8]、桜花2[8]、桜花3[8]、桜花4[10]、桜花5[10]
"プライベート・ダミアン"[10]
|
10m
|
レム[12]エイコ[12]
メイ[3]カナタ[5]
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を2d10(→ 10)増加 (75 → 85)
辻浦 レム:80は超えたぜ!
杜メイ:杜メイの侵蝕率を2D10(→ 11)増加(81 → 92)
GM:なんかみんな結構いい感じになってるな。
天壌カナタ:2d10+70
DoubleCross : (2D10+70) → 16[10,6]+70 → 86
天壌カナタ:おっ、こっちもいい感じに!
足原エイコ:70+2d10
DoubleCross : (70+2D10) → 70+9[5,4] → 79
■第一ラウンド
GM:セットアップ
足原エイコ:怨念の呪い石使用!
足原エイコ:侵蝕+3、暴走、ダメージ+2d10に!
プライベート・ダミアン:『戦いたくはないんだがなぁ…!』《加速装置》《ヴァジュラ》
プライベート・ダミアン:ラウンド間、行動値+24。シーン間、攻撃力+18
GM:これによりダミアンの行動値は34になります
天壌カナタ:使っておこう、ブルーゲイル!侵蝕+5、そして行動値+5で8となります
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を5増加(86 → 91)
杜メイ:同じくブルーゲイルだ…
GM:桜花はなにもないよ。ダミアンからの指示がないので
辻浦 レム:メイちゃんカレー使う?
杜メイ:杜メイの侵蝕率を5増加(92 → 97)
GM:SoGカレーつかってブルゲする場合は言ってね。
杜メイ:カレーまで行くとレム君を抜いてしまうからちょっとよくないかなと
辻浦 レム:そしたら私がふつうブルゲつかえばよい
杜メイ:あ
杜メイ:うん、ならお願いしようか、一応範囲打てる方がいいだろう
辻浦 レム:じゃあせんせーメイちゃんにカレーお願いします!
テオ先生:了解した。しっかり食べてくれ。
杜メイ:戦場で食べる者じゃないと思うんだけどねぇ…(mgmg
辻浦 レム:侵蝕は据え置きだ!
杜メイ:杜メイのイニシアチブを10に変更(3 → 10)
杜メイ:杜メイのイニシアチブを13に変更(10 → 13)
杜メイ:a.de
杜メイ:侵蝕が下がるのか
GM:カレーゲイルは侵蝕率上昇もないからね。そこも注意してください。
杜メイ:Error!:コマンドによる変更に失敗しました。式を修正して下さい。
杜メイ:97を92に
GM:メイさんがバグった。これがカレーの力…
辻浦 レム:そして私は通常のブルーゲイル!
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を5(→ 5)増加 (85 → 90)
辻浦 レム:行動値17になります。
GM:カナタさんはブルゲ使わない感じで良いのかな
辻浦 レム:上で使ってますね!
GM:承知!
GM:それではこれが今の行動値込みのエンゲージ
桜花1[8]、桜花2[8]、桜花3[8]、桜花4[10]、桜花5[10]
"プライベート・ダミアン"[34]
|
10m
|
レム[17]エイコ[12]
メイ[13]カナタ[8]
GM:では、次。イニシアチブ!
GM:桜花1[8]が行動します。
GM:『指示出してないのに動くんじゃねぇ!』《加速する刻》
GM:マイナー:《オリジン:サイバー》
GM:メジャー:《ハザードコール》
GM:対象は最も侵蝕率の低い…エイコさん!
GM:10dx+8
DoubleCross : (10DX10+8) → 10[1,2,2,3,3,4,6,7,8,10]+5[5]+8 → 23
足原エイコ:ぎょえー!侵蝕があがるやつだっけ?暴走してるからリアクション出来ないよ!
GM:では、侵蝕を10あげてね。
GM:桜花からの行動は他にはなし!ダミアンも何もないです!
足原エイコ:はい……足原エイコの侵蝕、宙に浮きます……92に
GM:フワ―っ
GM:通常手番!ダミアンの手番です。
GM:マイナー:《雷の加護》、ダイス+6
GM:メジャー:『これもヤバい奴!』《ハイマニューバ》《雷の残滓》
GM:10dx+30 シーン一度、命中時邪毒になります。使用武器はインプラントミサイル。範囲です。
DoubleCross : (10DX10+30) → 10[2,4,5,6,7,8,9,9,10,10]+5[4,5]+30 → 45
GM:邪毒のLVは…5!
天壌カナタ:デカイ!
辻浦 レム:ひえ
辻浦 レム:暴走中につきリアクション不可です
杜メイ:ドッジ…
杜メイ:7dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 10[1,1,2,5,8,10,10]+10[5,10]+3[3]+1 → 24
天壌カナタ:自分は暴走中でリアクション…不可!
辻浦 レム:高いけど+10でも届かないなーー
杜メイ:なんでさっきから地味に頑張ってるんだよ!!(
杜メイ:あたり!
GM:エイコ先生も暴走で命中かな
GM:ではダメージ
GM:12+5d10
DoubleCross : (12+5D10) → 12+21[5,7,7,1,1] → 33
杜メイ:あと2点低ければぁあああ
杜メイ:リザレクト
GM:装甲は有効だよ!
辻浦 レム:食らって倒れます。リザレクト。
杜メイ:杜メイの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(92 → 93)
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (90 → 91)
GM:えっ
足原エイコ:爆散!リザレクトするよ
辻浦 レム:うまうま同盟
GM:この生徒たちリザレクト上手すぎ…?
足原エイコ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3
天壌カナタ:ヴィークルの装甲で12点止めて、21点!HP4で生存!
足原エイコ:侵蝕+3で95、HP3に リザレクトで3なんて出しちゃいましたよ 高いなぁ
GM:では次!レムさん!
辻浦 レム:はいっ
辻浦 レム:マイナーで暴走解除だよ
辻浦 レム:メジャー、『こんな夢を見た』《ポイズンフォッグ》《戦乙女の導き》《狂戦士》
辻浦 レム:で、これ侵蝕9上昇でちょうど100に届くはずなので
辻浦 レム:範囲(選択)でPC全員にメジャーダイス+11個、C値-1 こうなるはず
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を9(→ 9)増加 (91 → 100)
辻浦 レム:受け取れみんな!
足原エイコ:うおーーーー
辻浦 レム:こちらは以上です
天壌カナタ:イタダキマース!
杜メイ:強くなった!
