リプレイ・ドロップ
雨宿町疾走〜通り雨御用心〜
PC1:"ヒカワヒメ"鷺森 七夏(キャラシート)PL:いちま
PC2:"正邪の歯車"光好 蓮太郎(キャラシート)PL:鳩麦
PC3:"ネレイド"丙 亜依(キャラシート)PL:CAT
メイン 見学
目次
プリプレイ
GM:では、セッションを開始していきます。
GM:まずはPC紹介から!
GM:PC1の鷺森さん、よろしくお願いします。
キャラシート
鷺森七夏:はいはーい
鷺森七夏:鷺森七夏(さぎもり・ななか)。雨宿町在住のイリーガル女子高生です。
GM:わおわお
鷺森七夏:能力の影響で常に眠く、隙あらば寝てるけど成績は良いし遅刻はしない優等生です。
GM:えらい
鷺森七夏:普段片目閉じてるのも見えるものが増えて脳に負荷がかかるのを抑えるため。戦いになると開けます。
鷺森七夏:性格はのんびりマイペースで、人生においては自身と周辺にいる人々の安らぎを重視しており
鷺森七夏:身近な人が危ない目に遭いそうな事があったりすると、率先して解決に向かいたがります。そうしないとぐっすり眠れないので。
GM:良い子だ!
鷺森七夏:シンドロームはハヌマーン/ノイマンで、高速移動とか波動操作とかが得意です。
鷺森七夏:なんか昔神隠しに遭った時に手に入れたいっぱい水の湧いてくるEXレネゲイドの石を持っており、これをハヌマーンの力で変形操作とかして戦います。
鷺森七夏:データ的には白兵固定値型です。援護ウィンブレもあるのでミドルでもまあまあやれるはず。
GM:固定値強いんですよね……
鷺森七夏:火力はそんなにだし範囲攻撃とかはないです。
鷺森七夏:前回は160だったので切り払いとか持っていたんですが……今回はノーガードで戦います。
GM:攻めの姿勢
鷺森七夏:そのような感じ!よろしくお願いします~
GM:前回……もしかして鷺森さんが活躍するログがあるのでは?
リプレイ・ドロップ『雨宿町年貢納~夕立つ友に~』ログ
GM:あります
鷺森七夏:あった!
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトはこちら
PC1
鷺森七夏
シナリオロイス:平野数多(ひらの・あまた)
あなたは雨宿町に住むオーヴァードだ。
あなたの知人である非オーヴァードの男子高校生、平野数多は陸上部所属で、毎日走り込みに余念がない。
そんな彼があなたに、近頃広まっている「顔無しランナー」の噂を聞かせてくれた。
GM:男子の知り合いですね。なんか同じ中学だったくらいの感じを想定してます。
鷺森七夏:ふんふむ 了解です
GM:めちゃ仲良しくらいではないけど、親しく声はかけてくるくらい。
GM:何やら怪しい噂が流れているので、ちょっと耳にいれていただけると嬉しい。
鷺森七夏:休みの日に会ったりはしないけど教室では結構話すくらいのやつ
GM:そうそう
GM:それとは別件で支部に呼ばれるので……という感じでいこうと思います。
鷺森七夏:委細承知!頭の片隅に入れつつ任務をがんばります
GM:お願いします!
GM:ではPC2(便宜上)の光好さん、どうぞ!
キャラシート
光好 蓮太郎:うす!
光好 蓮太郎:「光好蓮太郎、教育学専攻の大学生。こんな見た目だがまだ23だ。そこんとこよろしく」
光好 蓮太郎:UGNエージェントやりながら、一浪して大学入った背の高い老け顔の男です
光好 蓮太郎:めんどくさがり屋ですがそれなりに真面目なので一生懸命頑張ると思います
GM:がんばってー
光好 蓮太郎:頑張るわ
光好 蓮太郎:言霊のようなものを介して対象に強制的な契約を押し付ける能力を持ち、原理自体は自分でもよく分かっていないので取り敢えず「悪魔の力」と呼称しています。
光好 蓮太郎:データ的には氷の茨のレベルを上げて恐怖の一言を当てる感じで
GM:こわい
光好 蓮太郎:氷の茨は軽減不可ダメージなので安定した火力が出せます(当たりさえすれば)
GM:いたいよー
光好 蓮太郎:あとはソラリス噛ませてるのでミドルでもそこそこ仕事出来る…はず
光好 蓮太郎:こんな感じで!よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトは共通なので後ほど!
GM:光好さんは普段は町の外で活動されてる感じでいきます?
GM:それだと今回は派遣とか招聘的な感じになります。
光好 蓮太郎:一時滞在中みたいな感じで行きましょう
GM:オッケーです。どこでも活躍できるぜ!
GM:最後、PC3(便宜上)の丙さんどうぞ!
キャラシート
丙亜依:イエス・サー
丙亜依:丙亜依(ひのえ・あい)雨宿町在住のチルドレンです
GM:ようこそー
丙亜依:すぐにイキってすぐヘコむ、美女(美少女)と焼き肉に目が無い17歳女子高生!
GM:元気そう
丙亜依:幼少期は親があやしい宗教団体を運営していて大変だったけど
丙亜依:教団は既にUGNによって解体済みなのでご安心ください
GM:いきなりヘヴィなのが来た
GM:ご安心しました
丙亜依:データ的には、ウロボロス/ノイマンにDロイス:実験体を合わせた結果、驚異の精神特化
丙亜依:デフォルト11個の精神ダイスが火を噴くぜ(噴くといいな)
GM:ダイス数怖くない?
丙亜依:でも私には、螺旋の悪魔に極光螺旋を乗せて餓えし影で撃つことしかできない
GM:こわいこわいこわい
丙亜依:雨宿町セッションはログはちょくちょく読んでいますが参加は初めてです。よろしくお願いします
GM:ありがとうございます! 恵みの読まれ!
GM:よろしくお願いします
GM:ということで、PC2と3のハンドアウトはこちらです。
PC2・3
光好 蓮太郎・丙 亜依
シナリオロイス:花鶏純(あとり・じゅん)
あなたたちは雨宿町に滞在する/住むオーヴァードだ。
今回あなたたちは雨宿支部の装備部を兼ねたブティック『アトリエ・アトリ』に派遣される。
店主である花鶏純は困った様子であなたたたちに「在庫として仕舞っていた物品の数が合わない」と捜索を依頼してきた。
GM:ここの支部はあちこちに機能を散らしており、この店もそのひとつです。
光好 蓮太郎:ふむふむ
GM:なんですが、なんかミスをやらかしてしまったようで、助けを求めている形。
GM:支部から派遣されて、その件について調べてみよう、というのが導入です。
丙亜依:しょうがねえなあ!助けてやるかぁ
光好 蓮太郎:オーライ!
GM:鷺森さんも最終的にこの件をお願いされると思う。
鷺森七夏:なるほどね
GM:お願いします!
鷺森七夏:お願いされました!
光好 蓮太郎:任された!
GM:というところで、軽い導入とトレーラーを流して始めていきます。
丙亜依:はーい
GM:某県雫原市・雨宿町。
GM:昔ながらの町並みと、新興の住宅地とが入り交じる町。
GM:この町には古くから、『あやし』と呼ばれるレネゲイドビーイングが多く住まっていた。
GM:山際に聳える『化生岩』の活性によるあやしたちの増加。
GM:町役場や業者を隠れ蓑とするUGN雨宿支部は、今日も何かと忙しい。
GM:そんな日常の中。
GM:今回の事件は、ある小さな噂話から始まる……。
しまっておいただけのものでも、無くなったらやっぱり困るじゃない?
しまわれてた方からすりゃ、何を勝手なことをって話かもしれないけどさ。
とにかく責任問題なわけよ。あたしの。
「顔無しランナー」? そっちの噂は知らない。
関係あるのかないのか……支部長ならまとめて調べろって言い出すかもね。
「見てしまったら終わり」。
半端な在庫の紛失も、正体不明の噂話も、おんなじこと。
ダブルクロス The 3rd Edition『リプレイ・ドロップ 雨宿町疾走〜通り雨御用心〜』
さあ、見たからには、どんと関わっていっちゃいなさい!
たまには、足で探すのもいいんじゃない?
オープニング1 鷺森七夏
GM:鷺森さんのみ登場。登場侵蝕をお願いします。
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を1d10(→ 4)増加 (46 → 50)
【雨宿町・市立篠月高校校舎前・夕方】
GM:あなたの通う公立校である篠月高校は、近隣の町から生徒が集まってきており生徒数はそこそこだ。
GM:下校時刻。近辺には部活中の生徒たちも多い。
GM:校舎前、グラウンド横の水道前に、ジャージ姿の生徒が数名。
GM:何やら会話をしているようだ。

どこでも立ち絵メーカー
平野 数多:「いや、単に変質者でしょ、それ」
陸上部員A:「ほんとだって、こう、ぽろっと頭が落ちたらしいんだよ」
平野 数多:「だから『顔無しランナー』? なんにしても危ない奴じゃないですか」
陸上部員A:「俺が見たんじゃないしなあー」
陸上部員B:「そいつなんで走ってんの? どれくらい速いのかな」
陸上部員A:「平野、お前併走してこいよ」
平野 数多:「無茶言うなあ!」
鷺森七夏:(……んん?)頭が落ちた、などと穏当でない言葉が聞こえて。ふと足を止める。
GM:あなたは、眼鏡をかけた男子には見覚えがあるだろう。
GM:中学時代にクラスメイトだったことのある、平野数多という名前の生徒だ。
GM:平野は、あなたを見ると軽く手を振ってきた。以前から気さくな性格の男子だった。
鷺森七夏:ふわりとしたミディアムボブの少女。通学鞄を肩に掛けて、何はともなくその近くを通りがかったところ。
平野 数多:「鷺森じゃん。お疲れ」
鷺森七夏:「おー、平野くんだ」右眼を閉じたまま、小さく手を振り返す。ウィンクしているわけではなく、ずっと閉じたままだ。
平野 数多:「今日はよく寝れた?」
平野 数多:そんなあなたの様子にも慣れた風だ。
鷺森七夏:「おつかれだよー。んー、まあまあ?」
鷺森七夏:言った矢先からふわ、と小さく欠伸をしそうになって。片手で口元を隠す。
平野 数多:先輩に少し声をかけて、あなたの方へ。
平野 数多:「鷺森って、夜とか外に出る?」
鷺森七夏:「ん、あんまり出ないけど……何の話?」
平野 数多:「ああ、ならちょっと安心かな。今変な噂聞いちゃってさ」
鷺森七夏:「変な噂って……もしかして、さっきの?」
平野 数多:「あ、聞こえてたか」
平野 数多:「『顔無しランナー』が夜に歩いてると追いかけてくる……って」
鷺森七夏:《蝙蝠の耳》。あれくらいの距離の会話なら、普通に全部拾えている。
鷺森七夏:「へえ、顔無しランナー……それ、誰が見たって?」
鷺森七夏:「部活の知り合いとか?」
平野 数多:「んー、あっちの先輩の姉ちゃんとか」指で示す。
平野 数多:「あと、誰だかの爺ちゃんとか……何件かあるみたい」
平野 数多:わりとふわっとした噂話だが、件数はそれなりにある、ということのようだ。
平野 数多:「なんか、すごいスピードで追っかけてきて、頭を落っことして逃げていく……って」
鷺森七夏:(……気のせい、で済ませるにはどうも引っかかるかな。実際に見た人から話を聞かないと、なんともだけど……)
平野 数多:「妖怪とかそういうのは信じないけどさ、変な奴がいるのは確かっぽいから」
鷺森七夏:「ええ、なにそれ……」
平野 数多:「広めて、ほら、注意喚起みたいなやつしとこっかって思ったんだよな」
平野 数多:「誰だかの爺ちゃん、びっくりして転んで怪我しちゃったんだってさ」
鷺森七夏:「うん……妖怪ってより、不審者だろうね」
鷺森七夏:「流石に頭が落っこちるはずないし、ヘルメットが外れたとか……かなあ」
鷺森七夏:無闇に怪異存在の事を肯定するのもどうかと思って、そんな風に濁しつつ。
平野 数多:「だよなあ。多分警察にも知れてると思うけど」
平野 数多:「けど、どんくらい速いのかは気になるな……」
平野 数多:とんとん、と足踏みをする。
鷺森七夏:「そっか。早く捕まるといいね……」
鷺森七夏:「ええー。平野くんってば、男の子……」
平野 数多:「気になるじゃん、ものすごいスピードって言われると」
鷺森七夏:「でも、気をつけた方がいいよ?何考えてるのかわかんない相手なんだしさ」
鷺森七夏:「ううーん……陸上経験者の不審者なのかなあ」
平野 数多:「そりゃあ気をつけるよ。捕り物はおまわりさんに任せる」
平野 数多:「俺に出来る事は、女子に話をしといてーって頼むくらいだな」
鷺森七夏:「ならいいけど……あんまり暗くなるまで走ってトレーニングとかしてちゃ駄目だからね」
平野 数多:「なんで知ってんの……?」
平野 数多:暗くなるまで走ってトレーニングとかしていたらしい。
鷺森七夏:「この辺、街灯とか少ないし……こないだも近所のおばあちゃんが畦道で脚を滑らせて骨が折れたって」
鷺森七夏:「知ってた訳じゃないけどぉ……」
平野 数多:「あちゃー、あるある」
平野 数多:「お互い気をつけましょってことで。そんじゃまた」
鷺森七夏:「とにかく、気をつけてよ?怪我したら元も粉もないんだからさ」
平野 数多:「わかってるってー!」
鷺森七夏:(……わかってるのかなあ)
平野 数多:手を振ってそのまま去っていく。
鷺森七夏:ちょっと危なっかしいな、と思いながら手を振って見送る。
平野 数多:「あっ、なんで先輩たちニヤニヤしてんすか!」
平野 数多:「普通に防犯の話してただけだってー!」
平野 数多:声が少し遠ざかる。とはいえ、あなたの耳には届くくらいだが。
GM:次の日。あなたが噂を広めるには、少し遅かったようだ。
GM:『顔無しランナー』の話はすでにあちこちで囁かれていた。
GM:どうやら軽い交通事故を引き起こしたらしい。
GM:正体は不明のまま、噂だけが広まり……あなたの元には、UGN雨宿支部からの連絡が届いていた。
GM:噂の件とは別の依頼だ。紛失物の捜索。
鷺森七夏:(……どうも、思ったより広まるのが早いなあ。実害も出てるし、支部に報告しなきゃいけないかも……)
鷺森七夏:人気のない校舎裏。そう思って端末を開くと、新しい任務の連絡が目に入って。
鷺森七夏:「むむ……次から次に、せわしくなってきたなぁ」
鷺森七夏:ふう、と息を吐いて独り言ち。家ではなく、支部のある方角へと歩き出す。
GM:ロイス取得のみできます。
鷺森七夏:平野数多:◯感謝/不安 で!