GM:では次の手番、メイさんどうぞ!
杜メイ:マイナー《骨の剣》+《一角鬼》+《ハンティングスタイル》 侵食7(一角鬼+ガード値のみ骨の剣)
杜メイ:5m前進して、侵食100
杜メイ:杜メイの侵蝕率を7増加(93 → 100)
杜メイ:メジャーでコンボ"名状しがたき素手"(《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》+《獣魔の巣》+ジャイアントグロウス) 侵蝕13 対象は範囲(選択)なので敵すべて
プライベート・ダミアン:こいやぁ
杜メイ:バフ分足して…
杜メイ:18dx@6+3
DoubleCross : (18DX6+3) → 10[1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,6,7,8,8,10]+10[3,6,8,9,9]+10[1,3,5,8]+4[4]+3 → 37
GM:カレー食べますか?(達成値+3)
辻浦 レム:あと雫だと49まで伸ばせます(+12)
足原エイコ:カレーの前に
足原エイコ:わたしのDロイス学園天使の+5はどうだい?
杜メイ:ああ、そっちの方がいいね
杜メイ:ボクの方は、絶対に当たるから
杜メイ:雫をエイコ君の方に回してもらうとかはありだ
辻浦 レム:オッケー!
杜メイ:ではエイコ君貰っていいかね
足原エイコ:どうぞ!残り2回
足原エイコ:達成値を+5するよ!
杜メイ:おーらい、達成値42 ドッジのクリティカル+1なので、リフレックスナシならあたりだ
GM:桜花は総てガード、ダミアンは暴走中。ダメージどうぞ
杜メイ:5D10+2D10+23
DoubleCross : (5D10+2D10+23) → 20[4,8,1,5,2]+14[7,7]+23 → 57
杜メイ:57点。装甲ガード有効だ
GM:桜花1,2,3が以下を宣言
GM:【桜墜ちる】《マグネットフォース》
GM:それぞれダミアン、桜花4,5をカバー
GM:そしてこのダメージでは当然落ちます!
杜メイ:杜メイの侵蝕率を13増加(100 → 113)
杜メイ:ン、行動終了(獣魔・ジャイアントグロウス残り1回)
GM:では次!エイコさん!
足原エイコ:いざ!
足原エイコ:クリムゾンブリーチ使用での射撃攻撃!対象はダミアンがいるエンゲージに範囲!
プライベート・ダミアン:うおおおおこいやぁ
足原エイコ:18dx9+3+10
DoubleCross : (18DX9+13) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,6,7,7,8,8,9,10]+5[1,5]+13 → 28
辻浦 レム:ここは……やりますか雫
GM:いいね~!
足原エイコ:ぴったり繰り上がる……!
足原エイコ:ください!
辻浦 レム:おう!
辻浦 レム:オート、『第n夜』《夢の雫》達成値+12。侵蝕3上昇
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を3(→ 3)増加 (100 → 103)
足原エイコ:これで……達成値40!
辻浦 レム:いけー!
足原エイコ:避けられるものなら……避けてみな!
GM:あっ
GM:桜花はガードします!
GM:ダミアンは暴走中だよ
GM:ダメージどうぞ!
足原エイコ:いきます!
足原エイコ:5d10+18+2d10
DoubleCross : (5D10+18+2D10) → 22[1,10,3,6,2]+18+8[3,5] → 48
GM:桜花4【桜墜ちる】《マグネットフォース》桜花5をカバー。残るは一機
GM:《電磁反応装甲》HPダメージを-20 二回使用 8ダメージ
GM:とはいえこれで奥の手もほぼ尽きました。
足原エイコ:あとは……とどめを刺すだけだぜ!
足原エイコ:クリムゾンブリーチを使ったので侵蝕+3。以上です
GM:桜花5の手番
GM:マイナー:《オリジン:サイバー》
GM:メジャー:《ハザードコール》
GM:対象は、侵蝕の最も低いカナタさん!
天壌カナタ:ウワーッ!
GM:10dx+8
DoubleCross : (10DX10+8) → 9[3,3,3,5,6,6,6,7,9,9]+8 → 17
天壌カナタ:暴走中につき……リアクション不可!
GM:では侵蝕率を+10してね
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を10増加(91 → 101)
天壌カナタ:フフ、いい感じになったぜ……
GM:これでもう侵蝕率は100を超え…リザレクトもできないぞ!
GM:では次、カナタさんどうぞ!
天壌カナタ:ヤー!
天壌カナタ:マイナーで《ヴィークルモーフィング》を再使用、モーフィングロボを作成して搭乗
天壌カナタ:天壌カナタの侵蝕率を3増加(101 → 104)
GM:ロボだってー!
天壌カナタ:メジャー、《コンセントレイト/アドレナリン/巨匠の記憶/タブレット》で桜花4に攻撃!
天壌カナタ:21dx6+4
DoubleCross : (21DX6+4) → 10[1,1,1,3,3,3,4,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,2,2,3,3,4,4,7,8,8,9,9,9,10]+10[2,2,3,3,3,5,9]+10[7]+10[10]+2[2]+4 → 56
天壌カナタ:あっ、結構伸びた
GM:ひゃばい
辻浦 レム:すごい!
GM:桜花 ガード!
天壌カナタ:ではダメージが……
天壌カナタ:6d10+15
DoubleCross : (6D10+15) → 21[1,1,10,1,2,6]+15 → 36
天壌カナタ:出目ーッ!!
天壌カナタ:装甲有効で36点となります。低い
GM:普通に強いし、桜花は倒れます!
GM:残りはダミアンのみ!
天壌カナタ:うす、ではこちらの行動はこれでエンド!
GM:セットアップ 邪毒LV5です。
GM:PC達は15HPを失います。
杜メイ:倒れるのでダミアン君に〇いい子じゃないか/もうちょい周りを頼りなさい でロイスとって即昇華! 後行動値が3に
天壌カナタ:ここでリミさんのロイスをタイタス化、昇華して悪影響を全て消去!
天壌カナタ:邪毒がキラシュワします
辻浦 レム:カナタさんのロイス切ってタイタス昇華、邪毒を消去しようかな。
辻浦 レム:救護だよ!
足原エイコ:うわあ毒だ苦しい死ぬよ
足原エイコ:そっか昇華の手があった!レムちゃんへのロイスを昇華して邪毒を消します!
GM:はーい!
■第二ラウンド
GM:セットアップ…に入るのですが
GM:実はダミアンもロイスを持っており。丁度過去の戦友のロイスをタイタス化しています。
天壌カナタ:おお……!?
GM:「なにか」が起きて、今それがロイスに戻れば、セットアップ行動が変わるかも
辻浦 レム:なにか……なんだって!?
テオ先生:そんな都合の良いものがあるわけ…はっ
足原エイコ:でも……タイタスをロイスに戻す方法なんて……
杜メイ:おいおい、そんな懐旧を誘うようなものが…
辻浦 レム:…………
天壌カナタ:いや……一つだけある……!
辻浦 レム:つまり、Dロイス:記憶探索者の効果を使用しても構わないということですか!
GM:勿論です!
辻浦 レム:使用するするするするする
辻浦 レム:ダミアンの持つタイタスをロイスに復活させ、自分は侵蝕1d10上昇……そういうことですね!
GM:はーい!
GM:そしてダミアンの行動が変化し…
プライベート・ダミアン:『残春』《雷神の降臨》 攻撃力を+10 そして、行動値 0
辻浦 レム:侵蝕上げます
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (103 → 108)
辻浦 レム:よし
GM:他にセットアップ行動する人はいるかな?
杜メイ:なし
辻浦 レム:もうなし!
天壌カナタ:はい、こちらは無し!
GM:ではエンゲージは以下になります
"プライベート・ダミアン"[0]
|
5m
|
メイ[3]
|
5m
|
レム[12]エイコ[12]
カナタ[2]
GM:イニシアチブ
GM:なにもなさそうなので次!
GM:では通常手番!エイコさんどうぞ!
辻浦 レム:あっ先に支援させてくださいなー
足原エイコ:よろしく!
GM:そうだった。
辻浦 レム:動かせていただきます
辻浦 レム:マイナーなし。
辻浦 レム:メジャー、『こんな夢を見た』《ポイズンフォッグ》《戦乙女の導き》《狂戦士》
辻浦 レム:範囲(選択)で自分のエンゲージにいるエイコさん・自分・カナタさんにメジャーダイス+11個、C値-1。侵蝕9上昇。範囲はこれが最後!
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を9(→ 9)増加 (108 → 117)
辻浦 レム:うけとってください!
足原エイコ:うおーーーー
辻浦 レム:ということで以上!
GM:うおー
天壌カナタ:押忍!こちらもいただき!
GM:ではエイコさんどうぞ!
足原エイコ:いきます!クリムゾンブリーチで攻撃!対象はダミアン!
プライベート・ダミアン:こいやー
足原エイコ:18dx9+3+10
DoubleCross : (18DX9+13) → 10[2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,6,6,7,8,9,9,10]+10[4,6,9]+1[1]+13 → 34
足原エイコ:良い感じ!
辻浦 レム:雫他の支援しますか
GM:いりそうなら支援入れてねっ
辻浦 レム:あっ、上のやつは質問! しますか?
足原エイコ:ください!
辻浦 レム:うす!
辻浦 レム:オート、『第n夜』《夢の雫》達成値+12。侵蝕3上昇
辻浦 レム:辻浦 レムの侵蝕率を3(→ 3)増加 (117 → 120)
足原エイコ:これで46に!
足原エイコ:ダメージ……出しちゃうよ!
GM:いいよ!
GM:ダミアンは変らず暴走中です!
足原エイコ:5d10+18+2d10
DoubleCross : (5D10+18+2D10) → 16[2,5,2,5,2]+18+10[3,7] → 44
GM:うおーーーー
足原エイコ:どうだー!
プライベート・ダミアン:さっきの8ダメージに、44で52か。
プライベート・ダミアン:戦闘不能、お前たちの勝ちだ!
辻浦 レム:うおーーー
天壌カナタ:ヤッター!!
足原エイコ:爆散!……はさせなかった!
杜メイ:しょうり!
GM:戦闘演出
GM:桜の花びらのような雷”桜花”はダミアンの意志を離れ、軌道を描き始める。
プライベート・ダミアン:「知ってるか?大量生産された半導体チップにも個性があるんだぜ」
プライベート・ダミアン:「優秀、そこそこ、不出来って具合にな。もちろん社会人にもそれはある。」
プライベート・ダミアン:「できない奴は爪弾きにされるが…ジェネシスの一二野って女がある研究を出した。」
プライベート・ダミアン:「『個性の強い社会人には揺らぎがあり、可能性があります』ってな。」
プライベート・ダミアン:「やさしいよなぁ。おかげでおれもこうしてインペリアルで生きられた、が。」
プライベート・ダミアン:「綺麗ごとじゃねぇ、具体的な数値を伴った結果を見てインペリアルの連中はこう考えてたんだ。」
プライベート・ダミアン:「"揺らぎを活かした兵器を作れば生徒にも対抗できるやも"ってな。」
プライベート・ダミアン:「桜花はそんな目的で作られた結晶で、おれは唯一の適合機だ。」
GM:それはつまり、それだけセイクリッドピラー攻略がインペリアルにとって本気だったことを表している。
プライベート・ダミアン:「おれの揺らぎから生まれた雷は、意志を持つ。だがそれはインペリアルで”調整”された意志だ。」
プライベート・ダミアン:「だからお前達、"生徒"への害意に満ちてる。」
プライベート・ダミアン:「こうして押さえておくのも…限界だ…!」
桜花:桜花─────雷光の一つが、動き、エイコを捉える。
桜花:雷の様に彼女を貫くと、体にえもいわれぬ違和感。吐き気。嫌悪感を感じる。
桜花:それは、自分がこの世界に居てはいけないような錯覚を与える悪意
足原エイコ:身構えていたが、想像していたような”痛み”ではなかった
足原エイコ:「何これ、すっごく……嫌な気分になる!」
プライベート・ダミアン:「お前らはちょっとやそっとじゃ死なないからな。それ対策だ。」
プライベート・ダミアン:「強すぎたんだよ、お前たちは。」