オープニング2 光好 蓮太郎・丙 亜依
GM:お二人のみ登場可。登場侵蝕をお願いします。
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を1D10(→ 2)増加 (35 → 37)
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を1D10(→ 8)増加 (31 → 39)
GM:上下動が激しい
【雨宿町・ブティック『アトリエ・アトリ』】あるいは【UGN雨宿支部・装備部】
GM:そう広くない店内に、カジュアル寄りだが華美な雰囲気の服がずらりと並んでいる。
GM:ショッピングモールに出ることなくそこそこの服を買うならこの店、と主に女子の生命線扱いを受けている場所だ。
花鶏 純:「いらっしゃーい。今回はちょっとしくじっちゃったんだよね!」

【花鶏純・『アトリエ・アトリ』店主】あるいは【"ブルームルーム"・UGN雨宿支部装備部員】
花鶏 純:伊達眼鏡をかけた、ウェーブヘアの華やかな雰囲気の女性があなたたちを迎えてくれた。
GM:装備部を兼ねるこの店で発生したトラブル解決のため、あなたたちは今回派遣されていた。
丙亜依:「ご安心ください花鶏さん! 頼れるチルドレン、丙亜依ちゃんが到着しましたよぉ!」
花鶏 純:「きゃー、頼れるー。嬉しいー」
光好 蓮太郎:「なんだ、良かった。”ちょっと”なら早めに終わりそうですね」白の長袖のTシャツに黒のチノパンを履いた、背の高い男が口を開く
花鶏 純:「終わらしちゃってー。あたしの始末書の枚数を減らしてー」
光好 蓮太郎:「こっちは頼りがいのないエージェントで申し訳ないっすけど」
花鶏 純:「んやー、わざわざこんなとこまで来てもらっちゃってるんだし。頼らせてよ」
丙亜依:「お任せあれぃ! 私らが来たからにはあらゆるトラブルが複雑骨折! 粉砕骨折? とにかくバキバキのボコボコですわ」
花鶏 純:「五体満足ではいさせてあげて」
花鶏 純:「と、いうところで、ちょっと状況説明ー」
光好 蓮太郎:「もう一つのトラブルが生まれてんじゃねーか」
光好 蓮太郎:「うす」
丙亜依:「ほいほい!」
花鶏 純:「ざっくりは聞いてると思うんだけどね。要は、倉庫の中の在庫が消えちゃったのよ」
花鶏 純:「ちょっぴりね。ほんのちょっと」
花鶏 純:「とはいえ、あたしの管理下だからまあ、責任問題なわけだけども」
光好 蓮太郎:「取引の不備とかではなく…って事っすよね」
花鶏 純:「うん、ちゃんと記帳して確認してた品」
花鶏 純:「いつの間にかドロンですわ。しかも、複数あるっぽいんだよね」
光好 蓮太郎:「……マジですか」
花鶏 純:「ここは今確認中だから、終わったらリストを送る」
丙亜依:「雨宿町ミステリー 消えた在庫の謎を追え! というわけね!」
花鶏 純:「一応、強力な武器とかは入ってないみたい。真っ先に確認したから」
花鶏 純:「ミステリーだわよー。お願いしますよ探偵さんたち」
花鶏 純:「とりあえず一個確かなのはね」
光好 蓮太郎:「探偵だとよ丙」
丙亜依:「ふっ、謎は全て解けた。初歩的なことだよ光好くん」
丙亜依:本人は探偵っぽいと思っているらしい、変な決めポーズを取っている。
花鶏 純:「ボディアーマー、あるでしょ。汎用のやつ」
光好 蓮太郎:「おっしゃ、こりゃ事件解決待ったなしだな」
光好 蓮太郎:「ああ、ありますね」
花鶏 純:「あれのね、だいぶ昔の型落ちのやつがない。もう古くなってたんだけど」
花鶏 純:「解決しちゃってー本当にー」
光好 蓮太郎:「型落ち品が?」
丙亜依:「そんなもん盗ってどうすんだろね。コレクター?」
花鶏 純:「そうそう。今さら売ったり渡したりもなあってくらいの」
光好 蓮太郎:「盗みだとしてももうちょいマシなもんあっただろうに…」
丙亜依:「かわいくリペイントして使うのかな」
花鶏 純:「そうなのよ。こっちの最新型パワーアシストアーマーとかは無事でさあ」
光好 蓮太郎:「”鎧”の時点で可愛くはならねーよ」
花鶏 純:「リペイントいいな……ちょっとやりたい……じゃなくて」
丙亜依:「やってみなきゃわかんないでしょぉがぁ! あ、はい、じゃなくて」
花鶏 純:「こっちは警備の方を確認するから、物を探してくれないかなーってのがお願いね」
花鶏 純:「できれば『あれは警備の責任じゃないです』って感じの結論が出そうな解決をお願いしたい」
光好 蓮太郎:「了解っす。やるぞ丙。捜査は足が基本だからな」
丙亜依:「がんばれー」サイリウムに見立てたペンを振っている
花鶏 純:「探偵が応援しちゃうの」
光好 蓮太郎:「ワトソン一人にやらせる気かお前は!!」
花鶏 純:「八千代に怒られちゃうよなーこれ……」ぶつぶつ言っている。
丙亜依:「いやなんか思ったより地味だから……ううん!でも犯人の首を花鶏さんに捧ぐわ!」
花鶏 純:「首はいいよ!?」
光好 蓮太郎:「大丈夫かなこれ……」
丙亜依:「ヒョー! 燃えてきたぁ!」
光好 蓮太郎:「周りに延焼させるのだけはやめてくれよ」
丙亜依:「光好さんパッションが足りないよパッションが! 燃えて行こう!」
丙亜依:ウキウキしながら走り出す。
光好 蓮太郎:「俺はそういうのキャラじゃないからいいんだって…」
GM:ではそこへ、あなたたちの端末に支部からの連絡が届く。
丙亜依:「あらろろろろ」
GM:「追加人員確保できたら、話を聞いたら一旦戻ってきて 八千代」支部長からだ。
GM:語尾にヒヨコの絵文字がついている。
花鶏 純:「……あ」それを覗き込んで。
花鶏 純:「やべ、怒ってる」
光好 蓮太郎:「げ、そうなんですか?」
花鶏 純:「絵文字つけてるとき、あいつそこそこ怒ってる……いや、あたしにだけど!」
花鶏 純:「顔文字の時が最高潮。でも、別に八つ当たりはしないから大丈夫よ」
丙亜依:「そ、そんな……八千代支部長に怒られるなんて!」
丙亜依:「ある意味ご褒美。うらやましい」
光好 蓮太郎:「……”あれは警備の責任じゃないですってのを証明してほしい”ってのはつまり……」
花鶏 純:「そういうもん!?」
花鶏 純:「……いや、その、管理者の責任問題ですし」
花鶏 純:「別にあたしが八千代を怖がってるとかそういうことは……ないよ?」
花鶏 純:「ほんとよ?」
光好 蓮太郎:「……探偵殿、どう思われます?」
花鶏 純:言いながら後ろに下がっていく。
丙亜依:「ポクポクポク……チーン」
丙亜依:「花鶏さんが怒られないように! かつ、迅速な解決で支部長の好感度アップ! ダブル攻略を狙う! これよ」
花鶏 純:「それそれ、それでいいよ。お願いします」
光好 蓮太郎:「よっしゃ流石先生だ!そうと決まれば支部に行こうぜ」
丙亜依:「I got it!!」
花鶏 純:「いってらっしゃいー。こっちもやることはやっとくからー」
花鶏 純:ひらひらと手を振っている。
花鶏 純:軽い態度だが、責任を感じてはいるようだ。
光好 蓮太郎:「……ところで」走りながら
光好 蓮太郎:「”怒られるのがご褒美”ってのは…何?」
丙亜依:「は? 美女に向けられるあらゆる感情はご褒美でしょうが」
丙亜依:真剣な表情だ。
光好 蓮太郎:「ええ……そんな常識無い奴みたいな目で見られても…」
丙亜依:「光好さんが枯れすぎなんですぅー」
光好 蓮太郎:「老けてるとはよく言われるが……枯れてんのかなぁ…」
丙亜依:「誰かいい人とか居ないんですか? いや待って、これで実はかわいい彼女とか居たらショックを受ける」
丙亜依:「対ショック防御。はい、どうぞ」
光好 蓮太郎:「折角備えて貰ってんのに、徒労で終わらせちまうのが申し訳ないよ」
丙亜依:「あっ、なんかスンマセン」
丙亜依:「じゃあ道すがらいい娘を探しましょうやあ!」
丙亜依:「探し物はなんですかー、見つけにくいものですかー♪」
光好 蓮太郎:「まだ夢の中に行く訳にはいかねーよ!」
光好 蓮太郎:「そんなつまんねー目的捨てちまえ、ほら急ぐぞ」
光好 蓮太郎:(…”協力者”ってのも、丙みたいに若々しい奴だったらどうしような…)
GM:ロイス取得のみできます。
光好 蓮太郎:花鶏純:〇誠意/お気の毒 で!
丙亜依:シナリオロイス 花鶏純:○尽力/隔意 お願いします!
GM:了解!
ミドル1 合流
GM:全員登場推奨です。登場侵蝕をお願いします。
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を1d10(→ 2)増加 (50 → 52)
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を1D10(→ 6)増加 (37 → 43)
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を1D10(→ 6)増加 (39 → 45)
【雨宿町町役場・地域親交課】あるいは【UGN雨宿支部・司令室】
GM:この町のUGN支部中核部は、役所の一部に間借りしている。業務提携という形だ。公的な身分は契約社員やボランティア。
GM:白っぽい部屋の中に、当たり前の事務室と資料室があり、所属人数は町の規模のわりには多い。
八千代 路夜:「お疲れ様。行ったり来たり大変で悪いわね」
【八千代路夜・地域親交課課長】あるいは【"リーチパーチ"・UGN雨宿支部支部長】
八千代 路夜:長い髪を結んだ、落ち着いた雰囲気の女性。この支部の支部長だ。
GM:あなたたちは紛失物捜索の件で、改めてここに集められていた。
光好 蓮太郎:「いや、別にいいっすよ。それで追加人員ってのが…」
鷺森七夏:「や、私は来ただけなんですけどねぇ。お気遣いどうもです」小さく会釈する。
八千代 路夜:「そう。そこにいる鷺森さん」
鷺森七夏:「どうもー」
丙亜依:「いやあ支部長の命とあらば火の中水の中、天上から冥府まで……」
丙亜依:「Oh……」
丙亜依:鷺森さんを前にして、亜依の目が爛々と光る。
鷺森七夏:「……? あの、何か」
光好 蓮太郎:「……そっすか……」
八千代 路夜:「そこまで行けとは言わないわよ……丙さん?」
光好 蓮太郎:こちらは何故か虚しそうな視線を向けている
鷺森七夏:両者の視線の意味がよくわからなくて首をかしげている。
丙亜依:「鷺森さん……下のお名前を伺っても?」
鷺森七夏:「あ、そうそう……自己紹介だよね。下は七夏です、鷺森七夏」
丙亜依:「丙亜依です……フゥー、フフフ」
鷺森七夏:「UGNの所属じゃないんだけど、たまーにこうやってお手伝いに来てる感じで。よろしくね?」
光好 蓮太郎:横で不気味な声を漏らす女を一瞥して
鷺森七夏:(変わった笑い方をする子だな……)
八千代 路夜:「……仲良くなれそうなら何よりね」にこやかにしている。
光好 蓮太郎:「ああ、どうも。”正邪の歯車”光好蓮太郎。UGNエージェントで、この町には少しの間滞在させてもらってる」
八千代 路夜:「本当に助かるわ。ここ、正規人員がどうしても不足してるから」
鷺森七夏:「この頃は急に忙しくなった感じですもんねぇ」
光好 蓮太郎:「いやいや、こういう時は助け合いなんで」
八千代 路夜:「そうなのよねえ……」困った様子。
八千代 路夜:「元からRBの多い土地なんだけど、最近は小さな事件が増えてて、大変」
丙亜依:「そう、だから七夏ちゃんのような美少女の助けが今、必要」
丙亜依:「あっ七夏ちゃんって呼んじゃった。いいかな。エヘヘ」
鷺森七夏:「あっ、事件といえばなんですけど」
八千代 路夜:「はいはい」
鷺森七夏:「へっ、いいよー。じゃあ私も亜依ちゃんって呼ぼうかな」
光好 蓮太郎:「………」遠い目
丙亜依:「ウォホホホ……もちろんだよぉ。聞かせて聞かせて!」
丙亜依:ニチャア、としか形容できない不気味な笑みを浮かべつつ。
鷺森七夏:「あ、えっとね……顔無しランナーって噂。知ってます?」
八千代 路夜:(……大丈夫かな?)
鷺森七夏:一同を見渡す。丙さんの表情が視界に入って二度見する。
八千代 路夜:「ああ、少しだけ耳には入ってるけど、詳しくは」
光好 蓮太郎:こちらも二度見して「……いや。なんだそりゃ。ひと昔前の都市伝説みたいだな」
八千代 路夜:「ちょうど気になってたの。聞かせてくれるかしら」
鷺森七夏:頷く。「ここ最近、かなりうちの学校で広まってる都市伝説……みたいなやつなんですけど」
鷺森七夏:「夜中に出てくる怪異らしくて。すごい速さで追いかけてきて、自分の頭を落っことして、そのまま逃げていく……っていう」
丙亜依:「変わったご趣味の持ち主ですなあ」
光好 蓮太郎:「………またえらく突拍子もない…」
八千代 路夜:「頭を……それで顔無し?」
鷺森七夏:「なのかな? 普通に考えてありえないんだけど……だったら、普通じゃない力が原因のやつなのかなって」
八千代 路夜:「そうね、何かのトリックでもなければオーヴァードである可能性はある」
光好 蓮太郎:「実際に見た奴に話聞ければ一番早いんだがな」
鷺森七夏:「人伝てにしか聞けてないけど、話だけでも10人くらい……?は見ているみたいで」
丙亜依:「大体こういうのは、噂で聞いたって人は居ても実際の目撃者は居ないのが相場ですねぇ!」
八千代 路夜:「調査部に話を持っていけば、多少は詳しいことがわかるかしら」
鷺森七夏:「根も葉もない噂で片付けるのは、流石にどうかなーと」
丙亜依:「あっ、さっきの私の発言は無し」
丙亜依:「噂で片付けるのは良くないわ。ダメだわ」
八千代 路夜:「こんな世界、しかもこんな町だからね」丙さんに穏やかに笑って。
八千代 路夜:「気がついたところから調べていかないと、大事になってからでは遅い」
光好 蓮太郎:「分かった。あくまでメインは在庫紛失の調査だが、余裕があればそっちも当たってみようぜ」
八千代 路夜:「そうしてもらえる? 人がもっといればなあー」
光好 蓮太郎:「関連性が無いとも言い切れねーからな」
八千代 路夜:「今、夏祭りの方で結構人手を使っちゃってるのよ。お願いね」
鷺森七夏:「ん、確かに……何考えてるのかわかんない相手だし」
光好 蓮太郎:「夏祭り?」
鷺森七夏:「意外と予想しない所に繋がりがあるのかも……むむ……」
GM:夏に神社で行われる大きな夏祭りのことだ。
GM:少し先なので、あまり今回の件とは関係はなさそうだ。
八千代 路夜:「お祭り、人もRBもはしゃぐから、予防が大変」
丙亜依:「祭りには浴衣美人が出ますからね……はしゃぐのも無理はない」
鷺森七夏:「そっか、もう準備始めなきゃいけない時期かぁ」
光好 蓮太郎:「そりゃ、余計に解決しねーとな。大事な祭事がポシャったりでもすりゃ色んな人が悲しむ」
丙亜依:「そう! そういうこと!」
丙亜依:「そういういい事が言いたかった」
光好 蓮太郎:「タダ乗りは認めてねーぞ丙」
八千代 路夜:「助かるなあ」
鷺森七夏:「RBはそういう理由でははしゃがない気がするけど……」知り合いの何人(?)かの顔を思い浮かべている。
鷺森七夏:「乗せるのが上手いなぁ……」感心している。
八千代 路夜:「花鶏の件もねえ、あそこも表は浴衣の準備とかで大変なのに」
八千代 路夜:「こっちでは事件だかがあるから。バタバタしてなかった?」
丙亜依:「警備に問題はなかったですよ」
八千代 路夜:「そう言ってって言われた?」
光好 蓮太郎:(言うの早えーよ!!)
丙亜依:「ふぇ……へがっ……」
光好 蓮太郎:(頑張れ!耐えろ!)
丙亜依:「すいませんでした」
八千代 路夜:「よろしい」
光好 蓮太郎:「丙………」
丙亜依:「で、でもあの、今のところ危険なものは取られてなさそうということで」
八千代 路夜:「そう、なら良かった」
丙亜依:「型落ちのボディアーマーとかね? そういうものがいくつかなくなったくらいで」
八千代 路夜:「型落ちの、ねえ……」首を傾げる。
丙亜依:「け、警備に問題はなかっです」
八千代 路夜:「ふふ」
八千代 路夜:「別に、怒ってるわけじゃないのよ。心配でね」
八千代 路夜:「もし盗難なら、うちから盗っていくような真似をするんだもの」
八千代 路夜:「犯人に何が降りかかるか……」
八千代 路夜:ふふ、と穏やかに微笑んでいる。
光好 蓮太郎:(…………こわぁ…)
丙亜依:(おお……これはこれで……)
光好 蓮太郎:「なんで満足げなんだお前……」
丙亜依:「光好さんも速くこの次元に到達しましょうよ」
光好 蓮太郎:「行けねーんだよ。横軸が違うから」
光好 蓮太郎:「な?」縋るような目で鷺森さんを見て
光好 蓮太郎:”君はこっち側ですよね?”とでも言いたそうな視線だ
鷺森七夏:「あ、えっと……」少しおろおろとして。
丙亜依:「コラッ光好さん! 七夏ちゃんが困ってるでしょうがッ」
鷺森七夏:「私、亜依ちゃんの言ってる価値観は、正直よく分からないけど……」
丙亜依:「あひん」
光好 蓮太郎:「悪いの、俺?」
鷺森七夏:「その、頑張って理解はしてみようと思うから……」
丙亜依:「ふははははは」
丙亜依:「勝った……第一部完」
八千代 路夜:「事件は解決してからにしてね」
光好 蓮太郎:「まだ”起”だ。”起”」
丙亜依:「そうでしたァ!」
鷺森七夏:「そういうのが誰にも理解されないの、結構寂しいだろうと思うし……うん、終わったらお話しよ?」
光好 蓮太郎:「おお…………」ぱちぱちと柏手を打って
丙亜依:「うん、店予約するね。やっぱり肉かな? 七夏ちゃんは何系が好きかな?」
丙亜依:「違う! 終わってから!!」
光好 蓮太郎:「……良い奴だな、あんた。うちの先生の事よろしく頼むぜ…」
鷺森七夏:「その……私も結構、いろいろ誤解されやすい体質だから。能力の副作用みたいなやつで、すぐ眠くなっちゃって。クラスメイトとかに説明するのも一手間あって……」
鷺森七夏:「先生……?」首を傾げつつ。「そうそう、とにかく調査していかなきゃかな」
光好 蓮太郎:「何やるのがいいですかね。街頭調査?資料漁り?」
八千代 路夜:「まずは花鶏の方からの報告を得るのがひとつ」
八千代 路夜:「それから、顔無しランナーの件は調査部と連携するのがいいでしょうね」
八千代 路夜:「こっちは目撃証言を探ってほしい」
丙亜依:「了解であります。捜査は足が基本ですからねぇー」
八千代 路夜:「よろしくお願いします。頼りにしてるからね」
光好 蓮太郎:「お、受け売りだがちゃんと学習してんのはいい事だ」
光好 蓮太郎:「んじゃ、パパっとやっちまおう。鷺森、丙」
丙亜依:「がってんだー」
鷺森七夏:「ん。さっさと片付けて、ゆっくり過ごしましょ」
GM:ロイス取得および購入判定ができます。
GM:装備部が絡んでいるのでボーナス出そうかとも思ったけど、今忙しいだろうから普通に買おうね。
鷺森七夏:従業員割引は使えなかった
鷺森七夏:んんー、ここではロイス保留で。
GM:表の方のクーポンはもらえるかもしれない
光好 蓮太郎:鷺森七夏:〇良い奴/不安
丙亜依:〇強心臓/不安 で
GM:ふあん
鷺森七夏:強心臓w
鷺森七夏:どうしようかな 強化素材でも狙ってみよ
光好 蓮太郎:不安なの…途中で暴走しないか…
光好 蓮太郎:購入は強化ビジネススーツで!
GM:確実に暴走する人が一人いますね
鷺森七夏:2dx+1>=15 強化素材~
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 9[6,9]+1 → 10 → 失敗
丙亜依:暴走はするよぉ
鷺森七夏:おわりわり。
光好 蓮太郎:4dx+3
光好 蓮太郎:4dx+3
光好 蓮太郎:ん?
GM:全角だからかな
鷺森七夏:全角っぽい?
光好 蓮太郎:4dx+3
DoubleCross : (4DX10+3) → 10[3,3,6,10]+9[9]+3 → 22
GM:つよ
鷺森七夏:買い物の達人!
光好 蓮太郎:買えたので装備して以上!
丙亜依:ロイスふたつ!
鷺森七夏:○庇護/隔意
光好蓮太郎:○信頼/恐怖
GM:恐怖
丙亜依:これは単にでかいから
GM:物理的恐怖
光好 蓮太郎:かわいいね
丙亜依:ボディアーマー購入を狙います
丙亜依:2dx+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 2[2,2]+2 → 4
GM:1/3ボデマ
丙亜依:かわいい達成値が出ちゃった
丙亜依:以上!
ミドル2 情報
GM:シーンプレイヤーは……光好さん。
GM:登場は任意。出る人は登場侵蝕をお願いします。
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を1D10(→ 8)増加 (43 → 51)
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を1d10(→ 2)増加 (52 → 54)
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を1D10(→ 1)増加 (45 → 46)
GM:情報項目は以下の通りです。
★紛失した装備の詳細〈情報:UGN〉6
★「顔無しランナー」について〈情報:噂話〉7
GM:後から出てくるものもあったりなかったり
GM:それを踏まえてどこを抜くか宣言をお願いします。
鷺森七夏:UGNないからどっちかいくなら噂話かなあ
光好 蓮太郎:私控えときましょうか
鷺森七夏:社会強者だしそれもよいかも
丙亜依:ですね。こっちがUGN行く感じで
光好 蓮太郎:そしたらお願いします!
鷺森七夏:では顔無しランナーいきます。コネ:噂好きの友人使用で
鷺森七夏:4dx+2>=7
DoubleCross : (4DX10+2>=7) → 8[2,3,5,8]+2 → 10 → 成功
GM:おおー
GM:エクセレント
丙亜依:紛失した装備の詳細を、コネ:UGN幹部使用で
丙亜依:4dx+2>=6
DoubleCross : (4DX10+2>=6) → 8[5,6,8,8]+2 → 10 → 成功
GM:マーベラス
GM:2項目とも成功ですので、一旦開示します。
★紛失した装備の詳細〈情報:UGN〉6
花鶏純から届いた紛失品のリストは以下の通り。全て古い型落ち品。
・UGNボディアーマー
・多機能ヘルメット
・ダメージグローブ
・ローラーブーツ
……人一人の全身を覆うような形の装備になる。
★「顔無しランナー」について〈情報:噂話〉6
ここしばらく、町内で目撃されている、深夜に疾走する人影。
通行人の横から突如滑るように忍び寄り、猛スピードで抜き去っていくという。
複数の目撃証言によると、人影はヘルメットを落としたが、その下には顔がなかった、らしい。
落ちたヘルメットも、どこかに消えてしまった様子で探しても見当たらなかったのだとか。
先日は自転車に乗っていた通行人が、疾走に驚き転倒、負傷し救急・警察沙汰となった。
→★「顔無しランナー」の正体について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉8 が調査可能になりました。
GM:現在残っているのは1項目。
★「顔無しランナー」の正体について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉8
光好 蓮太郎:では残りの項目に挑戦します
GM:どうぞ!
光好 蓮太郎:情報:UGNで判定。コネ使ってダイス+2!
光好 蓮太郎:6dx+5
DoubleCross : (6DX10+5) → 10[2,3,3,5,8,10]+3[3]+5 → 18
GM:たかい!
GM:強化ビジネススーツ力!
GM:そもそもそれ以前に回ってますね。開示します。
★「顔無しランナー」の正体について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉8
紛失品がしまわれていた近辺に、微量のレネゲイド痕跡が認められた。
また、防犯カメラに一瞬、「スーツ自身が動いている」様子が発見される。
「顔無しランナー」は『アトリエ・アトリ』にしまい込まれた装備品のRB、この町で言うところの『あやし』と推測される。
様々な装備品を組み合わせ、人に見せかけているようだ。
ジャーム化しているか否か、疾走している理由については不明。実際に接触を行う必要がある。
GM:要は、「盗難ではなく、装備品のRBが発生、自力で出て行った」
GM:「動機などは不明だが危険なことにはなっているので一旦捕まえよう」という話ですね
【雨宿町町役場・会議室】
GM:小さめの会議室だが、一通りのものは揃っている。
GM:あなたたちはここで今回の事件についての情報共有を行っていた。
鈴掛 喜一:「お疲れ様っしたー」
【鈴掛喜一・『(株)ピカピカ』営業担当】あるいは【"ジェイトーカー"・UGN雨宿支部調査部員】
鈴掛 喜一:シャツの上に作業着、右目に白い眼帯をつけた、軽い雰囲気の若い男性。
鈴掛 喜一:今回協力した調査部の人間だ。
鈴掛 喜一:「データはこんな感じなんで、あとはよしなに」鷺森さんに。
鷺森七夏:「わ、ありがとうございますっ」
鷺森七夏:受け取った資料を一通りテーブルに並べ終えて、すこし眠そうに目元を擦る。
光好 蓮太郎:「……文字が並んでるの見ると眠くなるよな」資料を上から見下ろすように
丙亜依:「さてさて。結果はどんな感じかなー?」
鷺森七夏:「へっ」角度にびっくりしつつ。「ええ、そんな感じで……いま一気にばっと読んじゃったので」
鷺森七夏:「頭の中がごちゃってなって……」ノイマン的な情報処理。
光好 蓮太郎:「そうなのか。すげぇな…」
鈴掛 喜一:「ああー、なるなる、わかるわ」ブラックドッグ/ノイマンなので。
丙亜依:「速!?」ノイマンではあるが、あまりそっち方面に特化していないので普通に驚く。
光好 蓮太郎:「じゃあ丁度いいや。かいつまんで説明してくれ」
鷺森七夏:「えっとね。私が鈴掛さんにお願いしてたのは、顔無しランナーの目撃情報だったんだけど」
鷺森七夏:「まず……落としたのは頭そのものじゃなくて、ヘルメットだったみたい」
鷺森七夏:「普通の人はびっくりしてちゃんと確認せず逃げちゃうだろうし。そのへんで尾ひれが付いたみたいだね」
鷺森七夏:「あと……ヘルメットの下の素顔は、何もなかったんだって。要は首なしの人間の上に、ヘルメットだけ乗ってる感じかな」
鷺森七夏:「ただ暗くて見えなかった……って訳でもないみたい。見回り中の巡査さんが、持ってたライトで照らしたけど首から上がなかったって報告もある」
丙亜依:「怪談じゃん。そいつはこんな顔じゃなかったですかーってやつ」
鷺森七夏:「実際びっくりするだろうしね。自転車に乗ってた人が転んだ事故もあったみたいで……」
光好 蓮太郎:「ヘルメット…ヘルメットねぇ……」
鷺森七夏:「あ、それと。落ちてたヘルメットを次の日に探そうとしても、見つからなかったんだって」
丙亜依:「怪我人も出ちゃったらイタズラじゃ済まされんなあー」
光好 蓮太郎:「丙、あれどうだった?紛失品のリスト」
鷺森七夏:「驚かすのが目的でやってるなら、ちょっと懲らしめなきゃいけない感じがするねえ」
丙亜依:「はい確認済です! 紛失物はー、えーと、全部型落ち品だねえ」
丙亜依:「UGNボディアーマー、多機能ヘルメット、ダメージグローブ、ローラーブーツ」
丙亜依:「つまり……ここから導き出される結論は!」
鷺森七夏:「……結論は?」
丙亜依:「なんだろう?」
鷺森七夏:「亜依ちゃん……」
光好 蓮太郎:「欠いてんなぁ…画竜点睛」
鷺森七夏:「分からないなら無理しなくていいんだよ」
丙亜依:「ま、待って。私はポンコツではありません」
丙亜依:「犯人は全身用の装備を一式揃えたかったんじゃないかなぁ! そういう事にしよう!」
鈴掛 喜一:「変装でもしたかったんすかね?」
光好 蓮太郎:「……いや、良い線だと思うぜそれ」
鷺森七夏:「確かに、強盗とかがしそうな格好ではあるけど……」
丙亜依:「ほ? 良い線ってどの線?」
光好 蓮太郎:「俺の方は、花鶏さんの店の防犯カメラの映像見てたんだが」
光好 蓮太郎:「中身も何も無いスーツ自体が動いてた」
鷺森七夏:「スーツって……例の、盗難されたボディアーマー?」
丙亜依:「えー!? 中身はない?」
光好 蓮太郎:「だろうな。装備品ってのは元々人間が着ることを想定して作られてるもんだ。つまり、スーツ単体じゃ満足に動けない」
丙亜依:「画竜点睛どころじゃなく欠いてるじゃん。私の勝ちだわ」
鷺森七夏:「下限ギリギリの存在と勝負しないで……」
光好 蓮太郎:「最大限パフォーマンスを発揮しようとするなら、ガワを人に寄せる必要がある」
丙亜依:「それで多機能ヘルメット! ダメージグローブ! ローラーブーツ!」
光好 蓮太郎:「そう。つまり”顔無しランナー”ってのは、その装備品自体のレネゲイドビーイングだ」
鷺森七夏:「大抵のRBは人間に似せた身体をレネゲイドで構築できるけれど……その子はそれがうまくできない子だったのかな」
鈴掛 喜一:「たまにいるんだよな、この町にはそういう奴」
鈴掛 喜一:「大体、お山の方で預かって鍛えてもらってますけど」
GM:山にはRBの住む御殿があり、主と言われる存在がいる。
GM:多くのRB、あやしと呼ばれる者は、そこで預かってもらっている、というのが現状だ。
光好 蓮太郎:「つまり、捕まえたら捕まえたで預ける場所はちゃんとあると」
鈴掛 喜一:「まあ、ジャーム化してなければ、かな」
鈴掛 喜一:「さすがに危険だったらUGNの方で対処してる」
丙亜依:「……どういうモノでも、そこは変わらんのよね」