足原エイコ:「上げるんだ、侵食を……それで十字冠の転送を意図的に起こす……」
足原エイコ:「趣味悪いね、インペリアル!」
杜メイ:「ある意味機械的、合理的だとほめるべきなのかねぇ」
天壌カナタ:「なるほど、対処としては的確です。──貴方の回収に躍起になっている理由が理解できました」
辻浦 レム:「……だから、生徒が嫌い、なんだね……」
プライベート・ダミアン:「…そうだな。おれたちは、お前たちより弱い。こわいよ、悔しいけど」
プライベート・ダミアン:「だから勝つには沢山ズルしなきゃいけない。どんなにかっこ悪くても」
プライベート・ダミアン:「こんな風に…な!」
プライベート・ダミアン:手をぐっと握ると、その力で手のパーツが少しだけ自壊する
GM:それらをダミアンが投げると、光の弾速を伴って君たちを傷つけた。
GM:同時に、吐き気がする。体が重くなる。想像できる中で最悪の体調不良が幾つも重なったように。
プライベート・ダミアン:「気分悪いだろ?…こういう勝ち方を想定されてるんだよ、おれは」
プライベート・ダミアン:「磁場が強すぎて他の社会人とも協調もできねぇ、一人ぼっちの、使い捨て。」
プライベート・ダミアン:「おまけに高速移動もできない…つまり、殿を求められてたんだ。おれは」
杜メイ:「やれやれ、戦いに、ずるも何もないのだけどねぇ」痛みに、吐き気にくらくらする、身体が重い、けれど微笑む顔は崩れない
杜メイ:「生徒にちゃんと通用するんだ、上等じゃないか?」そうやって、笑って彼の強さを認める
プライベート・ダミアン:「本当ならな、強い奴ってのは自分の実力で。正々堂々と殴り合えるやつのことを言うんだよ。」
プライベート・ダミアン:「でも、まぁ。受け取っとく」
天壌カナタ:「──いいえ、いいえ。正々堂々、真正面から。それも強さの証左ではあるでしょうが──」
天壌カナタ:「──今この時を、そしてこれからを生きる。それ以上に「強さ」を証明する方法を、私は知りません」
天壌カナタ:だから生きろ、と。患者に、そして自分に常に言い聞かせる時と同じ意志を込めて
足原エイコ:「うげえ……苦しくて……ちょっと戦えないかも……」足原エイコの爆発の原動力は、漫画への創作意欲だ
足原エイコ:桜花による強い不快感によって、それが削がれている
プライベート・ダミアン:「生命への敬意、か。嬢ちゃん、おれもそう思う。」
プライベート・ダミアン:「インペリアルの上もみんな嬢ちゃんみたいなら、話は違ったんだろうな」
プライベート・ダミアン:「…わるい、今のは忘れてくれ。期待しちゃいけないものに期待しちまった」
プライベート・ダミアン:「エイコ、無理するなよ。お前には、楽しませなきゃいけない連中がいるだろ」
辻浦 レム:「う、うう、保健室……でも今授業だから……」ふらふらとし、目はどこか虚ろだ。何か口走っている。
辻浦 レム:「……あっ」ふと、何かに気付いたように。
辻浦 レム:「聞こえる、でしょ。ねえ、ほら」
辻浦 レム:遠くから、鐘の音のような響きが、ざらざらとした雑音混じりに響いてくる。
辻浦 レム:こんな夢を見た。
辻浦 レム:木造の小さな校舎。小さな教室で、授業を受けている。
辻浦 レム:……ひとりきりで。
辻浦 レム:いや、正確には「みんなといる」はずなのだが、「みんな」の姿はノイズが走ったようにおぼろげだ。
辻浦 レム:こちらもノイズ混じりに、お昼のチャイムが鳴っている。
辻浦 レム:「では、ここまで」といない先生が教壇を片付け、いないみんながざわめき出す。
辻浦 レム:一番好きな時間。夢の中にだけある、どこかで紛れ込んでしまった不明の記憶。
辻浦 レム:それは、穏やかでゆったりとした日常……であるのと同時に。
辻浦 レム:この地で長くを過ごした辻浦レムにとっての「憧れの非日常」でもあった。
辻浦 レム:でも、今はいる。
辻浦 レム:ノイズの走った見えない顔が一瞬、確かに誰かの顔になる。
辻浦 レム:自分の奇妙な夢と言動を、笑わないでいてくれた人たちの姿が、見える。
辻浦 レム:不安な夢が、確かな現実と重なり合えば、それは懐旧という名の力に。
辻浦 レム:「なぜなら」現実にはない席から、スッと立ち上がる。
辻浦 レム:「ぼくら十夜義塾生徒一同。一度とはいえ、席を同じくして学んだ、仲間だから」
辻浦 レム:そんな記憶は、誰にもないはずなのだけれど。今は「ない」ものが見えるはずだ。
辻浦 レム:「起立!」手を差し上げる。
辻浦 レム:「礼!」手を下ろし、まっすぐ、ダミアンたちに向ける。
辻浦 レム:「突撃っ!」叫ぶ!
プライベート・ダミアン:「はっ。変わんねぇなぁ…お前は…!」
プライベート・ダミアン:どこか嬉しそうに声を上げる
辻浦 レム:「変われない、変われないよ!」
辻浦 レム:「だってぼく、まだ何もできてないんだもんっ!」
辻浦 レム:……たとえば、友達を、友達の力を借りて助けることだって。
GM:ダミアンの反応とは裏腹に、桜花は感情を、情緒を考慮しない。
GM:隙があると見れば即座にその悪意は向けられる…たとえそれが、医療者でも。
GM:じり…薄紅色の閃光が走り、カナタを通り抜ける。
GM:毒の肉体的な負荷とは異なる、レネゲイドの興奮と衝動が加速しその心を蝕む。
天壌カナタ:オーヴァードへの侵蝕は、その創造物たるモノへも波及する。すなわち、ここまで皆を運んできた、救急車両(と呼ぶには聊か無骨過ぎるもの)に、だ
天壌カナタ:みしり、みしりと。カタチを保つことが困難であることを訴えるように車体が軋む。しかし──
天壌カナタ:「──ああ、これでようやく」
天壌カナタ:調子が上がってきた。ハンドルを握る少女は、表情を変えず、けれど唇を僅かに歪ませて──
プライベート・ダミアン:(大丈夫かな…あの嬢ちゃん)
GM:少しだけ、ダミアンは心配をしたが…メイに視線を戻す。