鷺森七夏:「既にジャーム化してるにしても、まだにしても。放っておく訳にはいかないか」
鈴掛 喜一:「あ、一応その辺の判断についてっすけど」
光好 蓮太郎:「……まぁ、被害が出てるとはいえイタズラ程度のものだ。ジャームは絡んでないと思いたいな」
鈴掛 喜一:「共振現象というのがある。鷺森ちゃんとかは知ってるでしょ」
鷺森七夏:「あ、あれね……記憶がわっと流れ込んでくる」
鈴掛 喜一:「そうそう」
鈴掛 喜一:「要は、レネゲイドの圧がブワーってした時に、相手のことがわかることがある」
光好 蓮太郎:「ブワー」
丙亜依:「説明がゆるい」
鈴掛 喜一:「こいつはもう駄目だな、とかもわかっちゃうことがあるわけっすよ」
鈴掛 喜一:「この町の特徴ってやつね」
鈴掛 喜一:「参考までに。あれ、実際見てみないとわっかんないんだよね」
鈴掛 喜一:そこまで話して、口を閉ざす。
光好 蓮太郎:「まぁ、何でもそんなもんだよな…」
光好 蓮太郎:「つっても、経験者が居るなら話は早いや。鷺森、”それ”が来たら一応教えてくれ」
丙亜依:「お願いね!」
鷺森七夏:「教える猶予があるかは分かんないけど……うん、なるべく知らせるようにするね」
光好 蓮太郎:「取り敢えず、目下の目標は顔無しランナーの捕獲だが…」
鷺森七夏:「多分、予兆自体は衝動の喚起に近いかな……ほらあの、強いオーヴァードに出会った時にぞわってなるやつ」
光好 蓮太郎:「あー……そもそも何がやりたいのかもよく分からないんじゃ、探すのも骨が折れそうだな」
鷺森七夏:「……夜中に出歩いてると追いかけてくることがある、ってだけなんだよね。今のところ」
鷺森七夏:「どうする?夜通しお散歩でもしてみる?」
鷺森七夏:「いや、やだな……したくないな……」
鷺森七夏:自分で言って自分で呟く。
丙亜依:「よっ夜の散歩デート……いや、そうだよね、良くないよね」
光好 蓮太郎:「夜間の外出は褒められるもんじゃねーけど、まぁ事態が事態だ。」
鈴掛 喜一:「こっちも調査を続けてみますけどー。実働部隊の方は接触しないとどうもならんかなって感じだな」
光好 蓮太郎:自分の方を指さして「”保護者同伴”なら問題ないだろ」
鈴掛 喜一:「頼れるー」
鷺森七夏:「う。まあ、ある程度なら……」
鷺森七夏:「なるべく昼の内に寝溜めしておくね。いざってときポンコツにならないように……」
光好 蓮太郎:「あ、そういう理由…?」
鷺森七夏:「え、それしかないけど……?」
丙亜依:「七夏ちゃん大丈夫? 安眠グッズ使う?」
光好 蓮太郎:「それしかないのか……?」丙さんの方を見て
鷺森七夏:「多少の悪漢くらいなら、自力で逃げれるもん」
光好 蓮太郎:「そりゃそうだが…そうなんだけどさぁ……」
丙亜依:「私の腕枕と膝枕、好きな方使っていいよっ」
光好 蓮太郎:「……いや、逞しいよ。二人とも」
鷺森七夏:「ありがとね。でも、鞄にマイ枕が入ってるから大丈夫」やけに膨らんだ通学鞄をぱんと叩く。
鷺森七夏:「ま、逞しくなきゃイリーガルやチルドレンなんてやってないからねえ」ねー、と丙さんに。
丙亜依:「くっ、惜しい……ねーっ!」
丙亜依:落胆の表情から一転、にっこり微笑み返す。
光好 蓮太郎:「こっちはエージェントなんですけど…?」
鷺森七夏:「ふふ、じゃあもっと逞しいってことかな。頼りにさせてもらいましょ」
光好 蓮太郎:肩透かしでも喰らったように、苦い顔を浮かべて
光好 蓮太郎:「”お互いに”な」
GM:ロイス取得と購入判定ができます。
光好 蓮太郎:ロイスは保留で
光好 蓮太郎:なんか欲しい物ありますか?
丙亜依:ロイスはひとまずいいかなー
丙亜依:ひとまず自前でぼでまを狙う…
鷺森七夏:丙亜依:◯興味/隔意 光好 蓮太郎:◯有為/脅威 でロイス取りましょ
丙亜依:2DX+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 3[1,3]+2 → 5
丙亜依:くっ、まったくダメ
鷺森七夏:欲しい物……そんなに欲しい物はないかなあ
鷺森七夏:援護ブレスできるので高くて買いたいものがあればお手伝いはできますが……
光好 蓮太郎:丙さんメイド服要ります?
丙亜依:そういえばそんなものもあった…!あれば嬉しいです
光好 蓮太郎:そしたらアルティメイド服に挑戦します
光好 蓮太郎:折角だから支援もらおうかな
鷺森七夏:はいはい。《援護の風》《ウィンドブレス》で
鷺森七夏:ダイス5個と達成値9どうぞ~
光好 蓮太郎:あざます!
GM:つよい
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を4増加 (54 → 58)
光好 蓮太郎:9dx+14
DoubleCross : (9DX10+14) → 8[3,4,4,5,7,8,8,8,8]+14 → 22
光好 蓮太郎:買えたので丙さんにあげます
GM:つよいよー
丙亜依:ありがとうございます!
鷺森七夏:じゃあ強化素材チャレンジでもしてよ
光好 蓮太郎:こちらは以上!
鷺森七夏:2dx+1>=15
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 4[3,4]+1 → 5 → 失敗
鷺森七夏:だめだめ。おわりです~
ミドル3 調査
GM:全員登場推奨です。登場侵蝕をお願いします。
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を1D10(→ 2)増加 (46 → 48)
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を1D10(→ 5)増加 (51 → 56)
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を1d10(→ 8)増加 (58 → 66)
GM:鷺森さん以外は落ち着いている
GM:というか丙さんが落ち着いている
GM:まず説明を行います。
GM:このシーンでは、足を使って「顔無しランナー」の足取りを追いかけてもらいます。
GM:指定された能力値や技能で判定を行い、達成値累計が45になったところで目標達成です。
GM:また、途中で情報項目が出てきたり、判定技能が変化することもあります。
GM:その際は一旦達成値上昇が止まります。たとえば10で何か出た場合は12を出しても10でストップです。
GM:全て行動値順に判定を行い、一巡したら侵蝕を1d10振り直すことで再度判定が可能です。
GM:待機や支援も可能なので適宜ご利用ください。一巡が1ラウンド換算です。
GM:要は簡易版FS判定ですが、侵蝕が上がるのと、支援の使いどころには注意した方がいいかも。
光好 蓮太郎:ふむふむ
GM:あ、ジェネシフトも毎回判定前に可能です。
GM:最初の判定は肉体で行ってもらいます。
丙亜依:に、肉体
GM:走るから……
鷺森七夏:Body……
光好 蓮太郎:こんなゴミのような肉体で…
GM:いけ! 走れ!
鷺森七夏:あたしが一番肉体強者なのか!
丙亜依:そうよ
丙亜依:最も優れた肉体よ
鷺森七夏:でも行動値順だからまずは丙さんになるのかな
GM:要はウィンドブレス使っても、あと1とかでイベント発生しちゃったらちょっともったいないこともあるよ!というところですね
鷺森七夏:あ~ なるほどね
GM:そうですね、丙さん→鷺森さん→光好さんですが
GM:一旦待機するのもできます
鷺森七夏:何点で変化するかは謎なのね
GM:まあ、イベント発生に変な引っかけとかはしてないです(連続で出るとか)
GM:予想しつつやってみて!
鷺森七夏:ふんふむ
丙亜依:侵蝕値的に、自分の行動は多くなっても構わないので待機せず振ってみますか
GM:どうぞどうぞ
鷺森七夏:結構差開いてるしそうかも
丙亜依:肉体!オリャーッ
丙亜依:1DX
DoubleCross : (1DX10) → 3[3] → 3
GM:累計3!
丙亜依:ぺそっ
GM:イベントは発生せず。次は鷺森さんどうぞ。
光好 蓮太郎:残酷な現実…
鷺森七夏:どうしよう……支援使わなくても3dxはあるけど
光好 蓮太郎:判定技能変化を狙ってウインドブレス積んでもらうのもいいかもしれないけど
鷺森七夏:それで累計9とかで変化したら悲しいなって考えてた
鷺森七夏:いやそんなに短くはないか うーん わからない
光好 蓮太郎:初回イベントがそんなに離れてるかって言われたらうーん…所tteではある
光好 蓮太郎:って所
鷺森七夏:ええいわからん わからんのでフルパワーで行くか
鷺森七夏:《援護の風》《ウィンドブレス》で肉体判定じゃい
GM:どうぞ!
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を4増加 (66 → 70)
鷺森七夏:8dx+9
DoubleCross : (8DX10+9) → 10[1,2,2,4,6,8,8,10]+9[9]+9 → 28
GM:たっか
鷺森七夏:絶対過剰だわ
光好 蓮太郎:フルパワーだ
GM:まず、10でイベント発生します。
GM:よって累計10!
鷺森七夏:Oh……
光好 蓮太郎:10だった…
GM:でもいい使いどころだったと思う!
GM:10 調査部の情報提供。一手番使って〈情報:UGN〉〈交渉〉9 で情報を取得。
鷺森七夏:あっ社会になった!やった~
GM:これは
丙亜依:ナイスゥ!
GM:一回のみの判定ですね
GM:こっちを振るよって宣言してもらったら代わりにできる判定
鷺森七夏:進行自体はまだ肉体なんです?
GM:そうです
鷺森七夏:なるほどなるほど
光好 蓮太郎:そしたら情報抜きますか
GM:了解!どうぞー
光好 蓮太郎:交渉で情報判定します。素振りで
光好 蓮太郎:4dx+7
DoubleCross : (4DX10+7) → 8[1,1,7,8]+7 → 15
GM:ナイス交渉
丙亜依:つよい
GM:では、情報を開示します。
鷺森七夏:流石・大人・ぱわー
★調査部の情報提供〈情報:UGN〉〈交渉〉9
これまでの「顔無しランナー」の目撃地点をデータ化、送信してもらう。
出現範囲には傾向があり、新興住宅地、通称・新市街の南側方面であると絞り込めた。
シーン間、全ての判定達成値に+1のボーナス。達成値累計に+4。
GM:累計達成値14、+1ボーナス獲得!
光好 蓮太郎:やったー
GM:じゃあ軽く演出をしましょうか。
鷺森七夏:え~助かりまくり
GM:顔無しランナーを探して深夜の町を歩くあなたたち。
GM:手掛かりは少ない中、明かりのあまり多くない道を行く。
鷺森七夏:「うう……」懐中電灯を手にとことこ歩く、ジャージ姿の少女。何度目かの欠伸をする。
丙亜依:「七夏ちゃん大丈夫ぅ? やっぱ睡眠足り無さそう?」
鷺森七夏:「や、大丈夫だよ~。日付変わるくらいまではいけると思う~」
鷺森七夏:いつもよりちょっと間延びした声。
光好 蓮太郎:「…まぁ、こう静まり返ってるとどうもな」
光好 蓮太郎:「眠くなるのも分かるっつーか」
光好 蓮太郎:「顔無しランナーがドタドタ走ってきてくれるなら、こっちとしてもありがたいんだが」
丙亜依:「顔無しランナーが来てくれるかどうかは……わかランナー!」
鷺森七夏:「耳澄ましてはいるけど……虫が鳴いてたり、狐が吠えてたりするくらいだなあ」
鷺森七夏:「ぷっ……ふふ」
光好 蓮太郎:「え、今の面白かった?」
丙亜依:「は? 面白いだろうが。抱腹絶倒しろ」
鷺森七夏:「違っ、真面目に集中してる時に言われたからっ……!」
光好 蓮太郎:「それだけ圧かけられて笑える訳ねーだろ」
丙亜依:「人間は心からの恐怖に対しては笑うしかないって何かの映画か小説か漫画で見たもん!」
光好 蓮太郎:「恐怖の話!?」
GM:そんな風にあなたたちがパトロールを行っていると。
鷺森七夏:「笑わせられれば手段は問わないタイプなんだ……」
GM:突然、光好さんの携帯端末から着信音が鳴り響く。
GM:メッセージが届いたようだ。
光好 蓮太郎:「ビビらせるつもりであれ言ってたんだとしたら確かにお前は怖いが……お」
光好 蓮太郎:画面を確認して
GM:相手先は「UGN雨宿支部調査部」。
鈴掛 喜一:『データがまとまったんで送りますよー』
GM:添付された町の地図には、目撃地点のマークが記されている。
GM:明らかに地域が固まっていた。新市街と呼ばれる住宅地方面だ。
GM:ここからはもう少しだけ歩いた辺り。
鷺森七夏:「これって……」横から画面を覗き込む。
光好 蓮太郎:「宅地が多いな。区画整理もされてる。」
丙亜依:「おおおおおお! 目星が付いただけでもだいぶありがたいじゃないすかぁ!」逆側から画面を覗き込む。
光好 蓮太郎:「でけぇの!声が!」
鷺森七夏:「新市街かな。ランナーさん、この辺を根城にしてるのかも」
光好 蓮太郎:「行った事あるか?」
鷺森七夏:「んー、小中の頃は結構?友達がこのへんに住んでたから……」
鷺森七夏:高校進学で市外に行っちゃったけど、という言葉は省いて。
光好 蓮太郎:「よし、そしたら先導頼む。俺はここよく分からねーから」
丙亜依:「わかるー。このへん住宅多いからね、友達誰かしら住んでるんだ」
鷺森七夏:「ん~。たぶん、20分も歩けば着くかなあ」
鷺森七夏:「こっからだと、こっちの坂を下ってくのが早いかな~」とことこと先導していく。
GM:では判定に戻ります。まだ技能は肉体。累計14で最終目標値は45。
GM:次は丙さん。振る場合は侵蝕1d10増やして判定をどうぞ。
丙亜依:14ならワンチャン20くらいまで行ける…!
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を1D10(→ 6)増加 (48 → 54)
丙亜依:肉体!
GM:+1もね
丙亜依:1DX+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 6[6]+1 → 7
GM:おお、ナイス
丙亜依:ヨシ!
GM:20でイベント発生。累計20です。
光好 蓮太郎:おっと
GM:20 遭遇予測地域に到着。判定技能を〈意志〉に変更。
GM:ということで次からは意志で+1ボーナスつきの判定!