杜メイ:「見てくれるのはうれしいが、君に斜め45度を届けるのはボクの仕事ではないのでね、花だけいくつか散らそうか」その視線に、優しく微笑む
杜メイ:「(……いやはや、自分に割り込まれているというのに、心地いいというのも不思議なものだ」郷愁の学校を胸に抱く。その夢に、此度は寄り添うと決めたのだから
杜メイ:身体の重さなど感じさせないように、すらりと伸びた足が校庭にステップを刻み、踊るように前に出る。
杜メイ:「さぁ、復唱。起立、礼、突撃、号令に併せて、此度の箱を開こう」大げさに腕を振るいながら身体をぐるりと振り回し、詠う、その身の内で、ナニカを混ぜ合わせながら。
杜メイ:くるくると回る内に両袖からにゅるりと”鐘”が顔を見せる。生物の骨や硬質なものを混ぜ合わせ、あたかも金属かのように練り合わせて。
杜メイ:”鐘”の全体がはみ出、それを吊るす紐が肉体へとつながって、さながらそれ自体を鈍器としてぐるりと回転は増す
杜メイ:「さぁ、打ち鳴らせ、思い出せ、始業の時間だ、学友ら、なぁんてね!」そうして、そのまま鐘で、桜花を薙ぎ払わんとする
プライベート・ダミアン:「へぇ…やっぱ強いんだな」
プライベート・ダミアン:「だが…」桜花は薙ぎ払われたが、互いをかばい合うようにして半分は残っている
プライベート・ダミアン:「こいつらも曲がりなりにも意志がある。仲間意識程度はあるってわけさ。」
プライベート・ダミアン:「親に似てねぇよな。ほんと」
杜メイ:カラーンと、気持ちのいい音を立てる、鐘
杜メイ:「強いだけなら他がいる……それに、君にそれがないとは思わないけれどね」
杜メイ:「なに、これは始業の鐘さ、足りぬと思うなら学ぶといい」
杜メイ:全てを引き戻し、ただの袖を振って見せた
プライベート・ダミアン:「良い勧誘だ。…おれ、生まれてこの方不良だったんだがな。」
プライベート・ダミアン:「エイコ、そろそろどうだ。あんまり無理に耐えるとどうなっても知らねーぞ」
足原エイコ:「心配ご無用!」
足原エイコ:「生徒会長のお陰で……スランプ脱出!」
足原エイコ:投擲したGペンは、何かに触れる前に空中で爆発
足原エイコ:広範囲を爆撃し、桜花を散らす
プライベート・ダミアン:「っぺ、すげえ威力…!心配して損した」
GM:衝撃は桜花だけでなくダミアンにも響き渡る。元々虚弱なジャンクパーツの体だ。
GM:半ば強制的に展開された電磁バリアをすら抜けて、彼の体を軋ませる!
足原エイコ:「大丈夫かな!粉々になってないよね!?」
杜メイ:「エイコ君粉々になる勢いでやったのかい!?」
プライベート・ダミアン:「なめんな!おれはこれくらいじゃ倒れねぇ!」
プライベート・ダミアン:「やる気あるならもっとすげえの持って来い!」
GM:ダミアンは反射的に張り合い出す。
天壌カナタ:足原エイコの爆撃がもたらした破壊。当然、相応の悪影響──砂塵による一時的な視界不良が起こる
天壌カナタ:誰からも見えぬ砂煙の中、聞こえるのは先ほどから続く、金属が軋む音と──
天壌カナタ:「──承りました。では──」
天壌カナタ:「これでもくらえ」
天壌カナタ:──煙る視界を吹き飛ばす、轟音と爆炎
天壌カナタ:シャフトを骨格に、車体を装甲に。パワードスーツめいて纏われた機械の四肢から、何発ものミサイルが放たれて──
天壌カナタ:──ダミアンの周囲に浮かぶ花弁、その最後の一枚に着弾。再度の爆発を撒き散らす
プライベート・ダミアン:「マジで攻撃するやつがいるかーーーーーー!殺す気かよ!」
テオ先生:「情報不足は罪だな。カナタがいる前だぞ?そんなことを言ったら、こうなる。」
テオ先生:「それに安心しろ。天壌カナタは無駄な事はしない。お前には当てなかったはずだ。恐らく。」
プライベート・ダミアン:「恐らく!?」
杜メイ:「ていうか一回機能停止させないと君壊れるじゃないか、死ぬ気で頑張りたまえよ」
天壌カナタ:「必要とあらば、殺してでも止めます。無論、その後きっちり生き返っていただきますとも。──ですが、今回に限っては」
天壌カナタ:「その役目はお譲りしましょう。──ご安心を。あなたを止めるのは──」
天壌カナタ:「私よりも、もっとずっと優しい人ですから」
プライベート・ダミアン:「優しい、ね。おれなんかの為にどうしてみんな…」
プライベート・ダミアン:ダミアンは、少しだけ視線を落としアイライトを一瞬点滅させる。
テオ先生:「…戦場帰りのものは心的外傷後ストレス障害を抱えやすい。」
テオ先生:「他の社会人より"人"に近い精神を持つダミアンにとっては」
テオ先生:「この世界は不条理な死と、命令であふれた世界だ。お前が傷つくのも全くおかしなことじゃない。」
テオ先生:「お前に本当に必要なのは、痛みじゃない。罰でもない。」
テオ先生:「目の前の友情と、過去に向き合う事だ。」
プライベート・ダミアン:「過去に…友情に向き合う事…」
プライベート・ダミアン:「そんなの、どうすれば。」
プライベート・ダミアン:「やろうと思ったってできなかったんだ。今更なんとかできるのかよ!」
辻浦 レム:できる、ともできない、とも言えなかった。
辻浦 レム:自分だって、向き合うなんてこと、これっぽっちもできていない。
辻浦 レム:彼が逃げたなら、自分だって逃げている。でも。
辻浦 レム:「逃げた先は、でも、悪いことばかりでもないよ」
辻浦 レム:「こんな風に」
辻浦 レム:夢は、第二夜へと移り変わる。
辻浦 レム:いつの間にか周囲は暖かな夕日の橙に染まっている。
辻浦 レム:教室の「みんな」の姿はもうだいぶ少なくなった。
辻浦 レム:目の前には三つ編みにセーラー服の少女がいて、物静かに立っているはずだ。
辻浦 レム:『……下校時刻になりました』遠いアナウンスと、物憂げな音楽が流れている。
辻浦 レム:『校内に残っている生徒の皆さんは、速やかに下校してください』
プライベート・ダミアン:「…これがお前の力か。こういう力もあるんだな。オーヴァードって」