GM:次は鷺森さんですね。どうぞー
鷺森七夏:ふんふむ。じゃあ意志で素判定します。
GM:どぞ!
鷺森七夏:5dx+2 技能1、ボーナス1
DoubleCross : (5DX10+2) → 8[4,4,5,7,8]+2 → 10
GM:あ、侵蝕上げてね
鷺森七夏:あっそうだった!
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を1d10(→ 9)増加 (70 → 79)
GM:わお
GM:とはいえ累計30まで進みました。ここはイベントなし。
GM:次は光好さんどうぞ。
光好 蓮太郎:押忍
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を1D10(→ 4)増加 (56 → 60)
光好 蓮太郎:では意志判定、素振りで!
光好 蓮太郎:4dx+1
光好 蓮太郎:大文字!
光好 蓮太郎:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[4,5,9,9]+1 → 10
GM:好調だ!
GM:ここは35でイベント発生でした。累計35!
GM:35 今晩の「顔無しランナー」目撃情報を得る。判定技能を〈知覚〉に変更。
GM:ラストスパートです。
鷺森七夏:おおー
GM:では演出をさくっと
GM:目撃が多発していた地点へ到着。
GM:比較的新しい建物やマンションの多い辺りだ。
GM:道や街灯も比較的整備されており、歩きやすい町ではあるだろう。
GM:あなたたちはここで、顔無しランナーの足跡を探す必要がある。
鷺森七夏:「やっぱりこの辺はまだ明るいねえ」
鷺森七夏:「と言っても、それっぽいのは見当たんないけど……」
鷺森七夏:左目を擦りながらきょろきょろとしている。
光好 蓮太郎:「こんなに明るい場所に出てくるってのもなんか変な話だけどな」
丙亜依:「そう? 例のスーツくんが人に見つかりたくないのか見つかりたいのか、人目はどうでもいいのか。それもよくわからんくない?」
鷺森七夏:「変……かもしれないけど。そもそも、変なところしかない相手だからなあ」
光好 蓮太郎:「……それもそうか。何にせよ情報が足りんよな」
光好 蓮太郎:「花鶏さん所の倉庫から消えた時は、近くに微量なレネゲイド痕跡があったらしいが…」
光好 蓮太郎:「……仕方ねぇ。聞き込みでもするか」
鷺森七夏:「ん、そうだね……あっちのコンビニとか入ってみよ」
丙亜依:「聞き込み? そういうことなら顔が効く地元民にまかせなさいよぉ。えー、牧野ちゃんとかこの辺だったかな……」
GM:あなたたちの熱心な聞き込みが功を奏し、今晩顔無しランナーを目撃した人物を発見することができた。
GM:少し前、今いる地点から北側への道をまっすぐに進んでいった、との情報が手に入る。
GM:あまり複雑な道ではない。しっかりと見張っていれば追いつけるかもしれない。
光好 蓮太郎:「……よっしゃ、順調順調」
光好 蓮太郎:「やっぱり地元民が居ると聞き込みがスムーズだよな。助かったぜ」
鷺森七夏:「聞き込みっていうか、知り合いならスマホで普通に聞けちゃうしね」
鷺森七夏:「こっちの道へ行ったんなら……そんなに分岐路もないし、大分絞れるかも」
丙亜依:「いよいよご対面かぁ。どんな顔なんだろうねえ、顔無しランナー」
光好 蓮太郎:「”顔無し”つってんだろ」
鷺森七夏:「あったらそれ、普通に別人だもんね」
丙亜依:「いや、あれ、あの、比喩的な意味で……? 人物像というか」
鷺森七夏:「ああ、なるほど……でも顔がないと、お話もできなさそう」
光好 蓮太郎:「まぁ、そういう事なら確かに気になるか」
光好 蓮太郎:「案外、話す以外のコミュニケーション方法があるのかもしれねーな」
鷺森七夏:「もしかして……ヘルメット置いていくのが、その子なりのコミュニケーションだったり?」
鷺森七夏:「流石にないかなあ」ぼやぼやした顔で笑っている。
丙亜依:「ええ……どういうメッセージ!?」
光好 蓮太郎:「…ふむ……とにかく、行こうぜ。てっぺん回るまでに帰らねーと、鷺森が寝ちまうからな」
鷺森七夏:「なんだろう……ううん……」考え込んで、船を漕ぎかけて
鷺森七夏:「あっ、はいはい。平気平気っ」
光好 蓮太郎:(本当に大丈夫かな……)
鷺森七夏:顔を上げてすたすたと進む。
GM:では判定。技能は知覚で累計35まで来ました。45まであと一息。
GM:待機とかもできるので適宜やってみてください。
GM:まずは丙さんかな
鷺森七夏:みんな感覚1だ!
丙亜依:頑張るよぉ
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を1D10(→ 8)増加 (54 → 62)
丙亜依:ダイスボーナス!ゲット!
GM:+1も忘れずに
光好 蓮太郎:3人居るなら10ぐらいは…!
丙亜依:2DX+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 8[3,8]+2 → 10
GM:おおっ
丙亜依:ヤッター
GM:45ジャストでは!
GM:これはこのまま通ります。目標達成!
鷺森七夏:うお~すごいぜ
光好 蓮太郎:やるじゃねぇか…丙!
GM:えらいぞ
GM:ということで、あなたたちは無事顔無しランナーのところにたどり着くことができました。
GM:演出!
GM:北側の道は、広いがまた少し暗くなっている。
GM:ここの歩道を進んでいった、との話だが、公園の周りにぐるりと円を描く道などもあり、
GM:どこから出てくるのかは予断を許さない。
光好 蓮太郎:「………ここか?」
丙亜依:「ぬー……こっちのはずだけど、どこだぁ? アピールしてくださーい」
鷺森七夏:「んむむ……」足音に耳を澄ましながら歩いている。
光好 蓮太郎:「ローラーブーツ履いてるんなら、わざわざ狭い道は通らないはずだが…」
光好 蓮太郎:「そもそも広い道ばっかりじゃあな」
光好 蓮太郎:「何か聞こえるか?」鷺森さんに
鷺森七夏:「んん……あっ、あっちの方?」少し先の曲がり角を指さす。
丙亜依:「うーん、ふむふむ。まだ理解できていない相手を追うのには、思考が邪魔なのかもな。リソースを知覚だけに振って……」
光好 蓮太郎:「……行ってみるか。丙、何かアピールされてる感じはあったか?」
丙亜依:真顔になって、曲がり角の先を見据える。
鷺森七夏:「なんか、ローラーっぽい音がしたような……」そこまで自信はない様子で言う。
丙亜依:「うん、聞こえるよ。もう少し先、あのへんじゃない」
丙亜依:無表情のまま走っていく。
光好 蓮太郎:「……?」急に雰囲気が変わったなと思いつつ、ついて行く
GM:では、角を曲がったその先。先頭の丙さんは気がつくだろう。
鷺森七夏:「あっ、一人で行ったら……」慌てて追いかける。
GM:さらに向こうの道から、車のヘッドライトらしき光が一瞬走っていく。
GM:その光は、長い影を照らし出す。
GM:人影だ。だが、頭がどこにもない。
GM:光が止んで、それからローラーの音が近付く。
GM:近くで、誰かの小さい悲鳴がした。
GM:人影がまた姿を現す。今度は頭にヘルメットを乗せて。
GM:それから。
平野 数多:「……鷺森?」
GM:その後ろに、肩を痛そうにさすりながら、あなたの知り合いが立っていた。
鷺森七夏:「えっ」
丙亜依:「おるやんけ!!! いや、誰!?」
光好 蓮太郎:「知り合いか?」
鷺森七夏:「平野くん……!? どうしたの、大丈夫?」
平野 数多:「……危ねえ!」
GM:平野数多は、突如走り出す。あなたと……その前に現れた、顔無しランナーに向けて。
平野 数多:そうして、思い切りランナーに向けて体当たりをぶつけた。
GM:ヘルメットが、地面に転げ落ちた。
GM:ロイス取得、購入判定ができます。
GM:購入は最後かな
光好 蓮太郎:ロイスは保留で
鷺森七夏:うーん、ロイスは保留しつつ
光好 蓮太郎:購入は…みなさんのカバーに回ります
鷺森七夏:強化素材チャレンジしてよ
鷺森七夏:3dx+1>=15
DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 8[5,6,8]+1 → 9 → 失敗
鷺森七夏:だめ!おわります
丙亜依:七夏ちゃんの強化素材……買っちゃうか!
丙亜依:3DX+2>=15
DoubleCross : (3DX10+2>=15) → 10[5,9,10]+6[6]+2 → 18 → 成功
GM:買ってる
丙亜依:これが愛の力よ
鷺森七夏:え~いいの!
丙亜依:大事に使ってねっ
鷺森七夏:ありがとう~♡
鷺森七夏:じゃあブーメランアスピスに使っておきます。攻撃力アップ!
GM:つよくなった
光好 蓮太郎:じゃあ意味あるのかは分からないけどブルゲでも買っとくか…
鷺森七夏:改めて以上です~
丙亜依:こちらも以上!
光好 蓮太郎:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 9[5,7,7,8,9]+5 → 14
光好 蓮太郎:財産6使って購入。鷺森さんに渡しときます
GM:こっちもつよい
鷺森七夏:い、いいの!?
鷺森七夏:あっでもセット空いてるの私だけなのか
光好 蓮太郎:そうそう
鷺森七夏:じゃあありがたく……えへへ……
光好 蓮太郎:という事で以上!
GM:うるわし!
ミドル4 遭遇
GM:シーンプレイヤーは……鷺森さんかな。
GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を1D10(→ 5)増加 (60 → 65)
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を1d10(→ 5)増加 (79 → 84)
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を1D10(→ 10)増加 (62 → 72)
GM:一気に上がった
【雨宿町・路上・夜】
平野 数多:「……しまった。結局走り込みしてら……」
平野 数多:ジャージ姿で軽くランニングをしている。
平野 数多:コンビニに買い物に行った帰り、気がついたらうっかりと少し足を伸ばしてしまったのだ。
平野 数多:「顔無しランナー……まあ、この辺に出るとは限らんし……」
GM:その時。
平野 数多:どん、と強くぶつかられた。危うく転倒しかける。当たった肩が痛い。
GM:その先には、風のような速度で駆け抜けていく人影。そして。
平野 数多:「……えっ?」
GM:ごろん。頭のところにあったヘルメットのようなものが下に落ちた。
GM:下には、何もない。
平野 数多:「顔無し……!」
平野 数多:(速い。それに……あれ、なんだ!?)
GM:ぴょん、と落下したヘルメットが跳び上がった。
GM:そのまま、人影の腕の中に飛び込んでいく。
顔無しランナー:またヘルメットを頭に乗せ、滑るように進んでいく。
平野 数多:意味もわからず、目で追っている。
GM:その先には……。
平野 数多:「……鷺森?」
平野 数多:少し先の明かりの下に、見知った顔を見かけ慌てて走り出す。
平野 数多:彼は、あなたが超常の力を持つことを知らない。だから、反射的に守ろうとした。
平野 数多:すっと息を吸い、できる限り加速して、飛び出し……。
平野 数多:「……危ねえ!」
平野 数多:勢いをつけて、今度はこちらが体当たり。どん、と相手の体勢が崩れた。
平野 数多:自分は地面に倒れる。
GM:その横に、ヘルメットがまた地面に転がった。
頭:「…………」
頭:ぴょん、と再び跳び上がる。
身体:「…………」
身体:そのヘルメットをキャッチする。無骨なアーマースーツだ。
鷺森七夏:ひゅん、と風が吹いて。音もなく動いている。
鷺森七夏:両眼を見開いて、平野くんを庇うように立つ。顔無しライダーに向かい合う。
身体:無言でヘルメットを再び首に乗せる。
頭:ちょっとだけ位置を調整する。
鷺森七夏:「……ありがとね。助けようとしてくれて」振り返らないまま、後ろに倒れる少年に言う。
身体:無言だが、どうやら困惑と警戒の空気は感じられる。
平野 数多:「いや、逃げろよ鷺森も……!」
平野 数多:立ち上がる。怪我はないようだ。
鷺森七夏:「大丈夫なの。私、強いから」
平野 数多:「強……?」
鷺森七夏:「……ね。いつも、私が眠そうにしてる理由が」
鷺森七夏:「夜中にこうやって、君の見えない所で怪物と戦ってるからだ……って言ったら」
鷺森七夏:「君は、信じてくれるかな」
平野 数多:「わ、わかんねーし……」
鷺森七夏:瑠璃色の宝石を手に握っている。そこから溢れ出した流水が渦を巻いて
鷺森七夏:盾めいて鷺森の眼前に展開している。
平野 数多:「でも、怪物?はいるみたいだし」ランナーを見る。
平野 数多:「……なんかわけわかんねーことは起きてる……んだな」
鷺森七夏:「そう。びっくりしたでしょ?」
鷺森七夏:「でも、私は慣れてるんだ。ほら、いつも通り」
平野 数多:「多分、俺が足が速いとかってのより、もっとすごいなんか……」
鷺森七夏:少しだけ振り返って、ふわっとした笑みを向けて。
鷺森七夏:「だから、大丈夫」
平野 数多:「…………」
平野 数多:「大丈夫じゃねーだろ。眠いんだろ」
平野 数多:「今度なんかあったらノート貸してやるからさ」
鷺森七夏:「……」
平野 数多:「それで……頼む。今は助けて」
平野 数多:拝むように。
鷺森七夏:「……ん。任せて」
平野 数多:「任せた!」後ろに下がる。
鷺森七夏:「ものすごいスピード、見てみたいんだったよね」
鷺森七夏:「きっと、見れるよ。見逃さなければ」
平野 数多:「……ああ」眼鏡の奥の目を細める。
鷺森七夏:すぐに忘れちゃうだろうけど、と胸の内で呟きながら。前の相手に向き直る。
身体:あなたたちに囲まれ、じっと様子を伺っている。
光好 蓮太郎:「……置き去りにされたヘルメットがその後どうなんのかってのは確かに疑問だったが」
頭:「!」
光好 蓮太郎:「”単独犯じゃなかった”って事だな」
身体:ヘルメットを押さえるようにする。
頭:押さえられている。
光好 蓮太郎:「利害の一致か何なのかは分からんが」
光好 蓮太郎:「こんな夜中に、人に迷惑かけてんじゃねーよ。てめーら二体まとめて説教だ」
頭:「~~!! !!」何か言いたげだ。
丙亜依:「なんかあんまり害意を感じないビジュアルなんだよなあ」
丙亜依:やりづらそうに頭を掻く。
身体:「…………」構えている。
丙亜依:「まだ君の顔が見えんのだけど……大人しくお店に戻っちゃくれんか?」
身体:腕で×を作る。
頭:ぐりぐりと左右に回転する。
丙亜依:「あ、それは分かりやすいわ」
光好 蓮太郎:(…こっちの言葉は伝わるには伝わるみたいだな…)
丙亜依:「そうかいそれじゃあお元気で……というわけにもいかないのがチルドレンの辛いところ!」
丙亜依:「身柄抑えさせてもらいやすぜ! あちょー!」
頭:「!!」
GM:ではその瞬間。
GM:強力な《ワーディング》が巻き起こる。土地のレネゲイドと共鳴を起こすほどの。
オリジナルステージ限定エフェクト《産土の共振》。
タイミング:オート
対象:シーン(選択) 射程:視界
対象に目標値8の意志判定を行わせる。失敗した者は侵蝕率+1d10。
また、判定の結果に関わらず、対象にはそのシーンに登場済みの人物の精神に共振を受ける。
GM:具体的にはシーン切り替わりなしにマスターシーンが挿入されます。対象になったキャラクターは内容を認識します。
GM:これは便宜上使用者を定めていますが、土地の影響による現象のようなものとお考えください。
GM:今回の対象はPC3人。
GM:まずは意志判定目標値8を行ってください。
光好 蓮太郎:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 8[2,2,7,8] → 8
丙亜依:12DX+1
DoubleCross : (12DX10+1) → 10[1,2,4,4,5,5,7,7,8,9,10,10]+2[1,2]+1 → 13
鷺森七夏:6dx+1>=8 意志
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[3,3,5,7,8,10]+6[6]+1 → 17 → 成功
GM:つよいな……! 侵蝕上昇はなし。
GM:共振によるマスターシーンが入ります。
GM:あなたたちの精神に共振が起きる。目の前の相手にまつわるひとつのイメージが生まれる。
GM:ある日、かたん、と音がして棚からヘルメットが落ちた。
GM:それは、ふらふらと覚束ない動きで、ゆっくりとまた元の場所へと戻っていく。
GM:戦闘用の装甲は、確かにそれを聞いた。見た。顔はなくとも。
GM:ずっと一人きりでいると思っていた。しまい込まれて、廃棄されるまで一人きりなのだと。
GM:でも、違っていた。
GM:かたん、とわざと音を立てた。ヘルメットは、気付いてくれた。
GM:言葉は持たなくとも、考えていることはよくわかった。
GM:外に出たい。
GM:思い切り走りたい。
GM:自由になりたい。
GM:それも、一緒に。
GM:それだけで良かった。それ以外のことは何も考えていなかった。
GM:人にとってはそれがまずかったのだ、とまでは、考えが及ばなかった。
GM:その自由が、少々野放図なものであった、ということにも。
GM:今、彼らはひとつのことしか考えていない。
GM:目の前の障害をどうにか打ち倒し、再度自由を手に入れ、謳歌するのだ。
GM:一緒に。二人で。
GM:倉庫の点検中に隙を突いてこっそりと、しかし堂々と出て行ったあの時のように。
GM:二人の力を合わせれば、きっとやれるのだ。
GM:あなたたちの脳裏に伝わったのは、このような内容だった。
GM:そうしてもうひとつ。彼らは衝動的に走ってはいるが、まだ歪み果ててはいない。
GM:止めることさえできれば、どうにかなるかもしれない。そのこともわかるだろう。
GM:反対に、この意志は力以外で止めるのは至難である、ということも。
鷺森七夏:「っ、来ます……!共振、が」約束通り口にするが、既に遅い。一瞬の内にイメージが流れ込んでいる。
光好 蓮太郎:「………!」急に映像が流れ込んできた事に面食らいながら、心の奥底へとそれを沈める
丙亜依:飛び掛かる寸前だったところに共振を受け、思わず後ずさる。
光好 蓮太郎:───例えどのような動機があろうと、悪い事は悪い事。そこだけは、絶対に嘘をつく訳にはいかない
光好 蓮太郎:善悪を無機質に裁く歯車。秩序を保つために、今の世界を維持する為に、いつも通り、俺はこの力を振るう
光好 蓮太郎:「……だからって変わんねーよ、やる事は」
鷺森七夏:「うん……家出したい反抗期、って所かな。悪意がないのは分かったし」
光好 蓮太郎:「大人は、悪ガキを叱る生き物だからな」
鷺森七夏:「君たちが見つけた想いは、きっと尊重されるべきだけど」
鷺森七夏:「残念、そこで終わりって訳にはいかない。モノとしてじゃなく……人らしく生きるって事は、学びの連続なんだ」
鷺森七夏:「次は、悪いことをした時の反省の仕方を覚えてもらおうかな」
鷺森七夏:「……教えてあげるよ。その道の先輩として」
丙亜依:「七夏ちゃん、おっかなくて優しいねえ。この土地もそうだけど」
丙亜依:「気持ちが分からないよりずっといいはずなのに、分かり過ぎるのも考え物なんだよなあ……」ふう、とため息をつく。
丙亜依:「でもまあ、知っちゃった以上は責任もって任務にあたるのみだわ。恨みっこ無しだよ」
丙亜依:観念したように、目標へ向き直る。
身体:こちらは、全く退く気はない。
身体:あなたたちに向かい合い、戦闘を挑もうとしている。
身体:顔無しランナー……否。二人でひと組の、奇妙なレネゲイドビーイングとして。
GM:シーンカット。ロイス取得のみ可能です。
鷺森七夏:顔無しランナー:庇護/◯憤懣 で取ります。友達を怪我させたのでおこっている。
GM:優しい子
光好 蓮太郎:顔無しランナー:感服/〇憐憫 で
丙亜依:ロイス 顔無しランナー:○同情/憐憫
クライマックス 疾走
GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を1D10(→ 10)増加 (65 → 75)
鷺森七夏:花鶏 純の侵蝕値を1d10(→ 2)増加 (1 → 3)
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を1D10(→ 4)増加 (72 → 76)
鷺森七夏:あっズレてる 失礼
GM:いえいえ
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を1d10(→ 9)増加 (84 → 93)
GM:上がる
GM:では、あなた方と向かい合った『身体』と『頭』。
GM:その戦意と共に、レネゲイドの気配が膨れ上がり、あなたたちに遅いかかかる!
GM:衝動判定です。意志で目標値9。
鷺森七夏:6dx+1>=9 いし
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[5,5,7,8,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を2d10(→ 12)増加 (93 → 105)
GM:100いった
光好 蓮太郎:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[2,5,9,10]+10[10]+10[10]+6[6] → 36
光好 蓮太郎:???
GM:たかい
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を2D10(→ 12)増加 (75 → 87)
丙亜依:12dx+1>=9
DoubleCross : (12DX10+1>=9) → 10[3,4,5,5,6,7,7,8,8,9,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
GM:みんな高いな
鷺森七夏:えっ36?すご
GM:めちゃ回ってますね
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を2d10(→ 9)増加 (76 → 85)
GM:ほどよくあったまってきたかな……
丙亜依:絶対に衝動に屈しない人だ
GM:クライマックス戦闘開始です。
GM:エンゲージは以下の通り。
[頭(12) 身体(12)]
|
(10m)
|
[丙(10) 鷺森(6) 光好(5)]
■セットアップ■
身体:《スタートダッシュ》《高速分身》
身体:戦闘移動を行い、PCたちのエンゲージに移動してから、自身と全く同じデータを持った分身を1体作り出します。HPは共通。
光好 蓮太郎:『不当契約"デビル・メイク・ライ"』《パーフェクトイミテイト》《原黄:氷の茨》《尾を食らう蛇》《巨人の影》HPを-1D10して、氷の茨にパーフェクトイミテイトと巨人の影の効果を適用。エフェクトレベルが+4され、此方のエンゲージを離脱した相手に11D10のHPロストが発生します。
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎のHPを1d10(→ 7)減少 (25 → 18)
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を14増加 (87 → 101)
鷺森七夏:ブルゲ使っても敵は抜けないしなー。なしで
GM:氷の茨マジでこわいな
頭:こちらはなし
丙亜依:《螺旋の悪魔》攻撃力上げて暴走します
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を3(→ 3)増加 (85 → 88)
■イニシアチブ■
GM:何もなければ行動値順で最初は12の頭・身体×2
頭:先に動きます。
丙亜依:ぬう、どうぞ
頭:やったー
頭:マイナーなし。メジャー、《イルミネイト》《領域の加護》《要の陣形》
頭:対象は身体2体と自分。次のメジャーアクションのダイス数を+4個、攻撃力を+8。
頭:演出は後ほどまとめて
GM:では次は身体の行動です。
GM:2体ともほぼ同じ動きをするため、まとめて判定します。
身体:《光の舞踏》《コンセントレイト:エンジェルハィロウ》《オプティカルレンズ》《疾風剣》
身体:対象は……うーん
身体:丙さんと光好さんに単体白兵攻撃。この攻撃に対するドッジ判定ダイス-1個。
身体:2回判定しますね
丙亜依:へへっ、どっちみち暴走中につきリア不さ!
光好 蓮太郎:おのれ~~
身体:14dx7+4 丙さん
DoubleCross : (14DX7+4) → 10[1,1,3,3,7,7,7,7,8,8,8,10,10,10]+10[1,2,2,4,4,6,7,8,9,10]+10[4,6,7,8]+5[2,5]+4 → 39
身体:14dx7+4 光好さん
DoubleCross : (14DX7+4) → 10[1,1,1,2,3,3,4,5,5,7,8,9,10,10]+10[5,6,6,10,10]+10[2,10]+4[4]+4 → 38
光好 蓮太郎:ワンチャンドッジ!
身体:近い リアクションどうぞ
光好 蓮太郎:3dx
光好 蓮太郎:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 7[3,4,7] → 7
光好 蓮太郎:無理だよ!
身体:やったー
丙亜依:こちらはリア不!
身体:ではダメージ!
身体:4d10+17 装甲有効 丙さん
DoubleCross : (4D10+17) → 17[4,1,6,6]+17 → 34
身体:4d10+17 装甲有効 光好さん
DoubleCross : (4D10+17) → 26[7,9,1,9]+17 → 43
身体:ばらつき!
丙亜依:装甲有効なら…HP9残る!
身体:マジかよ
身体:なんだこのメイド服
丙亜依:本当になんだろう
光好 蓮太郎:死ぬ!ので花鶏さんのロイス昇華してHP11で復活!
GM:ではさっくり演出
身体:睨み合ってからは、動きは素早かった。
身体:突如前進。残像が見えるほどのスピードで突っ込んでくる!
頭:そこからぴょいと飛び降り、ライトをぱっと光らせる。
頭:その光にあなたたちは少しばかりくらまされてしまうかもしれない。
光好 蓮太郎:「ッ!」思わず目を細めて
丙亜依:「小技をっ…」
鷺森七夏:「んっ」目を瞑りかける。手を庇に。
身体:加速力を増し、まずは丙さん、次に光好さんに思い切り殴りかかる!
身体:中身はないはずだが、確かに衝撃を感じた。
光好 蓮太郎:───鈍い痛みが身体を襲い、そのまま吹き飛ばされる
光好 蓮太郎:「っ……そっ……んの野郎……!」
丙亜依:倒れかけ、その場に膝をついて耐える。
身体:「……!」倒れない丙さんに少々驚いた様子だ。顔はないが。
頭:「!!」応援しているようだ。
鷺森七夏:「格闘……!? いやまあ、もともと中身なくても走れてるんだったか……」
GM:では次、行動値10の丙さん。
丙亜依:はいっ
丙亜依:マイナー《極光螺旋》。侵蝕を5点消費して攻撃力を上げます
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を5(→ 5)増加 (88 → 93)
GM:上がってきた
丙亜依:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《餓えし影》で自分を攻撃してきた身体に反撃します
身体:きなさい
丙亜依:アルティメイド服の効果でRC+3して…
丙亜依:13DX8+7
DoubleCross : (13DX8+7) → 10[1,4,5,6,6,6,7,7,7,8,8,10,10]+10[3,4,6,9]+7[7]+7 → 34
身体:ぬー、ドッジ!
身体:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[4,6,8,10]+10[10]+3[3] → 23
身体:うわ、回った
丙亜依:こわ
頭:《鏡の中の人形》ドッジを代わりに行う。
頭:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 9[1,3,5,9] → 9
頭:だめ
身体:そのままダメージをどうぞ
丙亜依:33+4D10
DoubleCross : (33+4D10) → 33+20[5,7,5,3] → 53
身体:高!?
身体:えーと、装甲が8で45点通ります……まだ大丈夫
GM:演出をどうぞ
GM:あっ
GM:すいません一個忘れがありました
丙亜依:おっ
身体:《鏡の盾》受けたダメージから20点までのダメージを返す。
丙亜依:なっばっ
身体:食らってもらおうか……!
丙亜依:それは死ぬ。顔無しランナーのロイスをタイタス昇華して復活します
GM:今度こそ演出どうぞ!
丙亜依:「あ……七夏ちゃん。言うタイミング逃したんだけど」
鷺森七夏:「えっ、何?」
丙亜依:「戦う時の私見ても、引かないでね」
鷺森七夏:「……うん。大丈夫」
鷺森七夏:「友達でしょ?」
丙亜依:その言葉に、にひひ、と一瞬だけいつもの笑い顔を返す。
丙亜依:一転。加虐の衝動に身を任せ、目を剥いて指先を標的に向ける。
丙亜依:街灯から、人から、あらゆるものから。
小さな魚の形をした無数の影が湧き出して地を滑る。
ゆらゆら立ち上り、渦を巻いて亜依の右手へと集っていく。
丙亜依:収束した影を以て作り上げる弾丸の形状は、鯱。
丙亜依:あらゆる生命を虐げる暴の化身として指先から撃ち出す。
丙亜依:「食いっちぎれオラァアアア!!」
身体:「……!」
身体:その暴力的な力に、あえて自分から突っ込んでいく。
身体:正面衝突……して、まだ倒れてはいない。
身体:装甲を傷つけながら、丙さんにまた殴りかかる!
丙亜依:「しぶといね。元が、守るための道具だもんな!」
丙亜依:今度こそ吹き飛ばされ、それでも眼光は鋭いままだ。
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を3(→ 3)増加 (93 → 96)
GM:では次は行動値6の鷺森さん
鷺森七夏:はーい
鷺森七夏:マイナーなし。メジャー、「闇御津撃ち」オート《援護の風》《ウィンドブレス》ブーメランアスピス効果使用・フォールンサラマンダー使用
鷺森七夏:対象は身体さん。
身体:来い!
鷺森七夏:11dx+30
DoubleCross : (11DX10+30) → 10[2,3,5,7,7,8,9,9,9,10,10]+9[4,9]+30 → 49
身体:高い高いドッジ
身体:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[3,4,8,10]+5[5] → 15
頭:《鏡の中の人形》ドッジを代わりに行う。
頭:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[1,3,5,10]+3[3] → 13
頭:一回は回るんだけどなあ
身体:ダメージ受けます。どうぞ
鷺森七夏:ダメージいきまっす
鷺森七夏:5d10+7+2d10
DoubleCross : (5D10+7+2D10) → 17[3,5,2,6,1]+7+10[2,8] → 34
身体:ぐぬー
鷺森七夏:色々な色々が有効!