プライベート・ダミアン:「ずっと誰かを傷つける力しかないと思ってた。戦争の道具だと。」
プライベート・ダミアン:「"おれ"の知らない筈の力なのに、おれのしらない光景なのに」
プライベート・ダミアン:「どうして、こんなに胸が懐かしい気持ちになるんだ…?」
辻浦 レム:「ぼくも、知らないはずなのにね」手を伸ばす。
辻浦 レム:「ようこそ、十夜義塾へ。生徒会長の辻浦レムです」
辻浦 レム:「学びの機会は、立場を問わず誰にでも与えられるべきと考えます」
辻浦 レム:「それは年齢や区分に依存するようなものではないはず」
辻浦 レム:「十夜義塾は、あなたを受け入れます」
辻浦 レム:……そう。思い出した。「みんな」は本当に種々様々な人々で。彼のような機械だってきっと存在し得たのだ。
辻浦 レム:「ぼくは、君を受け入れます、ずっと」
辻浦 レム:『下校時刻になりました』
辻浦 レム:「さあ」
辻浦 レム:「おうちに帰ろう」
辻浦 レム:懐旧は、現実の心情とリンクする。精神を揺り起こし、眠っていた想いを解き放つ。
辻浦 レム:たとえ、それが既に捨て去っていた絆であったとしても。
GM:レムの力によって、ダミアンの記憶が、思いが蘇る。
GM:それは、戦友の遺した最後の言葉の、本当の続きを埋めた。
戦友の社会人:『ダミアン、俺にはお前が分からない............無駄........。』『しっかり......』
戦友の社会人:「ダミアン」
戦友の社会人:「俺にはお前が分からないままだった。だが、そう決めたなら自分を無駄にするな。」
戦友の社会人:「しっかり生きろ」
プライベート・ダミアン:「あ、ああ。ごめん。気づくのが遅れて。」
プライベート・ダミアン:「これからは」「きっとこれからは」
プライベート・ダミアン:「友達と帰って。一生懸命生きて、生きて。」
プライベート・ダミアン:「精いっぱい生きるよ。」
プライベート・ダミアン:「…また会うのは、そこまで待たせとく。おれ、不良だから」
プライベート・ダミアン:レムの手を取る、現実に戻るために
辻浦 レム:笑って、きゅっとその硬い手を握り締める。
辻浦 レム:周囲の風景は、やがて薄れていくが、胸に想いだけは残った。
プライベート・ダミアン:「言っとくけど。」「おれはまだ負けてねー」
プライベート・ダミアン:「だけど桜花にも負けねぇ」
プライベート・ダミアン:「…ぎりぎりまで、耐えるから。ケリ付けるなら早くしろ。」
プライベート・ダミアン:「流石にそろそろ、限界だぞ」
GM:その体は雷を帯びていく。桜花に逆らった反動で、ますます大きな雷を生み出していた。
足原エイコ:「任せて……これで終わりにする」
足原エイコ:「再装填、完了!ファイヤー―――――!」
足原エイコ:爆発を繰り返しながらダミアンへ向かって飛来し、桜花を吹き飛ばしていく
足原エイコ:エイコの爆発と、高まった桜花のエネルギー
足原エイコ:それらが弾け合い、化学反応を起こして
足原エイコ:薄い桜色の欠片となって、静かに散っていった
GM:エイコの爆発は雲すら揺るがし、ぽつぽつと雨が降る。
GM:それは季節外れの桜を弔う、通り雨のようだった。
プライベート・ダミアン:「からだ、うごかねぇ。あー。これで本当に、"負け"だな。」
プライベート・ダミアン:「でも、なんだか悪いきしねぇや。泥だらけなのに、傷だらけなのに」
プライベート・ダミアン:「今が一番洗い流されてる気がする」
プライベート・ダミアン:「‥‥‥‥」
辻浦 レム:「ダミアーン!!」
辻浦 レム:幻とは違い、少し離れたところにいた。てってけと走り寄ってくる。
辻浦 レム:「だいじょぶ? 痛くなかった? みんな強かったでしょ! ぼくもがんばったけど、えっと」
辻浦 レム:「…………」
辻浦 レム:「よく頑張りました!」
辻浦 レム:「おつかれさま!」
辻浦 レム:ぽん、と肩を叩く。
プライベート・ダミアン:「…ばか。こういう時はこう言ってくれよ」
プライベート・ダミアン:「”おかえりなさい”ってな」
辻浦 レム:「うひひ」にっと笑う。
辻浦 レム:あの時は、笑うことはなんだかできなかったけど。
辻浦 レム:笑われるのは嫌だけど、笑い合うのは、嫌いじゃないから。
辻浦 レム:「おかえりなさい!」
プライベート・ダミアン:「ただいま、レム」
GM:雷獣たちが嬉しそうに駆け寄る中、君たちは漸く小さな帰還の挨拶をした。
バックトラック
GM:Eロイス、なし!
GM:等倍倍振り選んでロイスの数だけダイスを振ってくれ!
辻浦 レム:5個で120なんで念を入れて2倍でいきます
天壌カナタ:ロイス5つ、侵蝕104!等倍振りで!
天壌カナタ:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-33[3,4,10,6,10] → 71
辻浦 レム:120-10d10
DoubleCross : (120-10D10) → 120-57[8,8,8,10,1,3,4,7,6,2] → 63
天壌カナタ:よーしよしよし、5点域!
辻浦 レム:3点ー
足原エイコ:残り5個!等倍振り!
足原エイコ:101-5d10
DoubleCross : (101-5D10) → 101-30[1,4,8,8,9] → 71
杜メイ:113-5d10 とうばーい
DoubleCross : (113-5D10) → 113-25[5,2,7,7,4] → 88
足原エイコ:5点範囲だ!
GM:諸々で10点に今の点数を足してね。
辻浦 レム:13点!
杜メイ:15かな
天壌カナタ:15!
足原エイコ:15!
GM:GMは全部足して3で割ると。58/3 ‥‥19だな!繰り上げで20かも
GM:兎も角みんな帰還おめでとう~
辻浦 レム:ただいま~
天壌カナタ:イエーッ!!
杜メイ:わーい
足原エイコ:ただいま、そしておかえり……
エンディング 雨上がりのシャンデリア
■ソル・オロ・グランデ女学院───食堂
GM:ダミアンと黒獣の救出を終えた後日、リミの好意で食事会が開催されることになった。
GM:いつもは少女たちの憩いの場でもある食堂も今日は貸し切り
GM:マスク姿の白衣の先生と栗色の髪に兎耳を生やした生徒はブッフェの準備を終えている。
GM:ソル・オロ・グランデ女学院で作られたパンやパスタといった通常のメニューの他に
GM:テオ先生の準備した恵みのスパイスカレー、傭兵カレー、激辛カレーもある。
天馬リミ:「…ナンは小さいのもちゃんとありますからねっ!」
天馬リミ:"ソル・オロ・グランデのナンはでかいな"と言わせないように付け加える
天馬リミ:普段は聖母のような柔和な笑みを浮かべるリミの目が笑っていないように見えたかもしれない。
プライベート・ダミアン:「いや、気にするのそこかよ」
辻浦 レム:「いただきまあす」ちゃんと手を合わせる。
足原エイコ:「いただきます!ダミアンは……ジャンクカレー?」
天壌カナタ:「素晴らしい。好きな物ばかり選んで栄養が偏りがちに見えても、それぞれのメニューできちんとバランスが整えられています」
杜メイ:「レム君は行儀がいいねぇ……はいはいいただきまぁす」やる気なく言葉だけ口にしてる時には口にスプーンくわえてる
辻浦 レム:目の前にはたくさんのメニューがちまちまとちょっとずつ。
辻浦 レム:合計・たくさん。
天壌カナタ:などと言いつつ卓上、自分の前にはサラダをはじめ、ビュッフェというより定食のメニューじみたものが揃っている
プライベート・ダミアン:「ああ、サイボーグ食ってやつ?マスクのせんせもそんなもんもつくれるみたいでよ。」
辻浦 レム:「おいしいおいしい」もきゅもきゅ。
テオ先生:「クロドヴァでは、そういう奴もいたからな。戦場では連中の食事管理も苦労したものだ。」
辻浦 レム:「外かあ……」
杜メイ:「幅広いなぁ、世界」カレー少々とサラダ中心のメニュー
足原エイコ:「いるんだ……サイボーグ……」
天壌カナタ:「なるほど。"外"の世界は広い、ということですか。……まあ、私たちにとっては色々な意味で遠い世界ではありますが──」
天壌カナタ:「自分の知らないことの話を聞くのは、嫌いではありません。友人と共に聞くなら尚更です」
杜メイ:「そういや今んとこボクら強制留年刑なんだっけねぇ……あれだろう、外の世界で就職するとき不利なんじゃないかい?」
足原エイコ:「ノヴァリスとはやっぱり、違ってる?貴重な意見だし、先生から聞いときたいな」
辻浦 レム:「聞きたい!」
杜メイ:「聞いてみよう、知ってみよう」
テオ先生:「外か…。"一般的"には、レネゲイドそのものが秘匿されている、UGNが覇権を持っている世界だな。」
辻浦 レム:夢の中の日常、自分にとっての非日常を思い浮かべる。
テオ先生:「幸いノヴァリスはFHとは縁を切っている。長いものに巻かれるなら所属はUGNイリーガルをお勧めする。」
テオ先生:「或いは、平穏を過ごしたいものもな」
テオ先生:まぁ、俺の地元ではそう良い連中ではなかったが。付け加える。
辻浦 レム:「……良かったり、悪かったり、って、変わったり、違ったりするんだよね」
辻浦 レム:「大人の人たちも、悪い人がいたり、先生みたいな人がいたり……」
杜メイ:「結局どこにいてもいい人も悪い人も、いるということだねぇ」フォークでトマトを穴だらけにする遊びをしている
プライベート・ダミアン:「そうだな。一見同じように見える奴も、同じじゃねぇ」
天馬リミ:「外の世界…かぁ」
天馬リミ:「…私には、ノヴァリスを回っている皆さんもとても大人っぽく見えるんだけどなぁ」
天馬リミ:「外も気になるけど、皆さんの学校の話も私は知りたいです。…女学院にいるとどうしても疎いですから」
杜メイ:「あー閉鎖的なところにいると、そうなるよねぇ、わかるわかるボクもだよ」
足原エイコ:「よーしじゃあ大人気漫画家のわたしが……」
足原エイコ:「でもこれ、学生って言うか漫画家の仕事の話になりそうだね」
杜メイ:「いいんじゃないかい?外というなら、知らぬ文化そのものが、別の世界ともいえるさ、学校以外でも、面白いモノこそ語ってあげるのもね」
辻浦 レム:「それも聞きたーい」
天壌カナタ:「他者との関りこそが、一番身近な別世界ということですか。……なるほど」
天壌カナタ:それこそ、自分の中に一つの学校を持つ生徒もいるのだから、と。言葉にはせずとも、納得いったように頷く
足原エイコ:「そう考えたら、もしかして外の世界も、全然違うってことはないのかな」
足原エイコ:「ノヴァリスの外か中かってだけで……いろんな人がいて、それぞれの人生があって」
足原エイコ:「関われたら、楽しいね!」
辻浦 レム:「おお……」目から鱗!という顔。
プライベート・ダミアン:「エイコも一つの世界を描いてるしな。説得力があるかも」
足原エイコ:「えへへへ……褒めてもサイン色紙くらいしか出ないよ?」
プライベート・ダミアン:「マジ?あ、でも生原稿もあるともっといいかも」
天馬リミ:「ダミアンさん、がめつい‥‥」
杜メイ:「生活に困ったらオクに流しそうだね、君…」
足原エイコ:「むー!自分の部品を売るのは駄目だけど」
足原エイコ:「そういうのを売るのも良くないぞ!」
辻浦 レム:「めっ!」
天壌カナタ:「生きていく以上、先立つ物は確かに必要ではありますが……そもそも、ここで仕事を得ていたのでしょう」
プライベート・ダミアン:「わ、分かってるって。つい癖で…」
テオ先生:「…どうやら、お前にも"勉強"が必要なようだな?ダミアン二等兵」
プライベート・ダミアン:「勉強?でもおれは社会人でノヴァリスの生徒じゃ‥‥」
天壌カナタ:「──生徒でなくても、学園都市の仲間に違いはないでしょう。それにですね、丁度そこに──」
天壌カナタ:「随時、体験入学を受け付けている学校があります。一時的であれば、二重に学籍を持つことすら許容してくれる学校です」
天壌カナタ:「社会人の"学び直し"も、きっと受け入れてくれることでしょう」
辻浦 レム:「……わ」激辛カレーにからからしていたが。
辻浦 レム:「うん! 十夜義塾では随時学生を募集しています!」
辻浦 レム:「希望さえあれば、例外なし!」
辻浦 レム:おいでおいで、と両手を大きく上げて手招き。
プライベート・ダミアン:「…本当にいいのか?おれなんかでも」
プライベート・ダミアン:レンズが収縮し、おそるおそるレムの顔を伺う。ように見えたかもしれない。
辻浦 レム:「ブッフェもない学校だけど、それでもよければ」
辻浦 レム:それどころか、校舎もなければ敷地もなく、自称生徒もほんのわずか。
辻浦 レム:まだこの世のどこにも存在していない、夢の学校なのだけれど。
辻浦 レム:「これから、一緒に作ってこ?」
辻浦 レム:「ぼくは、君を笑わない。君がぼくを笑わないでいてくれるなら」
プライベート・ダミアン:「…しょうがねぇなぁ~~!おれを笑わない最高の生徒会長さんにそう言われたなら」
プライベート・ダミアン:「そんな夢のような学校があるなら、おれも入りたくなるに決まってるじゃねぇか」
プライベート・ダミアン:「…うん、入るよ。十夜義塾。」
辻浦 レム:「わ」
辻浦 レム:「ふふ、うふふふ」笑顔が抑えられないといった表情で。
足原エイコ:「ひゅーひゅー!」
辻浦 レム:「やったー!」ダミアンにぴょんと飛びつく!