鷺森七夏:鷺森七夏の侵蝕値を5増加 (105 → 110)
身体:装甲8引いて26ダメージかな。まだなんとか……
GM:演出どうぞ
鷺森七夏:
鷺森七夏:「……うん。やっぱり大丈夫」
鷺森七夏:豹変した丙さんを見て呟く。
鷺森七夏:「何なら野性的でかっこいい、かも」
鷺森七夏:笑顔とともに、ふわりと風が吹く。
鷺森七夏:その姿が消えた。……否、視認し難い速度で移動している。幽霊アーマーの背後にいる。
頭:「!」
頭:光って知らせようとするが、間に合わない。
身体:「……!」
鷺森七夏:密着するように身体を近づけ、その胴部に両腕を巻きつける。柔術の帯落の要領、アーマーを指に引っ掛け転ばせる動き。
鷺森七夏:それと同時。足場たるローラーを掬うように、足元へと水流が滑り込んでいる。地に踏ん張る事を許さない。
身体:ずる、と滑ってバランスが崩れる。
鷺森七夏:ふわ、とバランスを崩したアーマーが宙に浮かんで。そのままアスファルトへ叩きつけられる。
身体:「……!!」
身体:ずん、と。
身体:中身はないはずだが、確かに『何か』が衝撃をもたらしたようだった。
鷺森七夏:鎧を着込んだ人間相手の攻撃とは違う。極力衝撃を浸透させず、装甲そのものに負荷がかかるような落下角度……だったが。
身体:まだ、立っている。
鷺森七夏:「……ほう。やっぱり、そこに"いる"んだ」
身体:「…………」
鷺森七夏:その手応えに、何もない頭部を見つめる。構え直す。
GM:では、行動値5の光好さんどうぞ
光好 蓮太郎:うす!
光好 蓮太郎:マイナー無し
光好 蓮太郎:メジャーでコンボ『→白紙に戻す"ディフォールト"』《C:ソラリス 》《恐怖の一言》攻撃命中時に4m移動してもらいます。対象は身体!
身体:ぐえー きなさい
光好 蓮太郎:6dx7+7
DoubleCross : (6DX7+7) → 6[1,2,2,3,5,6]+7 → 13
光好 蓮太郎:ぐわ
身体:あっこれは……ワンチャン……
身体:ドッジします
身体:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 7[4,5,7,7] → 7
身体:あーーー
頭:《鏡の中の人形》ドッジを代わりに行う。
光好 蓮太郎:良かった…
頭:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 9[3,7,8,9] → 9
光好 蓮太郎:この野郎!
頭:あーーーーーー
光好 蓮太郎:良かった…
身体:ぴえん
身体:受けます……
光好 蓮太郎:ダメージは発生しませんが、エンゲージ離脱が発生するので、氷の茨の効果が適用されます
光好 蓮太郎:11d10
DoubleCross : (11D10) → 56[2,7,4,10,1,6,1,6,2,10,7] → 56
身体:いった!
光好 蓮太郎:56点のHPロスト!
身体:えー、そのダメージはですね……さすがに落ちます……
身体:復活はなし
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を4増加 (101 → 105)
光好 蓮太郎:やったー!
GM:演出をどうぞ!
光好 蓮太郎:人差し指の腹に傷をつけると、手でメガホンを作るように内側へと曲げる
光好 蓮太郎:ジワリ と滲んだ血が、人差し指と親指で出来た環の中に、薄く赤い膜のようなものを作り出し
光好 蓮太郎:───そこに、口元を近づける。
光好 蓮太郎:「おい、”顔無しライダー”」
身体:「…………」
光好 蓮太郎:”身体”に呼びかける
頭:「……?」
光好 蓮太郎:「”一歩もそこを動くな”さもねーと」
光好 蓮太郎:「”痛い目見るぞ”、お前」
身体:「…………」
身体:あなたのその言葉に、何を感じたのか。
頭:「!!」何かを警告するように飛び回る。
身体:警告は、届かなかった。そのまま気に留めずに再度殴りつけようとする。
身体:手袋に隠された拳のような何かが迫る!
光好 蓮太郎:───ガ ァン!!!
光好 蓮太郎:顔無しライダーが激突したのは、光好蓮太郎の身体ではなく
光好 蓮太郎:その手前、何もない空間、言うなれば”見えない壁”
光好 蓮太郎:即ち、力へと変換された速度が…そのまま自らへと返ってくる!
光好 蓮太郎:「───痛いよな、そうやってぶつかると」
身体:「…………!!」
光好 蓮太郎:「”そういう被害が出る可能性”だってあったって事だ」
光好 蓮太郎:「一つ教えといてやる」
光好 蓮太郎:「調子乗って痛い目見て、怒られて、怖くなって」
光好 蓮太郎:「俺達は、そうやって失敗から学ぶんだ。」
光好 蓮太郎:「──あんたらは、どうなんだ?」
身体:「…………」
身体:返事はない。そのまま、くたくたと崩れ落ちる。
身体:顔は無い。だから、その言葉がどこまで響いたのかは、わからない。
身体:ただ、ひとつ。
身体:崩れ落ちた瞬間、それは、自分の見えない拳を一瞬見つめた、ようでもあった。
頭:「…………!!!」
GM:最後のイニシアチブ。割り込みがあります。
頭:《加速する刻》
頭:手番を獲得!
頭:マイナー無し。メジャー、《破砕の顎》《コンセントレイト:オルクス》《要の陣形》
頭:対象はPC3人。この攻撃に対するドッジ判定ダイス-2個。
頭:判定します
丙亜依:どうぞっ
頭:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,2,2,2,4,5,6,6,8]+10[9]+1[1]+4 → 25
頭:ぬ、いまいち
光好 蓮太郎:ドッジ!
頭:リアクションどうぞー
光好 蓮太郎:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 2[2,2] → 2
鷺森七夏:地味にガード値が8あるアスピスでガード!
丙亜依:リア不!
頭:ではダメージ
頭:3d10+18 装甲有効
DoubleCross : (3D10+18) → 14[6,3,5]+18 → 32
鷺森七夏:装甲8と合わせて16受け
鷺森七夏:鷺森七夏のHPを12に変更 (28 → 12)
GM:ぬうー装甲つよい
光好 蓮太郎:死ぬ…ので顔無しランナーのロイス昇華してHP11で復活!
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を1D10(→ 7)増加 (96 → 103)
丙亜依:リザレクト!
GM:まだリザ圏内だったのよね……
丙亜依:そうだったのだ…
GM:では演出を
頭:「!! !!!!」
頭:言葉はなくとも、非常に怒っている、ということは感じられるだろう。
頭:目の前で相棒を倒された、その事実。
頭:光が不自然に伸びる。
頭:先の身体と同じだ。ないはずの質量がそこにある。
頭:あなたたちを穿つ。
光好 蓮太郎:「───な っ!」
光好 蓮太郎:吹き飛ばされて、転がって、身体を再生させながら膝立ちで睨む
鷺森七夏:両手に水を纏い、不可視の質量を受けようとする。化勁の要領で衝撃を発散させる……が、消しきれない。
光好 蓮太郎:「……そうだよな…許せねーよな、俺達を」
鷺森七夏:「っつ……」赤く腫れた掌を軽く擦っている。
丙亜依:「そうやって誰かのために怒れるうちはまだいいってこと。分かってもらわないとね……」
丙亜依:痛む被弾箇所を押さえつつ、再び立ち上がる。
■クリンナップ■
GM:特にないかな。省略。
2ラウンド目
■セットアップ■
頭:なし
丙亜依:《螺旋の悪魔》
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を3(→ 3)増加 (103 → 106)
光好 蓮太郎:《パーフェクトイミテイト》《原黄:氷の茨》氷の茨のレベルを+2、こちらのエンゲージ離脱時に11d10のHPロスト発生
鷺森七夏:ないです
光好 蓮太郎:光好 蓮太郎の侵蝕値を7増加 (105 → 112)
■イニシアチブ■
GM:行動値順で12の頭……の前に
頭:《加速する刻》
頭:自分の手番前に割り込みます
頭:マイナーなし。メジャー、《イルミネイト》《領域の加護》
頭:対象は自分。次のメジャーアクションのダイス数を+4個、攻撃力を+8。
GM:演出は後ほどまとめて。
GM:では、次は再度12の頭の手番。
GM:何もなければですが……何かあります?
光好 蓮太郎:無いです!
鷺森七夏:なしで!
丙亜依:なし!
GM:はーい。では頭の手番
頭:《破砕の顎》《コンセントレイト:オルクス》
頭:おっと、マイナーなし
頭:対象は……さっき倒れなかった鷺森さん。この攻撃に対するドッジ判定ダイス-2個。
頭:判定いきます
頭:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,3,3,5,5,5,6,6,7]+2[2]+4 → 16
頭:あれーー
鷺森七夏:んんーどうしようかな
鷺森七夏:いや……ガードで!
頭:ではダメージ
頭:2d10+18 装甲有効
DoubleCross : (2D10+18) → 13[10,3]+18 → 31
鷺森七夏:だめ!落ちます
鷺森七夏:顔無しランナーくんのロイスを切って復活。
鷺森七夏:鷺森七夏のHPを12に変更 (12 → 12)
GM:では演出
頭:質量を持った光は、再び明るさを増す……が。
頭:先ほどまでは複数伸びていた帯が、今は数を減らしている。
頭:段々と弱ってきている。そのことを感じるかもしれない。
頭:とはいえ、再び光は放たれる。真っ直ぐに、鷺森さん目がけて。
鷺森七夏:「う、っ……!」再び受けようとして、踏みとどまれない。仰け反るように後ろへ弾かれる。
鷺森七夏:「……ふふ、疲れてきてる?」
鷺森七夏:「そのまま倒れるまで暴れて、ガスが抜けきったら。改めてこっちの話、聞いてよね」
GM:では次、行動値10の丙さん!
丙亜依:ういす。マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《餓えし影》で頭を攻撃
頭:きやがれー
丙亜依:14dx7+7
DoubleCross : (14DX7+7) → 10[1,1,1,2,2,3,3,4,5,6,6,7,7,9]+10[1,1,7]+2[2]+7 → 29
丙亜依:ふるわねー
頭:ドッジ!
頭:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 3[1,3,3,3] → 3
頭:ふるわねーーー
頭:ダメージどうぞ
丙亜依:ダメージ!
丙亜依:22+3d10
DoubleCross : (22+3D10) → 22+20[5,8,7] → 42
頭:ぐえ
丙亜依:装甲は有効
頭:そのダメージは…………
頭:こいつは装甲1でHPも弱く、復活も持っていません
頭:落ちます
頭:あなたたちの勝利です
GM:演出どうぞ!
丙亜依:「オラ言われてんぞ! そろそろジり貧じゃないかヘルメットくんよぉ!」
丙亜依:笑って、周囲の物体から影を引きずり出す。
丙亜依:その数は先ほどと比べて遥かに少ない。
丙亜依:(いや、私もかい!)
頭:「…………!」
丙亜依:鯱を作るほどの量は集まらない。そのまま小さな魚群を前方へ向ける。
頭:あちらももう余力は弱い、と見た。侮った。
丙亜依:「自由になりたいって気持ちは、間違いじゃない」
丙亜依:「それでもこの場だけは止まってもらう。それだけの話だから……」
丙亜依:小さな魚が一斉に襲い掛かる。
頭:避けられるはずだ、と過信した。
頭:反対だ。
頭:群れから逃れることは、ずっと難しいということを見逃していた。
丙亜依:「また走れるといいね。別な形で」
頭:「……!!!」
頭:影の魚に襲われ、弾かれ、そのまま力を失う。
頭:地面に落ちていく。
頭:ぶつかって、ころん、と転がって。
頭:やはり力なく落ちている相棒の横で、止まった。
丙亜依:丙亜依の侵蝕値を3(→ 3)増加 (106 → 109)
GM:『顔無しランナー』は、走ることを止めた。
GM:彼らのその後は、また追って処分が下ることだろう。
GM:深夜の小さな町は、再び静けさを取り戻した……。
バックトラック
GM:今回はEロイスはないよ!
光好 蓮太郎:残ロイス
光好 蓮太郎:残ロイス4,等倍で振ります
光好 蓮太郎:112-4d10
DoubleCross : (112-4D10) → 112-23[3,6,6,8] → 89
GM:ナイス帰還
光好 蓮太郎:5点帰還!
鷺森七夏:残り5個!等倍で振ります
鷺森七夏:110-5d10
DoubleCross : (110-5D10) → 110-24[6,4,6,2,6] → 86
丙亜依:残5!等倍!
鷺森七夏:ただいま
GM:素晴らしい帰還
丙亜依:109-5d10
DoubleCross : (109-5D10) → 109-30[5,8,8,8,1] → 79
GM:スペシャル帰還
丙亜依:やったースペシャルだあああ
GM:お疲れ様です! おかえり!
GM:では経験点をさっくりと
GM:Eロイス・Dロイスはなし
GM:いつもの5点+シナリオ3点、計8点+侵蝕分
鷺森七夏:13点!
光好 蓮太郎:13点いただきます!
丙亜依:13店ゴチです
GM:GMも自動的に13点と明らかになるわけですね
GM:計算が楽でよかった
鷺森七夏:14点じゃないっけ
GM:あっ
GM:+1だっけ じゃあそれいただきます
鷺森七夏:切り捨てて+1したような うろおぼえだけど
光好 蓮太郎:忘れがちな+1点
GM:みなさんもめしあがれ
鷺森七夏:もぐもぐ!