杜メイ:「ふふ、よかったねぇ」
杜メイ:袖から5mぐらい伸びた触手でコーヒーを座ったままとってきて啜ってる、クソ優雅に足を組みながら
天壌カナタ:「私たちが卒業した後は、また会長が独りぼっちになるのかと思っていましたが……その心配はなさそうです」
プライベート・ダミアン:「おっ、おい!びっくりするだろが!」言葉とは裏腹に嬉しそうに。
杜メイ:「ただ、ほほえましいところに水を差すが……レム君、一つだけ忠告しておこう」声のトーンが、いつになくまじめになる
杜メイ:「例外なく受け入れる、というのは時に問題児も抱えるものだ」
杜メイ:「制御できない力だったり、過剰に攻撃的だったり、ひどい咎人だったりと、ね」あえて意地悪く、それでもいいの、と問いながら首をかしげて
辻浦 レム:「……ん。なんでもかんでもいい、とは言えない。それはそう」
辻浦 レム:「でも、どこにも行けない人がぼくと夢を共有してくれるなら。受け入れたくなっちゃうのも、そう」
辻浦 レム:「だからきっと学校って、入試があって、校則があって……」一個一個、指を折りながら。
辻浦 レム:「今、ぼくの学校は夢の中でふわふわしてるから、ぼくはもっと勉強しなきゃ」
辻浦 レム:「……そのためには」
辻浦 レム:「もっと、もっと! みんなのこと、みんなの学校のこと、ここのこと。いろいろ、教えて」
辻浦 レム:ジェネシスという大きな学区の片隅で、ずっと夢をみて閉じこもっていたように思う。
辻浦 レム:自分の学区のことだって、きちんとは知らないのだ。だから。知りたい。学びたい。そう思った。
杜メイ:「よろしい、問題点も、改善策もよく考えているね」笑みを浮かべて肯定する
杜メイ:「ではノーザムエースから理念を一つ贈ろう『他の学区では疫病神でも、ここならただの生徒になれる』、と」
杜メイ:「十夜義塾も、他では受け入れてもらえない子たちの受け皿になってくれるなら、きっと着たい人は居るはずだとも」
辻浦 レム:「えへへ」
辻浦 レム:「すごくいいね、それ」
テオ先生:「…ノヴァリスでは、ついこの間まで卒業が定められていた。」
テオ先生:「だがそれは理事会の、大人の勝手に作ったルールだ。現在は違う。」
テオ先生:「今は生徒がルールを作る世界、種族を問わない学校を作る事が夢というのなら」
テオ先生:「俺も顧問としてレムの夢に協力する。」
テオ先生:「それが先生の責務だからな。」
テオ先生:「ただし、俺は非効率は許さんぞ。バシバシ指摘するから覚悟しておけ」
辻浦 レム:「ひゃあ」
辻浦 レム:「よろしくお願いしますっ、先生!」びしっ!と敬礼のようなポーズ。
プライベート・ダミアン:「コワ~…よろしくお願いいたします、センセ」レムに倣うように、敬礼
プライベート・ダミアン:こちらはもう少し綺麗な動きをしている。
天壌カナタ:「良い助言でしたし、正直、我が校はあまり手本にすべきではない部分が多いので……そうですね、では私からは──」
天壌カナタ:「どうか強くあってください。何も、他人を殴り飛ばす強さを持てというわけではありません。あなたの心の中に、あなた自身の学び舎を思い描ける限り──」
天壌カナタ:「あなたを、あなたの学校を助けてくれる友は必ずいます。それは私も例外ではありません」
天壌カナタ:「……以上。体験入学経験者からのエールです」
辻浦 レム:「……うん。うんっ!」
辻浦 レム:「今回の体験入学、困難は多かったですが」
辻浦 レム:「皆さんのおかげで、無事に乗り越え、こうして修了の時を迎えられましたっ」会長の口調で。
辻浦 レム:「皆さんの今後に、こちらからも祝福を!」
辻浦 レム:「みんな、ありがとうね」
辻浦 レム:「大好き!」
足原エイコ:「わたしだって……大好き!」レムの肩を抱く
辻浦 レム:「えへへへへ」
辻浦 レム:「あの学校は、ぼくの学校に似てて、でも違ったけど」
辻浦 レム:「違ったから、エイコさんに会えたね」
辻浦 レム:きゅっとしがみつく。
足原エイコ:「同じ会長同士さ、よろしくね」
足原エイコ:「別に、何かするわけでもないけど」
足原エイコ:「仲良くしたいもんね!」
辻浦 レム:「また会おうね、あの学校でじゃなくても」
辻浦 レム:「絶対だよ!」
辻浦 レム:(……ああ、ぼくの学校今はまだ本当にはないのかもしれないけど)
辻浦 レム:(今、ここにあるんだって)
辻浦 レム:(そういうこと、ちゃんと話せるように。わかるように)
辻浦 レム:(もっともっと、学んで。どんなことでも)
辻浦 レム:桜花が散る最後の光を思い出しながら。
辻浦 レム:(また一歩。前に進むことを)
辻浦 レム:(ここに、宣誓します)
辻浦 レム:(十夜義塾生徒会長、辻浦レム!)
GM:残春が過ぎ、通り雨が過ぎた五月。青葉が繁り、風が薫る季節が訪れる。
GM:芽吹く新緑のように。十夜義塾は今日、レムだけではない。皆と"繋がる"夢となった。
『残春流すはとおり雨』fin