丙亜依:ムシャアーッ
光好 蓮太郎:うめぇ…うめぇ…
エンディング1 光好 蓮太郎・丙 亜依
GM:あなたたちの活躍で、無事深夜徘徊する顔無しランナーは確保された。
GM:そして支部への帰還後しばらくして、あなたたちは再びブティック『アトリエ・アトリ』に集まっていた。
GM:装備部兼店主の花鶏純から、礼を言いたいと言ってきたのだ。
【雨宿町・ブティック『アトリエ・アトリ』】あるいは【UGN雨宿支部・装備部】
花鶏 純:「やー! お疲れ様! 解決ありがとー!」
花鶏 純:「ほんと助かったわ。いや、責任問題はそうなんだけどさあ」
GM:ほっとした様子の顔で、店主は出迎えてくれた。
花鶏 純:「あたしが倉庫開けて中にいる間に、まさか装備の方が勝手に逃げるとは思わないじゃん……」
光好 蓮太郎:「まぁ…それはそうっすね」
丙亜依:「はっはっは、初歩的な事だよワトソン君」
丙亜依:「ホームズの台詞、これしか知らねえわ……バリエーション出ねえわ」
花鶏 純:「気付かなかったのは不覚よ。そりゃね」
花鶏 純:「あ、あたしもそれしか知らないや」
光好 蓮太郎:「なのに探偵キャラで行こうとしてたのかよ」
丙亜依:「じゃあ光好さんは知ってるの!?」
光好 蓮太郎:「………」
丙亜依:「ほらぁー。もしかしたらホームズはこのセリフしか言ってなかった可能性すらあるじゃん」
光好 蓮太郎:「居るか?そんなNPCみたいな探偵」
花鶏 純:「推理してほしい」
光好 蓮太郎:「その場合一番凄いのはコナン・ドイルだが…」
花鶏 純:「まあでも、今回は実地調査も大変だったみたいじゃない」
花鶏 純:「探偵だって足で探すこともあるでしょ」
光好 蓮太郎:「リストも監視映像も頼りになりましたけど、今回のメインは確かに足でしたね」
丙亜依:「七夏ちゃんも光好さんも頼りになったー! チームの勝利ってやつね!」
花鶏 純:「めっちゃ歩き回ってもらったって聞いてさー。いやお疲れ様」
光好 蓮太郎:「うちのホームズもな」
丙亜依:「いえーい」
花鶏 純:「ふふふ」微笑ましげに見ている。
光好 蓮太郎:(……戦闘時のあの感じは何だったんだろうな、こいつ……)
花鶏 純:「あ、そんでこれ。こっちから心ばかりのお礼にね」
光好 蓮太郎:「?」
花鶏 純:数枚のスタンプカードを差し出す。スタンプは全て押されている。
花鶏 純:「『アトリエ・アトリ』のスタンプカード。これで三千円分くらいキャッシュバック」
花鶏 純:「なんかあったら使ってー」
花鶏 純:店内に飾られているのは、全て女物の衣類だ。
丙亜依:「おおおおおお」
光好 蓮太郎:「あ、どうも……嬉しいんすけど、これ……」
光好 蓮太郎:「俺には使い道無さそうというか…」
花鶏 純:「なんか融通利きそうなやつを買っといて、良さそうな子がいたらあげれば?」
花鶏 純:対応がざっくりしている。
光好 蓮太郎:「先の見えなさ過ぎる先行投資…!」
丙亜依:「そうだよぉ! 使い道が無いんじゃない、道は自分で作るの!」
花鶏 純:「自分で着てもいいのよ! 最近ユニセックス来てるからね!」
光好 蓮太郎:「カッコいい事言えるじゃねーかよシャーロック・ホームズ…!」
光好 蓮太郎:「…サイズ、あります?俺そこそこデカいんですけど」
花鶏 純:「あるあるある、いけるいける、こっちの方大きめサイズね」
花鶏 純:「普段あんまり見てもらえないから嬉しいわー」
花鶏 純:勝手に喜んでいる。
光好 蓮太郎:(…まぁ…喜んでもらえるならいいか)
光好 蓮太郎:「……それで」
光好 蓮太郎:「連中、その後どうなりました?」
花鶏 純:「あ、はいはい。アーマーくんとメットくんね」勝手にそう呼んでいるようだ。
丙亜依:光好さんにファンシーな柄のワンピースとかをあてがおうとしていた手を止める。
光好 蓮太郎:そんな丙をじとーっとした目で見て
光好 蓮太郎:「あ、そんな名前になったんすね」
花鶏 純:「まずは支部の方で一旦預かったけど、やっぱりRBだから。責任者に見てもらおうって話になったの」
丙亜依:「責任者!」
花鶏 純:「お山の古代種さんね。主とかなんとか言われてる人」
光好 蓮太郎:「へー……」
花鶏 純:「人の姿になったりできるようなら、またこっちに来るかもしれない、ってね。わりとよくある処分」
丙亜依:「大丈夫かな? うまくやれるかな?」
花鶏 純:「要は情状酌量の余地ありってこと」
花鶏 純:「わかんないねー。そこは彼ら次第……だけど」
光好 蓮太郎:「……こっちから出向くのはNGです?」
花鶏 純:「それはできると思うよ。支部長に言ってみたら?」
花鶏 純:「主のアテナシ様、結構気分屋だから苦労するかもだけど」
花鶏 純:そして、ふふ、と笑いが堪えきれないような顔になって。
光好 蓮太郎:「分かりました。後でかけあってみます」
花鶏 純:「ねえねえ、これ見て見て」
丙亜依:「おお、光好さんナイスゥアイディア! 遊び行きたーい!」
丙亜依:「ん? 何ですか何ですか」
花鶏 純:携帯端末の画面を見せる。支部長からのメッセージのようだ。
光好 蓮太郎:「様子を見に行くだけだ。向こうもまだデリケートな時期かもしれねーし‥…ん?」
花鶏 純:「八千代がね、二人の代筆っていうのかな……代わりに入力っていうのかな……したみたいで」
GM:画面には『ごめんね(><)』という文字。
光好 蓮太郎:「……代筆?」
丙亜依:「えーっ カワイイーーー!」
花鶏 純:「ほら、スマホの画面は動かせないから」
花鶏 純:「こう、指で差したところを追うようにポチポチと」
花鶏 純:「文字はわかるみたい」
光好 蓮太郎:「ああ、それもそうか。肉体が無いもんな」
花鶏 純:「……なんかこれ見たらさ。なんとなく大丈夫かなって感じはしたね」
光好 蓮太郎:「………」少しだけ目尻を下げて
丙亜依:「ですねぇ、ですねぇ! あー、これやっぱり早く遊びに行きたい!」
丙亜依:「かぶったり着たりして一緒に遊ぶ!」
光好 蓮太郎:「落ち着け、向こうの合意が取れてからだ」
丙亜依:「それはそう」
花鶏 純:「仲良くしてあげて。せっかくうちから生まれた子たちだもんね」
花鶏 純:「……始末書も生んだが……」
丙亜依:「あっ……」
花鶏 純:「いや盗難に比べりゃだいぶマシよ。ほんとにね。よくやってくれたよ」
光好 蓮太郎:「……ま、まぁ支部長殿は警備に対して怒ってた訳じゃないっつーか…」
花鶏 純:「ほんとー? 怒った八千代怖いのよ……」
光好 蓮太郎:「……それは十分分かりました」
花鶏 純:「でしょ……まあ、とにかく」
光好 蓮太郎:「丙的にはそういうのもアリらしいですけど」
丙亜依:「そう、大事なのは”それはそれで美味しい”の精神ですよ」
花鶏 純:「今回はありがとうございました。装備部もご贔屓にね」
花鶏 純:言いながら、きちんと頭を下げる。
花鶏 純:「それはもったいない精神ではなくて?」
丙亜依:「まあ確かに、支部長からの気持ちを捨ててしまうなんてもったいないという……いえいえ、どういたしましてぇ!」
丙亜依:こちらも頭を下げ返す。
光好 蓮太郎:こちらも頭を下げて「やるべき事をやっただけですし、これからもやっていくだけです。これからもよろしくお願いします」
花鶏 純:「頼もしいー。派遣なのが惜しいなあ」
花鶏 純:「まあでも、変な町だけど、悪くないとこだから。また来てね」
丙亜依:「そういえばそうだった。光好さんここに住んだらいいのに」
光好 蓮太郎:「来ますよ。アーマーとメットにあんな事言っちまった以上、もう知らんふりするのも性に合わないので」
花鶏 純:「お、うれしい。スタンプカードも活用できるね」
光好 蓮太郎:「………ふむ…」丙の言葉に少し考えるように
光好 蓮太郎:「……ま、考えとくか。」
丙亜依:「お! 言質言質! 吐いた言葉は飲めませんよお!」
光好 蓮太郎:「じゃあ、俺が着れそうな服も仕入れといて下さいね」花鶏に冗談めかして呟いて
花鶏 純:「オッケイ!」
光好 蓮太郎:「こういう時だけちゃっかりしやがってこの名探偵は…」
光好 蓮太郎:「ほら、そのワンピース戻してこい。俺の服は俺が選ぶんだ」
丙亜依:「えー! これいいですよ! こっちの帽子を合わせて……」
丙亜依:「あははははははははは」
光好 蓮太郎:「その反応が全部物語ってんだよ!!」
花鶏 純:「いやいや、柄オン柄はちょっとうるさくなるから」
花鶏 純:論点が違う。
花鶏 純:「こっちのこう……黒とかならいけるかな……」ごそごそと探し始めている。
光好 蓮太郎:「あ、俺まさか今リカちゃん人形か?」
光好 蓮太郎:「リカちゃん人形ならこっちでいいだろ!」
花鶏 純:「ふふふ、装備部にお任せあれ」
光好 蓮太郎:展示されてるマネキンを指さしながら、焦った顔で叫ぶ
光好 蓮太郎:「くっそー!もう来ねーぞこんな店!!」
エンディング2 鷺森七夏
GM:あなたもまた、任務を終え、日常へと戻っていく。
GM:『顔無しランナー』の噂は、当人が姿を消したため、すぐに収束を見せていった。
【雨宿町・市立篠月高校校舎前・夕方】
GM:まだ明るい放課後の時間帯。運動場では部活が盛んだ。
GM:校舎を出て少ししたところで、聞き覚えのある声がした。
平野 数多:「あ、鷺森。お疲れー」
GM:平野数多は、あの晩UGNに保護され、そのまま軽度の記憶処理を受けている。
鷺森七夏:「あ……平野くん。お疲れだよ~」
平野 数多:「今日も寝れた?」
鷺森七夏:抱えていた任務も片付いて、久々に気楽にまっすぐ帰宅できるかなというところ。足を止める。
鷺森七夏:「ふふ、ばっちりだよー」
GM:少なくとも、あなたの能力や活動については記憶にないはずだ。
鷺森七夏:「例の変質者も捕まったしね」
平野 数多:「あ、そうそう! 噂の!」
平野 数多:「あの後すぐだからびっくりしたよ。やっぱり妖怪とかじゃねーじゃんな」
鷺森七夏:「普通に不審者なんだってね。まあ、世の中そんなもんだよねぇ」
平野 数多:「はは。俺なんか妙にびびってたみたいでさ」
平野 数多:「なんか夢とか見ちゃった」
鷺森七夏:「え、夢の中で見たの?顔無しランナー」
平野 数多:「そうそう」
平野 数多:「すげースピードでシャーッて滑ってくるから」
平野 数多:「ローラーブレードかよ! ズルじゃん!って思った」
鷺森七夏:「えへへ、残念だったねぇ。すごく脚の早い人じゃなくて」
平野 数多:「俺は自力で走ってんだぞ!って追っかけながらさー」
平野 数多:「そうだよ。期待してたのに……あ、でも」
鷺森七夏:「あ、それでも競争したんだ」
鷺森七夏:「……でも?」小首をかしげる。
平野 数多:「それよりもっと速い奴がいたんだよな」
平野 数多:「一瞬だったからよくわからんかったけど、シュッて動いてランナー追っ払ったの」
平野 数多:「凄かったなあ。夢だけどさ」
鷺森七夏:「……へええ」
平野 数多:「スプリンターって感じだったかな。俺もうちょっと距離があった方が得意だけど」
平野 数多:「あんな風に走れりゃいいなあって思ったよ」
鷺森七夏:「顔とかは見えなかったの?」
GM:この町は元より奇妙な事件が多い。よって、記憶処理は負担軽減のため、比較的軽めに処置される。
鷺森七夏:記憶処理がちゃんと機能してるか確かめるために一応、訊ねてみる。
GM:結果、夢というような形で辻褄を合わせる、そういうケースが多いようだ。
平野 数多:「やー、全然。覚えてないな。男なのか女なのかも……」
鷺森七夏:「ふーん……」
GM:だが、なんとなくわかるかもしれない。
GM:これは、あなたのことだと。
平野 数多:「ローラーブレードに勝てないのはしょうがないけどさ」
平野 数多:「目指すことくらいはできると思うんだよな」
平野 数多:軽く屈伸運動を始める。
鷺森七夏:「え、競うの?」
鷺森七夏:「夢で見ただけの人と」
平野 数多:「あったりまえだろ。陸上部だぞ」
鷺森七夏:「わあ、男の子……」
平野 数多:「走ってたらなんでもライバル!」
鷺森七夏:「じゃあ、鍛えとかないとだね。次に夢でその人に会える時までに」
鷺森七夏:冗談っぽく笑って言う。
平野 数多:「そうだな」
平野 数多:「それに、勝てなくても、過程で自己ベストが出せるかもしれんし」
平野 数多:「よーし、今日も頑張らねーと」
鷺森七夏:(……こういう人なんだなあ)
鷺森七夏:ふと……自分を助けようとして、得体の知れない怪人の元へと飛び出した。彼の姿を思い出す。
鷺森七夏:平野くんは……私みたいに、自分の中に特別な力がなくたって。
鷺森七夏:戦うべきだと思ったら、どんな相手にでも立ち向かっていけるんだろう。
鷺森七夏:「……いいなあ、そういうの」
鷺森七夏:聞こえるかどうかくらいの、小さな声で呟く。
平野 数多:「なんか言った?」
鷺森七夏:「ん。なんでもないよー」ふにゃりと笑ってかぶりを振る。
平野 数多:「そっか?」少し不思議そうにする。
平野 数多:「なんだっけ……えーと」
平野 数多:「ああ、寝てたんならあれだろ。ノート見る?」
平野 数多:あの夜、そんな話をしたことも、覚えているはずはないのだが。
鷺森七夏:「えっ……や、大丈夫だよ?」
平野 数多:「そっか。なんか貸した方がいいような気がしたんだよな……」
平野 数多:「これも夢か? もしかして」首を捻っている。
鷺森七夏:「私、これでも授業はちゃんと聞いてるからねえ。寝てるように見える時も、あるかもだけど……」
平野 数多:「おお、すげー」
鷺森七夏:「あ……でも、あれかな。ほら」
鷺森七夏:「私、ちょいちょいボランティアで公欠したりするから……もしかしたらこの先、お願いしちゃうかも?」
平野 数多:「お」嬉しそうにする。
平野 数多:「よーし、任せな。社会科系はまとめんの得意だし」
平野 数多:「数学は他の奴に頼め」
平野 数多:「あれはわからん。悪魔の教科だと思う」
鷺森七夏:「ふふっ……大丈夫?教えてあげよっか」
平野 数多:「助かる……って逆じゃん」
平野 数多:「まあいっか……」
鷺森七夏:「逆も何も」
鷺森七夏:「別に私達、貸し借りとかないんだし」
平野 数多:「ん、そっか」
鷺森七夏:「そうそう。適度に助け合いでやっていこ」
平野 数多:そうだよな……とぶつぶつ言っている。が、いずれ収まる症状だろう。
平野 数多:「おう。よろしくな」
鷺森七夏:「オッケー……っと、引き留め過ぎちゃったかな」
鷺森七夏:「早く戻らないと、また冷やかされちゃうかもよ?」
平野 数多:「こっちが声かけたんだし……まあ、そろそろ戻るわ」
平野 数多:「俺は真面目に走んだよ。ローラーにも負けねー!」
鷺森七夏:「ふふ。頑張ってね~」
鷺森七夏:ひらひらと手を振って見送る。
平野 数多:「じゃ!」と軽く構えて、そのまま走り出す。
平野 数多:ローラーブーツには勝てない。オーヴァードの速度にも及ぶべくもない。
平野 数多:それでも、彼自身のスピードで。
鷺森七夏:見送って、そのまま……なんとなく、走り出すその姿を目で追っていたけれど。
鷺森七夏:やがてすぐ校門の方へと向き直り、歩き出す。
鷺森七夏:……ふと思い立って、軽くジョギングでもするように走り始める。
鷺森七夏:特別な能力は使っていない。体育の時間にやっているのと同じように、この年頃の少女相応の速度で。
鷺森七夏:頬を撫でる風が、いつになく気持ちいい。
鷺森七夏:今日はよく眠れそうだな、と思った。
リプレイ・ドロップ 雨宿町疾走〜通り雨御用心〜 了